JPH0550839U - スケルチ回路 - Google Patents

スケルチ回路

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JPH0550839U
JPH0550839U JP10874591U JP10874591U JPH0550839U JP H0550839 U JPH0550839 U JP H0550839U JP 10874591 U JP10874591 U JP 10874591U JP 10874591 U JP10874591 U JP 10874591U JP H0550839 U JPH0550839 U JP H0550839U
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睦人 藤原
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デイエツクスアンテナ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スケルチ専用のスイッチを設けずに、可変減
衰器を用いた場合よりも確実に雑音を除去すること。 【構成】 入力端子32の各高周波信号を入力、出力コン
バータ34、44で各所定周波数の信号に変換する。コンバ
ータ44の各出力信号の最低から最高周波数までの周波数
帯を分割した各周波数帯を通過帯域とする帯域通過フィ
ルタ621 乃至62nの入出力側にスイッチ601 乃至60n 、6
41 乃至64n を設け、制御部52は帯域通過フィルタ621
乃至62n のうち1つに、コンバータ44の出力を通して出
力端子66に供給するため、スイッチ601 乃至60n 、641
乃至64n を制御する。コンバータ44の入力レベルを検波
した検波器68の出力が閾値以下であるとの比較結果を比
較器70から受けた制御部52は、スイッチ601 乃至60n 、
641 乃至64n を全て開放する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、雑音が出力されるのを防止するために用いるスケルチ回路に関し、 特にスイッチ手段によって雑音を遮断するものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、スケルチ回路は、例えば増幅器や周波数変換器等において使用され、雑 音信号を遮断するのに、図2に示すように可変減衰器を用いたものや、図3に示 すようにスイッチを用いたものがあった。即ち、図2において、入力端子10に 供給された入力信号は、入力コンバータ12において中間周波信号に周波数変換 され、その中間周波信号は2分配器14によって2分配され、その一方の分配出 力は出力コンバータ16によって所定の周波数の出力信号に周波数変換され、可 変減衰器18を介して増幅器20に供給され、これによって増幅され、出力端子 22に供給される。一方、2分配器14の他方の分配出力は検波器24によって 検波されて、そのレベルを検出する。この検出されたレベルは、比較器26にお いて予め定めた閾値と比較され、この閾値以下のとき、可変減衰器18の減衰量 を最大として、雑音が出力端子22から出力されるのを防止している。なお、こ の可変減衰器18は、図示しない制御回路によって出力レベルの制御のために減 衰量が制御されている。
【0003】 また、図3に示すように、図2における可変減衰器18に代えて、手動によっ て減衰量を変化させる可変減衰器28を設け、これによって増幅器20に供給す る信号のレベルを調整し、増幅器20の出力側と出力端子22との間に、開閉ス イッチ30を設け、検波器24によって検出されたレベルが閾値以下のとき、比 較器26の出力によってスイッチ30を開放して、雑音が出力端子22から出力 されるのを防止するものもある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 しかし、図2に示すようなスケルチ回路では、可変減衰器18の最大減衰量以 上には、出力コンバータ16の出力を減衰させることができないという問題点が あった。また、図3に示すようなスケルチ回路では、わざわざスケルチ用にスイ ッチ30を設けなければならず、その構成が複雑になるという問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の問題点を解決するために、本考案は、予め定めた周波数範囲内の信号を 処理する信号処理手段と、この信号処理手段の出力側に設けられており、それぞ れの通過帯域が上記周波数範囲を複数に分割したものの1つである複数の帯域通 過フィルタと、これら帯域通過フィルタの入力または出力側の少なくとも一方に 設けられ、制御信号に応じて上記信号処理手段の出力信号を上記各帯域通過フィ ルタのうち1つに供給するか、または上記各帯域通過フィルタのうちの1つを出 力端子に供給するスイッチ手段と、設定手段の設定に応じて上記制御信号を生成 する制御手段と、上記信号処理手段の入力または出力信号のレベルを検出するレ ベル検出手段と、このレベル検出手段の検出出力を予め定めた閾値と比較し、そ の比較結果を上記制御手段に供給する比較手段とを、具備し、上記制御手段は、 上記比較結果が上記レベル検出手段の検出出力が上記閾値以下のとき上記スイッ チ手段を開放状態とするものである。なお、スイッチ手段を、上記各帯域通過フ ィルタの入力側及び出力側の双方に設け、これら両スイッチ手段を連動させるこ ともできる。
【0006】
【作用】
本考案によれば、スイッチ手段の作動により1つの帯域通過フィルタで信号処 理された信号処理手段の出力信号が出力端子に供給される。また、信号処理手段 の入力信号または出力信号のレベルがレベル検出手段によって検出され、そのレ ベルが閾値以下の状態では、スイッチ手段が開放状態となり、信号処理手段の出 力信号の帯域通過フィルタへの供給または帯域通過フィルタからの出力信号を遮 断し、雑音の出力端子への供給を遮断する。またスイッチ手段を帯域通過フィル タの入力側及び出力側の双方へ設けた場合には、より完全に雑音を遮断すること ができる。
【0007】
【実施例】
この実施例は、共同聴視施設において使用する周波数変換器に、本考案を実施 したもので、入力端子32に供給された高周波信号、例えばテレビジョン放送信 号は、入力コンバータ34によって中間周波信号に周波数変換される。この入力 コンバータ34は、高周波信号を増幅する利得可変高周波増幅器36を有し、こ の増幅された高周波信号は、混合器38において周波数可変局部発振器40から の周波数可変局部発振信号と混合され、中間周波信号に周波数変換される。
【0008】 入力コンバータ34の出力信号は、2分配器42で2分配され、その一方の分 配出力は出力コンバータ44で出力信号に周波数変換される。この出力コンバー タ44は、混合器46を含み、この混合器46は、周波数可変局部発振器48が 発振した局部発振信号と、入力コンバータ34からの中間周波信号とを混合し、 出力信号に周波数変換する。この混合器48の出力信号は、高周波増幅器50で 高周波増幅される。
【0009】 周波数可変局部発振器40、48の発振周波数は、例えばマイクロコンピュー タで構成された制御部52によって、入力信号を所定の周波数の出力信号に周波 数変換できるように、選択されている。なお、制御部52は、このような制御信 号を設定表示部54の操作に応じて発生し、設定表示部54には、この操作に応 じて出力信号の周波数が表示される。
【0010】 この出力コンバータ44の出力は、例えば手動で減衰量が可変される可変減衰 器56によってレベルが調整され、広帯域高周波増幅器58に供給され、増幅さ れる。なお、入力端子32に供給される高周波信号は、複数のそれぞれ異なる周 波数のものであり、これら各高周波信号は、予めどの周波数の出力信号に変換さ れるかは事前に定められている。従って、出力コンバータ44の出力信号の各周 波数は事前に判明している。これら入力コンバータ34、出力コンバータ44、 可変減衰器56、広帯域増幅器58等が信号処理手段59を構成している。
【0011】 広帯域増幅器58の出力信号は、開閉スイッチ601、602、603・・・ 60nのいずれか1つを介して帯域通過フィルタ621、622、623・・・ 62nのいずれかに供給される。各帯域通過フィルタ621、622、623・ ・・62nは、出力コンバータ44のそれぞれ異なる周波数の各出力信号が、各 帯域通過フィルタ621、622、623・・・62nのいずれかを通過するよ うに、出力コンバータの各出力信号の最低周波数から最高周波数までの周波数帯 域をn個に分割した各周波数帯域を通過帯域とするように構成されている。
【0012】 各帯域通過フィルタ621、622、623・・・62nの出力は、その出力 側に設けた開閉スイッチ641、642、643・・・64nのいずれか1つを 介して出力端子66に供給される。開閉スイッチ601乃至60nと、同641 乃至64nは、制御部52によって連動して開閉制御される。即ち、開閉スイッ チ601を閉成するときには、同641も閉成され、開閉スイッチ602を閉成 するときには、同642も閉成され、・・・・開閉スイッチ60nを閉成すると きには、同64nも閉成され、各開閉スイッチ601乃至60nの全てが開放さ れているとき、各開閉スイッチ641乃至64nの全ても開放される。
【0013】 制御部52が、各開閉スイッチ601乃至60n、641乃至64nを制御す るために、2分配器42の他方の分配出力は、検波器68に供給され、入力コン バータ34の出力信号のレベルが検出される。この検出されたレベルは、比較器 70に供給され、予め定めた閾値(入力コンバータ34の出力信号がこれ以下で あると雑音のみであると判定できるレベル)と比較され、その比較結果が制御部 52に供給される。
【0014】 制御部52は、検波器68が検出したレベルが閾値よりも大きいことを比較器 70の比較結果が表していると、入力端子32に供給された各高周波信号の1つ を設定表示部54による設定に応じた周波数に周波数変換した出力信号を出力コ ンバータ44が出力するように、周波数可変発振器40、48の局部発振周波数 を制御する。同時に、各帯域通過フィルタ621乃至62nのうち、設定表示部 54による設定に応じた周波数が通過帯域内にある帯域通過フィルタに、出力コ ンバータ44の出力信号が供給され、かつその帯域通過フィルタの出力信号が出 力端子66に供給されるように、開閉スイッチ601乃至60n、641乃至6 4nを開閉制御する。従って、出力端子66には、入力端子32に供給された各 高周波信号のうち、所定のものを設定表示部54によって設定された周波数に変 換したものが生成される。
【0015】 一方、制御部52は、検波器68が検出したレベルが閾値以下であることを比 較器70の比較結果が表していると、設定表示部54によって出力周波数の設定 が行われていても、各開閉スイッチ601乃至60n、641乃至64nを全て 開放し、出力端子66に雑音が出力されるのを防止する。
【0016】 なお、検波器68のレベル検出信号は、入力コンバータ34の利得可変高周波 増幅器36に利得制御信号として供給されている。
【0017】 上記の実施例では、信号処理手段59として、入力コンバータ34、出力コン バータ44、増幅器58を含むものを示したが、例えば1台のコンバータのみを 信号処理手段として使用することもできるし、広帯域増幅器のみを信号処理手段 として使用することもできる。また、上記の実施例では、開閉スイッチ601乃 至60nと、641乃至64nとを設けたが、いずれか一方、例えば開閉スイッ チ601乃至60nまたは641乃至64nのみを設けてもよい。また、上記の 実施例では、入力コンバータ34の増幅器36に、検波器68の検波出力に応じ て自動利得制御を行っているが、これは場合によっては不要である。また、可変 減衰器56は手動調整としたが、例えば検波器68の出力によって自動的に減衰 量を調整してもよい。
【0018】
【考案の効果】 以上のように、本考案によれば、複数の帯域通過フィルタのいずれか1つに信 号処理手段の出力信号を供給するためのスイッチ手段または、複数の帯域通過フ ィルタのいずれか1つの出力信号を出力端子に供給するためのスイッチ手段を、 信号処理手段の出力信号または入力信号のいずれかが閾値以下であるとき、開放 するように構成しているので、特別にスケルチ用のスイッチ手段を設けなくとも 、雑音を出力端子に供給することを阻止できる。しかも、可変減衰器ではなく、 スイッチ手段を用いて、スケルチを行っているので、可変減衰器を最大減衰量と した場合よりも確実に雑音を除去することができる。しかも、スイッチ手段を各 帯域通過フィルタの出力側と出力端子との間に設けた場合、このスイッチ手段と 出力端子との間には、雑音発生源となる増幅器等が存在しないので、より確実に 雑音を除去することができる。また、各帯域通過フィルタの入力側及び出力側の 双方にスイッチ手段を設けた場合、信号処理手段の出力信号または入力信号のい ずれかが閾値以下であるとき、双方のスイッチ手段が開放状態とされ、完全に雑 音を除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるスケルチ回路の1実施例のブロッ
ク図である。
【図2】従来のスケルチ回路の1例のブロック図であ
る。
【図3】従来のスケルチ回路の他の例のブロック図であ
る。
【符号の説明】
52 制御部 59 信号処理手段 601乃至60n スイッチ手段 641乃至64n スイッチ手段 68 検波器(レベル検出手段) 70 比較器

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定めた周波数範囲内の信号を処理す
    る信号処理手段と、この信号処理手段の出力側に設けら
    れておりそれぞれの通過帯域が上記周波数範囲を複数に
    分割したものの1つである複数の帯域通過フィルタと、
    これら帯域通過フィルタの入力または出力側の少なくと
    も一方に設けられ制御信号に応じて上記信号処理手段の
    出力信号を上記各帯域通過フィルタのうち1つに供給す
    るかまたは上記各帯域通過フィルタのうちの1つを出力
    端子に供給するスイッチ手段と、設定手段の設定に応じ
    て上記制御信号を生成する制御手段と、上記信号処理手
    段の入力または出力信号のレベルを検出するレベル検出
    手段と、このレベル検出手段の検出出力を予め定めた閾
    値と比較しその比較結果を上記制御手段に供給する比較
    手段とを、具備し、上記制御手段は、上記比較結果が上
    記レベル検出手段の検出出力が上記閾値以下のとき上記
    スイッチ手段を開放状態とすることを特徴とするスケル
    チ回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスケルチ回路において、
    上記スイッチ手段を、上記各帯域通過フィルタの入力側
    及び出力側の双方に設け、これら両スイッチ手段を連動
    させたことを特徴とするスケルチ回路。
JP10874591U 1991-12-05 1991-12-05 スケルチ回路 Expired - Lifetime JP2518912Y2 (ja)

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