JPH07507700A - 密閉薬品供給システム - Google Patents

密閉薬品供給システム

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JPH07507700A
JPH07507700A JP5518511A JP51851193A JPH07507700A JP H07507700 A JPH07507700 A JP H07507700A JP 5518511 A JP5518511 A JP 5518511A JP 51851193 A JP51851193 A JP 51851193A JP H07507700 A JPH07507700 A JP H07507700A
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クリーゼル,マーシャル,エム
トムソン,トーマス,エヌ
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サイエンス インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 密閉薬品供給システム 発明の背景 本山暉は、現在米国特許第5,122,166号となっている1990年4月2 4日出脚の出願番号第071513,917号の一部継続出願である1992年 4月17日出願の出願番号第07/870,553号の一部継続出願である。
発明の利用分野 本発明は、流体の混合および放出システムに間する。より具体的には、流動性物 質を生成するために、選ばれた薬剤を混合し、正確に制御された速度てその物質 を患者に注入する装置に関する。
発明が解決しようとする課題 別々に保管てき、管理された速度で患者に注入するため、選ばれた薬剤と希釈液 とを管理しながら混合てきる薬剤投与システムは広く使用されてきた。従来技術 のシステムては、希釈液は普通、容器の中味を容器から患者に投与する投薬セッ トに接続するための施薬口がある、たわみ性のあるプラスチック製の容器に入) ている、薬品は、個別の密閉容器に入ワていることがあり、薬剤を患者に注入す る直前に希釈液と混合することがある。
薬品は、多数の理由のために、希釈液とは別に包装されているのが一般的である 0重要な理由の一つとしては、特定の薬品は希釈液と混合されると、その効能を 維持てきない、そのため、混合物をかなり長い時間保管することはできない。
別の理由としては、薬品メーカーの多くは、医薬用流体を静脈注射用容器に入れ た状態の製造は行わない、一般的には、適切な希釈液と後で混合するため、薬品 は小型の密閉容器、ずなわちガラスバイアルに粉末状になフて包装されている。
多くの場合、注入前または注入中に薬品が希釈液と分離しないよう、患者に注入 する直前に薬品を希釈液と混合する必要がある。
薬剤の注入は、はとんど病院施設内で行われ、看護婦、医者、または他の医療具 が患者へ薬品を施薬する直前に薬品と希釈液を混合する。たとえば、毒薬を使用 する場合、この混合方法は時間がかかり、危険である。さらに従来技術の混合装 置の多くは未完成で、不正確であるため、薬品と希釈液を正確に、無菌状態で、 完全に混合するのは難しく、時間がかかり、家庭内で使用するのは不向きである 。
いくつかの種類の密閉薬品供給システムが現在使用されている。これらのシステ ムは通常、薬品バイアルを連結できるプラスチックバックのようなフレキシブル な容器より成る。フレキシブル容器には普通希釈液が入っており、破壊された場 合にたけ流体か流動てきるもろい材質を使用している場合がある。ガラスバイア ルがフレキシブルな容器と結合されている場合、ガラスバイアルとフレキシブル な容器の希釈液とか無菌状態で連結するように、ガラスバイアルのスト・ンパー を突き抜き、もろい材質を破る。フレキシブルな容器を操作すると、薬品と希釈 液との混合か行える。前述の特徴を持つ従来技術の例が、Bocquet et alに特許された米国特許第4,583,971号およびLarkinに特許さ れた米国特許第4,606,734号に開示されている。
その他の従来技術の密閉供給および混合システムが、Lyonsに特許された米 国特許第4,458,733号に開示されている。Lyonsの装置は流体成分 がその中に入ると圧縮可能な室を備えている。この圧縮可能な室は、連結が開放 されている気体トラップ室と貯蔵室を備えている。気体トラップ室は、その中に 混合成分が入っているガラスバイアルのような容器に接続てきる。ガラスバイア ルと気体トラップ室との間の通路が開かれた後、圧縮可能な室を操作すると、混 合が行える。
非常に成功しているその他の従来技術である、二重容器システムは、Larki nに特許された米国特許第4,614,267号およびTrlppとLarki nに特許された米国特許第4,614,515号に記載されている。このシステ ムでは、フレキシブルな希釈液用容器にチューブ状ボートを備えており、そこに 、ストッパー付き薬剤ならびにストッパ取外し装置を固定するための装置がある 。ストッパ取り外し装置には取り外し可能なカバーに接続されて、ボート内端を シールしている係合エレメント、つまり抽出装置を備えている。使用する場合、 バイアルかチューブボートに進むと、バイアルのストッパか抽出装置と係合する ようになる。抽出装置はストッパーを掴み、ボートからカバーが引っ張られると 、ストッパがガラスバイアルから引っ張られる。ストッパかバイアルから取り外 されると、バイアルの中味がバックの希釈液に流れ込み、バックを操作するとそ れと共に混合される。
前項て記述した特徴の従来技術装置は、通常、薬剤混合物を患者に注入するのに 、伝統的な重力流動の方法を採用している。このような方法は、扱いにくく、不 正確て、患者がベットに就いていなければならない、また、フレキシブルバック をかなり高い位置に維持しなければならない、また、注入装置の誤動作を検出す るために、看護婦または医者が一定の間隔で装置を監視する必要がある。
本発明の装置は、全体的にフレキシブルバックを使用する必要性をなくし、フレ キシブルバックを使用して操作しながら薬剤を混合するわずられしさをなくし、 フレキシブルバックを使用する場合に通常伴う望ましくない重力による注入方法 をなくすことによって、従来技術の欠点を克服するものである0次のパラグラフ て説明するように、本発明の装置は、最近開発された気体透過性のエラストマー フィルムおよび同様の素材を利用している。これは、プレート状の基部と共に、 最初は希釈液のような第一成分が入っている流体室を画定する。第二成分か入っ ている薬品バイアルのような容器を操作可能なように相互接続するための滅菌結 合装置か基部に隣接し、流体室と連絡している。第一成分と第二成分を制御しな がら滅菌状態て混合できるようにするために、本装置は、流体室をガラス製バイ アルと相互連結する内部通路を通る流体の流量を制御するための流量制御装置を 備えている。
本発明の装置は小型てコンパクトて使いやすく、安価に製造できる。この装置は 1歩行てきる患者や家庭内看護環境て容易に使用てきる滅菌の密封供給システム を提供する。コネクタエレメントか装置のハウジングに備えられており、この装 置を患者の衣服に付けたり、または患者の身体にひもで付けられるので便利であ る。
本発明の装置は、家庭のような代替の健康管理環境で最小限の専門家の援助かあ れば使用てきる。例として、本発明の装置は、多数の薬剤を適切な希釈液と混合 したり、抗生物質、鎮痛剤、ホルモン剤、抗凝固剤、抗凝血剤、免疫抑制剤、お よび同様の薬剤のような薬剤混合物を連続して注入するのに使用てきる。同様“  に、本装置はI−V化学療法に使用てき、適量を長時間にわたって非常に遅い 注入速度で患者に流体を正確に注入できる。
発明の要約 本発明の一目的は、流動性物質を生成するために、密閉された環境て二種類以上 の成分を制御しながら混合し、その後、正確に管理された速度で流動性物質を放 出するための小型て、軽量で、低い高さの装置を提供することにある。より具体 的には、本発明の目的は、希釈液および選ばれた薬剤を正確に混合し、長時間に わたって管理された速度で歩行できる患者に注入するため、家庭内看護でも病院 でても使用できる医療用途の装置を提供することにある。
本発明の他の一目的は、前述の特徴を備えた装置において、滅菌通路を通り薬品 バイアル内の薬剤と調合装置部分に保存された希釈液とを制御しながら混合する ために薬品バイアルを調合装置部分と操作可能なように相互接続するための結合 装置と、独自のエネルギー貯蔵装置を備えた調合装置部分とを有する装置を提供 することにある。
本発明の他の一目的は、極めて正確に流体を混合し供給できる前述のクラスの装 置、および病院以外の環境て寝たきりの人が簡単に使用できる信頼性の高い装置 を提供することにある。
本発明の他の一目的は、工場で事前に希釈液を充填てきる内部流体貯蔵室を備え ている装置、または使用直前に現場で容易に充填てきる装置を提供することにあ る。
本発明の他の一目的は、前のパラグラフに記載した特徴を有する装置において、 その貯蔵室か完全性や性能を損なうことなく、ガンマ線殺菌温度や熱殺菌温度に 曝される弾性体エネルギー源を備えた装置を提供することにある。
本発明の他の一目的は、混合流体を一定の速度または正確に計量された可変速度 て患者に注入てきる装置および、あらゆる態勢および高さで作動する装置を提供 することにある。
さらに、本発明の他の一目的は、前述したクラスの装置において、薬品バイアル を装置の調合装置部と確実にインターロックする装置を備えた装置を提供するこ とにある。
さらに、本発明の他の一目的は、前のパラグラフに記載した装置において、患者 の衣服または患者の身体に装置を付けるための手段か講じられている装置を提供 することにある。
さらにまた、本発明の他の一目的は、自動機械により大量に安価て製造できる積 層構造の低い高さの流体供給装置を提供することにある。
本発明の他の一目的は、上述の特徴を有する装置において、薄しヅレート状の基 部と一緒に作用する薄い膨張可能な膜により、協調する注入セットを経て、装置 から流体が放出される装置を提供することにある。
本発明の他の一目的は、上述の特徴を有する装置において、膨張可能な膜か、単 一の弾性体フィルム、積層構造、あるいは複合体で少なくとも一方向に気体を透 過てきるものてあり、これにより、混合流体内の気体が流体室から放出され患者 には注入されない装置を提供することにある。
さらに、本発明の他の一目的は、前述したクラスの装置において、患者への貯蔵 室から出る流れをろ過するために、薄い平面のフィルタか流体室内に配置されて いる装置を提供することにある。
図面の簡単な説明 図1は、本発明の薬品供給システムの全般的な透視図である。
図2は、図1に示した装置の分解透視図である。
図3は、内部構造を示すための図1に示した装置を一部破断した上部平面図であ る。
図4は、図3の4−4線に沿った断面図である。
図5は、図3の5−5線に沿った断面図である。
図6は、装置の図3に示した装置の右下の部分の拡大断面図て、装置の閉止計量 弁の構造を図示するものである。
図7は、図3の7−7線に沿った拡大断面図である。
図8は、薬品バイアルを本発明の装置と連結する第一工程を図示する部分断面図 である。
図9は、装置の逆止弁の閉止位置を示す拡大部分断面図である。
図10は、図8と類似の断面図で、薬品バイアルを本発明の装置と連結する第二 工程を図示するものである。
図11は、図10と類似の断面図で、薬品バイアルを装置と連結する次の工程を 示し、装置の注入部内に含有される流体と、装置の注入部と連結された薬品ノ\ イアル内に含まれる薬品との混合を示す。
図12は、図11と類似の断面図であるが、薬品バイアル内の混合流体を本発明 の装置の注入部の貯蔵部に移送する次の工程を示す。
I2113は、図12の13−13線に沿った断面図である。
[114は、薬品バイアルの弁機構の構造を部分的に断面て示す拡大部分図であ る。
図15は、図10と類似の部分断面図であるか、本発明の装置で使用てきる薬品 バイアルの他の実施例を示す。
図16は、図11と類似の部分断面図てあり、装置の注入部内1こ含有される流 体と、図15に示した第二の形状の薬品バイアル内に含有される薬品との混合を 示す。
図17は、本発明の装置の他の形状の一般的な透視図である。
図18は、他の形状の薬品容器あるいはバイアルと結合する前の装置の注入部の 内部構造を示すために図17に示した装置を一部破断して示す平面図である。
図19は、図18に示した薬品容器を装置の注入部と合わせる最初の工程を示す 拡大断面図である。
図20は、図11と類似の断面図で、装置の注入部内に含有される希釈液とこの 直前に示した形状の薬品バイアル内に含有される薬品と混合を示す。
図21は、図12と類似の断面図であり、混合流体が薬品バイアルから装置の注 入部の貯蔵部へ移送される移送工程を示す断面図である。
図22は、図21の22−22線に沿った部分断面図であり、薬品バイアルを装 置の注入部とインターロックする装置を示す。
図23は、本発明のもう一つの実施例の背面の透視図である。
図24は、図23に示した実施例の装置の前面の全般的な透視図である。
図25は、本発明のこの直前に示した形状の全般的な透視分解図である。
図26は、装置の底面図である。
図27は、図26の27−27線に沿った断面図である。
図28は、図26の28−28線に沿った断面図である。
図29は、薬品容器を装置の注入部と結合する最初の工程を示す断面図である。
図30は、図11と類似の断面図で、装置の注入部内に含有される希釈液と薬品 バイアル内に含有される薬品と混合を示す。
図31は、混合流体が装置の注入部の貯蔵部に移送される移送工程を示す断面図 である。
図32は、図30の32−32線に沿った断面図である。
図33は、図32の33−33線に沿った断面図である。
1134は、本発明の奇問薬品供給装置のこのもう一つの形状の内部構造を示す ために一部破断した平面図である。
区35は、図34の35−35線に沿った部分断面図である。
図36は、この直前に示した本発明の具体化の薬品バイアルの側面図(一部断面 図)である。
図37は、薬品バイアルが装置の供給部に結合されて初期混合工程を行なうこと を示す断面図である。
図38は、薬品バイアル内の混合流体か装置の注入部の貯蔵部へ移送されている ところを示す断面図である。
図39は、本発明の薬品供給システムのさらにもう一つの実施例の内部構造を一 部破断して示す平面図である。
図40は、図39の40−40線に沿った断面図である。
図41は、本発明のこの形の薬品容器の平面図である。
図42は、図43の42−42111に沿った拡大断面図である。
図43は、薬品バイアルアセンブリーか結合装置と合った位置を示す拡大断面図 である。
図44は、薬品へイアルアセンブリ−か装置の注入部と最初に合わせられている ところを示す拡大断面図である。
図45は、図46と類似の拡大断面図で、薬品バイアルが結合装置と相対的に回 転して流体が装置の流体貯蔵部から混合室へ流れて希釈液か薬剤と混合するとこ ろを図示するものである。
図46は、図44の46−46線に沿った断面図である。
図47は、図45の47−47線に沿った断面図である。
図48は、図45と類似の拡大断面図て、流体の流れか薬品バイアルの混合室へ スロットルダウンするように薬品バイアルをさらに回転するところを図示するも のである。
図49は、図48の49−49線に沿った断面図である。
図50は、このもう一つの実施例の薬品バイアルの微調整弁装置の部分的な一般 透視図である。
図51は、本発明の流量微調整装置の構造を示す薬品バイアルの拡大した全般的 な分解図である。
図52は、本発明の薬品バイアルアセンブリーのもう一つ形状の平面図である。
図53は、図54に示したバイアルの拡大断面図である。
図54は、新しい薬品バイアルか装置の結合装置と合わさる位置にあるところを 図示するものである。
図55は、薬品バイアルが装置の注入部と最初に合わさるところを図示するもの である。
図56は、希釈液が薬品バイアルの他の形状内に含有される有用な薬剤と初期の 混合を示す拡大断面図である。
図57は、図56の57−57線に沿った部分断面図である。
図58は、図56と類似の拡大断面図で、流体が薬品バイアルの混合室の方へス ロットルダウンするところを図示するものである。
図59は、図58の59−59線に沿った断面図である。
図60は、図58の60−60線に沿った断面図である。
図61は、この直前に示した本発明の形状の容器アセンブリーの微調整弁装!の 全般的な透視図である。
図62は、錠剤の形状の薬剤を示す装置の混合室部分の部分断面図である。
図63は、本発明の薬品バイアルアセンブリーのもう一つの形状の平面図である 。
図64は、図63の64−64線に沿った断面図である。
図65は、この直前に示した本発明の形状の容器アセンツリーの全般的な透視分 解図である。
図66は、この直前に示した本発明の種々の形状の付加方法あるいは基質基体ア センブリーの全般的な透視図である。
図66A、66B、66C1および66Dは、基質への配位子、タンパク分子、 および酵素のアフイニテイ結合の種々の方法を示す一般的な図解である。
図67は、本発明のさらにもう一つの具体化の全般的な拡大透視分解図である。
図68は、変化していない形状での流体貯蔵部への使用の準備ができている組立 られた形状の図67の実施例の拡大断面図である。
図69は、図68と類似の拡大断面図であるが変化している形状での流体貯蔵部 を示す。
図70は、装置の鈍い末端のカニユーレの一つの拡大した全般的な透視図である 。
図71は、本発明のさらにもう一つの形状の全般的な透視分解図である。
図72は、装置の希釈液容器の端末図である。
図73は、図72の73−73線に沿った断面図である。
図74は、装置の結合アセンブリーに挿入される前の装置の薬品ノ\イアルの拡 大断面図である。
[175は、図71に示した実施例が組立られた形状での拡大断面図である。
発明の詳細な説明 図面、特に図1および2を参照されたい、参照番号12て全般的に示した本発明 の一形状の装置は、薬品バイアル14のような独立した容器のな力)に収容され ている第一成分と、注入液を作成する装置の注入部の内部に配置された貯蔵部の なかに収容されている第二成分を混合し、次いて制御した速さでその液体を患者 に注入するのに用いられる。本発明の最初の実施例として、図1力)ら11に示 す装置は、ハウジング16を有している。ハウジング16は第一番目の円筒状部 分18と、第二番目の注入装置2oを有している。
図2を参照すると最も良く分かるように、第一部分18は容器14と装置のi主 入部とを操作できるように連結するための連結装置を有する。ハウジング16の 第二番目の部分20(その構成は以下に詳細に説明する)は注入部を有し、全般 的に平面の板状の基部22を有する基部アセンブリー21を有する。基部22に は、多岐流体通路28を通じて連結している流体人口24および流体出口26が ある。流体通路28には、流体人口24と連絡している第一の横方向に伸びてい る!1128 aがあり、間隔が離れている第二の横方向に伸びている1i12 8bがあり、一対の縦方向に伸びているv4(導管)28Cがある0脚28cは 1128aおよび28bと連結している。横方向に伸びている脚28bは図2に 示すような態様で液体出口26と連結している。
また図4および5を参照されたい0本発明のこの形状の装置はさらに、弾性材料 てつくられた膨張可能な膜30を有している。膜30は基部22に適合するよう に取付けられ、基部22と一緒になって一つ以上の希釈液貯蔵部(室32)を画 定する。基部22に備えられているシール可能な入口ボート33を経て室32に 圧送される流体により膜30は膨張できる。膜30の弾性性能は、膨張した後に はもとの形状から膨張分だけ差し引いた形状に戻る傾向がある。このため、本発 明の流量制御装置を開くと、液体出口26から直ちに液体が装置の外部に流れる 。流量制御装置および膜30の両者の構造については、次のパラグラフで論しる 。
配置された中間の膨張可能膜30および基部22の上部の平板状の表面22aは 、室32の内部に濡損を発生さす装置である。この装置は、離れて外部に向けて 伸びている一対の突起部34の形状てここに備えられている。各突起部34は縦 に伸びた第一番目の通路(導管)36に連結している0図4および5に図示した 態様で装置を組み立てるとき、通路36は少し離れている液体導管28cの上に 直接重ね、そして突起部34として図示した膜に係合する装置は上に伸びて流体 室32の内に入り濡損を画定する。この装置が作動していると、膨張可能な膜3 0は膨張分たけ差し引いた形状へ戻ろうとするので、突起部34の上部表面と係 合する方向に動き、そう動く間に室32内に収容されている流体を通路36を経 て導管28c内に効率良く送り込む(図5)、突起部34の形状により、膜が原 形の平面形状に戻るにつれて、実質上室32の液体のすべての排出の制御が保証 される。
膨張性膜30の上に重なっているのは、多孔性プラスチッつて通気性のある構造 充填部材40である0図5を参照すると最も良く判るように、部材40には縦方 向に伸びる一対の凹面通路42が備えられている。凹面通路42は内壁43を有 し、内壁43に対しI!1I30は基部アセンブリー21に備えられた入口33 から圧力を受けて室32内に流れる流体により外側に膨張する時に最初に係合す る。
基部22と部材40の上に重なってシール可能なように閉鎖しているのは、ここ て硬いプラスチックカバー44として示されているカバー装置である。カバー4 4の内、第一番目の部分44aは、ハウジング16の円筒部分18の上部部分か らなる(図2)、これからさらに詳しく説明するが、円筒部分18は装置の結合 装置を収容し、薬品バイアルを装置の注入部に操作可能なように連結する第一番 目の流量制御装置を有している。カバー44はまたガスベント装置をここに有し 、ガスベント装置はカバ一部材44の上壁の内部につくられた複数の開口部46 として備えられている。膨張性llll30がガス透過性の物質てつくられてい る時は、開口部46を含むガスベント装置は、室32に導入された液体中のどん なガスてもガス透過性膜、充填部材40を通り抜け、ガスベント装置から大気中 に放出させる。薬剤ラベル48がベント開口部46を覆う、薬剤ラベル48もガ ス透過性に出来る。カバーアセンブリー44のもう一つを形成する部分は、着脱 可能なベルトクリップ50であり、カバ一部材44の上面にある直立して合わさ るほぞ(tenonl 54の上を滑動して受容てきるように取付けられたアリ ホゾ穴(dovetailed mortise) 52か備えられている。
基部アセンブリー21は着脱可能なカバ一部材58で通常は閉しられている出[ ]ボート56も有している。出口ボート56は液体出口26と導管57を経て連 結している。出口ボート56はまた、横方向に伸びる通路60と連結している。
通路60は外端か開口部62で終わりている(図2)、開口部62内に受容され ているのは、出口の流量制御装置てあり、ここては閉止した流体計量装[63と して示されている。流体計量装置63は、通路60の内て緊密に受容されている 長いバルブステム(部材)64を有する標準構造のニードル弁を有している(図 2および6)。ステム64の一端にはコントロールノブか備えられている0反対 側の端にはテーバ部分68か備えられており、テーパ部68は基部22に備えら れているバルブシート69と一緒になるように取付けられており、導管57およ び出口ボート56を経て装置からの流体の流出を実質的に止めるか、または制御 しながら制限する0図6で最も良く分かるように1通路60は内側にメネジな切 ってあって、ステム64のオネジ70てネジ締めする。この構造で、コントロー ルノブ66を回転することにより、弁部材64を通路60の軸方向に動かし、弁 のテーパ部68を通路57について相対的に制御しながら動かす、テーパ部68 はハルツシート69と係合し通路57を経て流れる流体を制御する。0リング6 7がステム64を通路60に対してシールするように備えられる。
次に図8に、本発明の容器すなわち薬品バイアル部14の構造を図示する0本発 明のこの形状ては、容器にはバイアル76の内部室75に対する液体の流入およ び流出を制御するための第二番目の流量制御装置が備えられている。バイアル7 9の上に緊密に受容されているのがプラスチックカバー(オーバーパッケージ) 78である。オーバーパッケージ78には、バイアルインター口・ツク装置が、 間隔を空けて円周周辺部に伸びている安全インター口・νり80および82の対 としてここに示したように備えられている。その目的について説明する0円周上 に広がっているインターロック80および82は各々とも、放射状に外に向かっ て伸びている平面83に備えられている。平面83は円筒部分18の内部に備え られた離れて配置された一対の環状停止装置(annular 5top) 1 8 aおよび18bの一つにロックして係合するように取付けられている(図2 も参照)、環状停止装置18aおよび18’bは新規の停止装置て、薬品バイア ルアセンブリーの上にあるバイアルインターロックに適合するように取付けられ てしする。その結果、薬品バイアルが一旦導入され合わされた後は、円筒部分1 8からの取外しが防止される。
本発明のこの第一形状の第二流量制御装置は、バイアル76の内に実質上シール 可能に受容されているプランジャー86を有する。プランジャー86と相対的に 、バイアル76は図8および10の最初の位置と、図11の二番目の位置との間 で、また、二番目の位置から図12の三番目の位置へ、移動できる。プランジャ ー86の形は一般に円筒状て、バイアル76の内壁に実質上、シール可能に係合 するよう取付けられたスカート部86aを有する。またプランジャー86は、装 置の組み合わせ装置と係合するため、一番目のコネクター装置すなわちネジ(ス レッド)86bとして図示する組み込み装置を含む、弁アセンブリー88として 、ここに図示するプランジャー弁装置はプランジャーの内部にある中央通路86 cのなかに配置しである。弁アセンブリー88は図14にも図示されているが、 円筒状の中央部分90を有し、一端は円板状部材92て終わる。液体通路94は 部材92に最も近い中央部分90の円筒壁に沿って備えられる。その部材92は 部分90に合わせて作るのが望ましい、中央部分90の逆の端には環状部材96 がある。
図8および10て一番良く判るように、プランジャー86は放射状に、かつ内部 にもかっ−C伸びるシートすなわちショルダ100および102を含む中央部分 87を有する。図8に示めすように、弁アセンブリー88が締められた位置にあ るとき、部材92の周辺はショルダlOOに対して実質上、密封格納されており 、環状部分96はショルダ102から離しである。他方、弁が図10に示めすよ うに、開いた位置にあるとき、部材92の周辺はショルダ100から離してあり 、弁部材の環状部分96はショルダ102と組になっている。ステム106は中 央ボデ一部分の軸方向に動くので、望めるならば、中央部分90の横道はステム 106を支持出来るように作りたい。弁か図10に示めすように、開いた位置に あるとき、液体は、1110の矢印て示めす様に、放射状に伸びた通路94を通 って、弁の中央通路103から、バイアルの中に流れ込む。
弁アセンブリー88か、稼働装置によって、締められた位置から開いた位置に移 る場合、図示しているプランジャーステム部分106は円板状部材92に合わせ て作られていて、図8および14で示めす様に、弁通路103の軸方向に伸びて いる。この次に説明するが、稼働装置が機能して、薬品バイアル14に対する液 体の流入および流出を制御するために、本発明の第一および第二制御装置が作動 する。
稼働装置の作動方式を説明する前に、ハウジングの部分18に容器14を連結す る場合の従来の連結装置を説明する0図2.3および8で、一番良く判るように 、この連結装置はハウシング部分18の横方向に伸びる硬い連結支持体111て 円筒状ハウジング部分工8の中央方向に支持される無菌連結アセンブリー110 を含む。連結アセンブリー110は二番目のコネクター装置すなわちメネジ11 3および共通軸方向に整列させられた内部の円筒状部分114を有する外部の円 筒状部分112を含む、内部の部分114は外部の部分112の内に円形状の端 壁116て硬く保持される(図8)、図2でも良く分かる、端壁118は連結支 持体111に作られた凹部すなわちソケット118の中にぴったり填められてい る。また、図3および8に示す様な具合に支持体111が円筒状部分18の中に ある時は、連結支持体111の一部を作つているのは、基部22の入口24に通 しる内部の液体通路122を有する放射状に伸びているコネクター構成要素12 0である0通路122は円筒状部分114の内部の壁て限定されている通路12 4と通じている。細い経である液体通路126は液体通路124にテーパ壁部分 128を限定する弁座で合流する(図8)。
また図9で、本発明の連結装置の一部てもある符号136で示された連結弁装置 は通路124の中を交互に動いて通路126の中の液体の流れを制御する役目を しているか、具体的に以下で説明する。図8および9に示めす様に連結弁装置1 36はボディ部分138および連結棒部分140を有する弁構成要素137を含 む6部分138と140との接点にあるテーパ壁142は、弁が図8で示めす様 に閉じられた配置にある時、テーパ壁部分128で限定される弁座を実質上、密 封している0本発明の装置が保管状態にある時は、連結部110の開いている端 を着脱できる密封キャップ130て閉じておく、その着脱てきる密封キャップ1 30にはプルタラ132が附いていてキャップを滅菌連結から外すのに使用する (図2)。
本発明の装置を動かすに当たり、先ず薬品バイアル密封キャップ146(図2) を薬品バイアル14から外す0次いて殺菌密封要素110の通路を閉ざしている 密封キャップ130を外し、薬品バイアル14の開いている端を円筒状部分18 の開いている端148に挿入する(図8)、開いている端148の中に薬品バイ アル14か納まっていくにつれて、オーバーパッケージ上のロック部材80は円 筒状部分18上のストップ部材18aの上を通りこして滑り、ネジ86bは動い て連結部材112上のネジ113とかみ合っていく、薬品バイアルの時計廻り回 転は、図10て示す様な具合にプランジャーを連結部材112に連結させる0部 品か連結されるにつれて、容器弁のステム106は弁装置136のステム140 と組み合って、第−流量制御装置の弁部材137と第二流量制御装置の弁部材9 2の両者とを同時に軸方向に動かして、図10て示す開いた位置にする。
流量制御装置の弁がこの位置だと、膨張性膜30は室32の中にある液体を圧力 をかけながら、弁座128を通りこして連結装置の液体通路126に、それから 容器弁装置の通路103に流入させる。圧力のかかった液体は次に、図10の矢 印で示す様な具合に、容器弁の放射状に伸びた通路94を通り抜け、容器76の 内部に急速に流入する。この圧力のかかった液体の薬品バイアルへの注入て、混 合すなわち再調剤工程か始まる。
図11で示す様に薬品バイアルに流れ込む液体はバイアルの中にある薬剤Mと図 示するような具合に混合し、室32内に貯蔵の液体と薬品バイアル内に貯蔵の薬 剤Mとの混合物である流動性物質となる。重視すべき注意点は薬品バイアルの動 きて、圧力のかかった液体か薬品バイアルに激しく流入すると、薬品バイアルは 外側に向かって図11て示めす位置に飛び出そうとするか、プラスチックの覆い の上にあるへイアル固定装置すなわち固定部材80の表面83は円筒状ハウシン グ部分18の内部にある第一停止装置ないし部材18aに連動する。注意すべき 点はプランジャーの動きで、プランジャー86はこの段階では、図8に示すよう に、バイアル76の内の中間位置から図11に示す外側方向の位置に動いたのに 、プランジャー76はガラス容器76の開口部近くに留まっている。バイアル7 6の内の空気は、もしあれば、乱流混合工程を助ける。
薬品バイアルに図12の矢印150の方向の内向き圧力がかかって、再調剤混合 物、容器14貯蔵の薬剤Mおよび、もしあれば、残存空気は、次に注入装置の容 器に移し戻される。薬品バイアル14を円筒状部分18の内部に再挿入するにつ れて、薬品バイアル中の再調剤混合物は薬品バイアル弁の放射状通路94を通し て、弁の通路103へ、弁座128を超えて、通路126へ、そして連結装置の 通路124へ導かれる。それから液体は通路122および28を経由して室32 に流入する(図5)。この時点まて残って入っている空気があったとしても、ガ ス透過性弾性m30を通り、透過搬出工程によって大気中に逃げる0図13に示 す様に、連結装置の内部筒状部材114の内部壁は円周上に配置された多数の液 体通路152と共に、本装置の薬品注入部にある室32に対する液体の流入およ び流出を容易にする。
図12て観察すべきことは、薬品バイアル14に継続的にかかる内向き圧力が覆 い78の上の固定部材80を円筒状室18の内部にある第二停止部材18bを滑 り超えて組み合わされることである。同様に固定部材82は円筒状部分18の内 部にある第一停止部材18aを滑り超えて固定部材18aと組合わされる0図1 2の構造における本装置部品の場合、薬品バイアル14は動かずにハウジング1 6の円筒状室18内の位置に固定される。
バイアル14に含まれる第一および第二成分の再調剤混合物の流れが、薬品バイ アルの円筒状部分18の中への伸縮運動によって、室32に流入すると、部分的 に膨らんていた膜30は、図5に図示されている膨張状態に急膨張する。一度膨 らんた膜30は、室32の中にあって今や充分に混合された液体に絶えず圧をか けることになる。その結果、キャップ58を外してニードル弁64を開けると、 混合した液体成分(複数)を更に混合した、すなわち新たに再調剤された薬品と 希釈液が、注入量を制御しながら適切な相互連結装置を通して、患者の体内に注 入される。適切な相互連結装置とは例えば、図1で点線で示めした導管に連結し た注入針154である。前に検討したように、本発明の装置から患者への液体注 入速度はニードル弁64の操作て精密に制御できる。
本発明の装置製造に使われる若干の最新技術の物質が装置の優秀な性能に貢献し ている。これらの物質は装置の信頼性、正確性および製造性に著しく貢献してい る0図面に示した本発明の交替形式を説明する前に、本発明の装置製造に使われ る資材を簡単に説明するのか順当である。
基部22とカバー44に関しては広い範囲の資材を使用で来る。接触する液体と 両立できる金属類、ゴムまたはプラスチックが含まれる0例示すれば、ステンレ ススチール、アルミニュウム、ラテックスゴム、ゴム、ブチルゴム、ニトリルゴ ム、ポリイソプレン、スチレン−ブタジェン−コポリマー、シリコーン、ポリプ ロピレンおよびポリエチレンのようなポリオレフィン、ポリエステル、ポリウレ タン、ポリアミド、ポリカーボネート等である。
次に膨張性弾性材膜30を考える。この重要な構成成分はゴム、プラスチックお よび其の他の熱可塑性弾性体を含む数種類の互換可能資材から製造できる。例示 すれば、ラテックスゴム、ゴム、ポリイソプレン(天然ゴム)、ブチルゴム、ニ トリルゴム、ポリウレタン、エチレン−ブタジェン−スチレンコポリマー、シリ コーン変性ポリウレタン、フルオロカーボンエラストマー、フルオロシリコーン 、フルオロアルコキシフォスフアゼンポリマー(fluoralkoxypho sphazene polymers)およびその他のポリマー多成分システム が挙げられ、ポリマー多成分システムとしてはコポリマー[ランダム、交互、ブ ロック、グラフト、クロスリンクおよびスターブロック(starblock)  ] 、機械的ポリブレンドおよび内部貫通ポリマーネットワーク(inter penetrating poly+ier networks) : I P  NS )がある。
この用途に特に良く適する物質の例はシリコーンポリマー(ポリシロキサン)お よび高分子ポリマーから作られ適切な充填剤を配合した高機能シリコーンエラス トマーである。これらの物質は注型して薄いフィルムの膜を作ることができ、( ペーパーおよびガスを最もよく逃がせる)優れた透過性、大きい接着力と引き裂 き抵抗力および優れた低温柔軟性と放射線抵抗力を有する。加えて、シリコーン ・エラストマーは広い温度範囲(−806C〜200℃)に渉って特性を維持し 、高温でも安定しており、そして引っ張り強さは2,0OO1b、/in”にま で、伸びは600%にまで達する。
さらにシリコーン(ポリオルガノシロキサン(polyorganosilox anes) )は熱安定性ではっ水性の有機金属ポリマーで、P−P相互作用は (すべての市販ポリマー中>nも低い、この特性と主鎖の柔軟性とが相いまって 、高い分子量(ポリジメチルシロキサン)の割に低いTg (−so℃)と非晶 系のゴム状構造を有する。シリコーン・ゴム膜は他のどんなポリマーの膜よりも ガス透過性がよい、膜の望ましい大量搬送特性(透過性および選択性)を決める 使用薬用液体および貯蔵方式の注入によって、他の資材を選ぶとすれば、ポリウ レタン−ポリシロキサンコポリマー、ブレンドおよびIPN’sである。実例を 挙げると、ポリウレタン含有量が重量て10%−20%のポリジメチルシロキサ ン(PDMS)およびポリウレタン(PU)の多成分IPNの初期モヂュラスは PDMS単味のモヂュラスに比べ、高い数値を示す。
IPNSは基本的には共有結合を持たないポリマーを架橋したユニークなブレン ド乃至クラフトである。真のIPNSは構成ポリマーの均質な混合物でもある。
追加して候補物質の例を挙げるとすれば、ポリウレタンポリシロキサン(IPN )をポリバラキシレンて二重積層したもの、あるいは交互にポリジメチルシロキ サン(PDMS)とポリパラキシレンて二重積層したものである。この型の同時 押し出しラミネートは然気および酸素(o 2 ) 、窒素(N、)および二酸 化炭素(COt )拡散に対する所望のガス透過性や特定の選択必要性または適 切な積層時のガス移行の方向に応して選択てきる。付は加えると、いろいろな物 質で5から20オンクストロームの厚みの界面層を膜に使用し、膜透過速度に実 質上、影響せずに生体適合性がある界面を実現てきる。
構造上のフィルター40に関しては、多くのタイプの多孔性プラスチック資材が 使える0本発明のある実施例では、この部材を数種類のポリマーグループの一つ から製作できた。この部材のプラスチック構造は全方位連続気泡型細孔の典型的 にこみいった網状構造を含む、細孔の大きさは平均して0.8ミクロンから2. 000ミクロンの間で作られ、この多孔性プラスチックに換気性と橘造的強さと のユニークな組み合わせを実現している。さらにこの資材は強く、軽く、其の上 、高度の化学抵抗力を持っている。装置の構造によっては柔軟性も発揮できる。
硬さの程度は軟質から、弾性あるいは硬買までと幅広く可能で、希望する特定の 細孔直径の範囲に応じて、次のポリマーを使用てきる。ポリプロピレン(PP) 、超高分子量ポリエチレン(UHMW−PE)、高密度ポリエチレン(HDPE )、ポリビニリデンフルオライド(PVDF) 、エチレン−ビニールアセテー ト(EVA) 、スチレンアクリロニトリル(SAN)、ポリテトラフルオロエ チレン(PTFF)。
無透過性ガス・バリヤーとして機能する様なカバー40および基部22の製作用 の別の資材はrBarexJの商品名でB−P Chemicals Inte rnational of C1eveland、0hloが販売している資材 である。この資材は透明なゴム変性アクリロニトリル・コポリマーで包装業界に 広範な用途を持っている。理由は優秀なガスバリヤ−性、化学抵抗力および押出 (熟成形)と射出成形とが可能なことである。この資材または類似のバリヤー資 材を使用する構造物ないし構造部材の製作は単層ても同時押出(相手の物質は例 えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレンおよび他の変性スチレンの様 なもの)ても可能である。異なる資材を組み合わせると、熱成形部品の所望物理 特性を向上させることかてきる。
次にこの図15および16は、本発明の第二の実施例である。本発明のこの形式 ては、ハウジンクの第一および第二部分、および装置の注入部の構造および運転 は、ここまで説明した第一具体例と同して、番号も同し部材には同じ番号を使う 、たたし、図15および16で200番を付けた容器アセンブリーはいくらか異 なる。
容器アセンブリー200は薬剤Mを収容するための室204を有するガラスバイ アル202を含む、プラスチックカバーすなわち遮蔽具206はバイアル202 の上にぴったり覆われ、第一および第二固定部材208および210を含む。
これは、前に説明した固定部材80および82と同じである0本発明のこの形式 の第二流量制御装置はバイアル202の中に格納されていて、室204に対する 液体の流入および流出を制御する。この第二流量制御装置が含むプランジャー2 12はバイアル202の内に実質上、密封されている。プランジャー212の構 造は一般的にはプランジャー86と似ていて、形も円筒状であり、スカート21 4も有していて、バイアル202の内壁に実質上、密封格納するよう調整されて いる。プランジャー212は、ここでネジ(スレッド)216として図示される 類似のコネクター装置も含む、ネジ216はネジ113と連結するため、連結部 材112の上にある。
しかし、本発明のこの第二形式では、プランジャー212は内部通路218を有 する。この内部通路218は横に伸びている、フランジ取付は可能あるいは貫通 てきるダイアフラム220によって通常閉鎖されている。弁アセンブリー222 として、ここに図示する第一弁装置は通路218のなかに配置してあり、ダイア フラム220と協力して通路218を通る液体の流れを制御する。プランジャー 212は内部に向かって伸びるフランジ224を含む、弁アセンブリー222の 上にあるフランジ226が、このフランジ224に対して通常配置している(図 15)、弁アセンツリー222はステム228も含む0本発明のこの形式ては、 このステム228は連結弁とプランジャー弁を作動さす稼働装置の一部を構成し ている。液体通路230はステム228を囲んでいる。ステム228はポイント 232て終わるプランジャーボディと一緒に形成される0図15に示すように、 弁アセンブリー222が図15に示される通常の位置にあるときは、ポイント2 32はダイアフラム220と組み合わさつている。
本発明のこの第二形式の装置運転に当たり、プランジャー214が、図16に図 示されているような具合に、連結部材112とネジ(スレッド)で連結されてい るときは、連結弁136のステム140て弁アセンブリー222を右に動か;ノ 、ダイアフラム220を破裂さす、同時に弁136を軸方向に動がして開栓位置 におき、装置の搬送部分の容器の中にある液体を通路230を通ってバイアル2 02の室204に流入させ、薬剤Mと混合さす、装置の搬送部分の容器がら圧か かかって流出する液体は容器アセンブリーを外側に向かって図16に示す位置へ と押し出し、その際固定部材208およびハウジンク16の第一部分18の上に ある停止部材18aか作動する。この再調剤工程の後、図16に示す様に容器ア センブリーを左に押し、さらに前に説明した図12に示す固定位置と類似の位置 へと押し出して、再調剤された液体を前に説明した方法で装置の搬送部分の容器 の中に送り込む。
次に、図17から22に、本発明の別の形態を示した1本発明のこの実施例の注 入装置部分は、本発明の最初の二つの形態のものと構造上、操作上で実質的に似 ており、同し部品を表すのに同し数字が使われている。しかし、本装置の結合部 分では、数字300て示されている薬品バイアルアセンブリーの構造のようにわ ずかに異なっている。
また、本発明のこの第3の実施例における注入装置部分には、−aに平面状・基 部22かある基部アセンブリー21を含んでいる。基部22には、液体人口24 と多数の脚かある液体通路28を経由して連絡している液体出口26(図示せず )がある、前と同しように、液体通路28には、最初に液体人口24に連絡して いる直角に伸びる脚28a、二番目に間隔を開けて、直角に伸びる脚28b(図 示せず)と長手方向に伸びる対の脚または導管28cがあり、28cは28aお よび28bと相互に連絡している。直角に伸びている脚28bは、図2に示す方 法で液体出口26と連絡している。
また、本発明のこの形態の装置にも、弾性物質からなる膨張性膜3oが含まれて いる。130は、前述の方法て基部22に適合するようにされており、そして図 5に示す特徴の一つ以上の希釈液貯蔵部または室32を決めるのに基部22と共 に協力している。膜30は、基部22(IF18)に備えられている密閉可能な 入口33を通って室32に加圧下で導入される液体によって膨張することが可能 である。前述の実施例におけるように、l1130の弾性は、膨張すると原型よ り膨張した分だけ小さくなって戻る傾向がある。これで、本発明の流量調整装置 を開くと液体出口から装置の外に液体が流れ出るようになる。
配置された中間膨張可能膜30と基部22の上部平面状表面22aは、室32内 に濡損を作る装置である。この装置は対の間隔を開けた外に伸びている突起34 の形て与えられる。突起34の各々は、長手方向に伸びる最初の通路または導管 36て与えられる0図4および5に示す方法で装置が組み立てられる場合、通路 36は間隔を開けた液体導管28cの上に直接重ねられて、突起34として示さ れている履取り付は装置は液体室32に上向きに伸び、その中で濡損を画定する 。室32に収納されている液体を出口56を通して装置の外に効率的に押し出す 膨張性の[30の作用は、前述の通りである。出口流量制御装置、または遮断お よび液体計量装置63の構造と操作は、前述の通りである。
膨張性の膜30に重ね合わせているのは、多孔買プラスチックであり、フリーベ ントの、構造充填材40(図17には示さず)で、前述の特徴のカバー44で覆 われている。
図17て数字302と示されているハウジングの最初の部分は、最初のハウジン ク部分18とはわずかに異なる構造である0図2に示されている特徴の停止部材 18aおよび18bがあるのではなく、まずハウジング部分302には内面スレ ッド304があり、その目的はこれから記述する。また、部分302には、ガラ スの薬瓶容器アセンブリーに備えられている結合ラチェツト歯308に結合して 、調整し、インターロックする弾力のあるラチェツト歯306と示されている容 器のロック装置かある。
本発明の第三の形態の結合装置は、実質的に先に述べた実施例による結合装置と 同して、ハウジング部分302に直角に伸びている固定結合サポート111によ って、円筒状のハウシンク部分302を中心に支持されている滅菌結合アセンブ リー110を構成している。結合アセンブリー110は、内面スレッド113( 図19)を持つ外部円筒部分112と同軸に調整されている内側円筒部分114 からなる。前と同様に、内側部分114は、円形端末壁116(図19)によっ て外側部分112内の位置に固定して支持されている0図19を参照すると良く わかるように、端末壁116は凹所、または、結合サポート111内に作られる ソケット118の中にきっちり収容される。また、結合サポート111の部分を 形成するのは、内部液体通路122を有する放射状に伸びているコネクター・エ レメント120で、内部液体通路122はサポート111か図17および18に 示す方法て円筒状部分302内に位置している場合に基部22の入口24に通し るようになっている。
図19に戻って、通路122は、円筒部分114の内壁で画定されている通路1 24に通じている。細い径の液体通路126は、弁シートが画定するテーパー壁 部分128て通路124に接続している。全般的に参照数字136で示した、前 述の特性を持つ弁装置は、通路124内で相互に移動可能であり、ここに述べる 方法で通路126を通る液体の流れを調節するように機能する0図8および9に 示される通り、弁装置136は、本体部分138とステム部分140かある弁エ レメント137を含んている0部分138と140の接合部には、テーパー壁1 42があり、弁か図19に示す閉状態にある場合には、テーパー壁部分128に よって弁シートが実質的にシールされるようになっている0本発明の装置か貯蔵 モートにある場合には、結合部材112の開放端は図1に示す特徴の取り外し可 能のシーリングキャップ130て蓋をしておくことか望ましい。
図17から21までに示した本発明のこの形態では、容器アセンブリー300は 薬剤Mを含むガラスバイアル310(図19)の内部室309を入ったり出たり する液体の流れを調節する二番目の流量制御装置を含んている0本発明のこの形 態の二番目の流量制御装置は、構造と操作において前述したものと類似しており 、ガラスバイアル310内で実質的にシールされ得るプランジャー86を含む。
また、プランジャー86はこの装置の結合装置に関連して、ねじ86bとして示 されているコネクター装置も含んている。前述のように、弁アセンブリー88は 、プランジャー86内に作られる通路86cを通る液体の流れを調節し、前述の 特徴の操作装置で操作される。しかし、図19および2oに見られるように、プ ランジャー86は、円く伸びる輪状のチャンネル部分89と91を含み、これは 実質的にシール可能なように部材90の部材92および96と各々係合する。
ガラスバイアル310は、多区画カバーまたは、ガラスバイアル310を囲むオ ーバーパッケージ312の中に入れられており、前に確認した円く伸びるラチェ ットの歯308を含んでいる。カバー312の開放端近くに備えられているのは 本装置のハウジンクの円筒部分302の内に施工されている内面スレッド304 に適合する外面スレッド314である。ガラスバイアル31o(図18)は、オ ーバーパッケージ312の前面部分312fで完全に形成されている311のよ うな引き裂き取り外し可能の密閉キャップで封じられている。
本発明の第3の形態の装置の操作て、バイアル密封キャップ311が薬品バイア ルアセンツリー300から先ず除かれる。これが行われた滅菌の密閉要素110 の通路を閉鎖する密閉部材130か除かれ、薬品バイアルアセンブリー300の 開放端か円筒部分302(図19)の開放端148に挿入される。薬品バイアル 310は、開放端148の中に受け入れられるので、スレッド314は円筒部分 302(図49)の中に設けられた最初の内面スレッド304aに向かって動く 、同時に、スレッド86bは結合部材112に備えられた、スレッド113との 結合かみ合いに向って動く。
時計方向の薬品バイアルの回転は、スレッド314を最初の内面スレッド3゜4 aと結合させ、プランジャー86のスレッド86bを図20に示された方法で結 合部材112のスレッド113と結合させる。また、オーバーパッケージ312 にあった薗308は、最も近いラチェットの歯306の位置に動く、プランジャ ーは部材112と結合するのて、容器弁のステム106は、弁装置136のステ ム140が同時に最初の流れ管理装置の弁部材137と図20に示す開放位置へ の第2の流量制御装置の弁部材92を動かす、この開放位置における流量制御装 置の弁によって、膨張可能のlll30は室32の内に含まれている液体を弁シ ート128を過ぎる圧力の下て結合装置の液体通路126に流し、それから容器 弁装置の通路103に流す、圧力下の液体は、次に容器弁の円く伸びている通路 94を通って流れ、図20の矢印で示されるようにガラス容器310の内部30 9内に急速に流れる。この圧力の下での薬品バイアルへの液体の流れにより、混 合が開始しあるいはプロセスか再開される。
図20の矢印で示されているように、薬品バイアルに流れ込む液体は、ガラスバ イアルに入っている薬剤Mと、室32に貯蔵されている希釈液と薬品バイアルに 貯蔵されている薬剤Mとの混合物からなる薬の活性流動物質をつくるために、示 された方法て徹底的に混合される。
薬剤Mが希釈液と混合されてから、薬品バイアルアセンブリーは時計方向に再度 回転される。この再回転の間に、薬品バイアルのスレッド314は1円筒部分3 02内に作られた円く伸びている空間316を通して移動する0図20に示され た通り、空間316は滞留スペースとして機能し、最初のスレッド304aとス レッド304の中間に位置している。薬品バイアルアセンブリーの継続時計方向 回転により、スレッド314かスレッド304に結合し、薬品バイアルアセンブ リーを図20に示されている位置から図21に示されている所定位置に移動する 。また、オーバーパッケージのラチェツト歯308は、ハウジング部分302に 備えられている弾力のあるラチェツト歯306と噛み合う0図22で最もよくわ かるように、ラチェツト歯306は、薬品バイアルアセンブリーを時計方向に自 由に回転させる方法で降伏して変形できるようにつくられているか、歯308は 図22に示す方法てバイアルアセンブリーの反時計方向回転の妨害を排除するよ うに設計されている。この構造て、薬品バイアルアセンブリーか円筒ハウジング 部分302と結合すると、容易に取り外しできない。
薬品バイアルアセンブリーの図21に示された位置への移動により、再構成され た混合物は通路94.103.126.124.122.28を通ワて、室30 への移入、そして希釈液と再混合、そして前述の方法て後に患者への注入のため に注入装置に戻される。
オーバーパッケージ312の周辺表面に張られ、前部及び後部の部分312fお よび312rを結ぶラベルは、円筒ハウジング302に関してバイアルアセンブ リーの相互関係、再構成、および位置移動機能を示すために、番号、カラーコー ト等の形てしるしを備えることができる。そのようなしるしは、本装置の操作に ついて素人を訓練するのに有用である。
図23から33に関連して、本発明のもう一つの実施例が示されている0本発明 の第4の形式は、綜合的観点からは全く異なっているが、同様に本発明の第3の 形式の容器アセンブリー300に類似の構造と操作の薬品バイアルまたは容器ア センブリーを含んでいる。従って、図23から33において、類似の数字が類似 の容器アセンブリ一部品を示すのに使われている0本発明の現在の形態における 結合装置の結合部材は、図17から22に関して以前に述べられたものと同じで ある。しかし、本装置ハウジングの円筒形の最初の部分は結合装置を収めており 、ここては数字400で示されているが、本装置の注入部分を収める第2のハウ シングのように、構成か僅かに異なる0本発明の第4の形式の装置は、一般的に 前述の実施例て記載された装置より大きく、そして大量の薬剤を処理するように 設計されている。
特に図23.24.25について、−mに数字402で示されている第2のまた は注入の部分は、前部と後部表面408と410を持つカーブした基部を含む基 部アセンブリー404からなる。基部部材406の中央部分407は、間隔を開 けた部分413と416(図29)を持つ長手方向に伸びる中央集合液体通路4 14に通している小型の交差液体流れマイクロチャンネル412を多数備えてい る。これらのチャンネルと部品の機能はここに記述されている。基部部材406 の側面部分418には、取扱の際、装置を掴むのに使え、または、この装置を患 者の体に結びつける際使用するひもを通すことができる、間隔を開けた穴420 が備えられている。
薄い、一般に平面の膨張性弾性体膜、または部材430は、末端に結ばれ室43 2(図27)を作るのに基部406の中央部分407に協力する0部材430は 、圧力の下で室に液体を導入して図27に示す方法で平面からの膨張が可能であ る。膨張可能部材430は液体の圧力て膨張するので、内的ストレスがその部材 に発生し、膨張した外形から元に戻ることを絶えず強制されている。
本発明のこの形式の装置の重要な観点を形成するのは、°基部部材406に作ら れた液体通路412に室432から流れる液体の濾過のために、室432を内部 的に処理するろ過装置を提供することである。また、ろ過装置は界面の泡トラツ プとして機能する。ここに示されている本発明の実施例では、ろ過装置は、図2 7に示される方法で基部406の前表面408についている、薄い、マイクロ孔 を持つフィルム、積層または複合膜434の形になっている。
前表面408はフィルター434の支持装置を提供している。膜434は、酢酸 セルローズ(Cellouous Acetate) 、ポリテトラフルオロエ チレン(polytetraflouroethylene) 、ポリプロピレ ン、弗化ポリビニリデン(pOlyvinylidene flouride)  、およびポリウレタン/ポリエチレン複合体を含む、当業者に周知の特徴を持 つ色々なるか材で作ることがてきる。
膨張可能な膜430に重ね合わせたものは、多孔質プラスチック(porous  plastic)の、ベントフリー(free ventiong)の、構造 充填材部材436である0図27を参照して最もよくわかるように、部材436 には、圧力の下て室432に流れ込む液体によって最大限に膨張する場合に膜4 30が最初に係合する相手の内壁440を持つ中心に配置され、長手方向に伸び る、凹状のチャンネル438がある0部材436は、部材40に関して前述した のと同し材料で作ることができる。
伸ばされ、且つシールして囲む部材436は、硬質プラスチックカバー442と してここて示されるカバー装置である。カバー442は、カバ一部材の上部壁内 に作られる多数の孔444としであるガス換気装置を含んでいる。膨張可能部材 430が高度のガス通気性の材料で作られている場合、孔444を含むガス換気 装置は液体内に含まれているガスを、もし少しでもあれば、室432内に導入し 、ガス透過性膜を通して、フィルター436を通して、そしてガス換気装置を通 して大気中に放出させる。取り外し可能な部分を有する薬剤ラベル446は通気 孔444を塞ぐ、ある場合には、カバーと基部は前述の特徴と同じ材料で作るこ とができる。
また、基部アセンツリー404には、取り外し可能のカバ一部材450て常時閉 の出口または吐出孔448を含んている。吐出孔448は、液体通路414と導 管452(図28)を経由する出口417に通じている。また、吐出孔448と 通路452は、開口部456(図28)の外側端で終わる基部406に作られた 直角に伸びる通路454に通じている。開口部456(図23)内に受入可能な ものは、本明細書中で前に論した特徴の遮断および液体流量測定装置として示さ れ、及び図2および6で数字63によって示された出口流量制御装置である。
前述の方法で、ニードル弁装置63は、通路414と出口448を通して装置か ら出る液体の流れを実質的に止めるか、コントロールしながら制限するように機 能する0図28に見られるように、通路454は、ステム460上に作られた外 面スレッド458と噛み合うように受けるために内面にスレッドを切っている。
この構造で、ステム460についているコントロールノブ462を回転すること によって、弁部材は、通路454に間してその内端に最も近いステム460に備 えられているテーパ一部分464をコントロールしながら動かすために、そして 基部406(図28)に備えられている弁シート464aとかみあって、通路4 54を軸方向に移動できる。0リンク463は通路454に関係するステム46 0をシールするために備えられている。ニードル弁の代わりに、または、関連し て、通路452は、最初に、I−V管理セット孔開は釘で孔か開けられる内的構 造隔111465(図23)でシールてきる。この種の容器出入口の隔膜構造は 当業者によく知られている。
図23と29に移って、容器アセンブリー300の構造は図17から22に示さ れるものと同しであることかわかる。容器アセンブリー、その構造詳細はここて 繰り返さないが、円筒状ハウジング部分400に受け入れ可能であり、プランジ ャー86は前述の方法で(図32と33参照)、結合部材112と最初に結合し ている0本発明のこの最新形態ては、円筒部分440は、コネクターフランジ4 70(図23)によって基部部材406の裏面または凹面の表面410に完全に 接結されている。また、部分400は、図30て最もよく見られる方法て結合部 材112を支持するソケット473を持つ直角に伸びる基部壁471を含んてい る。基部壁471は結合部材114の通路124て、そして出入口415を経由 して基部402の通路414で通じる通路477か備えられている。同様に、出 口通路ハウジング472とニードル弁ハウジング474は、裏面表面410(図 26と28)から角張って外側に伸びている。基部部材406の前表面408に は、出入口415を取り巻く直立据えつけ突起475か備えられており、その突 起にはフィルター434か取り付けられている。フィルター434は、チャンネ ル414と室432(図25)間の出入口を通して液体が自由に流れるように突 起475を周囲に受け入れる孔434aを備えている。
発明のこの第四様態の装置の操作ては、装置は側面部分418の一つで支えられ ており、バイアル締め切りキャップおよび滅菌結合要素110の通路を閉したキ ャップを移動させて、薬剤バイアルアセンブリー300の開口先端は円筒部40 0(図23)の開口端401に、はめ込まれている。UjJ29ならびに30に 最もよく示されているように、薬剤バイアル310か開口端401に入れられる ように、スレッド314は円筒部400の中に備わフている最初にある内側のス レッド304aの方向に動く。同時にスレッド86bは、組になった部材112 に付いているスレッド113と合わせるように動く。薬剤バーrアルが時計方向 に回転することで、スレッド314は最初にある内側のスレッド304aと合致 させられ、また図30に示されるようにプランジャー86上のスレッド86bは 、組になった部材112にイ」いているスレッド113に合わされる。オーバー パッケージ312に付いている歯308も、円筒状囲い部400の最も近くにあ るラチェツト歯405の方に動く、プランジャーが部材112と組になるように 、容器バルブの軸106はバルブ136の軸140に係合し、図30ならびに図 33に示されているように、結合流量調節装置の弁部材137と容器流量調節装 置の弁部材92の双方が、同時に動く。容器流量調節装置の弁がこのように開放 の位置にあれば、膜430か膨張して室432に含まれている流体を、ボート4 15(図25ならびに図30)を経て通路477や通路124に流し出す、さら に弁シート128を経て、結合手段の通路126や容器弁手段の通路103にも 流し出す。次に加圧された流体は、図30に矢印で示されているように、容器弁 の拡張された通路94を放射状に流れ、またガラス容器310の内側309内に 速やかに流れ込む、この加圧された流体の薬剤バイアルへの流れにより、混合が 開始されあるいはプロセスが再開される。
図30に矢印て描かれているように、薬剤バイアルに流れ込む流体は、バイアル に含まれている薬剤Mと完全に混合されて、薬剤が有効に濃縮され流動性物質を 形成する。これは室432に蓄えられた希釈液と薬剤バイアルに蓄えられた薬剤 Mとから構成されている。
薬剤Mは希釈液と混合されたf&、図31に示されているように、薬剤バイアル アセンブリーを再び時計方向に回転させる。この追加の回転により、バイアルは 円筒部400にある周囲に拡張されたスペース479を通って動く、このように スペース479は滞留スペースとなり、最初のスレッド403aとスレッド40 3との間に位置する。スペース479の収容場所は一時的な滞在時間を保ち、こ の間にこのシステム装置ての薬剤の注入と再構成を行う、薬剤バイアルアセンブ リーを時計方向に回転させていくと、スレッド314とスレッド403が合致し て、薬剤バイアルアセンブリーは図30の位置から図31の位置に動く、オーバ ーパッケージ上のラチェツト歯308も、囲い部400の中にあって弾力のある ラチェツト歯405と合致する。これてバイアルは囲い部400の中に実質的に ロックされる。
引き続いて薬剤バイアルアセンブリーか図31に示される最終の位置に移動する ことで、通路94,103,126.124.477、および414ならびにボ ート415を経て、注入装置の室432に完全に移されて薬剤の再構成のために 混合される。その後、再構成された有効な薬剤を、ろ過器434や多様な流体補 集通路412を経て、患名への注入を制御する。この補集通路はボート4.17 を経て通路414へ通し、通路452と出口448を経て装置から外部に出る。
前に論したように、出口448を流れる流体の流量は、ニードル弁手段63て制 御される。
再び繰り返すが、オーバーパッケージ312の周辺部表面を被うラベルには、円 筒状ハウジング400に対するバイアルアセンブリーの相互連結、改造移送機能 を示すために数字、カラーコードなどの形状で表示するのが好ましい。
図34から図38には、本発明のこの実施例を示す、この最後の実施例は多くの 面て図23乃至図33の実施例と類似しており、同種の構成部材を示すには同し 参照番号を用いた。より具体的には、結合部材112および114に沿った注入 容器部の装置は、結合弁装置136および操作手段が以前に述べたもののと同し である。しかしながら、基部406の裏面410に載せられた円筒状ハウジング 500は、薬剤バイアルアセンブリー502と共ににやや異なった構造である。
これらの異なる要素の構造の詳細ならびに本発明のこの形状ての操作方法につい て以下に述べる。
図34および図35を参照されたい、基部アセンブリーは図25に示したものと 全く類似しており、多数の微小チャンネル412を有する曲がった基部部材40 6を持っており、この微小チャンネルは間隔を置かいて離れた部分413および 416を有する中央通路414と連結している。開口部420かある側面部41 8については既述した。装置は前と同様な機能の膨張性弾性体膜430及びフィ ルタ一手段434を有している0図36を参照されたい。本発明のこの形状のよ る薬剤バイアル又は容器アセンブリー502は、薬剤Mを収めたバイアル510 の内部室509への流体の出入りの流れを制御する第二流量制御装置を備えてい る0本発明のこの様態による第二の流量制御装置は構造と操作において既述のも のと同一てあり、実質的にバイアル510にシールされて受容される低級ジュロ メータ−プランジャー86を有している。プランジャー86も、スレッド86b として示したように、装置の結合装置と連絡する結合手段を備えている。
前述のとおり、弁アセンブリー88でプランジャー86内につくられた通路を経 る流体流量を制御し、既述の特徴の操作手段によって操作される。
バイアル510は、バイアル510を取り囲む多くの部分を有するカバー(オー バーパッケージ部材)512に封入されている。オーバーパッケージ部材512 は、システムインターロックストップ511を有するカラー512a内にはめ込 み式に収容されている。装置ハウジングの円筒部503内に備えられている内部 スレッド504と噛み合うように取付けられた外部スレッド514が、カラー5 12a内の下端近くにある。バイアル510は508(図36)のような一体と なった切り取り(tear−off)タイプの締め切り部材により閉じられてい る。
カラー5128にも周囲に間隔を置いたフィンガークリップ507が備えられて いる。その目的について述べる。オーバーパッケージ部材512は、カバーアセ ンブリーを円筒部503にロックするためのロッキング装置が有る。ここて、こ のロッキング装置は、部材512の下端近くに位置する環状部材515の形状で 備えられている。
図37で、本発明のこの形状のハウジンクの円筒部502は、拡大した直径の口 517を有する0口517は、ストップ511を受容するように取付けられ、ス トップ511か係合する放射状に伸びている環状面519を画定する0面519 から縦方向に離れた配置に、周方向に伸びて内側に突き出した環状のストップ部 材521がある。ストップ部材521は、以下に説明するように、サイクルの終 わりに取付けられ、オーバーパッケージ部材512に備えられた環状部材515 とロックするように係合する。
本発明のこの最後の形状の装置の操作において、先ずバイアルの蓋508を薬剤 バイアルアセンブリー300より外す、ついて、薬剤バイアルアセンツリーの開 口端502を、円筒部503の滅菌口517に挿入する(図37)、フィンガー グリップ507を調整しながら用いて、スレッド514を円筒部503の中にあ る内部スレッド504と噛み合わせる0次にバイアルアセンブリー502を前に 押し出して、プランジャー86の上のスレッド86bを接続部材112に備えら れているスレッド113の近くに動かす、さらにフィンガーグリップ507を用 いて薬剤バイアルを時計方向に回転させて、図37に示したような態様で結合部 材112のスレッド113と、プランジャー86の上のスレッド86bと合わせ る。プランジャーが部材112と結合すると、容器弁のステム106は弁装置1 36のステム140と係合し、第一流量制御装置の弁エレメント137と第二流 量制御装置の弁部材88とか両者とも同時に軸方向に動き、図37に示す開位置 になる。流量制御装置の弁がこの開位置になることにより、膨張性弾性体膜30 か室432内に収容されている流体を加圧下でボート415を経て、通路477 に、通路124に、弁シート128を経て結合装置の流体通路126へ、次いで 容器弁装置の通路103へ流し出す。図37に矢印で示されたように、加圧され た流体は容器弁の放射状に拡大された通路94を経て流れ、容器510の内部に 速やかに流れ込む。加圧されて薬剤バイアルに流れ込むこの流体の流れで、混合 あるいはプロセスが再開され、容器アセンブリーを外に動かす(図37に示す様 に上方へ)。
本発明の全ての様態ては既述したように、容器弁のプランジャーはゴムかシリコ ン材料てつくられるのか好ましい。プランジャーの中て往復運動する弁部は、高 級デュロメーターゴム(higher durometer rubberlか シリコンて作られるのが好ましく、あるいはガラスかポリプロピレン、ポリカー ボネート、ポリスチレン、ABS、PTFEや高密度テフロン、ナイロンのよう なプラスチック材で作られるのか好ましい。同様に弁部材137もシリコンゴム 、ゴム、柔軟なPVC、ポリウレタン、PTFEあるいは弗化ケイ素弾性体(f luorsilicon elastomer)て作らるのが好ましい。
図39乃至53には、本発明のさらに別の実施例が示されている。この実施例て は、円筒状ハウジング部600と基部アセンブリー604の構造は、図23から 図28に示されている円筒状ハウジング部400と基部アセンツリー406の構 造に類似しており、同種の部材に同じ参照番号て示す、しかしながら、構造の詳 細はこの後直ぐに説明されるか、多少異なっている。特に目立つのは、本発明の この様態の装置ては、希釈液やその他非経口流体の混合が調節されており貯蔵部 や薬剤混合室との間の流麗を正確に調節する流量調整手段を備えていることであ る。
本発明のこの様態ては、円筒部600は結合フランジ470(図23)で、基部 部材の裏面か凹んた表面410に完全に結合されている。さらに円筒部600は 、図40に最もよく示されているように、結合部612を支えているソケット6 09を持っている横に伸ばした壁607を含んでいる。基部406には縦に伸び た通路614と通路616かある0通路614は貯蔵部432とボート415に 通している0通路616は出口通路ハウジング472内に形成されている装置の 出口に通している。同様に既述のニードル弁ハウジング474は、裏面410よ り外側に角度を持って伸びている(図26ならびに図28を参照)、基部部材の 正面には、交差した微小流路412ならびに直立した据え付はボス475が付い ており、その突起はボート415を取り巻きかつろ過膜434が接着されている (図39)、ろ過装置と微小流路412とは、既述と同じ結果を達成する。
図41ならびに図42ては、本発明のこの様態での容器アセンブリー620は、  (カプセルか錠剤625て示す)長時間効き目がある薬剤を含む室624を持 つ、ガラスバイアル622で成り立っている。プラスチックカバーかオーバーパ ッケージ626は、バイアル622をぴったりと受入れ、その目的はまもなく記 載されるてあろう計量スレッド627(図53)を有している0周囲のカバー6 26は、外部スレッド630ならびに噛み合わせ止め具632を持つカラー62 8である。スレッド600は円筒部600に付いている内部スレッド634と噛 み合わせられる。本発明のこの様態での流量調節手段は、バイアル622に収容 されており、同時に混合室624に出入りする流体の流れを調節する。ここでの 流量調節手段はプランジャー636から構成されており、バイアル622に緊密 に受入れられている。プランジャー636は通例前述のプランジャー86と類似 する構造てあり、円筒状てバイアル622の内壁に固く噛み合わされたスカート 部638を持っている(図44)。
プランジャー636には中心に配置された孔639と多数の円周状に間隔を置い た流路640を備えている。入口もしくは精密流量調節弁部材642も、流量調 節手段の部分から構成されており、中心に配列された入口通路643を有してい る。弁部材642は孔639の中て往復運動をしており、通路640て流体の流 量調節を行う第一フランジ部649を備えている。また弁部材642は第二(W i内)フランジ645を持ち、プランジャー636に備わっている環状の通63 6a内の弁部材の運動を案内する。弁部材642にはさらに、接合部612に付 いている内部通路649の中を通して逆止弁646と協同している軸647を含 む(図43)、軸647は弁部材642の全体の部材から成り、機内先端647 aに連絡する。軸647の最も近い反対側の先端647bは横の流路650にあ り、それは流体の流れが逆止弁646を経て、入口通路643に流れ込ませる( [g50)。
本発明のこの様態の装置の操作において、薬剤バイアルの通路を閉じるバイアル の閉止蓋651ならびに蓋652(図43ならびに図44)を、最初に移動させ る。そして薬剤バイアルアセンブリーの開口先端653は円筒部600の先端6 01に差し込まれる準備ができている。成る場合には先端か閉じているかもしれ ないか滅菌して閉止シールを剥がす(図示していない)1図43ならびに図44 に最もよく示めされているように、薬剤バイアルアセンブリー620が装置の注 入部の開口先端601に収容されれば、スレッド630を円筒部600に備わっ ている第一の内部スレッド643aと噛み合わせる。カラー628のフィンガー クリップ654を持って、図45に示した位置まて薬剤バイアルを時計方向に廻 し、薬剤バイアルを円筒部600の中に進める。この固定された位置て、システ ムインターロックステップ632は、円筒状ハウジング部600に付いている内 ショルダ655との噛み合わさる。このように、薬剤バイアルを円筒部600と 合致させ、弁部642の軸647を逆止弁646の近くまて動かす。
図45ては、バイアル620をカラー628に対して時計方向に回転させて、軸 644か逆止弁644に合わさっている。貯蔵部にある流体により逆止弁646 に圧力が働くのて、逆止弁を開放位置への動きが抑えられる。したがって、操作 弁642は、図45で示された位置より左に動く、シかしながら、フランジ64 5がプランジャー636のショルダ636aに対して据え付けられる場合、カラ ー628の中にあるバイアルを時計方向に廻しつづけると、軸644を図45て 示された位置より逆止弁646を左に動かす、この開放位置て流量調節手段とし ての逆止弁によって、膨張性膜430は室432に含まれている流体を、加圧し てボート415(図40ならびに図45)を経て通路658へ、さらに通路66 0に流し込ませ、弁シート662を経て接合部の通路664、さらには入口弁部 材642の中央通路643に流れ込む0次に図45に矢印で示されたように、加 圧された流体はガラス製容器の薬剤室624に速やかに流れ込む、室624への 加圧された流体の流れは、カプセル625の周りに制御された希釈液の流れを生 しさせ、制御された混合あるいは患者に点滴する有用な成分をつくる再処方工程 か敷台まる。
特に図45で、カラー628に対してバイアル620を回転させると、逆止弁6 40か開くたけてなく、フランジ641にも影響する。弁部642の突起物64 1aか図44で示された位置から動かされ、プランジャー636での通路640 を通る流体の流れか、図45で示された開放位置で塞がれる 。
図45て示された弁部材642の右へのこの動きは、図45で矢印665て示さ れたように、薬剤室624からプランジャー636ての通路640へ後ろの方に 、流体を流す。
図45て示された位置ての弁部材642て、混合された溶液、すなわち有用な成 分は、加圧下て通路640を経て流れつづけ、結合部612の通路668、環状 の集合器通路670(図47)、円筒部600に形成した通路672に、そして 通路452を経て排出口へ流れる。ろ退部674は薬剤室624に備っておリ、 再処方した有益な薬剤の調剤に先行して装置から微粒子状物質をろ過分側する。
希釈液て薬剤の調節された混合か始まってから、貯蔵所432から薬剤バイアル へ送るのと貯蔵所へ戻す希釈液の流量は、図48に図解されているように、カラ ー628に備っている計量用のスレッド677に対して、薬剤バイアルを反時計 方向に廻すことにより正確に制御される0図48で指摘されるように、バイアル の反時計方向へのこの回転は、逆止弁646を図48に示されている閉止位置に 動かして、混合室624への流体の流れを絞る。このようにして、混合室への流 体の流れは正確に調節される0図47ならびに図51て、バイアルオーバーパッ ケージ626には円周に間隔を取って置いた細長い溝680があり、一方カラー 628には内側へ放射状に伸ばしたリブ682を備えている。バイアルをカラー に対して相対的に回転させて、リブ682は続いて細長い溝を引き込み、カチッ という音を立てるようになり、極めて微妙な回転で調整を行う0図41に示され るように、オーバーパッケージ628には指針684かあり、これには証印68 6て目盛りを付けるが、流体の流量を示すためにカラーに対するバイアルの位置 に基づいて色彩コードを用いても良い。ラチェツト歯もオーバーパッケージをハ ウジング部600の中にに付いた弾力のあるラチェツト歯に沿わせて、実質的に カラー628をハウジンク部600に固定させ流量を調整する。
図52から図62には、本発明のさらに別の実施例が示されている。この実施例 では円筒状ハウシング部と基部アセンブリーを含む装置の注入部の構造は、図3 9から図51に示された本発明の実施例と同様になされ、同種の部材18が同種 の参照番号て示ずようした。しかしながら、その構造の詳細についてはこの後直 ぐに記述されるが、容器アセンブリーの構造は多少異なっている。図39から図 51の実施例の場合、本発明のこの形状では、希釈液やその他薬剤の基材流体の 混合において、調節が独特になされており、貯蔵部や薬剤混合室との間の流量を 正確に調節する手段を備えている。
特に図52ならびに図53ては、本発明のこの様態の容器アセンブリー720は 、薬剤を含む室724を持つガラス製バイアル722から成り立っており、ここ ては可溶性の薬剤化合物725を示す。プラスチックカバーもしくはオーバーパ ッケージ726は、バイアル722に緊密に入れられ、計量用スレッド727( 図53)を含んており、その目的はこの後て記述される0周囲のカバー726は 、外部のスレッド730ならびに噛み合わせ止め具732を持つカラー728で ある。スレッド730は円筒部600(図55)に備っている内部のスレッド6 34に合致させられる。バイアル722は僅かに異なった配置がなされ、本発明 のこの最新の様態ての流量調節手段で、混合室724に出入りする流体の流れを 調節する。ここでの流量調節手段は、プランジャー736がバイアル722の中 に緊密に入れられている。プランジャー736は既述のプランジャー86と類似 な構造て、円筒状てバイアル722の内壁に引き込まれたスカート部738を持 りている(図55)。
プランジャー736には中心に配列された孔739と多数の円周状に間隔を置い た流路740を備えている。多少は異なった方法て構造された入口もしくは精密 流量調節弁部材742も、流量調節手段の一部で構成される0部材742は内腔 739の中て往復運動をしており、通路740で流体の流I調節を行う第一フラ ンジ部741を備えている。また部材742も第二もしくは機内のフランジ74 5を持ち、プランジャー736に備わっている環状の通路736a内の弁部材の 運動を案内する。ここて記述するように、弁部材742にはさらに接合部612 に備っている内部通路749の中を通して、逆止弁746と協同する通路742 の中心に配置された軸747を含む(図55)、軸747は弁部材742の全体 の部材から成り、機内先端747aに連結する(図61も参照)、軸747の最 も近い反対側の先端は拡大した直径部747bで、以前に特定したフランジ74 1に連絡する。既述のように、直径部747bを通して角度を持って伸ばすこと で、流路750を円周状に間隔を取って置かれ、流体が逆止弁746を経て入口 室724に流し込ませる(図56)、また拡大した直径部747bは、円周状に 間隔を取って置かれ放射状に伸ばした流路742bを備える。
本発明のこの様態の装置の操作において、薬剤バイアルの通路を閉じるバイアル の閉止蓋651ならびに12652(図54ならびに図55)を、最初に移動さ せる。そして薬剤バイアルアセンブリーの開口先端753を、以前に動かせるカ バーで密封されるかもしれない(図示していない)円筒部600の先端601に はめ込む(図54)。図54ならびに図55に最もよく示めされているように、 薬剤バイアルアセンブリーが装置の注入部の開口先端601に収容されれば、ス レッド730を円筒部600に備わっている第一の内部スレッド643aと噛み 合わせる。カラー728のフィンガークリップ754を持って、図55に示した 位置まて薬剤バイアルを時計方向に廻し、薬剤バイアルを円筒部600の中に進 める。この位置て、システムインターロックステップ632は、円筒状ハウジン ク部600に付いている内部のショルダ655との噛み合わせに向かって働かさ れる。このように、薬剤バイアルを円筒部600と合致させ、弁部材742の軸 747を逆止弁746の近くまて動かされる。
図56ては、バイアル720をカラー728に対して時計方向に回転させて、軸 747を逆止弁746に合わせている。貯蔵部にある加圧された流体が逆止弁の 動きを抑えるので、弁742の操作て図56て示された位置より左に動く。しか しながら、フランジ745がプランジャー736の内部のショルダ736aに対 して据え付けられる場合、カラー728の中にあるバイアル720を時計方向に 廻しつづけると、軸747を図56て示された開放位置より逆止弁746を左に 動かず、この開放位置て逆止弁によって、膨張性膜430は室432に含まれて いる流体を、加圧してボート415(図40ならびに図46)を経て通路658 へ、さらに通路660に流れ込ませ、弁シート762を経て接合部の通路664 、さらには入口又は操作弁部材742の中央通路742aに流れ込む0次に流体 は通路742bならびに通路750に、さらに混合室724に勢いよく流れ込む (図59ならびに図60も参照)。室724への加圧された流体のこの流れは、 図56に示されている薬剤化合物725の中ならびに周囲に、制御された希釈液 の流れを生しさせ、混合あるいは患者に注入する有用な成分をつくる再処方工程 か始まる。
特に図55て、弁部材742かそこの位置にあるかぎり、突起741aを含めた フランジ741は、プランジャー736の通路740を通る流体の流れを妨げる 。しかしながら、既述のように、オーバーパッケージ726の中のバイアルアセ ンブリー720の時計方向の回転で、逆止弁746の強い衝動で弁部材742は 右に動かされる。弁部材742が図56て示される位置にあるかぎり、混合され た溶液、すなわち有益な薬剤は加圧下で通路740を経て貯蔵部432へと逆方 向に流れつづけ、結合部612の通路668、環状の通路670(図49)、円 筒部600に形成した通路672に、そして貯蔵部432へ流れる。ろ退部77 4は薬剤室724に備っており、再処方した有用な成分の調剤に先行して装置か ら微粒子状物質(particulate l1atter)をろ過分側する。
薬剤あるいは薬品725と希釈液の混合が始まってから、貯蔵部432から薬品 バイアルの混合室への希釈液の流量および装置の外見上を正確に調整できる。
これは既述され図58で図解されているように、薬品バイアルをカラー728の 計量用スレッド777に対して反時計方向に回転させて行う。
図62ては、混合室747には可溶性の錠剤725aの形で薬剤を含む、この錠 剤は筋肉緩和剤として有益な薬剤から構成される。
図63から図67は本発明のまた別の実施例を示す、この実施例では、円筒状ハ ウシンク部800ならびに基部アセンブリー804は、図23から図28に示さ れるハウジング部400ならびに基部アセンブリー406に類似した構造で、同 種の部材に同し参照番号を使っている。しかしながら、その構造の詳細について はこの後直ぐに説明されるが、容器アセンブリーの構造は多少異なっている。
さらに詳細に本発明のこの様態の装置ては、希釈液、溶液もしくは基材流体(p arenteral fluid)のような第一の成分と薬剤もしくは他の有益 な薬剤のような添加剤との混合において、調節か独特になされている、すなわち 、第一の成分を独特の添加方法で添加剤に合わせるが、その特徴をこの後に記述 する。
以下のバラグラフて、このユニークな混合プロセスを説明する。以下の用語は次 の意味を有する。
風見ニ一種類のみの原子より成り、単独で又は組合わせてすべての物質を構成す る基本物質の任意のもの。
添加剤二本発明の装置に導入される流体に全部又は一部として添加される元素、 化合物、物質、成分、生物学的に活性な物質、又はその他の物質。
ボ旦:=が重合により生成する化合物あるいは化合物の混合物で、本質的に繰り 返しの構造単位より成る。
庄桂旦流体:腸を経由しないで患者に投与される任意の溶液、水、食塩溶液、ア ルカリ化溶液、デキストロース(dextrose)溶液、酸性化(acidi fying)溶液、電解質溶液、試薬、溶媒、その池水溶液などが含まれる。
有里flJ8.分:疾病の診断、治療、緩和、処置あるいは予防、又は患者の良 好な健康の維持のために有用な薬、薬剤、医薬、医薬用ポリマー、酵素、ホルモ ン、抗体、元素、化合物、あるいはその他の物質。
1物理的図括牲す惣亘:生物学的に、免疫化学的に、生理学的に、あるいは薬学 的に活性なあるいは反応性がある物質、生物学的に活性な物質としては当業者に 知られているもののうち、次のものの少なくとも一つ以上が挙げられる。生化学 的化合物(アミノ酸、炭水化物、脂質、核酸、タンパク、生化学的化合物と複合 体をつくる又は生化学的化合物と作用するその他の生化学的化合物および物質) 、抗体、抗原物質、酵素、補助因子、抑制剤、レクチン、ホルモン、ホルモン産 生細胞、レセプタ(receptor)、凝固因子、成長促進剤、ヒストン、ペ プチド、ビタミン、薬、細胞表面マーカーおよびトキシン(toxin) 、上 述の生物学的に活性な物質のグループのうち、タンパクは現行の最大関心のもの である9本明細書中に後述の添加剤キャリアに固定化し集合化される種として遺 伝子工学による巨大分子生化学医薬であるからである。生物学的に活性な物質の キャリアとしてのバイオモザイクポリマーの使用については欧州特許出願第0. 430,517 A2号に論じられている。
添加媒体:添加剤、および添加剤の全部あるいは一部が流体に添加されるように 本発明の流体供給装置の流体通路を流れる流体に添加剤を供給する任意の媒体、 添加媒体には、添加剤、および添加剤添加媒体があり、後者は単独にあるいは中 間マトリックスあるいはその他の放出組成物の成るタイプのものと共に、機能サ ポート(functional 5upport)、あるいはキャリア、足場( anchoragel 、デポジションあるいは反応部位、あるいは元素ホルダ ーの形のものがある。
添加剤添加媒体:装置の中を流れる流体に添加剤を添加するための機能サポート あるいは基体のような任意の媒体0機能サポートはポリマー、コポリマー、イン ターポリマー、セラミック、クリスタルスポンジ、カーボンベイストマトリック (carbon based matrjx) 、セルロジック(celull osic) 、ガラス、プラスチック、バイオモザイクポリマー(haio+n osaic polymer) 、アズラクトン官能性ポリマービーズ(azl actone−functional polymer beads)、アダク トビーズ(adduct beads)、カルボキシル基官能性ポリマービーズ (carboxylate−functional polymerbeads )、ゴム、ゲル、フィラメント等のキャリアを有することができる。
本発明の添加媒体は図66に示したような種々の形状をとることができる。しか しながら、好ましい形態ては、添加媒体は円筒状の多孔性のポリマーの機能サポ ート構造で、容器アセンブリーの混合室内に配置され、種々の有用な成分(薬、 生物学的に活性な物質、元素および化合物など)が放出できるように結合したも のである。これらの添加剤は、希釈液、試薬、あるいはその他の水性溶媒が図6 4の矢印で示されたような態様で支持アセンブリーのまわり及び支持アセンツリ ーを通って構造物により運ばれ、添加剤が液体の流れに添加され、添加媒体を収 容する室を経て液体が流れる間に効率的に添加され放出される。
添加剤それ自体は種々の物理的形状て良く、液体、固体、顆粒剤、粉体、粒体、 ゲル、ワックス、親水コロイドキャリア、ゴム、フィルム、錠剤、結晶、ヤマル ション、微結晶、微小球、噴霧乾燥化合物、リボヒライズド(lypohi f ized)化合物、および飽和剤などで良い。添加剤は支持装置に多くの方法で 取外しができるように連結され、固定化され、含浸され、あるいは支持されるこ とかできる。添加剤は化学的あるいは機械的に、中間物マトリックスと一緒にな って付着され、固定され、直接的にあるいは間接的に結合される。添加剤は、支 持物の表面あるいは界面活性剤に捕捉され、固定化され、結合されあるいは交叉 結合される。あるいは添加剤は、支持物に形成された空隙、セル、細管、裂は口 内に、吸収され、触媒反応を受け、静電気的に捕捉され、キャリアによりあるい はキャリア上で重合され、局在化され、包囲され、沈積され、懸濁され、あるい は吸尽されることがてきる。添加剤を官能性支持媒体に取除くことがてきるよう に固定する一つの重要な方法としては、官能基支持媒体を結合能力が高いアズラ クトン官能基化合物(azlactone functional compo unds)のような反応性官能基を有する化合物で処理することか挙げられる。
成る用途ては、生物学的に活性な物質はEPO特許第0.430,517 A2 号に記載されている方法てバイオモザイクポリマーの表面に結合させることがて きる。同様に、Coleman、et alに特許されている米国特許第5,0 13,765号に記載されている方法を用いてグラフトコポリマーを用いること かてきる。このようにして錯化剤、触媒、および、酵素あるいは他のタンパクの ような生化学的物質および生化学的高分子をキャリアに結合させることかてきる 。
同様にして、添加剤は官能基支持体から直ちに分離することかてき、種々のメカ ニズムの一つ以上により、装置を流れる液体に添加あるいは液体と混合すること がてきる。このメカニズムとしては、化学反応、溶解、膜結合(debindi ng)、結合切断、置換、生化学的分離、拡散、洗浄、分裂、浸食、会合脱Il l (disassociation)、脱着、可溶化、ろ過、酵素的切断、生 物学的反応、浸透、開環反応による開環などの分離法かある。
特に図66には添加媒体あるいは添加キャリアの種々の形状か図示されている。
これらの添加剤キャリアは本発明の容器アセンブリー内に配置されており、その 構造について以下に述べる。
図63および64て最も良く分かるように、本発明のこの形状ては、円筒部80 0はコネクタフランジ470(図23)により基部部材の凹部(背部)表面41 0に一体的に連結されている0部分800はまた、ソケット809を有する横方 向に伸びている基部壁807を有しており、この基部壁807は図40および6 4で最も良く分かるように結合部材812を支持する。基部808には縦方向に 伸びている通路814および816が備えられている0通路814は貯蔵部83 2およびボート815と連絡している0通路816は、出口通路ハウジング87 2につくられた装置の出口ボートと連絡している。この通路はまた、製造プロセ スの間に貯蔵部を無菌的に予め充填するのにも用いることがてきる。同様に、前 述の性質のニードル弁ハウシング874は、背面410から角度を持って外側に 伸びており(図26および28も参照)、基部アセンブリーの流体出口を経て流 れる流体の流れを制御するための本発明の第二の流量制御装置を保持している。
基部部材の前面には、交叉している微小流チャンネル812が備えられ、また上 向の取f寸ボス875か備えられていることに注目すべきである。取付ボス87 5はボート815を取囲み、ボート815にはろ過膜834か結合されている( 図63)。ろ過装置および微小流チャンネル812は本明細書で前述したのと同 様な方法で同様な結果を達成する機能を果たす。
図64を参照されたい、そこに示される本発明のこの形状の容器アセンブリー8 20は、そこを通る流体通路およびその流体通路に連絡している混合室824を 画定する壁を有するガラスバイアル822を有する。室824は本発明のこの形 状の添加媒体を収容する機能を果たす。二つの部分よりなるプラスチックカバー (オーバーパッケージ)826は、バイアル822の上にびつたりと披つている 。カバー826は、第一部分826aおよび第二部分826bを有している。部 分826aには、外部スレッド830およびシステムインターロック831か備 えられている。スレッド830は、円筒部800に備えられた内部スレッド83 4と合わさるように取付けられている(図64)。バイアル822の中には、混 合室824に出入りする流体の流れを実質的に制御するための本発明のこの形状 の第一流量制御装置かハウジンクされている。ここてこの第一流量制御装置は、 バイアル822内にシール可能に収容されているプランジャー836を有してい る。プランジャー836は前述のプランジャー86と全般的に類似の構造であり 、円筒の形状、バイアル822の内壁とシール可能なように係合して取付けられ たスカート部838を有する(図64)。
プランジャー836には、中心部に配置された穴839があり、周辺部に配置さ れた複数の流体通路840がある。入口(微小流量制御装置部材842)も流量 制御装置の一部を形成する0部材842は穴839内を相互に動くことかでき、 通路840を経る流体流量を制御する機能を有する第一フランジ部841を備え ている0部材842はまた、第二の(インボード)フランジ845を有し、これ はプランジャー836に備えられた環状チャンネル836a内を弁部材が移動す るのを案内する。弁部材842はまたステム847を有し、これは中心の流体通 路842a内に配置される。ステム847は、結合部材812内に備えられた内 部通路849内に保持される逆止弁846と一緒になってこれから述べる態様て 作用する(図64)。ステム847は、弁部材842の必要不可欠の部分を形成 し、インボード端847aて終わる(図65も参照)、ステム847の反対側の 端近くに直径が大きくなっている部分847bがあり、これは前述のフランジ8 41内て終わる。部分847bを経て角度がついて伸びているところに、周辺部 に配置された流体通路850があり、これによりこれから述べる態様で流体か逆 止弁846を経て通路850a経由て室824に入る。
本発明のこの形状ての装置の運転ては、バイアル閉鎖エンドキャップ851と、 ソケットあるいは円筒部800(図示されてない)の開口端809を閉じるキャ ップとをまず取除く。薬品バイアルアセンブリーの開口端はそこで円筒部800 の開口端809に挿入てきる状態になる。薬品バイアルアセンブリーか装置の注 入部の開口端809内に受容されると、スレッド830が円筒部800内に備わ っている第一内部スレッド849aと係合するように動く、薬品バイアルか時計 回りに回転するとバイアルか円筒部800内を進み、ステム847か逆止弁84 6と係合する。貯蔵部の中の加圧下の流体は逆止弁の動きに抵抗するので、操作 弁842が左に動く。しかしながら、フランジ845がプランジャー836の内 部ショルダ836aに接すると、バイアル820の引続いての時計回りの回転に よりステム847が逆止弁846を左に動かし図64に示した開位置(オープン ポジション)になる、逆止弁がこの開位置になると、膨張性弾性体膜430によ り室832内に収容されている流体は加圧下でボート858aを経て通路858 に流し込まれ、次いで周囲に配置した通路849に入り、弁シート862を経て 結合部材の通路846bに入る0次に流体は通路850に流れ、添加媒体につく られている中心流体通路850aを経て激しく混合室824に入る。室824へ の加圧下のこの流体の流れにより、添加媒体を経て添加媒体のまわりに希釈液の ような第一成分の制御された流れができる。
特に図64を参照されたい、弁部材842かここに示した位置にある限り、混合 溶液(薬剤配合溶液)は加圧下て通路840を経て逆方向に流れつづけ、結合部 材812の中につくられた通路868に入り、環状通路870に入る0通路87 0から流体は、円筒部800につくられた通路37に流れ、それから装置の出口 ボートへ流れ制御された供給を行なう。
本発明のこの形状の添加装置では、アフィニティマトリックス(affinit y matrix)支持体は実質的な量ての添加剤の支持体への生化学的に特異 な結合が非常に効率的であるような結合能力のものとすることができることを認 識することか重要である。引き続いて添加剤の実質的な部分を、直ちに効率的に 放出させることがてき、あるいはその代わりに長時間にわたって放出させ患者の 治療に最も効率的なり8て調節した注入をすることができる。アフィニティマト リックスからの吸収成分の脱着のためのその他の解離反応速度は、結合添加剤の 長時間の溶出が最適条件になるように決定することができる。適当な溶出溶媒は 、アフィニティ付着結合の時間の関数としての脱着剤として作用する。この実施 例においては、異なる薬剤放出速度を薬品バイアルアセンブリーに付与すること により、希釈液流速を投薬速度とは独立に(活性化された基体支持物からの添加 剤の解離、脱着、あるいは置換を)設定できる。このようにして、個々の患者の 生理機能に最適の投薬速度と流速にすることかできる。
図64に示したように、混合室824内に配置された添加装置はここて、円筒状 、官能基支持構造、あるいはスカフオード(scaffold)の形状とするこ とができ、ここに薬剤、生物学的に活性な物質、および元素および化合物のよう な有用な成分を放出可能な形で結合することかできる。これらの添加剤は、液体 が室824を流れ図64の矢印に示すようにメカフォード中を循環することによ り添加剤か液体流に存在するようになり液体か混合室を流れると長時間にわたっ て効率的に添加されるように構造物により保持される。スカフォード877のど ちら側かにガラスの流量分配フリット879(図65)が配置され1.流体か均 一に分配して室に流入流出するようにする。
これまてに述べた添加剤添加装置の他に、ポリマーも添加剤のキャリアあるいは 支持体として用いることがてきる。ポリマー試薬、ポリマー触媒、およびポリマ ー基体の三種類のポリマー支持体を用いることができる。キャリアあるいは支持 体としてのポリマーについての議論は、George 0dianのPr1nc iples of Polymerizatlon、5econd Editi onになされている。キャリアとして使用できる微細孔ポリマーについてはCa 5troに特許された米国特許第4,519.909号に詳しく述べられている 。
室824に流れる非経口流体あるいは溶出剤のような第二成分としては、例えば 次のようなものか挙げられる。試薬、溶媒、滅菌希釈液、種々の電解質、種々の 水溶液(デキストロース水溶液、食塩水、アルカリ化溶液、酸性化溶液など)、 および患者に注入により投与することが好ましい治療薬あるいは有用な成分の投 与のための適当なビヒクルとして役に立つその他の任意の液体、 。
図66を参照されたい0種々の添加装置の形状が図示されている0例えば、参照 数字880は、不溶性のポリスチレン多孔質基体より成り、軸方向に伸びている 流体通路881および交叉連結している空隙880aかあり、空隙には一つ以上 の添加剤か放出可能なように保持されているアセンブリーを示す0元素、化合物 、薬剤あるいは官能基保有中間物のような選択された添加剤か当業者に周知の技 術により空隙に付与される。もちろん添加剤は、希釈液か基体880のまわり又 は基体880を通って流れるときに滅菌希釈液のような溶出剤に導入される。
図66に参照数字882て示された添加剤アセンブリーの他の形状のものは。
詰まった多孔基体より成り、内側に軸方向に伸びている流体通路883を有して いる。この別型の基体の孔は、時間とともに放出する化合物および有用な成分あ るいは医薬を放出可能な形で添加剤を保持している。
もう一つの形状の添加剤アセンブリーを、図66に参照数字884て示す、この アセンブリーは1円筒状の多孔質のプラグ状の部材より成り、溶融された多数の 微小球あるいはビーズ884aがあり、各々のビーズは分離あるいは反応性コー ティングか施されており、コーティング上に生物学的に活性な物質あるいはその 他の有用な成分か沈積している。内部の微小チャンネルをつくる微小球はガラス 、プラスチックあるいはその他の適当な材料でつくることかできる。
図66の参照数字886は、本発明のもう一つの添加装置を示す、この形状では 、全般的に円筒状の官能基支持体は、添加剤を付着させ後に放出するアフィニチ イ付着物として作用する。支持体886は、軸方向の流体通路887を有してお り、種の固定化のための広い面相の陳応部位を多数提供する多孔質のポリマー多 数ててきている。
図66に参照数字888て示された添加剤アセンブリーは、軸方向の流体通路8 89を有する固体のチューブ状部材を有している0部材の外面はインターポリマ ーを用いた界面重合手段を含む任意の適当な方法により選択された添加剤でコー ティングされている。
あるいは部材888はイオン交換樹脂材料でてきていてもよく、薬剤のような添 加剤がその上に結合され、薬剤−樹脂複合体となり、後に適当な溶出流体に曝さ れたときに長時間薬剤か放出される。
もう少し複雑な添加剤アセンブリーを参照数字890て示す、このアセンブリー は、離れて配置された複数の多孔質の栓ウェーハ(bund wafer)89 0 a、890b、890c、および890dより成り、各ウェーハは構造およ び多孔性が同−又は異なるもので、各々は有用な成分、元素あるいは化合物のよ うな特に選択した添加剤を液体流に提供する反応性部位を有しており、多重反応 性および選択性か達成される。この構造により、広範な種々の液体流速、複雑な 連続的分離、システムアウトプットへの優先段階をつけた物質の導入が、構造物 支持体を構成するウェーハの各々を特別に設計することにより達成される。
活性化アセンブリーのさらにもう一つの形状を、図66の参照数字892で示さ れる。このアセンブリーは、複数の延長された繊維状部材892aててきており 、そのうちの少なくともいくつかは選択された添加剤および必要に応じて官能性 中間体材料でコーティングされ、プラグされ、あるいは含浸されている。
参照数字894て示された官能性支持部材は、本発明の添加装置のさらにもう一 つの例示である。この部材は、やはり全般的に円筒状の形状であり、ポリマーフ ィルム894aのような別々の複数の層より成り、その上に選択された添加剤お よび中間化合物が除去てきるように固定されている。
官能基支持部材896は、多数のスパゲツティ状のガラスストランド896aて つくられており、オープンセルのスポンジ状構造をつくっている。セルは不規則 な割れ目の流体通路で連結されている。オーブンセルのいくつか又はすべては選 択された添加剤あるいは所望の添加剤を保持している。
官能基支持部材898は、添加剤キャリアどして効率的に機能するポリマー発泡 体ててきている。
ゲル、バイオモザイクポリマー、およびポリマー反応性支持体のその他の多孔質 形状が混合室824内に配置てきることを理解ずべきてあり、その中には官能性 物質の結合に適している発泡体あるいはポリマービーズのような結合アズラクト ン官能基物質か含まれる。
アセンブリー880乃至898は、可溶性でも不溶性ても親水性ても疎水性でも よく、限定のためてなく単に例示のためのものであり、装置の混合室に導かれる 液体流に所望の添加剤を添加するのに広範な種々の材料および構造を用いること がてきる。
前述のように、添加剤はスカフオード、マトリックス、あるいは官能性支持装置 に種々の方法で除去可能なように結合させることがてき、その中にはマトリック スの化学的変性も含まれる。添加剤を除去可能なように結合する一つの重要な態 様として、クロマトグラフィーの用語て広く定義される特殊な分離技術を用いる ことがてきる6本明細書でクロマトグラフィーという用語は、分離すべき分子を 一つは固定相、もう一つは移動相の二つの相に分布させることを特徴とする分離 技術の一群を指す。アフィニティクロマトグラフィーは生物学的相互作用を用い 、支持体中を溶出液が流れるアフィニティクロマトグラフィーの使用を意図して いる0本発明のこの実施例においては、本明細書て述べた種々の添加剤添加装置 は、種々の配位子が結合したアフィニティクロマトグラフィー支持体の特性を呈 することかできる。アフィニティクロマトグラフィー技術の実施に当たっては、 相互作用のペアの一員である配位子が固相に固定化され、他の一員である対抗配 位子(はとんどの場合タンパク)は製造プロセス中基体を通過するエキストラク ト(extract)から吸収される0重要なことは、アフィニティクロマトグ ラフィー技術により、アズラクトン官能基ビーズのような非常に多様なアズラク トン官能性化合物を用いることができ、また活性化および結合の化学の非常に広 範なその他の媒体か使用できることである。アフィニティ支持体に結合すること ができる配位子の例としては、抗体、酵素、レクチン、核酸、ホルモンおよびビ タミンがある0重要な対抗配位子の例としては、抗原、ウィルス、細胞、細胞表 面レセプタなどがある。クロマトクラフィーおよびアフィニティクロマトグラフ ィー技術についてはJansonおよびRyden著のProtein Pur ification (Copyright 1989)に詳細に記述されてお り、この技術の実際的な理解のためにはこの著書を参照すべきである。
ポリマーアズラクトンは当業者に周知である。ホモポリマーおよびコポリマーの 製造へのポリマーアズラクトンの使用は多くの特許に記載されている0例えば、 米国特許第3,488,327号(1970年1月6日、F、Kollinsk y et al)、米国特許第3,583,950号(1971年6月8日、F 、Kollinsky et al)、米国特許第4,304,705号(19 81年12月8日、S、M、Heilmann et al)、米国特許第4, 737,560号(1988年4月12日、S、 M、 He 11 mann et al)、および米国特許第5,013,795号(1991年5月7日、 Coleman et al)。
アズラクトンあるいはオキシアズラクトンは、N−アシルアミノ酸(N−acy lamino acid)の環状無水物て、有機合成に広く用いられている。固 定化のために特に有用な5員(f jve−meIIlbers)アズラクトン は、カルボキシル基とa−メチルアラニン(a−methyl alanine )との2工程プロセスによる反応により生成することができる。(Immobi lized Affinity Ligand TechniquesSHer manson、Mallia and Sm1th、C。
pyright 1992を参照)、アズラクトンビーズ(その使用については 本明細書て前述した)をつくる一つの方法ては、このプロセスを七ツマ−の重合 に用いてまずマトリックス上にカルボキシル基をつくる。第二工程て、環化触媒 を用いて無水状態てアズラクトン環が生成される。この反応を推進する適当な環 化触媒としては、無水酢酸(acetic anhydride)、アルキルク ロロホルメート(alkyl chloroformates)、およびカーボ ンジイミドがある。これらの活性基を生成し、それを含有するピース状ポリマー 支持体をつくるプロセスは3M Corporationか譲受人となっている 特許(米国特許第4,871,824号および第4,737,560号)に詳細 に記述されている。これらの支持体は商品名rEmphaseJて現在市販され ている。3M Corporationか譲受人となっている米国特許第5,0 45,615号および第5,013,795号にもこの技術の最近の進歩が記載 されている。
3M Corporationの特許第4: 737,560号に指摘されてし λるように、アズラクトン官能性ポリマービーズは、新規な付加物ビーズを与え る官能性物質を結合させるための反応性支持体として有用である。付加物ビーズ は錯化剤(complexing agents) 、触媒、試薬、酵素、その 他のタンパク保持支持体として有用である。この意味て用いられる「支持体」あ るいは「アフィニティ支持体」という用語は普通は、(1)堅固に結合した(例 えば、固定化した)配位子(普通は成る既知の分子構造のもの)−一一多くの場 合共有結合による一一一と、(2)マトリックス(普通は固体の不溶性物1F) との組合せを指すものと理解されている。またアズラクトン支持体マトリックス 物質および結合化学は、接近てきるマトリックス表面相およびその表面に結合で きる有効配位子密度の点で、特別な興味かあるものである。
L y n nに1978年2月7日特許された米国特許第4,072,556 号は「固定化された生物学的に活性なタンパク」という発明の名称で、フェニレ ンジアミンを用いて酵素あるいはその他の生物学的に活性なタンパクを無機支持 材に結合する方法を開示している。この発明て開示された有用な物質には、ケイ 酸材料、酸化第二スズ(stannic oxide) 、酸化チタン(tit ania) 、二酸化マンガン、および酸化ジルコニウム(zirconia) がある。
本発明のこの実施例の官能基支持構造877は、アフィニティ支持体の特徴を備 えることかてき、酵素あるいはその他の生物学的に活性なタンパクを後に除去す るためにそこに結合させることがてきるユニークな構造となっている。これは官 能基支持体877をアズラクトン官能基化合物のような選択された反応性官能基 を有する化合物で上のバラグラフて示した先行技術特許に示された態様て処理し て達成される。このようにして、錯化剤、触媒、および、酵素、タンパク、その 他のアフィニティ吸着剤のような生物学的物質、およびバイオ高分子をキャリア に結合させ後に除去させることかできる。
成る生物学的に活性なタンパクおよびその他の高分子を結合する場合には、スペ ーサーアームあるいは紐(leash)を用いるのが非常に有用であることか分 かった。スペーサーアームあるいは紐は支持物質とアフイニテイ配位子との間に 中間結合体として用いられる低分子量分子である。普通スペーサーは、支持体お よび配位子と各々結合するための官能基を両端に有するリニアな炭化水素鎖より 成る。まず、伝統的な固定化化学を用いてスペーサーの一端を化学結合させ、続 いて二次結合処理により他端を配位子に結合させる。マトリックスバックボーン から、選択したスペーサーアームの長さに等しい距離たけ突き出た固定化配位子 が得られる。
図66A、66B、66Cおよび66Dを参照されたい、タンパクおよび酵素を 基体に結合させるためのスペーサーアームの使用か図解されている。スペーサー アームを使用する主要な長所は、標的分子の結合部位へ配位子か接近できること である。標的分子か結合部位が外面よりいくらか下にあるタンパクである場合に は、相互作用ができるように配位子を光分離して伸ばすためにスペーサーが必須 である0図66Aに示すように、配位子結合部位Sか埋まるかタンパクPの表面 のちょうど下の位置のポケットに配置されている場合には、支持物質の表面の下 にある配位子しく上部)あるいは表面に直結している配位子し−1(中部)は接 近しているタンパク分子の結合部位Sのレベルに到達できない、結果として、弱 い相互作用になるか又は全く結合しない、従ってこのような例では、タンパク分 子の結合部位に配位子L−2(図66Aの下部)が接近できるためにはスペーサ ーアーム899か必要である。スペーサーアームの使用についての詳細は前に掲 げたImmobilized Affinity Llgand Techni quesの5ection 3.1.1に充分に述べられており、この5ect lon 3.1.1は引用により本明細書中に援用する。
次に図66B、66Cおよび66Dを参照する。固定化されたタンパクAは免疫 グロブリン(i+++munoglobulins)に対するその自然のアフイ ニテイにより抗体分子を固定化するのに用いることがてきることに注目すべきで ある。特定の抗体をタンパクAマトリックスと培養するとFe領域に抗体が結合 する。引き続いて、この合成物をDMP (シメチルピメリミデート(di+5 ethyl piaeliIlidate) )と交叉結合すると抗原の結合部 位で共有結合した抗体で外側に向き、抗原と自由に相互作用する抗体かてきる。
剛性の支持物質については、スペーサー分子はまた大きなフレキシビリティを付 与し、固定化配位子かタンパクと正しい結合方向になる位置に動くことか可能に なる。炭化水素エキステンダーか付与できる自由度は、マトリックスのポリマー バックボーン内て可能な運動よりもずっと大きい。
スペーサー分子の選択は、固定化配位子の差し当っての環境の相対的な親水性に 影響を及ぼすことがてきる。長い炭化水素鎖を有する分子は非特異的疏水性相互 作用の可能性を増加することがあり、特にアフィニティ配位子が小さく低分子量 のときはそうである。第二級アミン、アミド結合、エーテル基、あるいはヒドロ キシルの様なより極性の成分を有するスペーサーを選択すると疎水効果を最小限 に保つことができる。
スペーサー分子がゲルに及ばずイオン効果について考慮することも重要である。
第一級アミン基端末のスペーサーは配位子と完全に結合し又は適当てない分子( 例、無水酢酸(acetic anhydride)、Immobilized  Affinity Ligand Techniquesの5ectlon  3.1.1.9参照)によりブロックされて支持体に正電荷を与える可能性を無 くす、小さな配位子の場合には、これらの残余の電荷により、タンパクと非特異 的な相互作用をさせる二次的な環境となることがある。端末のカルボキシル基に ついても同様である。一般に、負に荷電したスペーサーは正に荷電したスペーサ ーよりも非特異的タンパク結合の生成は少ないが、過剰な残留基をブロックする ことは依然として良いアイディアである。カルボキシル残基に用いるのに良いブ ロック剤はエタノールアミンてあり、これは端末ヒドロキシル基を残す(スペー サーのタイプ、種々の固定化および結合プロトコルについての詳細についてはI mmobilized Affinity Llgand Technlque sを参照)。
JansonおよびRyden著のProtein Puriflcati。
n (Copyright 1989)に指摘されているように、その310ベ ージにタンパクの固定化についていくつかの代わりの形か述べられている。「配 位子−タンパク相互作用は、静電気、疏水性および水素結合の組合せに基づくこ とが多い、このような相互作用を弱める試薬は有効な非特異的溶離剤として作用 す教示するところか多い。
本発明に適用てきるクロマトグラフィーの展開の三つの重要な態様、すなわち、 イソクラティク溶離(isocratic elution) 、グラジェント 溶離(gradient elution)、及び置換クロマトクラフィーも上 述の著書に論じられている。
図67乃至70に、本発明のもう一つの実施例を示す、この実施例では、円筒状 ハウジング部分900の構造、および基部アセンブリー901は直前に論じた実 施例と同様な構造であり、同様な部品は同様な番号で示した。しかしながら、本 発明のこの具体化は、固定化薬剤がそれ自体のバイアルアセンブリー902に入 っており、液体成分(非経口流体)が別のアセンブリー904に収容されており 、アセンツリー904はバイアルアセンブリーおよび円筒状ハウジング部分と合 わさって薬剤を液体成分と混合され、次いで以下に詳細に説明するような態様で 膨張性エネルギー源あるいは膨張性膜430により貯蔵部に装入される点でユニ 一つてある。前に述べた本発明の形状の装置と同様に、この実施例も第一液体成 分を第二成分(添加剤)との混合をユニークな制御された方法て可能にするもの である。第二成分は薬剤あるいは有用な成分などで本明細書中の前のセクション で定義した性質のものであり、ユニークな添加剤添加装置により第一成分に添加 される。
図67て最も良く分かるように、本発明のこの形状では、′円筒部900はコネ クタフランジ410aにより基部部材の背面(凹面)410に一体的に連結され ている0円筒部900は、ソケット907を有する横方向に伸びている基部壁9 06も有しており、その中てアセンブリー902および904が図68および6 9て最も良く分かる態様て支持されている。基部部分908(図68)には、縦 方向に伸びている通路909か備えられており、通路909は貯蔵部910と図 69に示した態様て連絡している。装置の出口ボートは通路872を経て貯蔵部 910と連絡しており、通路872は本明細書て前述したものとは構造および配 置が異なる。
図67に示す通り、前述した特性のニードル弁ハウシング874は、後部表面4 10から外側に角張って延びている(図26及び28も参照)、ニードル弁87 4aは、キャップ874bでバルブの調節エンドを締めながら、ハウジング87 4及び前述した機能により保持される。基部部材の前部表面にも、交差マイクロ フローチャンネル812を設置することに留意する。チャンネル812は、フィ ルタ膜834が結合されているボート815と連絡する。フィルタ装置とマイク ロフローチャンネル812は同様な方法で機能し、本明細書て前述した同じ結果 を得る。
ここで特に図68及び69に注目すると、液体バイアルアセンブリー904は希 釈液り等の液体成分を収容するための室914を持つバイアル912を含んでい る。プラスチックカバーまたはオーバーパッケージ915は、バイアル912上 にぴったりと置かれる。カバー915は外部スレッド916及びシステムインタ ーロック917を備えている(図67)、スレッド916は調整されて、シリン ダハウジンク部900上に設置された縦に間隔を空けた内部スレッド918a及 び918bの第1及び第2のセットと係合する。液体バイアルとハウジングの相 互接続方法については後述する。
バイアル912の開いたエンドは、シール部材またはストッパ920によって閉 じられている。この部材またはストッパには、中央から処理される、シーリング 可能な相互接続された短い大針のカニユーレ921が装備されており、このカニ ユーレによって室914との連絡する。室914は液体成分、すなわち希釈液り 及びバイアルアセンブリーの外部を含んている。後に明記する目的のために、ス トッパ920は室914内で、バイアルの開いたエンドに近接した第1位置から 閉じたエンドに近接した第2位置まで移動可能である。使用前、バイアル912 及びカニユーレ921の開いたエンドは、標準的なデザインの切り取りキャップ 912aによってシーリングされている(図67)。
ドラッグバイアルアセンブリー902は、内部スレッド923及び室924を持 つガラスバイアル922を含んている。室924は、1方のエンドが弾性体シー ル925てシーリングされている。シール925は、バイアル922の上にぴっ たりとはまるクリンプキャップ922aによって正しい位置に保持される(図6 8)や反対側の、室924の内側にネジを切られたエンドも、弾性体シール部材 926によってシーリングされる。このシール部材926は調整されて、中央か ら処理される、短い大針のエンドを持つカニユーレ927によって貫通され、こ のカニユーレは、逆止弁ハウジング930により保持され、ベース908に設置 された室931内で処理される。カニユーレ927によって、室924と逆止弁 ハウジングから延びている流体通路928間を連絡し、逆止弁932か開いた位 置にある時、貯蔵部910と通路909によって連絡する。逆止弁932は、円 周方向に間隔を空けたスプラインまたはリブ912aによって導かれる。
貯蔵部910への充填の際の逆止弁932の運転については後述する。
処理済の近接するシール925及び926は、多孔質ガラス分配フリット933 及び934であり、これらのフリットが機能して、溶出希釈液が本発明の添加装 置を通って流れるようにし、これを正しく制御および分配し、分配フリットで中 間処理する0本発明の添加装置の実施例を図68に示し、69では円筒形てあり 、多孔質機能の支II構造物937は室924内で保持され、この室に薬罪、生 物学的に活性な物質、及び元素や化合物などの様々な有益な薬品を、本明細書で 前述した方法により放出てきるように結合する。これらの添加剤は構造物により 下記の方法て保持される。すなわち、液体か室924を通って流れ、支持アセン ブリーの周囲、周辺、及び内部を通って循環する際、添加剤は支持物から効果的 に除去され、液体に混合される。室924内で処理される添加装置は、通常の性 質を持つ、本明細書に前述及び図66に示したものの任意の1つまたは組み合せ てよいということが理解てきる。
本発明のこの形状の装置の運転ては、滅菌バイアル閉鎖キャップ938及び93 8aはバイアル922の両方のエンドに設置され、同様に滅菌閉鎖キャップは円 筒部分900の開いたエンドを閉じ、これらか最初に取り除かれ廃棄される。
薬品バイアルアセンブリーか部分900の開いたエンド907で受け入れられる 際、スレッド923はハウジングボディ908上に設置されたスレッド930a に移動して係合する。ドラッグバイアルを右に回転さゼると、バイアルは円筒部 分900内て前進し、カニユーレ927か弾性体シール部材926を貫通する。
ドラッグバイアルアセンブリーか完全に取り付けられた後、バイアルを回転させ るために使用されるスカラップキャップ938aは、取り除かれ廃棄される。
ドラッグバイアルアセンブリーを円筒部分900内の正しい位置に置いた状態て 、液体バイアルアセンブリー904の開いたエンドが環状間隔900aに挿入さ れ、カバーまたはオーバーパッケージ915に設置されたスレッド916が、円 筒部分900の口に近接して設置された内部スレッド918aと係合する。アセ ンブリー904の回転により、カニユーレ921か図69に示す通りドラッグバ イアルシール部材925を貫通する。これにより、希釈液バイアルアセンブリー の室914とトラックバイアルアセンブリーの室924間の流体連絡が開かれる 。
希釈液バイアルアセンブリーを続けて回転させると、スレッド916が移動して 開いた環状間隔942に入り、これによりバイアルアセンブリーを、図68に示 す位置から図69に示す位置に強制的に右に押し込むことができる。この移動に よって、弾性体部材920か室914内で左に移動し、これにより希釈液りかカ ニユーレ921からかなりの圧力下を受けてドラッグバイアルアセンブリーに入 る。溶出希釈液は、ガラスフリット933を流れ、添加装置の支持構造物937 の周囲、周辺、及び内部を強制的に循環する。希釈液はガラスフリット934を 通り、圧力下てカニユーレ927に流れ込み、これにより逆止弁部材932が右 に移動し、図69に示した開いた位置に入る。これにより、流体混合物は通路9 09を通って貯蔵部910に流れる。この流体混合物が貯蔵部に流れると、膨張 可能膜430が外側に膨張し、図69に示した位置に入る。膜430は膨張する とエネルギー源を提供し、前述した方法て装置からの流体混合物を制御しながら 放出することができる。
貯蔵部か充填され、希釈液バイアルアセンブリーが移動してスレッド918bの 第2セツトと係合し、アセンブリーを継続して回転させるとオーバーパッケージ のスレッド912aとスレッド918bか係合して、バイアルとトラックのアセ ンブリーを円筒部分900内の正しい位置でしっかり結合し、患者への有益な薬 品の注入を保留している。
図71から図75を参照して、さらに本発明の別の実施例を示す、この実施例で は、前記円筒形のへウジング部950と前記ベースアセンブリ951の構造は最 後に論したものと再び類似の構造を持ち、同等の部分を指示するのに同等の番号 を使用している。しかし、本発明の最新の形態か先程述べた前記実施例と異なる 点は、前記固定化した薬品かそれ自身のバイアルアセンブリ952に入っており 、前記液体成分の第一部分つまり非経口液体は別のアセンブリ954に入つてお り、前記貯蔵器は前記液体成分の第二部分によりあらかじめ満たされていること である。
前と同しように、バイアルアセンブリ954はバイアルアセンブリ952および 前記円筒形のハウジングと噛み合わせることができ、前記薬品と前記液体成分と を混合する0本発明のこの最新形態の独特の構造により、あらかしめ貯蔵器内に 満たされていた前記液体はアセンブリ954内の前記液体とアセンブリ952内 に入っている前記添加物とを制御しながら混合して不溶性混合物を形成すること ができる。この混合物は本発明の前記エネルギー源または膨張性の膜430によ り後に排出することができる。別に述べたように、先程説明した本発明の形の前 記装置と同様に、この実施例では、バイアル954内に入っている第一液体成分 つまりキャリア成分と、バイアル952内に入っている第二成分つまり添加物と を制御しながら混合して第一の混合物を製造できる。前記キャリア液体と前記添 加物とのこの混合物はその後、希釈液または他の液体てあらかじめ満たされてい た前記貯蔵器に導かれて、後に患者へ注入するための注入可能な第二の混合物を 製造する。
図71と図75に最も良く示したように、本発明のこの最新形態の円筒形部分9 50は、コネクタフランジ410aにより前記基部部材の背面または凹状表面4 10に全体として接続される0部分950はまた、アセンブリ952と954を 図75に示すように受けるソケット957を持つ基材壁956を含む0図75に 最も良く示すように、基材958は保管用の貯蔵器960と連絡する通路959 を備えている。前記装置の出口ボートは、先に述べたのと類似の構造と配列をし ている通路872を経由して貯蔵器960と連絡している。
同様に、ニードル弁アセンブリ874aを収納する前述した特性を有するニード ル弁ハウジング874は裏面410から外側へ角度を持って延びている(図26 と図28も参照のこと)、弁874aは、前記装置の外部への液体の流れを制御 するこの発明の前記第二のフロー制御手段を構成する。注目すべき点は、前記基 部部材の前記前面にも、フイルタ層834が接続されるボート815に連絡する 微小な横断フローチャンネル812を備えていることである。フィルタ手段と微 小フローチャンネル812とは同様に機能して前述したのと同様の結果をもたら す。
特に図73を参照すると、前記液体バイアルアセンブリ954は希釈液のような 前記キャリア液体成分を入れるための室964を持つバイアル962から構成さ れる。二つに分かれたプラスチックカバーまたは外装パッケージ965はバイア ル962を越えて緊密に受けとられる。カバー965は、円筒形ハウジング部9 50上に備えた内部スレッド968としてここに示した本発明の前記結合手段と 噛み合わせさせるように、外部スレッド966を備えている(図75参照)。
前記液体バイアルと前記ハウジングとの相互接続の様式はまもなく論じられよう 。
バイアル962の前記開放端は、中央部に配置され密封できるように相互接続さ れた短く太いカニューラ971を備えたシール部材またはストッパ970により 閉鎖する。カニューラ971は、キャリア液体成分を入れた室964と、前記バ イアルアセンブリの前記外装部とを連絡する。まもなく明らかになる目的のため に、前記バイアルの前記開放端近傍の第一の位置から前記閉鎖端近傍の第二の位 置まて室964の長手方向にストッパ970を移動できる。使用に先立ち、バイ アル962とカニューラ971の前記開放端は、標準設計のティアオフ(tea r−off)キャップ972により実質的に密閉されている。
ここで図74を参照すると、前記薬品バイアルアセンブリ952は、内部スレッ ド975を持つガラスバイアル974と室976を含む、室976は、バイアル 974に緊密にはめ込むクリンプキャップ778により所定の位置に保持される エラストマのシール977aで、片端を密封されている。
その反対鋼はやはり、室976の内部スレッドを持ち、中央部に配置された短く 太いカニューラ971により穴を開けられるようにしたエラストマのシール部材 977bにより密閉されている。ここでカニューラ971は、基部958内に備 えた室973内部に配置されたチェック弁ハウジング972により保持される。
カニューラ971は、前記チェック弁ハウジングを通して延びる液体通路978 と室976の間を連絡し、チェック弁962が開放位置にあるときは通路959 を経由して貯蔵器960と連絡する。前記液体混合物貯蔵器960への転送中の チェ・ンク弁962の操作についてはまもなく説明される。
シール977aと977bの近傍に位置している、多孔性ガラスの分配フリット 979と980は、前と同じように、前記分配フリットの中間に配置された本発 明の前記添加手段を入れた前記室を通して前記液体フローを適切に制御し分配す るように機能する0図74と図75に示した本発明の前記実施例の前記添加手段 は、室976内に保持された円筒形状の多孔性スカフォード(scafford )982の形態て備えらており、前述した前記各種の添加物が単独または組み合 わせて放出てきるようにここに接続されている。前記液体が室976を通して流 れ、前記スカフオートの内部及び周囲を前述した様式て循環するとき前記添加物 が前記スカフオードから放出され前記液体と完全に混合するように、前と同様に これらの添加物は前記スカフオート母材により保持されている。室976内部に 配置された前記添加手段か、前に図66と図67で例証し説明したもののいずれ か一つの前記一般的特性を持ちうることか理解される。
本発明のこの最新形態の前記装置を操作するに際して、前記バイアル962と9 74の前記両端部を閉鎖する前記滅菌バイアル閉鎖キャップ972と983bと 円筒部950の前記開放端を開鎖する滅菌閉鎖キャップとか最初に取り外され廃 棄される。前記薬品へイアルアセンブリは部位950の開放端957内で受けと られるので、スレッド975は、チェック弁ハウジング972近傍の基部958 に備えられたスレッド958aと連動するように移動する。前記薬品バイアルの 時計方向への回転は前記バイアルを円筒部950内で前進させ、短く太い端を持 つカニユーレ971がエラストマのシール部材977bに穴を開ける。
円筒部950に内に位置する前記薬品アセンブリとともに、キャップ983aは 取り外され、液体バイアルアセンブリ954の前記開放端は環状空間958aに 挿入される0次に、カバーまたは外装パッケージ965に備えられたスレッド9 66か、円筒部950の前記入口近傍に備えられた内部スレッド968に係合す る。アセンブリ954の回転によりカニユーレ971は薬品バイアルシール部材 977aに穴を開け、これにより前記液体キャリア希釈液バイアルアセンブリの 室964と前記薬品バイアルアセンブリの室976との間の液体連絡を開始する 。
前記液体キャリアのバイアルアセンブリを連続回転すると図75に示したように 右側へと移動する。これかエラストマ部材970を室964内部で左側へ移動さ せ、それにより十分な圧力下て前記キャリア液体希釈液りをカニユーレ971か ら前記薬品へイアルアセンブリに入ることを強制する。前記希釈液はガラスフリ ット979内を流れ、その後前記添加手段のスヵフォード母材982の内部と周 囲を力強く流れる。ガラスフリット980からカニユーレ971への圧力下での 前記溶出希釈液の流れはチェック弁部材962を図75に示した前記開放位置の 右側へと移動させ、前記液体混合物を前記貯蕩器960へ通路959を経由して 流させる。この液体混合物の前記貯蔵器への流れが、あらかしめ満たされた前記 貯蔵器に入っている前記液体成分との配合を制御し、前記不溶性液体混合物を形 成する。その膨張形態において、エラストマの膜430は、これまて述べた様式 て前記装置から前記不溶性混合物を排出制御てきるための前記エネルギー源を特 徴する 特許法の要件に従つて本発明を説明したか、特定の仕様または条件に適合させる べく個々の要素またはそれら要素の組合せを変更し、修正することは当業者にと って困難なことではない。このような変更や修正は以下に述べる特許請求の範囲 に記載した本発明の範囲および精神を逸脱することなく成し得るものである。
4フθ、乙68 7/=2θ乙6C 吐 フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、PT、SE) 、0A(BF、BJ、CF、CG、 CI、 CM、 GA、 GN、 ML、  MR,NE、 SN。
TD、 TG)、 AT、 AU、 BB、 BG、 BR,CA。
CH,CZ、 DE、 DK、 ES、 FI、 GB、 HU、JP、 KP 、 KR,LK、 LU、 MG、 MN、 MW、 NL、 No、 NZ、  PL、、PT、 RO,RU、 SD、 SE。
SK、UA、VN

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.第一成分と第二成分とを混合して流動性の物質とし、この物質を制御された 速度で患者に注入するのに使用する装置において、この装置が、(a)容器アセ ンブリーからなり、この容器アセンブリーが(i)第一成分を含む内部室を画定 する壁を有する容器と、(ii)上記室を流れる流体に添加剤を添加するために 上記室内に配置された添加手段からなり、この添加手段が添加剤と上記流体への 上記添加剤を提供するための添加剤添加手段とを有し、及び (b)第一部分と第二部分とを有するハウジングを含む注入装置からなり、前記 第一部分が上記容器を上記ハウジングのこの第一部分と結合する結合手段を有し 、前記結合手段が上記プランジャーの上記流体通路に通じるように取付けられた 第一通路及び逆止弁操作部材の上記流体通路に通じるように取付けられた第二通 路を有し、前記結合手段は、更に、該結合手段の上記第二通路内に配置された逆 上弁を有し、上記逆止弁は第一位置から第二位置へこの逆止弁を動かす上記逆止 弁操作部材により連動され、上記ハウジングの上記第二の部分は、(i)第一及 び第二通路をその中に有し、前記第一通路は上記結合手段の上記第一通路と連絡 しており、前記第二通路は上記結合手段の上記第二通路と連絡しており、上記基 部は出口ポートを有している、基部、及び(ii)弾性材料で構成された薄い一 般的に平面状の膨張性の膜で、該膜は上記基部を覆い協同して第二成分を含む室 を画定し、前記室は上記基部の上記第一及び第二通路及び出口ポートと連絡し、 上記膜は圧力下で上記室内に導入される流体により膨張でき、そして実質的によ り膨張しない形状に戻る傾向が有り、このため上記室の中に含まれる上記第二区 画は上記基部の上記第二通路に流し込まれることを強制されるものである。
  2. 2.請求項1に記載されている装置において、上記容器アセンブリーがさらに、 (a)内部スレッドおよび外部スレッドを有しているカラー、及び(b)上記カ ラーに対して相対的に回転すると上記外部スレッドが上記内部スレッドと相互連 結する上記容器まわりのオーバーパッケージ、を有している装置。
  3. 3.請求項2に記載されている装置において、上記結合手段が上記カラーの上記 外部スレッドと噛み合って適合できる内部スレッドを有している装置。
  4. 4.請求項3に記載されている装置において、上記結合手段の上記内部スレッド が上記カラーの上記外部スレッドとを受け取ると、上記逆上弁操作部材が逆止弁 を上記の開の位置に動かす装置。
  5. 5.請求項4に記載されている装置において、上記逆止弁が上記開位置の時に、 上記オーバーパッケージの上記カラーに対する回転により上記逆止弁操作部材が 上記第二位置へ動かされ、それにより上記プランジャーの上記流体通路を通じて 流体が流れる装置。
  6. 6.請求項5に記載されている装置において、上記容器アセンブリーが、更に、 上記プランジャーの上記流体通路へ流れる流体をろ過するろ過手段を上記容器内 に有する装置。
  7. 7.請求項5に記載されている装置において、上記注入手段がさらに上記基部の 上記出口ボートを経る流体の流れを制御する手段を有する装置。
  8. 8.流体を制御された速度で患者に注入するのに使用する装置において、この装 置が、 (a)容器アセンブリーからなり、この容器アセンブリーが(i)流体通路およ び該流体通路と連絡する内部室を画定する壁を有する容器と、 (ii)上記室を流れる流体に添加剤を添加するために上記室内に配置された添 加手段からなり、この添加手段が添加剤と上記流体への上記添加剤を提供するた めの添加剤添加手段とを有し、及び (b)第一部分と第二部分とを有するハウジングを含む注入装置からなり、前記 第一部分が上記容器アセンブリを上記ハウジングの第一部分と結合する結合手段 を有し、前記結合手段が上記容器の上記流体通路に通じるように取付けられた第 一通路を有し、上記ハウジングの上記第二部分は、(i)流体出口及び第一及び 第二通路をその中に有する基部からなり、前記第一通路は上記結合手段の上記第 一通路と連絡しており、前記第二通路は上記流体出口と連絡しており、及び (ii)弾性材料で構成された薄い一般的に平面状の膨張性の膜で、前記膜は上 記基部を覆い協同して流体を収容する貯蔵部を画定し、前記貯蔵部は上記基部の 上記第一及び第二通路と連絡し、上記膜は圧力下で上記室に導入される流体によ り膨張でき、そして実質的により膨張しない形状に戻る傾向が有り、このため上 記貯蔵部の中に含まれる流体は上記基部の上記第一及び第二通路に選択的に流し 込まれることを強制されるものである。
  9. 9.請求項8に記載されている装置において、上記添加剤がアフィニティクロマ トグラフィー技術を用いて上記添加剤添加手段から除去することができる有用な 薬剤を含有する装置。
  10. 10.請求項8に記載されている装置において、上記添加剤がアズラクトン官能 化合物を用いて上記添加剤添加手段と取外しができるように連結されている装置 。
  11. 11.請求項8に記載されている装置において、上記添加剤添加手段が上記容器 内に配置された支持構造を有しこの支持構造は結合した生物学的に活性なタンパ ク結合を有する装置。
  12. 12.請求項8に記載されている装置において、上記容器アセンブリーがさらに 上記容器の上記流体通路を経る流体の流れを調節する第一流量制御手段を有する 装置。
  13. 13.請求項12に記載されている装置において、上記容器が上記基部の上記流 体出口を経る流体の流れを調節する第二流量制御手段を有する装置。
  14. 14.請求項13に記載されている装置において、上記結合手段がさらに上記第 一流量制御手段を操作する操作手段を有する装置。
  15. 15.請求項13に記載されている装置において、上記基部がさらに上記貯蔵部 と連結する入口ポートを有する装置。
  16. 16.混合装置において、この混合装置が、(a)容器アセンブリーからなり、 この容器アセンブリーが(i)流体通路および前記流体通路と連絡する内部室を 画定する壁を有する第一容器と、 (ii)上記室を流れる流体に添加剤を添加するために上記室内に配置された添 加手段からなり、この添加手段が添加剤と流体への上記添加剤を提供するための 添加剤添加手段とを有し、及び (b)出口ポート及び第一及び第二部分を有するハウジングを含む調合装置を有 し、前記第一部分が (i)上記容器アセンブリーを上記ハウジングの上記第一部分と結合する結合手 段で、該結合手段が上記第一容器の上記流体通路と連結するように取付られた第 一通路を有するものである結合手段と、(ii)上記第一通路を経る流体の流れ を調節する流量制御手段とを、有するものであり、 上記第二部分が (i)第一及び第二流体通路をその中に有する基部からなり、前記第一通路は上 記結合手段の上記第一通路と連絡しており、前記第二通路は上記流体出口と連絡 している基部と、 (ii)弾性材料で構成された薄い一般的に平面状の膨張性の膜で、前記膜は上 記基部を覆い協同して流体を収容する貯蔵部を画定し、前記貯蔵部は上記基部の 上記第一及び第二通路と連絡し、上記膜は圧力下で上記室に導入される流体によ り膨張でき、そして実質的により膨張しない形状に戻る傾向が有り、このため上 記貯蔵部の中に含まれる流体は上記基部の上記第一及び第二通路に流し込まれる ことを強制されるものである。
  17. 17.請求項16に記載されている装置において、上記容器アセンブリーがさら に液体を収容する室を有する第二容器を有しており、この第二容器は上記第一容 器と結合するように取付られている装置。
  18. 18.請求項17に記載されている装置において、上記第一容器の上記流体通路 が入口及び出口を有し、上記結合手段が上記基部の上記第一通路に連結したカニ ューレを有し、上記第一容器の上記流体通路の上記出口は、上記容器アセンブリ ーが上記ハウジングの上記第一部分に結合すると上記カニューレが第一シール部 材に貫通して閉じられる装置。
  19. 19.請求項18に記載されている装置において、上記第一容器の上記流体通路 の上記入口が第二シール部材により閉じられ、上記第二容器は上記室内を移動で きるシールアセンブリーを有し、前記シールアセンブリーは上記第一容器の上記 第二シール部材を貫通するように取付けられたカニューレを有し、上記第二容器 の上記室と上記第一容器の上記流体通路との間にカニューレを介して流体が流れ るようになっている装置。
  20. 20.請求項18に記載されている装置において、上記第二容器の上記室内の上 記液体が希釈液からなる装置。
  21. 21.請求項20に記載されている装置において、上記添加剤が薬剤からなる装 置。
  22. 22.請求項20に記載されている装置において、上記添加剤が有益な試剤から なる装置。
  23. 23.請求項22に記載されている装置において、上記添加手段が有益な試剤を 液体へ長時間放出する添加剤からなる装置。
  24. 24.請求項22に記載されている装置において、上記添加剤添加手段が上記添 加剤を長時間放出する装置。
  25. 25.混合供給装置において、この混合供給装置が(a)容器アセンブリーから なり、容器アセンブリーが(i)流体通路およびこの流体通路と連絡する内部室 を画定する壁を有する容器と、 (ii)上記流体通路を経て上記室内に流れる流体に添加剤を添加する上記室内 に配置された添加手段で、この添加手段が添加剤と上記流体通路を経て上記室に 流れる流体の通路に上記室内に配置された添加剤添加手段とを、有し、及び(b )第一及び第二部分を有するハウジングからなる供給装置を有し、この第一部分 が上記ハウジングの前記第一部分を上記容器アセンブリーに結合する結合手段を 有し、この結合装置は上記容器の上記流体通路と連結するように取付られている 第一通路を有し、 上記ハウジングの上記第二部分が (i)流体出口及び第一及び第二流体通路をその中に有する基部からなり、前記 第一通路は上記結合手段の上記第一通路と連絡しており前記第一通路は上記流体 出口と連絡しており、 (ii)弾性材料で構成された薄い一般的に平面状の膨張性の膜で、前記膜は上 記基部を覆い協回して流体を収容する貯蔵部を画定し、前記貯蔵部は上記基部の 上記第一及び第二通路と連絡し、上記膜は圧力下で上記室に導入される流体によ り膨張でき、そして実質的により膨張しない形状に戻る傾向が有り、このため上 記貯蔵部の中に含まれる流体は選択的に上記基部の上記第一及び第二通路に流し 込まれることを強制されるものである。
  26. 26.請求項25に記載されている装置において、上記添加剤が生物学的に活性 な物質からなる装置。
  27. 27.請求項25に記載されている装置において、上記添加手段がポリマーから なる装置。
  28. 28.請求項25に記載されている装置において、上記添加剤添加手段が上記容 器内に配置されて上記添加剤を放出できるように適合させたスカフォードを有し ている装置。
  29. 29.請求項25に記載されている装置において、上記添加剤がアフィニティク ロマトグラフィー技術を用いて上記添加剤添加手段から実質的に取除くことがで きる装置。
  30. 30.請求項29に記載されている装置において、配位子が上記基部に結合され 標的分子がこの配位子に結合されている装置。
  31. 31.請求項30に記載されている装置において、上記基部にスペーサーアーム が結合され、配位子がこのスペーサーアームに結合されている装置。
  32. 32.請求項31に記載されている装置において、酵素が上記標的分子に結合さ れている装置。
  33. 33.請求項31に記載されている装置において、標的分子がタンパクである装 置。
  34. 34.請求項33に記載されている装置において、抗体が上記タンパクに結合さ れている装置。
  35. 35.請求項33に記載されている装置において、免疫グロブリンが上記タンパ クに結合されている装置。
  36. 36.請求項33に記載されている装置において、抗体が共有結合により上記タ ンパクに結合され、この抗体が上記タンパクから外側に面している結合部位を有 している装置。
  37. 37.請求項36に記載されている装置において、結合標的分子に対して特異性 がある抗体酵素接合体が適用されている装置。
JP5518511A 1992-04-17 1993-04-09 密閉薬品供給システム Pending JPH07507700A (ja)

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