JP3445333B2 - 感光ウエブ材料ロールの保持分配用カセット及び時計ばね作用防止方法 - Google Patents
感光ウエブ材料ロールの保持分配用カセット及び時計ばね作用防止方法Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H16/00—Unwinding, paying-out webs
- B65H16/005—Dispensers, i.e. machines for unwinding only parts of web roll
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B27/00—Photographic printing apparatus
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- G03B27/52—Details
- G03B27/58—Baseboards, masking frames, or other holders for the sensitive material
- G03B27/587—Handling photosensitive webs
- G03B27/588—Supply rolls; Cutting arrangements
-
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
- Replacement Of Web Rolls (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は一般に、露光されていな
い感光ウエブ材料のロールを保持し分配するためのカセ
ットと、ウエブ材料の巻かれたロールがカセット内部で
時計ばね作用をするのを防止する方法とに関する。
い感光ウエブ材料のロールを保持し分配するためのカセ
ットと、ウエブ材料の巻かれたロールがカセット内部で
時計ばね作用をするのを防止する方法とに関する。
【０００２】
【従来の技術】当該技術において、写真植字装置におい
て用いるため、半自動処理カメラにおいて例えば拡散転
写材料を白光の環境のもとに取扱うために未露光の感光
ウエブ材料のロールを保持し分配するウエブカセットを
提供することが一般に知られている。このようなウエブ
カセットにおいては、端部キャップは、カセットジャケ
ットの側縁を受け入れるための周溝を有し、接着剤及び
／又はステープルにより側縁に対して光を通さないよう
に固定されている。したがって、従来のウエブカセット
の欠点は、接着剤をジャケットの側縁に塗布する段階
と、端部キャップの係止縁とジャケット側縁とを一緒に
ステープルで固定する段階とが、ウエブカセットを製造
する費用を増大させるということである。
て用いるため、半自動処理カメラにおいて例えば拡散転
写材料を白光の環境のもとに取扱うために未露光の感光
ウエブ材料のロールを保持し分配するウエブカセットを
提供することが一般に知られている。このようなウエブ
カセットにおいては、端部キャップは、カセットジャケ
ットの側縁を受け入れるための周溝を有し、接着剤及び
／又はステープルにより側縁に対して光を通さないよう
に固定されている。したがって、従来のウエブカセット
の欠点は、接着剤をジャケットの側縁に塗布する段階
と、端部キャップの係止縁とジャケット側縁とを一緒に
ステープルで固定する段階とが、ウエブカセットを製造
する費用を増大させるということである。
【０００３】上記の問題を解決するための従来の１つの
試みは米国特許第４，９０３，８３３号を含み、この特
許は、スプール端部フランジの隣接外表面に対して密接
して終わる内側に延出する環状リングをハウジングに有
し、媒体材料を支持しカートリッジ又はカセットが手荒
く取扱われもしくは落とした場合に縮まるのを防止す
る、感光性ウエブ型材料のためのカセットを教示してい
る。この開示されたカートリッジは意図された目的に対
しては満足できるものであったが、上記の現在の要求を
満足させるものではない。
試みは米国特許第４，９０３，８３３号を含み、この特
許は、スプール端部フランジの隣接外表面に対して密接
して終わる内側に延出する環状リングをハウジングに有
し、媒体材料を支持しカートリッジ又はカセットが手荒
く取扱われもしくは落とした場合に縮まるのを防止す
る、感光性ウエブ型材料のためのカセットを教示してい
る。この開示されたカートリッジは意図された目的に対
しては満足できるものであったが、上記の現在の要求を
満足させるものではない。
【０００４】さらに、現在感光性フィルム及び紙のウエ
ブのために用いられている種々のカセットにおいて、ウ
エブは、フランジを有し又は有しないスプール又はコア
の上に巻かれそして全体的にウエブを取巻きこのウエブ
を光とその他の損傷作用とから保護するカセットの内部
に収納される。ウエブの一端は通常はコア又はスプール
の中心に固定され、他端はカセットの取出し溝を通って
カセットの外に延出している。このウエブの他端はカセ
ットの表面に固定されカメラその他の中に挿入するため
カセットから解放される。このカセット内のウエブは取
扱い及び輸送中に巻き戻される傾向のあることがわかっ
ている。ウエブの内端がコア又はスプールの中心に連結
されておりまた他端が通常のようにカセットの外表面に
固定されているために、このウエブは解放された時計ば
ねとして作用し、ウエブが巻き戻されるにしたがってス
プールを回転させる。
ブのために用いられている種々のカセットにおいて、ウ
エブは、フランジを有し又は有しないスプール又はコア
の上に巻かれそして全体的にウエブを取巻きこのウエブ
を光とその他の損傷作用とから保護するカセットの内部
に収納される。ウエブの一端は通常はコア又はスプール
の中心に固定され、他端はカセットの取出し溝を通って
カセットの外に延出している。このウエブの他端はカセ
ットの表面に固定されカメラその他の中に挿入するため
カセットから解放される。このカセット内のウエブは取
扱い及び輸送中に巻き戻される傾向のあることがわかっ
ている。ウエブの内端がコア又はスプールの中心に連結
されておりまた他端が通常のようにカセットの外表面に
固定されているために、このウエブは解放された時計ば
ねとして作用し、ウエブが巻き戻されるにしたがってス
プールを回転させる。
【０００５】このウエブの時計ばね作用は、隣接するウ
エブの巻かれた部分の表面をひっかきウエブ上に記録さ
れる画像の品質低下を生じることとなる。他の例におい
ては、ウエブはウエブの外側の巻かれた部分がカセット
の内面にひっかかるまで外側に向って時計ばね作用を
し、ウエブの続いての繰出しを困難に又は不可能にす
る。これらの、ウエブの外端部がカセットの表面に固定
されていない状態又はカセット表面から不注意により解
放された状態においては、時計ばね作用はウエブの外端
を溝を通ってカセットの中に引き戻し、カセットが全く
使用できないようにする。
エブの巻かれた部分の表面をひっかきウエブ上に記録さ
れる画像の品質低下を生じることとなる。他の例におい
ては、ウエブはウエブの外側の巻かれた部分がカセット
の内面にひっかかるまで外側に向って時計ばね作用を
し、ウエブの続いての繰出しを困難に又は不可能にす
る。これらの、ウエブの外端部がカセットの表面に固定
されていない状態又はカセット表面から不注意により解
放された状態においては、時計ばね作用はウエブの外端
を溝を通ってカセットの中に引き戻し、カセットが全く
使用できないようにする。
【０００６】様々な試みが、時計ばね作用すなわちウエ
ブをカセットの中で巻き戻す作用を阻止する方法を提供
するためになされてきた。例えば、ウエブ分配カセット
のためのコアロック装置を用いる１つの方法が Researc
h Disclosureの１９７７年１１月発行の項目第１６３５
２号として開示され発行されている。このコア−ロック
装置においては、ウエブ巻き取りコアは溝をつけた端部
が設けられ、コア−ロック部材がカセットの２つの端部
キャップの一方に係止され摺動可能に設けられている。
米国特許第３，８３１，８８１号において、回転自在の
フィルム巻上げコア上の中空コアの内部に配設されたフ
ォーク状部材を備える停滞防止装置が開示されている。
この制御部材は本体部分から突き出る可撓性の外側に延
出するアームを有している。制御部材の係合位置におい
て、そのアームはコアの順（巻上げ）方向の回転中巻上
げコアの内部カム又はラチェット表面の上を摺動し、し
たがってこの回転が可能となる。
ブをカセットの中で巻き戻す作用を阻止する方法を提供
するためになされてきた。例えば、ウエブ分配カセット
のためのコアロック装置を用いる１つの方法が Researc
h Disclosureの１９７７年１１月発行の項目第１６３５
２号として開示され発行されている。このコア−ロック
装置においては、ウエブ巻き取りコアは溝をつけた端部
が設けられ、コア−ロック部材がカセットの２つの端部
キャップの一方に係止され摺動可能に設けられている。
米国特許第３，８３１，８８１号において、回転自在の
フィルム巻上げコア上の中空コアの内部に配設されたフ
ォーク状部材を備える停滞防止装置が開示されている。
この制御部材は本体部分から突き出る可撓性の外側に延
出するアームを有している。制御部材の係合位置におい
て、そのアームはコアの順（巻上げ）方向の回転中巻上
げコアの内部カム又はラチェット表面の上を摺動し、し
たがってこの回転が可能となる。
【０００７】一方において、これらのアームはコア支柱
のカム又はラチェットの表面に係合しコアを反対（巻き
戻し）方向に回転させようとした時コアの回転を阻止す
るようにしている。このフィルムカートリッジがカメラ
の内部に置かれた時、フォーク状部材がカメラのラチェ
ット表面との係合がはずれるまで軸方向に動され、それ
によりコアが順方向及び逆方向の両方向に自由に回転で
きるようになる。米国特許第４，７５６，４１８号で
は、時計ばね作用防止装置が開示され、この装置は、コ
アとカセットとのそれぞれの整列した切込みと溝を通っ
て挿入可能な対向両端部を有しコアをカセットにロック
するための、コアとカセットとは別体のクリップを具備
している。
のカム又はラチェットの表面に係合しコアを反対（巻き
戻し）方向に回転させようとした時コアの回転を阻止す
るようにしている。このフィルムカートリッジがカメラ
の内部に置かれた時、フォーク状部材がカメラのラチェ
ット表面との係合がはずれるまで軸方向に動され、それ
によりコアが順方向及び逆方向の両方向に自由に回転で
きるようになる。米国特許第４，７５６，４１８号で
は、時計ばね作用防止装置が開示され、この装置は、コ
アとカセットとのそれぞれの整列した切込みと溝を通っ
て挿入可能な対向両端部を有しコアをカセットにロック
するための、コアとカセットとは別体のクリップを具備
している。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】したがって、組立てが
容易で経済的に製造できる光を通さないウエブカセット
と、カセット内でウエブが巻き戻されるのを阻止しカー
トリッジの損傷するのを減少させる改良された時計ばね
作用防止方法とが必要となる。
容易で経済的に製造できる光を通さないウエブカセット
と、カセット内でウエブが巻き戻されるのを阻止しカー
トリッジの損傷するのを減少させる改良された時計ばね
作用防止方法とが必要となる。
【０００９】本発明の目的はしたがって、感光ウエブ材
料のロールを保持し分配するための改良された光遮断ウ
エブカセットを提供することである。
料のロールを保持し分配するための改良された光遮断ウ
エブカセットを提供することである。
【００１０】本発明の他の目的は、簡単な設計と構造
で、作用が極めて効率的で信頼でき、製造が経済的な、
ウエブカセットのための時計ばね作用防止装置を提供す
ることである。
で、作用が極めて効率的で信頼でき、製造が経済的な、
ウエブカセットのための時計ばね作用防止装置を提供す
ることである。
【００１１】
【課題を解決するための手段】したがって、上記の課題
を解決するため、本発明の一実施態様において、感光ウ
エブ材料のロールを保持し分配するためのカセットが提
供されるが、このカセットは、１つの軸線の周りに回転
自在でコア開口を区画形成する内周面を有するウエブコ
アと、ウエブコアに挿入可能でウエブコアを回転自在に
支持する管状ハブ部材を有し、該ハブ部材がウエブコア
の内周面から半径方向に離間されコア内周面との間に環
状間隙を形成する少なくとも１つの端部キャップと、ウ
エブコアを取巻き端部キャップにより支持されたジャケ
ットと、ウエブコアを輸送及び取扱い中に回転しないよ
う固定しウエブをカセットから移送する間ウエブコアを
順方向に回転させるよう解放するカセット上の時計ばね
作用防止手段とを具備し、該時計ばね作用防止手段が、
少なくとも１つのハブ部材の内部に摺動自在に取付けら
れたフォークを具備し、該フォークが一端に少なくとも
１つの掛け止めフィンガーと他端に少なくとも１つのロ
ック用フィンガーとをそれぞれ有し、前記フォークがさ
らに、掛け止めフィンガーが端部キャップに掛け止め係
合しロック用フィンガーがハブ部材とウエブコアとの間
の環状間隙に押し込まれウエブコアを回転しないようロ
ックするコア−ロック位置と、掛け止めフィンガーが端
部キャップからはずされロック用フィンガーが環状間隙
からはずされウエブコアが回転できるようにするコア−
解放位置との間で、摺動自在に移動できるようにしてい
る。
を解決するため、本発明の一実施態様において、感光ウ
エブ材料のロールを保持し分配するためのカセットが提
供されるが、このカセットは、１つの軸線の周りに回転
自在でコア開口を区画形成する内周面を有するウエブコ
アと、ウエブコアに挿入可能でウエブコアを回転自在に
支持する管状ハブ部材を有し、該ハブ部材がウエブコア
の内周面から半径方向に離間されコア内周面との間に環
状間隙を形成する少なくとも１つの端部キャップと、ウ
エブコアを取巻き端部キャップにより支持されたジャケ
ットと、ウエブコアを輸送及び取扱い中に回転しないよ
う固定しウエブをカセットから移送する間ウエブコアを
順方向に回転させるよう解放するカセット上の時計ばね
作用防止手段とを具備し、該時計ばね作用防止手段が、
少なくとも１つのハブ部材の内部に摺動自在に取付けら
れたフォークを具備し、該フォークが一端に少なくとも
１つの掛け止めフィンガーと他端に少なくとも１つのロ
ック用フィンガーとをそれぞれ有し、前記フォークがさ
らに、掛け止めフィンガーが端部キャップに掛け止め係
合しロック用フィンガーがハブ部材とウエブコアとの間
の環状間隙に押し込まれウエブコアを回転しないようロ
ックするコア−ロック位置と、掛け止めフィンガーが端
部キャップからはずされロック用フィンガーが環状間隙
からはずされウエブコアが回転できるようにするコア−
解放位置との間で、摺動自在に移動できるようにしてい
る。
【００１２】さらに、本発明の目的を達成するため、本
発明の他の実施態様において、ウエブ材料の巻かれたロ
ールが保管及び輸送中にカセット内で時計ばね作用する
のを防止する方法であって、前記カセットにおいて、ウ
エブ材料のロールが、コア開口を区画形成する内周面を
有する中心管状コアの上に巻かれ、一対のカセット端部
キャップが、コア開口に挿入可能でコアを回転自在に支
持する中心管状ハブ部材を有し、各ハブ部材が、コアの
内周面から半径方向に離間した外周面を有しその間に環
状間隙を形成している、時計ばね作用防止方法におい
て、コアの内周面に摺動自在に係合しコア−ロック位置
とコア−解放位置との間で動く可撓押し込みアームを有
する押し込み手段を、管状ハブ部材の少なくとも１つに
摺動自在に取付ける段階と、押し込み手段を、押し込み
アームがコアの内周面とハブ部材の外周面とに固定係合
するよう環状間隙に押し込まれコアの回転とウエブ材料
のロールの時計ばね作用とを阻止するコア−ロック位置
と、押し込みアームが環状間隙から引出されコアとウエ
ブ材料のロールとが回転できるようにするコア−解放位
置との間で、摺動自在に動かす段階とからなっているウ
エブ材料の巻かれたロールの時計ばね作用防止方法が提
供される。
発明の他の実施態様において、ウエブ材料の巻かれたロ
ールが保管及び輸送中にカセット内で時計ばね作用する
のを防止する方法であって、前記カセットにおいて、ウ
エブ材料のロールが、コア開口を区画形成する内周面を
有する中心管状コアの上に巻かれ、一対のカセット端部
キャップが、コア開口に挿入可能でコアを回転自在に支
持する中心管状ハブ部材を有し、各ハブ部材が、コアの
内周面から半径方向に離間した外周面を有しその間に環
状間隙を形成している、時計ばね作用防止方法におい
て、コアの内周面に摺動自在に係合しコア−ロック位置
とコア−解放位置との間で動く可撓押し込みアームを有
する押し込み手段を、管状ハブ部材の少なくとも１つに
摺動自在に取付ける段階と、押し込み手段を、押し込み
アームがコアの内周面とハブ部材の外周面とに固定係合
するよう環状間隙に押し込まれコアの回転とウエブ材料
のロールの時計ばね作用とを阻止するコア−ロック位置
と、押し込みアームが環状間隙から引出されコアとウエ
ブ材料のロールとが回転できるようにするコア−解放位
置との間で、摺動自在に動かす段階とからなっているウ
エブ材料の巻かれたロールの時計ばね作用防止方法が提
供される。
【００１３】
【実施例】図１及び２を参照すると、本発明のウエブカ
セット１０の好適な実施態様は実質的に管状のコア１２
を具備し、このコア１２にウエブ材料１４が巻かれウエ
ブロールを形成する。ウエブロールは本発明の必要な範
囲で任意の手段によって取巻かれ、好ましくはウエブロ
ールは側縁１８を有する実質的に矩形のジャケット１６
の内部に収容される。ジャケット１６は実質的に一方の
側縁１８から他方の側縁に延びる周囲のウエブ取出し溝
２０を有し、この溝２０を通ってウエブ材料１４がカセ
ット１０から引出される。
セット１０の好適な実施態様は実質的に管状のコア１２
を具備し、このコア１２にウエブ材料１４が巻かれウエ
ブロールを形成する。ウエブロールは本発明の必要な範
囲で任意の手段によって取巻かれ、好ましくはウエブロ
ールは側縁１８を有する実質的に矩形のジャケット１６
の内部に収容される。ジャケット１６は実質的に一方の
側縁１８から他方の側縁に延びる周囲のウエブ取出し溝
２０を有し、この溝２０を通ってウエブ材料１４がカセ
ット１０から引出される。
【００１４】本発明の好適な実施態様において、ウエブ
カセット１０はジャケット１６を支持する一対の実質的
に同一の端部キャップ２２が設けられている。複数の補
強リブ２４（図１）が端部キャップ２２の内壁２６（図
２）から端部キャップ２２の外壁へと半径方向に延びて
いる。各端部キャップ２２は周縁凹所３０を有し図２に
最も良く見られるようにジャケット１６の端縁を受け入
れるようにしている。さらに、各端部キャップ２２は、
外側周縁斜面３６と直径方向に延び本発明の時計ばね作
用防止機構と作動的に係合する棒状部３８とを有する管
状ハブ部材３４を有している。
カセット１０はジャケット１６を支持する一対の実質的
に同一の端部キャップ２２が設けられている。複数の補
強リブ２４（図１）が端部キャップ２２の内壁２６（図
２）から端部キャップ２２の外壁へと半径方向に延びて
いる。各端部キャップ２２は周縁凹所３０を有し図２に
最も良く見られるようにジャケット１６の端縁を受け入
れるようにしている。さらに、各端部キャップ２２は、
外側周縁斜面３６と直径方向に延び本発明の時計ばね作
用防止機構と作動的に係合する棒状部３８とを有する管
状ハブ部材３４を有している。
【００１５】ウエブコア１２はハブ部材３４（図２）の
外周縁斜面３６と係合するコア開口４２を区画形成する
スリーブ部分４０を有している。スリーブ部分４０はウ
エブロールが回転ししかもハブ部材３４の外周縁斜面３
６と接触している間光遮断及び軸受表面として作用す
る。
外周縁斜面３６と係合するコア開口４２を区画形成する
スリーブ部分４０を有している。スリーブ部分４０はウ
エブロールが回転ししかもハブ部材３４の外周縁斜面３
６と接触している間光遮断及び軸受表面として作用す
る。
【００１６】図２，３，４及び５を参照すると、本発明
の時計ばね作用防止機構が示され、少なくとも１つの可
撓掛け止めフィンガー４６と可撓ロック用フィンガー４
８とを有するフォーク４４と、回転防止アーム５０とを
具備している。ウエブコア１２に対する端部キャップ２
２の回転を防止するため多くの方法があるが、この好適
な実施態様では、それぞれが中央部材５２の一端から延
出する一対の離間した可撓掛け止めフィンガー４６と中
央部材５２の他端からハブ部材３４の方に向って延出す
る一対の可撓ロック用フィンガー４８とを具備する実質
的に平らなフォーク４４が好ましい。フォーク４４はそ
のロックした位置で示されている（図３）間、可撓ロッ
ク用フィンガー４８はウエブコア１２とハブ部材３４の
周縁斜面３６との間に押し込まれ、それにより端部キャ
ップ２２とウエブコア１２との間の回転を阻止する。本
発明はウエブコア１２が柔らかい突き通し可能なボール
紙材料からなるようにする。フォーク４４は、可撓掛け
止めフィンガー４６の切込み５６を端部キャップ２２の
肩部５８に係合させる可撓掛け止めフィンガー４６によ
り、コア開口４２を通りウエブコア１２の中心に向って
内方に押されないよう保持される（図３）。可撓掛け止
めフィンガー４６が相互に挾み込まれフォーク４４が内
側に押されると、フォーク４４はウエブコア１２の中心
に向って軸方向に摺動し端部キャップ２２の中央開口６
０の中に隠れ、それによりウエブコア１２を解放しウエ
ブ材料１４が分配される時ウエブコア１２と端部キャッ
プ２２との間の回転ができるようにする。
の時計ばね作用防止機構が示され、少なくとも１つの可
撓掛け止めフィンガー４６と可撓ロック用フィンガー４
８とを有するフォーク４４と、回転防止アーム５０とを
具備している。ウエブコア１２に対する端部キャップ２
２の回転を防止するため多くの方法があるが、この好適
な実施態様では、それぞれが中央部材５２の一端から延
出する一対の離間した可撓掛け止めフィンガー４６と中
央部材５２の他端からハブ部材３４の方に向って延出す
る一対の可撓ロック用フィンガー４８とを具備する実質
的に平らなフォーク４４が好ましい。フォーク４４はそ
のロックした位置で示されている（図３）間、可撓ロッ
ク用フィンガー４８はウエブコア１２とハブ部材３４の
周縁斜面３６との間に押し込まれ、それにより端部キャ
ップ２２とウエブコア１２との間の回転を阻止する。本
発明はウエブコア１２が柔らかい突き通し可能なボール
紙材料からなるようにする。フォーク４４は、可撓掛け
止めフィンガー４６の切込み５６を端部キャップ２２の
肩部５８に係合させる可撓掛け止めフィンガー４６によ
り、コア開口４２を通りウエブコア１２の中心に向って
内方に押されないよう保持される（図３）。可撓掛け止
めフィンガー４６が相互に挾み込まれフォーク４４が内
側に押されると、フォーク４４はウエブコア１２の中心
に向って軸方向に摺動し端部キャップ２２の中央開口６
０の中に隠れ、それによりウエブコア１２を解放しウエ
ブ材料１４が分配される時ウエブコア１２と端部キャッ
プ２２との間の回転ができるようにする。
【００１７】したがって、本発明によって構成される時
計ばね作用防止機構を有するウエブカセット１０の重要
な利点は、容易に組立てることができ、現存のカートリ
ッジ構造に最小の変更をもたらし、非常に目立ちやす
く、しかも容易に作用が理解できることである。
計ばね作用防止機構を有するウエブカセット１０の重要
な利点は、容易に組立てることができ、現存のカートリ
ッジ構造に最小の変更をもたらし、非常に目立ちやす
く、しかも容易に作用が理解できることである。
【００１８】本発明は様々な実施態様を特に参照して詳
細に記載されてきたが、変更や変形が本発明の精神と範
囲内で行い得ることが理解されるであろう。
細に記載されてきたが、変更や変形が本発明の精神と範
囲内で行い得ることが理解されるであろう。
【図１】本発明の原理によるウエブカセットの斜面図で
ある。
ある。
【図２】図１の２−２線によって示される平面による垂
直断面図でカセットの一方の端部を分解して示す図であ
る。
直断面図でカセットの一方の端部を分解して示す図であ
る。
【図３】ロックされた位置にある時計ばね作用防止機構
の拡大端面図である。
の拡大端面図である。
【図４】ロック解除位置にある時計ばね作用防止機構の
拡大端面図である。
拡大端面図である。
【図５】端部キャップの破截斜面図である。
【図６】端部キャップの部分図である。
１０…ウエブカセット
１２…管状コア
１４…ウエブ材料
１６…ジャケット
１８…側縁
２０…ウエブ取出し溝
２２…端部キャップ
２４…リブ
２６…内壁
２８…外壁
３０…凹所
３４…ハブ部材
３６…斜面
３８…棒状部
４０…スリーブ部分
４２…コア開口
４４…フォーク
４６…掛け止めフィンガー
４８…ロック用フィンガー
５０…回転アーム
５２…中央部材
５６…係合用切込み
５８…肩部
６０…中央開口
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 トーマス シー．ヒーレイ
アメリカ合衆国，ニューヨーク 14615,
ロチェスター，ストーンクレスト ドラ
イブ 46
(72)発明者 マーク ジェイ．モールス
アメリカ合衆国，ニューヨーク 14613,
ロチェスター，レイク アベニュ 1075
(56)参考文献 特開 平２−266349（ＪＰ，Ａ)
特開 昭62−163049（ＪＰ，Ａ)
特開 昭57−128333（ＪＰ，Ａ)
実開 平４−1545（ＪＰ，Ｕ)
実開 平３−35539（ＪＰ，Ｕ)
実開 平２−138744（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
G03C 3/00 525
Claims (2)
- 【請求項１】 感光ウエブ材料のロールを保持し分配す
るためのカセットであって、 軸線の周りに回転可能でコア開口を区画形成する内周面
を有するウエブコアと、 前記コア開口に挿入可能な管形状のハブ部材を有し前記
ウエブコアを回転自在に保持する少なくとも１つの端部
キャップであって、前記ハブ部材が前記ウエブコアの前
記内周面から半径方向に離間した外周斜面を有し前記内
周面との間に環状間隙を形成している、少なくとも１つ
の端部キャップと、 前記ウエブコアを取巻き前記端部キャップにより支持さ
れているジャケットと、 前記ウエブコアを輸送及び取扱い中に回転しないよう固
定しまた前記ウエブコアを前記カセットからウエブを移
送する間順方向に回転するよう解放するための、前記カ
セット上の時計ばね作用防止手段、 とを具備し、前記時計ばね作用防止手段が、 少なくとも１つの掛け止めフィンガーを一端に少なくと
も１つのロック用フィンガーを他端にそれぞれ有する、
少なくとも一方のハブ部材の内部に摺動自在に取付けら
れたフォークを具備し、該フォークがさらに、前記掛け
止めフィンガーが前記端部キャップと掛止するよう係合
し前記ロック用フィンガーが前記ハブ部材と前記ウエブ
コアとの間の前記環状間隙に押し込まれてウエブコアを
回転しないようロックするコア−ロック位置と、前記掛
け止めフィンガーが前記端部キャップからはずされ前記
ロック用フィンガーが前記環状間隙からはずされてウエ
ブコアが回転できるようにするコア−解放位置との間
を、摺動自在に移動するようにしている感光ウエブ材料
ロールの保持分配用カセット。 - 【請求項２】 ウエブ材料の巻かれたロールがカセット
の内部で時計ばね作用をするのを防止する方法であっ
て、前記ウエブ材料のロールがコア開口を区画形成する
内周斜面を有する中央管状コア上に巻かれ、一対のカセ
ット端部キャップがコア開口に挿入可能な中央管状ハブ
部材を有しコアを回転自在に支持し、各ハブ部材がコア
の内周面から半径方向に離間した外周面を有しコア内周
面との間に環状間隙を形成している、ウエブ材料ロール
の時計ばね作用防止方法において、 コアの内周面と摺動自在に係合する可撓押し込みアーム
を有しコア−ロック位置とコア−解放位置との間を移動
する押し込み手段を、管状ハブ部材の少なくとも一方の
内部に摺動自在に取付ける段階と、 前記押し込み手段を、押し込みアームが環状間隙の中に
押し込まれコアの内周面とハブ部材の外周面とにロック
するよう係合しコアの回転とウエブ材料のロールの時計
ばね作用とを阻止するコア−ロック位置と、ロック用フ
ィンガーが環状間隙から引出されコアとウエブ材料のロ
ールとが回転できるようにするコア−解放位置との間
で、摺動自在に動かす段階、とからなるウエブ材料ロー
ルの時計ばね作用防止方法。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/979,515 US5314134A (en) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | Anti-clockspringing cassette for a roll of web material and method |
| US979515 | 1997-11-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0772590A JPH0772590A (ja) | 1995-03-17 |
| JP3445333B2 true JP3445333B2 (ja) | 2003-09-08 |
Family
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP28890793A Expired - Fee Related JP3445333B2 (ja) | 1992-11-19 | 1993-11-18 | 感光ウエブ材料ロールの保持分配用カセット及び時計ばね作用防止方法 |
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|---|---|
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| EP (1) | EP0598668A1 (ja) |
| JP (1) | JP3445333B2 (ja) |
| CA (1) | CA2108320A1 (ja) |
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| WO2017022372A1 (ja) * | 2015-08-06 | 2017-02-09 | 株式会社クラレ | コア用栓、フィルムロール、包装体及びコア用栓の取り外し方法 |
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|---|---|---|---|---|
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| US4033523A (en) * | 1975-12-11 | 1977-07-05 | Eastman Kodak Company | Film cartridge |
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| US4903833A (en) * | 1988-10-17 | 1990-02-27 | The Mead Corporation | Cartridge for web-type media material |
-
1992
- 1992-11-19 US US07/979,515 patent/US5314134A/en not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-10-13 CA CA002108320A patent/CA2108320A1/en not_active Abandoned
- 1993-10-27 EP EP93420420A patent/EP0598668A1/en not_active Withdrawn
- 1993-11-18 JP JP28890793A patent/JP3445333B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
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