JPH0550711A - 電子タイプライタ - Google Patents
電子タイプライタInfo
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- JPH0550711A JPH0550711A JP21096791A JP21096791A JPH0550711A JP H0550711 A JPH0550711 A JP H0550711A JP 21096791 A JP21096791 A JP 21096791A JP 21096791 A JP21096791 A JP 21096791A JP H0550711 A JPH0550711 A JP H0550711A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 タイプライタの操作性を向上させるため、手
動消去機能で文字を消去して正しい文字を印字すると
き、印字された文字列中の誤ったキャラクタのみ消去し
て正しいキャラクタを印字する置換制御手段を実現す
る。 【構成】 置換モードにおいて入力した消去文字列と置
換文字列をバッファに記憶する。置換を実行させると記
憶したそれぞれの文字列を比較して(S33)同じ時は
キャリッジ移動のみをし(S34)、異なる時は印字さ
れた文字列中の当該キャラクタの消去と(S36)置換
文字列中の当該キャラクタの印字を行ない(S37)、
キャリッジを移動する(S34)。
動消去機能で文字を消去して正しい文字を印字すると
き、印字された文字列中の誤ったキャラクタのみ消去し
て正しいキャラクタを印字する置換制御手段を実現す
る。 【構成】 置換モードにおいて入力した消去文字列と置
換文字列をバッファに記憶する。置換を実行させると記
憶したそれぞれの文字列を比較して(S33)同じ時は
キャリッジ移動のみをし(S34)、異なる時は印字さ
れた文字列中の当該キャラクタの消去と(S36)置換
文字列中の当該キャラクタの印字を行ない(S37)、
キャリッジを移動する(S34)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字された文字を能率
よく訂正可能な電子タイプライタに関するものである。
よく訂正可能な電子タイプライタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電子タイプライタは、通
常、印字された文字を消去する機能として自動消去機能
と手動消去機能とを具備している。自動消去機能は、印
字された文字データを一定量だけ消去メモリに記憶し、
印字された文字を消去したい場合に、消去キーを押下す
ると、印字ヘッド(印字ハンマ)と対向する印字位置の
データを、そのメモリから順次読み出し、そのデータに
従って、印字文字を消去する機能である。これに対して
手動消去機能は、消去メモリに記憶されていない印字文
字を消去したい場合、消去したい文字の印字位置まで印
字ヘッドを移動させ、手動消去キーと印字文字に対応す
る文字キーとを押下することにより、印字文字を消去す
る機能である。
常、印字された文字を消去する機能として自動消去機能
と手動消去機能とを具備している。自動消去機能は、印
字された文字データを一定量だけ消去メモリに記憶し、
印字された文字を消去したい場合に、消去キーを押下す
ると、印字ヘッド(印字ハンマ)と対向する印字位置の
データを、そのメモリから順次読み出し、そのデータに
従って、印字文字を消去する機能である。これに対して
手動消去機能は、消去メモリに記憶されていない印字文
字を消去したい場合、消去したい文字の印字位置まで印
字ヘッドを移動させ、手動消去キーと印字文字に対応す
る文字キーとを押下することにより、印字文字を消去す
る機能である。
【0003】この時、自動消去の場合も手動消去の場合
も、印字ヘッドを左右に少しずつ移動させながら、印字
文字に対応する活字の裏面を印字ハンマで複数回打撃す
ることにより、消去リボンにて印字文字のインクを剥離
して印字文字を消去するものである。
も、印字ヘッドを左右に少しずつ移動させながら、印字
文字に対応する活字の裏面を印字ハンマで複数回打撃す
ることにより、消去リボンにて印字文字のインクを剥離
して印字文字を消去するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
手動消去機能で文字を消去して別の文字を印字しようと
した場合、いちいち、上記のような手動消去操作を行っ
た後、置きかえる文字の文字キーを押下しなくてはなら
ず、面倒であってタイプ作業の能率が低下するという問
題があった。特に消去したい文字が連続していない場
合、例えば“beuatifol”を“beautif
ul”に置きかえたい時には、“beuatifol”
の“u”の位置まで印字ヘッドを移動させ、手動消去キ
ーと印字文字に対応する文字キー「u」の押下により
“u”を消去してから文字キー「a」を押下して“a”
を印字する。次いで、印字ヘッドを“a”の位置に移動
させ、同じようにして“a”を消去してから“u”を印
字し、更に、印字ヘッドを“o”の位置まで移動させ、
同じようにして“o”を消去してから“u”を印字する
というように、1文字ずつ上記操作を行わなければなら
ず、操作が煩雑になっていた。
手動消去機能で文字を消去して別の文字を印字しようと
した場合、いちいち、上記のような手動消去操作を行っ
た後、置きかえる文字の文字キーを押下しなくてはなら
ず、面倒であってタイプ作業の能率が低下するという問
題があった。特に消去したい文字が連続していない場
合、例えば“beuatifol”を“beautif
ul”に置きかえたい時には、“beuatifol”
の“u”の位置まで印字ヘッドを移動させ、手動消去キ
ーと印字文字に対応する文字キー「u」の押下により
“u”を消去してから文字キー「a」を押下して“a”
を印字する。次いで、印字ヘッドを“a”の位置に移動
させ、同じようにして“a”を消去してから“u”を印
字し、更に、印字ヘッドを“o”の位置まで移動させ、
同じようにして“o”を消去してから“u”を印字する
というように、1文字ずつ上記操作を行わなければなら
ず、操作が煩雑になっていた。
【0005】また、特開昭62−242568号公報に
示すように、手動消去操作を使用して“beuatif
ol”を全部消去してから改めて“beautifu
l”を印字するようにしてもよいが、消去しなくてもよ
い文字まで消去して印字することになり、不要に印字用
紙をいためることにもなっていた。
示すように、手動消去操作を使用して“beuatif
ol”を全部消去してから改めて“beautifu
l”を印字するようにしてもよいが、消去しなくてもよ
い文字まで消去して印字することになり、不要に印字用
紙をいためることにもなっていた。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、その目的とするところは、印字
された文字の消去操作と別の文字の印字操作が同時にで
きるようにし、タイプライタの操作性を向上させるとと
もに、印字用紙をいためるような不必要な消去を行わな
い電子タイプライタを提供することである。
になされたものであり、その目的とするところは、印字
された文字の消去操作と別の文字の印字操作が同時にで
きるようにし、タイプライタの操作性を向上させるとと
もに、印字用紙をいためるような不必要な消去を行わな
い電子タイプライタを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の電子タイプライタは、文字や記号及び種々の
命令を入力するための入力手段と、その入力手段により
入力されたデータを印字する印字手段と、その印字手段
により印字されたデータを消去する消去手段と、消去文
字列と置換文字列との入力を可能とする置換モードに設
定された場合に、入力手段により新たに入力された消去
文字列と置換文字列とを記憶する記憶手段と、記憶手段
に記憶された消去文字列と置換文字列とを比較する比較
手段と、置換命令に基づいて、比較手段による比較結果
が同一キャラクタの場合には消去を行うことなく次の印
字位置に移動し、異なるキャラクタの場合には前記消去
手段によるキャラクタの消去と共に前記印字手段による
正しいキャラクタ印字を並行して行う置換制御手段とを
備えている。
に本発明の電子タイプライタは、文字や記号及び種々の
命令を入力するための入力手段と、その入力手段により
入力されたデータを印字する印字手段と、その印字手段
により印字されたデータを消去する消去手段と、消去文
字列と置換文字列との入力を可能とする置換モードに設
定された場合に、入力手段により新たに入力された消去
文字列と置換文字列とを記憶する記憶手段と、記憶手段
に記憶された消去文字列と置換文字列とを比較する比較
手段と、置換命令に基づいて、比較手段による比較結果
が同一キャラクタの場合には消去を行うことなく次の印
字位置に移動し、異なるキャラクタの場合には前記消去
手段によるキャラクタの消去と共に前記印字手段による
正しいキャラクタ印字を並行して行う置換制御手段とを
備えている。
【0008】
【作用】上記の構成を有する本発明の電子タイプライタ
においては、置換モード時に入力手段により消去文字列
と置換文字列を入力する。記憶手段は新たに入力された
消去文字列と置換文字列を記憶し、置換命令により置換
を実行させると、置換制御手段は、記憶手段より消去文
字列と置換文字列とを読みだし、比較手段により消去文
字列と置換文字列とを比較し、同一位置のキャラクタが
同じキャラクタの場合にはその位置で消去を行うことな
く次の印字位置に移動し、異なるキャラクタの場合には
消去手段による当該キャラクタの消去と共に印字手段に
よる正しいキャラクタの印字を並行して行う。
においては、置換モード時に入力手段により消去文字列
と置換文字列を入力する。記憶手段は新たに入力された
消去文字列と置換文字列を記憶し、置換命令により置換
を実行させると、置換制御手段は、記憶手段より消去文
字列と置換文字列とを読みだし、比較手段により消去文
字列と置換文字列とを比較し、同一位置のキャラクタが
同じキャラクタの場合にはその位置で消去を行うことな
く次の印字位置に移動し、異なるキャラクタの場合には
消去手段による当該キャラクタの消去と共に印字手段に
よる正しいキャラクタの印字を並行して行う。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0010】図2は本発明の電子タイプライタの外観図
である。電子タイプライタ10の前部には多数のキーを
備えたキーボード11が配設されている。キーボード1
1は多くの文字キー12と多くの機能キー13とを有し
ており、機能キー13としては、キャリッジ移動キー1
4と、置換モードへ移行する置換キー15と、消去文字
列の入力を行う消去文字列入力から置換文字列の入力を
行う置換文字列入力への切り換えと置換実行とを行うリ
ターンキー16が設けられている。そのキーボード11
の後部には活字インパクト型のプリンタ18が配設され
ている。
である。電子タイプライタ10の前部には多数のキーを
備えたキーボード11が配設されている。キーボード1
1は多くの文字キー12と多くの機能キー13とを有し
ており、機能キー13としては、キャリッジ移動キー1
4と、置換モードへ移行する置換キー15と、消去文字
列の入力を行う消去文字列入力から置換文字列の入力を
行う置換文字列入力への切り換えと置換実行とを行うリ
ターンキー16が設けられている。そのキーボード11
の後部には活字インパクト型のプリンタ18が配設され
ている。
【0011】そのプリンタ18の機構部は、主として、
プラテン20を含む用紙送り機構22と、印字ハンマ2
4、活字ホイール26、選字モータ27(図3参照)、
印字リボン28を収納した印字リボンカセット29等を
含む印字機構30と、印字機構30を搭載したキャリッ
ジ32を印字行方向に移動させるキャリッジ駆動モータ
33(図3参照)と、消去リボン(図示せず)と消去リ
ボンを印字高さに上昇させるリボンバイブレータ(図示
せず)とリボンバイブレータを駆動するリボンリフトモ
ータ34等を含む消去機構35とで構成されている。
プラテン20を含む用紙送り機構22と、印字ハンマ2
4、活字ホイール26、選字モータ27(図3参照)、
印字リボン28を収納した印字リボンカセット29等を
含む印字機構30と、印字機構30を搭載したキャリッ
ジ32を印字行方向に移動させるキャリッジ駆動モータ
33(図3参照)と、消去リボン(図示せず)と消去リ
ボンを印字高さに上昇させるリボンバイブレータ(図示
せず)とリボンバイブレータを駆動するリボンリフトモ
ータ34等を含む消去機構35とで構成されている。
【0012】この消去機構35は印字リボン28の代わ
りに消去リボンが使用され、また、前記印字ハンマ2
4、活字ホイール26、選字モータ27は、印字機構3
0と共通化されている。このようなプリンタ18は、後
述する制御装置40と信号線(図示せず)により接続さ
れている。
りに消去リボンが使用され、また、前記印字ハンマ2
4、活字ホイール26、選字モータ27は、印字機構3
0と共通化されている。このようなプリンタ18は、後
述する制御装置40と信号線(図示せず)により接続さ
れている。
【0013】次に、電子タイプライタの制御系の全体構
成について図3のブロック図に基づいて説明する。
成について図3のブロック図に基づいて説明する。
【0014】制御装置40はCPU42、ROM44、
RAM46とから構成されており、電子タイプライタ1
0に内蔵されたプリント基板(図示せず)上に配設され
ている。CPU42には、アドレスバス、データバス、
制御バスを介してROM44、RAM46、キーボード
11、選字モータ27、キャリッジ駆動モータ33、リ
ボンリフトモータ34などがそれぞれ接続されている。
RAM46とから構成されており、電子タイプライタ1
0に内蔵されたプリント基板(図示せず)上に配設され
ている。CPU42には、アドレスバス、データバス、
制御バスを介してROM44、RAM46、キーボード
11、選字モータ27、キャリッジ駆動モータ33、リ
ボンリフトモータ34などがそれぞれ接続されている。
【0015】ROM44には、キーボード11から入力
されたデータによりプリンタ18を駆動するための制御
プログラムが記憶されたプログラムメモリ48が格納さ
れている。
されたデータによりプリンタ18を駆動するための制御
プログラムが記憶されたプログラムメモリ48が格納さ
れている。
【0016】また、RAM46には、消去文字列を記憶
する消去バッファ50と、置換文字列を記憶する置換バ
ッファ52と、置換モードか否かを記憶する置換フラグ
54と、置換モード中の消去文字列入力であるか否かを
記憶する消去文字列入力フラグ56と、置換モード中の
置換文字列入力であるか否かを記憶する置換文字列入力
フラグ58とが格納されている。尚、本発明の記憶手段
は消去バッファ50と置換バッファ52とから構成され
ている。
する消去バッファ50と、置換文字列を記憶する置換バ
ッファ52と、置換モードか否かを記憶する置換フラグ
54と、置換モード中の消去文字列入力であるか否かを
記憶する消去文字列入力フラグ56と、置換モード中の
置換文字列入力であるか否かを記憶する置換文字列入力
フラグ58とが格納されている。尚、本発明の記憶手段
は消去バッファ50と置換バッファ52とから構成され
ている。
【0017】次に、このように構成された電子タイプラ
イタ10の置換動作について図4〜図6を参照して説明
する。
イタ10の置換動作について図4〜図6を参照して説明
する。
【0018】まず、電源がONされると、初期設定を実
行し(S1)、キー入力待ちになる(S2)。ここで、
文字キー“b”が操作されると(S2・YES,S3・
YES,S4・NO)、印字機構30により“b”を印
字用紙上に印字し(S5)、S2に戻る。続いて、上記
と同様にして残りの文字“eautiful”を印字す
る。
行し(S1)、キー入力待ちになる(S2)。ここで、
文字キー“b”が操作されると(S2・YES,S3・
YES,S4・NO)、印字機構30により“b”を印
字用紙上に印字し(S5)、S2に戻る。続いて、上記
と同様にして残りの文字“eautiful”を印字す
る。
【0019】しかしながら、“beautiful”と
印字すべきところを“beuatifol”と印字して
しまった場合には、“beuatifol”を“bea
utiful”に置き換える必要がある。
印字すべきところを“beuatifol”と印字して
しまった場合には、“beuatifol”を“bea
utiful”に置き換える必要がある。
【0020】まず、消去する文字列の最初の文字“b”
の印字位置まで、キャリッジ移動キー14によりキャリ
ッジ32を移動させる(S3・NO,S6・NO,S7
・NO,S8,S2)。ここで、置換モードに移行する
ために置換キー15を押下すると(S7・YES)、置
換フラグ54をONし(S9)、消去文字列入力フラグ
56をONして(S10)、置換モード中の消去文字列
入力状態にする。
の印字位置まで、キャリッジ移動キー14によりキャリ
ッジ32を移動させる(S3・NO,S6・NO,S7
・NO,S8,S2)。ここで、置換モードに移行する
ために置換キー15を押下すると(S7・YES)、置
換フラグ54をONし(S9)、消去文字列入力フラグ
56をONして(S10)、置換モード中の消去文字列
入力状態にする。
【0021】続いて、消去文字列“beuatifo
l”を入力するべく文字キー“b”を操作する(S3・
YES,S4・YES,S11・YES,S12・YE
S)。入力された文字は消去バッファ50に順次記憶さ
れ(S13)、S2に戻る。同様にして残りの文字“e
uatifol”を入力する。
l”を入力するべく文字キー“b”を操作する(S3・
YES,S4・YES,S11・YES,S12・YE
S)。入力された文字は消去バッファ50に順次記憶さ
れ(S13)、S2に戻る。同様にして残りの文字“e
uatifol”を入力する。
【0022】次に、消去文字列入力から置換文字列入力
へ切り換えるためにリターンキー16を操作すると(S
3・NO,S6・YES,S14・NO,S15・YE
S,S16・YES)、置換文字列入力フラグ58をO
Nし(S17)、消去文字列入力フラグ56をOFFし
て(S18)、置換モード中の置換文字列入力状態にす
る。
へ切り換えるためにリターンキー16を操作すると(S
3・NO,S6・YES,S14・NO,S15・YE
S,S16・YES)、置換文字列入力フラグ58をO
Nし(S17)、消去文字列入力フラグ56をOFFし
て(S18)、置換モード中の置換文字列入力状態にす
る。
【0023】そして、置換文字列“beautifu
l”を入力するべく文字キー“b”を入力すると(S3
・YES,S4・YES,S11・YES,S12・N
O)、入力された文字は置換バッファ52に記憶される
(S19)。同様にして残りの文字“eautifu
l”を入力し、置換バッファ52に記憶する(S1
9)。さらに、置換実行キーであるリターンキー16を
押下すると(S3・NO,S6・YES,S14・N
O,S15・YES,S16・NO)、図6に示すよう
な置換処理が実行される(S30)。
l”を入力するべく文字キー“b”を入力すると(S3
・YES,S4・YES,S11・YES,S12・N
O)、入力された文字は置換バッファ52に記憶される
(S19)。同様にして残りの文字“eautifu
l”を入力し、置換バッファ52に記憶する(S1
9)。さらに、置換実行キーであるリターンキー16を
押下すると(S3・NO,S6・YES,S14・N
O,S15・YES,S16・NO)、図6に示すよう
な置換処理が実行される(S30)。
【0024】まず、消去バッファ50内の消去文字列と
置換バッファ52内の置換文字列との長さを比較し、文
字列の長さが異なる場合には短い方の文字列の後ろにス
ペースを代入して、長さを同一にする(S31)。そし
て、両バッファ50,52からそれぞれ1文字ずつを読
出し(S32)、その文字が同じであるか否かを比較す
る(S33)。
置換バッファ52内の置換文字列との長さを比較し、文
字列の長さが異なる場合には短い方の文字列の後ろにス
ペースを代入して、長さを同一にする(S31)。そし
て、両バッファ50,52からそれぞれ1文字ずつを読
出し(S32)、その文字が同じであるか否かを比較す
る(S33)。
【0025】消去文字列も置換文字列も最初の文字は
“b”なので(S33・NO)、キャリッジ駆動モータ
33が駆動され、右隣りの印字位置にキャリッジ移動の
みを行う(S34)。そして、すべての文字が両バッフ
ァ50,52から読出されたか否かが判断され(S3
5)、まだすべての文字が読出されていないので(S3
5・NO)、前記S32に戻る。
“b”なので(S33・NO)、キャリッジ駆動モータ
33が駆動され、右隣りの印字位置にキャリッジ移動の
みを行う(S34)。そして、すべての文字が両バッフ
ァ50,52から読出されたか否かが判断され(S3
5)、まだすべての文字が読出されていないので(S3
5・NO)、前記S32に戻る。
【0026】読出された2番目の文字もともに“e”な
ので(S33・YES)、キャリッジ移動のみを行う
(S34、S35・NO)。そして、読出された3番目
の文字は消去バッファ50内の文字は“u”で、置換バ
ッファ52内の文字は“a”なので(S33・NO)、
リボンリフトモータ34を駆動して消去リボンを上方の
印字位置へリフトすると共にリボン送りを行い、選字モ
ータ27が活字ホイール26を回転させ、図示しないソ
レノイドにより印字ハンマ24を駆動させて消去文字
“u”の消去を行う(S36)。
ので(S33・YES)、キャリッジ移動のみを行う
(S34、S35・NO)。そして、読出された3番目
の文字は消去バッファ50内の文字は“u”で、置換バ
ッファ52内の文字は“a”なので(S33・NO)、
リボンリフトモータ34を駆動して消去リボンを上方の
印字位置へリフトすると共にリボン送りを行い、選字モ
ータ27が活字ホイール26を回転させ、図示しないソ
レノイドにより印字ハンマ24を駆動させて消去文字
“u”の消去を行う(S36)。
【0027】そして、リボンリフトモータ34を駆動し
て消去リボンを下方の休止位置へ移動させて印字リボン
27を印字位置と対向させ、選字モータ27が活字ホイ
ール26を回転させ、ソレノイドにより印字ハンマ24
を駆動させて置換文字“o”を印字する(S37)。次
いで、キャリッジ駆動モータ33の駆動によりキャリッ
ジ32を移動する(S34)。
て消去リボンを下方の休止位置へ移動させて印字リボン
27を印字位置と対向させ、選字モータ27が活字ホイ
ール26を回転させ、ソレノイドにより印字ハンマ24
を駆動させて置換文字“o”を印字する(S37)。次
いで、キャリッジ駆動モータ33の駆動によりキャリッ
ジ32を移動する(S34)。
【0028】上記のようにして操作することにより、残
りの文字列“atifol”を“utiful”に置き
換える。
りの文字列“atifol”を“utiful”に置き
換える。
【0029】従って、“beuatifol”と誤って
印字した文字列を正しい綴りの“beautiful”
に置き換える場合、いちいち手動消去操作により誤った
キャラクタごとに消去をし、かつ正しいキャラクタごと
に印字をするという手間を省くことができる。また、文
字列単位の消去のように消去しなくてよいキャラクタま
で消去して印字用紙を不要にいためることもない。
印字した文字列を正しい綴りの“beautiful”
に置き換える場合、いちいち手動消去操作により誤った
キャラクタごとに消去をし、かつ正しいキャラクタごと
に印字をするという手間を省くことができる。また、文
字列単位の消去のように消去しなくてよいキャラクタま
で消去して印字用紙を不要にいためることもない。
【0030】尚、本実施例において消去文字列を入力す
るときは、キーボードから入力するようにしているが、
スペルチェック機能用の辞書を内蔵させ、キーボードか
ら入力した置換文字列に対応した正しい文字列をスペル
チェック機能用辞書から読みだして表示部に表示し、使
用者がその中から選んだ文字列を消去文字列として用い
るようにしてもよい。
るときは、キーボードから入力するようにしているが、
スペルチェック機能用の辞書を内蔵させ、キーボードか
ら入力した置換文字列に対応した正しい文字列をスペル
チェック機能用辞書から読みだして表示部に表示し、使
用者がその中から選んだ文字列を消去文字列として用い
るようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の電子タイプライタによれば、印字手段により印字
用紙上に印字された文字を消去手段により消去すると
き、記憶手段が入力手段により入力された消去文字列と
置換文字列を記憶し、比較手段が、前記消去文字列と置
換文字列を比較し、置換制御手段により異なるキャラク
タのみの消去操作と印字操作を行うので、タイプライタ
の操作性を向上させることができる。
発明の電子タイプライタによれば、印字手段により印字
用紙上に印字された文字を消去手段により消去すると
き、記憶手段が入力手段により入力された消去文字列と
置換文字列を記憶し、比較手段が、前記消去文字列と置
換文字列を比較し、置換制御手段により異なるキャラク
タのみの消去操作と印字操作を行うので、タイプライタ
の操作性を向上させることができる。
【図1】図1は本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】図2は本実施例の電子タイプライタの外観を示
した斜視図である。
した斜視図である。
【図3】図3は電子タイプライタの電気的構成を示した
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】図4は電子タイプライタの消去処理制御を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図5】図5は電子タイプライタの消去処理制御を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図6】図6は置換処理ルーチンを示すフローチャート
である。
である。
11 キーボード 27 選字モータ 30 印字機構 33 キャリッジ駆動モータ 34 リボンリフトモータ 35 消去機構 42 CPU 44 ROM 46 RAM 50 消去バッファ 52 置換バッファ
Claims (1)
- 【請求項1】 文字や記号及び命令を入力するための入
力手段と、 その入力手段により入力されたデータに対応するキャラ
クタを印字する印字手段と、 その印字手段により印字されたキャラクタを消去する消
去手段と、 消去文字列と置換文字列との入力を可能とする置換モー
ドのとき、前記入力手段により新たに入力された消去文
字列と置換文字列を記憶する記憶手段と、 その記憶手段に記憶された消去文字列と置換文字列とを
比較する比較手段と、 置換命令に基づいて、前記比較手段により消去文字列と
置換文字列とを比較した結果、同一キャラクタの場合に
は消去を行わずに次の印字位置に移動し、異なるキャラ
クタの場合には前記記憶手段に基づいて前記消去手段に
よる消去と前記印字手段による印字を並行して行う置換
制御手段とを備えたことを特徴とする電子タイプライ
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21096791A JPH0550711A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 電子タイプライタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21096791A JPH0550711A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 電子タイプライタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0550711A true JPH0550711A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=16598089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21096791A Pending JPH0550711A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 電子タイプライタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0550711A (ja) |
-
1991
- 1991-08-22 JP JP21096791A patent/JPH0550711A/ja active Pending
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