JPH05506167A - スタッド付き履物用のスタッド及びソケット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 スタッド付き履物用のスタッド及びソケット本発明は、地面に係合するスタッド を着脱可能に取り付は得るようにした型式の履物に関する。この型式の履物は、 スポーツ又はゲームを行う者が履くことが多い。これらスタッドは、全体として 、履物の地面に対するグリップを向上させることを目的とするものであり、その 形状は極めて多岐に亙る。これらスタッドは、例えば、平坦な又は丸味を付けた 端部を有する比較的鈍角な形状にし、又はスパイクのように鋭角にすることが出 来る。しかし、説明の便宜上、以下、これらスタッドの全体をスタッドと称する 。

着脱可能で且つ交換可能なスタッドには、通常、雄ねじを備えて形成されたスピ ゴットが設けられる。各スピゴットは、相補的な形状の雌ねじを備えて形成され 、且つ履物の底部に設けられたソケット内にねじ込むことが出来る。

こうした型式のスタッド及びソケットは、英国特許第１．５６４．９０３号、同 第２．０２８゜１０２号、同第２．１６３．０３７号、同第２．１１５．６８３ 号、同第２．１９１．０７９号及び英国特許出願第８８０５４７３号（公告番号 第２．２０２．９１６Ａ号）の各明細書に記載され且つ図示されてい本発明の一 つの目的は、改良された形態のスタッド及びソケットを提供するこスタッド及び ソケット組み合わせ体である。

スタッド及びソケットのねじは、のこ歯ねじを備えることが出来る。これらねじ は、−条ねじてあってもよいが、多条ねじであることが望ましく、二条ねじが好 適である。その構成は、多条ねじを採用した場合、スタッドを完全に組み立てる 位置にねじ込んだとき、スタッドの何れか１つの条のねじがソケットの選択され た１つの条のねじに係合するようにすることが望ましい。スタッド及びソケット のねじは、−条ねじ又は多条ねじであるかを問わず、ねじが相互に重なり始める 最初の位置から、完全に取り付けた位置まで、スタッドが１と１７２回転（５４ ０’　）を越えず、３７４回転（２７０°）より小さくない全角度に亙って、ソ ケットに対して回転可能であるような形態とすることが望ましい。又、全角度は 、１と１７４回転（４５０°）以上でないことが望ましく、約１回転（３６０° ）であることが最適であねじの軸線に対して、ロック体は、ソケットに形成され た外側ロック体と、スタッド上に形成した相補的な内側ロック体とを備えること が望ましい。好適な構造において、該内側ロック体は、スタッドのリングを形成 する部品から半径方向外方を向き且つスピゴットから半径方向外方に離間され、 又、該外側ロック体は、ソケットの外側リングを形成する部品から半径方向内方 を向きかつ且つその雌ねじを取り囲むソケットの内側リングから半径方向外方に 離間されている。スタッド及びソケットを組み立てるとき、スタッドリングは、 ソケットの内側リングと外側リングとの間の環状スペース内に挿入された状態と なる。又、外側ロック体は、単一の位置に配置されるように形成するか、又は、 ２或はそれ以上の離間した位置に配置されるように構成することが出来る。同様 に、内側ロック体は、１つの位置に配置されるように形成するか、又は、２或は それ以上の離間した位ｌに配置されるように構成することが出来る。

上記内側及び外側ロック体の一方は、少なくとも１つの突起を備え、他方は、少 なくとも１つの凹所（上記突起、又は関係する１つの突起を受け入れるための） と、該凹所を越えた突起と直ちに係合してスピゴットが更にソケット内にねじ込 まれるのを阻止するストッパ手段とを提供する。１又は２以上の突起から成り、 又はかかる突起を備えるのはスタッド上の内側ロック体とすることが望ましい。

第２の特徴によれば、本発明は、本発明の第１の特徴による組み合わせ体に使用 されるスタッドに関する。

第３の特徴によれば、本発明は、本発明の第１の特徴による組み合わせ体に使用 されるソケットに関する。

第４の特徴によれば、本発明は、本発明の第３の特徴による少なくとも１つのソ ケットを備える履物に関する。

本発明の一実施例は、単に、−例として、添付図面に示しである。添付図面に第 １図は、ソケットの平面図、 第２図は、第１図の！２−２に沿った断面図、第３図は、第１図及び第２図に示 した型式のソケットに使用されるスタッドの成形品の構成部分の底面図、 のような履物に具体化することを目的とする。該ソケットは、アセタール樹脂の ようなプラスチック材料から単一のモールド成形品として形成され、該ソケット は、下方に伸長する中央ポス３を有する円形の頂部板２を備えており、該ボス３ 部は頂部板２により提供される蓋ディスク６で閉じられている。該軸穴の短い導 入部分７は、円筒状である一方、該大の他の部分には、二条ののこ歯ねじである 雌ねじ８が形成されている。のこ歯ねじを使用する理由、及び該のこ歯ねじの適 当な形状は、上述の英国特許第２．１１５．６８３号の明細書に詳細に記載され ている。

ポス３は、軸穴５の導入部分７及びねじ８の軸方向外側部分を取り囲む内側す内 側リング９は、穴の軸線に対し直角の面内に平坦な環状端面１２を備えている。

外側リング１０のロック体は、ソケットの軸線の回りで９０″の間隔にて環状ス ペース１１内に配置された４つの同様のロック要素１３からなる。これらロック 要素１３は、半径方向内方を向くようにリング１０の略円筒状内面１４に形成さ れる。これらロック要素の各々は、−側部（即ち、第１図に見て円周方向と見な す側）にて導入傾斜路１６と境を接する一方、その反対側では、該導入傾斜路の 最大半径方向寸法に等しい均一な半径方向厚さを有するストッパブロック１７と 境を接する凹所１５を備えている。第２図から理解されるように、該導入傾斜路 １６は、環状スペース１１の閉塞（上方）端に底部が位置し、以下に説明する目 的のため、その開始位置と凹所１５と境を接するその終端部分との間で増大する 幅（軸方向に測定した寸法）を有し、その幅は、その開始部分のねじピッチの１ ７４より僅かに小さい寸法からその終端部分のピッチの約３７４まで変化する。

該ストッパブロック１７は、ピッチの１７４の軸幅を有し、又、その底部は環状 スペース１１の閉塞端に位置する。

ソケット１は、相補的なスタッドと共に使用し得るように設計しである。該スタ ッドは、中央金属ピン要素１８（第４図に破線で図示）と、第３図及び第４図に 図示したプラスチック材料の単一モールド成形品１９とを備えている。該金属ピ ン要素は、上述の英国特許第２．０２８．１０２号の明細書に記載し且つ図示し た型式のものであり、該明細書に記載されたと同一の方法で成形品１９と共に組 み立てられる。該ピン要素のステムは、成形品の軸穴２０を通って伸長し、該ス テムの一端部分は変形させてピン要素及び該成形品を相互に恒久的に固着し、地 面に係合する頂部が該ステムの他端から軸方向に伸長し、該地面に係合する頂部 に隣接する成形品の側部に外向きフランジが係合する。軸穴２０は、ステムの変 形端部分の少なくとも一部を受け入れ得るようにその他端を広げて大きくしてあ り、又、その上端は、フランジの少なくとも一部を受け入れ得るように大きく形 成しである。

成形品１９は、ソケット１のねじ８の形状と相補的な形状の二条雄ねじ２２を備 えて形成された管状スリーブ２１を備えている。円形の外形であり、スリーブ２ １と同軸状のフランジ２３は、該スリーブの下端から外方に伸長し、一段と高（ した周縁リム２４を備える浅い皿状の形状をしている。直径方向に対向した一対 の凹所２５がフランジの外（底）面に形成されており、使用時、これら凹所は、 スタッドをねじ込み、ソケットｌに係合させ且つ該スタッドを該保合状態から緩 めるのに使用される正面スパナの相補的な形状のピンを受け入れる。該成形品を ピン要素に組み付け、スタッドを形成すると、該スタッドは、スリーブ２１及び その内部のピン要素のステムにより形成される雄ねじスピゴットを備えている。

リング２６は、スリーブ２１から半径方向外方に離間した位置でフランジ２３か ら同軸状に上方に突出する。該リング２６の内径は、ソケット１の内側リング９ の外径と相補的であり、スタッドをソケットに組み付けるとき、上記リング２６ が内側リング９上を摺動することが出来る。ロック体が成形品１９の一部として 設けられ且つ半径方向外方を向いている。該ロック体は、スタッドの軸線の回り で９０°の間隔に配置された４つの同様のロック要素２７からなる。これらロッ ク要素の各々は、リング２６に取り付けられた半径方向外方を向いた突起２８を 備えており、これら突起２８は、ソケットｌのロック要素１３の関係する１つの 凹所１５に係合し得る形状である。これら半径方向突起２８の各々は、リング２ ６の軸方向伸長部として形成された一部円筒状つニブ２９の先端部分（ねじ締め 方向でみて）の側部に設けられた軸方向伸長リブの形態をしている。該リブの先 端側面３０は、リブの平坦な外面３１とウェブ２９の平坦な先端とを接続する凸 状コーナ部の平滑な外形を付与し得るように丸味が付けられている。該リブの後 側面３３は、平坦であり、該リブが接続するウェブ２９の外面３１及び円筒状外 面３４を備えて略方形である。リング２６とスリーブ２１との間には、フランジ ２３の内面により形成される平坦な環状軸受面３５がある。

使用時、ソケット１は、ゴルフ靴のような履物の靴底又はヒール部分に組み込ま れるが、説明の便宜上、ソケットは、靴底に組み込まれるものと仮定する。ボス ３は、該靴底の大円に収容されている。ボスの内側リング９の端面１２（及び外 側リング１０の同一面状の端面）は、該靴底の地面係合面の隣接部分と同一高さ であるか、又は該靴底内に極（僅かに陥入している。

スタットは、スピゴットをソケットの穴Ｓ内に挿入し、該スピゴットを回転して 、スリーブ２１のねじ２２をソケットのねじ８に係合させることにより、取り付 けられる。これらねじは、これらねじが相互に重なり合い始める最初の位置から 開始して、スリーブを３６０°回転させたときに完全に係合されるような形状と しである。ねじの端部が相互に重なり合う直前に、スリーブがその最初の位置に ある状態で突起２８の各々は、該突起から軸方向に離間した関係するロック要素 １３の凹所１５と整合される。スタッドをソケットに対して回転させると、スリ ーブ２１は、ソケットの穴５内に導入され、リング２６は（ロック要素２７と共 に）ソケットのボス３の内側リング９と外側リング１０との間の環状スペース１ ｊ、内に導入される。スタッドをねじ込んだとき、９０°の４つの連続的な部分 的な回転が完了する際、スタッドのロック突起２８は、ソケットのロック体の隣 接する導入傾斜路１６に係合しかつ且つ該傾斜路１６に重なり合う。該傾斜路は 、周縁方向にテーパーを付けた形状であるため、かかる最初の係合は、僅かであ り且つ時間も短い。第２及び第３の係合時、突起と傾斜路とが軸方向に重なり合 う程度は、順次、増大し、初期の回転段階で傾斜路に係合するため、該傾斜路と の接触は長くなる。その結果、各連続的な係合は、スタッドを挿入するユーザに より、回転に対する抵抗力の増加として感知され、各傾斜路が過度に回転すると 、「カチッ」という音が太き（聞こえる。最後に、これら突起は、該突起が会合 する第４の傾斜路の略全長に重なり合い、次に、傾斜路１６とストッパブロック １７との間の凹所１５内にスナップ嵌入される。次に、突起２８がブロック１７ に当接することにより、スタッドのその以上の回転が阻止され、完全な取り付は 状態が実現される。

スタッドの挿入中、突起の丸味を付けた先端側面３０は、特に、急激に会合する 第１及び第２の係合時にこの傾斜路１６との係合を促進する。

スタッドの突起がソケットの傾斜路に重なり合うのを許容するのに必要な弾性的 変形は、ソケットの外側リング１０に多少の可撓性を付与することにより実現さ れ、該リングは、傾斜路に係合したとき、その円筒状の形態から実際に変形され るが、傾斜路を過ぎると、その最初の形状に復帰することが理解される。この構 成は、スタッド成形品１９をソケットよりも硬質で剛性な材料とするのを許容す る点で特に有利である。

スタッドを完全に取り付けたとき、成形品の環状軸受面３５は、ソケット成形品 の端面１２に当接し得るように設計されており、スタッドスリーブ２１は、ソケ ット穴５の端部で蓋ディスク６に当接するようにしである。

スタッドをソケットと完全に組み付けたとき、リング２６が内側ソケットリング ９の一端部分を抱持し、フランジ２３の周縁リム２４が履物底の面内に押し込ま れる。

スタッド突起２８の後側面３３がソケット傾斜路１６の対向する端面３６に当接 する結果、スタッドをソケットから緩めようとする行為は抵抗を受ける。しかし 、十分なトルクを付与すれば、スタッドは緩めることが出来る。かかる対向面の 相対的な傾斜角度及び形態は、突起及び凹所の形状と同様に、必要なトルクを付 与し得るように変更することが出来る。

本発明の範囲から逸脱せずに、多数の変形例が可能である。例えば、凹所１５及 び相補的な突起２８は、異なる平面形状とすることが出来る。

図示した設計において、スタッドは、完全に取り付けるためには、僅かに１回転 させるだけでよい。所望であれば、更なる回転が必要であるようにねじ８．２２ を長（形成してもよい。しかし、その結果、ソケット及びスタッド成形品の軸方 向長さが増し、スタッド成形品は長さを長（してもよいが、ソケットは、靴底も これに対応する厚さにしなければならないため、その長さが増すことは通常、欠 点となるであろう。更に、ねじの全回転が３６０’以下で済むよう、より短くす ることが可能であるが、その結果、使用中に、ねじに付与される荷重が許容し得 ない程太き（なるため、通常、得策ではない。

二条ねじの採用が望ましいが、−条ねじ又は三条ねじ、或はそれよりも多数条の ねじを使用することも可能である。同様に、各ロック体の要素の数も変更が可能 である。例えば、３又はそれ以上の凹所（凹所１５のような）、及び３又はそれ 以上の突起（突起２８のような）を設けることも可能である。いかなる数であフ ても、これら凹所又は突起は、場合に応じて、これら凹所又は突起がその一部を 形成する構成要素の軸線回りに対称に配置することが望ましい。図示した設計の 場合、スタッドのねじ２２は、１８０’離れた２つの位置の何れかから開始して 、ソケットのねじ８に係合させることが出来る。しかし、ねじが一方の位置又は その他方の位置で係合し始めるかどうかに関係なく、突起とその凹所との係合は 、同様の方法で行われる。ねじの条数及び／又は凹所並びに相補的な突起の数を どのように変更しても、突起は、ねじの相対的な開始位ｌに関係なく、同様の方 法で凹所に係合するように配置することが望ましい。

図面に関して上述した実施例において、スタッドの取り付は及びその取り外しを 促進する２つの凹所２５が設けられる。該凹所の数及び形状は、所望に応じて変 更が可能である。例えば、３つの凹所を設けることが出来る。これら凹所は、ス タッドの軸線回りに対称に配置することが有利である。

ソケットは、通常、履物に組み込まれる多数の同様のソケットの１つとし、通常 、同一数の同数のスタッドがソケットに取り付けられ、又は互換可能に取り付け られる。これらソケットは、履物の靴底及び／又はヒール部分に設けることが出 来る。靴底及び／又はヒールは、予成形したソケットの回りに成形品として形成 し、又は該ソケットと一体に成形することが出来る。これと別に、靴底及び／又 はヒール部は、シート状皮革のような予成形した材料にてソケットの回りに形成 することも可能である。

これらソケットが回転しないように強固に定着されるような方法で該ソケットを 履物に組み込むことが極めて望ましい。この目的上、該ソケットは、適所に接着 剤で固着し、又は定着フフランジ４に穿孔し、靴底及び／又はヒール部の一部を 形成する成形材料が該フランジを通って流動し得るようにすることが出来る。

更に選択可能な別の実施例において、２又はそれ以上のソケットを共通の支持体 に固着し、又は該支持体と一体に形成するが、この型式の適当な配置は、上記英 国特許第２．１１５．６８３号の明細書に記載され且つ図示されている。

要約書 大する抵抗力を連続的に付与する。

国際調査報告 Ｓ＾　４６３６２

Claims (14)

【特許請求の範囲】
1. １．スタッド付き履物用のスタッド及びソケットの組み合わせ体にして、前記ソ ケットには、該スタッドの雄ねじ付きスピゴットを受け入れる雌ねじが形成され 、前記スタッド及びソケットが、前記スピゴットを所定の軸方向位置まで前記ソ ケット内にねじ込んだときに相互に係合してスピゴットが更にソケット内にねじ 込まれるのを阻止し且つねじの緩みに対する抵抗力を付与し得るようにした、半 径方向を向いたロック体を備え、前記スタッド及びソケットが、スピゴットが前 記所定の軸方向位置にあるとき、完全に組み付けられるようになされており、所 定のトルクを前記スピゴットに付与したとき、該スタッドを完全に組み付けた位 置から緩めることが出来、前記ロック体の少なくとも１つが弾性的に撓み、スタ ッドが緩むのを許容するようにしたことを特徴とするスタッド及びソケットの組 み合わせ体。
2. ２．請求の範囲第１項に記載の組み合わせ体にして、前記ロック体の一方が、少 なくとも１つの半径方向突起を備え、他方のロック体が、少なくとも１つの凹所 及びストッパ手段を備え、該ストッパ手段が、該凹所を越えた前記突起と直ちに 係合し、前記スタッドがソケット内に更にねじ込まれるのを阻止し得るように配 置されていることを特徴とする組み合わせ体。
3. ３．請求の範囲第２項に記載の組み合わせ体にして、前記他方のロック体が、半 径方向を向いた導入傾斜路を備え、前記突起が、前記ストッパ手段に隣接する前 記凹所内にスナップ嵌めされる前に前記導入傾斜路に乗ることを特徴とする組み 合わせ体。
4. ４．請求の範囲第２項に記載の組み合わせ体にして、前記ロック体が、複数の突 起と、ねじの軸線の回りに均一に配置された、対応する複数の凹所とを提供する ことを特徴とする組み合わせ体。
5. ５．請求の範囲第４項に記載の組み合わせ体にして、前記ロック体が、前記組み 合わせ体を組み立てる際に、前記スタッドを前記ソケット内にねじ込んだとき、 前記ストッパ手段が前記突起の１つにより係合されるところのその完全に組み付 けた位置に前記スタッドが最終的に達するまで、該ロック体の連続的な相互係合 により、回転に対する連続的に増大する抵抗力を生じさせるようにしたことを特 徴とする組み合わせ体。
6. ６．請求の範囲第１項に記載の組み合わせ体にして、前記スタッドのスピゴット 上及びソケット内のねじが多条のこ歯ねじであることを特徴とする組み合わせ体 。
7. ７．請求の範囲第１項に記載の組み合わせ体にして、スタッド及びソケットねじ が、２７０°より小さくなく、４５０°より大きくない回転により、重なり始め ようとする最初の位置からその完全に組み付けた位置まで前記スタッドが動き得 るように配置されることを特徴とする組み合わせ体。
8. ８．請求の範囲第１項乃至第７項の何れかに記載の組み合わせ体にして、前記ロ ック体が、ねじの軸線に対し、ソケット上の外側ロック体と、スタッド上の相補 的な内側ロック体とを備えることを特徴とする組み合わせ体。
9. ９．請求の範囲第８項に記載の組み合わせ体にして、前記内側ロック体が、前記 スタッドのリング形成部分から半径方向外方を向き且つ前記スピゴットから半径 方向外方に離間され、前記外側ロック体が、ソケットの外側リング形成部分から 半径方向内方を向き且つその雌ねじと境を接するソケットの内側リングから半径 方向外方に離間され、前記スタッドのリングが、前記ソケットの内側リングと外 側リングとの間の環状スペース内に受け入れられるようにしたことを特徴とする 組み合わせ体。
10. １０．請求の範囲第９項に記載の組み合わせ体に使用されることを特徴とするス タッド。
11. １１．請求の範囲第９項に記載の組み合わせ体に使用されることを特徴とするソ ケット。
12. １２．請求の範囲第１１項に記載の少なくとも１つのソケットを備えることを特 徴とする履物。
13. １３．請求の範囲第１項に記載の少なくとも１つのスタッド及びソケットの組み 合わせ体を備えることを特徴とするスタッド付き履物。
14. １４．スタッド付き履物用のスタッド及びソケットの組み合わせ体にして、前記 ソケットには、該スタッドの雄ねじ付きスピゴットを受け入れる雌ねじが形成さ れ、前記スタッド及びソケットが、前記スピゴットを所定の軸方向位置まで前記 ソケット内にねじ込んだときに相互に係合してスピゴットが更にソケット内にね じ込まれるのを阻止し且つねじの緩みに対する抵抗力を付与し得るようにした、 半径方向を向いたロック体を備え、所定のトルクを前記スピゴットに付与したと き、該スタッドを完全に組み付けた位置から緩めることが出来、前記ロック体の 少なくとも１つが弾性的に撓み、スタッドが緩むのを許容するようになされてお り、前記ロック体が、ソケット上の外側ロック体と、スタッド上の相補的な内側 ロック体とを備え、前記内側ロック体が、前記スタッドのリング形成部分から半 径方向外方を向き且つ前記スピゴットから半径方向外方に離間され、前記外側ロ ック体がソケットの外側リング形成部分から半径方向内方を向き且つその雌ねじ と境を接するソケットの内側リングから半径方向外方に離間され、前記スタッド のリングが、ソケットの内側リングと外側リングとの間の環状スペース内に受け 入れられるようになされていることを特徴とするスタッド及びソケット組み合わ せ体。