JPH0550730A - インクリボン切替装置 - Google Patents

インクリボン切替装置

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JPH0550730A
JPH0550730A JP3209104A JP20910491A JPH0550730A JP H0550730 A JPH0550730 A JP H0550730A JP 3209104 A JP3209104 A JP 3209104A JP 20910491 A JP20910491 A JP 20910491A JP H0550730 A JPH0550730 A JP H0550730A
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carrier
drive gear
gear
driven gear
rotary shaft
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JP3209104A
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Hidekazu Ishii
英和 石井
Kozo Hara
康三 原
Masahiro Akiyama
昌弘 秋山
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Toshiba TEC Corp
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Tokyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 寸法管理が容易で正確な切替動作を行い得る
インクリボン切替装置を提供する。 【構成】 リボンカセット5を保持するカセット取付台
6をキャリア4に変位自在に設け、キャリア4の移動方
向と平行な回転軸3に駆動ギヤ11をキャリア4に連動
させて摺動自在に設け、駆動ギヤ11の軸心と直交する
従動ギヤ14をキャリア4に回転自在に設け、回転軸3
から駆動ギヤ11を介して従動ギヤ14に伝達した回転
運動を動力変換機構15で変換してカセット取付台6を
シフトさせ、キャリア4の移動方向に対する回転軸3の
平行度が不正確でも、キャリア4の位置の変化によるカ
セット取付台6のシフト位置の変動を駆動ギヤ11と従
動ギヤ14との噛合部のバックラッシュにより吸収す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラープリンタに利用
されるインクリボン切替装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示すように、印字ヘッド5
0が保持されたキャリア51に、リボンカセット52を
保持するリボンプレート53をキャリア51の移動方向
と直交する一方向に付勢して変位自在に設け、キャリア
51の移動方向と平行な軸心をもって回転するカム54
を設け、リボンプレート53に取り付けたカムフォロワ
55をカム54に当接し、カム54を回転させることに
よりリボンプレート53をリボンカセット52とともに
変位させるようにした発明が特開昭62−253480
号公報に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図5に記載された発明
は、カム54を保持するカムシャフト57はリボンプレ
ート53の付勢力をカムフォロワ55を介して受けるた
め撓み易い。また、キャリア51がキャリアシャフト5
6に沿って移動するため、カムシャフト57とキャリア
シャフト56との平行度が正確に保たれていないと、キ
ャリア51の位置によってキャリア51に対するリボン
プレート53の相対位置が変化する。これにより、カム
シャフト57を太くしなければならず、また、キャリア
シャフト56とカムシャフト57との平行度を調整する
作業も困難で、コストアップの原因になっている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、印字ヘッドを
保持して往復動自在に保持されたキャリアと、リボンカ
セットを保持するとともに前記キャリアの移動方向と直
交する方向に変位自在に前記キャリアに取り付けられた
カセット取付台と、駆動部に連結されて前記キャリアの
移動方向と平行な軸心をもって保持された回転軸と、こ
の回転軸に回転方向には固定され軸方向には摺動自在に
嵌合された駆動ギヤと、前記キャリアに設けられて前記
駆動ギヤのスラスト面に当接する当接部と、前記駆動ギ
ヤに噛合され前記回転軸と直交する方向に回転自在に前
記キャリアに保持された従動ギヤと、この従動ギヤの回
転運動をこの従動ギヤの軸方向の運動に変換して前記カ
セット取付台に伝達する動力変換機構とにより構成し
た。
【0005】
【作用】駆動ギヤはキャリアが移動する時にキャリアの
当接部に押されて回転軸に沿って移動するため、従動ギ
ヤは常時駆動ギヤに噛合される。これにより、回転軸を
回転させるとその回転は駆動ギヤから従動ギヤに伝達さ
れ、従動ギヤの回転運動は動力変換機構により変換され
てカセット取付台に伝達され、インクリボンの色の切り
替えがなされる。また、駆動ギヤと従動ギヤとの噛合部
におけるバックラッシュにより、駆動ギヤと従動ギヤと
の噛合部に作用する圧力を軽減し、回転軸の撓みを防止
することができる。さらに、キャリアの移動方向に対す
る回転軸の平行度が不正確でも、キャリアの位置の変化
によるカセット取付台のシフト位置の変動を駆動ギヤと
従動ギヤとの噛合部のバックラッシュにより吸収するこ
とができる。したがって、複雑な調整作業をすることな
くインクリボンの切替精度を向上させることができる。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図3に基づい
て説明する。図1に示すように、相対向するフレーム1
にキャリアシャフト2と回転軸3とが平行に配列されて
回転自在に保持されている。キャリアシャフト2に摺動
自在に保持されたキャリア4には、印字ヘッド(図示せ
ず)が搭載されているとともに、多色用のリボンカセッ
ト5を着脱自在に保持するカセット取付台6が支軸7に
よりキャリア4の移動方向と直交する方向に回動自在に
保持されている。
【0007】また、前記回転軸3の端部にはギヤ8が固
定され、このギヤ8には駆動部である正逆回転自在のモ
ータ9に駆動されるギヤ10が噛合されている。また、
回転軸3は両端の軸承部以外が正方形の断面形状を有
し、この回転軸3にはベベルギヤによる駆動ギヤ11が
軸方向に摺動自在に嵌合されている。この駆動ギヤ11
はその両端から突出されて外周面が円形の筒部12を有
し、この筒部12の端部にはフランジ13が形成されて
いる。そして、前記キャリア4には、駆動ギヤ11に噛
合された従動ギヤ14が垂直な軸心をもって回転自在に
保持されている。この従動ギヤ14もベベルギヤが用い
られている。さらに、この従動ギヤ14の回転運動を垂
直方向の運動に変換して前記カセット取付台6に伝達す
る動力変換機構15がキャリア4に設けられている。こ
の動力変換機構15は、従動ギヤ14と一体に形成され
た螺旋カム16と、カセット取付台6の端部から突出さ
れて螺旋カム16に係合するピン17とよりなる。図2
に示すように、この螺旋カム16は、その軸心と直交し
てピン17を支える平坦面18を複数個所に有し、これ
らの平坦面18の間は斜面19により接続されている。
【0008】さらに、前記キャリア4には、相対向して
前記駆動ギヤ11のスラスト面20の外側面に当接する
当接部21が形成され、これらの当接部21には前記筒
部12に嵌合される逆U字形の切欠22が形成されてい
る。そして、駆動ギヤ11の外周には近接された二つの
突部23が形成され、これらの突部23の間に係止され
る突部24が従動ギヤ14の外周に形成されている。
【0009】このような構成において、印字に際してキ
ャリア4はキャリアシャフト2に案内されて駆動され
る。キャリア4の駆動装置は、正逆回転自在のモータの
回転運動をベルトやワイヤにより直線運動に変換してキ
ャリア4に伝達する公知のものである。キャリア4が移
動する時に、駆動ギヤ11はそのスラスト面20がキャ
リア4の当接部21に押されて回転軸3に沿って移動す
るため、従動ギヤ14は常時駆動ギヤ11に噛合され
る。これにより、モータ9で回転軸3を回転させるとそ
の回転は駆動ギヤ11から従動ギヤ14に伝達され螺旋
カム16が駆動される。カセット取付台6は図示しない
スプリング或いは自重によってピン17が螺旋カム16
に当接するように付勢され、これにより、螺旋カム16
の回転運動によってカセット取付台6が支軸7を中心に
回動する。したがって、ピン17が平坦面18の何れか
に当接する状態でモータ9を停止させることにより、リ
ボンカセット5のインクリボンの所望のインク塗布面を
印字ヘッドに対向させることができる。また、駆動ギヤ
11と従動ギヤ14との噛合部におけるバックラッシュ
により、駆動ギヤ11と従動ギヤ14との噛合部に作用
する圧力を軽減し、回転軸3の撓みを防止することがで
きる。さらに、キャリア4の移動方向に対する回転軸3
の平行度が不正確でも、キャリア4の位置の変化による
カセット取付台6のシフト位置の変動を駆動ギヤ11と
従動ギヤ14との噛合部のバックラッシュにより吸収す
ることができる。したがって、複雑な調整作業をするこ
となくインクリボンの切替精度を向上させることができ
る。
【0010】さらに、従動ギヤ14を駆動するモータ9
をキャリア4に搭載する必要がないため、キャリア4に
搭載する回路基板、フレキシブルケーブル、コネクタ等
の回路部品を印字ヘッドのためだけの最小限に抑えるこ
とができる。これにより、モノカラープリンタ、カラー
プリンタによってキャリア4を使い分ける必要もなく、
また、キャリア4を駆動するモータの容量も小さくする
ことができる。
【0011】ここで、カセット取付台6の切替動作を制
御するためには、カセット取付台6がホームポジション
に位置する時のモータ9の励磁層を定める必要がある
が、駆動ギヤ11の突部23が上死点に位置するまでモ
ータ9を回転させてこの時のモータ9の励磁層を記憶さ
せ、停止する駆動ギヤ11の突部23の間に従動ギヤ1
4の突部24を係合させ、この状態でカセット取付台6
のピン17を螺旋カム16の所望の平坦部18に当接さ
せることにより、ホームポジションの調整作業を容易に
行うことができる。なお、モータ9を駆動することによ
り、駆動ギヤ11の突部23は垂直面内で移動するが、
従動ギヤ14の突部24は突部23の回転軌跡をなす垂
直面から逸れるため突部23の間から何ら問題なく離脱
される。
【0012】前記実施例において、駆動ギヤ11及び従
動ギヤ14にベベルギヤを用いたが、図4に示すよう
に、ウォームによる駆動ギヤ25を用い、ウォームホイ
ールによる従動ギヤ26を用いても同様の目的を達成す
ることができる。もちろん、駆動ギヤとしてウォームホ
イールを用い、従動ギヤとしてウォームを用いてもよい
ことは言うまでもない。
【0013】
【発明の効果】本発明は、印字ヘッドを保持して往復動
自在に保持されたキャリアと、リボンカセットを保持す
るとともに前記キャリアの移動方向と直交する方向に変
位自在に前記キャリアに取り付けられたカセット取付台
と、駆動部に連結されて前記キャリアの移動方向と平行
な軸心をもって保持された回転軸と、この回転軸に回転
方向には固定され軸方向には摺動自在に嵌合された駆動
ギヤと、前記キャリアに設けられて前記駆動ギヤのスラ
スト面に当接する当接部と、前記駆動ギヤに噛合され前
記回転軸と直交する方向に回転自在に前記キャリアに保
持された従動ギヤと、この従動ギヤの回転運動をこの従
動ギヤの軸方向の運動に変換して前記カセット取付台に
伝達する動力変換機構とにより構成したので、駆動ギヤ
はキャリアが移動する時にキャリアの当接部に押されて
回転軸に沿って移動するため、従動ギヤは常時駆動ギヤ
に噛合され、これにより、回転軸を回転させるとその回
転は駆動ギヤから従動ギヤに伝達され、従動ギヤの回転
運動は動力変換機構により変換されてカセット取付台に
伝達され、インクリボンの色の切り替えがなされるが、
駆動ギヤと従動ギヤとの噛合部におけるバックラッシュ
により、駆動ギヤと従動ギヤとの噛合部に作用する圧力
を軽減し、回転軸の撓みを防止することができ、さら
に、キャリアの移動方向に対する回転軸の平行度が不正
確でも、キャリアの位置の変化によるカセット取付台の
シフト位置の変動を駆動ギヤと従動ギヤとの噛合部のバ
ックラッシュにより吸収することができ、したがって、
複雑な調整作業をすることなくインクリボンの切替精度
を向上させることができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断正面図である。
【図2】その縦断側面図である。
【図3】その分解斜視図である。
【図4】その駆動ギヤ及び従動ギヤの他の例を示す斜視
図である。
【図5】従来例を示す側面図である。
【符号の説明】
3 回転軸 4 キャリア 5 リボンカセット 6 カセット取付台 9 駆動部 11 駆動ギヤ 14 従動ギヤ 15 動力変換機構 20 スラスト面 21 当接部 25 駆動ギヤ 26 従動ギヤ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッドを保持して往復動自在に保持
    されたキャリアと、リボンカセットを保持するとともに
    前記キャリアの移動方向と直交する方向に変位自在に前
    記キャリアに取り付けられたカセット取付台と、駆動部
    に連結されて前記キャリアの移動方向と平行な軸心をも
    って保持された回転軸と、この回転軸に回転方向には固
    定され軸方向には摺動自在に嵌合された駆動ギヤと、前
    記キャリアに設けられて前記駆動ギヤのスラスト面に当
    接する当接部と、前記駆動ギヤに噛合され前記回転軸と
    直交する方向に回転自在に前記キャリアに保持された従
    動ギヤと、この従動ギヤの回転運動をこの従動ギヤの軸
    方向の運動に変換して前記カセット取付台に伝達する動
    力変換機構とよりなることを特徴とするインクリボン切
    替装置。
JP20910491A 1991-08-21 1991-08-21 インクリボン切替装置 Expired - Fee Related JP2651295B2 (ja)

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US07/930,849 US5302036A (en) 1991-08-21 1992-08-14 Multi-color ribbon cassette position adjusting apparatus
GB9217516A GB2259059B (en) 1991-08-21 1992-08-18 Multi-color ribbon cassette position adjusting apparatus
DE4227314A DE4227314C2 (de) 1991-08-21 1992-08-18 Vorrichtung zur Positionseinstellung einer mehrere Farben aufweisenden Bandkassette
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