JPH05508308A - 血小板細胞付着分子とその変種 - Google Patents

血小板細胞付着分子とその変種

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JPH05508308A
JPH05508308A JP3502820A JP50282091A JPH05508308A JP H05508308 A JPH05508308 A JP H05508308A JP 3502820 A JP3502820 A JP 3502820A JP 50282091 A JP50282091 A JP 50282091A JP H05508308 A JPH05508308 A JP H05508308A
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ニユウマン,ピーター・ジエイ
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ザ・ブラツド・センター・オブ・サウスイースタン・ウイスコンシン・インコーポレイテツド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 血小板細胞付着分子とその変種 本発明は、インビボにおいて、血小板や、内皮細胞膜に結合する、タンパクやそ の他の薬物のリガンドとして働くことのできるポリペプチド分子に係わる。 多種類の細胞が、「インテグリン」と呼ばれる表面タンパクを持っているが、こ のものは、細胞の周囲にたいする付着状態に影響を及ぼす細胞外タンパク、例え ば、フィブロネクチン、ビトロネクチン、オストポンチン、コラーゲン、トロン ボスポンヂン、フィブリノーゲン、フォノ・ウィルプラント因子(VWF)によ って識別される。上記細胞外タンパクのいくつかにたいしてレセプターとして働 くインテグリンは、従来、血小板が、外気に暴露した血管内皮に、VWF依存性 に付着するのを一部仲介する、ヒト血小板糖蛋白1 b (GPII)と特定さ れている。フィブロネクチンレセプターのβ鎖に対応するのがGPIIaであり 、また、異性二量体タンパク複合体GPIIb−GPillxがあり、これは、 血小板において、フィブリノーゲンにたいするレセプターとして、フィブリノー ゲンの無い場合はVWFにたいするレセプターとして、また、フィブロネクチン およびビトロネクチンのレセプターとして働く。 GPIIb、 GPIIllに共通なα−β鎖構成は、レセプターのインテグリ ン族構成員に典型的な性質である。付着促進性タンパクのもう一つのグループで 、一般に「細胞付着分子J (CAM類)と呼ばれているものがあるが、これは 、免疫グロブリン遺伝子超族の遺伝子によってコードされるタンパクと一緒に分 類されている。例えば、Williims & Bxrcl畠7. Ann、  Rev、Iamiaol。 6:381−405 (1988)を参照されたい。その内容を、引用すること によって、ここに含めることにする。免疫グロブリン超族に関連するその他のタ ンパク同様、CAM類も共通の構造を持っている、すなわち、免疫グロブリン相 同ユニットである。これは、約100残基長の、アミノ酸配列を持ち、その中央 にはジスルフィド架橋を配するが、この架橋が、一連の、反平行β鎖を、いわゆ る抗体折れ目(fold)として安定化する。特に、免疫グロブリン相同ユニッ トは、保存性アミノ酸配列G17−1−4−Y直1/Lee/1ie−X−Va l/Le++/l1e−1−Crt/ (33−55アミノ酸)/Asp4−G ly−4−T7t−X−C7s−14xl/^1を含む。[1uaktpill et &Hood、N[++re 32315 (IH61を参照のこと。 既知のCAM類の中には、インテグリン・リンパ球機能関連分子−1(LF^− 1)と結合して白血球付着を仲介する、細胞間付着分子−1(]C^ト1);癌 細胞胎生抗原(CEA);ファスチクリンII 、 CD4 、 [1IV−1 にたいする細胞レセプターの1成分である、T細胞サブセット・マーカー;神経 細胞の付着を仲介する、神経細胞付着因子(N−CAM ) ;髄硝化のために 働くとされている、ミニリン関連性糖蛋白(ilAG)、リンパ球機能関連性抗 原3 (LF人−3);末梢ミニリンの主要糖蛋白、がある。 CD4とIIIマー1との機能的関連の他に、ウィルスレセプターとしてのCA MIIの役割は、次の事実の中に見て取ることができる。 すなわち、2種のピコルナ・ウィルス、すなわち、ヒトのライノ・ウィルスとポ リオ嗜ウィルスにたいするレセプターが、それぞれ、IC^Cエト細胞表面糖蛋 白と特定されており、後者は、3個の免疫グロブリン様ループ領域(IcAト1 の、同様の、5個の区域と比較せよ)から成るものであった。 CA、M分子は、インビボにおいては重要な機能を果たしているけれども、血小 板からほぼ純粋な形で得られたタンパクで、CAM族の構成員として、構造的、 機能的に、特定されたものはこれまでに一つもない。このようにして、その性質 を明らかにしていくことは重要であろうと思われるが、それは、そのようなタン パク、並びに、それに基づく変異分子が、血小板を含む、基本的な細胞表面認識 過程において演じることが予想される役割にとって重要だからであって、その過 程の中には、血小板の自己連結(凝集)、その他の血液細胞や、血管壁を構成す る内皮細胞との結合、並びに、細胞外基質成分、例えば、血管外傷のさいに露呈 される内皮上組織への付着等が含まれる。 発明の要約 したがって、本発明の目的は、血小板や、内皮細胞上に存在するCAMタンパク の純粋形を、回収可能な量として、得ることである。 また、本発明の目的は、インビボで、血小板膜タンパクに結合する、タンパクや 、その他の薬物にたいし、CAM様のやり方で、レセプターとして働くポリペプ チド分子を与えることである。 本発明のさらにもう一つの目的は、免疫グロブ リン超族と関連する構造特性を持つタンパクを生産する手段を与えることである 。このタンパクは、血小板表面の認識過程を変えるのに用いることができる。 前記の目的を実行するために、本発明のある一面に即して、回収可能量のPEC AM−1を含む組成物が与えられる。ある好ましい実施例では、その組成物は、 実質的に純粋形のPECAM−1であるが、一方、また別の好ましい実施例では 、組成物は、成熟PECAM−1を含むものである。 本発明の別の一面に即して、ある PECAM変種が与えられる。 このものは、PECAM突然変異タンパク質と、ある分子とから成るグループか ら選ばれたもので、ここに、その分子は、付着促進作用を示す。また、その分子 とは、PECAllのある一部に一致し、または、PECAllの一部に一致せ ず、その一部を含むものである。ある好ましい実施例では、このPECAM変種 は、PECAll−1の、細胞外部分に一致、ないし、その部分を包含するが、 膜通過部分ないし細胞内部分には、一致も包含もしない。 その他の好ましい実施例では、前述の細胞外部分はそれぞれ、N末端Gin−G la−Asn−9et−Pheを含み、574残基のアミノ酸配列を持つ。 さらに本発明のもう一つの面に即して、あるポリペプチドが与えられる。これは 、PECAM−1アミノ酸配列の一部を含むアミノ酸配列を持つが、ここに、こ のポリペプチド分子(a)は、上記PECAM−1アミノ酸配列には一致しない が、(b ) PECAM−1作用は持つ。ある好ましい実施例では、このポリ ペプチドは、4から100アミノ酸残基長である。 さらに、本発明の別の一面に即して与えられるものは、PECAM−1をコード する単離したポリヌクレオチド分子と、PECAM変種をコードするポリヌクレ オチド分子である。ある好ましい実施例では、あるポリヌクレオチド分子は、で きれば、約79キロダルトン(k d)の分子量のポリペプチドを持ち、N末端 が、Gla−Gin−A+n−3er−Pbe−丁hr−11eである、そのよ うなタンパクをコードし、さらに、厳重条件下で、111図に示すヌクレオチド 配列の、少なくとも約10ヌクレオチド長の、一部にたいして相補的な、オリゴ ヌクレオチド・プローブとハイブリダイズする。 さらに与えられるオリゴヌクレオチドは、第1図に示したヌクレオチド配列の一 部に一致、ないし、相補的であり、それによって、そのオリゴヌクレオチド、ま たは、その転写産物の存在が、PKCAM−1またはPKCAM−1変種をコー ドするDNA配列を発現する細胞において、そのDNA配列の転写および翻訳を 抑制する、そのようなオリゴヌクレオチドである。好ましい実施例では、このオ リゴヌクレオチドは、RNA (で、かつ、DNA配列を抑制する)か、DNA  (で〜かつ・上記DNA配列の転写を抑制する)のどちらかである。 本発明の、他の目的、特質、利点は、下記の詳細な説明から明らかとなろう。し かしながら、詳細な説明や、特定の実施例は、本発明の好ましい具体例を示すも のではあるが、ただ例示のためだけに呈示するものである。なぜなら、本発明の 主旨や範囲に抵触することなく様々な変更、修正が可能であることは、本技術に 習熟した人々であれば、この詳細な説明から自ずから明かであろうから。特にそ うと断わらない限り、下記に言及する文書のそれぞれの内容は、引用することに よってここに含めることにする。 図面の簡単な説明 第1図は、本発明における血小板膜種蛋白(PECAト1)の−次構造を、その −次構造をコードするヌクレオチド配列と共に、示す。成熟糖蛋白の、疎水性の 信号(シグナル)成分と予想されるペプチドと、膜通過区域に下線を施す。天然 に見られる、2個のEea R[部位を四角で囲った。PECAM−1の全細胞 外区域を通じて、約50アミノ酸隔たっているシスティン残基を丸で囲った。こ れらは、個々の免疫グロブリン相同ユニットにおいて、ジスルフィド結合に参加 していると考えられるからである。 残基686の、ティロジン燐酸化と考えられる部位を、黒丸で示した。TAG停 止コドンは、太線で下線を施した。 第2図は、PECAM−1を、上記の、他の、いくつかのCAM分子と共に、細 胞膜(点綴領域)に関連させて描いた模式図である。円は、個々の、免疫グロブ リン相同ユニットである。 Willism+、Iamunolog7 Todt78: 298f1987 )の分類に従うと、CAM類と描かれるものは、C2タイプの区域から成る。た だし、CEAは除く。これは、アミノ酸末端に1個のvタイプの区域しか持たな い。ファスチクリン■とll−CAMにおいては、膜に近位の斜線入りの四角は 、フィブロネクチン・タイプ1区域を表す。PEC^ト1においてN結合性炭水 化物績と考えられるものを、(=)で表す。 好ましい実施例の詳細な説明 上記の基準に照らして、正しくCAMと特定される血小板膜種蛋白が発見された 。この成熟タンパクは、27個のアミノ酸信号ペプチド配列を欠くけれども、約 130キロダルトン(Kd)の分子量を持っている。この大きさは、既知の血小 板膜種タンパクのメンバーと同じ範囲にはないけれども、この新しい糖蛋白は、 本発明に関連し、回収可能な量として、入手でき、その形態は、その糖蛋白が、 銀染色5O3−PAGEゲル上で単一バンドとして移動する、そのようなものと して得ることができる(「はとんど純粋な形」)。できれば、この糖蛋白は、十 分に純粋な形のもので、下記に論するものを含めて、治療等に使用できるものが 望ましい。 本発明の糖蛋白は、血小板・内皮細胞細胞付着分子−1(PINelet/En dojbelisl Ce1l ^dhe+ioo ilo!ecule−1( PECAM−1))と名付ける。なぜなら、これは、血小板膜、内皮細胞膜の両 方に存在するからである。成熟形では、PECAM−1は、711個のアミノ酸 配列(ポリペプチド分子量= 79.578ダルトン)を持つ。この配列を、前 述の信号ペプチドと共に、第1図に示す。 PECAM−1は、その分子量の約39%が炭水化物であるという程度に糖化さ れており、その成熟タンパクは、9個と予想される、アスパラギン結合性糖化部 位を持つ。この部位を、第1図では、黒い三角でマークする。上記部位はすべて 、574個のアミノ酸を持つ糖蛋白細胞外区域にある。PECAM−1はまた、 19アミノ酸の膜通過部分と、118アミノ酸の細胞質部分を持つ。区域の、こ のような配置(策2図参照)は、細胞膜内におけるPECA11−1の方向性と 一致する。また、この方向性は、その他の統合性膜糖蛋白にも共通する。 I’ECAll−1をコードするヌクレオチド配列を含むポリヌクレオチドも、 第1図に示しである。2557塩基対(bp)の配列は〜141、bpの、5° 未翻訳(UT)領域、204−b9の開放読み取り領域、これは、成熟タンパク 、及び、信号ペプチドを構成する738アミノ酸をコードする領域であるが、お よび、202 hpの3’ UT領領域含む。PECAト1コードニーを含むポ リヌクレオチドを得るには、5’ 、3’ UT領領域配列を用いて、相補性オ リゴヌクレオチド・プライマーを構築するのが望ましい。それによって、ポリメ ラーゼ連鎖反応(PCR)ないし同様の増幅法を用いて、このPECAM−1コ 一ド配列を増幅することができるからである。 PEC^トlは、好中球、単球、骨髄細胞、未熟なリンパ様細胞、骨髄造血細胞 や、白血病、リンパ腫患者から得た細胞の膜にも、血小板や内皮細胞膜と同様、 存在する。実質的に純粋なPECAM−1は、このタンパクを、上記細胞供給源 から単離することによって、また、後にもつと詳しく論する、通常の遺伝子工学 的技術によって、回収可能量として生産できる。 この意味での「回収可能」量とは、この糖蛋白の単離量は、イムノアッセーのよ うな放射標識よりも、もつと感度の低い方法によっても検出可能であり、このタ ンパク自体を、溶液に移すことを含めて、さらに操作を施すことが可能であるこ とを意味する。できれば、PECAllの回収可能量は、そのタンパクを溶液に 移した場合、少なくとも501111 %さらに好ましくは、少なくとも 1μ Mの濃度となる程度のものであることが望ましい。 天然の供給源から、はぼ純粋なPECAM−1の、回収可能量を単離するには、 血小板のようなPKCAM−1含有細胞から可溶化膜タンパクを調整し、成熟糖 蛋白を、既知の方法に従って、免疫アフィニティー・クロマトグラフィーによっ て精製しなければならない。Wilcheek、cl 11.、 Maim、E 口gao1. 104:3 (1984) :and Au+absl、’ e l xi、、(ed+、)、CURREliT PROTOCOI、S lN1 IGLEcItLARBIOLOGY、filel In1e++cienc+ 、New Yolk (1987゜1989)の第10.11節を参照のこと。 例えば、血小板を、単離、可溶化、遠心し、次に、得られた上溝を、レクチン・ セファローズ・カラム、例えば、コンカナバリンA (ConA)−セファロー ズ・カラムに与える。PECAM−1は、ConA様レクチンには結合し、ない ので、そのようなカラムの通過液を用いて、これを、PECAM−1富裕性標本 とすることができる。 さらに精製するために、PECAM−1特異的モノクローナル抗体(MAb畠) を、セファローズ・カラム(例えば、Aosnbel上記、箪10.16節を参 照のこと)のようなアフィニティー・カラムに付着させ、上記の通過液を、この アフィニティー・カラムに還流し、PECAM−1を結合することもできる。P KCAM−1結合時の、非特異的結合は、カラムのpHや、塩濃度を調節して、 減衰させることができる。次に、はぼ純粋なjEcAM−1を、種やかな洗剤を 含む、適当に酸性の溶出バブファー、例えば、ヂギトニン、オクチルグルコシド 、CBAPSまたは、グリシン/トリトンx−iooを用いてカラムから溶出し 、次に、使用可能量として回収する。 このようにして得られたPECAll−1の純度は、このPECAM−1標本を 、還元性および非還元性条件下に、5DS−PAGE上に走らせ、そのPECA M−1が、単一バンドとして移動するかどうかを定めて、定量することができる 。必要なら、溶出したPECAM−1をさらに別のレクチン・セファロース・カ ラム、例えば、麦芽セファロースに吸着させ、適当な溶出バッファー、例えば、 穏やかな洗剤を含むグリシン・バッファーで溶出し、はぼ純粋なPECAM−1 を得ることができる。 PECAllの、免疫アフィニティー・クロマトグラフィーによる精製に用いる のに適当な抗体は、下記にさらに精しく述べるやり方に従って入手できる。また 、次のような発見も行なった。 すなわち、従来、他の目的、例えば、リン14球や、骨髄腫分化の様々の段階を 区別するのに用いられているある覆のMAb類を、本発明にしたがって、PEC All−1の免疫アフィニティー精製にも使用することができる。このMab類 には、Mo1le+、ej it、、l。 Exp、 Msd、170: 399−414 (1989)の特定した抗he c7 ; Go7erl。 rl at、、1. 1m1uoo1. 137+ 3909 (1986)の 明らかにした5G134 ;マan Moarik、 cl 11.、 I、  Riot、 Chew、 26G: 11300 f19851の明らかにした Cl3−[IEC75; 0ht3 et at、、Blood 66873( +985)の特定したTM2. TM3が含まれる。 免疫アフィニティー・クロマトグラフの別法として、カラム・クロマトグラフィ ーを用いる、従来の糖蛋白精製法を用0て、細胞供給源から、PECAM−1を 単離することもできる。Atuabel上記、1.G、12−10.15節を参 照のこと。このやり方によるPECAll単離には、イオン交換高圧液体クロマ トグラフィー()IPLC) 、サイズ排除(SE) −11PLC,高性能ク ロマトフオーカブシング、疎水性干渉クロマトグラフィー等を1種以上使用しな ければならない。高性能クロマトフオー力ツシングと、疎水性干渉クロマトグラ フィーが、望ましい単離手段である。なぜなら、このいずれの方法においても、 生物学的活性を持つ、洗剤可溶性の、PECAM−1様タンパクを、最小の変性 と高い収量で、急速に精製することができるからである。 第1図のヌクレオチド配列と、成熟PEC^ト1分子(第2図;照)の、細胞外 、膜通過、細胞内各区域(冨2図参照)の知識に基づき、天然に見られる分子の 変種となる、ポリペプチド分子をも生産できる。このようなポリペプチド分子を 、ここでは、一般名として、r PECAM変種」と呼ぶことにし、例えば、P ECAM−1の各部に対応する、PECAM突然変異タン/ぐり質、分子を含め ることにする。 この意味で、r PECAM突然変異タンdり質」とは、構造の基本的な性質、 すなわち、免疫グロブリン相同ユニットと、CAMの付着促進作用を保持する、 PECAM−1にたいして相同なポリペプチドである。ここでの記述のために、 2配列間の「相同性」とは、第1配列が、第2配列からの誘導体であることを示 す同一性を欠く、相似性を意味する。特に、あるポリペプチドと、 PECAl lのアミノ酸配列を比較して、約70%を越える同−性が明らかならば、そのポ リペプチドは、PEC^ト1にたいしては「相同」である。そのような配列比較 は、既知のアルゴリズム、例えば、Lipmsn lad l’earson、 5ciIce 22711435(19H1によって記載されたものを用いて実 行できる。このアルゴリズムは、すぐにコンピュータで行なうことができる。 PKCAM突然変異突然変異タンパ本質明に従って、従来の、部位指向性突然変 位発生法によって生産することができる。この方法は、修飾可能なPEC^ト1 分子の残基を、得られたポリペプチドを生物学的に非活性にすることなしに特定 する、通例の一法である。Aa+abel上記、第8節参照。オリゴヌクレオチ ド指向性突然変位生成法としては、[il所期のヌクレオチド置換体を含む配列 によるオリゴヌクレオチドの合成(突然変位)、[i1]そのヌクレオチドを、 PKCAM−1をコードする構造配列を含む鋳型にハイブリダイズする、[i  i i] T4 DNAポリメラーゼを用い、このオリゴヌクレオチドをプライ マーとして延長する、から成る、そのような方法が好ましいが、それは、特定の 変化が、PECAM−1の構造配列に及ぼす作用を定量するのにすぐに用いるこ とができるからである。しかし、その相対的に高い出費は、別の、既知の直接的 突然変位発生法を有利にするかもしれない。 さらに、本発明に含まれるもので、PECAII変種の例となるものとしては、 PECAM−1の一部に一致する分子、または、PECAM−1の一部を含むが 、天然分子とは一致せず、しかも、上記のように、CAMの付着促進作用を持つ 分子がある。この上うな変覆の中には、膜通過部分、細胞内部分を持たない、P EC^ト1の細胞外区域に相当する、すなわち、PECAl!−1の「可溶性レ セプター」の形の、アミノ酸配列を含むポリペプチドがある。 本発明の、他のPECAM変種としては、CAM様付着促進作用を保持する、P EC^トlのフラグメントがある。同様に、本発明の範囲内にあるものとして、 (i ) PffCAM−1アミノ酸配列の一部に一致し、(i i ) PE CAM−1の作用特性を保持する、合成ポリペプチドがある。このような合成ポ リペプチドは、できれば、4から100アミノ酸長であることが望ましい。 基準(i)を満たす合成ポリペプチドがまた、基準(f t)を満たすかどうか は、PEC^ト1活性定量法によって、通常のやり方で決めることができる。そ のような二つの活性として、それぞれ、ある化学的牽引勧賞(化学的指向性)に たいする細胞の、付着依存性の運動仲介作用、内皮細胞の、細胞対細胞付着仲介 作用がある。前者の活動は、0h)o、etal、、 Blood、 66g7 3−81 (lH5)に倣えば、問題の合成ポリペプチドに結合する抗体はまた 、適当な刺激勧賞、例えば、ε、 coliエンドトキシンにたいする、好中球 や半球の化学的指向性を抑制するかどうかを調べることによって定量できる。内 皮細胞間の付着性を仲介する作用も同様にして、通常のやり方で定量することが できる。すなわち、ポリペプチド認識性抗体は、拡散内皮細胞が、適当り基質へ の沈着するのを、および慟または、その後、細胞間接合を形成するのを、抑制す るかどうかをテストして見ればよい。 PECAl!変種は、既知の、斬新合成法や、PECAM−1分子自体のフラグ メント化によっても生産することができるし、もちろん、宿主形質転換に用いら れる異種ポリヌクレオチドによってコードされる PECAMフラグメントを発 現する、遺伝子工学製宿主細胞を生産することによっても可能である。PECA M−1ないしPECA11変種の組み換え発現に用いるためには、PECAM− 1ないし!’ECAM変種をコードするポリヌクレオチド分子はできれば、所期 のアミノ酸配列に相当する、ヌクレオチド配列を含んでいることが望ましい。こ のような配列は、コドンの利用、翻訳の開始、最適な糖化、商業的に有効な量の PKCAM−1ないし所期のPECAII変種の発現、という点で、選んだ宿主 にとって(下記参照)最適なものになるからである。また、選んだ宿主生物を、 そのようなポリヌクレオチド分子で形質転換するために選択したベクターは、そ のポリペプチドをコードする配列を、効率的に維持、転写するものでなければな らない。 本発明に関連して、一般に形質転換用に入手可能であって、宿主として好ましい ものは、第1図に特定した部位で糖化を実行できる真核細胞である。この真核細 胞としては、酵母発現系が例示でき、この中には、Saccharom7ee+  、Piehia 。 KIBveromyee+の種を用いるものが含まれる。例えば、アメリカ特許 4,456.082.4.837.B7 (Sgecha+am7eem )  、アメリカ特許4,855.23L 4,808,537.4.857.467  (Pichig) 、アメリカ特許4.806.472.4,859,596  (Hu7yeroIIYcet )を参照されたい。 形質転換用に適当な酵母種を選ぶ場合、結論は、大部分、用いるベクターの、選 択可能なマーカー(単数または複数)や、その他の性賀で決まる。さらに、医療 用の候補として挙げられる、組み換えPRCAM分子は、その分子を糖化する宿 主関連性炭水化物半量体にたいしてアレルギー性反応を引き起こすかも知れない ので、糖化の低い、異種PECAII蛋白を生産できる能力の冑無を見て、宿主 を選択するのが有利であろう。そのようなPECAM産生宿主細胞を一旦選んだ ならば、特定のクローンをスクリーニングし、医療用にもっともふされしい糖化 パターンの変種をめて選択する。本発明にしたがって使用するのにふされしいも のの例となる酵母種は、!2181−11種で、遺伝子型がα1rpi gal l xdel b目2(酵母遺伝品種保存センター、バークレー、カリフォルニ ア州より入手可能) ; ATCC526113種で、遺伝子型が、a hi+ 2 xdel jrpl m5t14 *rs 3 (ika種’11?’で、 アメリカタイプカルチャアコレクシラン、ロックビル、メリーランド州より入手 可能) 、 ATCC46183種で、遺伝子型がα h目l1rpl ika  ’ fLI66−58’櫂で、これも、アメリカタイプh ルチ+アコレクシ ランで入手可能)。 もう一つの好ましい表現系では、本発明に含まれるポリヌクレオチドによって形 質転換した、は乳類宿主細胞の使用を必要とする。この目的のために用いること のできる、適当なは乳類細胞宿主の内の典型的なものとしては、Urlabub  & Chi+io。 Proc、 N*l’l Acgd、 Sci、 [ISA ?7: 4216  (198G)の記載した、チャイニーズ・ハムスター卵巣細胞(CHO);/ Xムスター幼児腎臓細胞(BHK)で、例示すれば、入手番号ATCCCCL  10の下に保存されている系統と、もう−系ATCCCCL 7Gであり;サル 腎臓CVI細胞を、5V4Gで形質転換したもので、例示すれば、入手番号^T CCCRL 1651 (ikx ’CO3−7’)の下に保存されている一系 統であり;ヒト胎児腎臓細胞で、G+th*m cl xi、、J、 Gem。 Yirol、36+ 59 (1977)の記載する細胞系統で表されるものと 同種であり;マウス・セルトリ細胞で、Mijher、Biol、 Repto d。 23+ 243−51 (1980)の記載しているもの;アフリカ緑サル腎臓 細胞で、例示すれば、ATCCCRL 15g?系統(aks ’ YERO− 76’ )であるもの;ヒト頚部癌(HεLA)細胞(例えば、ATCCCCL  2系統を参照のこと);イヌ腎臓細胞で、ATCC34(xkx ’MDCK ’)の下に保存されているものと同種のもの;バッファロー・ラット肝臓細胞テ あッテ、例示すれば、ATCCCRL 1442 (aks ’BIIL3A′ )系統であり;ヒト肺細胞で、ATCCCCL 75 (lk暑’113g’) 系統で表されるもの;ヒト肝臓細胞(例えば、Bep G2. Ha 8065 を参照のこと);マウス乳腺膿瘍細胞で、ATCCCCL 51 (ikx ’ MIIT G60562″)の下に保存されているものと同種のもの:および、 TR,I細胞であって、Malhe+、et 11.、^an、 N、Y、 A c1d、Sci、 383: 44 f19g21 の記載しているようなもの 、がある。 酵母、は乳類発現系のいずれにおいても、本発明に関連して用いることのできる 、通例的な形質転換法、スクリーニング用プロトコルがある。この点での標準法 は、C[IIRENT PROτ0COLSIN MOLECULARBIOL OGY、第9章(は乳類細胞)、および、第13章(酵母細胞)上記に詳細に述 べられている。例えば、形質転換因子は、機能的PECAM−1ないしI’EC A11変種の発現を目標に、適当なPECAM特異性を示すMAb類を用いて選 択することができる。これについては前述した通りである。 本発明のポリヌクレオチドを、酵母細胞に導入するのに、もっとも一般的に用い られるプロトコルは、酢酸リチウム法であって、これは、アルカリ陽イオンは、 酵母細胞膜を、DNAにたいして通過可能なものとし、さらに、外来DNAの摂 取は、高分子量分子、ポリエチレングリコール溶液中で促進される、という事実 を利用する。別法として、スフ二ロプラスト形質転換法があるが、これは、用い ることができ、酢酸リチウム法よりも時間がかかるが、DNA当り、より高効率 の形質転換をもたらす。 本発明のポリヌクレオチドをは乳類細胞に導入し、PECAM−1ないし PE CAM変種を発現する組み換え細胞を生産するのであるが、これは、燐酸カルシ ウム、または、[)EAE−デキストラン争トランスフェクシコンのような、通 常の方法によって実行することができる。例えば、Aasibel上記、第9章 参照。本発明の、このような組み換え細胞の発現は、Pl:CAM−1,PEC AM変覆の、回収可能量を提供する。 下に論するように、PECAM−1は少なくとも免疫学的には、’CD31’と 名付けられた抗原に関連する。この抗原の性質は、血清学的に、Lee、e)  11.、 J、 Exp、 Met 16B: 1193−9119Hによって 明らかにされたが、回収可能な量としては与えられていない。CD31は、各種 白血病において様々な発現を示すが、そのため、白血病の種類のインディケータ として用いることができる。同様に、PECAM−1も、白血病のインディケー タとして有用であり、標識オリゴヌクレオチド−プローブ(rPEcAMプロー ブ」)を、PECAM−1ないしPKCAM変種をコードするポリヌクレオチド に基づいて、指定することも可能であり、これは、各種白血病の状態を分類する のに用いることができるであろう。 この種の PECAMプローブは、PECAM−1またはpEcAM変種をコ− ドするポリヌクレオチドにたいして相補的なオリゴヌクレオチドの7ラグメント であってもよい。別法として、合成オリゴヌクレオチドをPεCAMプローブと して使用することもできる。 このプローブは、できれば、少なくとも、約10ヌクレオチド長であることが望 ましい。これは、PECAト1またはPECAM変種をコードするポリヌクレオ チドにたいして特異的であるためである。核酸を、患者の血液、または、バイオ プシー組織から単離し、PKCAMプローブにたいしてハイブリダイズさせて分 析することもできる。このようなプローブは、できれば、高度に厳重な(str togeac7)条件下に、すなわち、ハイブリダイゼーシツンと洗浄条件が( バッファーのイオン強度、温度、持続時間など)、プローブの非特異的結合を最 小なものとする、そのような条件下に、PECAM−1をコードするヌクレオチ ドとハイブリダイズすることが望ましい。プローブの設計、ハイブリダイゼーシ タン法、厳重条件に関しては、Ao+wbel上記、6.3.6.4節を参照さ れたい。プローブの設計、検出に関する、その他の方法、例えば、L1adg+ ea、cl tl、、 5cience 241: 1077−8G F198 8)の明示した、リガーゼ仲介遺伝子検出法(LMG[))、Wall、ej  sl、、Proc、Nzl’l Actd、Sci、USA 85: 8790 −94(19881の明示した、蛍光共鳴エネルギー伝達法(FlεT)も用い ることができる。 PECAM−1はまた、好中球による化学的指向性や、内皮細胞の細胞間接合に 働いていると考えられている。[’EC^ト1またはPECAM変種、特に、前 記の可溶性レセプター形態は、血管起源の過程を修飾するのに有効であり、しか も、そのような過程は、例えば、腫瘍の成長時、好中球の化学的指向性、および ・または、内皮細胞間の接合部の形成に影響される。 同様にして、いわゆる「アンチセンス」オリゴヌクレオチドを、(a) PEC ^ト1またはl’EcAM変種をコードするDNAを含むヌクレオチド配列にな いする相補的なポリヌクレオチドとして、または、(b ) PECAM−1ま たはPECAM変種のメツセンジャー RN A (mRNA)を含むヌクレオ チド配列として、調整することができる。いずれの型においても、本発明の、ア ンチセンスオリゴヌクレオチドの長さは、プロモーター配列(DNAにたいして )や、5bille−[151g!+no部位(RNAにたいして)が存在しな い限り、重大なものとはならない。タイプ(a)アンチセンスオリゴヌクレオチ ドは、析たに、例えば、第1図に示したcDNA挿入体のヌクレオチド配列に関 する知識に基づき合成することができよう。タイプ(b)アンチセンスヌクレオ チドも、新たに(DNAまたはRNA) 、または、適当な宿主生物を、ること ができよう。このRNAは、PECAM−1またはPECA11変種1RNAを 結合する、そのようなRNAである。本発明の範囲内にある、タイプ(a)、タ イプ(b)の両オリゴヌクレオチドは共に、細胞表面におけるPECAM−1の 発現を「下方制御」する(スイッチ・オフする)、即ち、転写(タイプ(a)) ないし翻訳(タイプ(b))を抑制する、仲介物として有効であることが期待さ れる。 PECAM−1およびPECAM変種、または、このポリペプチドの1覆以上に たいする抗体は、転移性の疾、!の予防に有効であることが期待される。この使 用法において、「抗体」という用語は、モノクローナル、ポリクローナル抗体全 体を指す。そのような抗体は、いずれの抗体クラス(IgG、IgM、IgAな ど)に属していてもよい。モノクローナル抗体(Lb )生産には、一般に、リ ンパ球を単離し、それを骨髄腫細胞と融合し、ハイブリドーマを作る。次に、こ のクローンされたハイブリドーマを、「抗PECAMJ抗体、すなわち、PEC AM−1(全長ないし成熟形)またはPECAM変種のどちらかに好んで結合す る抗体であるが、そのような抗体生産の冑無についてスクリーニングを行なう。 「抗体」はまた、Fgbや、F (*b’ ) 2のような、抗PECAM抗体 のフラグメント、そのようなフラグメントの複合体、および、抗PECAM抗体 に基づく、いわゆる「抗原結合タンパク」 (単一鎖抗体)をも含む。これは、 例えば、アメリカ特許4.764.692に一致する。 別法として、本発明の範囲に含まれる、Ma bill、または、そのフラグメ ントは、そのようなMabの各種領域をコードする単11DNAを、宿主細胞に 発現させるというやり方の、従来の方法を用いて生産することができる。宿主細 胞が、E、coliであれば、W畠+d、ej tl、、lIs+are 34 1: 544−46 (1989)を参照のこと;トランスフェクトしたマウス 骨髄細胞の場合には、G11lie+、er al、、Biojechaol、 7: 799−804 (1989)、5adNrkxtsni、er *1. 、 上記、805−1tlを参照のこと。さらに、Fab分子は、E、coli のような遺伝子的に形質転換された宿主において、発現、集合させることができ る。ラムダ・ベクター系も入手可能であるから、これにより、前駆抗体を発生し た対象の多様性以上の多様性を持つ可能性を秘めたFab集団を発現することが できる。 Hwse、 rt it、、5cieQce 246+ 1275− 81(198Hを参照のこと。 PEC^ト1またはPECAM変種にたいする抗体は、また、従来の方法を用い て、抗自己型抗体(抗PECAM抗体を結合する抗体)の生産に用いることもで きる。これは、例えば、前述のハイブリドーマを用いて実行することができる。 例えば、アメリカ特許4.699. NOを参照のこと。このような抗自己型抗 体は、ある個人の抗PECAM抗体を隔離するのに用いることができる。これに よつて、PEC^ト1が、その個人の免疫系によって「異物」と認識されること によって生ずる免疫反応に関連する病理現象を治療ないし予防することができる 。 本発明について、下記の、例示的な実施例を参照することによってさらに説明を 加える。 タンパクにたいする多特異性を持つポリクローナル抗体の生産。 ヒト血小板統合膜タンパク富裕な溶解産物を、NewIn、 etat、、Th rombosis Re+、27: 221−24 (1982) に従って調 整し、この溶解産物に対抗する、多特異性ポリクローナル抗体を、Nevixn 、 et *1.、1. Cs1l Biol、 1113: 81−86 ( 1986)に倣って調整した。このようにして、血小板濃縮液を、ヒト全血のユ ニットを差動遠心して得、血小板膜を、この濃縮液から、超音波処理と、差動遠 心によって調整した。Newton、eIIl、、J。 Ce1l [1io1. 9G+ 249−53 (1981)を参照のこと。 血小板濃縮液1ユニツトは、5−8lgのタンパクを含む、膜ペレットをもたら シタ。コノヘレットヲ、1%トリトンl−114(Sigma Chesicx lCompxn7. セントルイス、マサチューセッツ州)211中に溶解した 。このトリトン !−114液は、0.4℃Mフェニルメチルスルフォニル・フ ルオリドと 5iii EDT^をプロテアーゼ抑制因子として含む、1hlJ  トリスと 150sll NiCl (pHy、 4)に溶解したものである 。膜集合体を拡散するために、手短に超音波処理した後に、氷上で60分間、可 溶化を実行した。 次に、このトリトン可溶化膜を、100.HOxgで60分間遠心し、上清20 0μIを、1mlのポリスチレンのフィッシャー遠心管(フィッシャー・モデル 59、ミクロ遠心管)の、6%蔗糖クッション300μmの頂上に塗布した。こ の管を、37℃で5分間インキュベートして、洗剤の濁点以上に温め、次に、1 500!gで5分間遠心し、大きな、タンパク洗剤混合ミセル集合体のベレット を形成した。蔗糖クッションの頂上に残った水層は取り出し、0℃に冷やし、水 冷トリトン l−114を加えて、最終濃度1%まで、再抽出した。この溶液を 再び温め、先の6%蔗糖クりシ目ンの頂上に戻し、上記のように遠心した。洗剤 層は、蔗糖クッシ3ンの下に、黄色の、油状の液滴として回収された。 洗剤層、水層のいずれも、最初に、タンパク濃度(3)について定量し、次に、 SDS可溶化液(4%SDS、100a+11 Tris−HCI。 pH6,8,10%グリセロール、o、ooi%ブロモフェノール・ブルー)で 、1:1に希釈し、それから、5DS−ポリアクリルアミド・ゲル電気泳導によ る分析を行なった。還元標本については、2−メルカプトエタノールを、最終濃 度が5%になるように加えた。標本を5分間蕉沸した後、1ウェル当り 5−5 0μgのタンパクを、7%SDSポリアクリルアミド固相ゲルに塗布し、30m Aで約3時間電気泳導した。電気泳導後、ゲルを固定し、Merril、et  11.、5cience 211+ 1437−38 (1981)の方法に従 って、銀染色した。 ポリクローナル抗血清は、ウサギに、1力月に2回、上記の富裕溶解産物を陵内 に注射して調整した。精製rgGは、硫化アンモニウム分画と、DEAEセルロ ース−クロマトグラフィーの、通常の併用法により得た。得られた調整品の特異 性は、既知の方法により、放射性ヨー素標識、可溶化血小板の免疫沈澱法、交差 免疫電気泳導対可溶化全体血小板、ウェスタン・プロット分析によって確認した 。ムwsubel上記、10節参照のこと。 実施例2cDNAライブラリーの抗体スクリーニングを行い、PEC^トlコー ドニーローンを選び出すこと、ならびに、PECAM−1特異的抗体のエピトー プ選択 このようにして調整したポリクローナル抗血清を用い、内皮細胞・肺癌ハイブリ ッド細胞恒久系統EA’ hr 296から調整した、cDNA λ gt11 発現ライブラリーをスクリーニングした。この系統については、Edgel、  ej *1.、 Ptoc、 Nat’l Ac5d、 Sci。 USA 811+ 3734 (1!183)が記載している。特に、抗体陽性 クローンの素性は、「エピトープ選択法」を用いて決めた。この方法は、例えば 、[1111,ej *1.、llt+u+e (London) 311:  379 (1984)が開示している。そこにおいては、プラーク精製、抗体陽 性クローンから得た、固定βガラクトシダーゼ融合タンパクを用いて、多特異的 抗血清から、各融合タンパクによってコードされる特異的エピトープに結合する ことのできる抗体を選択した。 この方法により、2種のクローン、8B、8Cが特定された。 これらは、免疫プロットにおいて、単一の、13(1−kd血小板タンパクと反 応する選ばれた抗体を備えていた。同じ分子量範囲の、既知の、血小板膜蛋白か ら、No−kd膜タンパク分離するために、二次元非還元・還元ゲル電気法部を 用いた。これにより、クローン8B、8Cのコードするタンパクの正確な特性を 調べた。 さらに具体的に言うと、1.6kb挿入体を含む、λ gallバクテリオファ ージ・クローン8Bを、E、 coli株109G培地で、約5.GOG pf u/プレートの密度まで育成し、イソプロピルチオガラクトシドによって、その βガラクトシダーゼ融合タンパクの発現を誘発した。このプレートに、150a mニトロセルロース円を3時間上層し、誘発ファージタンパクを吸着した。未結 合部位をゼラチンでブロックした後、このニトロセルロース膜を、ヒト血小板統 合膜タンパクに対抗するポリクローナル・ウサギ抗血清によってインキュベート した。すなわち、これによって、発現エピトープにたいして特異的な抗体集団が 、固定融合タンパクに特異的に結合することが可能になる。十分に洗浄した後、 エピトープ選択抗体、EBBを、膜から、pH2,3グリシン−HClで溶出し 、T+口塩基で中和し、全血小板溶解産物のウェスタン・プロットと反応させ、 13fl kd血小板タンパクを表す、−意のタンパク・スポットにたいする抗 体の特異性を証明した。結合は、アルカリ・フォスファターゼ複合の第2抗体処 理後、さらに、5−ブロモ−4−クロロ−3−インドリル燐酸/ニトロ青テトラ ゾリウム塩基質ベアによって視覚化した・実施例a PECAM−1の性質、エ ピトープ選択性抗体による結合クローン8Bから得た、このエピトープ選択性抗 体は、このように、ウェスタン・プロットにおいて、PECAM−1と単一タン パク・スポットとして反応した。このスポットは、GPIi。 GPIla、 GPIIb、 GPIIllを含む、他の血小板膜蛋白とは別物 であった。このようにして区別されたタンパク、これがPECAM−1であるが 、これは、電気法部下の移動が還元剤の影響を受けないタンパク類によって形成 される対角線よりやや上を移動した。 このことから、この単離タンパクは、鎖内にジスルフィド結合を持つ、単−級タ ンパクであることが分かる。 PECAllに適用される、各種の生化学的基準は、このタンパクが、高度に糖 化した、大きな表面膜の糖蛋白であるという所見に一致していた。したがって、 無傷の血小板を、トリプシン、ニューラミニダーゼ、N−グリカナーゼで処理す ると、単離PECAM−1ポリペプチドの分子量は激減した。これは、その処理 後、洗浄し、洗剤溶解した血小板について、ウェスタン・プロット法測定で明ら かにした。このように、分子量が低下したことは、PECAMiの糖化が際だっ ていること、そのタンパク部分は、露出アミノ酸配列を含んでおり、これが、ト リプシンの加水分解にたいし感受性を持つことを示していた。PECAM−1は 、未処理血小板を、炭水化物特異的標識である、過ヨウ素酸塩/水素化 [31 +1 ホウ素ナトリウムで処理することによって効率よく標識されたが、ラクト パーオキシダーゼ触媒作用による、表f放射ヨウ素化ではそれほどではなかった 。異なる、いくつかの、性質の明らかにされた血小板膜蛋白類にたいし、抗体プ ローブを用い、ウェスタン・プロットによって、半定量的比較分析を行なったと ころ、PECAll−1は、主要な膜タンパクであることが明らかになった。  PKCAM−1は、クマツシー青でごく僅かしか染まらないということが、従来 、このものが単離されず、その特性も明らかにされなかった原因であろう。 大きさやpI(で、PECAM−1と相似の、血小板・内皮細胞表面糖蛋白にた いして従来対抗的に育成されてきた、一連のモノクローナル抗体について、それ らが、PRCAM−1分子と反応できるかどうかをテストした。これらモノクロ ーナル抗体の内の2種、抗−CD31.抗−hec7が、5DS−PAGEゲル において、 PECA11−1と同調移動するある血小板タンパクと反応した。 前述したように、CD31は、その構造・機能不明の、白血球差別用抗原であり 、これは、ヒト血小板、内皮細胞、顆粒細胞、単球にある(しかし、回収可能な 量としては得られていない)と報告されているものである。 l:napp、a t if。、Isannology Toax710: 253 (190)を 参照のこと。hec7抗原は、これも回収可能な量として単離されていないが、 これは、ヒト内皮細胞の細胞間接合部に局在すると報告されている。Maetl er、 e+ tl、、 J、 Exp、 Mej、170: 399beck 、 、CD31抗原を含む標本は、それぞれのモノクローナル抗体を含む免疫沈 降法により、ヒト内皮細胞溶解産物から調整される。(MAb類は、Willi xa^、W11er博士(ロックフェラー大学) 、5inQs M、 Go7 erj博士(ニーネル大学)の供与を受けた)。この標本を、抗−PECAM抗 血清による免疫プロットで分析したところ、PECAM−1,CIIN抗原、b er7抗原は、少なくとも免疫学的には関連していることが判明した。 実施例4 PECA11−1をコードするヌクレオチド配列の決定クローン8B からの 1.6kb cDNA挿入体を、pUC−18由来プラスミド・ベクタ ー、DTHar中にサブクローンした。次に、この8B挿入体を、既知の方法に より、プローブとして用いた。これは、例えば、Aasahal上記、6.3節 に開示されている通りである。これによって、さらに、23個のクローンを特定 し、次に、これを、既知の方法に従って、制限マツピングとハイブリダイゼーシ タン分析により、その特性を明らかにした。このクローンの内二つ、 6−4  (第1図の、ヌクレオチド1からヌクレオチド1170に延びている)と6−2 (ヌクレオチド715からヌクレオチド2557まで)が、jl!1図に示す、 PECAM−1コ一ド配列全体と重複し、かつ、それを含むことが判明した。 前述したように、2557−hp PEC^ト1配列は、成熟タンパク+信号ペ プチドにたいする 22+4−bpコニー配列の他に、141−b95゜未翻訳 CUT)領域と、2G2 bpの3’ UT領領域含む。この5’ UTM域は 、2個の、真核細胞性配給(AUG )コドンを含み、それは、それぞれ、塩基 95、ヌクレオチド142から始まる。このコドンのいずれも、その両端は、「 コザック配列」を構成するヌクレオチドで占められている。この配列は、はとん ど、T残基を持たず、また、−3位置にプリンを持っているために、タンパク合 成の配給部を容れることになる。Kogxk。 ej al、、 N1cleic Ac1ds Rs+、15: 8152 ( 19871を参照のこと。 コザック配列の中にある、多くの、上流配給コドンの場合と同様、PECA11 −1コ一ド中ヌクレオチド配列の、塩基95のATGでは、その後に、わずか1 5塩基下流に、TAA停止コドンが続く。この配置から、翻訳は、15−Mの「 ミニシストロン」にたいして実行され、すぐに止み、その後は、リポソームが、 塩基142で翻訳を再開し、塩基235Gの停止コドンに至るまで続けるようで ある。 実施例5 天然供給源からのPECAM−1の精製はぼ純粋な PECAM−1 の回収可能量を、下記のようにして、血小板から単離した。血小板は、通例の操 作に従って、差動遠心法により、全血液から単離した。血小板を、T B S  (20mMTRIS、1501M IItCl、 tall EDTA、 pH 7,4)中で数回洗浄し、次に、1%Triton !−100と IIM C lC12を含むTBS中で、プロテアーゼ抑制剤(0,4mMフェニルメチルス ルフォニル・クロリド、10μmロイペプチン〕の存在下に可溶化した。次に、 この混合液を、15.0GOgで、30分遠心して、澄明にし、上溝を、コンコ ナビリンAセファローズのカラムに加え、無用の糖蛋白をすべて除去した。この カラムからの流通液を、PEC^トlにたいして特異的な免疫アフィニティー・ カラムに与えた。この時、抗−hec7抗体を、セファロース・カラムに付着さ せた。次に、PEC^ト1を、p111!、4で、IGOmilグリシン/HC Iと 0.1%T+1taa X−100を含む溶液の短持続パルスによって溶 出した。この溶出液を、TRl5塩基で中和し、5t)S−PAGEで分析して 、その純度を確定した。さらに精製することが必要であるならば、溶出液を、麦 芽セファローズ・カラムに吸着させ、GJMN−アセチルクルコサミンによって 溶出した。このようにして、PECAM−1が、還元性、非還元性S[1S−P AGEゲルのいずれにおいても単一バンドとして移動する標本において、回収可 能な量として得られた。 く の C 一 ■ ! F!G、2 要 約 糖蛋白PEC^ト1とその変種は、形賀転換宿主細胞における、その糖蛋白また は、変種ポリペプチドをコードするポリヌクレオチドの発現によって、入手する ことができる。PRCAM−1はまた、細胞性供給源から単離することもできる 。PECAllまたは、PECAll−1変種にたいして特異的な抗体は、組み 換え法によって生産するか、または、ハイブリドーマから入手することができる 。 補正音の写しくI!訳文)提出書(特許法第184条の8)平成4年7月20日 国

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.回収可能量のPECAM−1を含む組成物。
  2. 2.請求の範囲第1項に記載の組成物であって、上記組成物が実質的に純粋な形 でのPECAM−1である組成物。
  3. 3.請求の範囲第1項に記載の組成物であって、上記組成物が、少なくとも約5 0nMの濃度のPECAM−1の水溶液である組成物。
  4. 4.請求の範囲第1項に記載の組成物であって、上記PECAM−1が成熟PE CAM−1である組成物。
  5. 5.PECAM突然変異タンパク質及びPECAM−1の一部に相当する分子、 または、PECAM−1と一致はしないがPECAM−1の一部を含む分子から 成るグループから選ばれたPECAM変種で、ここに、上記分子は付着促進作用 を示す該変種。
  6. 6.請求の範囲第5項に記載のPECAM変種であって、上記変種は、PECA M−1の細胞外部分に相当する、または、それを含むが、PECAM−1の膜通 過部分ないし細胞内部分は含まない該変種。
  7. 7.請求の範囲第6項に記載のPECAM変種であって、上記の細胞外部分が、 N末端Gln−Gln−Asn−Set−Pheを含む該変種。
  8. 8.請求の範囲毎7項に記載のPECAM変種であって、上記の細胞外部分が、 574残基のアミノ酸配列を持つ該変種。
  9. 9.請求の範囲第8項に記載のPECAM変種であって、上記の細胞外部分が、 第1図のアミノ酸1−574に相当するアミノ酸配列を持つ該変種。
  10. 10.請求の範囲第5項に記載のPECAM変種であって、上記変種がPECA M突然変異タンパク質である該変種。
  11. 11.請求の範囲第10項に記載のせぃそちも変種であって、上記突然変異タン パク質がN末端Gln−Gls−Asn−Ser−Pheを含む該変種。
  12. 12.請求の範囲第10項に記載のPECAM変種であって、上記突然変異タン パク質が574残基のアミノ酸配列を持つ該変種。
  13. 13.PECAM−1アミノ酸配列の一部を含むアミノ酸配列を持つポリペプチ ド分子であって、上記ポリペプチド分子は、(a)上記PECAM−1アミノ酸 配列とは一致せず、かつ(b)PECAM−1作用を持つ該分子。
  14. 14.請求の範囲第13項に記載のポリペプチド分子であって、上記アミノ酸配 列は、4から100アミノ酸残基長である該分子。
  15. 15.PECAM−1をコードする単離ポリヌクレオチド分子。
  16. 16.PECAM変種をコードするポリヌクレオチド分子。
  17. 17.請求の範囲第16項に記載のポリヌクレオチド分子であって、上記PEC AM変種は、PECAM−1の可溶性レセプター形態である該分子。
  18. 18.N来端Gln−Gln−Asn−Ser−Phe−Thr−Ileをつタ ンパクをコードするポリヌクレオチド分子で、第1図に示したヌクレオチド配列 の、少なくとも一部にたいして相補的なオリゴヌクレオチド・プローブと、高度 に厳重な条件下でハイブリダイズする、上記ポリヌクレオチド分子で、上記の一 部は、少なくとも、約10ヌクレオチド長である該分子。
  19. 19.請求の範囲第18項に記載のポリヌクレオチド分子であって、上記タンパ クが、約79kdのポリペプチド分子量を持つ該分子。
  20. 20.第1図に示したヌクレオチド配列の一部に相当する、または、それに相補 的なオリゴヌクレオチドであって、しかも、上記オリゴヌクレオチド、または、 その転写産物の存在が、PECAM−1ないしPECAM−1変種をコードする DNA配列を発現する細胞において、上記DNA配列の転写ないし翻訳を抑制す る該オリゴヌクレオチド。
  21. 21.請求の範囲第20項に記載のオリゴヌクレオチドであって、上記オリゴヌ クレオチドがRNAで、上記DNA配列の翻訳を抑製する該オリゴヌクレオチド 。
  22. 22.請求の範囲第20項に記載のオリゴヌクレオチドであって、上記オリゴヌ クレオチドがDNAで、上記DNA配列の転写を抑制する該オリゴヌクレオチド 。
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