JPH0550708B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0550708B2 JPH0550708B2 JP17777684A JP17777684A JPH0550708B2 JP H0550708 B2 JPH0550708 B2 JP H0550708B2 JP 17777684 A JP17777684 A JP 17777684A JP 17777684 A JP17777684 A JP 17777684A JP H0550708 B2 JPH0550708 B2 JP H0550708B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- insulation resistance
- coefficient
- low frequency
- measuring device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims description 30
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 9
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 claims description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 description 2
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 230000001131 transforming effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は絶縁抵抗及び静電容量測定装置の改良
に関し、殊に測定に用いる発振器の高調波を利用
することにより簡単な構成且つ方法にて絶縁抵抗
又は静電容量を測定する絶縁抵抗及び静電容量測
定装置に関する。
に関し、殊に測定に用いる発振器の高調波を利用
することにより簡単な構成且つ方法にて絶縁抵抗
又は静電容量を測定する絶縁抵抗及び静電容量測
定装置に関する。
(従来の技術)
従来、電路の絶縁抵抗を測定するために同一出
願人に係る特願54−140614による方法がある。こ
れは電路に周波数の異なる2つの低周波信号を印
加するに当り2つの発振器を備えるか或は時分割
で印加する方法をとつており経済的でなかつた。
願人に係る特願54−140614による方法がある。こ
れは電路に周波数の異なる2つの低周波信号を印
加するに当り2つの発振器を備えるか或は時分割
で印加する方法をとつており経済的でなかつた。
又、絶縁抵抗値そのものを演算でもとめるため
装置が複雑になる欠点を有していた。
装置が複雑になる欠点を有していた。
以下このことを従来の方法を示し少しく説明す
る。
る。
第2図は従来の電路絶縁抵抗測定方法の一例を
示すブロツク図であつて、周波数1を発振する発
振器OSC1、周波数2を発振する発振器OSC2の2
つの発振器を備えこの出力を電路2,3の一方例
えば3と大地間に接続した接地線4に挿入接続し
たトランス5を介して電路に印加する。このとき
両周波数の信号電圧が等しいとする。接地線4に
電路の絶縁抵抗R、対地静電容量Cを介して帰還
する漏洩電流を前記接地線4を貫通せしめた変流
器ZCTで検出し、その出力を増幅器AMPで増幅
し、周波数1、2の漏洩電流成分の夫々をフイル
タF1,F2個々に分離したのちその値e1、e2を2乗
回路SQ1,SQ2に入力し、該2乗回路よりe1 2,
e2 2を求め、更に係数回路ω1 2,ω22に於いて
ω2 2e1 2,ω1 2e2 2を求めその差のルート、即ち√
ω2 2e1 2−ω1 2e1 2の演算を引算器SUBとルート回路
ROOTで実施し、絶縁抵抗を測定するものであ
る。
示すブロツク図であつて、周波数1を発振する発
振器OSC1、周波数2を発振する発振器OSC2の2
つの発振器を備えこの出力を電路2,3の一方例
えば3と大地間に接続した接地線4に挿入接続し
たトランス5を介して電路に印加する。このとき
両周波数の信号電圧が等しいとする。接地線4に
電路の絶縁抵抗R、対地静電容量Cを介して帰還
する漏洩電流を前記接地線4を貫通せしめた変流
器ZCTで検出し、その出力を増幅器AMPで増幅
し、周波数1、2の漏洩電流成分の夫々をフイル
タF1,F2個々に分離したのちその値e1、e2を2乗
回路SQ1,SQ2に入力し、該2乗回路よりe1 2,
e2 2を求め、更に係数回路ω1 2,ω22に於いて
ω2 2e1 2,ω1 2e2 2を求めその差のルート、即ち√
ω2 2e1 2−ω1 2e1 2の演算を引算器SUBとルート回路
ROOTで実施し、絶縁抵抗を測定するものであ
る。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、上述の如き従来の絶縁抵抗測定
方法では、正確な発振周波数信号をもつ発振器を
複数備えなければならず経済的に不利であるのみ
ならず、信号の処理が複雑であつた。
方法では、正確な発振周波数信号をもつ発振器を
複数備えなければならず経済的に不利であるのみ
ならず、信号の処理が複雑であつた。
即ち、前記ω2 2e1 2及びω1 2e2 2の演算処理のため
に各信号成分に対し夫々係数回路ω1 2及びω2 2な
る装置が必要であつて測定精度の向上を阻害する
ものであつた。
に各信号成分に対し夫々係数回路ω1 2及びω2 2な
る装置が必要であつて測定精度の向上を阻害する
ものであつた。
(問題解決のための手段及びその作用)
本発明は上述の如き従来の絶縁抵抗測定方法の
問題を解決するためなされたものであつて、電路
への周波数の異なる2周波数信号の印加に当り、
印加信号の高調波成分を利用するように構成す
る。また、測定の結果電路の絶縁抵抗に逆比例し
た電圧、または電路の対地静電容量に比例した電
圧を得るようにすることによつて装置の経済化を
はかることを可能としたものである。
問題を解決するためなされたものであつて、電路
への周波数の異なる2周波数信号の印加に当り、
印加信号の高調波成分を利用するように構成す
る。また、測定の結果電路の絶縁抵抗に逆比例し
た電圧、または電路の対地静電容量に比例した電
圧を得るようにすることによつて装置の経済化を
はかることを可能としたものである。
(実施例)
以下本発明の詳細を実施例にて詳述する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図で
ある。第1図において1は受電トランスであつて
その2次側低圧電路2,3は負荷Zに接続されて
いる。通常電路には大地に対して絶縁抵抗R及び
対地静電容量Cが存在する。そこで前記電路の一
方例えば3に発振器OSCを結合せしめた接地線
4を接続して測定用低周波信号を印加すると、前
記絶縁抵抗R及び静電容量Cを介して前記接地線
に前記測定用低周波信号の漏洩電流が流れるか
ら、この漏洩電流成分を検出することにより当該
電路の絶縁抵抗を測定することができる。
ある。第1図において1は受電トランスであつて
その2次側低圧電路2,3は負荷Zに接続されて
いる。通常電路には大地に対して絶縁抵抗R及び
対地静電容量Cが存在する。そこで前記電路の一
方例えば3に発振器OSCを結合せしめた接地線
4を接続して測定用低周波信号を印加すると、前
記絶縁抵抗R及び静電容量Cを介して前記接地線
に前記測定用低周波信号の漏洩電流が流れるか
ら、この漏洩電流成分を検出することにより当該
電路の絶縁抵抗を測定することができる。
本発明では前記発振器として低周波の矩形波
(周波数1)を発振する矩形波発振器OSCを接地
線4に結合したトランス5に接続する。
(周波数1)を発振する矩形波発振器OSCを接地
線4に結合したトランス5に接続する。
又前記接地線に変流器ZCTを接続せしめこの
出力を増幅器AMPを介してn1(1=ω1/2π)と
m1とを夫々抽出するフイルタFnとFmに分流接
続すると共に、これらフイルタの出力を夫々2乗
検波回路SQ1及びSQ2に入力する。更に、これら
2乗検波回路の2つの出力を引き算器SUB1にて
その差を求め、これをルート回路ROOT1に入力
し、ここでその平方根を求め出力となす。
出力を増幅器AMPを介してn1(1=ω1/2π)と
m1とを夫々抽出するフイルタFnとFmに分流接
続すると共に、これらフイルタの出力を夫々2乗
検波回路SQ1及びSQ2に入力する。更に、これら
2乗検波回路の2つの出力を引き算器SUB1にて
その差を求め、これをルート回路ROOT1に入力
し、ここでその平方根を求め出力となす。
又、前記2乗検波回路SQ1及びSQ2の出力のう
ちSQ1出力を減衰器ATTにてn2/m2だけ減衰せ
しめたのち両者の差を引き算回路SUB2によつて
求め次にこの平方根をルート回路ROOT2を介し
て出力する如く構成する。
ちSQ1出力を減衰器ATTにてn2/m2だけ減衰せ
しめたのち両者の差を引き算回路SUB2によつて
求め次にこの平方根をルート回路ROOT2を介し
て出力する如く構成する。
以下このように構成した回路の動作を数式を用
いて更に詳細に説明する。
いて更に詳細に説明する。
即ち、前記第1図に於ける発振器OSCの出力
する低周波信号電圧をV、電路電圧をV0、かつ
商用周波数を0とし、前記発振器OSCの矩形波デ
ユーテイー比を50%とすれば接地線4に帰還する
漏洩電流iは i=V0/Rsinω0t+ω0CV0cosω0t +V1/Rsinω1t+V3/Rsin3ω1t+ V5/Rsin5ω1t+…… +Cω1V1cosω1t+3Cω1V3cos3ω1t +5Cω1V5cos 5ω1t+…… ……(1) ここでV=√1 2+3 2+52+…となる。
する低周波信号電圧をV、電路電圧をV0、かつ
商用周波数を0とし、前記発振器OSCの矩形波デ
ユーテイー比を50%とすれば接地線4に帰還する
漏洩電流iは i=V0/Rsinω0t+ω0CV0cosω0t +V1/Rsinω1t+V3/Rsin3ω1t+ V5/Rsin5ω1t+…… +Cω1V1cosω1t+3Cω1V3cos3ω1t +5Cω1V5cos 5ω1t+…… ……(1) ここでV=√1 2+3 2+52+…となる。
そこで変流器NCTの出力を増幅器AMPで増幅
すれば、AMP出力には(1)式に相当する出力もし
くは(1)式に比例する出力が得られる。増幅器
AMP出力を中心周波数n1(1=ω1/2π)ならびに m1のフイルタFn、Fmに印加すれば各フイルタ
の出力χo,χnは χo=Vo/Rω1t+oCω1Vocosoω1t χn=Vn/Rsinnω1t+nCω、Vncosnω1t ……(2) となり、該フイルタの出力を2乗検波回路SQ1,
SQ2に加えれば、その出力は夫々 eo 2=Vo 2{1/R2+(Coω1)2} en 2=Vn 2{1/R2+(Cnω1)2} ……(3) となる。なお、各フイルタ出力を直線検波し、そ
の出力を2乗回路に入力しても、(3)式に相当する
eo 2,en 2は得られるが、いずれを採用するかは2
乗検波、または直線検波回路の精度のうち所望の
方をえらんで決定すれよい。
すれば、AMP出力には(1)式に相当する出力もし
くは(1)式に比例する出力が得られる。増幅器
AMP出力を中心周波数n1(1=ω1/2π)ならびに m1のフイルタFn、Fmに印加すれば各フイルタ
の出力χo,χnは χo=Vo/Rω1t+oCω1Vocosoω1t χn=Vn/Rsinnω1t+nCω、Vncosnω1t ……(2) となり、該フイルタの出力を2乗検波回路SQ1,
SQ2に加えれば、その出力は夫々 eo 2=Vo 2{1/R2+(Coω1)2} en 2=Vn 2{1/R2+(Cnω1)2} ……(3) となる。なお、各フイルタ出力を直線検波し、そ
の出力を2乗回路に入力しても、(3)式に相当する
eo 2,en 2は得られるが、いずれを採用するかは2
乗検波、または直線検波回路の精度のうち所望の
方をえらんで決定すれよい。
(3)を変形すると
eo 2−Vo 2/R2=Vo 2(Coω1)2
en 2−Vn 2/R2=Vn 2(Cnω1)2 ……(4)
が得られるからこの両者の比を求めれば次式とな
る。
る。
eo 2−Vo 2/R2/en 2−Vn 2/R2=Vo 2/Vn 2・n2/m2……
(5) (5)式を更にm>nとおいて変形すれば となる。
(5) (5)式を更にm>nとおいて変形すれば となる。
一方、電圧の実効値がVであるデユーテイ50%
の矩形波をフーリユ級数に展開すると周知の如く 4V/π(sinω1t+1/3sin3ω1t+1/55ω1t+…
…) となることから、前記(6)式右辺の一部は Vo 2/Vn 2・n2/m2=1/n2/1/m2・n2/m2=1 (n,mは奇数) と置換することができ(6)式は Vo/R=1/√1−n2/m2√o 2−n 2 ……(7) となる。
の矩形波をフーリユ級数に展開すると周知の如く 4V/π(sinω1t+1/3sin3ω1t+1/55ω1t+…
…) となることから、前記(6)式右辺の一部は Vo 2/Vn 2・n2/m2=1/n2/1/m2・n2/m2=1 (n,mは奇数) と置換することができ(6)式は Vo/R=1/√1−n2/m2√o 2−n 2 ……(7) となる。
したがつて、2乗回路SQ1,SQ2の出力の差eo 2
−en 2を引算器SUB1でもとめ、その出力をルート
回路ROOT1に加えれば(6)式において は定数となるから、ルート回路ROOT出力OUT1
には(6)式から明らかなように絶縁抵抗に逆比例し
た電圧を得ることができる。
−en 2を引算器SUB1でもとめ、その出力をルート
回路ROOT1に加えれば(6)式において は定数となるから、ルート回路ROOT出力OUT1
には(6)式から明らかなように絶縁抵抗に逆比例し
た電圧を得ることができる。
ところで(7)式と(4)式から
が得られる。(8)式から明らかなように
は対地静電容量Cに比例することが分る。
又第1図に示す如く2乗回路SQ1の出力を減衰
器ATTでn2/m2例えばn=1、m=3のときは
1/9とする如く減衰させ2乗回路SQ2の出力と該
減衰器ATTの出力の差を引算器SUB2でとれば、
その出力はen 2−n2/m2eo 2となり、引算器SUB2の出 力をルート回路ROOT2に加えればその出力
OUT2は に相当し、これは対地静電容量Cに比例した電圧
を提供することになる。
器ATTでn2/m2例えばn=1、m=3のときは
1/9とする如く減衰させ2乗回路SQ2の出力と該
減衰器ATTの出力の差を引算器SUB2でとれば、
その出力はen 2−n2/m2eo 2となり、引算器SUB2の出 力をルート回路ROOT2に加えればその出力
OUT2は に相当し、これは対地静電容量Cに比例した電圧
を提供することになる。
なお、電路の絶縁抵抗の監視等において、基準
値以下に絶縁抵抗が劣化した場合警報を出す目的
のためには上述のルート回路は必しも設けなくて
もよく、引算器SUB1の出力を基準電圧値と比較
する等してもよいことは明らかである。
値以下に絶縁抵抗が劣化した場合警報を出す目的
のためには上述のルート回路は必しも設けなくて
もよく、引算器SUB1の出力を基準電圧値と比較
する等してもよいことは明らかである。
なお、(7)式の右辺は
Vo/R=1/√1−n2/m2√(o−n)(o+n
)
……(9) と表すことができるから、フイルタFo,Fnの出
力を直線検波した出力eo,enの和と差の出力の積
をかけ算器でとりその出力のルートをとつても絶
縁抵抗に逆比例した電圧が得られることは明らか
である。
)
……(9) と表すことができるから、フイルタFo,Fnの出
力を直線検波した出力eo,enの和と差の出力の積
をかけ算器でとりその出力のルートをとつても絶
縁抵抗に逆比例した電圧が得られることは明らか
である。
又、絶縁劣化の警報を出す目的のためには、上
記かけ算器の出力を直線基準電圧と比較してもよ
い。
記かけ算器の出力を直線基準電圧と比較してもよ
い。
同様に(8)式は
となるから、eoをn/mに減衰した値とenとの和
と差を求めその積をかけ算器でとり、その結果の
ルートをとつても対地静電容量に比例した電圧を
得ることができる。
と差を求めその積をかけ算器でとり、その結果の
ルートをとつても対地静電容量に比例した電圧を
得ることができる。
なお、上述の実施例に於いてはいづれも低周波
印加電圧として矩形波を用いたが、本発明は何ら
これに限定する必要はなく高調波成分を含む波形
の信号であればよい。
印加電圧として矩形波を用いたが、本発明は何ら
これに限定する必要はなく高調波成分を含む波形
の信号であればよい。
尚、以上の説明において静電容量を求める際に
n<mなる限定を加えたが、n>mであつても同
様に機能することは当然であり、このときはn/
m>1となつて、帰還する信号成分のうちレベル
が小さい方を増幅することになる。
n<mなる限定を加えたが、n>mであつても同
様に機能することは当然であり、このときはn/
m>1となつて、帰還する信号成分のうちレベル
が小さい方を増幅することになる。
(発明の効果)
本発明は以上説明したように構成しかつ機能す
るものであるから、従来の絶縁抵抗測定装置に比
べ簡単な構成とすることができ、簡員的な測定法
を得るうえで著効を奏する。
るものであるから、従来の絶縁抵抗測定装置に比
べ簡単な構成とすることができ、簡員的な測定法
を得るうえで著効を奏する。
第1図は本発明に係かる絶縁抵抗測定装置の一
実施例を示すブロツク図、第2図は従来の絶縁抵
抗測定装置を示すブロツク図である。 ZCT……変流器、Fo,Fn……フイルタ、OSC,
OSC1及びOSC2……発振器、R……電路の絶縁抵
抗、C……電路と大地間の静電容量、ROOT1及
びROOT2……平方根(ルート)演算回路、
SUB1及びSUB2……引き算回路、SQ1及びSQ2…
…2乗回路、1:受電トランス、2,3:電路、
4:接地線、5:低周波印加トランス。
実施例を示すブロツク図、第2図は従来の絶縁抵
抗測定装置を示すブロツク図である。 ZCT……変流器、Fo,Fn……フイルタ、OSC,
OSC1及びOSC2……発振器、R……電路の絶縁抵
抗、C……電路と大地間の静電容量、ROOT1及
びROOT2……平方根(ルート)演算回路、
SUB1及びSUB2……引き算回路、SQ1及びSQ2…
…2乗回路、1:受電トランス、2,3:電路、
4:接地線、5:低周波印加トランス。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 接地線を介して一端が接地された電路に周波
数f1なる測定用低周波信号を印加する手段と、該
接地線に還流する前記低周波信号及びその高調波
のうち異なる2周波nf1とmf1の信号成分eo、en
(但しn、mは夫々高調波次数であつてn≠m、
n=1、2、………、m=1、2、3………)を
抽出する手段と、該信号成分各々を2乗しeo 2及
びen 2を求める手段と、eo 2−en 2なる引き算とそ
の結果の平方根を求める手段を具えることによつ
て、当該電路の対地絶縁抵抗に逆比例した信号を
得ることを特徴とする絶縁抵抗測定装置。 2 前記信号成分を2乗する手段と、eo 2−en 2な
る引き算を行う手段とを除去し、代わりに前記信
号成分eo、enの和と差を求める手段と、該和と差
の積を求めその結果の平方根を求める手段を具え
ることによつて、電路の絶縁抵抗に逆比例する信
号を得たことを特徴とする特許請求の範囲1項記
載の絶縁抵抗測定装置。 3 前記平方根演算手段に置換して前記引き算手
段の出力を基準電圧値と比較する手段を具え、そ
の結果に基づいて絶縁劣化警報信号を発生するよ
うに構成したことを特徴とする特許請求の範囲1
又は2項記載の絶縁抵抗測定装置。 4 接地線を介して一端が接地された電路に周波
数f1なる測定用低周波信号を印加する手段と、該
接地線に還流する前記低周波信号の高調波のうち
異なる2周波nf1とmf1の信号成分eo、en(但しn、
mは夫々高調波次数であつてn≠m、n=1、
2、3、………、m=1、、2、3………)を抽
出する手段と、該信号成分各々を2乗しeo 2及び
en 2を求める手段と、前記信号成分eo 2にn2/m2な
る係数を乗ずる手段と、該係数倍した信号成分と
前記他方の信号成分en 2との引き算を行うと共に
その結果の平方根を求める手段とを具えることに
よつて電路の対地静電容量に比例する信号を得た
ことを特徴とする静電容量測定装置。 5 前記抽出した信号成分eo、enを2乗する手段
とeo 2にn2/m2なる係数を乗ずる手段と該係数倍
した信号成分と前記他方の信号成分en 2との引き
算を行う手段とを除去し、代わりに前記抽出した
信号eoにn/mなる係数を乗ずる手段と、該係数
倍した信号と前記他方の信号enの和と差を求め且
つ該和と差の積を求める手段と、該積の平方根を
求める手段を具えることによつて電路の対地静電
容量に比例する信号を得たことを特徴とする特許
請求の範囲4項記載の静電容量測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17777684A JPS6154464A (ja) | 1984-08-27 | 1984-08-27 | 絶縁抵抗及び静電容量測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17777684A JPS6154464A (ja) | 1984-08-27 | 1984-08-27 | 絶縁抵抗及び静電容量測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6154464A JPS6154464A (ja) | 1986-03-18 |
JPH0550708B2 true JPH0550708B2 (ja) | 1993-07-29 |
Family
ID=16036910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17777684A Granted JPS6154464A (ja) | 1984-08-27 | 1984-08-27 | 絶縁抵抗及び静電容量測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6154464A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4506959B2 (ja) * | 2004-03-16 | 2010-07-21 | 株式会社中条エンジニアリング | 絶縁監視装置 |
JP2008203083A (ja) * | 2007-02-20 | 2008-09-04 | Tohoku Denki Hoan Kyokai | スカラー方式Igr検出器の重畳方式 |
JP2010054462A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Kansai Denki Hoan Kyokai | 低圧電路絶縁監視方法および絶縁監視装置 |
-
1984
- 1984-08-27 JP JP17777684A patent/JPS6154464A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6154464A (ja) | 1986-03-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6294896B1 (en) | Method and apparatus for measuring complex self-immitance of a general electrical element | |
US4066950A (en) | Circuit for measuring the ground resistance of an ungrounded power circuit | |
JPS6253762B2 (ja) | ||
JPS6226688B2 (ja) | ||
US6914435B2 (en) | Circuit for measurement of electrical pollution on power line | |
JPH0550708B2 (ja) | ||
US6172507B1 (en) | Circuit configuration for measuring resistance and leakage | |
JP2018119944A (ja) | 電圧測定装置、電圧測定方法 | |
JP2617324B2 (ja) | 絶縁抵抗測定方法 | |
KR0175839B1 (ko) | 전류벡터에 의한 수동소자값의 연산장치 | |
SE422374B (sv) | Elektrisk filterutrustning | |
CN213637668U (zh) | 一种全波整流电路 | |
JPH0354311B2 (ja) | ||
RU2029965C1 (ru) | Устройство для измерения диэлектрических потерь конденсаторных датчиков | |
KR20180058911A (ko) | 접지 임피던스 평가 시스템 | |
JP2002062317A (ja) | コンデンサ電流測定装置 | |
JPS6240663B2 (ja) | ||
JP2593668B2 (ja) | 電路の絶縁不良箇所探査方法 | |
JPH0247708B2 (ja) | Zetsuenteikosokuteihoho | |
JPS6319569A (ja) | 漏洩電流検出方法 | |
RU2267793C2 (ru) | Способ оценки гармонических искажений и устройство для его реализации (варианты) | |
SU1054794A1 (ru) | Преобразователь параметров трехэлементных нерезонансных двухполюсников | |
RU2072522C1 (ru) | Способ измерения малых отношений сигнал/шум и устройство для его осуществления | |
JPH026660Y2 (ja) | ||
SU517859A1 (ru) | Устройство дл измерени входных электрических параметров |