JPH05505912A - カラーテレビジョン伝送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 カラーテレビジョン伝送装置 本発明は、カラーテレビジョン伝送装置に関する。

ＨＤＴＶサービスの導入により、走査線数が変更される他に画像フォーマットも 変更される。この画像フォーマットは映画フィルムにより適合したものである。

ＨＤＴＶに対する仕様は現在のところまだ公開されてないが、１６：９の画像横 縦比による画像フォーマット（現在は４：３フオーマツト）は既に一般的に受け 入れられている。米国では、ＮＴＳＣ基準に対して両立性のあるこの種の１６： ９ｉ１像フオーマツトを伝送することを目的とした研究が既に知られている。こ のテーマに対して例えば、Ｆｅｒｎｓｅｈ−＆　Ｋｉｎｏｔｅｃｈｎｉｋ、４２ ゜Ｎｒ、７／１９８８には、Ｈ，Ｗｅｃｋｅｎｂｒｏｃｋ、Ｗ。

Ｗｅｄａｍが　“ＡＣＴＶ：ａｄｖａｎｃａｄ　（：ｏｍｐａｔｉｂｌｅ　丁ｅ ｌｅｖｉｓｉ。

ｎ　−Ｖｏｒｓｃｈｌａｇ　ｆｕｅｒ　ｅｉａｅ　ｎｅｕｅ、　ｋｏｍｐａｔｉ ｂｌｅ　Ｂｒｅｉｔｂｉｌｄ−Ｆｅｒｎｓｅｈｎｏｒｍ　ｆｕｅｒ　ｄｉｅ　Ｕ ＳＡ”を発表しており、これは現在の研究をよく表している。

ＰＡＬ方式に対しては、原則的にＡＣＴＶの場合と同様の手段が得られる。すな わち、１６：９縁情報を別の副搬送波に重畳変調し、４：３情報に対して両立性 を持たして伝送することができる。しかしその場合この副搬送波は、Ｎ　Ｔ　Ｓ 　Ｃシステムの場合とは異なる別のスペクトル位置を有していなければならない 、なぜなら、ＰＡＬスペクトルの空き場所（相応のフィルタにより形成しなけれ ばならないいわゆる゛ふきぬきホール゛）は、ＮＴＳＣシステムでは色伝送（１ ，Ｑ）に対して占有されている個所にあるからである。

実験により、はぼ障害のない両立性のある受信を基準受信器において保証するた めには、付加情報の振幅は約２０ｄＢだけ低減しなければならないことが示され た。さらにＡＣＴＶでは付加情報の下側周波数（これはエネルギ量が大きい）が 走査線のオーバースキャン領域で伝送される。オーバースキャン領域は、走査ラ スタおよびその許容偏差のため画像表示されない走査線の一部である。この領域 は変化するため、そのため基準受信器ではその縁領域に伝送された付加情報が可 視となり得る。

特許出願第３８４１０７３号には、ＰＡＬ基単に対して両立性のある伝送装置が 記載されている。この伝送装置は基準受信器では４：３の画像フォーマットを。

改善された受信器では１６：９の画像フォーマットを伝送する。

放送局側では、１６：９の拡大された画像フォーマットを表す付加情報が、ＰＡ Ｌ信号で伝送されたカラー情報Ｕ、Ｖに重畳変調される。ここではカラー情報Ｕ 、■のスペクトル空間が二重に占有されるような変調形式が選択される。これは 例えば直交変調により達成される。このようにしてカラー情報Ｕ、Ｖをデコード する基準受信器では、付加情報が相応のデコーダの誤差のため抑圧される。これ に対して改善された１６：９受信機は相応のデコーダを有しており、このデコー ダは基準信号に対するデコーダと共に１６＝９の画像フォーマットを送出する。

カラー情報のスペクトル位置ではさらに付加情報が伝送される。このためカラー 情報にはインターリーブスペクトルを有する伝送のシステム特性に起因してクロ ストークが発生し得る。このクロストーク障害は従来のＰＡＬ方式ではクロスカ ラー障害およびクロスルミナンス障害として知られている。Ｐ３８４１０７３お よびＰ３９２６３８８に記載された方法では、今度付加的に一１１Ｍに依存して 一クロストークが付加情報に発生し得る。これは改善された１６：９受信機では 、付加情報が１６：９縁領域を表す場合、特に障害となる。ここでは、４：３中 央情報のクロストークした信号成分がデコード後、１６：９縁領域に再生される 。

従い、クロストークの原因となったオリジナル信号が現われるのとは異なる個所 に現われる。そのため視聴者はゴースト画像のような印象を受ける。

本発明の課題は、１６：９受信機に対する付加情報を伝送し、この付加情報を１ ６：９受信機にクロストーク障害なしで、または低減されたクロストーク障害を 伴って再生するような両立性のある伝送装置を提供することである。

この課題は請求項１に記載の構成により解決される。

本発明の有利な形態は従属請求項に記載されている。

送信側では付加情報の処理に、スクランブルアルゴリズムが導入される。このア ルゴリズムは１６：９受信機で相応に復元される。スクランブルによりクロスト ーク成分が付加情報にランダムに配分され、それにより画像状の構造障害とはな らない。

以下本発明を図面に基づき詳細に説明する。

ｌ！ｌｌは、１６：９ＰＡＬコーダのブロック回路図、図２は、時分割マルチプ レクスパケット（タイムプレクス）の線図、図３はＰＡＬ情報および付加情報に 対する本発明のデコーダのブロック回路図、図４は、ＰＡＬ情報と付加情報の相 対的位相関係を表す線図である。

図１は、両立性のあるＦＢＡＳ信号を形成するための１６：９ＰＡＬコーダを示 す、このＦＢＡＳ信号はＰ３８４１０７３の図３に示されたように、１６：９付 加情報を含む。

図２は、Ｐ３８４１０７３の図３に示されたような時分割マルチプレクスパケッ トの例を示す。

図３は、バンドパスフィルタ、遅延デコーダおよび復調器の構成を示す、この構 成は同時に従来のＰＡＬ信号と付加情報をデコードすることができる。

図４は、ＰＡＬカラー情報Ｕ、Ｖと付加情報ＺＵ。

ＺＶの搬送波周波数の２つの順次連続する走査線毎の相対的位相位置を示す。

図１の１６：９ＰＡＬコーダ（Ｐ３８４１０７３、図３）はタイムプレクサ１３ を有する。タイムプレクサは輝度信号成分および色信号成分を時分割マルチブレ クスパケットにまとめる。これは例えばＰ３８４１０７３の図２に示されている 。ここでは１６二９縁領域の輝度成分と色成分は時間伸長され、図２に示したよ うに１本の有効な走査線の持続時間をとる。左側縁領域の信号成分は１で示され ており、右側総領域の信号成分はｒで示されている。

信号成分を走査線毎の走査に対して配属することによって、図２に示すように、 例えば両立性のある４：３伝送の左側画像半分が左側１６：９縁領域の輝度信号 にクロストークすることが生じ得る。このクロストークは１６：９受信機では左 側縁領域に表示され、ゴースト画像の一種が現われる。

このことは、タイムプレクサ１３が時分割マルチブレクスパケットをスクランブ ルアルゴリズムに従い形成すると回避される。スクランブルは水平方向で、すな わち走査線に沿って、かつ走査線毎に繰り返される。

これによりスクランブルが変調された搬送波の種々の位相位置に悪影響を及ぼさ ないことが保証される。従って、クロストーク横道での歪み除去が得られる。

有利にはスクランブルアルゴリズムはフィールド毎またはフレーム毎に変化する ことができる。スクランブルに同期化するための相応の信号は受信機において、 例えば垂直消去期間中に伝送することができる。４：３受信に対する両立性並び に遅延素子による信号分離は受信機においてそのまま行うことができる。

１６：９テレビジョン信号に対する符号化および復号化の際にこのようなスクラ ンブルを、例えばＰ３９２６３８８に記載されているような他の付加情報にも有 利に適用することができる。

コーグにて行われたスクランブルは１６：９受信機で復元される。これはデマル チプレクサ（Ｐ３８４１０７３のデマルチプレクサ３５）で行われる。デマルチ プレクサは時分割マルチプレクスにインターリーブされた輝度信号および色信号 を分離する。

有利には、ＰＡＬコード化４：３中央情報をデコードする機能ブロックと１６： ９受信機に対する付加情報をデコードする機能ブロックが統合される。従来のＰ ＡＬコード化に対して相応の位相位置を有する色副搬送波をＦｕとＦｖで、これ により変調された色情報をＵとＶで、さらにそれぞれ９０°位相回転され、ＦＵ 搬送波およびＦｖ搬送波に変調された付加情報をＺＵおよびＺＶで示せば１図３ に示した、従来のＰＡＬコード化４．３中央情報と１６：９付加情報をデコード するためのブロック構造が得られる。

受信機に送出されたＦＢＡＳ信号はバンドパスフィルタ３０を通過し、信号分離 のために遅延デコーダ３１に供給される。遅延デコーダはＰＡＬ遅延票子３２並 びに加算段３３と減算段３４を含んでいる。加算段３３の出力側では搬送波周波 数位置の信号ＵとＺＵ、および減算段の相応の出力側では搬送波周波数信号Ｖと Ｚｖが得られる。

搬送波ＦｕとＦｖを付加情報の変調に対して９００位相回転することにより、お よび搬送波Ｆｖの符号を走査線毎にＰＡＬシステムにおいて反転することにより 以下の関係が得られる。

ＰＡＬ　付加情報 走査線ｎ：　Ｆｕ　Ｆｕ＋９０禦−ＦｖｎＦｖｎ　Ｆｖｎ＋９０ｍＦｕ 走査線（ｎ＋１）　Ｆｕ　Ｆｕ＋９０＝−ＦｖｎＦｖ（ｎ＋１）＊−Ｆｖｎ　− Ｆ　ｖ　ｎ　＋　９０　ｘ　−Ｆ　ｕ従いＰＡＬ情報および付加情報の復調は従 来のＰＡＬ搬送波により行なわれ得る。復調器３５〜３８はＰＡＬシステムから 後置の搬送波Ｆｕ、Ｆｖにより駆動される。付加情報ＺＵ、ＺＶを復調するため に、さらに符号の反転をそれぞれ注意しなければならない、これは場合により増 幅器で復元することができる。増幅器は有利には同時に、両立性を改善するため に送信側で行われた振幅低減を再び補償する（Ｐ３８４１０７３の図９の増幅器 ３１．３２参照）。

図４にはＵ、■情報およびｚｕ、ｚｖ情報の相対的位相位置が搬送波周波数の位 置で示されている。

国際調査報告 国際調査報告 ＥＰ　９１００４８９ Ｓ＾　４５４５９

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. １．例えば４：３の第１の画像フォーマットと、標準テレビジョン信号に付加さ れる付加情報とを有する標準ＰＡＬテレビジョン信号を伝送および受信するため のカラーテレビジョン伝送装置であって、前記付加情報は例えば１６：９の第２ の画像フォーマットに関する情報を含むことができ、該情報は付加情報を復号す る受信機にて受信され、 前記付加情報は、ＰＡＬ信号中に存在するカラー情報（Ｕ，Ｖ）に、カラー情報 （Ｕ，Ｖ）のスペクトル空間が二重に占有されるように重量変調されるカラーテ レビジョン伝送装置において、 前記付加情報は、存在するカラー情報（Ｕ，Ｖ）に変調される前にスクランプル され、受信機にて相応にデスクランプルされることを特徴とするカラーテレビジ ョン伝送装置。
2. ２．スクランプルはテレビジョン信号のシリアル信号流で行われる請求項１記載 のカラーテレビジョン伝送装置。
3. ３．スクランプルはテレビジョン信号の走査線内で行われる請求項２記載のカラ ーテレビジョン伝送装置。
4. ４．付加情報のスクランプルはそれぞれ同じように、フィールドまたはフレーム の走査線で行われる請求項３記載のカラーテレビジョン伝送装置。
5. ５．ＰＡＬ遅延デコーダ（３１）または当該デコーダ（３１）の一部は、標準Ｐ ＡＬ信号の復調のため、および付加情報の復調のために使用される請求項１から ４までのいずれか１記載のカラーテレビジョン伝送装置。
6. ６．ＰＡＬ遅延デコーダ（３１）の一部は、ＰＡＬ遅延素子（３２）および／ま たは加算段（３３）および／または減算段（３４）である請求項５記載のカラー テレビジョン伝送装置。
7. ７．前記付加情報は公知のＰＡＬ色搬送波（Ｆｕ，Ｆｖ）により復調される請求 項１から６までのいずれか１記載のカラーテレビジヨン伝送装置。
8. ８．付加情報の絶対値は反転増幅器により反転され、該反転増幅器は付加情報の 送信側での振幅低減を受信側で補償する請求項７記載のカラーテレビジョン伝送 装置。