JP2523741B2 - 巻き戻り防止装置及びその方法 - Google Patents
巻き戻り防止装置及びその方法Info
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- JP2523741B2 JP2523741B2 JP62504493A JP50449387A JP2523741B2 JP 2523741 B2 JP2523741 B2 JP 2523741B2 JP 62504493 A JP62504493 A JP 62504493A JP 50449387 A JP50449387 A JP 50449387A JP 2523741 B2 JP2523741 B2 JP 2523741B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H16/00—Unwinding, paying-out webs
- B65H16/005—Dispensers, i.e. machines for unwinding only parts of web roll
-
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- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/10—Handled articles or webs
- B65H2701/17—Nature of material
- B65H2701/171—Physical features of handled article or web
- B65H2701/1719—Photosensitive, e.g. exposure, photographic or phosphor
Landscapes
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
- Saccharide Compounds (AREA)
- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
- Surgical Instruments (AREA)
- Unwinding Webs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明はウエブ(帯状物)カートリッジに係り、詳細
には巻回されたウエブが保管、運搬の最中にカートリッ
ジ内で巻き戻ることを防止することができる巻き戻り防
止装置及びその方法に関する。
には巻回されたウエブが保管、運搬の最中にカートリッ
ジ内で巻き戻ることを防止することができる巻き戻り防
止装置及びその方法に関する。
現在、写真フィルムや紙等のウエブに用いられる種々
のパッケージ、即ちカートリッジ内においては、ウエブ
は、フランジを有する、あるいはフランジの無いスプー
ル、即ちコアに巻回され、光その他の有害因子から保護
するために同ウエブを完全に包囲するマガジン内に収容
されている。ウエブの一端は通常、コア即ちスプールに
固定されている一方、他端はマガジンに形成されたスロ
ットからマガジン外部に伸びている。前記他端は更にカ
ートリッジの表面に固定されており、同他端はカメラ等
に装填する際にカートリッジから取り外される。このよ
うなカートリッジ内のウエブは取り扱いの最中、及び輸
送最中に巻き戻りを起こすことが知られている。前述し
たように、ウエブの一端はコア、即ちスプールに固定さ
れ、他端は通常、カートリッジの表面に固定されている
ので、ウエブが巻き戻りを起こすときに同ウエブは解放
時の時計ばねのようにスプールを回転させる。このよう
にウエブの巻き戻りが起こると巻回されたウエブの隣合
う表面に傷が付き、その上に記録される像の質の低下を
招幣する。またウエブは外側に広がる方向に巻き戻りを
起こすため、巻回されたウエブの外表面がカートリッジ
の内表面に強く押し付けられ、ウエブの巻き出し困難に
し、若しくは不可能にしていた。また更に、ウエブの他
端がカートリッジの表面に固定されていない場合、若し
くは固定されていたが、偶然にカートリッジの表面から
離れてしまった場合にウエブの巻き戻りが起きるとウエ
ブの他端がスロットを通してカートリッジ内に引き込ま
れてしまいカートリッジが全く役に立たなくなってしま
う。
のパッケージ、即ちカートリッジ内においては、ウエブ
は、フランジを有する、あるいはフランジの無いスプー
ル、即ちコアに巻回され、光その他の有害因子から保護
するために同ウエブを完全に包囲するマガジン内に収容
されている。ウエブの一端は通常、コア即ちスプールに
固定されている一方、他端はマガジンに形成されたスロ
ットからマガジン外部に伸びている。前記他端は更にカ
ートリッジの表面に固定されており、同他端はカメラ等
に装填する際にカートリッジから取り外される。このよ
うなカートリッジ内のウエブは取り扱いの最中、及び輸
送最中に巻き戻りを起こすことが知られている。前述し
たように、ウエブの一端はコア、即ちスプールに固定さ
れ、他端は通常、カートリッジの表面に固定されている
ので、ウエブが巻き戻りを起こすときに同ウエブは解放
時の時計ばねのようにスプールを回転させる。このよう
にウエブの巻き戻りが起こると巻回されたウエブの隣合
う表面に傷が付き、その上に記録される像の質の低下を
招幣する。またウエブは外側に広がる方向に巻き戻りを
起こすため、巻回されたウエブの外表面がカートリッジ
の内表面に強く押し付けられ、ウエブの巻き出し困難に
し、若しくは不可能にしていた。また更に、ウエブの他
端がカートリッジの表面に固定されていない場合、若し
くは固定されていたが、偶然にカートリッジの表面から
離れてしまった場合にウエブの巻き戻りが起きるとウエ
ブの他端がスロットを通してカートリッジ内に引き込ま
れてしまいカートリッジが全く役に立たなくなってしま
う。
過去において、カートリッジ内のウエブの巻き戻りを
防止するための種々の装置が提案された。例えば、1977
年11月に発行されたリサーチディスクロジャー16352号
には、ウエブを消費するカセット用のコアロック装置が
記載されている。このコアロック装置に於いては、ウエ
ブを巻くコアにスロット付端部を設け、又カセットの二
つの端部キャップの一方に於いて、捕捉され又摺動可能
(但し光密的に)とされるコアロック部材が設けられて
いる。米国特許3,784,001号にはコアとカートリッジの
一部との間にフランジ化するコネクタを設けてフィルム
の巻き戻りを防ぐフィルムカートリッジが開示されてい
る。このコネクタは輸送の最中においてコアが回転する
のを防止するのに十分な強度を有する一方、カートリッ
ジからフィルムを引き出す際には壊れてコアが回転でき
るようにする。また米国特許4,210,296号にはスプール
の回転を防止する装置が一体的に設けられたリボンカー
トリッジが開示されている。このスプールの回転を防止
する装置は軸方向に移動可能なコア挿入子を有してお
り、同コア挿入子は柔軟なブリッヂもしくはアームによ
ってカートリッジの壁面に取り付けられている。コア挿
入子が手によりコアの開口端に押し込み摩擦によってコ
アの回転を防止する。カートリッジを機械に組み付けた
時には、機械に設けられたポストがコア挿入子を軸方向
に変位させ、摩擦による係合状態を解き、供給スプール
が自由に回転できるようにする。また更に他の従来技
術、米国特許3,613,876号においては、コアの表面とハ
ブの端部との間が一つもしくはそれ以上の箇所で点溶接
されたフィルムカートリッジ用の巻き戻り防止装置が開
示されている。点溶接によって輸送の最中におけるコア
の回転が防止される一方、フィルムがカートリッジから
引き出されるときは溶接部分が分離してコアが回転でき
るようにする。またコアの端部の外周及びカートリッジ
の壁部に、整列された複数のノッチを形成して、ゴムバ
ンドをノッチの部分に入れると共に、ゴムバンドをカー
トリッジの全体の囲りに位置させることによってカート
リッジ内で、巻回されたウエブが巻き戻りを起こすのを
防止した従来技術も周知である。このように従来から、
カートリッジ内のウエブの巻き戻りを防止する為種々の
装置が提案され、いずれも一応の成果を納めてはいる
が、依然として更に単純で信頼性に富みかつ経済的に優
れた巻き戻り防止装置及び方法の開発が要請されてい
る。
防止するための種々の装置が提案された。例えば、1977
年11月に発行されたリサーチディスクロジャー16352号
には、ウエブを消費するカセット用のコアロック装置が
記載されている。このコアロック装置に於いては、ウエ
ブを巻くコアにスロット付端部を設け、又カセットの二
つの端部キャップの一方に於いて、捕捉され又摺動可能
(但し光密的に)とされるコアロック部材が設けられて
いる。米国特許3,784,001号にはコアとカートリッジの
一部との間にフランジ化するコネクタを設けてフィルム
の巻き戻りを防ぐフィルムカートリッジが開示されてい
る。このコネクタは輸送の最中においてコアが回転する
のを防止するのに十分な強度を有する一方、カートリッ
ジからフィルムを引き出す際には壊れてコアが回転でき
るようにする。また米国特許4,210,296号にはスプール
の回転を防止する装置が一体的に設けられたリボンカー
トリッジが開示されている。このスプールの回転を防止
する装置は軸方向に移動可能なコア挿入子を有してお
り、同コア挿入子は柔軟なブリッヂもしくはアームによ
ってカートリッジの壁面に取り付けられている。コア挿
入子が手によりコアの開口端に押し込み摩擦によってコ
アの回転を防止する。カートリッジを機械に組み付けた
時には、機械に設けられたポストがコア挿入子を軸方向
に変位させ、摩擦による係合状態を解き、供給スプール
が自由に回転できるようにする。また更に他の従来技
術、米国特許3,613,876号においては、コアの表面とハ
ブの端部との間が一つもしくはそれ以上の箇所で点溶接
されたフィルムカートリッジ用の巻き戻り防止装置が開
示されている。点溶接によって輸送の最中におけるコア
の回転が防止される一方、フィルムがカートリッジから
引き出されるときは溶接部分が分離してコアが回転でき
るようにする。またコアの端部の外周及びカートリッジ
の壁部に、整列された複数のノッチを形成して、ゴムバ
ンドをノッチの部分に入れると共に、ゴムバンドをカー
トリッジの全体の囲りに位置させることによってカート
リッジ内で、巻回されたウエブが巻き戻りを起こすのを
防止した従来技術も周知である。このように従来から、
カートリッジ内のウエブの巻き戻りを防止する為種々の
装置が提案され、いずれも一応の成果を納めてはいる
が、依然として更に単純で信頼性に富みかつ経済的に優
れた巻き戻り防止装置及び方法の開発が要請されてい
る。
従って本発明の目的は、簡単な構成で、作用に信頼性
があり、製造が経済的である巻き戻り防止装置及び方法
を提供することである。
があり、製造が経済的である巻き戻り防止装置及び方法
を提供することである。
上記目的を達成するために本発明は、カートリッジ内
で回転可能なコアに巻回されたウエブが、保管あるいは
輸送の最中に前記カートリッジ内で巻き戻りを起こすの
を防止する巻き戻り防止装置において、 前記コア上に形成されたノッチと、 前記カートリッジ内に形成され、前記ノッチと整合可
能なスロットと、 整合した前記ノッチとスロットとを通して挿入される
端部を有し、カートリッジに対してコアを係止し、これ
によって巻回されたウエブの巻き戻りを防止するクリッ
プとを有することを特徴とする。
で回転可能なコアに巻回されたウエブが、保管あるいは
輸送の最中に前記カートリッジ内で巻き戻りを起こすの
を防止する巻き戻り防止装置において、 前記コア上に形成されたノッチと、 前記カートリッジ内に形成され、前記ノッチと整合可
能なスロットと、 整合した前記ノッチとスロットとを通して挿入される
端部を有し、カートリッジに対してコアを係止し、これ
によって巻回されたウエブの巻き戻りを防止するクリッ
プとを有することを特徴とする。
また本発明においては、カートリッジ内で回転可能な
コアに巻回されたウエブが、保管あるいは輸送の最中に
前記カートリッジ内で巻き戻りを起こすのを防止する巻
き戻り防止方法において、 前記カートリッジにスロットを形成し、 同スロットに整合可能に、前記コアにノッチを形成
し、 前記スロットと前記ノッチを整合させた後、 同スロットとノッチとを通してクリップの端部を挿入
し、これによって前記カートリッジに対してコアを係止
することを特徴とする。
コアに巻回されたウエブが、保管あるいは輸送の最中に
前記カートリッジ内で巻き戻りを起こすのを防止する巻
き戻り防止方法において、 前記カートリッジにスロットを形成し、 同スロットに整合可能に、前記コアにノッチを形成
し、 前記スロットと前記ノッチを整合させた後、 同スロットとノッチとを通してクリップの端部を挿入
し、これによって前記カートリッジに対してコアを係止
することを特徴とする。
後述する本発明の詳細な説明においては添付の図面が
参照される。
参照される。
第1図は本発明の実施例による巻回されたウエブの巻
き戻り防止装置を有するカートリッジの斜視図、 第2図は第1図に示すカートリッジの端面の中央部を
一部切欠いて示した部分図、 第3図は第2図の3−3線視断面図、 第4図は本発明の係止クリップの他の実施例を第3図
と同様に示した部分断面図、 第4A図は係止クリップの更に他の実施例を示した部分
断面図、 第5図は本発明の他の実施例による巻回されたウエブ
の巻き戻り防止装置第2図と同様に示した部分図、 第6図は第5図の5−5線視断面図である。
き戻り防止装置を有するカートリッジの斜視図、 第2図は第1図に示すカートリッジの端面の中央部を
一部切欠いて示した部分図、 第3図は第2図の3−3線視断面図、 第4図は本発明の係止クリップの他の実施例を第3図
と同様に示した部分断面図、 第4A図は係止クリップの更に他の実施例を示した部分
断面図、 第5図は本発明の他の実施例による巻回されたウエブ
の巻き戻り防止装置第2図と同様に示した部分図、 第6図は第5図の5−5線視断面図である。
第1図ないし第3図には本発明の実施例による巻回さ
れたウエブの巻き戻りを防止する装置がカートリッジ内
に開示されている。カートリッジ10は一対のV字状のカ
ップ部材12を有しており、これらカップ部材12はリム1
4、16に沿って接合され、巻回されたウエブ20を収容す
る略直方体のハウジング18を形成している。ハウジング
18の対向する壁部22は略同一の形態をなしているので、
以下は一方の壁部22についてのみ説明する。
れたウエブの巻き戻りを防止する装置がカートリッジ内
に開示されている。カートリッジ10は一対のV字状のカ
ップ部材12を有しており、これらカップ部材12はリム1
4、16に沿って接合され、巻回されたウエブ20を収容す
る略直方体のハウジング18を形成している。ハウジング
18の対向する壁部22は略同一の形態をなしているので、
以下は一方の壁部22についてのみ説明する。
ハウジング18の壁部22は、円筒形のコア24の端部を収
容する円形の開口23が形成されている。またハウジング
18の壁部22には第3図に示すように前記開口23の内周面
に、コア端28を回転可能に支持するリブ26が形成されて
いる。コア端28の周面には溝30が形成されており、この
溝30がリブ26を収容し、コア24を回転可能に支持してい
る。また更にハウジング18の壁部22には、コア端28が挿
通されるリング32が軸方向に突設されている。
容する円形の開口23が形成されている。またハウジング
18の壁部22には第3図に示すように前記開口23の内周面
に、コア端28を回転可能に支持するリブ26が形成されて
いる。コア端28の周面には溝30が形成されており、この
溝30がリブ26を収容し、コア24を回転可能に支持してい
る。また更にハウジング18の壁部22には、コア端28が挿
通されるリング32が軸方向に突設されている。
カートリッジ10内で巻回されたウエブ20が巻き戻りを
起こすのを防止する装置においては、コア24の端部周辺
に間隔をおいて複数のノッチ34とリブ36とが設けられて
いる。一方、リング32には直径方向に対向してスロット
38、38が形成されており、これらスロット38、38は各々
ノッチ34と半径方向に一致する。符号40は、長片形をな
す柔軟なクリップであり、適宜のプラスティック材、例
えばポリカーボナイト等から形成されている。このクリ
ップ40がリング32に対するコア24の係止に用いられる。
即ち、ノッチ34とスロット38とを半径方向に一致させ、
この一致したノッチ34とスロット38とを通してクリップ
40の一端を挿入し、次いでクリップ40の他端を撓ませ前
記一端とは直径方向に対向する側に合わせ、次いでクリ
ップ40を復元させつつ直径方向に対向する側において半
径方向に一致しているノッチ34とスロット38に前記他端
を挿通する。クリップ40がこの係止位置にある場合、第
2図に示すようにクリップ端部に位置する肩部42がリン
グ32の内周面44に当接し、クリップが長さ方向に動いて
ノッチ及びスロットから抜け出ないようにし、リング32
とコア24の係止状態が不用意に解かれるのを防止する。
起こすのを防止する装置においては、コア24の端部周辺
に間隔をおいて複数のノッチ34とリブ36とが設けられて
いる。一方、リング32には直径方向に対向してスロット
38、38が形成されており、これらスロット38、38は各々
ノッチ34と半径方向に一致する。符号40は、長片形をな
す柔軟なクリップであり、適宜のプラスティック材、例
えばポリカーボナイト等から形成されている。このクリ
ップ40がリング32に対するコア24の係止に用いられる。
即ち、ノッチ34とスロット38とを半径方向に一致させ、
この一致したノッチ34とスロット38とを通してクリップ
40の一端を挿入し、次いでクリップ40の他端を撓ませ前
記一端とは直径方向に対向する側に合わせ、次いでクリ
ップ40を復元させつつ直径方向に対向する側において半
径方向に一致しているノッチ34とスロット38に前記他端
を挿通する。クリップ40がこの係止位置にある場合、第
2図に示すようにクリップ端部に位置する肩部42がリン
グ32の内周面44に当接し、クリップが長さ方向に動いて
ノッチ及びスロットから抜け出ないようにし、リング32
とコア24の係止状態が不用意に解かれるのを防止する。
第4図には係止クリップの他の実施例が示されてい
る。このクリップ46はL字状をなし、その一端は半径方
向に一致するノッチ34及びスロット38を通して挿通され
ている一方、その柔軟な他端48はコア24内に挿入され、
コアの内周面に摩擦力によって係止されている。
る。このクリップ46はL字状をなし、その一端は半径方
向に一致するノッチ34及びスロット38を通して挿通され
ている一方、その柔軟な他端48はコア24内に挿入され、
コアの内周面に摩擦力によって係止されている。
第4A図にはクリップの更に他の実施例が示されてい
る。このクリップ40の一端は半径方向に一致するノッチ
34及びスロット38を通して挿通されている一方、他端に
は発泡材等からなる弾性材50が設けられており、この弾
性材50が摩擦力によってコアの内周面に係止されてい
る。
る。このクリップ40の一端は半径方向に一致するノッチ
34及びスロット38を通して挿通されている一方、他端に
は発泡材等からなる弾性材50が設けられており、この弾
性材50が摩擦力によってコアの内周面に係止されてい
る。
第5図及び第6図にはカートリッジ及び係止クリップ
の他の実施例が示されている。このカートリッジにおい
て、対向する壁部52、52の各々は中央のカップ状の凹部
53が形成された壁部の少なくとも一つと実質的に連続し
ている。凹部53は軸方向に突出する円筒状のカップ部材
54を有しており、このカップ部材54はコア58の一方の端
部に形成された短軸56を回転可能に支持している。コア
端には環状の溝60が形成されており、この溝60はカート
リッジの壁部52に形成されたリング62を収容し、光密部
を形成する。コア58端部の環状の表面には第6図に示す
ように、間隔をおいて複数のノッチ64及びリブ66が設け
られている。カートリッジ51にコア58を係止する場合に
は、まず柔軟なクリップ68の一端をカートリッジ壁部52
の凹部53に形成された半径方向に伸びるスロット70に挿
入し、更に同スロット70と半径方向に一致するコア58の
ノッチ64に挿入する。次いでクリップの他端を撓めて短
くした後、クリップを復元させつつその他端、カートリ
ッジ壁部の前記スロット70に直径方向に対向するスロッ
ト70及び同スロット70と半径方向に一致するノッチ64に
挿通する。リング62はストッパとして機能し、クリップ
が係止状態から不用意に解かれるのが防止される。
の他の実施例が示されている。このカートリッジにおい
て、対向する壁部52、52の各々は中央のカップ状の凹部
53が形成された壁部の少なくとも一つと実質的に連続し
ている。凹部53は軸方向に突出する円筒状のカップ部材
54を有しており、このカップ部材54はコア58の一方の端
部に形成された短軸56を回転可能に支持している。コア
端には環状の溝60が形成されており、この溝60はカート
リッジの壁部52に形成されたリング62を収容し、光密部
を形成する。コア58端部の環状の表面には第6図に示す
ように、間隔をおいて複数のノッチ64及びリブ66が設け
られている。カートリッジ51にコア58を係止する場合に
は、まず柔軟なクリップ68の一端をカートリッジ壁部52
の凹部53に形成された半径方向に伸びるスロット70に挿
入し、更に同スロット70と半径方向に一致するコア58の
ノッチ64に挿入する。次いでクリップの他端を撓めて短
くした後、クリップを復元させつつその他端、カートリ
ッジ壁部の前記スロット70に直径方向に対向するスロッ
ト70及び同スロット70と半径方向に一致するノッチ64に
挿通する。リング62はストッパとして機能し、クリップ
が係止状態から不用意に解かれるのが防止される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−181674(JP,A) 実開 昭53−21526(JP,U) 実公 昭39−38588(JP,Y1)
Claims (10)
- 【請求項1】カートリッジ(10)(51)内で回転可能な
コア(24)(58)に巻回されたウエブ(20)が、保管あ
るいは輸送の最中に前記カートリッジ内で巻き戻りを起
こすのを防止する巻き戻り防止装置において、 前記コア(24)(58)上に形成されたノッチ(34)(6
4)と、 前記カートリッジ(10)(51)内に形成され、前記ノッ
チ(34)(64)と整合可能なスロット(38)(70)と、 整合した前記ノッチ(34)(64)とスロット(38)(7
0)とを通して挿入される端部を有し、カートリッジ(1
0)(51)に対してコア(24)(58)を係止し、これに
よって巻回されたウエブ(20)の巻き戻りを防止するク
リップ(40)(46)(68)とを有することを特徴とする
巻き戻り防止装置。 - 【請求項2】前記クリップはプラスティック等の柔軟な
長片からなることを特徴とする請求の範囲第1項記載の
巻き戻り防止装置。 - 【請求項3】カートリッジ(10)は軸方向に伸びるリン
グ(32)を有し、かつ前記リング(32)には、直径方向
に対向する前記スロット(38)が形成されており、更に
前記コア(24)の端部は、このコア端表面に形成されて
いる前記ノッチ(34)が、前記スロット(38)と放射状
に整合する状態で、前記リング(32)と回転可能に係合
することを特徴とする請求の範囲第1項記載の巻き戻り
防止装置。 - 【請求項4】前記リング(32)には、直径方向に対向し
て、一組のスロット(38)が形成され、かつ前記コア
(24)端部表面には直径方向に対向する一組のノッチ
(34)が形成されており、更に前記クリップ(40)は変
形可能な長片から成り、その一端は整合する一組の前記
ノッチ(34)と前記スロット(38)を通して挿入可能で
ある一方、他端は対向する整合した一組のノッチ(34)
とスロット(38)に挿入可能であることを特徴とする請
求の範囲第3項記載の巻き戻り防止装置。 - 【請求項5】前記変形可能な長片(40)は、各部分にお
いて、前記コア(24)とフランジ(44)に係合可能な肩
部(42)を有し、これによって前記クリップ端部が前記
ノッチ(34)、スロット(38)から離脱するのを防ぎ、
前記コア(24)と前記カートリッジ(10)の係止が遇然
解かれるのを防止することを特徴とする請求の範囲第4
項記載の巻き戻り防止装置。 - 【請求項6】前記カートリッジ(10)は、前記スロット
(70)が形成されているカップ状凹部(53)を有してい
ることを特徴とする請求の範囲第1項記載の巻き戻り防
止装置。 - 【請求項7】前記凹部(53)には直径方向に対向する一
組のスロット(70)が形成されており、かつ前記コア
(58)端部表面には直径方向に対向する一組のノッチ
(64)が形成され、更に前記クリップ(68)は、変形可
能な長片から成り、その両端部は整合するノッチ(64)
とスロット(70)にそれぞれ挿入可能であることを特徴
とする請求の範囲第6項に記載の巻き戻り防止装置。 - 【請求項8】カートリッジ内で回転可能なコアに巻回さ
れたウエブが、保管あるいは輸送の最中に前記カートリ
ッジ内で巻き戻りを起こすのを防止する巻き戻り防止方
法において、 前記カートリッジにスロットを形成し、 同スロットに整合可能に、前記コアにノッチを形成し、 前記スロットと前記ノッチを整合させた後、 同スロットとノッチとを通してクリップの端部を挿入
し、 これによって前記カートリッジに対してコアを係止する
ことを特徴とする。 - 【請求項9】コア(24)(58)には直径方向に対向する
ノッチ(34)(64)が形成され、かつカートリッジ(1
0)(51)には前記ノッチに放射状に整合する直径方向
に対向するスロット(38)(70)が形成され、更にクリ
ップ(40)(68)が変形可能な長片から成る、請求の範
囲第8項に記載の巻き戻り防止方法において、前記ノッ
チ(34)(64)を前記スロット(38)(70)に整合さ
せ、かつこの整合しているノッチ(34)(64)とスロッ
ト(38)(70)の一組に前記長片の一端を挿入し、更に
前記長片をたわめ、その前記長片のたわみを緩めつつ、
前記長片の他の一端を、対向する側のもう一組の整合し
たノッチ(34)(64)とスロット(38)(70)に挿入
し、これによってコア(24)(58)をカートリッジ(1
0)(51)に係止する事を特徴とする巻き戻り防止方
法。 - 【請求項10】前記変形可能の長片の両端部には、前記
コア(24)及びカートリッジ(10)に係合する肩部(4
2)がそれぞれ形成されており、これによって、長片の
たわみを解いた時、前記長片の端部がノッチ(34)、ス
ロット(38)から離脱してコア(24)とカートリッジの
係止状態が遇然解かれるのを防止できることを特徴とす
る請求の範囲第9項記載の巻き戻り防止方法。
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