JPH05509193A - 自動遮断器用永久磁石解除ソレノイド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 自動遮断器用永久磁石解除ソレノイド 技術分野 本発明は、永久磁石と電気的巻線がそれぞれ磁界を誘起する磁気回路を有する、 自動遮断器用永久磁石解除ソレノイドに関する。

特に、本発明は、磁気回路が、方形の環状国体を含む静止部を備え、国体はパー ティションによりシータのように分割されて、一方に永久磁石を、他方に電気的 巻線を、パーティション自身と国体との間に包含し、また、巻線内で軸方法に滑 動自在であり国体内の開口を通してガイドされる小さいプランジャを含む可動部 を備え、プランジャは巻線により誘起される磁界に依存して引っ込み位１と延長 値Ｉとの間で移動可能である形式のソレノイドに関する。

背景技術 引っ込み位置では、プランジャは（プランジャが滑動可能の間はプランジャの回 りのギヤノブを最小化するような寸法の開口を通して）国体とパーティションと の両方に磁気的に結合している。この磁気的結合は通常は、パーティションと一 体に形成されプランジャと同一の断面を有する円筒状の耳（ラグ）により、プラ ンジャがそのラグを圧迫するように配置されるようにして達成される。プランジ ャとラグの間のこのヘアリング領域は磁界の連続性に隙間を形成し、したがって 、磁界に擾乱を生じる。したがって、実質的に直線の磁束線がこの不連続に直交 し、歪みに影響しない巻線の中央部にこの不連続が配置されるように注意が払わ れる。

しかし、この方法では、比較的大きいサイズのブランク（無垢材）から開始して これをラグができるまで加工する必要があるので、パーティションの製造は極め て高価につく。

更に、組立段階で、全てのパーツを別々に開放側の一方から国体内に嵌め込むこ とは不可能であり、少なくともパーティションと窓は予め組立ておき、次いで組 み立てられたパーツが国体内に嵌め込まれ、極端な場合には、多くのパーツは開 放状態で国体とともに嵌め込まれ、国体は操作の終わりに再び閉じられる必要が ある。これは、組立価格にかなり影響する。

発明の開示 本発明の目的は上記の形式のソレノイドであって、上述した問題を解決すること ができるものを提供することにある。

この目的は、本発明により、パーティションが平板を具備し、プランジャがその 引っ込み位置において直接平板を圧迫するようにされることを特徴とする上記の ソレノイドにより達成される。

パーティシランからラグを完全に除去したことにより、また、プランジャがパー ティションを直接圧迫するようにしたことにより、磁界に導入された歪みはもは やソレノイドの適切な動作を妨げるものではなくなった。

一方、パーティションは単なる板であり最小の価格である。更に、窓にラグを嵌 め合わせる必要がないので、装置全体は閉じた国体とともに組み立てることが出 来、全てのコンポーネントを順次別々に嵌め合わせることが出来、組立時間およ び価格を少なくすることが出来る。

第２の態様において、本発明は上記装置の製造方法に間し、次のステップを具備 することを特徴とする。

強磁性材料の平方断面のストックから管長を切断し、該管長に開口を形成し、 管長に縦方向に、開口に隣接する位置に、電気的巻線を挿入し、管長に縦方向に 、巻線に接触するように強磁性体の平板を挿入し、管長に縦方向に、板について 巻線と反対側に接触するように永久磁石を挿入し、そして 開口を通して且つ巻線の内部に強磁性体のプランジャを挿入する。

本発明により可能になったこの方法は、単純で低価格である、という点で特別の 価値がある。

本発明のさらなる特徴および利益は、添付図面を参照する以下の本発明の好まし い実施例の詳細な説明から一層明瞭になる。

図面の簡単な説明 第１図および第２図は２つの異なる動作位置における本発明によるソレノイドを 示す斜視図である。

発明を実施するための最良の形態 図において、１で示されるのは自動遮断器用の永久磁石解放ソレノイドである。

ソレノイド１は、強磁性材料の方形環状の国体を備えている。この国体はやはり 電磁気学的材料からなる平板でできたパーティション３によりシータのようにに 分割されている。国体２およびパーティション３は磁気回路の固定部分を形成し ている。

パーティション３は、永久磁石６と電気巻線７をそれぞれ収容する国体２内の２ つの凹部４および５を規定している。、磁石６および巻線７は実質的にそれぞれ の凹部４および５を満たして、パーティション３および国体２の両方に接触して いる。

巻線７は円筒状中心キャビティ８の回りに巻回された電気的ケーブルを備えてお り、この電気的ケーブルは、パーティション３から離れた国体２の壁１１に形成 された穴９および１０を通って国体２の外に導かれる。

この同し壁１１を通して、巻線７のキャビティ８に対応する位置に、キャビティ ８と実質的に同一の寸法の開口１２が形成されている。

円筒状プランジャ１３が開口１２を介してキャビティ８に挿入され、このプラン ジャ１３は二巻１４７から、更に重要には開口１２からプランジャ１３を分離す るギャップを最小にするような、且つ、相対的に滑動可能なような、寸法になっ ている。プランジャ１３は強磁性体の材料で作られており上記磁気回路の移動部 を形成している。

プランジャ１３は国体２の外部に突出し、その突出端部にはプランジャと一体に なったワッシャー１４が設けられている。コイル状のスプリング１５がワッシャ ー１４と国体２との間のプランジャ１３の上に嵌められている。反対側の端部の 、ソレノイド１の内部で、プランジャ１３は、パーティション３に対して最良の 磁気的に結合となるように正確に研磨されている。

プランジャ１３は、パーティション３を直接圧迫する引っ込み位置（第１図に図 示）と、国体２から外側にシフトされる延長位置（第２図）との間で移動可能で ある。

動作において、プランジャ］３は通常は、永久磁石６により誘起される磁界によ りもたらされる力によって、スプリング１５のバイアスに対抗して引っ込み位１ に保持される。

巻線７を流れるｔｆＬが設定値を下回ると、巻線７により誘起される磁界が磁石 ６により誘起される磁界を打ち消し、それによりプランジャ１３はスプリング１ ５の作用によりその延長位置に押し込まれる、プランジャ１３のこの運動は解放 装置のような何らかの外部装置（図示せず）を動作させるために利用できる。

尚、プランジャ１３は、一旦その延長位置に移動すると、プランジャ１３とパー ティシラン３との間に確立された重要なギャンブのために、永久磁石６の作用の みではその引っ込み位１に戻ることはなく、したがって、外部の機械的な作用が 必要となる。

このソレノイド１は、国体２の方形断面の管状ストックを切断し、次いで側面か ら全ての要素（巻線７、パーティション３、磁石６）を挿入することにより、独 特の直接的且つ経済的方法で製造可能である。開口１２が最初に形成され、これ を通してプランジャ１３が最終的に差し込まれることが理解される。

産業上の利用可能性 かくして、本発明により、パーティション３および国体２の簡単で必然的に廉価 な構成と、ソレノイド要素を国体に側面から順次挿入することによる組立の容易 さにより、大きな経済的利益がもたらされることが理解される。

補正書の翻訳文提出書 （特許法第１８４条の８） 平成５年２月　１日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．自動遮断器用永久磁石解除ソレノイドであって、永久磁石（６）と電気巻線 （７）がそれぞれ磁界を誘起する磁気回路（２，３，１３）を有し、磁気回路（ ２，３，１３）は、方形の環状匡体（２）を含む静止部を備え、匡体（２）はパ ーティション（３）によりシータのように分割され、一方に永久磁石（６）を、 他方に電気的巻線（７）を、パーティション（３）それ自身と匡体（２）との間 に包含し、磁気回路（２，３，１３）は、巻線（７）内で軸方向に滑動可能であ り匡体（２）内の開口（１２）を通してガイドされる小さいプランジャ（１３） を含む可動部を備え、プランジャ（１３）は巻線（７）により誘起される磁界に 依存して引っ込み位置と延長位置との間で移動可能であるものにおいて、パーテ ィション（３）は平板を具備し、プランジャ（１３）はパーティション（３）上 を直接圧迫する引っ込み位置に持って来られることを特徴とする自動遮断器用永 久磁石解除ソレノイド。 ２．プランジャ（１３）に作用してプランジャ（１３）を延長位置にて好ましく 保持するスプリング手段（１５）を具備することを特徴とする請求の範囲第１項 記載のソレノイド。 ３．先行るす請求の範囲の何れかに記載のソレノイド（１）を製造する方法であ って、 強磁性材料の方形断面のストック（２）から管長を切断し、該管長に開口（１２ ）を形成し、 管長（２）に縦方向に、開口（１２）に隣接する位置に、電気的巻線（７）を挿 入し、 管長（２）に縦方向に、巻線（７）に接触するように強磁性体の平板（３）を挿 入し、 管長（２）に縦方向に、板（３）について巻線（７）と反対側に接触するように 永久磁石（６）を挿入し、そして開口（１２）を通して且つ巻線（７）の内部に 強磁性体のプランジャ（１３）を挿入する、というステップを具備する方法。