JPH05506158A - イオン導入による薬物投与デバイスと方法 - Google Patents
イオン導入による薬物投与デバイスと方法Info
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Abstract
Description
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ドナー電極アセンブリ、カウンター電極アセンブリ、及びドナー電極アセン ブリとカウンター電極アセンブリとに電気的に結合するのに適した電力源を含む 電力供給イオン導入薬剤投与デバイスにおいて、ドナー電極アセンブリが次の要 素: 薬剤を含み、体表と薬剤伝達関係に置かれるのに適した薬剤溜め;電力源に電気 的に結合するのに適したドナー電極;所定分子量より小さい種に対しては透過性 であるが、所定分子量より大きい種に対しては実質的に低透過性である、電極と 薬剤溜めとの中間の選択的透過膜を含み、 薬剤が薬剤イオンと対立電荷の対イオンとに解離することができ、薬剤イオンが 所定分子量より大きい分子量を有するデハイス。 2 対イオンが所定分子量より小さい分子量を有する請求項1記載のデバイス。 3 選択的透過膜が膜を通る薬剤イオンに対して約0.3未満の質量比R■■■ を有し、質量比が次式: R■■■■=M■■■■/M■■■ [式中、M■■■■はデバイスの作用寿命中に膜を透過する薬剤イオンの質量で ありM■■は薬剤溜め中に最初に含まれる薬剤イオンの総質量である]によって 定義される請求項1記載のデハイス。 4 R■■■■が約0.1未満である請求項3記載のデバイス。 5 選択的透過膜が約50kohm cm2未満の面積抵抗を示す請求項1記載 のデハイス。 6 選択的透過膜が約5kohm cm2未満の面積抵抗を示す請求項1記載の デハイス。 7 対イオンがナトリウム、カリウム及びクロリドイオンから成る群から選択さ れる請求項1記載のデバイス。 8 体表が無傷の皮膚及び粘膜から成る群から選択される請求項1記載のデハイ ス。 9 所定分子量が約100〜約10.000ダルトンの範囲内である請求項1記 載のデハイス。 10 薬剤が約300ダルトンより大きい分子量を有する薬物イオンと、約10 0ダルトンより小さい分子量を有する対イオンとに解離することができる薬物を 含む請求項1記載のデハイス。 11 薬剤が約300〜40 000ダルトンの範囲内の分子量を有するへプチ ド、ポリへプチド、蛋白質及び他の高分子から成る群から選択される請求項1記 載のデハイス。 12 電力源が電池を含む請求項1記載のデバイス。 13 カウンター電極アセンブリが電力源に電気的に結合するのに適したカウン ター電極と、体表と電解質伝達関係に置かれるのに適した電解質溜めとを含む請 求項1記載のデハイス。 14 カウンター電極アセンブリ中の電解質が薬理学的に受容される塩を含む請 求項13記載のデハイス。 15 ドナー電極アセンブリとカウンター電極アセンブリとが電気的絶縁体によ って分離される請求項14記載のデバイス。 16 ドナー電極と膜との中間にドナー電解質溜めを含み、トナー電解質溜め中 の電解質が正に荷電した電解質イオンと負に荷電した電解質イオンとに解離する ことができ、薬剤イオンと同じ電荷の電解質イオンが所定分子量より大きい分子 量を有し、対イオンと同し電荷の電解質イオンが所定分子量より小さい分子量を 有する請求項1記載のデバイス。 17 所定分子量より大きい分子量を有する電解質イオンがテトラアルキルアン モニウム、コレスチラミン、グルコネート、ヒアルロネート、アルギネート、デ キストランカーボネート、アミン化スチレン、ポリビニルイミン、ポリエチレン イミン、ポリ(ビニル−4−アルキルヒリジニウム)、ポリ(メチレン−NN− ジメチルピペリジニウム)、ポリ(ビニルベンジルトリメチルアンモニウム)、 ポリアクリレート、ポリメタクリレート、ポリスチレンスルホネート、ラウリル スルフェート、タルトレート、テトラデシルスルフェート、及びデキストランス ルフェートイオンから成る群から選択される請求項16記載のデバイス。 18.所定分子量より小さい分子量を有する電解質イオンがアルカリ金属、アル カリ土類金属、ハロゲン、アンモニウム、ホスフェート、スルフェート、バーク ロレート、カーボネート、シトレート、アセテート、ベンゾエート、オキシレー ト及びボレートイオンから成る群から選択される請求項16記載のデバイス。 19.所定分子量より小さい分子量を有する電解質イオンがナトリウム、カリウ ム及びクロリドイオンから成る群から選択される請求項18記載のデバイス。 20.ドナー電極アセンブリ、カウンター電極アセンブリ、及びドナー電極アセ ンブリとカウンター電極アセンブリとに電気的に結合するのに適した電力源を含 む電力供給イオン導入薬剤投与デバイスにおいて、ドナー電極アセンブリが次の 要素: 薬剤を含み、体表と薬剤伝達関係に置かれるのに適した薬剤溜め;電力源に電気 的に結合するのに適したドナー電極;一度水和されたならば、所定分子量より小 さい種に対しては透過性であるが、所定分子量より大きい種に対しては実質的に 低透過性である、電極と薬剤溜めとの中間の水和可能な選択的透過膜; を含み、 薬剤が薬剤イオンと対立電荷の対イオンとに解離することができ、薬剤イオンが 所定分子量より小さい分子量を有し、対イオンが所定分子量より大きい分子量を 有し、 デバイスが体表に配置されるまで膜が実質的に非水和状態に維持され、体表への 配置後に膜が水和されるデバイス。 21.選択的透過膜が膜を通る薬剤イオンに対して約0.3未満の質量比,R■ ■■■を有し、質量比が次式: R■■■■=M■■■■/M■■■ [式中、M■■■■はデバイスの作用寿命中に膜を透過する薬剤イオンの質量で あり;M■■■は薬剤溜め中に最初に含まれる薬剤イオンの総質量である]によ って定義される請求項20記載のデバイス。 22.R■■■■が約0.1未満である請求項21記載のデバイス。 23.水和選択的透過膜が約50kohm・cm2未満の面積抵抗を示す請求項 20記載のデバイス。 24.水和選択的透過膜が約5kohm・om2未満の面積抵抗を示す請求項2 0記載のデバイス。 25.水和選択的透過膜が約1kohm・cm2未満の面積抵抗を示す請求項2 0記載のデバイス。 26.水和対イオンがテトラアルキルアンモニウム、コレスチラミン、グルコネ ート、ヒアルロネート、アルギネート、デキストランカーボネート、アミン化ス チレン、ポリビニルイミン、ポリエチレンイミン、ポリ(ビニル−4−アルキル ピリジニウム)、ポリ(メチレン−N,N−ジメチルピペリジニウム)、ポリ( ビニルベンジルトリメチルアンモニウム)、ポリアクリレート、ポリメタクリレ ート、ポリスチレンスルホネート、ラウリルスルフェート、タルトレート、テト ラデシルスルフェート、及びデキストランスルフェートイオンから成る群から選 択される請求項20記載のデバイス。 27.体表が無傷の皮膚及び粘膜から成る群から選択される請求項20記載のデ バイス。 28.薬剤が約100ダルトンより小さい分子量を有する薬物イオンと、約30 0ダルトンより大きい分子量を有する対イオンとに解離することができる薬物を 含む請求項20記載のデバイス。 29.所定分子量が約100〜約10,000ダルトンの範囲内である請求項2 0記載のデバイス。 30.電力源が電池を含む請求項20記載のデバイス。 31.カウンター電極アセンブリが電力源に電気的に結合するのに適したカウン ター電極と、体表と電解質伝達関係に置かれるのに適した電解質溜めとを含む請 求項20記載のデバイス。 32.カウンター電極アセンブリ中の電解質が薬理学的に受容される塩を含む請 求項31記載のデバイス。 33.ドナー電極アセンブリとカウンター電極アセンブリとが電気的絶縁体によ って分離される請求項31記載のデバイス。 34.ドナー電極と膜との中間にドナー電解質溜めを含み、ドナー電解質溜め中 の電解質が正に荷電した電解質イオンと負に荷電した電解質イオンとに解離する ことができ、薬剤イオンと同じ電荷の電解質イオンが所定分子量より大きい分子 量を有し、対イオンと同じ電荷の電解質イオンが所定分子量より小さい分子量を 有する請求項20記載のデバイス。 35.所定分子量より大きい分子量を有する電解質イオンがテトラアルキルアン モニウム、コレスチラミン、グルコネート、ヒアルロネート、アルギネート、デ キストランカーボネート、アミン化スチレン、ポリビニルイミン、ポリエチレン イミン、ポリ(ビニル−4−アルキルピリジニウム)、ポリ(メチレン−NN− ジメチルピペリジニウム)、ポリ(ビニルベンジルトリメチルアンモニウム)、 ポリアクリレート、ポリメタクリレート、ポリスチレンスルホネート、ラウリル スルフェート、タルトレート、テトラデシルスルフェート、及びデキストランス ルフェートイオンから成る群から選択される請求項34記載のデバイス。 36.所定分子量より小さい分子量を有する電解質イオンがアルカリ金属、アル カリ土類金属、ハロゲン、アンモニウム、ホスフェート、スルフェート、バーク ロレート、カーボネート、シトレート、アセテート、ベンゾエート、オキシレー ト及びボレートイオンから成る群から選択される請求項34記載のデバイス。 37.所定分子量より小さい分子量を有する電解質イオンがナトリウム、カリウ ム及びクロリドイオンから成る群から選択される請求項36記載のデバイス。 38.ドナー電極アセンブリ、カウンター電極アセンブリ、及びドナー電極アセ ンブリとカウンター電極アセンブリとに電気的に結合するのに適した電力源を含 み、ドナー電極アセンブリが、薬剤を含み、体表と薬剤伝達関係に置かれるのに 適した薬剤溜めと、電力源に電気的に結合するのに適したドナー電極とを含む電 力供給イオン導入薬剤投与デバイスの薬剤投与効率を高める方法において、(a )薬剤溜めとドナー電極との中間に、所定分子量より小さい種の通過に対しては 透過性であるが、所定分子量より大きい種の通過に対しては実質的に低透過性で ある選択的透過膜を配置すること;及び(b)薬剤溜めから投与する薬剤として 、薬剤イオンと対立電荷の対イオンとに解離することができ、薬剤イオンが所定 分子量より大きい分子量を有し、対イオンが所定分子量より小さい分子量を有す る薬剤を選択することを含む方法。 39.ドナー電極アセンブリがドナー電極と膜との中間にドナー電解質溜めを含 む請求項38記載の方法であって、(a)ドナー電解質溜めの電解質として、正 に荷電した電解質イオンと負に荷電した電解質イオンとに解離することができ、 薬剤イオンと同じ電荷の電解質イオンが所定分子量より大きい分子量を有し、対 イオンと同じ電荷の電解質イオンが所定分子量より小さい分子量を有する電解質 を選択することをさらに含む方法。 40.選択的透過膜が膜を通る薬剤イオンに対して約0.3未満の質量比,R■ ■■■を有し、質量比が次式: R■■■■=M■■■■/M■■■ [式中、M■はデバイスの作用寿命中に膜を透過する薬剤イオンの質量であり; M■■■は薬剤溜め中に最初に含まれる薬剤イオンの総質量である]によって定 義される請求項38記載の方法。 41.R■■■■が約0.1未満である請求項40記載の方法。 42.選択的透過膜が約50kohm・cm2未満の面積抵抗を示す請求項38 記載の方法。 43.選択的透過膜が約5kohm・cm2未満の面積抵抗を示す請求項38記 載の方法。 44.選択的透過膜が約1kohm・cm2未満の面積抵抗を示す請求項38記 載の方法。 45.対イオンがナトリウム、カリウム及びクロリドイオンから成る群から選択 される請求項38記載の方法。 46.体表が無傷の皮膚及び粘膜から成る群から選択される請求項38記載の方 法。 47.薬剤が約300ダルトンより大きい分子量を有する薬物イオンと、約10 0ダルトンより小さい分子量を有する対イオンとに解離することができる薬物を 含む請求項38記載の方法。 48.薬剤が約300〜40,000ダルトンの範囲内の分子量を有するペプチ ド、ポリペプチド、蛋白質及び他の高分子から成る群から選択される請求項47 記載の方法。 49.ドナー電極アセンブリ、カウンター電極アセンブリ、及びドナー電極アセ ンブリとカウンター電極アセンブリとに電気的に結合するのに適した電力源を含 み、ドナー電極アセンブリが、薬剤を含み、体表と薬剤伝達関係に置かれるのに 適した薬剤溜めと、電力源に電気的に結合するのに適したドナー電極とを含む電 力供給イオン導入薬剤投与デバイスの薬剤投与効率を高める方法において、(a )薬剤溜めとドナー電極との中間に、一度水和されたならば、所定分子量より小 さい種に対しては透過性であるが、所定分子量より大きい種に対しては実質的に 低透過性である非水和選択的透過膜を配置すること;(b)薬剤溜めから投与す る薬剤として、薬剤イオンと対立電荷の対イオンとに解離することができ、薬剤 イオンが所定分子量より小さい分子量を有し、対イオンが所定分子量より大きい 分子量を有する薬剤を選択すること;及び(c)ほぼデバイスを体表に配置した 時に膜を水和することを含む方法。 50.ドナー電極アセンブリがドナー電極と膜との中間にドナー電解質溜めを含 む請求項49記載の方法であって、(a)ドナー電解質溜めの電解質として、正 に荷電した電解質イオンと負に荷電した電解質イオンとに解離することができ、 薬剤イオンと同じ電荷の電解質イオンが所定分子量より小さい分子量を有し、対 イオンと同じ電荷の電解質イオンが所定分子量より大きい分子量を有する電解質 を選択することをさらに含む方法。 51.選択的透過膜が膜を通る薬剤イオンに対して約0.3未満の質量比,R■ ■■■を有し、質量比が次式: R■■■■=M■■■■/M■■■ [式中、M■■■■はデバイスの作用寿命中に膜を透過する薬剤イオンの質量で ありM■■■は薬剤溜め中に最初に含まれる薬剤イオンの総質量である]によっ て定義される請求項49記載の方法。 52.R■■■■が約0.1未満である請求項51記載の方法。 53.水和選択的透過膜が約50kohm・cm2未満の面積抵抗を示す請求項 49記載の方法。 54.水和選択的透過膜が約5kohm・cm2未満の面積抵抗を示す請求項4 9記載の方法。 55.水和選択的透過膜が約1kohm・cm2未満の面積抵抗を示す請求項4 9記載の方法。 56.体表が無傷の皮膚及び粘膜から成る群から選択される請求項49記載の方 法。 57.薬剤が約100ダルトンより小さい分子量を有する薬物イオンと、約30 0ダルトンより大きい分子量を有する対イオンとに解離することができる薬物を 含む請求項49記載の方法。 58.ドナー電極アセンブリ、カウンター電極アセンブリ、及びドナー電極アセ ンブリとカウンター電極アセンブリとに電気的に結合するのに適した電力源を含 む電力供給イオン導入薬剤投与デバイスにおいて、ドナー電極アセンブリが次の 要素: 薬剤イオンと対立電荷の対イオンとに解離することができる薬剤を含み、体表と 薬剤伝達関係に置かれるのに適した薬剤溜め;電力源に電気的に結合するのに適 したドナー電極:薬剤イオンの電荷と同じ電荷を有するイオンを捕捉することが できるキレート化剤を含み、対イオンの電荷と同じ電荷を有する種に対しては透 過性であるが薬剤イオンの電荷と同じ電荷を有する種に対しては実質的に低透過 性である、電極と薬剤溜めとの中間の選択的透過膜; を含むデバイス。 59.選択的透過膜が膜を通る薬剤イオンに対して約0.3未満の質量比,R■ ■■■を有し、質量比が次式: R■■■■=M■■■■/M■■■ [式中、M■■■■はデバイスの作用寿命中に膜を透過する薬剤イオンの質量で あり;M■■■は薬剤溜め中に最初に含まれる薬剤イオンの総質量である]によ って定義される請求項1記載のデバイス。 60.R■■■■が約0.1未満である請求項59記載のデバイス。 61.ドナー電極が被酸化性金属から構成され、キレート化剤が金属電極の酸化 中に発生する金属イオンを捕捉することができる請求項58記載のデバイス。 62.膜が架橋ヒドロゲルを含む請求項58記載のデバイス。 63.ヒドロゲルがポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド、ヒドロキシプ ロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシメチルセル ロース、ポリアクリル酸、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシエチルメタクリレ ート、アルブミン、ゼラチン及びセルロースポリマーから成る群から選択される 請求項62記載のデバイス。 64.キレート化剤がEDTAを含む請求項58記載のデバイス。 65.選択的透過膜が約50kohm・cm2未満の面積抵抗を示す請求項58 記載のデバイス。 66.選択的透過膜が約5kohm・cm2未満の面積抵抗を示す請求項58記 載のデバイス。 67.選択的透過膜が約1kohm・cm2未滿の面積抵抗を示す請求項58記 載のデバイス。 68.対イオンがナトリウム、カリウム及びクロリドイオンから成る群から選択 される請求項58記載のデバイス。 69.体表が無傷の皮膚と粘膜とから成る群から選択される請求項58記載のデ バイス。 70.薬剤が薬物である請求項58記載のデバイス。 71.薬剤がペプチド、ポリペプチド、蛋白質及び他の高分子から成る群から選 択される請求項58記載のデバイス。 72.電力源が電池を含む請求項58記載のデバイス。 73.カウンター電極アセンブリが電力源に電気的に結合するのに適したカウン ター電極と、体表と電解質伝達関係に置かれるのに適した電解質溜めとを含む請 求項58記載のデバイス。 74.カウンター電極アセンブリ中の電解質が薬理学的に受容される塩を含む請 求項73記載のデバイス。 75.ドナー電極アセンブリとカウンター電極アセンブリとが電気的絶縁体によ って分離される請求項74記載のデバイス。 76.ドナー電極と膜との中間にドナー電解質溜めを含み、ドナー電解質溜め中 の電解質が正に荷電した電解質イオンと負に荷電した電解質イオンとに解離する ことができる請求項58記載のデバイス。
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