JPH05506373A - 閉鎖薬投与装置 - Google Patents

閉鎖薬投与装置

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JPH05506373A
JPH05506373A JP91503595A JP50359591A JPH05506373A JP H05506373 A JPH05506373 A JP H05506373A JP 91503595 A JP91503595 A JP 91503595A JP 50359591 A JP50359591 A JP 50359591A JP H05506373 A JPH05506373 A JP H05506373A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 閉鎖薬投与装置 発明の背景 発明の分野 本発明は、流体混合及び投与装置に関するものである。
更に、特に、本発明は、選択した薬剤を混合して流動可能な物質にし、次にこの 物質を精密に料額した流速で患者に注入する装置に関するものである。
発明の説明 個別に保存され、次に選択した薬剤を希釈液と制御混合して患者に制御流速で注 入する薬剤投与装置がこれまで広く使用されてきた。従来の装置では、希釈液は 、容器内容物を容器から患者に投与する投薬セットに接続する投薬ボートを有す る非可撓性プラスチック容器にバックされていた。薬は、別個の閉鎖した容器内 にパックされており、薬剤を患者に注入する直前にこの薬を希釈液に混合するの が一般的であった。
薬は、多くの理由から希釈液とは別個にパックされるのが一般的であった。一つ の大きな理由としては、成る種の薬は、希釈液と混合されると効力を保持せず、 長い時間この混合液を保存できないという理由である。他の理由としては、多く の製薬業者は、点滴用に容器に入れた医薬流体を製造しないという理由である。
一般的には、薬は、小さい閉鎖した容器又はびん内に粉末状でバックされ、後で 適当な希釈液と混合するようにしている。多くの場合、患者に投与する直前に薬 を希釈液に混合し、注入前又は注入中に薬が希釈液と分離することがないように する必要がある。
薬剤の注入は、病院の環境内で行われるのがほとんどであり、看護婦、医師、又 は医療技士が薬を患者に投薬する直前に薬を希釈液に混合する。この混合ステッ プは、時間がかかり、特に、劇薬を使用するときには危険でもある。更に、従来 の多くの混合装置は、薬と希釈液とを正確に、無菌状態で完全に混合するのに不 完全であり、不正確であり、時間がかかり、自宅環境で使用するのにはあまり適 当ではない。
幾つかのタイプの閉鎖薬投与装置か現在使用されている。これら装置は、薬びん を連結できるプラスチックバッグのような可撓性容器を有するのが一般的である 。可撓性容器は、希釈液を収容し、脆弱部材を設け、破ったときのみ流体が通過 することかできるようにすることがよくある。薬びんを可撓性容器に連結すると き、薬びんのストッパに刺入し、脆弱部材を破り、これにより薬びんと可撓性容 器の希釈液とか無菌連通することができる。薬を希釈液に混合するのは可撓性容 器を操作することにより行う。上述の種類の従来の装置の例としては米国特許第 4.583.971号、同第4.606.734号に記載のものがある。
他の従来の閉鎖投与混合装置としては、米国特許第4.458.733号に記載 のものかある。米国特許第4.458.733号に記載の装置は、内部に液体成 分を有する圧縮可能な室を有し、この圧縮可能な室に、互いに開放連通ずるガス 溜隔室及びリザーバ隔室とを設ける。ガス溜隔室は、薬びんのような混合成分を 入れた容器に接続できるようにする。ぴんとガス溜隔室との間の通路が開放した 後、圧縮可能な室を操作することによって混合を行う。
他の極めて成功した従来のデュアル容器装置については、米国特許第4.614 .267号及び同第4.614.515号に記載さ、れている。
この装置においては、可撓性の希釈容器は、ストッパ付き薬剤びんを取り付ける ための手段をなす管状のボート並びにストッパ取外手段を有する。使用にあたり 、びんを管状ボート内に前進させるとき、びんストッパはストッパを把持するエ クストラクタに掛合し、カバーをボートから引っ張ると、びんからストッパを引 き抜くことができる。ストッパがびんから外れると、びんの内容物はバッグ内の 希釈液に流入し、バッグを操作してこの希釈液と混合することができる。
上述のバラグラフに説明した種類の従来装置は、薬剤混合物を患者に注入するた めに伝統的な重力流下方法を使用するのが一般的である。このような方法は、面 倒であり、患者をベッドに拘束することを必要とする。更に、可撓性バッグは、 はぼ直立状態に維持する必要があり、また注入装置の誤動作がないかどうかを看 護婦や医師が定期的にモニタする必要かある。
本発明装置は、可撓性バッグの必要性、可撓性バッグを使用した薬剤の面倒な混 合操作、及び可撓性バッグを使用するときに一般的な好ましくない重力注入方法 を完全に排除することによって、従来技術の欠点を解決する。以下に説明するよ うに、本発明は、最近開発されたガス透過性弾性フィルム及び同様の材料を使用 してプレート状のベースと連係し、初めに第1成分例えば、希釈液を収容する流 体室を画定する。ベースに隣接しまた流体室に連通ずる無菌連結手段を設け、第 2成分を収容する薬びんのような容器に連結するようにする。第1成分と第2成 分の無菌制御混合を可能にするため、装置には、流体室と薬びんを相互接続する 内部通路を通過する流体流を制御する流れ#卯手段を設ける。
本発明装置は、小型、コンパクト、使用が容易、かつ製造安価である。装置は、 歩き回る患者か容易に使用でき、また自宅療養でも容易に使用できる無菌閉鎖投 与装置を提供する。患者の衣服に都合よく取り付けたり、患者の体に装着したり することができるコネクタ素子を装置のハウジングに設ける。
本発明装置は、専門家のかわるがわるの介護をほとんど必要とせず、家庭でも使 用することかできる。例えば、本発明装置は、多数の薬剤を適当な希釈液と混合 し、また例えば、抗生物質、鎮痛剤、ホルモン剤、抗凝血剤、凝固溶解剤、免疫 抑制剤及び同様の薬剤の薬剤混合物を連続注入するのに使用することができる。
同様に、本発明装置は、I−V化学療法に使用することができ、また正確な量と 長時間微量注入流速度での流体投与を正確に行うことができる。
発明の要約 本発明の目的は、閉鎖環境で2種類又はそれ以上の成分を制御混合し、流動可能 な物質を形成し、またこの流動可能な物質を正確に制御した流速で排出するため のコンパクト、軽量、低い輪郭の装置を得るにある。更に特に、本発明の目的は 、自宅又は病院環境のいずれでも、希釈液と薬剤を混合し、また歩き回る患者に も長い時間にわたる制御した流速で注入を正確に行うことができる医療装置を提 供するにある。
更に、本発明の目的は、自己蓄積エネルギ手段を有するディスペンサ部分と、薬 びんをディスペンサ部分に作用的に連結して薬びん内の薬剤をディスペンサ部分 内に収容した希釈液とを無菌通路を介して制御混合する連結手段とを設けた上述 の種類の装置を得るにある。
更に、本発明の目的は、極めて正確な流体混合及び投与を行い、信頼性か高く、 病院環境でなくてもしろうとが容易に使用することができる上述の種類の装置を 得るにある。
更に、本発明の他の目的は、リザーバに、ガンマ線殺菌、高温殺菌を行っても完 全状態及び性能の低下のない弾性エネルギ源を設けた上述の種類の装置を得るに ある。
更に、本発明の他の目的は、混合した流体を、一定速度で又は正確に調量した可 変流速で患者に投与し、またどんな姿勢や高さであっても投与できる上述の種類 の装置を得るにある。
更に、本発明の他の目的は、薬びんを装置のディスペンサ部分に確実にロックす る手段を設けた上述の種類の装置を得るにある。
更に、本発明の他の目的は、装置を患者の衣服や体に取り付ける手段を設けた上 述の種類の装置を得るにある。
更に、本発明の他の目的は、自動機械により大量生産で安価に製造することがで きるラミネート構造の低い輪郭の流体投与装置を得るにある。
更に、本発明の他の目的は、薄いプレート状のベースに連係する薄い膨張可能な 膜により連係注入セットを経て装置から流体を流出させる上述の種類の装置を得 るにある。
更に、本発明の他の目的は、膨張可能な膜を、少なくとも一方向にガスが透過で きる単独の弾性フィルム又はラミネート構造又は複合材とし、混合した流体に含 まれるガスを流体室から逃がし、患者の体内に注入されないようにする上述の種 類の装置を得るにある。
更に、本発明の他の好適な実施例においては、流体室内にフィルタ素子を配置し 、患者に注入する流体の濾過を行う上述の種類の装置を得るにある。
図面の簡単な説明 図1は、本発明による薬投与装置の第1実施例の斜視図、図2は、図1に示す装 置の分解斜視図、図3は、図1の装置の一部切除して内部を示した頂面図、図4 は、図3の4−4線上の断面図、 図5は、図3の5−5線上の断面図、 図6は、図3の右側下方部分の遮断及び調量バルブの構造を示す拡大断面図、 図7は、図3の7−7線上の断面図、 図8は、薬びんを本発明装置に連結するときの第1ステップを示す部分断面図、 図9は、本発明装置におけるチェックバルブの閉鎖状態を示す拡大部分断面図、 図10は、薬びんを本発明装置に連結するときの第2ステツプを示す部分断面図 、 図11は、薬びんを本発明装置に連結するときの第3ステツプを示し、本発明装 置の注入部分内に収容した流体が、装置の注入部分に連結したびん内に収容した 薬剤と混合する状態を示す部分断面図、 図工2は、薬びん内の混合した流体を本発明装置の注入部分のリザーバに送り出 す他のステップの図11と同様の断面図、図13は、図12の13−13線上の 断面図、図14は、薬びんのバルブ機構の構造を示す一部切除した部分斜視図、 図15は、本発明に使用することができる薬びんの他の実施例の部分断面図、 図16は、図15に示す薬びんに収容した薬剤と装置の注入部分内に収容した流 体が混合する状態を示す断面図、図17は、本発明装置の他の実施例の分解斜視 図、図18は、図17に示す実施例の一部分の一部切除で内部を見えるようにし 、またこの実施例に使用する薬びん又は容器を示す部分平面図、 図19は、図18に示す薬びん又は容器を装置の注入部分に整合させる初期ステ ップを示す拡大部分断面図、図20は、装置の注入部分内に収容した希釈液と更 に他の実施例の薬びん内に収容した薬剤とが混合するステップを示す図11と同 様の断面図、 図21は、混合した流体が薬びんから装置の注入部分に送出するステップを示す 断面図、 図22は、図21の22−22線上の断面図、図23は、本発明装置の更に他の 実施例の後面の斜視図、図24は、図23の実施例の前面の斜視図、図25は、 図23の実施例の分解斜視図、図26は、図23の装置の後面の平面図、図27 は、図26の27−27線上の断面図、図28は、図26の28−28線上の断 面図、図29は、図23の実施例の装置の注入部分に薬びんを連結する初期ステ ップの断面図、 図30は、薬びん内の薬剤に装置の注入部分内に収容した希釈液が混合するステ ップを示す図11と同様の断面図、図31は、混合した流体が装置の注入部分の リザーバに送り出すステップを示す断面図、 図32は、図30の32−32線上の断面図、図33は、図32の33−33線 上の断面図、図34は、本発明閉鎖薬投与装置の更に他の実施例の一部切除して 内部が見えるようにした平面図、 図35は、図34の35−35線上の部分断面図、図36は、図34の実施例の 装置に使用する薬びんの一部断面とする側面図、 図37は、図34の装置の注入部分に連結した薬びんの初期混合ステップを示す 断面図、 図38は、図34の装置の薬びん内の混合流体が装置の注入部分のリザーバに送 り出すステップを示す断面図である。
発明の説明 第1.2図に示すように、本発明装置は12で示され、注射流体を作るために薬 びん14の如き分離したコンテナ内に収容された第1成分を該装置の注入部分の 内部に配置された貯槽内に収容した第2成分と混合し、その後前記流体を開園速 度で患者に注入するために使用される。第1〜11図に示すこの実施例では、本 装置は第1の円筒形部分I8と第2の注入装置部分20をもつハウジング16を 備える。
第2図に示すように、第1部分はコンテナ14を装置の注入部分と作動連結する ための連結手段を含む。ハウジング16の第2部分20は本装置の注入装置部分 を備え、はぼ平面の板状ベース22をもつベース組立体21を含む。ベース2は 流体人口24と流体出口26を含み、これらは多脚付き流体通路28を経て連絡 する。流体通路28は流体人口24と連通ずる第1の横に延びる脚部28aと、 第2の離間した横に延びる脚部28bと、脚部28aと28bを連結する1対の 長手方向に延びる脚部又は導管28cを含む。横に延びる脚部28bは第2図に 示すように流体出口26と連通ずる。
第4.5図を見れば、本発明のこの実施例の装置は弾性材料からなる膨張可能の 膜30を含む。膜30はベース22上に取付け、それと協働して1つ又はそれ以 上の希釈剤貯槽又はチャンバ32を画成する。膜30はベース22に設けた密封 可能の入口ポート33を通してチャンバ32に圧力導入される流体によって膨張 することができる。膜の弾性特性は、膜が膨張した復元の小さく膨張した形状に 戻ろうとする傾向をもつようなものとする。これにより、本発明の流れ制御手段 を開放したとき、流体は本装置の外に流体出口26を通して流出する。流れ制御 手段と膜30の両方の構造の詳細について以下説明する。
膨張可能の膜30とベース22の上部平面22aの間に配置される手段はチャン バ32内に成る空槽部容積を作るための手段である。この手段はこの実施例では 1対の離間した外方に延びる突起34の形として備えられる。各突起34は長手 方向に延びる第1の通路又は導管36を備える。本装置か第4.5図に示す方法 で組立てられたとき、通路36は離間した流体導管28c上に直接重ねられ、突 起34として示される膜掛合手段が上方にそれと共に空槽部容積を画成する流体 チャンバ32内に延びる。本装置の作動に際して、膨張可能の膜30がそのより 小さく膨張した形状に戻ろうとするとき、それは突起34の上面と掛合するよう に移動し、そうなると、チャンバ32内に収容された流体を通路36を通して導 管28C内に有効に圧入する(第5図)。突起34の形状は、膜がその元の平面 形状に向かって戻るとき、チャンバ32内の流体の実質上すべてをそこから制御 下で追い出すことを確実ならしめる。
膨張可能の膜30上に重ねられるのは多孔性プラスチックであり、このプラスチ ックは自由通気の構造フィルタ部材40である。第5図に示すように、部材40 は内部壁43をもつ1対の長手方向に延びる凹状チャンネルであり、膜30は、 それがベース組立体21に備えた入口33から加圧下でチャンバ32に流入する 流体によって外方に膨張するとき、最初に内部壁に掛合する。
ベース22と部材40上に重なりかつそれらを密封状に包囲するのはこの実施例 では硬質プラスチックカバー44として示されるカバ一手段である。カバー44 はハウジング16の円筒に、円筒形部分18は本装置の連結手段を収容し、この 手段は本装置の注入部分と薬びんを作動連結するために第1の流量制御手段を含 む。カバー44はガス通気手段を含み、この手段はこの場合、カバ一部材44の 土壁内に形成された複数の開口46として備える。膨張可能の膜30がガス透過 性材料から構成された場合、開口46を含むガス通気手段はチャンバ32内に導 入された流体内に含まれたガスをガス透過性膜を通過させ、ガス通気手段を通し て大気中に流出させる。同様にガス透過性とする薬剤ラベル48は通気開口46 を覆う。カバー組立体44のもう1つの部分を構成するのは着脱自在のベルトク リップ50であり、これはカバ一部材44の上面に形成した直立した噛み合いほ ぞ54上に摺動可能に受入れられる。
ベース組立体21は着脱自在のカバ一部材58によって通常閉鎖された出口ボー ト56を含む。出口ボート56は導管57によって流体出口26と連通ずる。出 口ボート56はまた、その外端において開口62で終端する横に延びる通路60 と連通ずる(第2図)。開口62に受入れられるのは出口流量制御手段であり、 これはこの実施例では遮断・流体計量手段63として示される。前記手段63は 細長い弁ステム又は部材64をもつ標準構造の針弁を含み、前記部材64は通路 60内に緊密に受入れられる(第2.6図)。前記ステム64の一端に設けられ るのは制御ノブ66である。反対端に設けられるのは勾配付き部分66であり、 導管57と出口ポート56を通して本装置の外に流出する流体の流れを実質上阻 止するため又は制御下で絞るためにベース22に設けられた弁座69と協働する 。第6図に示すように、通路60はステム64上に形成された外ねじ山70を螺 合受入れするために内ねじ山を付される。この構造によって、制御のぶ66を回 転することによって、弁部材64は通路60の軸線方向に、通路57に対して制 御移動させられる弁の勾配付き部分68まで移動して、通路57を通る流体流を 制御するよう弁座69と掛合することができる。0リング67は通路60に対し てステム64をシールするために備える。
第8図にはコンテナ構造又は本発明装置の薬びん部分I4が示される。本発明の この実施例では、コンテナは薬びん76の内部チャンバ75に出入りする流体流 量を制御するための第2流量制御手段を含む。薬びん79上に緊密受入れされる のはプラスチックカバー又はオーバーパッケージ78であり、オーバーパッケー ジは薬びん連結手段を備え、ここでは1対の離間した円周方向に延びる安全イン ターロック80.82として示されており、その目的を以下説明する。円周方向 に延びるインク−ロック80.82の各々は径方向外方に延びる平面83を備え 、この平面は円筒形部分18の内部に備えた1対の離間した環状止め18a、1 8bの一方にロック掛合せしめられる(第2図参照)。環状止め18a、18b は新規な止め手段を含み、薬びんが導入されて噛み合った後には、前記止め手段 は円筒形部分18からの薬びんの脱出を防止するために薬びん組立体上に設けた 薬びんインターロック手段に掛合せしめられる。
本発明の第1実施例の第2流量制師手段はプランジャ86を備える。前記プラン ジャは薬びん76内に実質上密封状に受入れられる。薬びん76は第8.10図 に示す第1位置と第11図に示す第2位置間でプランジャ86に対してかつ第2 位置から第12図に示す第3位置に移動できる。プランジャ86は薬びん76の 内壁に実質上摺動掛合するスカート部分86aをもつほぼ円筒形状をなす。プラ ンジャ86はまた第1コネクタ手段を含み、又は相互掛合手段を含み、これはね じ山86bとして示され、本装置の連結手段と相互連結するために用いられる。
プランジャ内部に形成した中心通路86c内に配置されるのはプランジャ弁手段 であり、これは弁組立体8として提供される。
第14図に示すように、弁組立体88はディスク形部材92によって一端を閉鎖 された円筒形中心部分90を含む。流体通路94は部材92に最も近い中心部分 90の円筒形壁によって備える。この部材は好適には部分90を一体に形成され る。中IC部分90の反対端には環状部材96が備えられる。
第8.10図に示すように、プランジャ86は中心部分87を備え、この部分は 離間した径方向内方に延びる座部又は肩m100.102を含む。弁組立体88 が第8図に示す閉鎖位置にあるとき、部分92の周囲は実質上肩部100に対し て密封着座し、環状部分96は肩部102から離間する。他方、弁か第1O図に 示す開放位置にあるとき、部材92の周囲は肩部1゜OOから離間し、弁部材の 環状部分96は肩部102と掛合する。所望に応じて、ステム106が中心本体 部分の軸線方向に移動するにつれて、中心部分90はステム106を支持するよ う構成することができる。第I0図に示す開放位置に弁があると、流体は弁の中 心通路103から径方向に延びる通路94を通って第10図に示す矢印で示すよ うに薬びん内に流入することができる。
弁組立体88は閉鎖位置から開放位置に操作手段によって移動し、前記操作手段 はディスク状部材92と一体に形成されたプランジャステム部分106を含み、 第8.14[Nに示すように弁通路103の軸線方向に延びる。上述の如く、操 作手段は薬びん14に出入りする流体流量を制御するために、弁組立体88を含 む本発明の第1と第2の制御手段を作動させる働きをひ する。
操作手段の作動方法を説明する前に、容器14をハウジング7 の部分18と連 結するための前述の連結手段を説明する。第2、$ 3.8図に示すように、連 結手段は無菌の連結組立体110を! 含み、この連結組立体はこの場合ハウジ ング部分68を横切っ寸 て延びる剛性の連結支持体IIIによって円筒形ハウ ジング部が 分18の中心に支持される無菌の連結組立体110を含む。連[、 結紐立体110は第2コネクタ手段又は内ねじ山113をもつi 外部円筒形部 分112と、同軸整列した内部円筒形部分114を含む。内部部分114は円形 の端壁116によって外部部分112内の所定位置に剛性保持される(第8図) 。第2図に示5 すように、端壁116は連結支持体111に形成された凹所又 はソケット118内に緊密状に受入れられる。連結支持体111の一部をなす径 方向に延びるコネクタ素子120は内部流体通路122をもつ。この通路は支持 体lIIが第3.8図に示す手法で円筒形部分18内に置かれたとき、ベース2 2の入口によって画成される通路124と連通ずる。小直径の流体通路126は 勾配付き壁部分128を画成する弁座で通路124に接続する(第8図)。
第9図を見れば、136で示す連結弁手段は本発明の連結手段の一部を成すか、 この連結弁手段は通路124内で往復移動でき、後述する方法で通路126を通 る流体流量を制御する働きをする。第8.9図に示すように、連結弁手段136 は本体部分138と連結ステム部分140をもつ弁素子137を含む。
部分138の接続部には勾配付き壁142があり、この勾配付き壁は、弁が第8 図に示す閉鎖形状にあるとき、勾配付き壁部分128によって画成される弁座に 実質上摺動掛合させられる。
本発明装置が貯蔵モードにあるとき、連結組立体110の開放端は着脱自在の密 封キャップ130によって閉鎖され、前記キャップは無菌カップリングからキャ ップを除去するのに使用するためプルタブ132を備える(第2図)。
本発明装置の作用を説明すれば、薬びん閉鎖キャップ146(第2図)が先ず、 薬びん14から除かれる。こうして、無菌の閉鎖素子110の通路を閉鎖する閉 鎖キャップ130が除去され、薬びん14の開放端が円筒形部分18の開放端1 48を通して挿入される(第8図)。薬びん14か開放端148内に受入れられ るとき、オーバーパッケージ上のロック部材80か円筒形部分18上の止め部材 18aを滑り通過し、ねじ山86bか連結部材112に備えたねし山113に噛 み合うよう移動する。薬びんが時計回りに回転すると、プランジャが第10図に 示す仕方で連結部材112と連結する。前記部品が連結するにつれて、コンテナ 弁のステム106か弁手段136のステム140に掛合し、同時に第1流量制劉 手段の弁部材】37と第2流量制御手段の弁部材92の両者を第10図に示す開 放位置に軸線方向に移動させる。流量制御手段の弁がこの位置にあるとき、膨張 可能の膜30かチャンバ32内に収容された流体を圧力下で弁座128を通して 連結手段の流体通路126内に、次いでコンテナ弁手段の通路103内に流入さ せる。この圧力流体は次にコンテナ弁の径方向に延びる通路94を通って流れて 、第1(lの矢印で示すようにして容器76の内部に急速に流入する。薬びんに 入るこの加圧流体の突進は混合又は再構成プロセスを開始させる。
第11図に示すように、薬びんに流入する流体は図示の仕方で薬びん内に蓄えら れた薬剤Mと混合して、チャンバ、32内に蓄えられた液体と薬びん内に収容さ れた薬剤Mとの混合物を含む流動性物質を形成する。加圧流体が薬びん内に突進 するにつれて、薬びんは外方に移動して第11図に示す位置に移動し、そこでプ ラスチックのオーバーパッケージ上に備えた薬びんロック手段又はロック部材8 0の表面83が円筒形ハウジング部分18の内部に備えた第1止め手段又は部材 18aに掛合することに注目することは重要である。この位置で、プランジャ8 6は第8図に示す如き薬びん76内の中間位置から第11図に示す外方位置に移 動しており、そこでプランジャ86かガラス容器76の開放口の最近位置に置か れることに注目すべきである。たとえあるにしても、薬びん76内に含まれた空 気は乱流混合プロセスを助ける。
もしあるにしても、再構成された混合物、コンテナ14内に蓄えられた薬剤M及 び残留空気は次いで、第12図の矢印150の方向に薬びんに内向き圧力を加え ることによって注入装置貯槽内に送り戻される。薬びん14が円筒形部分18内 に再挿入されるにつれて、薬びん内に収容された再構成された混合物は薬びん弁 の径方向通路94を通して弁の通路103に送られ、通路126内に入り、弁座 128を通過し、連結手段の通路工24に入る。次いで、流体は通路122.2 8を経てチャンバ32に流入する(第5図)。もしあるにしても、随伴空気は浸 透移送プロセスによってガス浸透性エラストマー膜30を通して大気中にガス抜 きされる。第13図に示すように、連結手段の内部円筒形部材114の内壁は複 数の円周方向に離間した流体通路152を備え、本装置の薬剤注入部分内に備え た膜32に行き来する流体の流れを容易になす。
第12図から明らかな如く、薬びん14に及ぼされる連続内向き圧力はオーバー パッケージ78上に備えたロック部材80を滑り通過させて、円筒形チャンバ1 8の内部に備えた第2止め部材18bにロック可能に掛合させる。同様にロック 部材82は円筒形部分18の第1止め部材18aを滑り通過させて、ロック部材 18aに対してロックする。本装置部分が第12図に示す形状をなす場合、薬び ん14は所定位置にハウジング16の円筒形チャンバ18と除去不能にロックさ れる。
円筒形部分18内への薬びんの抜差自在の移動に因って、薬びん】4内に入れら れた第1と第2の成分の再構成された混合物の流れは部分膨張した膜30を第5 図に示す膨張形状に圧迫する。一旦膨張すると、膜30はチャンバ32内に収容 された現在完全に混合した流体に圧力を及ぼし、キャップ58を除去して針弁6 4を開いたとき、組合せ混合された複数の流体成分を含む新たに再構成された薬 剤と希釈剤が制御速度で第1図に点線で示しかつ数字154で示される導管に連 結された注入針の如き適当な連結手段を通して患者に注入される。前述の如く、 本発明装置から患者に入れる液体の注入速度は針弁64の操作によって精密に制 御できる。
本装置の構成に使用される数個の最新技術の材料が本発明装置の優れた性能に貢 献する。これらの材料は本装置の信頼性、精度、生産性に著しく貢献する。図示 した本発明の他の実施例につき説明する前に、当然の順次として、本発明装置を 構成するのに使用する材料を概説する。
ベース22とカバー44に関しては、金属、ゴム又はプラスチックス等を含む広 範囲の材料を使用できる。これらの材料は接触する液体の影響を受けない。かか る材料の例にはステンレス鋼、アルミニウム、ラテックスゴム、ブチルゴム、ニ トリルゴム、ポリイソプレン(polyisiprene) 、スチレンブタジ ェン共重合体、シリコーン(silicones ) 、ポリプロピレンの如き ポリオレフィン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリウレタン、ポリアミド及び ポリカーボネイト等かある。
次に弾性膨張性膜30につき考察すれば、この重要な成分はゴム、プラスチック 及び他の熱可塑性エラストマーを含む数種の代替材料から作ることができる。こ れらにはラテックスゴム、ポリイソプレン(天然ゴム)、ブチルゴム、ニトリル ゴム、ポリウレタン、エチレン−ブタヂエン−スチレン共重合体、シリコーン変 性ポリウレタン、フルオロカーボンエラストマー、フルオロシリコーン、フルオ ルアルコキシフォスフアゼン重合体、及び共重合体(ランダム、交互、ブロック 、グラフト、交差結合、スターブロック)を含む他の重合体多成分系、機械的ポ リブレンド及び相互浸透ポリマーネットワークが含まれる。
この用途に特に適することが分かった材料例には、シリコーン重合体(ポリシロ キサン)及び適切な充填材を添加して高分子重量ポリマーから作った高性能シリ コーンエラストマーか含まれる。これらの材料は薄いフィルム膜に流し込み成形 することかでき、高い浸透性(これは蒸気とガスの最大移送を可能ならしめる) 、高い結合・引き裂き強度、優れた低温可撓性、耐放射線性をもつ。更に、シリ コーンエラストマーは広範囲の温度(−80°乃至2006C)にわたってそれ らの性質を保持し、高温で安定であり、2,0001b、/in”までの引張り 強度、600%までの伸びをもつ。
更に、シリコーン(ポリオルガノシロキサン)はすべての市販ポリマーの最低P −P相互作用をもつ熱的に安定な疏水性有機金属ポリマーである。バックボーン の可撓性に結び付いたこの事実は低Tg(−806C)と、高MW(ポリジメチ ルシロキサン)の無定形のゴム状構造をもたらす。シリコーンゴム膜はガスに対 して他のポリマーの膜よりもかなり大きな浸透性をもつ。使用される薬液と、膜 の所望の多量移送特性(透過性と選択性)を決定する貯蔵モードの充填に依存し て、他の選択材料はポリウレターボリシロキサン共重合体、ブレンド及びIPN を含む。例として、ポリジメチルシロキサン(PDMS)とPUの10%−20 %重量を含むポリウレタン(PU)多成分IPNはPDMS自身のそれより大き な初期モジュラスを示す。
相互浸透ポリマーネットワーク(I PMS)は実質上共有結合を含まないか、 又はそれらの間にグラフトを含む交差結合ポリマーのユニークなブレンドである 。また真のI PMSは成分ポリマーの均質混合物である。追加の候補材料の他 の例はポリウレタン−ポリシロキサンCIPM>と二層積層されたポリバラキシ レン又はポリジメチルシロキサン(FDMS)とポリバラキシレンの交互の二層 積層物である。この種の同時押し出し積層物は蒸気及び0□、N2、CO□の拡 散及びそれらの特別の選択性要件について並びに適切に重ねられたときのガス移 動方向について所望のガス浸透性に応じて選択することができる。
更に、5乃至20オングストローム厚さ程度の種々の材料の界面層は、膜浸透速 度に実質上影響することなしにバイオ適合性の界面を形成するべく膜上に備える ことができる。
構造フィルタ40に関しては、多くの種類の多孔質プラスチック材料を使用でき る。成る実施例では、この成分は数種のポリマーグループの内の1つから作るこ とができる。この成分のプラスチック構造は典型的には、開放セル型の全方向細 孔の入り組んだネットワークを含む。細孔は0.8ミクロン乃至2゜000ミク ロンの平均寸法に作ることかでき、ガス抜き作用と構造強度のユニークな組合せ を多孔質プラスチックに与える。
更に、材料は強く、軽量であり、高度の化学的耐性を持ち、本装置の特別の形状 をもつことに因って可撓性をもつことができる。硬度は軟質の範囲から弾性又は 剛性にまでわたることかてき、所望の特定のマイクロ直径範囲をもつことに因っ て下記のポリマーを使用することかできる:ポリプロピレン(P P)、超高分 子量のポリエチレン(UHMW PE) 、高密度ポリエチレン(HDPE)、 ポリビニリデンフルオライド(PVDF)、エチレン−ビニルアセチイト(EV A) 、スチレンアクリロニトリル(SAN) 、ポリテトラフルオロエチレン (PTFF)。
非浸透性のガスバリヤ−として働くようにカバー40とベース22を作るのに使 用する他の材料は“Ba r ex”の名称、型式の下でオハイオ州クリーブラ ンドのP−Bケミカルズ・インターナショナルから販売されている材料がある。
この材料は透明なゴム変性アクリロニトリル共重合体であり、これは優れたガス バリヤ−性、化学的耐性及び押し出しく熟成形)及び射出成形性をもつために、 包装業界で広い用途をもつ。この又は類似のバリヤー材料を用いる構造物は単層 で又は同時押し出しくポリエチレン、ポリスチレン、その他の変性スチレンの如 き他の材料と共に)で製造することができる。種々の材料の組合せは熱成形部品 の所望の物理的性質を高めるために使用される。
ここで第15.16図を参照すれば、本発明の第2の実施例か示されている。こ の実施例では、ハウジングの第1と第2の部分及び本装置の注入装置部分は構造 、作用か上述の第1実施例のものと同じてあり、従って同様の数字を同様の成分 を示すために使用している。しかし、第15.16図において200で示すコン テナ組立体は幾分具なっている。
コンテナ組立体200は薬剤Mを収容するチャンバ204をもつガラスびん20 2を含む。プラスチックカバー又はオーバーパッケージ206はガラスびん20 2上に緊密に受入れられ、第」と第2のロック部材208.210を含む。前記 ロック部材は前述のロック部材80.82と同じである。びん202内に収容さ れるのはチャンバ204に出入りする流体流を制御するための本発明の第2流量 制御手段である。この場合、第2流量制御手段はびん202内に実質上密封状に 受入れられる。プランジャ212は形状が円筒形で、プランジャ86とほぼ同じ 構造をもち、形状が円筒形で、スカート部分214をもち、前記スカート部分は びん202の内壁に実質上密封掛合させられる。プランジャ212はこの場合連 結部材112上に備えたねじ山113と連結するためのねじ山216として示さ れる同様のコネクタ手段を含む。
しかし本発明の第2実施例では、プランジャ212は内部通路218をもち、前 記内部通路は通常は、横に延びる脆い又は穴開は可能のダイアフラム220によ って封鎖される。ここでは弁組立体222として備えた第1弁手段は通路218 内に配置され、ダイアフラム220と協働して通路218を通る流体流を制御す る。プランジャ212は内向きに延びるフランジ224を含み、このフランジに 対して弁組立体222上に備えたフランジ226か通常着座する(第15図)。
弁組立体222はステム228を含み、このステムはこの実施例では、連結弁と プランジャ弁を作動させるための作動手段の一部を含む。流体通路230は前記 ステム228を包囲する。ステム228は尖頭232で終端するプランジャ本体 を一体形成される。第15図に示す如く、弁組立体222か第15図に示す通常 位置にあるとき、尖頭232はダイアフラム220と掛合する。
本発明の第2実施例装置の作動を説明すれば、プランジャ214か第16図に示 すようにして連結部材112に螺着されるとき、弁組立体222は連結弁136 のステム140によって右側に移動し、ダイアフラム222か破られる。同時に 、弁136は開放位置に軸線方向に移動して本装置の送出部分の貯槽内にある流 体を通路230を通してびん202のチャンバ2゜4内に流入させ、薬剤Mと混 合させる。本装置の送出部分の貯槽から流出する圧力流体は容器組立体を外方に 第16図に示す位置へ押し、ロック部材208をハウジング16の第1部分18 に備えた止め部材18aに掛合させる。この再構成プロセスの後、再構成された 流体は容器組立体を第16図に示すよう左方に押すことによって前述の仕方で本 装置の送出部分の貯槽に圧入され、そして第12図に示しかつ前述したものと同 様にロック位置に移される。
第17乃至22図は本発明の他の実施例を示す。この実施例の注入装置の構造、 作用は本発明の最初の2つの実施例と実質上同じであり、従って同様の部品は同 じ数字で示している。しかし、本装置の連結部分は300で示す薬びん組立体の 構造と同様に、僅かに異なっている。
本発明のこの第3実施例はほぼ平面のベース22をもつベース組立体21を含む 。ベース22は流体人口24と流体出口26(図示せず)をもち、これらは多脚 付き流体通路28を経て連通ずる。前述と同様に、流体通路28は流体人口24 と連通ずる第1の横に延びる脚部28aと、第2の離間した横に延びる脚部28 b(図示せず)と、1対の長手方向に延びる脚部又は導管28cを含み、前記導 管は脚部28aと28bを連結する。横に延びる脚部28bは第2図に示す仕方 で流体出口26と連通ずる。
本発明のこの実施例の装置は弾性材料で作った膨張可能の膜30を含む。膜30 は前述の如くしてベース22上に取付けられ、それと協働して1つ又はそれ以上 の希釈剤貯槽又はチャンバ32を画成する。膜30はベース22に備えた密封可 能の人口ボート33を通ってチャンバ32に圧力導入される流体によって膨張す る(第18図)。前述の実施例と同様に、膜3oの弾性は、膜がその膨張後に、 元の小さく膨張した形状に戻る傾向を有する如きものとする。この性質によって 、流体は本発明の流量制御手段か開放したとき流体出口ボートを通して本装置外 に流出する。
室32内に充填空間を生ずる手段を、膨張できる膜3oと、ベース22の上平面 22aとの間に配置する。ここでも、互いに離間し外方に突出する1対の突起3 4の形状でこの手段を設ける。各突起34に、縦方向に延びる第1通路、即ち第 1導管36を設ける。第4及び第5図に示すように装置を組み立てた時、通路3 6は離間する流体導管28cの直接上に重なり、ここに突起34として示した膜 掛合手段は内部に充填空間を画成する流体室32内に上方に突出する。送出口5 6を通じて、室32内に含まれる流体をこの装置の外方に効果的に強制的に排出 する膨張可能な膜30の作用は、上述した通りである。送出流量制御手段、即ち 遮断流体計量手段63の構造と作動も上述した通りである。
膨張可能な膜30の上に、多孔質のプラスチック材料製の透過性の構造フィルタ 部材40(第17図に図示せず)を設け、特性について既に述べたカバー44に よってこのフィルタ部材40を覆う。
第17図に符号302て示したハウジングの第1部分は第1ハウジング部分I8 に比較し構造か僅かに相違する。第2図に示すように止め部材18a、18bを 設けるのでなく、第1ハウジング部分302にめねじ304を設ける。その目的 について説明する。部分302には、ここに弾性ラチェツト歯306として示し た容器ロック手段を設け、薬びん容器組立体に設けた相手ラチェツト歯308に 相互に接触させ、相互にインターロックさせる。
本発明の第3の形状の連結手段は、既に説明した実施例の連結手段にほぼ類似し ており、無菌連結組立体110を具え、ハウジング部分302の横方向に延在す る剛強連結支持体111によって円節ハウジング部分302の中心にこの無菌連 結組立体110を支持する。無菌連結組立体110は、めねじ113(第19図 参照)を有する外側円筒部112と、同軸に配置した内側円筒部114とを具え る。以前に説明したように、円形端壁116(第19図参照)によって外側円筒 部112内の所定位置に内側円筒部114を剛固に保持する。また第19図に明 示するように、連結支持体111に形成した凹所、即ちソケット118内に端壁 116を密接収容する。連結支持体111の一部を形成し、半径方向に延びるコ ネクタ素子120を設け、第17図及び第18図に示すように、連結支持体11 1を内湾ハウジング部分302内に位置させた時、ベース22の導入口24に連 通ずるようにした内部流体通路122をコネクタ素子120に設ける。
第19図において、内側円筒部114の内壁によって画成した通路124に流体 通路122を連通させる。テーバ壁部128を画成する弁座において、小径の流 体通路126が通路124に結合する。特性について既に説明した符号136で 示した弁手段を通路124内で往復動できるようにし、ここに説明するように通 路126を通る流体の流れを制御するように作用させる。第8図及び第9図に示 すように、弁手段136には、弁本体138と、弁ステム140とを有する弁素 子137を設ける。弁本体138と、弁ステム140との接合部にテーパ壁14 2を設け、第19図に示す弁閉止位置において、テーパ壁部128によって画成 した弁座に、テーパ壁142をほぼシールする状態に掛合させる。本発明装置が 保管状態にある時、第1図に示す特性の取り外せるシールキャップ130によっ て連結112の開放端を閉じるのがよい。
第17図から第21図までの本発明の形状では、容器組立体300に第2流量制 御手段を設け、薬剤Mを収容するガラスびん310(第19図参照)の内部室3 09に流入、流出する流体の流れを制卸する。本発明のこの形状の第2流量制陣 手段はその構造、作用とも上述のものに類似し、プランジャ86をびんSlO内 にほぼシールするように収容する。プランジャ86にねじ86bとして示すコネ クタ手段を設け、装置の連結手段に対しプランジャ86を相互に連結する。前に 説明したように、プランジャ86内に形成した通路86cを通じて流れる流体の 流れを、弁組立体88によって制御し、特性について既に説明した作動手段によ って弁組立体88を作動させる。しがし、第191J及び第20図に示すように 、円周方向に延びる環状溝型部89.9】をプランジャ86に設け、部材9oの 部分92.96にほぼシールするよう掛合させる。
ガラスびん310を包囲する多数部分カバー、即ちオーバパッケイジ312内に ガラスびん310を収容し、前に明らかにした円周方向に並ぶラチェツト歯30 8をガラスびん310に設ける。カバー312の開放端付近に、おねじ314を 設け、装置ハウジングの円筒部302の内側に設けためねじ304におねじ31 4を螺合できるようにする。オーバパッケイジ312の前部312fに一体に形 成した引き裂いて除去できる蓋キャップ311によって、ガラスびん310(第 18図参照)を閉じる。
本発明のこの第3形状の装置を作動させるに当たり、まず薬びん容器組立体30 0からびん蓋キャップ311を除去する。
このようにすれば、無菌蓋素子110の通路を閉じている部材130も除去され 、薬びん組立体300の開放端は円筒部302の開放端148内に挿入される( 第19図参照)。薬びん14か開放端148に収容される際、円筒部302の内 側に設けた第1めねじ304aに向け、おねじ314は動く(第19図参照)。
同時に、連結部材112に設けためねじ113に掛合するようおねじ86bは動 く。薬びんを時計方向に回転することによって、第20図に示すように、おねじ 314を第1めねじ304aに螺合し、プランジャ86のおねじ86bを連結部 材112のめねじ113に螺合する。オーバパッケイジ312に設けた歯308 もラチェツト歯306に近い位置に動く。このプランジャは部材112に結合し ているから、容器の弁のステム106は弁手段136のステム140に掛合し、 第1流量制御手段の弁部材137と、第2流量#陣手段の弁部材92とを第20 図に示す開放位置に同時に動かす。これ等流量制御手段の弁部材が開放位置にあ る時、膨張可能な膜30の作用により、室32内に収容する流体は圧力を受けて 弁座128を経て連結組立体の流体通路126内に流入し、次に容器の弁手段の 通路103に流入する。次に、第20図に矢印で示すように、この加圧された流 体は容器の弁の半径方向に延びる通路94を通じて迅速にガラス容器76の内部 309に流れる。加圧される流体の薬びん内へのこの流れによって混合プロセス 、即ち組成再編成プロセスか開始される。
第20図に矢印で示すように、薬びん内に流入する流体は図示のようにびん内に 含まれる薬剤Mに十分に混合し、室32内に貯蔵されていた希釈剤と、薬びん内 に貯蔵されていた薬剤Mとの混合物から成る薬剤活性流動物質を形成する。
薬剤Mが希釈剤と混合した後、この薬びん組立体を時計方向にもう一度回転する 。この回転中、薬びん上のおねじ314は、円筒部302内に設けた円周方向に 延びる空間316を通じて動く。第20図に示すように、空間316はだぼ空間 として機能し、第1ねじ304aと、ねじ304との間に位置する。この薬びん 組立体を連続して時計方向に回転することによって、ねじ314をねじ304に 螺着させ、薬びん組立体を第20図に示す位置から第21図に示す着座位置に動 かす。オーバパッケイジ上のラチェツト歯308もハウジング部分302内に設 けた弾性ラチェツト歯308に噛合する。第22図に明示するように、弾性ラチ ェツト歯306を屈撓変形するよう構成し、薬びん組立体が第22図で見て時計 方向に自由に回転できるか、反時計方向には回転できないようにする。このよう に構成することによって、薬びん組立体を円筒形のハウジング部分302に整合 させても、容易に除去することかできる。
薬びん組立体を第21図に示す位置に動かすことによって、通路94.103. 126.124.122.28を通じて、組成を再編成した混合物を注入室に移 送し、室30内に導入し、さらに希釈剤と混合し、上述したように後で患者に投 与する。
オーバパッケージ312の周縁面を覆い前部312fと後部312rとを結合す るラベルに、数字、色彩コード等の表示を設け、円筒ハウジング302に対する びん組立体の相互の連結、組成再編成機能、移送設置機能を表示する。このよう な表示はこの装置の操作に熟練していない人を訓練する場合に有効である。
第23図から第33図までに、本発明の他の実施例を示す。
この第4の形状は、上記のものに比較し、全体の外観が著しく相違しているが、 本発明の第3の形状の容器組立体3・00に比較し構造、作用が類似した薬びん 、即ち容器を有する。従って、同一部分には同一符号を使用する。この実施例の 連結手段の連結部材も第17図から第22図までのものとほぼ同一である。
しかし、連結手段を収容する装置ハウジングの円筒形の第1部分400は、装置 の注入部を収容する第2ハウジング部分と同様、僅かに相違している。本発明の この第4の形状の装置は上記の実施例の装置より一般に大きく、一層多くの薬剤 を分配するよう設計されている。
特に第23.24、及び25図において、第2部分、即ち注入部402はベース 組立体404を具え、このベース組立体404は前面408、後面410を有す る湾曲ベース部材406を具える。湾曲ベース部材406の中心部407には、 多数の交差する流体流通マイクロチャンネル412を設け、離間した部分413 .416(第29図参照)を有する縦方向に延びる中心捕集流体通路414にマ イクロチャンネル412を連通させる。これ等の通路、チャンネル、及び部分の 機能についてここに説明する。ベース部材406の側部418に離間する孔42 0を形成し、操作中、装置を把持できるようにするか、又はこの装置を患者の身 体に結び付けるひもを通すことができるようにする。
薄く、一般に平坦で膨張可能な弾性膜、即ち部材430を熱的に接合し、ベース 部材406の中心部407に協働させて室432を形成する(第27図参照)。
この室432内に加圧して流体を導入することによって、部材430を第27図 に示すように平面の外に膨張させる。流体圧力によってこの膨張可能な部材43 0は膨張しているから、この部材を最初の変形の少ない状態に戻そうとする応力 がこの部材内に発生する。
本発明装置のこの実施例の重要な要旨は、室432から、ベース部材406に形 成した流体通路内に流入する流体を濾過するため、室432の内側にフィルタ手 段を配置することである。
このフィルタ手段は、2面に挟まれた泡トラツプとしても機能する。ここに示す 実施例では、このフィルタ手段を、薄い微小多孔被膜の成層体、又は複合膜43 4にし、第27図に示すようにベース406の前面408上に嵌着する。この前 面408はこの膜434のための支持体になる。セルローズアセテート、ポリテ トラフルオロエチレン、ポリプロピレン、ポリビニリデンフルオライド、及びポ リウレタンとポリエチレンとの複合体を含む材料であって当業者にはよく知られ た広範囲の種々のフィルタ材料で、膜434を造ることができる。
膨張可能な膜430上に重ねて、多孔性のプラスチック製で、透過性である構造 フィルタ部材436を設ける。第27図に明示するように、フィルタ部材436 には、中心に配置した縦方向に延びる凹形チャンネル438を設け、室432内 に加圧して流体を流入させることにより、膜430が最大限に外側に膨張した時 、この膜430が凹形チャンネル438の内壁440に掛合する。部材40に関 連して前に述べた材料と同一の材料で部材436を構成することができる。
硬質プラスチックカバー442として示したカバ一手段をフィルタ部材436上 に延在してフィルタ部材436をシールするよう包囲する。カバー442には、 ガス排出手段を設けるが、ここてはカバー〇上壁内に形成した孔444としてガ ス排出手段を設ける。膨張可能な部材430を高透過性の材料で構成した時、孔 444を有するガス排出手段により、室432に導入された流体内に含まれるガ スを、ガス透過性膜と、フィルタ436とを通じて流し、更にガス排出手段を通 じて大気に排出する。除去できる部分を有する薬剤ラベル446によって通気孔 46を覆う。成る用途では、前に説明した特性の同様の材料でカバーとベースと を構成する。
ベース組立体にも送出口、又は送給口448を設け、取り外し可能なカバ一部材 450によって平素閉じる。導管452(第28図参照)を通じて、送出口44 8を流体通路414と送出口417に連通させる。横方向に延び、開口456( 第28図参照)で外端が終わる通路454をベース406に形成し、送出口44 8と通路452とを通路454に連通させる。開口456(第23図参照)に収 容できるよう送出流量制御手段を設ける。ここでは、第2図及び第6図に符号6 3で示し、その特性を説明した遮断流体計量手段を送出流量制御手段とする。
上述したように、ニードルバルブ手段63は、通路414と送出口448とを通 じて装置の外に流出する流体の流れを実質的に止め、又は制御して制限するよう 機能する。第28図に示すように、通路454にはめねじを形成し、ステム46 0に形成したおねじ458を螺着する。このように構成することによって、ステ ム460に取り付けた制御ノブ462を回転することにより、弁部材を通路45 4の軸線方向に動かし、ステム460の内端付近に設けたテーパ部464を通路 454に対し制御して移動させ、ベース406に設けた弁座464(第28図参 照)に掛合させることができる。○リング463を設け、通路454に対しステ ム460をシールする。ニードルバルブの代わりに、又はニードルバルブと共に 、通路452を内部構造隔壁465によって最初にシールできるようにする。こ の内部構造隔壁465はTV式薬剤投与挿通スパイクによって穿孔することがで きる。隔壁構造の容器開口のこの形式は当業者にはよ(知られている。
第23図及び第29図において、容器組立体300の構造は第17@から第22 図までの容器の構造に類似する。従って、容器組立体は繰り返して詳細に説明し ないが、この容器組立体は円筒形ハウジング部400内に収容でき、上述したよ うにプランジャ86を最初連結部材112に螺合させる(第32図及び第33図 参照)。本発明のこの最後の形状では、コネクタフランジ470(第23図参照 )によって、円筒部400をベース部材406の後面、又は凹面410に一体に 連結する。また部分400に横方向に延びるベース壁471を設け、第30図に 示すように、ベース壁471のソケット473によって連結部材112を支持す る。ベース壁471に通路477を設け、連結部材114の通路124にこの通 路477を連通させるとともに、開口415を通じてベース402の通路414 にも通路477を連通させる。同様に、送出通路ハウジング472と、ニードル バルブハウジング474とを後面410から角度をなして外方に突出させる(8 26図及び第28図参照)。ベース部材406の前面408に直立取付はボス4 75を設けて開口415を包囲するとともに、この取付はボス475にフィルタ 434を接合する。フィルタ434に孔434aを設け、その周縁一杯にボス4 75を収容し、開口415を通じて通路414と、室432との間に、流体が自 由に流れ得るようにする(第25図参照)。
本発明のこの第4の形状の装置を操作させるに当たり、装置をその一方の側部で 保持し、びん閉じキャップと、無菌連結素子110の通路を閉じているキャップ とを取り外し、薬びん組立体300の開放端を円筒部400の開放端401内に 挿入する(第23図)。第29図、及び第30図に示すように、薬びん310を 開放端401内に収容する際、ねじ314は、円筒部400内に設けた第1めね じ403aに向は移動する。同時に、ねじ86bは連結部材112に設けたねじ 113に向は移動して螺合する。薬びんを時計方向に回転することにより、ねじ 3】4を第1めねじ403aに螺合させ、第30図に示すよ3に螺合させる。オ ーバパッケイジ312に設けた歯308も、円筒ハウジング部分400に設けた ラチェツト歯405の付近の位置に移動する。このプランジャが部材112に結 合する際、容器弁のステム106は、弁手段136のスレム140に掛合し、連 結流量制御手段の弁部材137と、容器流量#御手段の弁部材92との両方を第 30図及び第33図に示す開放位置に同時に動かす。この開放位置に流量制御手 段の両方の弁がある場合、膨張可能な膜430によって、室432内に含まれる 流体を加圧し、開口415(第25図及び第30図参照)を通じて通路477と 通路124とにこの流体を送り、更に弁座128を通り連結手段の流体通路12 Bに送り、次に容器弁手段の通路103に送る。次に、この加圧した流体は容器 弁の半径方向に延びる通路94を通り、第30図に矢印で示すようにガラス容器 310の内部309内に迅速に入る。薬びんに入る加圧した流体のこの流れは、 混合プロセス、即ち組成再編成プロセスを開始する。
第30図に矢印で示すように、薬びんに流入する流体は、図示のようにびん内に 含まれていた薬剤Mに十分に混合し、室432に貯蔵されていた希釈剤と、薬び ん内に貯蔵されていた薬薬剤Mを希釈剤に混合した後、第31図に示すように薬 びん組立体を再び時計方向に回転する。この回転中、円筒部400内に設けた円 周方向に延びる空間479を通って薬びんは動く。
前に述べたように、空間479はだぼ空間として機能し、第1ねじ403aと、 ねじ403との間に位置する。だぼ空間によって一時的な抵抗時間を生じ、これ によりこのシステムに埋戻しと、薬剤の組成再編成との時間を提供する。薬びん 組立体を引き続いて時計方向に回転することにより、ねじ314をねじ403に 螺合させ、薬びん組立体を第30図に示す位置から第31図に示す位置に移動さ せる。オーバパッケイジ上のラチェツト歯308もハウジング部分400内に設 けた弾性ラチェツト歯405に噛合し、ハウジング部分400内の所定位置に薬 びんを実質的にロックする。
薬びん組立体を第31図に示す最終位置に向は引き続いて動かすことによって、 組成再編成された混合物は通路94.103.126.124.477.414 と開口415とを経て注入装置の室432内にほぼ戻して移送される。フィルタ 434と多数の流体捕集通路412とを通じてこの組成再編成された活性薬剤を 患者に制御された状態で投与するとともに、開口417を通じて通路414内に 流入させ、通路452と送出口448とを通じて装置の外に流出させる。前に説 明したように、送出口448を通じて流れる流体の流量をニードルバルブ手段6 3によって#制御する。
再び説明するが、オーバパッケイジ3120周縁表面を覆うラベルを設け、円筒 ハウジング400に対するびん組立体の相互の連結、組成再編成機能、及び移送 機能を表示する数字、色彩コード等の表示をこのラベルに設けるのがよい。
第34図及び第38図に、本発明の最後の実施例を示す。この最後の実施例は、 第23図から第33図までの実施例に多(の点で類似しており、同一部分を同一 符号にて示す。また特に、連結部材112,114と共に、この装置の注入容器 部は、上述した連結弁手段136と、作動手段とに類似する。しかし、ベース4 06の後面110に取り付ける円筒ハウジング部分500は、薬びん組立体50 2に比較し構造が僅かに相違する。
これ等の相違する素子の構造、及びその操作方法について以下詳細に説明する。
まず、第34囚及び第35図において、ベース組立体は第25図に示すものと殆 ど類似しており、湾曲ベース部材406に多数の流通マイクロチャンネル412 を設け、離間した部分413.416を有する中心通路414にマイクロチャン ネル412を連通させる。側部418に孔420を設けることも上述した通りで ある。また、この装置に、上述したように機能する膨張可能な弾性膜430と、 フィルタ手段434とを設ける。
第36図において、本発明のこの形状の薬びん、即ち容器組立体502は、薬剤 Mを収容するびん510の内側室509に対し流入流出する流体を制御するため の第2流量制御手段を有する。この第2流量制御手段は、その構造と作動とが上 述のものと同様であり、びん内にほぼシールするよう収容される下部ジュロメー タプランジャ86を有する。プランジャ86は、装置の連結手段に相互に連結す るためのねじ86bのような連結手段を有する。上述したように、弁組立体88 は、プランジャ86内に形成した流通路に流れる流体を制御する。上述した特性 の作動手段によってこの弁組立体88を作動させる。
びん510を包囲するカバーであって多数の部分から成るカバー、即ちオーバパ ッケイジ部材512内にびん510を収容する。システムインターロック止め5 11を有するカラー512a内に、オーバパッケイジ部材512を抜き差し自在 に収容する。カラー512aの下端付近に、おねじ514を設け、装置ハウジン グの円筒部502内に設けためねじ504に螺合させる。符号509(第36図 参照)で示すような一体の引き裂いて除去できる蓋によってびん510を閉じる 。また円周方向に離間した指片グリップ507をカラー512aに設ける。この 目的についてここに説明する。カバー組立体を円筒部502にロックするための ロック手段をオーバパッケイジ部材512に設ける。ここでは、部材512の下 端付近に位置する環状部材515の形に、このロック手段を設ける。
第37図において、止め511を収容できるようにした大径口部517を本発明 のこの最後の形状のハウジングの円筒部502に設け、止め511が掛合する半 径方向に延びる環状面519をこの大径口部517によって画成する。ここに説 明するように、表面519から縦方向に離間し、円周方向に延在し、内方に突出 する環状止め部材521を設け、このサイクルの終りに、オーバパッケイジ部材 512に設けた環状部材515をロックするよう環状止め部材521が環状部材 515に掛合できるようにする。
本発明のこの最後の形状の装置を操作するに当たり、まずびん蓋509をびん組 立体300から除去する。このようにすれば、薬びん組立体502の開放端は円 筒部502(第37図参照)の無菌口517に挿入される。制御のための指片グ リップ507を使用することによって、円筒部502に設けためねじ504にね じ514を螺合させる。次に、びん組立体502を前方に押圧し、連結部材11 2に設けたねじ113付近まで、プランジャ86上のねじ86bを動かす。グリ ップ507を使用して薬びんを時計方向に更に回転することによって、第37図 に示すように、プランジャ86上のねじ86bを連結部材112上のねじ113 に螺合させる。プランジャか部材112に結合する際、容器弁のステム106は 弁手段136のステム140に掛合し、第1流量制御手段の弁素子137と、第 2流量制理手段の弁部材92との両方を同時に第37図に示す開放位置に動かす 。両方の弁がこの開放位置にある時、膨張可能な弾性膜30によって、開口41 5を通じて室432内に含まれる流体を連結手段の通路126内に加圧して流し 、更に容器弁手段の通路103内に流す。次に、この加圧した流体は容器弁の半 径方向に延びる通路94に流れ〜第37図に矢印で示すように、容器510の内 部に迅速に流入する。薬びん内への加圧流体のこの流入によって、混合プロセス 、即ち組成再編成プロセスか開始され、容器組立体を外方に(第37図で見て上 方)に動かす。
薬びん組立体を矢印523の方向に内方に動かし、更に第38図に示す全てが前 方にあるロック位置に動かすことによって、通路94.103.126.124 .477.414を通じ、更に開口415を通じて、組成再編成の混合物をリザ ーバ注入装置にほぼ移送し、後に、フィルタ434と、通路412とを通じて、 更に容器送出口448を通じて、上述したように患者にこの混合物を投与する。
上述した本発明の全ての形状において、容器弁のプランジャをゴム、又はシリコ ン材料で構成するのがよい。プランジャ内で往復動する弁部材は、ジュロメータ 硬度が高いゴム、又はシリコンで構成するか、ガラス、又はポリプロピレン、ポ リカーボネート、ポリスチレン、ABS、PTFE、若しくは高密度テフロン、 又はナイロンのようなプラスチック材料で構成するのがよい。同様に、弁部材1 37をシリコンラバー、ゴム、可撓性PvC、ポリウレタン、PTFE、又はフ ルオロジルコンエラストーマで構成するのがよい。
特許を得るための要件に従って本発明の詳細な説明したが、当業者であれば、特 定の要求、又は条件に合うよう、個々の部片、又はその相対的組立を変更するこ とは容易である。このような変更は、次ぎの請求の範囲に記載した本発明の範囲 を逸脱することなく行うことができる。
要 約 書 2個又はそれ以上の成分を無菌の閉鎖環境で制卸可能に混合して流動可能な物質 にし、次に、この流動可能な物質を装置から精密に開園した流量で送出する装置 。この装置は、特に、医療の用途に有用であり、弾性膜(30)の形式での自蔵 エネルギ素子を有する分注部分(21)と、薬びん(14)を前記分注部分に連 結して薬びん(14)内に収容した薬剤と装置の分注部分に収容した希釈液(3 4)とを無菌通路(28a)を介して制御混合する連結機構(110−112) とを設ける。
国際調査報告

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.出口を有する容器内に収容した第1成分と第2成分とを混合して流体を生じ させ、また前記流体を制御した流速で患者に注入するため、第1部分及び第2部 分を有するハウジングを具え、前記第1部分には、前記容器を前記ハウジングの 前記第1部分に連結するため流体通路を有する連結手段を設け、前記ハウジング の第2部分には、 (a)流体出口及び内部に形成した少なくとも1個の流体導管とを有するベース であって、前記流体導管には、前記連結手段の前記流体通路に連通する第1端部 と、前記ベースの前記流体出口に連通する第2端部とを設けたベースと、(b) 弾性材料で構成し、前記ベース上に当接し、前記ベースとともに室を画定し、前 記室内に加圧した流体によって膨張することができ、またほとんど膨張しない形 状に復帰できる性質を有する膨張可能な膜と を設けた ことを特徴とする混合装置。
  2. 2.前記連結手段は、前記連結手段の前記流体通路を通過する流体流を制御する 第1流れ制御手段を設けた請求項1記載の混合装置。
  3. 3.前記容器に、前記閉鎖した容器の前記出口を通過する流体流を制御する第2 流れ制御手段を設げた請求項2記載の混合装置。
  4. 4.前記連結手段には、更に、前記第1流れ制御手段及び前記第2流れ制御手段 を動作させる作動手段を設けた請求項3記載の混合装置。
  5. 5.前記ベースには、更に、前記ベースの前記流体導管に連通し、かつ前記連結 手段の前記流体出口に連通する入口ポートを設けた請求項3記載の混合装置。
  6. 6.前記ハウジングの前記第2部分には、更に、前記膨張可能な膜と前記ベース との間に配置して前記室内に漏出部を生ずる漏出手段を設けた請求項3記載の混 合装置。
  7. 7.前記ハウジングには、前記連結手段及び前記ベースをカバーするカバー手段 を設けた請求項3記載の混合装置。
  8. 8.第1成分及び第2成分を混合して流動可能な物質を形成し、またこの物質を 制御した流速で患者に注入する装置において、(a)前記第1成分を収容する内 部室を画定する壁を有し、また出口通路を設けた容器と、 (b)第1部分及び第2部分を設けたハウジングを有し、前記第1部分には、前 記容器を前記ハウジングの前記第1部分に連結するため通路を有する連結手段を 設けた注入装置とを具え、 前記ハウジングの第2部分には、 (i)出口及び内部に形成した少なくとも1個の導管とを有するベースであって 、前記導管には、前記連結手段の前記通路に連通する第1端部と、前記ベースの 前記出口に連通する第2端部とを設けたほぼ平面状のベースと、(ii)弾性材 料で構成し、前記ベース上に当接し、前記ベースとともに前記第2成分を収容す る室を画定し、前記室内に加圧した流体によって膨張することができ、またほと んど僅かしか膨張変形しない形状に復帰できる性質を有する薄くてほぼ平面状の 膨張可能な膜と を設けた ことを特徴とする混合装置。
  9. 9.前記膜をガス透過性とし、前記装置には、更に、前記室から大気にガスを排 気する排気手段を設けた請求項8記載の混合装置。
  10. 10.前記連結手段は、前記連結手段の前記通路を通過する物質の流れを制御す る第1流れ制御手段を設けた請求項1記載の混合装置。
  11. 11.前記容器には、前記内部室内で往復移動自在に配置したプランジャを設け 、前記プランジャには、前記容器の前記出口を通過する第1成分の流れを制御す る第2流れ制御手段と、前記連結手段と相互掛合する相互掛合手段とを設けた請 求項10記載の混合装置。
  12. 12.前記ハウジングの第1部分には、それぞれ内方に突出しかつ互いに離れた 第1ロック部材及び第2ロック部材を設け、前記容器には、前記容器の前記壁を 収容できるカバーを設け、前記カバーには、それぞれ外方に突出しかつ互いに離 れ、前記第1ロック部材及び第2ロック部材に釈放自在に掛合する第1止め部材 及び第2止め部材を設けた請求項11記載の混合装置。
  13. 13.前記ハウジングの第1部分をほぼ円筒形の形状にし、また雌ねじ部を設け 、また前記容器には、この容器の壁を使用できるほぼ円筒形形状のカバーを設け 、前記カバーには、前記ハウジングの前記第1部分の前記雌ねじ部に螺合できる 雄ねじ部を設けた請求項11記載の混合装置。
  14. 14.前記注入装置には、更に、前記室内に配置し前記室に連通する漏出部を形 成する漏出手段を設けた請求項13記載の混合装置。
  15. 15.第1成分及び第2成分を混合して流動可能な物質を形成し、またこの物質 を制御した流速で患者に注入する装置において、 (a)出口通路及び前記第1成分を収容する内部室を画定する壁を有するびんと 、前記びんの前記出口通路を通過する流体流を制御する流れ制御手段とを設けた 容器組立体と、(b)第1部分及び第2部分を設けたハウジングを有し、前記第 1部分には、前記容器組立体を前記ハウジングの前記第1部分に連結するため通 路を有する連結手段と、前記通路を通過する流体流を制御する流れ制御手段とを 設けた注入装置と を具え、 前記ハウジングの第2部分には、 (i)入口ポート及び出口ポートを有し、前記入口ポートを前記連結手段の前記 通路に連通させ、また前記出口ポートを通過する流体流を制御する出口流れ制御 手段と、内部に形成した少なくとも1個の導管とを有するベースであって、前記 導管には、前記入口ポートに連通する第1端部と、前記出口ポートに連通する第 2端部とを設けたほぼ平面状のベースと、 (ii)弾性材料で構成し、前記ベース上に当接し、前記ベースとともに前記第 2成分を収容する室を画定し、前記室内に加圧した流体によって膨張することが でき、またほとんど膨張しない形状に復帰できる性質を有する薄くてほぼ平面状 の膨張可能な膜と を設け、 装置には更に、 (c)前記ハウジングの前記第1部分に前記容器組立体をロックするロック手段 を 具えたことを特徴とする混合装置。 ことを特徴とする混合装置。
  16. 16.前記容器流れ制御手段には、前記びん内でほぼ封鎖収容可能なプランジャ を設け、前記びんを前記プランジャに対して第1位置から第2位置にまた第2位 置から第3位置に移動自在にし、前記プランジャには、前記びんの出口通路に連 通する貫通通路と、前記連結手段に相互連結するための第1コネクタ手段と、前 記プランジャの前記貫通通路を通過する流体流を制御するプランジャバルブ手段 とを設けた請求項15記載の混合装置。
  17. 17.前記連結手段は、貫通通路を有する連結部材と、前記プランジャの前記第 1コネクタ手段に相互連結するための第2コネクタ手段とを有するものとして構 成した請求項16記載の混合装置。
  18. 18.前記第1流れ制御手段は、前記連結部材の前記貫通通路を通過する流体の 流れを制御するよう前記連結部材内に配置した連結バルブ手段を有するものとし て構成した請求項17記載の混合装置。
  19. 19.更に、前記プランジャバルブ手段及び前記連結バルブ手段を開放する作動 手段を設けた請求項18記載の混合装置。
  20. 20.前記プランジャバルブ手段にはプランジャステム部分を設け、前記連結バ ルブ手段には連結ステム部分を設け、前記ブランジャステム部分と前記連結ステ ム部分とが前記作動手段を構成するものとした混合装置。
  21. 21.前記容器組立体には、前記びんを収容できるカバーを設け、前記ロック手 段は、 (a)前記ハウジングの前記第1部分に設けた第1止め部材及び第2止め部材と 、 (b)前記カバーに設けて前記止め部材に掛合ロックする第1ロック部材及び第 2ロック部材と を有するものとして構成した請求項20記載の混合装置。
  22. 22.前記プランジャの前記第1コネクタ手段を前記連結部材の前記第2コネク タ手段に相互連結する際に、前記連結ステム部分と前記プランジャステム部分と が掛合するよう移動し、前記連結バルブ手段及び前記プランジャバルブ手段を開 放する構成とした請求項20記載の混合装置。
  23. 23.前記連結バルブ手段及び前記プランジャバルブ手段の開放の際に、前記容 器組立体は前記第1位置から前記第2位置に移動し、前記カバーの前記第1ロッ ク手段が前記ハウジングの前記第1部分の前記第1止め部材に掛合する構成とし た請求項22記載の混合装置。
  24. 24.前記びん組立体の前記第2位置から前記第3位置への移動の際に、前記カ バータスク空間の第1ロック部材が前記ハウジングの第1部分の前記第2止め部 材に掛合し、前記カバー組立体の前記第2ロック部材が前記ハウジングの前記第 1部分の前記第1止め部材に掛合する構成とした請求項23記載の混合装置。
  25. 25.第1成分及び第2成分を混合して流動可能な物質を形成し、またこの物質 を制御した流速で患者に注入する装置において、 (a)前記第1成分を収容する内部室を画定する壁を有し、また出口通路を設け た容器と、 (b)第1部分及び第2部分を設けたハウジングを有し、前記第1部分には、前 記容器を前記ハウジングの前記第1部分に連結するため通路を有する連結手段を 設けた注入装置とを具え、 前記ハウジングの第2部分には、 (i)出口及び内部に形成した通路を有するベースであって、前記通路には、前 記連結手段の前記通路に連通する第1ポートと、前記ベースの前記出口に連通す る第2ポートとを設けたベースと、 (ii)弾性材料で構成し、前記ベース上に当接し、前記ベースとともに前記第 2成分を収容する室を画定し、前記室内に加圧した流体によって膨張することが でき、またほとんど膨張しない形状に復帰できる性質を有する薄くてほぼ平面状 の膨張可能な膜と を設けた ことを特徴とする混合装置。
  26. 26.前記ベースには、第1凸状表面と第2凹状表面とを設け、前記ハウジング の第2部分を、前記ベースの前記第2凹状表面に連縛した請求項25記載の混合 装置。
  27. 27.前記ベースの一方の表面に、前記ベースの前記通路に連通する多数の交差 流体チャンネルを設けた請求項26記載の混合装置。
  28. 28.前記注入装置には、更に、前記室の内部に配置して前記ベースの前記第1 凸状表面上に当接し、前記膨張可能な膜によって前記流体チャンネルに向けて押 しやる流体を濾過するフィルタ手段を設けた請求項27記載の混合装置。
  29. 29.前記注入装置には、更に、前記ベースの前記出口を通過する流体流を制御 する出口流れ制御手段を設けた請求項28記載の混合装置。
  30. 30.前記ハウジングの前記第1部分に、前記膨張可能な膜と前記フィルタ手段 とをカバーするカバー手段を設けた請求項28記載の混合装置。
  31. 31.前記ハウジングの前記第2部分に、前記容器を前記ハウジングの前記第2 部分に相互ロックするロック手段を設けた請求項28記載の混合装置。
  32. 32.前記ベースに、使用にあたりこのベースを掴むことができるようにした開 孔を有する側方部分を設けた請求項28記載の混合装置。
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