JPH05508896A - 内燃機関用燃料系統 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 内燃機関用燃料系統 本発明は、内燃機関用燃料系統に関し、該系統では、燃料ポンプが、送達管路を 経て該機関に燃料を供給し、燃料タンクに収容されて側壁および上側壁を備えて 設計される燃料チャンバ内に配置され、燃料が、エジェクタによって燃料タンク から該燃料チャンバへ移送可能であり、該エジェクタが、燃料チャンバ内に開口 する戻り管路において燃料ポンプによって生じる燃料の流れによって駆動され、 前記上側壁が、出口を備えて設計される。

空気が車輌の燃料系統に進入しないことを保証するため、包囲する燃料タンクか ら燃料を充填される別個の燃料チャンバ内に車輌の燃料タンクの燃料ポンプを配 置することは、周知である。この点では、燃料タンクから燃料チャンバおよび燃 料ポンプへ燃料を吸込むエジェクタを駆動するために機関からの戻り燃料の使用 かなされた。

しかしながら、この解決方法の欠点は、機関の負荷か増大し、従って、機関から の戻りの流量が低減するとき、エジェクタの吸引容量が低減することである。ア イドル運転の際に機関からの戻りの流量が大きいとき、エジェクタの著しく大き い吸引容量か得られ、しかしながら、結果として燃料チャンバにおける不必要に 大きい燃料の余分を伴う。

本発明の目的は、これ等の欠点を排除して、異なる機関負荷において燃料チャン バの適当な充填を一層良好に保証する燃料系統をもたらすことである。

この目的は、請求の範囲第１項の特徴とする部分に示されるものによって設計さ れる燃料系統により本発明によって達成される。

従って、機関への負荷が大きければ大きい程、エジェクタは、燃料の一層大きな 量を燃料チャンバへ供給可能なことが達成される。また、これは、燃料消費量が 少いときのアイドル運転の際にエジェクタによる燃料チャンバの比較的小さい充 填を結果として生じる。

本発明は、添付図面に概略を示される本発明による燃料系統の好適実施例の扶助 によって下記に詳細に説明される。

内燃機１！Ｆ２のために本発明によって設計される燃料系統ｌては、燃料ポンプ ３は、燃料タンク５から送達管路４を経て機関２へ燃料を供給する。空気が燃料 系統に進入しないことを保証するため、燃料ポンプ３は、側壁６′および上側壁 ６′を備えて設計され燃料タンク５に収容される別個の燃料チャンバ６内に配置 される。燃料チャンバ６では、燃料レベルは、燃料ポンプ３が空気を吸い得ない 様に高く保たれる。

燃料チャンバ６内へは、一方では機関２からの未使用燃料に対する戻り管路７が 開口し、他方では送達管路４に結合され、それを経て燃料ポンプ３からの燃料の 流れの一部が機関２を通過することなく燃料チャンバ６へ戻り得る戻り管路８が ｒｊ！Ｉｃｊする。戻り管路８には、吸引管路ｌＯによって燃料タンク５から燃 料を吸上げ可能であり従ってポンプを形成するエジェクタ９がある。エジェクタ ９は、戻り管路８における燃料ポンプ３からの戻り流れによって駆動され、その 結果は、燃料ポンプからの戻り燃料と、燃料タンクからの新鮮な燃料との双方か 戻り管路８の管路部分１１を経て燃料チャンバ６へ供給されることであり、該管 路部分は、エジェクタ９の後に位置している。

燃料チャンバ６の頂上には、上側壁６“において比較的小さい開口部から成る出 口１２があり、燃料チャンバ６内の任意の余分な燃料は、出口１２を経て燃料タ ンク５内へ流出可能である。燃料ポンプが運転中の際、良好なポンプ作用を保証 するために燃料チャンバ６に燃料の余分かあることが望ましく、本発明によると 、燃料チャンバ６へおよび燃料チャンバ６からの燃料の流れは、燃料の余分か得 られる様な態様で寸法を定められるべきである。

吸引管路１０は、良好な燃料供給を保証するために燃料タンク５の底に近く好都 合に開口する。エジェクタ９は、有利にスエーデン国特許出願第８７０３３１９ −７号によって公知である型式のものでもよいが、他の実施例も可能である。

機関２は、噴射型のものであり、幾つかの噴射ノズル１３を備えている。機関の 負荷の関数として燃料圧力を調節するため、圧力調整器１４がある。機関負荷の 増大の際、燃料圧力を増大することが必要である。

機関２がアイドル運転の際の２１！／時と、全負荷運転の際の７０１／時との燃 料消費量を有する燃料系統では、アイドル運転の際の１３０１１／時の流量と、 全負荷運転の際の増大する燃料圧力のために低減されるｌｌ０１／時の流量とを 生じ得る燃料ポンプ３を使用することが本発明によって可能である。送達管路４ および戻り管路８は、アイドル運転の際に１１２１！／時が機関に供給されて、 一方、１８１／時が戻り管路８に供給される様に、燃料ポンプからの燃料の流量 が分割され、ところが他方では、全負荷運転の際に８７１／時が機関に供給され て２３１／時が戻り管路８に供給される様に、燃料ポンプからの燃料の流量が分 割される様な態様でこの点では寸法を定められてもよい。従って、エジェクタ９ は、アイドル運転の際に６０１／時の流量と、全負荷運転の際に１５０ｆ／時の 流量とを吸引管路ｌＯを経て吸込む。この結果は、燃料チャンバ６がアイドル運 転の際に１８８１！／時の合計流量、即ち、戻り管路７を経てのｌｌ０ｆ／時と 、管路部分１１を経ての７８１／時とを供給されることである。アイドル運転の 際のポンプ容量が１３０１！／時であるため、従って５８１７時の流出量が出口 １２を経て得られる。対応する様に、燃料チャンバ６は、全負荷運転の際に１９ ０７／時の流量、即ち、戻り管路７を経ての１７１／時と、管路部分１１を経て の１７３１／時とを供給される。従って、出口１２を経ての流出量は、８０１／ 時である。

従って、本発明により、エジェクタ９は、アイドル運転の際よりも全負荷運転の 際に燃料タンク５から燃料チャンバ６への著しく大きい燃料送給を保証すること が明らかになる。これは、全負荷運転の際に戻り管路８内の流量および圧力の双 方がアイドル運転の際よりも大きいためである。更に、燃料チャンバ６における 燃料の余分は、全負荷運転の際に保証され、一方、燃料チャンバ６における燃料 の余分は、アイドル運転の際に比較的低いレベルに保たれ得る。

エジェクタ９における充分に良好な吸引効果を達成するため、送達管路４に結合 される戻り管路８における流量は、燃料ポンプからの流量の多くても２５％以上 になることを必要としないことが明らかになる。

ここに示される燃料系統の寸法設定は、選択される燃料消費量を存する機関に好 適であるか、要件により本発明の範囲内で他の態様に寸法を定めることは、勿論 可能である。

戻り管路８を欠き戻り管路７に設置されるエジェクタ９を有する従来の通常の解 決方法に比較して、同一容量の燃料ポンプにより全負荷運転の際の燃料チャンバ ６の一層良好な充填と、アイドル運転の際の燃料チャンバ６における著しく低減 される燃料の余分とか本発明によって達成される。

要　約　書 内燃機関（２）用燃料系統において、燃料ポンプ（３）は、燃料タンク（５）内 の燃料チャンバ（６）内に設置される。燃料は、燃料ポンプ（３）からの送達管 路（４）に結合される戻り管路（８）における燃料の流れによって駆動されるエ ジェクタ（９）によって燃料タンク（５）から燃料チャンバ（６）へ移送され、 燃料は、該戻り管路を経て機関を通過することなく燃料チャンバへ戻り得る。

国際調査報告 ＋−ｍ−ｂ−ｍａ−ａ−ｍ−ＰＣＴ／ＳＥ　９１１００２９６

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. １．燃料ポンプ（３）が、送達管路（４）を経て機関（２）に燃料を供給し、燃 料タンク（５）に収容され側壁（６′）および上側壁（６′′）を備えて設計さ れ別個に装着される燃料チャンバ（６）内に配置され，燃料が、エジェクタ（９ ）によって該燃料タンク（５）から該燃料チャンバへ移送可能であり，該エジェ クタが、該燃料チャンバ（６）内に開口する戻り管路（８）において前記燃料ポ ンプ（３）によって生じる燃料の流れによって駆動され，前記上側壁（６′′） が、出口（１２）を備えて設計される内燃機関用燃料系統において，前記戻り管 路（８）が、前記送達管路（４）に結合され，前記燃料ポンプ（３）からの燃料 の流れの一部が、前記機関（２）を通過することなく該戻り管路（８）を通り前 記エジェクタ（９）を経て前記燃料チャンバ（６）へ戻るのが可能であり，同時 に、前記送達管路（４）を経て該機関（２）へ供給される燃料からの余分の燃料 として、第２戻り管路（７）を経て該燃料チャンバ（６）へ逆に導かれ，該戻り 管路（７，８）が、前記燃料ポンプ（３）からの流量よりも該燃料チャンバ（６ ）への流入量の多いことを一緒に保証し，その結果として、燃料の余分が、該燃 料チャンバ（６）に生じ，該燃料の余分が、前記出口（１２）を経て前記タンク 内に流出することを特徴とする燃料系統。
2. ２．請求の範囲第１項に記載の燃料系統において，前記送達管路（４）に結合さ れる前記戻り管路（８）における流量が、前記燃料ポンプ（３）からの流量の多 くて２５％になることを特徴とする燃料系統。