JPH05509095A - カルミン酸および主要中間体の合成 - Google Patents

カルミン酸および主要中間体の合成

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JPH05509095A JP3512810A JP51281091A JPH05509095A JP H05509095 A JPH05509095 A JP H05509095A JP 3512810 A JP3512810 A JP 3512810A JP 51281091 A JP51281091 A JP 51281091A JP H05509095 A JPH05509095 A JP H05509095A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 カルミン酸および主要中間体の合成 本発明はカルミン酸(7−β−叶グルコビラノンルー1−メチル−3,5,6, 8−テトラヒドロキノアントラ−9,IO−キノン−2−カルボン酸)および主 要中間体、アルキル6−デオキシケルメセート類(アルキル3,5.8− トリ ヒドロキン−1−メチル−9,10−アントラキノン−2−カルボキシレート類 )および6−ジオキシカルミン酸の合成に関する。
ヒドロキシアントラキノン構造はカルミノマイシンの如き多くの抗生物質や天然 色素:カルミン酸。
すなわち、ケルメス酸の7−β−(D)グルコシル誘導体に共通のものである。
メスからi尋られる。
本発明はケルメス酸およびカルミン酸の合成のための中間体を提供するものであ る。
本発明は一観点では、2−ハロゲノナフタザリン(2−ハロゲノ−5,8−ジヒ ドロキ/ナフトキノン)とビス−トリメチルンリルーンエン(ビス−7MS−ツ エン)との反応によるアルキルデオキシケルメセートの合成を含む、 2−ハロ ゲノナフタザリンジメチルエーテルあるいはジアセテートを用いてもよい。
2−ハロゲノナフタザリンは2−クロロナフタザリンでよい。
本発明は、他の観点ではフリーデルクラフッ反応によるメチル化コチニール酸無 水物と1.4−ンメトキシベンゼンとの反応生成物のジメチル化によって得られ る6−デオキ/ケルメス酸(3,5,8−トリヒドロキン−1−メチル−9,l O−アントラキノン−2−カルボン酸)の合成を含む。
このフリーデルクラフッ反応はBE3エーテレート、または塩化アルミニウム・ 塩化ナトリウムによって触媒的に進行させ得る。
このアルキルメチル化コチニール酸無水物は最初にビス−7MS−ジエンとハロ ゲン化無水マレイン酸(クロロ−またはブロモ−)とのディールス−アルダ−付 加反応を行い1次にその水酸基のメチル化を行うことにより得られる。ビス−7 MS−ジエン類のメチル、エチル、ベンジル化物を用いてもよい1反応はトルエ ン溶液の還流下に行われる。
このビス−7MS−ジエン(アルキルl−メチル−1,3−ビス(トリメチルシ リル)−1,3−ブタンエン−2−カルボキシレート)は乾燥溶剤中トリメチル アミンの共存下にアルキルジアセチルアセテート類と塩化トリメチルシリルとの 反応によって作られる。しかし、0.Nビス−トリメチルノリルアセトアミドや ヘキサメチフリーデルクラフッ反応はクロロナフタザリンから 2−クロロナフ タザリンまたは塩素をナフタザリンに付加してアダクト、2,3−ジクロロナフ タザリンを生成するときに用いられ、ついでこれは脱塩酸される。
フリーデルークラフツアンル化反応は2−クロロ無水マレイン酸とハイドロキノ ンとの、または2−クロロハイドロキノンと無水マレイン酸および塩化アルミニ ウム/食塩溶融物との反応などで有効である。
ナフタザリンの2.3−ジクロロアダクトはそれがトルエン反溶媒中の加熱によ り塩酸を放出するので2−クロロナフタザリンの代わりに用いられる。また2− クロロナフタザリンのジメチルエーテルまたはジアセテートはディールス−アル ダ−反応で有効に用いられる。
これら誘導体は種々の方法によって、メチル化またはアセチル化反応によって合 成される。
一方、2−クロロナフタザリンジメチルエーテルは1,1.4− トリメトキノ ブタ1゜3−ジエンと2.6−シクロロベンゾー1.4−キノンとのディールス −アルダ−反応によって合成される。
ナフタザリンそのものは反応に用いることも出来るがその反応はかなり遅く。
精製は多くの分離不能の不純物のため複雑である。
本発明はその他の観点ではKtCOsOおよびメチル化剤を含むアセトン中アル キル6−ゾオキシケルメセートのメチル化によるアルキル6−ゾオキシケルメセ ートトリメチルエーテルの合成を含む。
当生成物からKraus and Onman、 5ynth、 Commun 、 1986,16.1037に記された如くアルキル3.5.8.9.107 ベンタメトキンーl−メチルアントラセン−2−カルボキシレートが還元的過メ チル化反応(NatSOt/Na0)I/MezSO*/T)IP)により合成 されるさらにまた本発明は上記ペンタメトキノ化合物のグルコース誘導体による C−グルコース化反応をも含む。
該グルコース誘導体のベースは2.3.4.6.−テトラ−0−ベンジル−D− グルコピラノーセである。
該グルコース誘導体ははじめ そのままl)リフロロアセテートに転化させ。
次いでC−グルコース化反応がBF3 Ei、0を触媒として用いて行われ、ア ルキル7−(2,3,4,6−テトラ−0−ヘンシルーD−グルコピラノ/ル) −3,5,8,9,l叶ベンタメトキ/−1−メチルアントラセン−2−カルボ キンレートを1昇る。
さらにまた本発明は上記C−グルコース誘導体から下記の手法によるデオキシカ ルミン酸の製造を含む。
(1)0℃でのノヨーンズ試藁の利用、またはピリンニウムクロロクロメートに よるアントラキノン発色団の再生 (2) 脱ベンノル化反応(Ht/’Pd−C/MeOH−HCI )(3)  メチルおよびエーテルエステルに対するけん化反応(2−5Nメタノール性Na OH,還流6時間)、ベンジル化合物に対してはベンジル基はそのグルコース基 のベンジル基とともに同時に水添分解されるのでこの反応は省かれる。
(4) アセチル化反応(Ac、0 、/ピリジン)(5) フェノール基の再 生(BBr+/ CHtClx /−40℃〜0℃)製造された化合物は精製す る事なく用いられ、アセチル化によりヘプタアセテ−!・とするところに特徴が ある。さらに酸性媒体中(0,5NメタノールHCI/還流)で加水分解されて デオキシカルミン酸となる。
本発明はDimrojh and Kamo+erer、 Chew5. Bp r、 1920.5313.471に記載された方法を適用して6−デオ午ノカ ルミン酸から上記(5)に記載したステップにより合成される化合物にいたるカ ルミン酸の合成法を含む、四酢酸鉛による酸化とTh1eleアセチル化により そのオクタアセテート化合物が得られ、そのアセテート基の加水分解(塩酸/エ タノール5/還流1時間)によってカルミン酸が合成された。
合成カルミン酸の物理化学的同定はスペクトルと元素分析を天然物サンプルのそ れらと直接比較することで行われ確認された。
本発明による合成を以下に図と反応を示しながら説明する。
第1図 反応Iから■に記載した化合物の構造(1)ないしく7)反応■ メチ ルノアセチルアセテートのビス−トリメチルノリルエーテルの合成 ナトリウムで乾燥したベンセン50m1に溶解したトリメチルアミン(36,8 g:0、359モル)とトリメチルクロロ7ラン(34,2g : 0.315 モル)の攪拌混合物中に乾燥ベンゼンに溶解したメチルジアセチルアセテ−)  (10,0g: 0.0632モル)を1時間かけて滴下する。
反応混合物を24時間攪拌したのちガスクロマトグラフィーモニタリングによっ てビストリメチルノリル化の完了を確認した。
溶液をNo、 l多孔板を備えた短いシリカゲルカラムを通して濾過した。その 濾物から過剰の試薬と溶媒を蒸発してオレンジ色の残渣を得た。減圧蒸留によっ て淡黄色液体の1留分(TO〜?]℃10.35mmHg) 18.04g 9 4%を得た。これはNMR分析によって、メチルl−メチル−1,3−ビス−ト リメチルシリル−ブタ−1,3−ツエン−2−カルボキンレート(第1図 化合 物(5))のEおよびZ異性体からなるエチルおよびベンノルエステルは同様に して合成された。
FeEZll:2−クロロナフタザリン2−クロロ−5,8−ジヒドロキシ−1 ,4−ナフトキノンの合成 氷酢酸(15ml) 中に加えた市販のナフタザリン(1,00g)の分散液を マグネチソクスクーラーで攪拌しながら小過剰の塩素ガスを5時間接触させる。
この時。
ワインレッドのw!A濁物は鮮やかな黄赤色に変わる。この液体を氷(約100  gJ上に注ぐと氷が溶けたあとに分散液が得られる。これを濾過し乾燥後に黄 色の沈澱;ジクロロアダクトを得た。
このもの(1,36g)を乾燥アルコール(50a+I) 中で30分還流する と脱塩酸が起こる。
この濃緑色(ピリンアン)の溶液から2−クロロナフタザリン(第1図 化合物 (4))が再結晶してi尋られた。すなわち、この分散液を0℃に冷却し緑色の 金属光沢のある暗赤色の針状結晶(1,004g ; 85%LID、+182 ℃)として純品が得られた。
反応m ビス−7MS−ジエンと2−クロロナフタザリンとの反応によるメチル 3、5.8− トリヒドロキシ−1−メチル−9,IO−アントラキノン−2− カルボキンレートの合成 ナトリウムで乾燥したベンゼン20 ml中の2−クロロナフタザリン(1,0 0g;45ミリモル)の攪拌混合物中へトルエン(20at)に加えたメチルl −メチル−1,3−ビス−(トリメチルノリルンーブタ−1,3−ジエン−2− カルボキンレート(2,00g; 6.63 ミリモル)を2時間かけて滴下し 、混合物を更に6時間還流した1反応物を室温に冷却、水分を含むメタノール( 501nl)を加え1夜放置、溶媒を蒸発し、暗褐色の固体残渣をクロロフォル ム(50ml)中で30分還流、混合物を60℃まで冷却し橙褐色の固体を集め 乾燥した( 0.852 g)。
この読物をフラノツユクロマトグラフィー(溶出液 クロロフォルム)によりさ らに製品40.288 g)を得、全粗製品(1,13g、 78%)を得た。
これをニトロベンゼンから再結晶し橙赤色針状結晶9m、p、 263−264 ℃を得た。 NMR分析からこの生成物はメチル6−デオキシケルメセートであ った。エチル6−デオキシケルメセート(第1図 2d : R,・Et 化合 物)、(収率76%、230−231 ’C) 。
ベンジル6−デオキシケルメセート(第1図 2d ;R1=Bn化合物)、( 収率72に)も同様にして合成された。
ff1l’l メチルコチニール酸無水物、メチル3−メチル−5−ヒドロキシ フタル酸繁水物4−カボキ7レートの合成 市販の2−ブロモマレイン酸無水物(0,200g: 1.13 ミリモル)と ビスーT用−ジエンメチルエステル(0,512g ; 1.70ミリモル)の 乾燥トルエン(5ml)の攪拌混合物を24時間還流した8反応混合物を室温ま で冷却後、水分を含んだメタノールを加えてトリメチルノリルエーテルを加水分 解した。24時間後1反応物をノリ力ゲル(3,0g)に吸着させた。シリカゲ ルの添加はフラッジユンリカの塔の頂部に行い、クロロフォルムによる溶出によ り低部をとり、これを濃縮。
蒸発させて白色針状、 ffi、9.146℃のメチルコチニール酸無水物(0 ,123g、 4.6に)を得た。
エチル(m、p、 95−96℃)およびベンジル誘導体も同様にして得られる 。
このメチルエステルと1.4−デメトキシベンゼンとからのメチル化物の塩化ア ルミニウム/塩化ナトリウム溶融物による縮合によって6−デオキシケルメンン 酸が得られる。
上記の方法によって得られたアルキル6−ゾオキシケルメセートは多数の各種生 成物に転化可能である。チーレ反応を適用するとケルメス酸とイソケルメス酸の 等微温合物が得られる。
区兜y・メチル6−デオキシケルメセートトリメチルエーテル(メチル3,5゜ 8−トリメトキンl−メチルアントラキノン−2−カルボキンレート (化合物 ;第1図 2e; Rs ==Me )の合成乾燥アセトン(25ml)中、炭 酸カリウム(1,00g)、メチル3.5.8− トリヒドロオキツメチルアン トラキノン−2−カルボキンレート、(化合物2c ) (0,300g。
0.914 Eリモル)、ジメチル硫酸(0,5m1)の懸濁物を24時間還流 した。懸濁物を室温まで冷却しセライトの充填層を通して濾過し、固形物を塩化 メチレンで充分に洗い、読物を減圧で蒸発、含まれるジメチル硫酸を高真空で除 く、得られたくすんだ黄色の固体をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、溶 出液CHCl31にかけて、黄色の固体(0,288g、 82%) R10, 29(シリカゲル/溶出液C)ICh)として対応するトリメチルエーテルが得 られ、多量の酢酸エチルを用いて再結晶して微細な黄色針状結晶+11.p、  249−250℃を得た。
ベンノル6−デオキシケルメセートトリメチルエーテル(ベンジル3.5.8− 1−リフトキノ1−メチルアントラ−9,lO−キノン−2−カルボキンレート  (化合物、第り図 2e; Rs −Bn )の合成乾燥アセトン+ 1(1 0lll1j中、無水炭酸カリウム(3D、Og、 0.22モル)、ベンノル 3、 :i、 8− )リヒドロオキシー1−メチルアントラ−9,10−キノ ン−2−カルボキンレート。(化合物2c ) (8,00g、 0.02モル )ツメチル硫酸(15ml、 20.0 g、 0.13モル)の懸濁物を24 時間 湿気を遮断して還流した。溶剤を減圧で除き、冷水(200)を加え、0 .5時間後この懸濁物をジクロロメタンで徹底的に抽出した。抽出液を合わせて 乾燥tm水NatSOt l、濾過し、読物を減圧で蒸発、褐色の粘稠な油(8 ,12g、 92に)が得られ、乾燥エタノールを用いて再結晶して橙色針状結 晶m、p、 211−212℃を得た 反応■ メチル3.5.8.9.10−ペンタメトキン−1−メチルアントラセ ン−2−カルボキンレート(化合物 第1図(3); R$・1Ile)の合成 参考文献 G、A、 Kraus and T、I)、 Man、 5yIh、  Co#on、 1986.15 (9) 1037゜メチル3,5.8−)リ フトキン−l−メチルアントラキノン−2−カルボキンレート(0,271g、  0.732ミリモル)をテトラブチルアンモニウムブロマイド(0,030g +0、732 ミリモル)を含むTHF (2m1s)中に懸濁させ、窒素気流 下激しく攪拌しながら、水分を含んだナトリウムンチオナイト(0,9g)を  最小限の蒸留水に溶解させたもの)を加えた。 15分後、常温で水性の水酸化 カリウム(0,94g。
16.8Eリモルを最小限の水に溶解させたもの)を加えた。さらに10分後、 デメチル硫酸(1,50mis、 15.8ミリモル)を加え1反応系を激しく 攪拌し1夜(15時間)続けた。生成物を水とCH,C1,て振って単離した。
この油相を採り、乾燥。
(Na、sOt )、濾過し、a物を減圧で蒸発、ノリ力ゲルクロマトグラフイ ーで精製。
CHCl zでカラムか使えるうちに急速溶出し、直接光で留分を集めた。これ から黄色の粘稠な油(0,22g、 75%) Rt 0.45 (cK12  )が得られたが 結晶は得られなかった。
ベンジル3.5.8.9.10−ペンタメトキン−メタアントラセン−2−カル ボキンレート(化合物 第1図(31Rs =Bn )の合成。
ベンノル3,5.8−トリメトキノ−1−メチルアントラ−9,10キノン−2 −カルボキンレート(2,00g、 4.48モル)をテトラ ブチルアンモニ ウムブロマイド(0,168g+ )を含むTHF (Z m1sl中に微細に 分散させ、ナトリウムンチオナイト(5,50gを最小限の蒸留水に溶解させた もの)を加えた。系を攪拌し15分後。
常温で水性の水酸化カリウム(5,78gを最小限の水に、容解させたもの)を 加えた。
さらに攪拌をlO分続(九後0℃に冷却しデメチル硫酸(9,0m1s)を徐々 にを加えた1反応系を0℃に保ち、のち放置して室温に上げ、1夜攪拌を続けた 、ジクロロメタン(100ml )を加えその油相を採り、水(1回100 m l )で二度洗い。
乾燥(無水Na+5o4)、濾過し、読物を減圧で蒸発、褐色の粘稠な油(2, 01g+ 94%)が得られた。これをエーテル/ベトロールから再結晶し明る い緑−黄色に発光する固体LID、 +35−137℃を得た。
さらにペンタメトキノ中間体(化合物3)の保護基はメチル基のほかに他のOA cやO5iMea (化合物3a)を含む一般的な保護基(R)も用いられる反 応■ メチル3.5.8.9.10−ペンタメトキン−1−メチルアントラセン −2−カルボキンレートの1−トリフロロアセチル−2,3,4,6−チトラー O−ベンツルーD−グルコビラノースによる グルコース化(化合物 第1図( 6); R2=ve ) および 反応■ アントラキノン発色団 メチル7−β−D−2.3.4.6−テトラ− 0−ペンノルグルコビラノンルーl−メチル3,5.8− トリメトキンアント ラ−9゜lトキノン−2−カルボキシレートの再生(化合物 第1図7a)乾燥 塩化メチレン(4ml)中2.3.4.6−テトラ−0−ベンジルーD−グルコ ビラノース(0,100g、 0.185ミリモル)とメチル3.5.8.9. 10−ペンタメトキシ−1−メチル−アントラセン−2−カルボキンレート(0 ,220g、 0.55ミリモル)の溶液を室温で光を遮蔽し窒素気流下に攪拌 、無水トリフロロ酢酸(0,200ml、 0.297 g。
1.41ミリモル)を加えた。3時間後、三フッ化はう素エーテレート(0,0 50ml。
0.058 g、 0.407 ミリモル)を添加した。混合物を室温で2.5 時間攪拌し、10%塩酸水溶液(20ml)を加えたのち、混合物を塩化メチレ ンで1回抽出、その有機層を減圧で蒸発し組成物を得、これをアセトンに溶解、 0℃に冷却、 Jones試薬の微小滴を用いてt、 1. C,(シリカゲル /’cHc)Is)がペンタメトキシアントラセン誘導体の不存在を示すように なるまで注意して処理する。 iJ!られた混合物を蒸留水(50ml )に溶 解し、塩化メチレンで1回抽出、その有機層を採り、乾燥(無水Na1SOt  )、濾過し、読物を減圧で蒸発、組成物をノリ力ゲル上のt、 1. C,から エーテル/ヘキサン(73)を溶出液として2種の生成物メチル3,5.8−ト リメトキシ−1−メチルアントラキノン−2−カルボキンレート(0,122, 60%)および対応するキノンC−グルコキシドを黄色ノロノブとして40.0 36 g、 21%)、R,・0゜32(シリカゲルエーテル/′ヘキサン(7 3)を得た。
ベンノル3.5.8.9.10−ペンタメトキノ−1−メチルアントラセン−2 −カルボキンレートの1−トリフロロアセチル−2,3,4,6−チトラー橿ベ ンジルーD−グルコビラノースによるグルコース化(化合物 第1図(6);  Rs =Bn )およびアントラキノン発色団 ベンジル7−β−(2,3,4 ,6−テトラ−0−ベンツルーD−グルコピラノシルー3.5.8− トリメト キノ−1−メチルアントラ−9,lO−キノン−2−カルボキンレートの再生( 化合物第1図?g)2、3.4.6−テトラ−0−ベンツルーD−グルコビラノ ース(1,00g+ 1.85 ミリモル)を乾燥ジクロロエタン(IQ ml )中に分散、窒素気流下に攪拌し、これに新鮮な無水トリフロロ酢酸(1,ml  )を加えた。得られた溶液を室温で4時間攪拌した。溶媒を室温で減圧でとば したのち、透明粘稠なノロノブを得、これにベンノル3.5.8.9.10−ペ ンタメトキン−1−メチルアントラセン−2−カルボキンレートと乾燥ジクロロ メタンを加え、これを乾燥窒素下に放置する。この溶液を遮光下に攪拌、−40 ℃に冷却、−40℃に冷やした三フッ化はう素エーテレート(0,25m1)を 滴下、添加した。混合物を一40°Cに1時間 放置したのち、室温にもちきた し、1晩攪拌した。1.0M塩酸水溶液(7,5m1)を添加、混合物を水とジ クロロメタンとでわけた。有機層を乾燥(無水NatSO+)、濾過し、読物を 減圧で蒸発。
残渣を乾燥ジクロロメタンに溶解し、ピリジニウム りロロクロメート40.8 g)を加え、この分散液を15分間攪拌した。乾燥エーテル(200ml)を加 え攪拌をさらに15分おこなった0分散液を濾過し、読物を減圧で蒸発、これを をンリヵゲル上、エーテル/ベトロールを用いて傾斜、容出してフラソノニクロ マトグラフィーにより精製した。褐色の粘稠な不純ノロノブ(1,78g)が得 られ、 R,0,38(シリカゲル/エーテル ベトロール(50: 50)) 、これを直接脱ベンジル化した。
11iE座IX:6−デオキシカルミン酸の製造ベンジル保護基の水素添加分解 によるメチル7−β−D−グルコピラノシルー1−メチル−3,5,8−トリメ トキンアントラ−9,10−キノン−2−力ルポキル−トの製造(化合物 第1 図7b )室温で攪拌しているパーー〇−ベンジルグリコンド(0,020g、  0.022ミリモル)のテトラハイドロフラン(5ml) 溶液にlO%Pd /C(5mg)と濃塩酸の微小滴を加えた1反応器を標準吸引器で減圧にし、水 素ガスを導入して常圧にする。
この減圧/水素フラッシュの操作を4回繰り返し、a合物を24時間、室温で激 しく攪拌した。緑黄色の分散液をセライトの充填物をとおして濾過し、読物を減 圧で蒸発、残渣を無水エタノール(10ml )に溶解し、24時間空気に曝し 放置した。
このようにして還元されたキノン中心部は保存された。生成物は シリカゲル上 のt、1.c、にクロロフォム エタノール(2+1)を溶出液とし精製し黄色 の固体(5,Omg、 41%) 、R,0,45(ノリ力ゲル/クロロフォム :エタノール(2,1)を得た ベンノル保護基の水素添加分解による7−β−D−グルコピラノ/ルー3.5. 8− トリメトキン−1−メチルアントラ−9,10−キノン−2−カルボン酸 の製造(化合物 第1図7b、 R,=H)室温で攪拌しているバー一種ベンジ ルC−グリコノド(0,01モル)の溶媒10m1当たり濃塩酸の一滴を含むテ トラハイドロフラン溶液に10%Pd/C(0,1当量)を加えた1反応器を標 準吸引器で減圧にし、水素ガスを導入して常圧にする。
この減圧 水素フラノツユの操作を4回操り返し、a合物を室温で24時間激し く攪拌した。緑黄色の分数液をセライトの充填物をとおして濾過し、読物を減圧 で蒸発、残渣をテトラハイドロフランに溶解し、暗中で24時間空気に曝し放置 した。
このようにして還元されたキノン中心部は保存された。生成物はノリ力ゲルクロ マトグフィーでクロロフすム エタノールで傾斜1容出しI製した。このように してグリコキノル化とキノン系の再生によって得た粗製のヘンノル7−β−(2 ,3,4゜6 テトラ−0ベンツルーローグルコビラノンルー3.:i、8トリ メトキン−1−メチルアントラ−9,IO−キノン−2−カルボキンレート(1 ,78)4上記のように処理しついでフラッシュクロマドグフィーにより精製、 明るい黄色のガラス様物(0,627g。
65%+、R,0,64(シリカゲル クロロフすム エタノール(l 1)を 得た。これは直接アセチル化された。
この系統のメチルおよびメチル化合物には鹸化が必要であったが、ベンジル化合 物では上述のようにグルコース基土にあるベシノル基の水素添加分解時に同時に カルボン酸が得られた。この系列の次のステップ、アセチル化、脱メチル化。
製品の特性っけを以下に述へる。すなわち7反応X、XIおよびXIの生成物か ら6−デオキシカルミン酸へブタアセテートをつくるアセチル化である。
反応X7−β−D−グルコピラノツルー3.5.8− トリメトキン1−メチル −アントラ−9,lO−キノン−2−カルボン酸(化合物第1図7b:Rs=H )から化合物(第1図7d ) を得るアセチル化7−β−D−グルコビラノン ルー3.5.8− トリメトキシ1−メチル−アントラ−9,10−キノン−2 −カルボン酸(0,627g、 1.21ミリモル)の乾燥ジクロロメタン(6 0ml )申分散液を攪拌し、ピリジン(3,85ml、 48.3ミリモル) 、 無水酢酸(2,0ml、 0.021 ミリモル)およびジメチルアミノピ リジン(0,014g)を添加した。混合物を72時間攪拌し、0.1!J塩酸 水溶液(600ml)で洗い、乾燥(無水yiatsO+ )、 i1!過し、 減圧で蒸発、ノリ力ゲル上、クロロフォルム ベトロールを用い傾斜溶出したフ ラノツユクロマドグフィーにより以下の如き生成物を単離した。
7−β−(2,3,4,6−チトラーO−アセチル−叶グルコビラノンル)−3 ,5,8−トリメトキノ1−メチルアントラ−9,10−キノン−2−カルボン 酸(化合物7d l、0.34 g (4196)、 R+ 0.45 (ンリ カケル7′クロロフォルム メタノール(4: 1 )、部分的アセチル化物0 .195 g、不純物(0,236g)、 (30%) R,0,61(ノリ力 ゲル/クロロフォルム 酢酸エチル(1: 1 ))−(2,3,4,6−チト ラー0−アセチルーD−グルコピラノシル)−3,5,8−トリヒドロオキソl −メチルアントラ−9,10−キノン−2−カルボン酸(化合物7e )の生成 7−β−(2,3,4,6−テトラ−0−アセチルーD−グルコピラノシル)− 3,5,8−1−リフトキン1−メチルアントラ−9,10−キノン−2−カル ボン酸(250+ng、 0.36ミリモル)の乾燥ジクロロメタン溶液を一4 0℃で攪拌しながら、冷やしたO、1M三臭化はう素のジクロロメタン溶液を滴 下した。溶液の温度をゆっくりと0℃まで上げ、この温度に24時間維持した。
希塩酸水溶液(0,1M ) (30ml)をこの混合物に加えて10分間激し く攪拌した。この水溶液をジクロロメタンで充分に抽出した。抽出液を合わせて 乾燥(無水NatSOt )、濾過し、読物を減圧で蒸発、暗橙色のガラス様物 (0,157g、 67%) R,0,35(シリカゲル/クロロフォルム メ タノール(51))を得た。このもののアセチル化によりヘプタアセテート(化 合物(ld); R+ =H,Rt :Ac lが得られ、天然のカルミン酸か ら得たデオキシカルミン酸へブタアセテート(化合物(l d)、 R,=H, R1=、Ac )と同一であることが示された。
反応X11 カルミン酸オクタアセテート、(7−β−(2,3,4,6−テト ラ−0−アセチルーD−グルコピラノシル)−3,5,6,8−テトラヒドロオ キシ1−メチルアントラ−9,10−キノン−2−カルボン酸)(第1図、化合 物lc)の生成 7−β−(2,3,4,6−テトラ−0−アセチルーD−グルコピラノシル)− 3,5,8−トリヒドロオキシl−メチルアントラ−9,IO−キノン−2−カ ルボン酸(第1図、化合物7e) (54mg、 0.084 ミリモル)の無 水酢酸(3ml)溶液を攪拌し、四酢酸鉛(100ml)を加え1分散液を9時 間攪拌した。赤色溶液が緑橙色に変わった後5滴の濃硫酸を含む無水酢酸(li t)を加えた。白色の鉛塩がすぐ生成するが溶液は橙色に変わる。攪拌を一晩続 はジクロロメタンを加え、その溶液をセライトの充填物をとおして濾過し、読物 を5食塩水で洗った。有機層を乾燥(無水Na25O+ )、濾過し、減圧で蒸 発、 0.014 g)を添加した。混合物を72時間攪拌し。
0.1M塩酸水溶液(600ml)で洗い、乾燥(無水 NatSO4)、濾過 し、減圧で蒸発、橙色の残渣、57 mg (82%)を得、これを無水メタノ ールから結晶化させた。
カルミン酸の合成(化合物(第1図 1a)カルミン酸のオクタアセテートのア セテート基のエタノール塩酸による公知方法での加水分解でカルミン酸が得られ た。これは天然のカルミン酸と同一であった。
R3=Me、Et、Bn 要 約 書 2−ハロゲノナフタザリンとビスートリメチルンリル−ジエンとの反応を含むア ルキル6−デオキシケルメセート類、6−デオキシカルミン酸およびカルミン酸 の合成 補正音の写しく翻訳文)提出書(特許法184条の8)J0国際出願番号 PC T/GB9110 l l 702 発明の名称 カルミン酸および主要中間体 の合成3、特許出願人 住 所 イギリス国 チェシャー エステ−57ビービーストツクボート バン クフィールド ストリート(番地なし) 名 称 ヨーロピアン カラー ビーエルシー4、代理人 住 所 東京都港区芝3丁目4番11号1992年5月12日 6、添付書類の目録 txt補正書の写しく翻訳文) ・・・1通2−ハロゲノナフタザリンは2−ク ロロナフタザリンでよい。
フリーデルクラフッ反応は2−クロロナフタザリンの合成または塩素をナフタザ リンに付加してアダクト;2,3−′)クロロナフタザリンを生成するときに用 いられ、ついで脱塩酸化反応が行われる。
フリーデルークラフツアンル化反応は2−クロロ無水マレイン酸とハイドロキノ ンとの、または2−クロロハイドロキノンと無水マレイン酸および塩化アルミニ ウム/食塩溶融物との反応に有効である。
ナフタザリンの2.3−ジクロロアダクトはそれがトルエン反溶媒中の加熱によ り塩酸を放出するので2−クロロナフタザリンの代わりに用いられる。また2− クロロナフタザリンのジメチルエーテルまたはジアセテートはその反応に有利に 用いられる。これら誘導体は種々の方法によって、メチル化またはアセチル化反 応によって合成される。
一方、2−クロロナフタザリンジメチルエーテルは1,1.4− トリメトキシ ブタ−1゜3−ジエンと2,6−シクロロベンゾー1.4−キノンとのディール ス−アルダ−反応によって合成される。
ナフタザリンそのものは反応に用いることも出来るがその反応はかなり遅く。
精製は多くの分離不能の不純物のため複雑である。
本発明は、他の観点ではフリーデル−クラフッ反応によるメチル化コチニール酸 無水物と1.4−ノメトキシベンゼンとの反応生成物の脱メチル化によって得ら れるデオキシケルメス酸(3,5,8−トリヒドロキシ−1−メチル−9,1O −アントラキノン−2−カルボン酸)の合成方法を含む5このフリーデルクラフ ッ反応はBEsエーテレート、または塩化アルミニウム/塩化ナトリウムによっ て触媒的に進行する。
このメチル化コチニール酸無水物は最期にディールス−アルダ−反応による“ビ ス−7MS−ジエン”とハロゲン化無水マレイン酸(クロロ−またはブロモ−) とを行い1次にその5−水酸基のメチル化をおこなうことにより得られる。ビス −7MS−ツエン類のメチル、エチル、ベンジル化物が用いられる1反応はトル エン溶液の還流下に行われる。
このビス−7MS−ジエン(アルキルl−メチル−1,3−ビス(トリメチルシ リル1、3−ブタジェン−2−カルボキンレート)は乾燥溶剤中トリメチルアミ ンの共存下にアルキルジアセチルアセテートと塩化トリメチルシリルとの反応に よって作られる.しかし、0,Nビス− トリメチルンリルアセトアミドやヘキ サメチルジシラザンなどのそのほかのシリル化剤があるが,前者はシス・トラン ス型の混合を。
後者はトランス型のみを生成する。
本発明は,他の観点ではKzCOjとメチル化剤を含むアセトン中アルキル6− ゾオキシケルメセートのメチル化によるアルキル6−ゾオキシケルメセートトリ メチルエーテルの合成を含む。
この生成物から,アルキル3, 5. 8, 9. 10−ペンタメトキン十メ チルアントラセン−2−カルボキシレートがKraus and Onman.  Synth. Commun. 198646. 1037の方法論に記され た如く,還元的過メチル化反応( NatSOt/NaOH/MetSOn/T HF)により合成される さらにまた本発明は上記ペンタメトキン化合物のグルコース誘導体によるC−グ ルコース化反応をも含む。
このグルコース誘導体の塩基は2, 3, 4, 6,−テトラ−0−ベンジル −D−グルコビラノースである。
該グルコース誘導体ははじめそのままl−トリフロロアセテートに転化され。
次いでC−グルコース化反応がBP+ EttOを触媒として用いて行われ,ア ルキル7−( 2,3,4.6−テトラ−0−ベンジル+グルコピラノシル)− 3. 5, 8, 9, l叶ペンタメトキシ−1−メチルアントラセン−2− カルボキシレートを?尋る。
さらにまた本発明は上記C−グルコース誘導体から下記の手法による6−デオ上 ンカルミン酸の製造を含む。
(1)0℃でのジコーンズ試薬の利用,またはピリジニウムクロロクロメートに よるアントラキノン 発色団の再生(2) 脱ベンジル化反応(l(z /Pd −C/MeOH−HCI)(3) メチルおよびエーテルエステルに対するけん 化反応(2−5 Nメタノール性NaOH,還流6時間)、ベンジル化合物に対 してはベンジル基はそのグルコース基のベンノル基とともに同時に水添分解され るのでこの反応は省かれる。
(4) アセチル化反応( ActO /ピリジン)(5) フェノール基の再 生(BBrx/ CHICI! /−40℃〜0℃)反応■−メチルコチニール 酸無水物、メチル−3−メチル−5−ヒドロキシフタル酸無水物4−カポキシレ ートの合成 市販の2−ブロモマレイン酸無水物(0,200g ; 1.13ミリモル)と ビス−7MS−ジエンメチルエステル(0,512g ; 1.70 ミリモル )の乾燥トルエン(5ml)の攪拌混合物を24時間還流した0反応混合物を室 温まで冷却後、水分を含んだメタノールを加えてトリメチルシリル エーテルを 加水分解した。24時間後1反応物をシリカゲル(3,0g)に吸着させた。シ リカゲルの添加は“フラッシュシリカ”の塔の頂部に行い、クロロフォルムによ る溶出により低帯域をとり、これを濃縮、蒸発させて白色針状、 m、p、 1 46℃のメチルコチニール酸無水物(0,123g:4.6%)を得た。
エチル(m、p、 95−96℃)および ベンジル誘導体も同様にして得られ る。
このメチルエステルのメチル化物と1.4−デメトキシベンゼンとの塩化アルミ ニウム/塩化ナトリウム溶融物中の縮合によって6−ゾオキシケルメシン酸が得 られる。
上記の方法によって得られたアルキル6−ゾオキシケルメセートは多数のいろい ろな生成物に転化可能である。チーレ反応を適用するとケルメス酸とイソケルメ ス酸誘導体の等微温合物が得られる。
反応V:メチル6−デオキシケルメセートトリメチルエーテル(メチル3.5. 8−トリメトキンl−メチルアントラキノン−2−カルボキンレート:(化合物 : 第1図 2e; Rs :Me )の合成乾燥アセトン(25mll中に加 えた 炭酸カリウム(1,00g) 、 メチル3,5゜8− トリヒドロオキ シメチルアントラキノン−2−カルボキンレート:(化合物2c ) (0,3 00g、 0.914 ミリモル)、 ジメチル硫酸(0,5m1) の分散物 を24時間還流した1分散物を室温まで冷却し、セライトの充填層を通して濾過 し、固形物を塩化メチレンで充分に洗い、読物を減圧で蒸発、過剰のジメチル硫 酸を高真空で除く、得られたくすんだ黄色の固体をカラムクロマトグラフィー( シリカゲル、溶出液CHC!s) l:かけて、黄色の固体(0,288g、  82 X) R,0,29(シリカゲル/ 溶出液CHCl3)として対応する トリメチル エーテル が得られ、酢酸エチルを用いて再結晶して多量の微細な 黄色針状結晶111.p、 249−250″″Cを得た。
セライトの充填物をとおして濾過し、読物を減圧で蒸発、残渣をテトラハイドロ フランに溶解し、暗中で2癖間空気に曝し放置した。このようにして還元された キノン中心部は保存された。生成物はシリカゲルクロマドグフィーでクロロフす ム エタノールで傾斜溶出し精製した。このようにしてグリコキシル化とキノン 系の再生によって得た粗製のベンジル7−β−(2,3,4,6−テトラ−0− ベンジルートグルコビラノンルー3.5.8− トリメトキシ−!−メチルアン トラー9.IO−キノン−2−カルボキシレート(1,78g)を上記のように 処理しついでフラッシュクロマドグフィーにより精製、明るい黄色のガラス様物 (0,627g、 65%)、R1O,64(シリカゲル/クロロワすム:エタ ノール(1:1) を得た。これは直接アセチル化された。
この系統のメチルおよびメチル化合物には鹸化が必要であったが、ベンジル化合 物では上述のようにグルコース成分上にある0−ベンジル基の水素添加分解時に 同時にカルボン酸が得られた。この系列の次のステップ、アセチル化、脱メチル 化、製品の特性づけを以下に述べる。すなわち1反応X、XIおよびXIの生成 物から6〜デオキシカルミン酸へブタアセテートを与えるアセチル化である。
反応XI+化合物(7d)の脱メチル化によるフェノール基の再生による7−β −(2,3,4,6−テトラ−0−アセチル−叶グルコピラノシル)−3,5, 8−トリヒドロオキシl−メチルアントラ−9,lO−キノン−2−カルボン酸 (化合物7e )の生成 7−β−(2,3,4,6−テトラ−0−アセチルーD−グルコピラノシル)− 3,5,8−)リフトキンl−メチルアントラ−9,10−キノン−2−カルボ ン酸(250mg、 0.36ミリモル)の乾燥ジクロロメタン溶液を一40℃ で攪拌しながら、冷やした0、 1M三臭化はう素のジクロロメタン(3,7+ ++I)溶液を滴下した。溶液の温度をゆっくりと0℃まで上げ、この温度に2 4時間維持した。希塩酸水溶液(0,1M ) (3kl)をこの混合物に加え て10分間激しく攪拌した。この水溶液をジクロロメタンで充分に抽出した。抽 出液を合わせて乾燥(無水Na、Son )、濾過し、読物を減圧で蒸発、暗橙 色のガラス様物0.157 g (67%>、 R+ 0.35 (シリカゲル /クロロフォルム:メタノール(5・1))を得た。このもののアセチル化によ りヘプタアセテート(化合物(l d); R+ ” H,R1” Ac )が 得られ、天然のカルミン酸から得たデオキシカルミン酸へブタアセテート(化合 物(1d)、 R1= I(、R1・Ac )と同一であることが示された。
カルミン酸の合成(化合物(第1図(la) )合成カルミン酸のオクタアセテ ートのアセテート基のエタノール塩酸による公知方法での加水分解でカルミン酸 が得られた。これは天然のカルミン酸と同一であった。
特許庁長官 麻生 渡 殿 i′ 1、国際出願番号 PCT/GB9110 ]、l 702、発明の名称 カル ミン酸および主要中間体の合成3、特許出願人 住 所 イギリス国 チェシャー エステ−57ビービーストツクポート バン クフィールド ストリートc番地なし) 名 称 ヨーロピアン カラー ビーエルシー4、代理人 住 所 東京都港区芝3丁目4番11号1992年7月30日 6、添付書類の目録 (1)補正書の写しく翻訳文) ・・・1通請求の範囲 1、 2−ハロゲノナフタザリン(2−ハロゲノ−5,8−ジヒドロキシ−1, 4−ナフトキノン)とビス−トリメチルシリル−ジエン(アルキル士メチル用、 3−ビス(トリメチルシリル)−I、3−ブタジェン−2−カルポキ/レートン との反応によるアルキル6−デオキシケルメセートの合成方法。
2.2−ハロゲノナフタザリンが2−ノ10ゲノナフタザリンジメチルエーテル である請求1によるアルキル6−ゾオキシケルメセートの合成方法。
3.2−ハロゲノナフタザリンが2−710ゲノナフタザリンジアセテートであ る請求1によるアルキル6−ゾオキシケルメセートの合成方法。
4.2−ハロゲノナフタザリンが2−クロロナフタザリンである請求1ないし3 のいずれかによるアルキル6−ゾオキシケルメセートの合成方法。
5.2−ハロゲノナフタザリンが2−ブロモナフタザリンである請求lないし3 のいずれかによる6−デオキシケルメセートの合成。
6、 塩素をナフタザリンに付加し、アダクト2.3ジクロロナフタザリンを得 。
次いで、脱塩酸によって2−クロロナフタザリンを得る請求4による6−デオキ シケルメセートの合成方法。
7、 フリーブルーフフッ反応が2−クロロ無水マレイン酸とノ1イドロキノン とから2−クロロナフタザリンルの合成に用いられる請求4による6−デオキシ ケルメス酸の合成方法、 8、 フリーブルーフフッ反応が2−クロロハイドロキノンと無水マレイン酸お よび塩化アルミニウム/塩化ナトリウム溶融物とから2−クロロナフタザリンル の合成に用いられる請求4による6−デオキシケルメス酸の合成方法。
9.2−クロロナフタザリンが1.1.41−リフトキンブタ−1,3−ジエン と2.6−シクロロベンゾー1.4−キノンとのディールス−アルダ−反応によ り合成される請求2ないし4による6−デオキシケルメス酸の合成方法。
10、ハロゲノナフタザリンの代わりにナフタザリンそのものをもちいる請求l ないし9による6〜デオキシケルメス酸の合成方法。
11、 メチル化コチニール酸無水物と1,4−ジメトキシベンゼンとのフリー デル−クラフッ反応による反応生成物の脱メチル化によって得られる6−デオキ シケルメス酸(3,5,8−トリヒドロキン−1−メチル−9,IO−アントラ キノン−2−カルボン酸)の合成方法。
12、 フリーデル−クラフッ反応がBFz エーテレートを特徴とする請求1 1による6−デオキシケルメス酸の合成方法。
+3.フリーデル−クラフッ反応が塩化アルミニウム/ 塩化ナトリウムを特徴 とする請求11による6−デオキシケルメス酸の合成方法。
14、 フリーデル−クラフッ反応によるメチル化コチニール酸無水物と1.4 −ジメトキシベンゼンとの反応生成物のジメチル化によって得られるデオキシケ ルメス酸(3,5,8−1−ジヒドロキシ−1−メチル−9,10−アントラキ ノン−2−カルボン酸)の合成 15、最初に1−メチル−1,3−ビス(トリメチルシリル)−1,3−ブタジ ェン−2−カルボキンレートとハロゲン化無水マレイン酸(クロロ−またはブロ モ−)とのディールス−アルダ−反応を行い1次いでその5−水酸基のメチル化 をおこなうことによってメチル化コチニール酸無水物を得る請求11による6− ジオキシケルメス酸の合成方法。
16、反応がトルエン溶液の還流下に行われる請求14または15による6−ジ オキシケルメス酸の合成方法。
17、ビスーTMS−ジエン(アルキル1−メチル−1,3−ビス(トリメチル シリル)=1゜3−ブタジェン−2−カルボキシレート)を乾燥溶剤中トリメチ ルアミンの共存下にアルキルジアセチルアセテートとシリル化剤との反応によっ て得る請求14ないし16のいずれかによる6−ジオキシケルメス酸の合成方法 。
+8. シリル化剤が塩化トリメチルシリルである請求17による6−ジオキシ ケルメス酸の合成方法。
+9.0.Nビス−トリメチルシリルアセトアミドをシリル化剤として用いる請 求17の6−ジオキシケルメス酸の合成方法。
20、ヘキサメチルジンラザンをシリル化剤として用いる請求17の6−ジオキ シケルメス酸の合成方法。
21、 K、CD、Oおよびメチル化剤を含むアセトン中アルキル6−ゾオキシ ケルメセートのメチル化によるアルキル6−デオキシケルメセートトリメチルエ ーテルの合成方法 22、請求21の生成物の還元的過メチル化反応(NatSO</NaOH/J etSO4/T)IF)によることを特徴とするアルキル3.5.8.9.10 −ペンタメトキシ−1−メチルアントラセン−2−カルボキンレートの合成方法 。
23、請求22のペンタメトキシ化合物のグルコース誘導体によるC−グルコー ス化反応によってアルキル3.5.8.9.10−ペンタメトキシ−1−メチル アントラセン−2−カルボキシレートの7−グルコシル誘導体を得るC−グルコ ース化反応。
24゜該グルコース誘導体が2.3.4.6.−テトラ−0−ベンジル−〇−グ ルコピラノーゼである請求23のC−グルコース化反応。
25、該グルコース誘導体ははじめそのままl−トリフロロアセテートに転化し 。
次いでC−グルコース化反応をBFs EbOを触媒として用いて行い、アルキ ル7−(2,3,4,6−テトラ−0−ベンジルートグルコピラノシル)−3, 5,8,9,10−ペンタメトキン−I−メチルアントラセン−2−カルボキシ レートを得る請求23ないし24のいずれかによるC−グルコース化反応。
26、アルキル基がベンジルであり、以下の反応による請求25のC−グルコー ス誘導体からの6−ジオキシカルミン酸の製造方法(1)0℃でのジョーンズ試 薬、クロム酸HxCr(laを用いる。またはピリジニウムクロロクロメートに よるアントラキノン発色団の再生(2) 脱ベンジル化反応 (H! /Pd− C/MeOH−HCI)(3) けん化反応(2−5Nメタノール性NaOH, 還流6時間)(4) アセチル化反応(ActO/ピリジン)(5) フェノー ル基の再生(BBr、/ CHtCIt /−40℃〜0℃)(5) アセチル 化によりヘプタアセテートとしこれを酸性媒体中で加水分解して6−ジオキシカ ルミン酸とする特徴ずけの方法27、アルキル基がメチル、またはエチルであり 、以下の反応による請求25のC−グルコース誘導体から6−ジオキシカルミン 酸の製造方法(1)0℃でのジョーンズ試薬、クロム酸HICrO*を用いる。
またはピリジニウムクロロクロメートによるアントラキノン発色団の再生(2)  脱ベンジル化反応(Hz /Pd−C/MeOH−HCII(3) けん化反 応(2−5Nメタノール性塩酸 還流6時間)(4) アセチル化反応(Ac5 O/ピリジン)(5) フェノール基の再生(Bars/ CHtCb / 4 0℃〜0℃)による7−β−(2,3,4,6−チトラーO−アセチルー〇−グ ルコピラノシル)−3,5,B、−トリヒドロキン−1−メチルアントラ9.1 0セン−2−カルボン酸の製造(6) アセチル化によりヘプタ−アセテート  としこれを酸性媒体(2−5Nメタノール性NaOH,還流6時間)中で加水分 解して6−ジオキシカルミン酸とする特徴づけの方法 28、0imrojh and Kanonerer、 Chem、、 Ber 、 1920. 5313.471 に記載された6−ジオキシカルミン酸から の方法を7−β−(2,3,4,6−テトラ−0−アセチルーD−グルコピラノ シル)−3,5,8,−1−ジヒドロキシ−1−メチルアントラ−9,1O−セ ン−2−カルボン酸に適用しついで、四酢酸鉛による酸化とAC!0 、/Hx SO+を用いたTh1eleアセチル化によりそのオクタアセテート化合物を得 2次いで そのアセテート基の加水分解(塩酸/エタノール/還流1時間)によ って行うカルミン酸の合成方法。
国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.2−ハロゲノナフタザリン(2−ハロゲノ−5,8−ジヒドロキシ−1,4 −ナフトキノン)と ビス−トリメチルシリル−ジエン(ビス−TMS−ジエン )との反応によるアルキル6−デオキシケルメセートの合成。 2.2−ハロゲノナフタザリンが2−ハロゲノナフタザリンジメチルエーテルで ある請求1によるルキル6−デオキシケルメセートの合成。 3.2−ハロゲノナフタザリンが2−ハロゲノナフタザリンジアセテートである 請求1によるアルキル6−デオキシケルメセートの合成。 4.2−ハロゲノナフタザリンが2−クロロナフタザリンである請求1によるア ルキル6−デオキシケルメセートの合成。 5.メチル化コチニール酸無水物と1,4−ジメトキシベンゼンとのフリーデル ークラフツ反応による反応生成物の脱メチル化によって得られるデオキシケルメ ス酸(3,5,8−トリヒドロキシ−1−メチル−9,10−アントラキノン− 2−カルボン酸)の合成方法。 6.フリーデル−クラフツ反応がBF3エーテレートを触媒とする請求5による 6−デオキシケルメス酸の合成方法。 7.フリーデルクラフツ反応が塩化アルミニウム/塩化ナトリウムを触媒とする 請求5による6−デオキシケルメス酸の合成方法。 8.アルキルメチル化コチニール酸無水物が量初にビス−THS−ジエンとハロ ゲン化無水マレイン酸(クロロ−またはプロモー)とのデイールスーアルダー反 応を行い,次にその5−水酸基のメチル化をおこなうことによる請求5による6 −デオキシケルメス酸の合成方法。 9.ビス−TMS−ジエン類のメチル,エチル,6−デオキシケルメス酸の合成 方法。ベンジル化物が用いられる請求5の10.反応がトルエン溶液の還流下に 行われる請求8または9による6−デオキシケルメス酸の合成方法。 11.ビス−TMS−ジエン(アルキル1−メチル−1,3−ビス(トリメチル シリル)−1,3−ブタジエン−2−カルボキシレート)は乾燥溶剤中トリメチ ルアミンの共存下にアルキルジアセチルアセテートと塩化トリメチルシリルとの 反応によって作られる請求8ないし10のいずれかによる6−デオキシケルメス 酸の合成方法。 12.O,Nビス−トリメチルシリルアセトアミドをシリル化剤として用いる請 求11による6−デオキシケルメス酸の合成方法。 13.ヘキサメチルジシラザンをシリル化剤として用いる請求11による6−デ オキシケルメス酸の合成方法。 14.フリーデル−クラフツ反応をクロロナフタザリンから2−クロロナフタザ リンを合成するために用いる請求8ないし13のいずれかによる6−デオキシケ ルメス酸の合成方法。 15.塩素をナフタザリンに付加してアダクト,2,3−ジクロロナフタザリン とし,ついで脱塩酸化反応が行う請求8ないし13のいずれかによる6−デオキ シケルメス酸の合成方法。 16.フリーデル−クラフツアシル化反応が2−クロロ無水マレイン酸とハイド ロキノンとの反応に用いられる請求8ないし15のいずれかによる6−デオキシ ケルメス酸の合成方法。 17.フリーデル−クラフツアシル化反応が2−クロロハイドロキノンと無水マ レイン酸および塩化アルミニウム/食塩溶融物との反応に用いられる請求8ない し15のいずれかによる6−デオキシケルメス酸の合成方法。 18.デイールスーアルダー反応において2−クロロナフタザリン または2− ブロモナフタザリンのヂメチルエーテルまたはジアセテートが用いられる上記請 求のいずれかによる6−デオキシケルメス酸の合成方法。 19.2−クロロナフタザリンジメチルエーテルが1,1,4−トリメトキシブ タ−1,3−ジエンと,2,6−ジクロロベンゾ−1,4−キノンとのデイール スーアルダー反応によって合成される請求15による6−デオキシケルメス酸の 合成方法。 20.ナフタザリンそのものを反応に用いる請求19による6−デオキシケルメ ス酸の合成方法。 21.K2CO3およびメチル化剤を含むアセトン中アルキル6−デオキシケル メセートのメチル化によるアルキル6−デオキシケルメセートトリメチルエーテ ルの合成方法。 22.請求21による生成物を還元的過メチル化反応(Na2SO4/Ne2S O4/THF)することによる アルキル3,5,8,9.10−ペンタメトキ シ−1−メチルアントラセン−2−カルボキシレートの合成方法。 23.請求22のペンタメトキシ化合物のグルコース誘導体によるC−グルコー ス化反応。 24.グルコース誘導体の塩基が2,3,4,6,−テトラーO−ベンジル−D −グルコピラノースである請求23によるC−グルコース化反応。 25.該グルコース誘導体をはじめ,そのまま1−トリフロロアセテートに転化 し,次いでC−グルコース化反応をBF2 Et2Oを触媒として用いて行い, アルキル7−(2,3,4,6−テトラーO−ベンジル−D− グルコピラノシ ル)−3,5,8,9,10−べンタメトキシ−1−メチルアントラセン−2− カルボキシレートを得る請求23ないし24のいずれかによるC−グルコース化 反応。 26.請求25のC−グルコース化化合物から下記の手法による6−デオキシカ ルミン酸の製造。 (1)0℃でのジョーンズ試薬の利用,またはピリジニウムクロロクロメートに よるアントラキノン発色団の再生 (2)脱ベンジル化反応(H2/Pd−C/MeOH−HCl)(3)アセチル 化反応(Ac2O/ピリジン)(4)フェノール基の再生(BBr3/CHCl 2/−40℃−O℃)(5)アセチル化によりへブタアセテートとしこれを酸性 媒体中(0.5NメタノールHCl/還流)で加水分解して6−デオキシカルミ ン酸とする特徴ずけの方法。 27.請求25のC−グルコース化 ミン酸の製造。 化合物から下記の手法による6−デオキシカル(1)0℃でのジョーンズ試薬の 利用,またはピリジニウムクロロクロメートによるアントラキノン発色団の再生 (2) 脱ベンジル化反応(H2/Pd−C/MeOH−HCl)(3) メチ ルおよびエーテルエステルに対するけん化反応(2−5Nメタノール性NaOH ,還流6時間), (4) アセチル化反応(AC2O/ピリジン)(5) フェノール基の再生( BBr3/CH2Cl2/−40℃〜0℃)(6) アセチル化によりへブタア セテートとしこれを酸性媒体中(0.5NメタノールHCl/還流)で加水分解 して6−デオキシカルミン酸とする特徴ずけの方法。 28.DimrothandKammerer,Chem,Ber,1920, 5313.471に記載された6−デオキシカルミン酸からの方法を上記(5) によって得られた化合物に適用しついで,四酢酸鉛による酸化とThieleア セチル化によりそのオクタアセテート化合物を得,次いでそのアセテート基の加 水分解(塩酸/エタノール/還流1時間)によって行うカルミン酸の合成方法。
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