JPH05506462A - Hcvペプチド抗原とhcvの同定方法 - Google Patents

Hcvペプチド抗原とhcvの同定方法

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JPH05506462A JP93501935A JP50193592A JPH05506462A JP H05506462 A JPH05506462 A JP H05506462A JP 93501935 A JP93501935 A JP 93501935A JP 50193592 A JP50193592 A JP 50193592A JP H05506462 A JPH05506462 A JP H05506462A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 HCV ペプチド抗原(5,HCV (7)同定h′d、−の発明は、新規のH CVべ、fチド抗原、’llS ’eA ’ペプチド抗原の製造方法、並びに当 該ペプチド抗原を用いるHCVの同定方法に関する。
以前から知られている肝向性の病原体(例えば、A型肝炎ウィルス、B型肝炎ウ ィルス、肝炎ウィルス、サイトメガロウィルス。
及びエプスタイン−パールウィルス)の血清学上のマーカーの非存在下で発生す るウィルス性肝炎は、非A非B型肝炎(NANB肝炎)と命名されている。NA NB肝炎は、さらに非経口的かつ特発的に伝染する非A非B型肝炎と、腸を通じ て伝染する非A非B型肝炎とに分類される。非経口的かつ特発的に伝染するNA NB肝炎の原因物質である、C型肝炎ウィルス(HCV)が最近になって分離さ れた(Choo Q、−L、et al、、5cience 244 (198 9) 359−362 ; Kuo、G、 etal、、5cience 24 4 (1989) 362−364)。
HCVは世界的に広まったNANB肝炎の重大な原因である。そして、HCVは 汚染された血液や血液製剤によって、輸血や親密な個人的接触によって、伝播さ れる。
HCVのウィルス蛋白のアミノ酸配列は、El”AO318216、!!P−A O363025、IEP−AO388232、及びEP−AO396748によ り知られている。
そのHCVのゲノムは、10862ヌクレオチドの長さを有している。
翻訳により現れるその蛋白は、全長が約3000アミノ酸である。当該蛋白は、 構造蛋白(エンベロープ蛋白とコア蛋白)と非構造蛋白(NSI−NS5)とに 分類される。
免疫学的試験を用いて体液中のHCVに対する抗体を検出(7、これによりHC Vの定量を行−うことは得策である。それ故、抗HCV抗体に結合する相手が、 かかる免疫学的試験においで必要とされる9、例えば、非構造Cl0O−3−H CV蛋白は免疫学的試験における結合相手入して使用しうろことが知られている (アボット研究所(米国)とオルソ グイアグノステノクシステムズ社(米国) の免疫学的試験; 5cience 244(+989)359−364 ;  Van der Poet C,L、et al、 Lancet 337(1 991)317 、 Alter H,J、J、Ga5troent、Hepa tol、(suppl、)2990、78)。
これらの試験の欠点は、抗原とし2て組換え蛋白が用いられていることである。
蛋白は、変性によって影響を受けやすく、その結果として溶解度と機能が減退す る故に診断試験においては取扱いが容易でない。蛋白上のエピトープの密度が低 いことの結果としで、測定シグナルの強度もまた、抗体の結合相手として短鎖の ペプチド抗原を用いる試験におけるよりも小さい。これに加えて、免疫学的試験 において抗原として蛋白若し2くは長鎖のペプチドを用いる場合、抗体の交差反 応と非特異的結合が増加することがある。その−ト、蛋白との反応は(、ばしば 拡散制御され、これは、免疫学的試験を所望する短時間で達成することの障害に なる5、さらに、診断を行うのに十分な量と質の蛋白を生産するのには時間とコ ストがかかる。ペプチドは、合成することにより容易に入手が可能であり、かつ 分子が規定されでいる。っよって、可能な限り短鎖て、かつ蛋白全体の一部分の みに相当するペプチド抗原を用いることは、抗OCV抗体に関する免疫学的試験 において有利である。このような免疫学的手法は、Okamot。
(こよってt己述され、ている(Japan J、 EXT)、 Met、 6 0(1990)223−234)。
しかしながら、当該刊行物に記述された、コア領域に由来する短鎖のペプチド抗 原(配列9)は、HCVに対して十分に感受性とはいえないことがわかってきた 。
これを受りて、本発明の目的は、抗HCV抗体に特異的であり、かつ抗HCV抗 体に関する免疫学的試験に好適なペプチド抗原を提供することにある。
かかる目的は、以下の配列のペプチド抗原1:5arGJ、yLysProAl axle工1aProAspArgGコuValLe117′YrArgG]− uPh1%−sp 2:GLuCysS*rGlnJ(j、5LauProり:yr工1aG1uG lnG1y%ダtatlダetLeuAlaGlu=G1nPheLysGln LysA1aLeuGlyLeuLauGInThrA]、aSd’arArq Gin3: 入1.ava IGln’rhrAsn’rrpc1nLySLa t、IGluThrPLxeTl”pAl、aLy51(j、sM■煤| rpAsn 4: AsnProLysProGlnLysLysAsnLysArgAsn ThrAsnArgArgs: A5nJ)rOLy5P1:’0G1nArC 7LySThrLYSArqASnThrASnΔr9八rg6:ProGln AspVaiLysPhaProGl、yGlyGlyGin工1sVa1.G 1yG1yVa17: Pr0ArqGlySerArqPrO5arTrpG lyPrOThrA、、5pPrOArqArq13: GlnLauPheT hrPhaSerProArqArgHj−sTrpThr’rltrGlnG 1yCys−ASnCY 3 S eT:工1eTyrProc1.yHi、S 工1.5ThrG IY’RisA、、rC7MefJ’−1aTrpA刀@p  ・ M*tMetMet、Asnり?rpSarProl〒hr’rii−r、Aコ aLauVa、LMatAlalo: GlnLysLysA、1aA1.aA rgAsr+ThrAsnArgArg1.1: HisTrpTh、rTbr GlnGlySsrAsnSerSer工1sTyrProG1yHis12:  5erS@r工LeTyrProG]、yHc、l:コeThrG1yHis ArgMeセAlsでr7Thr−13:ProGluGlyArgThr’T rpA1aGlnProGlyTyrProTrpPro丁、5uTyr又は、 少なくとも・1個、好ま(2くは少なくとも7俯のアミノ酸より成るこれらのペ プチド抗原の部分配列に相当するペプチド抗原によって達成される。
好ましい部分配列は、配列表中に示されており、また文字/数字の組合せ(例え ば、6a、 2b)によって記されている。
特に好ましい部分配列は次のものである:(配列2a) MatM@tL@uAlaGluGlnPhaLysGlnLysAlaLau GlyLeuLauGlnThrAla(配列2b) HisLeuProTyr工1*Glu(配列2d) (配列2f) (配列4a) Lys Pha Pro Gly Gly Gly Gln 工1@ Pha( 配列6b) Gln Asp Val Lys Pha Pro Gly Gly Gly( 配列6e) 最大鎖長が9アミノ酸である部分配列が特に好ましい。特に、配列6b、 6d 、 6e、 2e、 2f、 2d、 2g、 4aがこれに該当する。
配列1−3のペプチド抗原は、HCV蛋白のC100−3領域に含まれ、配列4 −8.1.0−13のペプチド抗原は、HCV蛋白のエンベロープ/コア領域に 含まれる。本発明に従う配列1−8.10−13のペプチドTrpA1aG1n ProGlyTyrPτ0TrPPro、 Olcamoto 前掲)のペプチ ド抗原9は配列表の配列番号1−32中に明記されている。
抗HCV抗体試験は、当業者に知られている方法により行われる。
これにより、本発明は、配列1−13、若しくは長さが少なくとも4個の、好ま しくは少なくとも7個のアミノ酸より成るこれらの部分配列の群からの少なくと も2つのペプチド抗原の組合せと一緒にサンプルをインキュベートし、そしてペ プチド抗原に結合した抗HCV抗体の量を、抗体−抗原複合体の形成を可能にす る条件において定量することを特徴とする、HCV抗体の定量方法に関する。
本発明によれば、ペプチド抗原又は本発明に従う当該ペプチド抗原の部分配列の 少なくとも2つの組合せが用いられる。配列1−3若しくはこれらの部分配列の ペプチド抗原が、配列4−13若しくはこれらの部分配列の群からの少なくとも 1つのペプチド抗原と組み合わされるのが好ましい。
配列9の好適な部分配列は、以下のものである:Lys Ala Arg Ar g Pro Glu Gly Arg Thr Trp Ala Gin Pr o Glyかかる抗原の組合せは、例えばいくつかの個々のペプチド抗原を用い ることにより、あるいは、好適には自然界でHCV蛋白中に存在するアミノ酸配 列とは異なるアミノ酸橋か、若しくはペプチドリンカ−を用いて、ペプチド抗原 を互いに共有結合させることによって行われる。
次の抗原の組合せは特に好ましい: 配列2b、 4.及び6 配列2b、 2c、 4.及び6 配列2a、 2b、 2c、 4.及び6配列2a、 2b、 2c、 4.6 .9a、及び9b配列2a、 2b、 4.6.9a、及び3配列2a、 2b 、 4.6.及び9c配列2e、 2g、 4a、 ad、 8c配列2d、  2f、 4a、 6c、 9c配列11.12.8a これらの組合せにおいては、抗原は好ましくはおよそ等モル量で用いられる。
配列11.12.8aの抗原の組合せは、HCV感染が回復しつつある患者の血 清(回復期の血清)を検出するのに特に好適である。
抗原は、互いに共有結合させずに、若しくはペプチドリンカ−を用いて一緒に結 合させずに、別個に用いることが好ましい。
感染パラメーターHCVには高感度が必要であるので、検出にはへテロジニアス イムノアッセイが好適に用いられる。ヘテロジニアス試験では、バックグラウン ド信号を相当に減じ、その結果として感度を向上せしめる洗浄工程が可能である 。
定量は、例えば、ラジオイムノアッセイ、エンザイムイムノアッセイ、又は蛍光 抗体法によって行うことができる。このため、通常はペプチド抗原が固定される 。抗HCV抗体を検査するためのサンプルが加えられ、抗原に結合した抗体が、 標識された抗ヒトイムノグロブリン抗体によって定量される。本発明におけるペ プチド抗原の固定化は、吸着により、共有結合により、又はビオチン/ストレプ トアビジンや抗体/抗原、若しくは糖/レク≠ンのような生物学的結合対によっ て行われる。この方法において、ペプチド抗原は、この結合相手に共有結合で結 合される。
本発明によるペプチド抗原は好ましくは当業者に知られている方法で固定化され る。例えば、ビーズ、プラスチック管、マイクロタイタープレート(好ましくは ポリスチレン若しくはポリスチレン共重合体)に固定化される。これは、好まし くは非特異的にペプチド抗原を表面に吸着させることによって、または官能化さ れた若しくは活性化された表面にペプチド抗原を共有結合させることによって行 われる。かかる非特異的な吸着は蛋白にペプチド抗原を結合、15 、t、i、 で−結合体を形成(、そl″v−、’−、、−、、の結合体を前記吸着のために 用いる1、、I−に4:っ−7“改に;され得ろ(例ズばEP、−A02690 924参照のこと)11、:の結へ・はまた、固定化さ旧た抗体(5−よ−)r も行われ得る。、−のブ、め(ご、ペプチド抗原は一1′−1,:1・−ブがペ プチド−蛋白結合体の形成等による抗体結合によってゴ丁jツクされないような 方法で修飾されるべきである。
ペプチド抗原と結合相手との結合は、好ましくはスペーサーによって行われる。
このスペーサーは好ましくは、10−50個の原子を有するのが妥当であり、1 0−30個の原子を有するのが好ましい。
そして、このスペーサーはまた本質的に直線状の分子であるのが好ましい。この 例としては、アルキル鎖、ポリエーテル鎖、若しくはポリアミド鎖によって形成 されているスペーサーが挙げられる。特に好ましい具体例は、4−9アミノ酸の 長さのペプチド抗原が1O−30原子の直線状スペーサーを介してキャリアーに 結合されているものである。仮にアミノ酸で形成されたスペーサーを用いる場合 には、そのスペーサーがHCV遺伝遺伝子へプチド抗原の近傍にある配列に対応 しないアミノ酸で構成されているのが妥当である。
適切な具体例において、本発明によるペプチド抗原はビオチンに共有゛結合され 、この場合はアビジン/ストレプトアビジン固相によって固定化が行われる。
定量方法はまた、標識抗体を介するのではなくて、標識された付加的なペプチド 抗原配列1−13又はその部分配列を介し、て検出するのが好適である。
本発明において、ペプチド抗原は、当業者に知られているペブ千ド自成法4・用 いて製造ずろこ2・が可能て、」)ろ11、これを受ζ−jマー、本発明はまl L−、ペプチド抗原の製造方法に関、、i 7.、 Cの方法は5、キャリアー にC末端を形成するアミノ酸を結&3〜せ、C末端から始めで段階的にベブプ゛ ド抗原を組立て、続いr−4+−3・・り了−・へからペプチド抗原を解離させ る工程を含む。
この方法は詳細には、アミノ酸を例えばモのカルボキシル基を介して不溶性ポリ マー(容易にろ過できるもの)に結合させ、その後ペプチド鎖をC末端から始め て段階的に組立てる。この目的のためにN−保護アミノ酸を人造樹脂の活性基と 反応させる。Nα−保護基を、キャリアー粒子に共有結合で固定されたアミノ酸 から除去し、そして生成するアミノアシルポリマーを、次のN−保護アミノ酸と 反応させる。Nα−保護基をキャリアーに共有結合されたジペプチドから除去し 、生成するアミノアシルポリマーを次のN−保護アミノ酸と反応させる。すべて の過剰な試薬と副産物は、簡便なろ過によって除去される。この方法で所望する ペプチド配列が調製されたら、C末端アミノ酸と高分子キャリアーのアンカー基 との間の共有結合を開裂させる。かかる不溶性のキャリアーは、簡便なろ過によ って溶液中に存在するペプチドから分離される。
このペプチドは、クロマトグラフィー法により精製される。
本発明による、ペプチド抗原は、例えばMerrifield、 JAC385 (1964)2146に従って調製することができる。もしもビオチン化が必要 であれば、これは例えばPNAS USA 80(1983)4045に従って 行うことができる。これについての好ましいビオチン化試薬は、ビオチニル−ア ミノカプロン酸−N−ヒドロキシスクシンイミドエステルである。
ビオチン化されたペプチド抗原の好ましい製造方法は、ペプチド抗原の固相合成 中に、ペプチド抗原のN末端にビオチン残基を導入する方法である。この方法は 、ペプチド抗原がビオチン化するf定のない数個のε−リシンアミノ基を含む場 合に好ましく用いられる。これは、例えば、N=α−Fmoc−N−ε−ビオチ ニルーアミノ力プロリルリ2・ン、N−α−FIIIIOC−N−ε−ビオチニ ルリンンか用いられる場合か、N末端アミノ酸のビオチン化のために、ビオチン 、ビオチニル−アミノカプロン酸、又はジメトキントリチルビオチンが、例えば ジシクロヘキシカルカルボジイミドのような活性化試薬と共に用いられるか、又 は活性型エステルとして用いられる場きである。
さらに好ましい具体例では、例えばヒiigGのFe部に向けられた検出抗体が 固定される。モノクローナル抗体がこの検出抗体と(7て用いられる1、ペプチ ド抗原は、そのときは溶液中に存在する。
サンプル液中の検出すべき抗体(被分析物)と他の全ての抗体は固定化さ第1た 抗体によって結合される。結合された抗体は、その後被分析物と結合することが でき、被分析物は好適な検出系、例、尖ばベブ升ド抗原−酵素結名体による競合 的な検出系により検出され得る。
また、本発明によるベブヂ゛l:抗原を用いて、当業者に知られている免疫化法 によって抗体を得ることが可能−こあり、これによりウィルス自体を免疫学的試 験で検出することができる。
か<1,7:、本発明はまた抗体の製造方法に関する。、二の方法は、哺乳動物 を、所望によりA゛−ヤリ下−に結合されている本発明ペプチドで免疫化し1、 そ(7て抗体を公知の方法1−従い、例凡ば血清や膵臓から得ることにより特徴 付けられる。。
好適な具体例としては、免疫された動物のBリンパ球をトランスフす一ミング剤 の存在下で好適な細胞系と融合し、所望の抗体を生産する細胞系をクローン化し 、培養して、モノクローナル抗体を細胞又は培養上清から単離する。
この抗体を用いれば、HC■ウィルスを直接定量することが可能である。従って 、本発明はまたHCVウィルスの定量方法に関する。
この方法は、サンプルを抗原−抗体複合体の形成が許容される条件下で本発明抗 体とインキュベートし、その結果形成された抗体−抗原複合体を定量することに より特徴付けられる6、加えて本発明は、本発明ペプチド抗原を用いるワクチン の製造法に関する5、そ(、て、HCV惑染を治療するための当該ワクチンは、 所望によりキャリアーに結合させて、配列1−8.10−13のペプチド抗原を 、若しくは、:れらの部分配列を、又は配列1−13か、その部分配列の少tく とも2つのペプチド抗原を、薬理学士効果的な用量でかつ製薬学J−許容され得 る処方で、免疫原として含んでいる。
これらのワクチンの製造は、公知の方法(5゛よ一つで行う、−とができる。と はいえ、そのペプチド抗原は、初めに凍結乾燥を行い、その後所望に、I、り補 助物質を加〆、、″i:・@濁させる1−J−が好まj、い。
本発明によれば1、かかるワノ′チン、又はかかる「7クチンの組合せによるf 防接種は、当業者;、知ら41でいるti法、例えば、皮肉、筋肉内、腹腔内1 .静脈内、皮下、又は鼻腔内に行うことができる。
筋肉内又は皮下投すする場合は、ワケチ゛・・を例えば生理食塩水中に@濁する ことができる。lkv内や眼内に適用するためには、ワクチンを、例えばスプレ ーか水溶液の形態で用いることができる。局所、例えば経口投与をするためには 、免疫原を不活化から、例えば口腔内や胃内の蛋白分解酵素から一時的に保護す ることが往々にして必要である。この一時的な保護は、例えば免疫原をカプセル 化することにより達成され得る。このカプセル化は、例えば保護剤でコーティン グすることにより(マイクロカプセル化)、又は大量の本発明免疫原を保護キャ リアー内に包埋すること(マクロカプセル化)により行い得る。
カプセル化用の材料は、半透性か、ヒトや動物の体内に導入されたときに半透性 になるものであり得る。一般的には、生物学的に分解される物質がカプセル化の キャリアーとして用いられる。
本発明は、以下の実施例と配列表によりさらに説明される。
次に配列表を表示する: (来貢以下余白) 配列 配列番号 エコ 32 実施例 1 当該ペプチドは、Fmoc (フルオレニルオキシカルボニル)固相合成によっ て調製した。かかる反応は、ラボチック(Labortec;スイス)の5P6 40ペプチド合成機によって行われた。Fmocアミノ酸誘導体に関して、カッ プリング反応は、2.4当量のジシクロへキシルカルボジイミドと2.2当量の N−ヒドロキシベンゾトリアゾールにより90分間行った。ジメチルホルムアミ ドを反応媒体として用いた。当該Fmoc基は、DMF中の20%のピペリジン を用いて10及び20分間で開裂させた。2.0当量の以下のアミノ酸誘導体を 使用した:Pro、 Arg(PMC(ペンタメチルクロマン)保護基を有する )、Gay、 5et(t−ブチル保護基を有する) 、Trp、Thr(t− ブチル保護基を有する) 、Asp(t−ブチルエステル保護基を有する)。カ ップリング反応は半分の試薬を用いて繰り返した。当該カップリングの結果は、 カイザー試験(Anal、Biochemistry 34(1970)595 )によって確認し、樹脂の負荷はそれぞれのピペリジン開裂の後で放出されたフ ルベン基による紫外線吸光度によって確認した。ペプチドは0、50mMo l /gを負荷しうるワング樹脂(ポリスチレン71%ジビニルペンゾール) 5g 上で合成した(JAC3,95(1973)1328)。当該合成後、負荷の程 度はまだ0.39mMol/gであった。
200m1のトリフルオロ酢酸、200011のジクロロメタン、10m1のエ タンジチオール、10m1のm−クレゾール、5a+1のエチルメチルスルフィ ド、及び5mlの水中にて室温で30分間処理してペプチドを放出させた。この 開裂溶液は、ドルオールと一緒に数回蒸発させ、その後当該ペプチドをジエチル エーテルで沈澱させた。
スカベンジャー及び他の小分子を除去するために、その組物質をセファデックス GIOカラム上で精製した。凍結乾燥の後、3.2gの物質が42%(RP−H PLC)の純度で得られた。当該物質の最終純度を95%より上とするために、 400mgのペプチドを、C18物質(5マイクロメーター、300オングスト ローム)が充填された、調製RP−HPLCカラム(400mm X 250m m)で、水/トリフルオロ酢酸、アセトニトリル/トリフルオロ酢酸勾配によっ て精製した。凍結乾燥後、118mgの96.5%(HPLC)の白色物質を得 た。当該物質の同一性は、FAB−MSによって確認された。
実施例2 実施例1で得たペプチド抗原をビオチン化するために、アルゴン飽和リン酸カリ ウム緩衝液(0,1mol/、 pH8,0)中に1モル当量を可能な限り濃縮 して(溶解度はアミノ酸配列に左右される)溶解した。そして、これにアルゴン 飽和ジメチルホルムアミド(5μlのDMF中における1μmatの試薬の溶液 )中に溶解した3当量のD−ビオチニル−ε−アミノカプロン酸−N−ヒドロキ シスクシンイミドエステルを添加する。
反応混合物は、継続的に分析用RP−HPLCで監視しつつ、アルゴン雰囲気下 で2時間室温において攪拌した。5%未満の遊離体が存在したときには、反応物 を直接、調製RP−HPLCカラムに供した。
そして、当該生成物を、0.1%トリフルオロ酢酸/水から0.1%トリフルオ ロ酢酸/アセトニトリル勾配によって精製した(勾配:90分で0%から100 %)。その生成物は、生成物画分を蒸発させ、かつ凍結乾燥することにより得ら れた。収率は、40%と90%の間であった。純度は、HPLC,HPCEおよ びTLCによって分析し、同一性はFAB−MS (モルピーク)と特異的染色 試薬(ビオチンではp−ジメチル−アミノシンナミックアルデヒド)を用いたT LCによって確認し、そして量は微量分析(窒素)によって検定した。
実施例3 HCV抗体は、2段階サンドイッチイムノアッセイ法によって定量する。以下の 組成の試薬を当該試験に使用する:試薬l: 0、 to u g/ml (ペプチド抗原1.3.4.5.6)又は0.25  u g/ml(ペプチド抗原2.4.7)のビオチン化ペプチド抗原、又はこ れらのペプチド抗原の1=1混合物。
40mmol/l リン酸緩衝液pH7,00,9重量%NaC1 10容量% ウシ血清 試薬2: 20mU/ml ヒト免疫グロブリンに対するポリクローナル抗体(ヒツジ)と ペルオキシダーゼとの複合体 40mmol/l リン酸緩衝液pH7,00,05重量%TweenR20 0,2% ウシ血清アルブミン 0.2% ウシIgG 1m1の試薬lと10μIのサンプルを、ストレプトアビジンを被覆したポリス チレン管(EP−A 0344578の実施例1に従って調製した)の中で室温 で1時間インキュベートする。引き続き、当該ポリスチレン管を、水道水で3回 洗浄し、そして1mlの試薬2と室温で1時間インキュベートする。次いで、当 該ポリスチレン管を3回水道水で洗浄する。1mlのABTS’ (3,2mm ol/lの過ホウ酸ナトリウムを含む100mmol/1のリン酸−クエン酸塩 緩衝液pi(4,4中に2゜2−アジノージ[3−エチル−ベンゾチアゾリンス ルフェート(6)]ジアンモニウム塩を1,9 mmol/1含有)を検出反応 のために加える。420nmにおける吸光度を60分後に光度計で測定する。結 果を表Iに示す。
表1: 表■の注釈ニ ー/+:陰性/陽性(ELISAにおける陽性信号のカットオフは、10の陰性 対照血清のグループについての420nmにおける平均吸光度、プラス3標準偏 差として定義付けられる。サンプルは、■=250の希釈で測定した )。
血清1は、0RTHODIAGNOSTICSYSTEMS [NC,ノオ/I /7−HCV抗体ERISAテスト系による試験においては陰性であったが、臨 床所見に基づけば陽性であった。
血清2−5は、0rtho Laboratoriesの試験により陽性である ことが、血清6と7は、ABBOTT LABORATORIES INc、の アボットHCV EIA(カタログ番号3A53−24)により陽性であること が明らかにされた。
ペプチド抗原1−6は、N末端に導入された付加的リジンのε−アミノ基におい て、固相上のジメトキシトリチル−ビオチンによりビオチン化された。
ペプチド抗原混合物1+4と3+6は、分子混合比率1:1て用いられた。
実施例4 ストレプトアビジンを被覆したマイクロタイタープレート上で、2段階サンドイ ッチイムノアッセイ法によって、ペプチドまたはペプチド混合物を用いて血清を 調べた。
その定量は、概ね実施例3に類似する方法で行った。そのために以下の試薬を使 用した 試薬l: 100μlのインキュベーション緩衝液(40mmol/l リン酸緩衝液pH 7,0,0,9重量%NaC1,10容量% ウシ血清)中の、50ngのペプ チド(若しくは表の注釈において記述した量)。
試薬2; ヒト免疫グロブリンに対するポリクローナル抗体(ヒツジ)とペルオキシダーゼ (ペルオキシダーゼ活性20mU/ml)との複合体、40mmol/lリン酸 緩衝液pH7,0,0,05重量%TweenR20,0゜2% ウシ血清アル ブミン、0.2% ウシIgG洗浄液・ 40mmol/I リン酸緩衝液p)17. Olo、9重I%塩化ナトリウム 、0.05重量%TweenR20 発色試薬・ 10mg ABTS ” 、 80μlのクエン酸リン酸緩衝液(pH4,4, 10011111101/l)10ml中の、0.4%H2O2血清(50μl のインキュベーション緩衝液で1:10に希釈)と100μmの試薬lを、スト レプトアビジンを被覆したマイクロタイタープレートの各ウェルに添加する。1 時間室温でインキュベートし、引き続いて毎回200μmの洗浄液で5回洗浄す る。150μlの試薬2を加え、室温で1時間インキュベートして、毎回200 μIの洗浄液で3回洗浄する。150μlの発色試薬を加え、室温で1時間イン キュベートし、420nmにおける吸光度を光度計で測定する。
表IL III 、 !V、 V 、VI、及びVll i:結果を示す。
これらの表における表示は以下の如くである:表II: 0rtho:オルソ試験における測定信号の相対的大きさく実施例3を参照のこ と)。
空白部:測定値がブランク値の2倍より小さいか、ブランク値と同一である(  HCV抗体には反応しない(ナンセンス配列)ビオチン化ペプチドで定量)。
黒丸:ウェルあたり50ngのペプチドを用いて、測定値がブランク値の3倍ま たはそれ以上である。
白丸:ウェルあたり50ngのペプチドを用いて、測定値がブランク値の2倍で ある。
黒画角:ウエルあたり250ngのペプチドを用いて、測定値がブランク値の3 倍またはそれ以上である。
白画角:ウエルあたり250ngのペプチドを用いて、測定値がブランク値の2 倍またはそれ以上である。
本:陰性対照 表II+ + 空白部二表11と同様である。
黒丸:ウェルあたり50ngのペプチドで、測定値がブランク値の4倍またはそ れ以上である。
白丸:ウェルあたり50ngのペプチドで、測定値がブランク値の3倍またはそ れ以上である。
n、 t、 :計測しなかった。
2a、 2b、 3.4.6 :単一のペプチド抗原の代わりに、表示したペプ チドの各々10ngの混合物を試薬1中において用いた。
本:陰性対照 表1■: 記号の意味は、表I+の記載に対応する。
ペプチド混合物は、個々のペプチドを50ng含有する。
実施例5 表v、VI、及びVl+ 実施例3に類似するイムノアッセイの結果を示す。以下のペプチド濃度を試薬l において使用した: いくつかの抗原を組み合わせて用いたとき、使用量は個々の抗原の数に応じて減 らした。
配列 2a50μg/ml 配列 2b 50 u g/ml 配列 2d 100 u g/ml 配列 2f 100 u g/ml 配列 2h 100 u g/ml 配列 4 400 u g/ml 配列 4a 350 u g/ml 配列 4b 250μg/ml 配列 4c 300 a g/ml 配列 6 350 u g/ml 配列 6a 35011 g/ml 配列 6b 350 u g/ml 配列 6c 250 u g/ml 配列 6d 300 a g/ml 配列 8a 900μg/ml 配列 9a 350 u g/ml 配列 9c 350 u g/ml 配列lt 300μg/ml 配列12 550.[Z g/ml +/−:陽性/陰性(実施例3におけると同様のイムノアッセイにおける陽性信 号のカットオフは、6つの陰性対照血清のグループについての420r+mにお ける平均吸光度プラス2標準偏差として定義付けられる。サンプルは、1:10 0の希釈で測定した )。
表I( (−) 陰性血清 表II+ 表1v 〈−陰性血清 表V 表VI 表Vll 配列番号1 配列の型 ペプチド 配列の長さ=18アミノ酸 Sar G1.y Lys Pro A1.a 工Le Ila PrOAsp  Arq Glu Val Leu Tyr配列番号2 配列の型:ペプチド 配列の長さ:33アミノ酸 配列番号3 配列の型:ペプチド 配列の長さ:15アミノ酸 配列番号4 配列の型:ペプチド 配列の長さ:18アミノ酸 Lau Gin Thr Ala 配列番号5 配列の型:ペプチド 配列の長さ:21アミノ酸 配列番号6 配列の型:ペプチド 配列の長さ=6アミノ酸 配列番号7 配列の型:ペプチド 配列の長さ:9アミノ酸 配列番号8 配列の型:ペプチド 配列の長さニアアミノ酸 配列番号9 配列の型:ペプチド 配列の長さ=9アミノ酸 配列番号IO 配列の型:ペプチド 配列の長さ=IOアミノ酸 配列番号11 配列の型:ペプチド 配列の長さ=19アミノ酸 配列番号12 配列の型:ペプチド 配列の長さ:15アミノ酸 配列番号13 配列の型:ペプチド 配列の長さ:9アミノ酸 Lys Asn Lys Arg Asn Thr Asn Arg Arg配 列番号14 配列の型:ペプチド 配列の長さ:10アミノ酸 配列番号19 配列の型:ペプチド Ala TAl、i Val Mat Ala配列番号ニジ4 配列の型 ペプチド 配列の長、さ 1)17°−、ノ酸 〕へ aid、 列番(号)”ン: 5 配列の型 ペプチド 配列の長さ ・15ア・ミ2ノ酸 配列番号26 配列の型 ペプチド 配列の&さ 21アミノ酸 配列番号27 配列の型:ペプチド 配列の長さ・20アミノ酸 配列番号28 配列の型:ペプチド 配列の長さ、15アーノ酸 配列番号29 配列の型、ペプチド 配列の長さ:11アミノ酸 配列番号30 配列の型:ペプチド 配列の長さ=15アミノ酸 配列番号31 配列の型・ペプチド 配列(ロー)長さ、18アミノ酸 配列番号32 配列の型 ペプチド 配列の長さ=16アミノ酸 要約 C−100−3およびC領域を伴うエンベロー・ブ/コアの部分配列に相当する 新規のI(CVペプチド抗原が開示される。これらのペプチド抗原は、HCV抗 体の定量に、HCVに対する抗体を生産するための免疫原として、またはHCV に対するワクチンを製造するためのワクチンとして好適である。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.配列番号:1,2,11,12,15,16,22,23,29−32で表 されるアミノ酸配列、又は鎖長が少なくとも4アミノ酸であるその部分配列を有 するHCVペプチド抗原。
  2. 2.最大鎖長が9アミノ酸である部分配列を有する、請求の範囲第1項記載のH CVペプチド抗原。
  3. 3.配列番号:4,12及び16 配列番号:4,5,12及び16 配列番号:3,4,5,12及び16 配列番号:3,4,5,12,16,26及び27配列番号:3,4,11,1 2,16及び26配列番号:3,4,12,16及び26配列番号:7,9,1 3,20及び21配列番号:6,8,13,19及び28、または配列番号:2 5,30及び31 から成るHCVペプチド抗原の組合せ。
  4. 4.C末端を形成するアミノ酸をキャリアーに結合させ、当該C末端から開始し てペプチド抗原を段階的に合成し、続いて当該ペプチド抗原をキャリアーから開 裂させることから成る、請求の範囲第1または2項に記載されたペプチド抗原の 製造方法。
  5. 5.配列番号:1,2,11,12,15,16,22,23,25,29−3 2の群からのペプチド抗原、又は鎖長が少なくとも4アミノ酸である上記ペプチ ド抗原の部分配列に相当するペプチド抗原のうち、少なくとも2つのペプチド抗 原の組合せと共にサンプルをインキュベートし、当該ペプチド抗原に結合したH CV抗体の量を抗体−抗原複合体の形成が可能な条件下で定量することから成る 、HCV抗体の定量方法。
  6. 6.前記組合せが、配列番号:1,2,11,12,15,16,22,23, 25,29−32の部分配列に相当する、鎖長が4−9アミノ酸であるペプチド 抗原を少なくとも1つ含む、請求の範囲第5項記載の方法。
  7. 7.配列番号:1−32の群からの少なくとも2つのHCV抗原の組合せを用い る、請求の範囲第5項記載の方法。
  8. 8.配列番号:4,12及び16 配列番号:4,5,12及び16 配列番号:3,4,5,12及び16 配列番号:3,4,5,12,16,26及び27配列番号:3,4,11,1 2,16及び26配列番号:3,4,12,16及び26配列番号:7,9,1 3,20及び21配列番号:6,8,13,19及び28、又は配列番号:24 ,30及び31 を組合せとして用いる、請求の範囲第7項記載の方法。
  9. 9.所望によりキャリアーと結合される、配列番号:1,2,11,12,15 ,16,22,23,29−32またはその部分配列のペプチド抗原で哺乳動物 を免疫してポリクローナル抗体を得るか、又は当該動物の抗体産生細胞を不死化 して細胞系をつくり、当該細胞系からモノクローナル抗体を単離することから成 る、HCV抗原に対する抗体の生産方法。
  10. 10.所望によりキャリアーと結合される、配列番号:1,2,11,12,1 5,16,22,23,29−32のペプチド抗原、又は配列番号:1−32の ペプチド抗原、若しくは鎖長が少なくとも4アミノ酸である当該ペプチド抗原の 部分配列に相当するペプチド抗原のうち、少なくとも2つのペプチド抗原を、薬 理学上有効な量で、かつ製薬学上許容され得る処方で免疫原として含有してなる 、HCV感染を治療するためのワクチン。
  11. 11.配列番号:1,2,11,12,15,16,22,23,29−32の ペプチド抗原、又は配列番号:1−32のペプチド抗原、若しくは鎖長が少なく とも4アミノ酸である当該ペプチド抗原の部分配列に相当するペプチド抗原のう ち、少なくとも2つのペプチド抗原を免疫原として用いるワクチンの製造方法。
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