JPH05508110A - 遠心抽出装置 - Google Patents

遠心抽出装置

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JPH05508110A
JPH05508110A JP92509830A JP50983092A JPH05508110A JP H05508110 A JPH05508110 A JP H05508110A JP 92509830 A JP92509830 A JP 92509830A JP 50983092 A JP50983092 A JP 50983092A JP H05508110 A JPH05508110 A JP H05508110A
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    • B01D11/0476Moving receptacles, e.g. rotating receptacles

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 多段式遠心力抽出器 技術分野 本発明は、2つの通常混合することができない液体がこれらの液体の第1の液体 の第2の液体による処理を保証するために導かれる幾つかの重畳された段(ステ ージ)からなる遠心力抽出器に関する。
従来の技術 留意されるべきことは、抽出器内に導かれる2つの液体の少なくとも一方がまた 懸濁された固体粒子を含有し得るということである。
遠心力抽出器は通常混合し得ない処理されるべき液体および処理液のエマルジョ ンを、前記処理を促進しかつ次いで遠心力により前記2つの液体の分離を保証す るために、発生する装置である。処理されるべき液体はとくに重い水性相により 構成されるが、一方処理液は軽い、有機相である。
実際に、処理を最適化するためには一定回数これら2つの作業を繰り返すことが 通常必要である。このために、通常遠心力抽出器が使用され、該抽出器において 処理されるべき重い水性相が頂部から底部へ上方段から下方段へ循環し、これに 反し処理を保証する軽い有機相は装置の底部から頂部へ下方段から上方段へ循環 する。
重畳された段を備えた現存する遠心力抽出器の中で、ロバチルSLP Iにより 販売される型式LXの遠心力抽出器が参照される。固定エンクロージャ内で、こ れらの遠心力抽出器は垂直軸線のまわりに高速で回転させられことができかつ内 部に幾つかの重畳された分離仕切り室を画成するボウルからなる。該回転ボウル は順次、内部に向かって各分離仕切り室を画成する固定の、中央、管状バレルま たは軸のまわりに同軸的に配置される。
分離仕切り室の各々の底部において、回転ボウルは混合室を存し、該混合室には 直下に配置された段から軽い相の直上に配置される段からの重い相が別個に通過 する。
固定中央軸またはバレルと一体の、攪拌円板が軽いおよび重い相の極めて入念な エマルジョンを引き起こすために高速で回転する混合室の壁と協働する。そのう え、混合室により構成される構体、ならびに攪拌円板とともに、2つの相を前記 室内に導入しかつそれから放出するためのチャンネルが隣接する段からの2つの 相の吸い上げを許容するポンプを形成する。
この方法において作られるエマルジョンの2つの相は次いで対応する段のの分離 仕切り室内で遠心力により分離される。比較的軽い相はその直ぐ上の段階の混合 室内に固定の中央軸の近くに配置された通路により導入される。比較的重い相は その直ぐ下の段の混合室に向かって回転ボウルの外周に配置されたチャンネルに より再び降下する。
幾つかの重畳された段を青しかつこの方法において構成された遠心力抽出器は実 質上満足できるが、しかし2つの顕著な欠点をこうむる。
これらの欠点の第1はその周部で回転ボウルに形成されたチャンネルにより一定 の段からその直ぐ下の段への重い相の循環の結果として生じる。ボウルが非常に 高速で回転しかつ例えばおよそ20ないし30m/sに達することができるとい う事実に鑑みて、重い膜内に一般に存在する固体粒子は遠心力の作用により塊り になる傾向があり、それは装置の停止を必要とする妨害作用を導く。
そのうえ、遠心力により、塊りにされた固体材料の高い密度が妨害除去作業を長 くかつ困難にする。
前述された型の幾つかの重畳された段を備えた遠心力抽出器の第2の欠点は装置 内に存在する空気に依存する。
ボウルの回転の間中、前記空気は固定の中央軸と分離仕切り室内に収容された液 体との間に位置される。しかしながら、前記液体が回転ボウルにより高速で回転 させられる一方、中央軸と接触している空気層は事実上制止しているという事実 に鑑みて、乱流が発生しかつ空気から異なる分離仕切り室内に収容される液体相 に通過する。
この乱流は分離仕切り室内で遠心力の作用により得られる分離効率を妨害し、そ の結果各段の効率が低減される。
フランス特許第2,093,055号はまた幾つかの並置された段を有する遠心 力抽出器を開示し、該抽出器において抽出器の各段はその内部で分離仕切り室を 内部で画成するボウルが垂直軸のまわりに回転させられる固定ケーシングまたは ハウジングからなる。重いおよび軽い相は、それらが、その底部に配置された輪 状通路内を上昇する前に、回転ボウルと一体のパドルにより混合される固定ケー シングの底部に持ち来される。この上昇作用はケーシングと一体の軸状ロッドに より支持される固定ブレードおよび前記ロッドと交差する回転ボウルの軸方向通 路内に取り付けられた回転ブレードの協働により得られるボンピング作用により 引き起こされる。重いおよび軽い相はしたかつて、遠心力により分離されるよう に、ボウル内にケーシング分離仕切り室内に導入される。
分離仕切り室のE万端に設けられる排出口は当該段の固定ケーシングに形成され た垂直チャンネルを使用して2つの隣接する段に向けてそれぞれ重いおよび軽い 相の通過を可能にする。
この遠心力抽出器は前述された遠心力抽出器の欠点をこうむらない。かくして、 隣接する段間の重い相の通過は固定ケーシング内で重力により行われ、それは妨 害の危険をかなり低減しかつ妨害除去が必要と認められるときこれを容易にする 。そのうえ、回転ボウル内に収容される空気層は前記ボウルを駆動するのに使用 される回転軸とかつボウル内で回転される液体と接触する。したがって液体内に 発生される乱流は前述された幾つかの重畳された段を有する遠心力抽出器と比較 して低減される。
それゆえ各個の段の効率はかなり改善される。
しかしながら、フランス特許第2,093,055号に記載された遠心力抽出器 は各抽出器段を回転させるのに別個のモータを必要とする幾つかの並置された段 を有する。これは全体の寸法、最初のコストおよび装置の運転コストを増加する 。さらに、これは破壊の危険の増加に寄与する。
そのうえ、フランス時第2.093,055に記載された遠心力抽出器は幾つか の重畳された段を有する抽出器に対する幾つかの並置された段を有する抽出器の 場合に提案された解決置き換えが事実上実施不能であるようになっている。とく に、混合された液体が回転ボウル内で分離仕切り室に上昇可能にする混合された 液体のボンピングは固定ケーシングの底部と一体の軸状ロッドに該ロッドのまわ りでボウルに形成された軸方向通路内にそれぞれ形成された固定および回転ブレ ードの協働により得られる。それゆえ第1段の下に配置された他の段の回転ボウ ルを回転させるために回転ボウルの垂直駆動軸を下方に延在することかできない 。
発明の開示 本発明の目的は、その最初の設計がフランス特許第2゜093.055号による 並置された段の利用を可能にするが、通常の性質の幾つかの重畳された段を有す る遠心力抽出器において使用されるのと同一の方法において単一駆動モータのみ を要求する幾つかの重畳された段を有する遠心力抽出器を提供することにある。
本発明によれば、この結果は、固定ケーシング、分離仕切り室を内部に画成する ボウルをケーシング内で回転させることが可能な垂直軸、比較的重い液体相およ び比較的軽い液体相を混合しかつ分離仕切り室の底部に注入するための手段から なり、前記ボウルがその上方端で比較的軽い相の放出用の少なくとも1つの中央 通路および比較的重い相の放出用の少なくとも1つの周辺通路を有することから なる遠心力抽出器において、該抽出器が幾つかの重畳された段からなり、各段が 前記軸により回転され得るボウルを育し、各段の中央通路が前記軸と前記段のボ ウルと一体の管状壁との間に形成されかつ上方段の混合および注入手段と連通ず る環状通路である一方、各段の周辺通路が固定ケーシングに形成されかつ下方段 の混合および注入手段と連通ずる比較的重い利用の戻りチャンネルに出ることに より得られる。
好都合には、各分離仕切り室内の比較的重いかつ比較的軽い相の混合および注入 手段は前記仕切り室を画成するボウルの下方壁に水平面に沿って位置決めされた 排出器を形成する導管からなり、該導管は半径方向に対して傾斜されかつ同一水 平面内に配置される。
好ましくは、排出器を形成する前記導管の各々の下方取り入れ端はその場合に固 定容器に形成されかつ前記戻りチャンネルを半径方向にかつ内方に延長する比較 的重い利用の案内溝の前方に配置される一方、ボウルの下方壁に形成された接続 通路が排出器を形成する導管の各々の外方放出端に前記環状通路の上方端を接続 する。
この配置において、排出器を形成する傾斜された導管は比較的重い利用の案内溝 と組み合わせて、2つの相のボンピングおよび傾斜された導管からの出口でのそ れらの親密な混合を実施する。
好ましくは、排出器を形成する傾斜された導管はボウルの前記下方壁に半径方向 に形成された比較的重いおよび比較的軽い利用の案内溝にそれらの外方放出端に より出てかつその外方端は分離仕切り室内に出る。
比較的重い相が下方段に直接降りないことを保証するために、前記比較的重い利 用の案内溝は垂直に向けられた部分により排出器を形成する前記傾斜された導管 の前方に達するまで上方に延在される半径方向に向けられた部分を有する。
下方段に向かう重力によるその下降の間中比較的重い相の流れを容易にするため に、各段の比較的重い相の戻りチャンネルは隣接する段の戻りチャンネルに比し て一定の値だけ角度的に移動される。
かくして設計された遠心力抽出器の取り付けおよび取り外しは共通の垂直軸に取 り付けられた別個の部分の形において種々の段のボウルを製造しかつ固定ケーシ ングを各段用の基本部分の形において製造することにより容易にされることが可 能で、前記基本部分は緊密方法において組み立てられる。
本発明を非限定的な実施例に関連してかつ添付図面を参照して以下に詳細に説明 する。
図面の簡単な説明 第1図は本発明による幾つかの重畳された段を有する遠心力抽出器を略示する長 手方向断面側面図である。
第2図は本発明による遠心力抽出器の段の1つを拡大して示す第1図に匹敵する 長手方向断面図である。
第3図は第2図の線III−IIIに沿う断面図である。
発明を実施するための好適な態様 第1図に略示されるように、本発明による遠心力抽出器は機械の垂直軸上に心出 しされた、略円笥の固定外方ケーシングまたはハウジング10からなる。このケ ーシング10は一定数の、例えば図示実施例においては3つの基本部分でありか つ図示してない適宜な手段により緊密に組み立てられる。
基本部分12はすべて同一でありかつ大体において水平基部14(第2図)およ び円筒の周辺壁16を有する円筒容器の形にある。組立て中の異なる基本部分1 2の重畳の作用により、それらの各々の基部14は該基部の直ぐ下に配置される 容器用の蓋を形成する。装置の上方部分に配置された基本部分12は蓋I7によ り密封される。
固定ケーシング10内で、該ケーシングの基本部分12は一定数の重畳された段 (第1図に示した実施例において3つ)を画成しかつそれらは第1図の頂部から 出発して符号El、E2およびE3で示される。
第1図に非常に概略的に示した遠心力抽出器はまた垂直軸または該軸の軸線のま わりにケーシング10内で高速で回転し得る構体からなる。この構体は垂直駆動 軸18からなり、該軸はその高さ全体にわたって固定ケーシング10を横切りか っその上方端がモータ2oにより非常に高速で回転させられる。
軸18は抽出器が複数の段を存するのと同数、すなわち図示実施例において3つ のボウル22を支持する。これらのボウル22の各々は固定ケーシング1oの基 本容器状部分12の1つ内に配置される別個の部分を構成する。したがって、遠 心力抽出器の段E1ないしE3の各々は垂直軸18によってモータ20により非 常に高速で回転させられることができるボウル22を有する。
垂直軸18へのボウル22の取り付けはスペーサを形成しかつ軸18上に配置さ れるスリーブ24により引き起こされる。各ボウル22の、円板(第2図)状に 形成された、下方壁26の内周縁部は2つの隣接するスリーブ24間に把持され る。
第2図によってより明確に示されるように、各ボウル22はまた、円筒の外方壁 28および同様に円板状に形成された、水平の、上方壁30を有する。付与され た段のボウル22の下方壁26は前記段の基本部分12の基部14の直ぐ上に位 置決めされかつ周辺の外方壁28は前記同一の段の周辺壁16内に直接配置され る。最後に、付与された段のボウル22の上方壁30はその直ぐ上の段の基本部 分12の基部14の直ぐ下に、または段E1の蓋17の直ぐ下に位置決めされる 。
各遠心力抽出器ボウル22は、その壁26.28および30との同に、分離仕切 り室32を内部に画成し、該分離仕切り室内で前記分離仕切り室内に導入される エマルジョン化された液体の混合できない、軽いおよび重い相が遠心力により分 離される。前記液体の導入は分離仕切り室32の基部に軽いおよび重い液体相の 混合および注入用手段34を使用して分離仕切り室32の基部を通して行われる 。後で詳細に説明されるこれらの手段34は部分的にボウル22の下方壁26に 形成されかつ部分的に対応する段の基本部分12の基部14に形成される。
遠心力抽出器段の各々の底部において、手段34はしたかって比較的軽い液体お よび比較的重い液体の混合を可能にするか、またはより詳しくは、軽い相による 重い相の処理を保証するために、前記2つの混合することができない液体の入念 に分割されたエマルジョンを引き起こす。手段34はまた対応するボウル22の 分離仕切り室32内で上昇させるためにこのようにして形成されたエマルジョン の吸い上げを可能にする。
ボウル22の非常に高速の回転の作用により、分離仕切り室32に放出されたエ マルジョンの重いおよび軽い相は遠心力の作用により互いに自動的に分離される 。かくして、重い相PIはボウル22の外方周辺壁28の近傍にあり、一方軽い 相P2はスペーサを形成するスリーブ24の近傍にありかつそれから空気層Aに より分離される。
空気層Aかボウル22と同一速度で回転する部分または生成物と単に接触してい ることに留意するのが重要である。かくして、空気層Aはボウル22の種々の部 分と接触しており、スリーブ24はスペーサを形成しかつ軽い相P2がボウルに より回転する。したがって、空気層Aはまたボウル22により回転しようとし、 その結果事実上ボウル内には乱流がなくそして遠心力の作用により液体の2つの 相の分離が最適条件により得られる。
ボウル22の各々の上方壁30はその厚さに装置の垂直軸線に関連して半径方向 に向けられる通路36を育する。これらの通路36の各々の外方端は円筒の、外 方壁28に隣接する分離仕切り室の区域に出て、前記区域に配置された重い相P 1用の周部放出通路を形成する。
各通路36の内方端は上方壁30とボウル22の上方壁30の内方縁から上方に 向かって突出する管状壁48のまわりにその直ぐ上に配置された段の基本部分1 2の基部14との間に出る。通路36を通って分離仕切り室32から出る重い相 PIは次いで、第2図に矢印によって示されるように、上方壁30と隣接する基 部14との間で外方に通過する。
重い相PIは対応する段の基本部分12の周壁16に衝突するとき、前記壁16 とボウル22の上方壁30の外方、周縁から下方に突出する截切円錐形状偏向器 38との間で重力により再び下降する。基本部分12の基部14は、偏向器38 の下方縁のレベルの十分に上方のレベルまで、ボウル22の外方、円筒壁28と 偏向器38との間に、上方に突出するフェルール40を支持する。
重い相P1の重力による降下は次いで外方の、周部壁16とフェルール40との 間に形成された実質上垂直な通路42内で継続する。
これらの通路42は先行する段の直ぐ下に配置された段の基本部分12の周部壁 16に形成された実質上垂直の通路44により下方に延長される。これはその直 ぐ下の段の混合および注入手段34の取り入れ口への付与された段の重い相P1 の自動再循環となる。
各分離仕切り室32内で重い相PIから分離された軽い相P2に関連して、該軽 い相は軸18に取り付けられたスリーブ24と当該段のボウル22の上方壁30 の内方縁から上方に突出する管状壁48との間の環状の、中央放出通路46によ り仕切り室から出る。実際に、この通路46は実質上空気層Aおよび遠心力の作 用により管状壁48の内面に沿って上昇する軽い層P2のフィルムを収容する。
付与された段からの軽い相P2はしたがってその直ぐ上の段の混合および注入手 段34にまで上昇する。
当該段に隣接する2つの段からの2つの相の混合および注入作用を引き起こすた めに、手段34は第2図および第3図に関連してより詳細に次に説明される特殊 な構造を有する。
重い相ptが固定ケーシングlOの基本部分12の各々の下方端に達したとき、 重い相P1は案内溝50を使用して前記基本部分の基部14の上方で内方に向か って半径方向に通される。これらの案内溝50はボウル22の下方壁26の側で 開放される。案内溝50は装置の垂直軸線に対して半径方向に向けられる第1部 分50aを存する。この第1部分50aは管状壁48のまわりの基本部分12に 向かって延びている管状壁52の外面に形成された第2の、垂直に向けられた部 分により上方に延在される。案内溝50のこの第2の、垂直に向けられた部分5 0bはその上方端において密封される。
管状壁52のまわりに通すことができるように、各ボウル22の下方壁26は該 壁26がそれにより管状壁52の上方縁の上方の軸18に固定される中央の、平 らな、水平部分、基部14に隣接する平らな、水平の周辺部分および上方中央部 分および下方周辺部分を接続する中間の截切円錐形状部分を有する。留意される べきことは、隣接する下方段の管状壁48が下方壁26の中央部分にその上方縁 により接続される。
排出器を形成する導管54は平らな周辺部分および案内溝50の垂直に向けられ た部分50bに向かい合っている截切円錐形状の、中間部分の接合部においてボ ウル22の下方壁26に設けられる。これらの導管54は内方に屈曲されかつ半 径方向にに対して傾斜されそしてすべて同一の水平面に配置される。案内溝50 と組み合わせて、この表面は案内溝50から対応する段の分離仕切り室32への 重い相P1の注入またはボンピングの保証を可能にする。
導管54はまた案内溝50の垂直に向けられた部分50bの前方に配置されたそ れらの内方の、取り入れ端およびそれらの外方の、放出端から減少する断面を有 する。
この特徴は装置の段の直ぐ下の段から軽い相P2に関連して排出器機能を傾斜さ れた導管54が実行するのを可能にする。かくして、ボウル22の下方壁26の 中央および中間の部分の厚さに形成された接続通路56が直ぐ下方の段の環状の 、中央通路46を排出器を形成する導管54の各々の外方放出端に接続する。こ れは軽い相P2のボンピングおよび導管54により許容される重い相P1により エマルジョンの形においてその親密な混合を引き起こす。
導管54および接続通路56からの出口において、2つの液体は混合されるかま たはエマルジョン化(乳状化)されそして対応するボウル22の下方壁26の周 辺部分の厚さに形成される分岐する、半径方向の案内溝58により分離仕切り室 32に向けて通される。これらの案内溝はそれらの外方端においてボウル22の 外方の、円筒壁28により支持される水平偏向器60の前方に分離仕切り室32 へ出る。この偏向器60は仕切り室32の中央領域に混合物を自動的に持ち来す 。
軽いおよび重い相はかくして遠心力抽出器を形成する種々の段間で遠心力抽出器 内で逆流において循環し、遠心力抽出器は、抽出器段の各々において連続して行 われる混合作業かつ次いで分離作業によって、軽い相による重い相の処理、また はその逆を漸次引き起こす作用を有する。
第1図は符号62で重い相PPI用の取り入れコレクタを示し、該取り入れコレ クタは遠心力抽出器の上方部分に配置されかつ垂直導管64により上方段PIの 戻りチャンネル44と連通し、重い相P1は導管64内に重力により流れる。
軽い相P2は環状コレクタ66により装置の下方端において導入される。環状コ レクタは装置の下方段E3を備えている混合および注入手段34に接続される下 方環状通路46内に出る。逆に、重い相の流出は各々下方段E3の戻りチャンネ ル44に延在する導管70が出るコレクタ68によって装置の下方端において行 われる。
最後に、軽い相の放出は上方段Elの環状通路46が出る固定収集仕切り室72 によって遠心力抽出器の上方部分において行われる。
付与された段からその直ぐ下の段へ重い相を戻すための戻りチャンネル44は直 ぐに隣接する段の戻りチャンネル44に対して一定の値だけ角度的に移動され、 その結果チャンネルが一方の段から相互に接続されることなしに次の段に横切る ことができる。
分離仕切り室32内の乱流とは別に、本発明による遠心力抽出器は固定ケーシン グlOに形成された戻りチャンネル44による複数の段間の重い相の循環を保証 する利点を有する。この装置の結果として、重い相内に存在する固体粒子による 前記チャンネルの詰まりの危険は異なる段間の重い相の循環が抽出器の回転部分 において行われる装置に比して非常に顕著に減少される。そのうえ、装置の清掃 が詰まりの場合に非常に簡単化される。
そのうえ、遠心力抽出器の製造および組立てがモジュール設計により容易にされ る。この観点から、固定ケーシング10の基本部分12間の密封は各要素間に0 −リングを配置するかまたは完全なケーシングを外方密封エンベロープ内に配置 することにより得られることが可能である。
明らかなように、本発明は前記で例示された方法において説明された実施例に限 定されずかつそのすべての変形例を事実上保護する。とくに、遠心力抽出器を構 成する段の数は本発明の範囲を超えることなしに3つと異なることができる。
要約書 幾つかの重畳された段(El、E2.E3)からなる遠心力抽出器は高速で共通 垂直軸(18)により駆動されるボウル(22)をその中で回転させる固定ケー シング(lO)を有する。混合することができない軽い液体および重い液体はエ マルジョン化されかつ排出器を形成しかつ対応するボウルの下方壁に形成される 導管(54)によりボウル(22)の各々により画成される分離仕切り室(32 )に注入される。軽い相は軸(18)を取り巻いている環状通路(46)により 一方の段から次の段へ上方に向かって通過し、一方重い相は固定形成に形成され た戻りチャンネル(44)内に重力により再び下降する。これは分離仕切り室( 32)内の乱流を回避しかつ重い相内に存在する固体粒子の結果として詰まりの 危険を減少する。
(第1図) 国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.固定ケーシング(10)、分離仕切り室(32)を内部に画成するボウル( 22)をケーシング内で回転させることが可能な垂直軸(18)、比較的重い液 体相および比較的軽い液体相を混合しかつ分離仕切り室の底部に注入するための 手段からなり、前記ボウルがその上方端で比較的軽い相の放出用の少なくとも1 つの中央通路(46)および比較的重い相の放出用の少なくとも1つの周辺通路 (36)を有することからなる遠心力抽出器において、該抽出器が幾つかの重畳 された段(E1,E2,E3)からなり、各段が前記軸により回転され得るボウ ルを有し、各段の中央通路(46)が前記軸(18)と前記段のボウルと一体の 管状壁(48)との間に形成されかつ上方段の混合および注入手段(34)と連 通する環状通路である一方、各段の周辺通路(36)が固定ケーシングに形成さ れかつ下方段の混合および注入手段(34)と連通する比較的重い相用の戻りチ ャンネル(42,44)に出ることを特徴とする遠心力抽出器。 2.前記各分離仕切り室(32)内の比較的重いかつ比較的軽い相の混合および 注入手段(34)は前記仕切り室を画成するボウル(22)の下方壁に水平面に 沿って位置決めされた排出器を形成する導管(54)からなり、該導管(54) が半径方向に対して傾斜されかつ同一水平面内に配置されることを特徴とする請 求の範囲第1項に記載の遠心力抽出器。 3.排出器を形成する前記導管(54)の各々の下方取り入れ端がその場合に固 定容器(10)に形成されかつ前記戻りチャンネル(44)を半径方向にかつ内 方に延長する比較的重い相用の案内薄(55)の前方に配置される一方、ボウル (22)の下方壁に形成された接続通路(56)が排出器を形成する導管の各々 の外方放出端に前記環状通路(46)の上方端を接続することを特徴とする請求 の範囲第2項に記載の遠心力抽出器。 4.排出器を形成する傾斜された導管(54)は前記ボウル(22)の前記下方 壁に半径方向に形成される比較的重いおよび比較的軽い相用の案内溝(58)に それらの外方放出端により出てかつその外方端は前記分離仕切り室(32)内に 出ることを特徴とする請求の範囲第3項に記載の遠心力抽出器。 5.前記比較的重い相用の案内溝(50)が垂直に向けられた部分により排出器 を形成する前記傾斜された導管(54)の前方に向けて上方に延在される半径方 向に向けられた部分を有することを特徴とする請求の範囲第3項および第4項の いずれか1項に記載の遠心力抽出器。 6.各段の比較的重い相用の戻りチャンネル(44)は隣接する段の戻りチャン ネルに比して一定の値だけ角度的に移動されることを特徴とする前記請求の範囲 のいずれか1項に記載の遠心力抽出器。 7.異なる段の前記ボウル(22)は共通の垂直軸(18)に取り付けられた別 個の部分であることを特徴とする前記請求の範囲のいずれか1項に記載の遠心力 抽出器。 8.前記固定ケーシング(10)が段当たり1つの基本部分(12)からなり、 該基本部分が緊密に組み立てられることを特徴とする請求の範囲第6項に記載の 遠心力抽出器。
JP50983092A 1991-05-03 1992-04-30 遠心抽出装置 Expired - Fee Related JP3167133B2 (ja)

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