JPH05509083A - ヘアースタイリングゲル組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ヘアースタイリングゲル組成物 本発明は低共重合体濃度で効果的なヘアースタイリングを提供する透明共重合体 ゲルを含むヘアースタイリングゲル組成物に関する。

ここに提供するものは適当な粘度およびｐＨを有する中和した、架橋無水マレイ ン酸Ｃ１〜Ｃ６−アルキルビニルエーテルゲル共重合体を含む透明へアースタイ リングゲル組成物である。

本発明の代表的共重合体ゲルはメチルビニルエーテルに対し約１〜５モル％の１ ．９−デカジエンまたは１．７−オクタジエンのような架橋剤で架橋した無水マ レイン酸−メチルビニルエーテル共重合体である。

この共重合体ゲル自体は約０．５〜１．５重量％の共重合体を含み、約３５．０ ００〜１８０．０００ｃｐの粘度、好ましくは約ｉｏｏ、　ｏｏｏ〜１５ｏ、　 ｏｏｏを有し、中和して約４〜１１、好ましくは約６〜７．４、最適には６．８ のｐＨにされる。

組成物は約６５〜１００重量％、最も好ましくは約８０〜９０％、最適には約８ ６％の共重合体ゲル溶液を含むことが好ましい。組成物の任意の成分は１種以上 の次の成分を含む：組成物の固着特性を高めるポリビニルピロリドン（ＰＶＰ） 成分、防腐剤、芳香、ＵＶ吸収剤およびキレート剤。水が組成物に含まれており これらの成分を溶解する。

本発明の透明へアースタイリングゲル組成物は低共重合体ゲルレベルでも、すい た際引っ張られず、油性または粘着性がなく、有効な髪の固着特性に高められた 清浄感およびつやを提供する。

本発明に係る中和した、架橋無水マレイン酸Ｃ１〜Ｃ６−アルキルビニルエーテ ル共重合体ゲルは無水マレイン酸、０１〜Ｃ，アルギルビニルエーテルおよび架 橋剤を適当な遊離基開始剤の存在下に重合させることにより製造される。

重合にはベンゼン、トルエン、キシレン、アセトン、メチルエチルケｌ−ンおよ び塩化メチレンを含む、種々の溶媒を用いることかできるか、カルボン酸エステ ルと飽和脂環式炭化水素の混合物を用いるのか好ましい。特に好ましい溶媒系は 酢酸エチルとシクロヘキサンの混合物で、約３５〜５５％の酢酸エチル対約４５ 〜６５％のシクロヘキサンの重量比が好ましい。

この溶媒系で、架橋共重合体生成物を圧送可能なスラリー〇形態で提供し、これ から乾燥した、白色、微粉末を容易に得ることかできる。共重合体粉末は容易に 加水分解して良好な安定性および優れた耐塩性を有する高粘度の透明ゲルとする ことができる。

重合で用いる架橋剤の量は一般にモノビニルアルキルエーテルに対して約１〜５ モル％の範囲である。適当な架橋剤の例には脂肪族ジオールのジビニルエーテル のような二不飽和化合物、例えば、１，２−エタンジオール：ｌ、３−プロパン ジオール；ｌ、４−ブタンジオール：Ｉ、５−ベンタンジオール、ｌ、６−ヘキ サンジオール、■、７−ヘブタンシオール：ｌ、訃オクタンジオール：ｌ、９− ノナンジオール；１，１０−デカンジオール；１．１１−ウンデカンジオールお よび１．１２−ドデカンジオールのジビニルエーテル、ならびにジエチレングリ コール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ペンタエチレン グリコール、ヘキサエチレングリコール、ヘプタエチレングリコール、オクタエ チレングリコール、ノナエチレングリコール、デカエチレングリコールのジビニ ルエーテルさらに分子量約５９００までのポリアルキレングリコールを含む。他 の適当な架橋剤には１．７−オクタジエン、■。

９−デカジエン、ジヒニルヘンゼン、Ｎ、Ｎ’−ビス−メチレンアクリルアミド 、アクリレート例えばポリエチレングリコールジアクリレート、トリメチロール プロパントリアクリレート、プロピレングリコールジアクリレート、アクリル酸 で１度または２度エステル化した多価アルコール、トリアリルアミン、テトラア リルエチレンジアミン、フタル酸ジアリル、等か含まれる。

重合は通常単量体の混合溶媒溶液を調製し触媒量（一般に０．００１〜１．０％ ）の有機遊離基発生開始剤を添加することにより行われる。次いで得られた溶液 を十分にかき混ぜ重合反応が起こるように十分に加熱する。重合反応の完了時に 、沈殿した共重合体を溶媒の濾過または蒸留のような任意の適当な方法により単 離し、次いて新鮮溶媒で洗浄し減圧乾燥する。

適当な有機遊離基発生開始剤にはアゾビスイソブチロニトリル、過酸化ベンゾイ ル、過酸化ラウロイル、過酸化カプリルイル、過酸化アセチル、過酸化アセチル ベンゾイル、過酸化ジ−タート−ブチル、ｔ−ブチルペルオキシビバレート、ア ゾビス（２，４−ジメチル−バレロニトリル）等が含まれる。またかかる触媒の 混合物は本発明に係る共重合体の製造方法にも適する。

重合は５０°〜１００°の温度、特に約６０６〜８０℃の範囲内で実施する。

乾燥粉末共重合体を得た後、その無水物残基（ａｎｈｙｄｒｉｄｅ　ｇｒｏｕｐ ）を加水分解して適当な温度、例えば約６０°Ｃの塩基性水溶液中で中和する。

０．５〜１．５重量９６の共重合体ゲルを得ることか好ましい。代表的に、約１ ｇの共重合体を１０％ＮａＯＨ水溶液の約２．４〜３．０ｇおよび９６〜９７． ６ｇの水に溶解する。透明な加水分解し中和した共重合体の結果として生じる９ Ｈは約４〜１１、好ましくは６〜７．４、さらに、最も好ましくは約６．８であ る。

透明な、加水分解し中和した共重合体は本発明のへアースタイリングゲル組成物 のゲル基材である。ゲル基材の粘度は２５℃でＲＭＰ　１０てＲＴＶブルックフ ィールド粘度計スピンドルＴＥ型を用いて測定する。適当な粘度範囲は約３５． ０００〜約１８０．０ＯＯｃｐ　、さらに好ましくは約１００，０００〜１６０ ．０００テある。約１５０．０００（７）共重合体ゲル粘度が本発明のへアース タイリングゲル組成物を調製するのに最も好ましい。

組成物中の残りの成分は任意成分と考えられる。しかし、実際の市場製品、およ び効果的なヘアースタイリング作用にとっては、頭髪固着樹脂であり、組成物の 約１〜５重量％の量のＰＶＰを含むことか好ましく、ＰｖＰはゲル基材の固着特 性を高める。

次に本発明の代表的組成物を示す。

本発明のスタイリングゲル組成物 粘度　（３５〜１６０．０００ｃｐ）　（１００〜１６０．０００）　（１５０ ，０００）好ましい成分 脱イオン水　０〜２０５〜１５　１０．００固着樹脂 ＰＶＰ　Ｋ−３００〜８　１〜５　２．５０香料　０〜０．８０　０．０５〜０ ．２５　０．１０１００、００ 組成物のｐｌ　５〜８　６〜７６．５ 組成物の粘度　２５〜７５，０００ｃｐ　４０〜６０，０００　５３．０００ａ −−一エチレンジアミン四酢酸 零−一〜メチルクロロイソチアゾリノンおよびメチルイソチアゾリノン 木本−エトキシル化（１０モル）オレイルアルコール十−一一ペンゾフェノン− ４ 次に本発明を実施例および参考例により説明する。

反応容器に共溶媒（ｃｏｓｏｌｖｅｎｔ）組成物として酢酸エチルとシクロヘキ サンの５０：５０重量比の混合物、ならびに架橋剤として１、７−オクタジエン を予め添加した。次いて反応容器を窒素で置換し５８°Ｃに加熱し開始剤（ｔ− ブチルペルオキシビバレートてあるＬｕｐｅｒｓｏｌ−１１）を無水マレイン酸 （ＭＡ）に対し０．１５〜２重量％レベルで添加した。次いて溶融無水マレイン 酸およびメチルビニルエーテル（ＭＶＰ）を別々に（または共通の入口を通して ）反応容器に２〜３時間にわたって供給した。反応体をこの温度にさらに１〜３ 時間保ち、その後冷却して、排気し取り出した。共重合体生成物か１８〜２５％ の固体レベルを示す得られたスラリーを濾過し乾燥した。所望の架橋共重合体の 白色微粉末を得た。

上述のように製造した１ｇの架橋共重合体を２．７ｇの１０％ＮａＯＨに加えた 水溶液および９６．３ｇの水を６０’Ｃで加熱して１５０．０ＯＯｃｐの粘度を 有す透明ゲル基材を形成させ、このゲルは室温で長時間この粘度を保った。

上述のように製造した８６．１５ｇのゲル基材に０．１０ｇのチーロツクスＢＦ −１３を添加した。次いで２．５０ｇのＰＶＰ　Ｋ−３０を７ｍｌの蒸留水に溶 解し、さらに、３ｍｌの蒸留水を０．１０ｇのユビナルＭＳ−４０に添加し、か き混ぜてゲル基材とした。次いて０．０５ｇのカトンＣＧ、Ｏ，ｌＯｇの香料お よびアメクキソール０Ｅ−１０香気をゲル基材に加えてかき湿せた。最後にＰＶ Ｐ溶液を加えてかき混ぜた。

実施例２ 本発明の組成物のへアースタイリングのための使用ヘアースタイリング剤として の使用において、本発明の透明ゲル組成物は組成物中のゲル成分か低濃度であっ ても有効な髪の外観を達成できた。整えた髪は好ましい触感およびつやを有し、 一層長く永続するブローウェーブ、ならびに、ポットローラーセット（ｈｏｔ　 ｒｏｌｌｅｒ　５ｅｔｓ）　、およびカーリングアイアンおよびローラーセット （ｃｕｒｌｉｎｇ　１ｒｏｎ　ａｎｄ　ｒｏｌｌｅｒ　５ｅｔｓ）ができた。

ブラッシングにより乾燥したふわふわした外観が得られた。

要　約　書 本発明は中和した、架橋無水マレイン酸Ｃ１〜Ｃ５−アＩＩ、キルヒニルエーテ ル共重合体を含むヘアースタイＩＪングケル組成物（こ関する。この組成物は低 い共重合体レベルで使用後（こすＩ、＝た際引っ張られず清浄感を伴う効果的な ヘアースタイ１ノングを提供する適当な粘度およびｐＨを有する透明ゲルである 。

国際調査報告

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. １．約６５〜１００重量％の加水分解し中和した架橋無水マレイン酸Ｃ１〜Ｃ５ −アルキルビニルエーテル共重合体ゲルを含むヘアースタイリングゲル組成物で あって、共重合体ゲルが約０．５〜１．５重量％の共重合体を含むことを特徴と するヘアースタイリングゲル組成物。
2. ２．上記加水分解し中和した架橋無水マレイン酸Ｃ１〜Ｃ５−アルキルビニルエ ーテル共重合体ゲルが約３５，０００〜約１８０，０００ｃｐの粘度、および約 ４〜１１ＨのｐＨを有し、任意に、組成物が１種以上の次の成分：ＰＶＰ樹脂、 キレート剤、ＵＶ吸収剤、防腐剤、芳香および脱イオン水を含むことを特徴とす る請求の範囲１記載のヘアースタイリングゲル組成物。
3. ３．上記組成物が約０〜２０重量％の脱イオン水、約０〜８重量％のＰＶＰ樹脂 、約０〜０．５重量％のキレート剤、約０〜５重量％のＵＶ吸収剤、約０〜０． １５重量％の防腐剤、および０〜５重量％の溶媒中に０〜０．８０重量％の香料 が含まれる溶液を含み、組成物のｐＨが約５〜８であり粘度が約２５，０００〜 ７５１０００ｃｐであることを特徴とする請求の範囲１記載のヘアースタイリン グゲル組成物。