JPH05508480A - ウェブ写真用製品の包装 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ウェブ写真用製品の包装 本発明は、ウェブ製品の包装、特に、極めて長い長さく１．０００ｍ以上）の感 光材料の包装に関する。

１９９０年２月１２日の本出願人による仏国特許出願第９００１８５８号におい て、包装を動かすときに、そのロール全体を動かないように感光性ウェブロール を片持ち主軸に固定する集合的な包装が提案されている。

かかる包装は、大きい寸法のウェブの包装を許容するため、現在、使用されてい る包装に比較して有利であるが、例えば、依然、写真印刷機のような利用装置中 にウェブを送るため完全な暗室にすることの出来る部屋が必要とされる。

フィルムを繰り出すための光遮蔽可能なスロットが設けられた個々の感光性ウェ ブの包装は、公知である。これらマガジンと称される型式の包装は、例えば、米 国特許第４．７４１．４３９号、又は同第３．３１５．９１０号に記載されてい る。これらマガジンは、完全な暗闇にすることの出来る部屋が不要であるため、 写真印刷機の使用を容易にする。しかし、取り扱いを容易にするために妥当な重 さでなければならない重量のため、ロールの長さが限られ、マガジンは頻繁に交 換しなければならない。更に、これら包装において、ロールを動かないように固 定する手段が設けられていないため、輸送中、ウェブは時計のばねのように動（ 。

本発明の目的は、１．０００ｍ”以上のウェブ製品に対する大容積の包装を実現 することである。

包装の別の目的は、例えば、９５ｍｍ、１０２ｍｍ及び１２７ｍｍ以上といった 比較的狭い幅で１．０００ｍ以上の長さの幾つかのロールを収容し得る再使用可 能な包装を提供することである。

又、本発明の対象は、容易に使用出来る再使用可能であり、従って、汚染を防止 する包装である。

本発明の目的は、一方で製品の保護に使用され、かかる製品をハウジング外に引 き出すのを許容するスロットが設けられたハウジングと、他方で主軸とを備える 、管伸張器の周りに巻かれたウェブに感光性製品を供給する包装の供給装置にし て、該主軸が少なくとも２つの管広げを支持し、該主軸には、その主軸に取り付 けられた管広げに少なくとも相当する数の係止領域が設けられ、少な（とも回転 中にその管広げを係止し又は解放させ、ウェブ中のかかる製品がスロットから引 き出されるのを許容することを特徴とする包装により達成される。

その他の利点は、添付図面を参照しつつ、以下の説明を読むことにより理解され よう。

第１図は、正面、又はキャップを除去した後の本発明による包装の一実施例の側 面図、 第２図は、本発明を一層良く理解し得るように、一部を切り欠いた後の本発明に よる包装の一実施例の正面図、 第３図は、ブレーキシューが作用位置にあるときの第２図の線３−３に沿った断 面図、 東４図は、ブレーキシューが中立位置にあるときの第２図の線４−４に沿った断 面図である。

本発明による包装は、１９９０年２月１２日に出願された仏国特許出願第９００ １８５８に掲げた機能を基本とするものであり、本発明の目的及び利点を最も良 く理解するためには、この出願を参照することが出来よう。この包装は、フォー クリフト・トラックで取り扱い得るようにした基部１０と、ウェブ製品を保護す ることを目的とする剛性なハウジング２０と、フレーム４０を通じて該基部１０ に固定された片持ち主軸３０とを備えている。

特別な実施例において、該基部１０は、トラックフォークが通るのに必要なスペ ースを残し得るようにした相互に分離させた４つの溝形鉄片１１から構成されて いる。これら溝形鉄片は、ねじ止めし、又は溶接可能である上方板１２により相 互接続されている。この板１２には、ハウジング２０を所定位置で支持し且つ保 持するのを許容するリブ１２が設けられる。

フレーム４０は、一実施例において、片持ち主軸３０を保持し得るように相互に 溶接したＬ字形の鉄片４１及び板４２から構成することが出来る・後で詳細に説 明する主軸３０は、王として、管広げ５０（第３図及び第４図）の周囲に巻かれ たウェブを受け取ることを目的とする管３１（第２図）から成る。その軸線の周 りを回転可能である軸３２が管３１内に挿入される。該軸３２は、フレーム４０ 外に突出し、その端部には、該フレーム４０の回転を許容する位置決めレバー３ ３が取り付けられる。該レバー３３には、フレーム４０に組み込まれる割出し板 に関係し、その利用については後で説明する割出し装置３４が取り付けられる。

ハウジング２０は、キャップ２２で閉じられる実質的に円筒状の形状の凹状部分 ２１を備えている。キャップを取り外したとき、フレーム４０に接続されていな い主軸の端部を自由にし、製造機械により切断し且つ巻かれたウェブロールの導 入を許容する。該キャップは、主軸の端部に固定することにより、所定の位置に 保持し得ることが有利である。更に、該ハウジング２０は、キャップ２２の位置 にて、包装が光遮蔽可能な状態を維持するのを許容する溝付き又は遮蔽板付きの 凹所を設けることが出来る。

本発明による包装には、ウェブ製品をハウジング２０の外に引き出すのを許容す る光遮蔽可能なスロット６０が形成される。本発明によれば、このスロットは、 該スロットの横寸法を著しく大きくするのを許容する手段により形成される。図 示した実施例において、スロットと境を接する上方部分６１は、ヒンジ６２によ り動かすことが出来る。このため、主軸３０上に配置されたウェブは、上方部分 ６１を傾動させることにより、容易にアクセス可能である。この工程は、製造中 、完全な暗室内で行い、感光製品にかぶりを生じさせないようにするのは勿論で ある。このスロットの寸法は、上方部分を傾動させることにより大きくシ、ウェ ブ６８の部分を引き出し、例えば、接着テープ６５を使用して、ハウジングの正 面部分６３に固定するが、この工程は、主軸に取り付けた全てのウェブに対して 繰り返し、次に、後で説明するように、上方部分を再度閉じ、軸を所定位置に配 ！し、主軸３０の全ての組みの芯部分が固定されるようにする。ヒンジ６２及び スロット６０に境を接する上方部分６１には、上述の仏国特許出願第９００１８ ５８号に開示されたものと同様の遮蔽板が取り付けられる。このスロットには、 上方部分６１に着座する上方リップ６６と、正面部分６３に着座する下方リップ ６７とが相互に境を接している。

第２図に図示するように、スロット６１と境を接するリップの正面には、各ウェ ブを囲繞する溝６４が形成される。図面を簡単にするため、第２図においては、 スロット６０から出て、接着テープ６５により正面部分６３に固定された１つの ウェブしか図示していない。溝６４は、利用装置（図示せず）の相補的部分の導 入を許容し、これは、本発明による包装と、その下流に配置された利用装置との 間に光遮蔽可能な接続部を形成する。

上方リップ６６と下方リップ６７との間の密着程度は、その上方リップと下方リ ップに対面する面内に、仏間、オヨナックスのエタブリッシメンツ・ゲルボーン （Ｅｔａｂｌｉｓｓｅｍｅｎｔｓ　Ｇｅｒｇ○曲ｅ）から販売されているゼリー 状の発泡剤を付与することにより向上させる。仏国特許出願第９００１８５８号 に記載されたように、これらロールは、輸送中、動かないように固定しなければ ならない。しかし、ウェブを繰り出すときにも、１又は複数の隣接するウェブか ら巻き憚かれないように固定することが必要である。次に、本発明による包装の 主軸の断面を図示する第３図及び第４図を参照する。該主軸３０には、中空の管 ３１が取り付けられ、鎖管３１の上には、管広げ５０の周囲に巻いたウェブ製品 ロールが配置される。該主軸は、管広げの内径よりも僅かに小さい外径を有する 。管３１に対する管広げの摩擦力を軽減するため、管３１には、２つの溝３５が 形成されている。例えば、フランスのセントレミーのエスト・アシニレ−（Ｅｓ ｔ　Ａｃ１ｅｒ）から販売されている「スプラグリス（ｓｕｐｒａｇｌｉｓｓ） 　Ｊから成る円筒状ロッド３６を２つの溝の各々に取り付ける。

主軸３０には、第１の状態のとき、管広げが該主軸に沿って摺動するのを許容し 、別の状態のとき、管広げが該主軸の上で動かないよう固定するのを許容する係 止手段が設けられる。他方のロールを動かないよう固定する間に、何れかのロー ルを解放して回転させるため、該主軸には、この主軸に取り付けられた管広げの 数に等しい数の係止領域７０が設けられる。第３図及び第４図には、２つの異な る係止領域における主軸３０の断面が図示されている。

これら図面から明らかであるように、管３１の各係止領域には、その内部にブレ ーキシューが挿入される開口部３７が形成される。第３図及び第４図に図示する ように、シュー３８は、開口部３７を通って摺動自在である。該シューは、任意 の適当な手段を使用してその上にゴムシュー７１が固定されるＵ字形部分３９か ら成る。該シューは、中立位置にあるとき、ばね７２のような弾性手段により主 軸の内部に向けて引き戻される。

上述の係止手段は、シュー３８と、例えば、キー７３を使用してその上にカム７ ４ａ、７４ｂが固定された軸３２を備える、該シューを作動させる手段とから成 る。該シュー３８には、ばね７２により引き戻され、カム７４ａ、７４ｂに接触 するカム従動子７５が取り付けられる。このようにして、管広げを動かないよう 固定し、管広げにより支持されたウェブの巻き塀け、又はかかる管広げの解放を 阻止するカム７４ａ、７４ｂを軸３２の回転に対応して回転させ、これにより対 応するウェブの繰り出しを許容する。

上述のように、軸３２は、係止領域７０の数に１を加えた数に少な（とも等しい 数の割出し装Ｒ３４により、安定位置をとることが出来る。１つの領域は、全て のウェブの係正に対応し、その他の領域はウェブの解放に対応する。軸が傾動る のは勿論である。しかし、管広げは一端から他端に漸進的に解放することがより 望ましく、又、安定位置からその次の位置に傾動させても、再度、その前の管広 げを動かなくすることはないことが分かった。本発明による包装方法を利用する ことにより、実際に、ウェブは、次のウェブを使用する前に完全に消費され、対 応する管広げをそれ以上動かないように固定する必要はなく、その結果、ウェブ を繰り出すのに必要な摩擦力及びトルクが軽減される。

本発明の好適な実施例において、本発明による包装は、印刷機に送るのに使用さ れる感光紙ウェブを収容する。このように、包装からの最初のウェブを印刷機の 供給口の正面に配置し、次に、ウェブを非係止状態にした後、印刷機に供給し、 次に、全てのウェブを使い切ったとき、包装は動かして別のウェブを供給口の正 面に配置する。このとき、包装には、標識手段を取り付け、軸線とウェブとの間 の距離に対応して容易に且つ正確に動かすることを許容し得るようにすることが 有利である。

ｉｇ−１ 要約書 本発明は、ウェブ形態の感光製品の包装に関する。該包装は、フォークリフト・ トラックにより取り扱い得るようにした基部１０と、上方リップ６６及び下方リ ップ６７により形成されるスロット６０と、フレーム４０により基部１０に接続 された主軸３０と、該製品を保護するハウジング２０とを備えている。本発明に よれば、該主軸は感光製品のウェブ６８の繰り出しを選択的に許容し又は阻止す る個々の幾つかの係止部分７０を備えている。写真プリンタの供給に適用される 。

補正書の翻訳文提出書 （特許法第１８４条の８） 、よ。４□２１８８嘱

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．一方で、前記製品を保護する働きをするハウジングであって、該製品を前記 ハウジングから繰り出すのを許容するスロットが設けられたハウジングと、他方 で、主軸とを備える、管広げの周りに巻かれた感光ウェブ製品を供給する包装に して、 前記主軸が、 少なくとも２つの管広げを支持し、 前記主軸に取り付けられた管広げの組みの数に少なくとも等しい数の係止領域を 備え、 前記ウェブ製品を前記スロットを通じて繰り出すのを許容し得るように前記管広 げを選択随意的に固定し又は解放することを特徴とする包装。
2. ２．請求の範囲第１項に記載の包装にして、前記主軸が、 一方で、前記係止領域の数に少なくとも等しい数の開口部であって、ブレーキシ ューが前記管の内側に向けて引き戻されるときに通る開口部が形成された中空管 と、 他方で、前記係止領域の数に１を加えた数に少なくとも等しい数の安定位置をと り得るようにした軸とを備え、 前記軸が、前記シューに関係し、 前記軸の安定位置の機能として、前記シューを前記管の外側に向けて引き戻すカ ムが設けられたことを特徴とする包装。
3. ３．請求の範囲第１項に記載の包装にして、前記主軸が、 その一端から片持ち状に保持される一方、その他端がハウジングの一端部壁を固 定し、ウェブ製品が巻かれた管広げが前記主軸上で摺動するのを許容することを 特徴とする包装。
4. ４．請求の範囲第１項に記載の包装にして、前記スロットには、前記ウェブ製品 へのアクセスを可能にする開口部を提供し得るように前記スロットの横寸法が著 しく増大するのを許容する手段が取り付けられることを特徴とする包装。
5. ５．請求の範囲第４項に記載の包装にして、前記スロットには、該スロットを光 遮蔽可能にし、下流の利用装置に着座する相補的手段に関係するのを可能にする 手段が取り付けられることを特徴とする包装。