JPH05507950A - 混合エステル及びプラスチック成形組成物における滑剤としてのその使用 - Google Patents

混合エステル及びプラスチック成形組成物における滑剤としてのその使用

Info

Publication number
JPH05507950A
JPH05507950A JP91510066A JP51006691A JPH05507950A JP H05507950 A JPH05507950 A JP H05507950A JP 91510066 A JP91510066 A JP 91510066A JP 51006691 A JP51006691 A JP 51006691A JP H05507950 A JPH05507950 A JP H05507950A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
carbon atoms
mixed ester
thermoplastic resin
agents
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP91510066A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2944209B2 (ja
Inventor
ハインリッヒス,フランツ―レオ
ホーナー,ゲルト
ピーソルト,ヤン―ペーター
Original Assignee
クラリアント・ゲーエムベーハー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by クラリアント・ゲーエムベーハー filed Critical クラリアント・ゲーエムベーハー
Publication of JPH05507950A publication Critical patent/JPH05507950A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2944209B2 publication Critical patent/JP2944209B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C69/00Esters of carboxylic acids; Esters of carbonic or haloformic acids
    • C07C69/34Esters of acyclic saturated polycarboxylic acids having an esterified carboxyl group bound to an acyclic carbon atom
    • C07C69/44Adipic acid esters
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C69/00Esters of carboxylic acids; Esters of carbonic or haloformic acids
    • C07C69/34Esters of acyclic saturated polycarboxylic acids having an esterified carboxyl group bound to an acyclic carbon atom

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Lubricants (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 混合エステル及びプラスチック成形組成物における滑剤としてのその使用本発明 は熱可塑性樹脂、特にビニルポリマーをベースとする熱可塑性樹脂を加工するた めに滑剤として用いられる、主としてオリゴマー錯体エステル(oligome ric complex ester)から成る混合エステルに関するものであ る。
一般的に、熱可塑性樹脂は、融点を超える温度で加工される。加工の種類は、用 いられるプラスチックの特性と、望ましい最終生成物の形態とによって決定され る。最も広く用いられている加工法としては、溶融物を金型に射出し、融点未鴻 まで冷却した後で成形品を取出す射出成形、カレンダーのロール対の間でフィル ム又はシートを成形するカレンダリング、あるいは例えばチューブ、形材、パイ プ、及び同様の製品を製造するための種々の押出法がある。
多くのプラスチック溶融物は、加工機の金属部分に対して強い接着力を有してお り、それによって、加工時に、しばしば問題を生じることがある。射出成形にお いては、例えば、金型からの成形品の取出しがより難しくなって、成形品に対し て損傷を与える危険性があるだけでなく、取出すことができない部分があるため に製造が停止することがある。フィルム製造においては、溶融物の接着によって 、フィルムをロールから引き出す場合に制御不可能な伸張が起き、その結果とし てざらつき及び厚さのばらつきが生じる。
;れらの問題を克服するために、加工中に、滑剤と離型剤を加える;これによっ て、ポリマー溶融物と加工機との間に剥離皮膜が形成される。
0〜6のヒドロキシル価又は酸価を有し、且つa)脂肪族ジカルボン酸、脂環式 ジカルボン酸、及び/又は芳香族ジカルボン酸:b)脂肪族ポリオール:並びに C)分子中に12〜30個の炭素原子を有する脂肪族モノカルボン酸:から成る 混合エステルを含む熱可塑性樹脂組成物を形づ(るための滑剤が知られている( 独国特許出願第1.907.768号参照)。好ましいエステルは、22個以下 の炭素原子を有する脂肪酸に基づ(エステルである。
少なくとも高品賞を要求される用途においては、ビニルポリマーを含む大きな群 に対して、特にポリ塩化ビニルに対しては、好ましくは表面滑剤の2つの群が用 いられる。
上記2つの群とは、モンタンワックスに基づ(種々の半合成ワックスと、脂肪族 ジカルボン酸、ポリオール及び脂肪酸から調製した上記オリゴマーエステルであ る。
上記2つのタイプの滑剤は、全ての滑剤の中で最も有効なものの一つであるが、 それらは、それぞれ、個々に考えた場合、理想的な滑剤から考えられる要求性能 のうちのほんの幾つかを兼備しているだけである。モンタン酸誘導体は、良好な 剥離挙動を示しく特に、PVC加工の場合にはそうである)、溶融物に対しては 高い強度を付与し、更に最終生成物に対しては極めて申し分のない耐熱性を付与 する。しかしながら、前記滑剤は、短所として、曇りを生じさせてしまうという 傾向を有しているので(特に、耐衝撃性が改良されていないPVCの場合にはそ の傾向がある)、十分な剥離挙動を犠牲にして、場合によっては、それらの使用 量をかなり制限する場合がある。
更に、カレンダがけしたPVCフィルムを製造する場合に、従来のモンクン酸エ ステルを用いると、加工機のロール間隙の圧力が高くなって、高い応力にツブ圧 )が生じる。それに対して、例えばステアリン酸ステアリルのような単純脂肪酸 エステルと上記オリゴマー脂肪酸エステルの双方は、PvCを加工している間の ニップ圧を低下させる。しかしながら、それと同時に、PVCの溶融強度と耐熱 性を低下させるという短所も有している。耐衝撃性が改良されていないPVCに おいては、単純脂肪酸エステルとオリゴマー脂肪酸エステルは、モンタン酸誘導 体に比べてより良好な透明性を有する。
現在用いることができる他の滑剤及び離型剤は、要求性能をほんの部分的にしか 満たしていないので、一般的には、滑剤の混合物が用いられている。しかしなが ら、その手順において、配合が極めて複雑になり、且つ多数の成分間に、悪い相 互作用が起こる可能性が生じる。更に、より多くの配合成分を使用すると、より 大きな貯蔵設備と、加工中において、より複雑な計量装置と混合装置が必要とな る。
故に、モンタン酸誘導体のポジティブな特性と、オリゴマー脂肪酸エステルのポ ジティブな特性とを兼備していて、且つそれと同時に、前記滑剤の上述した短所 を有していない滑剤に対する要求があった。
今や、ジカルボン酸、長鎖モノカルボン酸及び脂肪族ポリオールから製造したあ る種の混合エステルは、前記の要求性能を特に十分に満足することが見い出され た。
従って、本発明は、24〜40個の炭素原子を有する長鎖脂肪族モノカルボン酸 、2〜10個の炭素原子を有する脂肪族ジカルボン酸、及び3〜10個の炭素原 子と3〜6個のOH基を有する脂肪族ポリオールの混合エステルに関するもので ある。該混合エステルは、1g当たりKOH8〜30mgの酸価、1g当たりK OH130〜220 mgの加水分解価、及び90℃において200〜2000 IIPa−8の溶融粘度を有する。
本発明による混合エステルは、ポリオールを用いてジカルボン酸と長鎖モノカル ボン酸をエステル化することによって製造する。
ジカルボン酸は、分子中に、2〜12個の炭素原子を有しており、脂肪族、脂環 式又は芳香族であることができる。適当なジカルボン酸の例としては、シュウ酸 、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スペリン酸、ア ゼライン酸、セバシン酸、ノナンジカルボン酸、デカンジカルボン酸、マレイン 酸、フマル酸、シトラコン酸、メサコン酸、イタコン酸、シクロプロパンジカル ボン酸、シクロブタンジカルボン酸、シクロペンタンジカルボン酸、樟脳酸、ヘ キサヒドロフタル酸、フタル酸、テレフタル酸及びイソフタル酸がある。好まし いジカルボン酸は、アジピン酸である。
長鎖モノカルボン酸は、分子中に、24〜40個の炭素原子を有するものであり 、好ましくは、粗モンタンワックスを酸化漂白して製造したテクニカルグレード のモンタン酸である。該モンタン酸は、モノカルボン酸の混合物であり、C□〜 C34の酸を高い割合で(約80%)有し、25個以下の炭素原子を有する酸を 低い割合で有する。
脂肪族ポリオールは、分子中に、3〜12個の炭素原子と3〜6個のOH基を有 する。その例としては、グリセロール、ジグリセロール、トリメチロールプロパ ン、ジトリメチロールプロパン、エリトリトール、ペンタエリトリトール、ジペ ンタエリトリトール、キシリトール、マンニトール及びソルビトールがある。
好ましいポリオールは、グリセロール、ジグリセロール、トリメチロールプロパ ン、ジトリメチロールプロパン、ペンタエリトリトール及びジペンタエリトリト ールである。
本発明による混合エステルは、それ自体公知のエステル化方法によって調製する ことができる。例えば、二価又は多価ポリオールを用いて長鎖脂肪族モノカルボ ン酸をエステル化する。この場合、得られた部分エステルは複数の遊離ヒドロキ シル基を依然として含んでおり、次にそれらのヒドロキシル基を適当なジカルボ ン酸と反応させることによって、混合エステルを調製する。しかしながら、ジカ ルボン酸を用いて、ポリオールのヒドロキシル基のうちの幾つかをまず最初にエ ステル化し、次に得られた部分エステルの残存遊離ヒドロキシル基を長鎖脂肪族 モノカルボン酸と反応させることもできる。
反応は、最終的に得られる混合エステルが1g当たりKOH8〜30a+gの酸 価、好ましくは1g当たりKOH8〜20agの酸価、及び1g当たりKOH1 30〜220mgの加水分解価、好ましくは1g当たりKOH130〜200m gの加水分解価を有するようになる手法で行う。
本発明による混合エステルは、ジカルボン酸、長鎖モノカルボン酸及びポリオー ルを、(0,4〜1.0) : (1,5〜2.5) : (2,5〜3.5) の当量比で、好ましくは(0,7〜0.9) : (1,8〜2.2) : ( 2,8〜3.2)の当量比で含む。アジピン酸、モンタン酸及びトリメチロール プロパンを、0゜8:2:3の適当な当量比で含む混合エステルは、特に好まし い。
本発明による混合エステルは固体であり、90℃において、200〜2000■ Pa−8の溶融粘度、好ましくは200〜800 mPa−8の溶融粘度を有す る。
該混合エステルは、熱可塑性樹脂成形組成物において滑剤として用いる。例えば 、ポリ塩化ビニル、公知の方法(例えば懸濁重合、塊状重合又は乳化重合)で調 製できる塩化ビニルのコポリマー、コモノマーを30重量%まで含む塩化ビニル のコポリマー及びポリ塩化ビニルとポリアクリロニトリルのグラフトポリマーに おいて滑剤として用いる。そのようなコモノマーには、例えば酢酸ビニル、塩化 ビニリデン、ビニルエーテル類、アクリロニトリル、アクリレート類、マレイン 酸モジエステル類若しくはマレイン酸ジエステル類又はオレフィンがある。
好ましい熱可塑性樹脂成形組成物は、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、( エチレン−酢酸ビニル)コポリマー、ポリアクリロニトリル、塩化ビニルと酢酸 ビニルとのコポリマー類及びそれらから誘導したグラフトポリマー、又は前記熱 可塑性樹脂の混合物をベースとする。
添加する量は、ポリマーを基準として、0.05〜5重量%である。成形組成物 が塊状PVC又は懸濁PvCに基づいている場合、添加量は、ポリマーを基準と して、好ましくは0.05〜1重量%であり、乳化PVCに基づいている場合は 、添加量は、同じくポリマーを基準として、好ましくは1.0〜5重量%、特に 2〜4重量%である。
本発明による混合エステルは、成形組成物の調製中に、従来の方法で、ポリマー 中に混和させる。
本発明による混合エステルに加えて、プラスチック成形組成物は、更に、充填剤 、熱安定剤、遮光剤、帯電防止剤、防炎加工剤、補強剤、顔料、染料、加工助剤 、滑剤、離型剤、耐衝撃性改良剤、酸化防止剤、発泡剤又は蛍光増白剤を、従来 の量で含むことができる。
本発明による混合エステルは、圧延フィルムの製造中に起こるニップ圧力を低下 させる。その作用は、公知の脂肪酸混合エステルのそれに比べて、強い。それと 同時に、ロールに対する成形組成物の接着を防止し、且つ市販されているモンタ ンワックスに比べて透明性が良い。
以下、実施例を掲げて、本発明を更に説明する。
実施例1 モンタン酸錯体エステル1 モンタン酸(酸価=1g当たりKOH139,2mg)402.7 gを、ウィ ツトジャーの中で溶融させた。次に撹拌しながら、トリメチロールプロパン67 、 1 g と、触媒としてブチル錫トリス2−エチルヘキサノエート 1.3 2cm”を加えた。その混合物を、撹拌しながら且つエステル化反応で生成した 水を蒸留によって絶えず除去しながら、窒素雰囲気下で、125℃まで加熱した 。混合物の酸価が、1g当たりKOH10mg未満に下がった時、アジピン酸2 9. 2 gを加えた。再び酸価が1g当たりKOH10mg未満に下がるまで 、同じ条件下で反応を継続させた後、35%濃度の過酸化水素2. 5cm3を 加えて色を改善し、次にバッチを更に15分間撹拌してから、乾燥させて、濾過 した。
1g当たりKOH8,3mgの酸価、1g当たりKOH180mgの加水分解価 、及び573 mPa−3(90℃)の溶融粘度を有する黄色がかった固いワッ クスを得た。
実施例2 モンタン酸錯体エステル2 モンタン酸(酸価=1g当たりKOH139,2mg)402.7 gを、実施 例1のようにして溶融させ、次に80℃において、トリメチロールプロパン67 .1g、アジピン酸29. 2 g、次亜リン酸 2.1cm3、及びメタンス ルホン酸0.37cm3を加えた。その混合物を、撹拌しながら且つ反応水を蒸 留によって除去しながら、120℃まで加熱した。混合物の酸価が、1g当たり KOH10mg未満に下がった時、10%濃度のNaOH7,7cm3を加えて 、触媒として加えた酸を中和させた。次いで、生成部とを2.5cm3の過酸化 水素で漂白した。その結果、乾燥させ、濾過することによって、1g当たりKO H10,5mgの酸価、1g当たりKOH172mgの加水分解価、及び459  mPa−3(90℃)の溶融粘度を有する薄黄色のワックスを得た。
実施例3 モンタン酸錯体エステル3 セン9ンH(酸価=1g当た’)KOH137IIlg)125.0 Kgを溶 融させて、80℃まで温めた。次にそこに、トリメチロールプロパン20.61 :gとp−トルエンスルホン酸400gを、撹拌しながら加えた。反応水を蒸留 によって除去しながら、混合物の温度を130℃まで上昇させた。約100分後 、バッチの酸価は、1g当たりKOH10mg未満に下がった。アジピン酸8. 94Kgを加え、撹拌しながら且つエステル化反応で生成した水を蒸留によって 除去しながら、更に2時間、混合物を加熱した。
触媒である酸を中和させるために、10%濃度のNaOH600cri”を加え た。続いて、35%濃度の過酸化水素700C113を加えることによって、生 成物を漂白した。濾過によって、1g当たりKOH19,01gの酸価、1g当 たりKOH187mgの加水分解価、及び202IIPa−8(90℃)の溶融 粘度を有する黄色のワックスを得た。
以下の実施例においては、次に示した生成物を、従来技術に対する比較として用 いた: A オリゴマー脂肪酸エステルニ ステアリン酸、ペンタエリトリトール酸、及 びアジピン酸の混合エステル B モンタン酸グリセロール Cモンタン酸エチレングリコール 実施例4 モンタン酸錯体エステル3を、ロール直径150mm、ロール面の幅350關を 有する実験室用ロールミル(コリンズ社製造)を用いて、以下の配合に処方して 試験した。適用した量は、200 gであった。電気で加熱したロールを温度1 95℃に調節した。それらの回転速度は、15/20rpmであった。
そこで生じる支持圧力にツブ圧)PK(キロニュートンにおける)を測定した。
又、実験室用ロールミルは、分出された化合物のための自動逆転装置も有してい た。この逆転操作に要する力は、クロムロール上に分出された化合物の接着力の 目安となる(接着力Fに:単位はニュートン)。
懸+11PVc (K値約60) 100重量部チオチン安定剤 1.5重量部 MBS耐衝撃性改良剤 4.0重量部 アクリレート含有加工助剤 1.0重量部エポキシ化大豆油 0. 5重量部 モノステアリン酸グリセロール 0.8重量部試験生成物 0.3重量部 実験 試験生成物 ■ オリゴマーモンタン酸エステル3 Hオリゴマー脂肪酸エステルA ■ モンタン酸グリセロールB 実験 I n m rV FX PK FK PK FK PK Fx Px待時間秒) 120 174 7.5 170 7.9 176 7.7 178 8.02 40 175 7.7 173 7.9 174 8.1 177 8.148 0 172 7.7 174 g、0 176 7.9 181 8.1960  176 7.9 179 7.9 178 8.1 318 8.1これらの 混合物の接着力消失時間(adhesion−free tiIle)と最終安 定性を、190℃、15/20 rpHにおいて、ロールミル上で試験した。
試験生成物 接着力消失時間 最終安定性(分) (分) モンタン酸錯体エステル3 42 48脂肪酸錯体エステルA 33 47 モンタン酸グリセロールB 37 46モンタン酸エチレングリコールC224 7実施例5 配合 懸濁PVC(K値約60) 100重量部チオチン安定剤 1.4重量部 MBS耐衝撃性改良剤 5.0重量部 アクリレート含有加工助剤 1.0重量部グリセロールモノオレエート 0.  9重量部試験生成物 0.3重量部 接着力Fxとニップ圧力PKを、実施例4のようにして実験室用ロールミル上に おいて、測定した。
実験 試験生成物 ■ オリゴマーモンタン酸エステル3 ■ オリゴマー脂肪酸エステルA ■ モンタン酸グリセロールB 実験 I ■ ■ FK PK FK PK FK Pに 時間(秒) 60 7.7 171 g、1 179 8.1 179120 7.9 17 5 8.3 174 8.1 176180 7.9 175 g、1 174  8.1 171240 7.9 174 8.2 177 8.2 173下 記の値は、ロールミル上で測定した(190℃: 15/ 20 rpm)。
実験 接着力消失時間 最終安定性 n 、 22 40 m 20 30 実施例6 モンタン酸錯体エステル1と2を、以下の配合で、透明性に関して試験した。
懸濁PVC(K値約60) 100重量部アクリレート含有加工助剤 1.0重 量部オクチル錫安定剤 1.5重量部 グリセロールモノオレエート 0.3重量部試験生成物 0.6重量部 これらの混合物を、190℃で、ロールミル上において可塑化し、0.5mmと 2.Ommでそれをプレスして、プレートを成形した。透明度測定装置を用いて 、それらを、ニュートラルダレ−光で、試験した。
試験生成物 透明度(%) 0.5龍 2.Ol モンタン酸錯体エステル1 85.0 70.2モンタン酸錯体エステル2 8 6.4 75.7脂肪酸錯体エステルA 84.4 74.4モンタン酸グリセ ロールB 75.9 49.4モンタン酸エチレングリコールC73,948, 5実施例7 モンタン酸錯体エステル1と3の剥離挙動を、以下の配合で試験した:塊状PV C(K値約57) 100重量部MBS耐衝撃性改良剤 8重量部 アクリレート含有加工助剤 1.2重量部チオチン安定剤 1.6重量部 エポキシ化大豆油 1.0重量部 グリセロールモノオレエート0.3重量部試験生成物 066重量部 190℃、15/2Orpmにおいて、ロールミル上で試験を行った。分出しさ れた化合物が茶色になった時に、実験を止めた。
試験生成物 接着力消失時間 最終安定性(分) (分) モンタン酸錯体エステル1 37 39モンタン酸錯体エステル3 34 36 脂肪酸錯体エステルA 28 33 モンタン酸グリセロールB 30 33実施例4及び5より、オリゴマーモンク ン酸エステル3はニップ圧を有意に減少させることが分かる。又、実施例4〜7 より、オリゴマーモンクン酸エステル1.2及び3は更に剥離挙動と透明性に関 して利点を有していることも分かる。
要 約 書 24〜40個の炭素原子を有する長鎖脂肪族モノカルボン酸、2〜12個の炭素 原子を有する脂肪族ジカルボン酸、及び3〜12個の炭素原子と3〜6個のOH 基を有する脂肪族ポリオールから製造した混合エステルは、プラスチック成形組 成物における、特に塩化ビニルポリマーをベースとする成形組成物における滑剤 として極めて良好な剥離挙動を有する。更に、該混合エステルは、特にカレンダ ートフィルムにおいて、高度の透明性を付与する。
国際調査報告 国際調査報告

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.24〜40個の炭素原子を有する長鎖脂肪族モノカルボン酸、2〜12個の 炭素原子を有する脂肪族ジカルボン酸、及び3〜12個の炭素原子と3〜6個の OH基を有する脂肪族ポリオールの混合エステルであって、1g当たりKOH8 〜30mgの酸価、1g当たりKOH130〜220mgの加水分解価、及び9 0℃において200〜2000mPaSの溶融粘度を有する前記混合エステル。
  2. 2.長鎖脂肪族モノカルボン酸が、テクニカルグレードのモンタン酸である請求 の範囲第1項記載の混合エステル。
  3. 3.ポリオールが、グリセロール、ジグリセロール、トリメチロールプロパン、 ジトリメチロールプロパン、ペンタエリトリトール又はジペンタエリトリトール である請求の範囲第1項記載の混合エステル。
  4. 4.モンタン酸、アジピン酸及びトリメチロールプロパンから製造される請求の 範囲第1項記載の混合エステル。
  5. 5.熱可塑性樹脂成形組成物を加工するための、滑剤としての、請求の範囲第1 項記載の混合エステルの使用。
  6. 6.請求の範囲第1項記載の混合エステルを、0.05〜5%含む熱可塑性樹脂 成形組成物。
  7. 7.ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、(エチレン−酢酸ビニル)コポリマ ー、ポリアクリロニトリル、塩化ビニルと酢酸ビニルとのグラフトポリマー若し くはコポリマー、又は該熱可塑性樹脂の混合物をベースとする請求の範囲第6項 記載の熱可塑性樹脂成形組成物。
  8. 8.充填剤、熱安定剤、遮光剤、帯電防止剤、防炎加工剤、補強剤、顔料、染料 、加工助剤、滑剤、離型剤、耐衝撃性改良剤、酸化防止剤、発泡剤又は蛍光増白 剤を更に含む請求項6記載の熱可塑性樹脂成形組成物。
JP3510066A 1990-06-27 1991-06-08 混合エステル及びプラスチック成形組成物における滑剤としてのその使用 Expired - Lifetime JP2944209B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4020483A DE4020483A1 (de) 1990-06-27 1990-06-27 Mischester und seine verwendung als gleitmittel in kunststoff-formmassen
DE4020483.9 1990-06-27
PCT/EP1991/001078 WO1992000269A1 (de) 1990-06-27 1991-06-08 Mischester und seine verwendung als gleitmittel in kunststoff-formmassen

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05507950A true JPH05507950A (ja) 1993-11-11
JP2944209B2 JP2944209B2 (ja) 1999-08-30

Family

ID=6409199

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3510066A Expired - Lifetime JP2944209B2 (ja) 1990-06-27 1991-06-08 混合エステル及びプラスチック成形組成物における滑剤としてのその使用

Country Status (9)

Country Link
EP (1) EP0537184B1 (ja)
JP (1) JP2944209B2 (ja)
KR (1) KR930701380A (ja)
AU (1) AU646870B2 (ja)
DE (2) DE4020483A1 (ja)
ES (1) ES2067234T3 (ja)
HK (1) HK1007135A1 (ja)
WO (1) WO1992000269A1 (ja)
ZA (1) ZA914923B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008266573A (ja) * 2007-03-28 2008-11-06 Sumitomo Bakelite Co Ltd 半導体封止用エポキシ樹脂組成物及び半導体装置

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5174913A (en) * 1991-09-20 1992-12-29 Westvaco Corporation Polybasic acid esters as oil field corrosion inhibitors
DE19641604C1 (de) * 1996-10-09 1998-03-12 Goldschmidt Ag Th Polyglycerinpartialester von Fettsäuren und mehrfunktionellen Carbonsäuren, deren Herstellung und Verwendung
US6645261B2 (en) 2000-03-06 2003-11-11 Cargill, Inc. Triacylglycerol-based alternative to paraffin wax
US6503285B1 (en) 2001-05-11 2003-01-07 Cargill, Inc. Triacylglycerol based candle wax
US7128766B2 (en) 2001-09-25 2006-10-31 Cargill, Incorporated Triacylglycerol based wax compositions
DE10245623A1 (de) * 2002-09-30 2004-04-08 Clariant Gmbh Ester und Partialester aus mehrwertigen Alkoholen
JP2008527110A (ja) 2005-01-10 2008-07-24 カーギル,インコーポレイティド メタセシス及びメタセシス様生成物を含有するロウソク及びロウソク用ロウ
US8344052B2 (en) 2006-07-12 2013-01-01 Elevance Renewable Sciences, Inc. Hot melt adhesive compositions comprising metathesized unsaturated polyol ester wax
CA2681802C (en) 2007-02-16 2015-12-08 Elevance Renewable Sciences, Inc. Wax compositions and methods of preparing wax compositions
US8500826B2 (en) 2010-03-10 2013-08-06 Elevance Renewable Sciences, Inc. Lipid-based wax compositions substantially free of fat bloom and methods of making
US9249360B2 (en) 2010-07-09 2016-02-02 Elevance Renewable Sciences, Inc. Compositions derived from metathesized natural oils and amines and methods of making
CA2818752C (en) 2010-11-23 2019-09-10 Elevance Renewable Sciences, Inc. Lipid-based wax compositions substantially free of fat bloom and methods of making
WO2013009605A1 (en) 2011-07-10 2013-01-17 Elevance Renewable Sciences, Inc. Metallic soap compositions for various applications

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE412399A (ja) *
US2025612A (en) * 1932-04-16 1935-12-24 Du Pont Resinous composition and process for making the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008266573A (ja) * 2007-03-28 2008-11-06 Sumitomo Bakelite Co Ltd 半導体封止用エポキシ樹脂組成物及び半導体装置

Also Published As

Publication number Publication date
AU7950791A (en) 1992-01-23
JP2944209B2 (ja) 1999-08-30
DE59103922D1 (de) 1995-01-26
KR930701380A (ko) 1993-06-11
DE4020483A1 (de) 1992-01-02
AU646870B2 (en) 1994-03-10
ES2067234T3 (es) 1995-03-16
EP0537184A1 (de) 1993-04-21
WO1992000269A1 (de) 1992-01-09
EP0537184B1 (de) 1994-12-14
ZA914923B (en) 1992-03-25
HK1007135A1 (en) 1999-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6960627B2 (en) Partially cross-linked polyvinyl alcohol
JPH05507950A (ja) 混合エステル及びプラスチック成形組成物における滑剤としてのその使用
JP6001605B2 (ja) カレンダー加工用ポリエステル組成物
TW592965B (en) Calendered polyester films or sheets having a haze value of less than five percent
WO1999047605A1 (en) Polyester resin compositions for calendering
US4391938A (en) Polyethylene terephthalate compositions having improved crystallization rate and surface appearance
US10414905B2 (en) Resin composition and resin molded product
US20080058466A1 (en) Polymeric Plasticizers for Polymer Compositions Exhibiting High Surface Energy
EP0020693B1 (en) Copolyesters of polybutylene terephthalate
JP2005036179A (ja) 脂肪族ポリエステル系樹脂組成物
WO2016032188A1 (ko) 폴리에스테르 수지 조성물 및 이의 제조 방법
EP0683794B1 (en) Polyvinyl alcohol esterified with lactic acid and process therefor
JPS62273244A (ja) ポリ塩化ビニル用改良ポリエステル可塑剤
JP3078117B2 (ja) ポリエステルフィルムの製造方法
US3194776A (en) Polymeric plasticizers of polyesters of dimethylmalonic acid and a glycol
JP2023545090A (ja) トリエステル系可塑剤組成物およびそれを含む樹脂組成物
JP7485275B2 (ja) 可塑剤及びその製造方法
JPH04328108A (ja) 酸化ポリエチレンワックスのエステルおよび可塑性成形材料において滑剤としてそれを使用する方法
JP4851808B2 (ja) カレンダーシートおよびその製造方法
JP7479431B2 (ja) 可塑剤及びその製造方法
JP3291808B2 (ja) ポリエステル樹脂組成物
JP2000265003A (ja) 生分解性アセチルセルロース樹脂組成物
JPS58189226A (ja) ポリエステル系可塑剤
JPS6197353A (ja) ポリエチレンテレフタレ−ト成形材料
JPH08120063A (ja) ポリエステル系可塑剤

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080625

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090625

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090625

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100625

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110625

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term