JPH05504714A - エマルジョンから油および水を分離する方法 - Google Patents

エマルジョンから油および水を分離する方法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 エマルジョンから油および水を分離する方法本発明の背景 本発明は、油、水および固形物を廃油から分離および精製することに関するもの である。廃油は、いろいろな形状で見8されるものであり、特に貯蔵タンク底部 に大量に蓄積されていたり、あるいは歴史的に見ると貯蔵のために廃油が集めら れた排水処理用の貯水池(ラグーン)に見出される。原油は、変化に冨んだ組成 からなるものであるが、底部堆積物および水を高いパーセンテージで含み、また パラフィンや他の物質も含む。これらの不純物は、タンク底部スラッジまたは底 部ヘドロおよび水として、原油貯蔵タンクの側壁に粘着したり、タンクの底部に 厚く堆積して、べとべとしたスラリーを形成する。沈積された水、パラフィン、 砂、粘土などの物質は、一般に炭化水素に富んだものだが、精製には不適当なも のである。このような環境下では、原油貯蔵タンクの貯蔵能力が減少されるとと もに、数百万バレルにも及ぶ使用不可能な未精製産物が生み出される。
ほかにもいろいろあるがとりわけ、タンクスラッジは高濃度の無機物質からなる 不純物を含むことによって特徴づけられる。例えば、この不純物は、無機塩およ び重金属(ナトリウム、カルシウム、バナジウム、ニッケル、クロムなど)であ る。これらは、水や固形物を取り除いた後の精製過程においてさえも高価な触媒 を使用せざるを得なくさせる。
世界中の種々の国々で生産される鉱物油(石油)の多くは、少なくともわずかの 水と、少なくともわずかな微細固形状分離組成物を含む。もし、不純物を含むも のとして土中から採取された油自体がそのような固形物や水分を含まない場合、 油井設備、パイプライン、タンカー、タンクなどからのアカ、塩分、泥などが油 に固形物や水分を導入する。石油乳濁液を分画するための従来法では、鉱物油は 精製所での使用のために分離され、また水分は再利用または処分のために分離さ れる。しかしながら、分離せずに濃縮されるように分画することは、より困難で ある傾向がある。過去において、精製所から処分されるものは、より取り扱いが 困難な懸濁液・乳濁液状分画を含み、またタンク底部スラッジは集められて、廃 棄のために処分用ラグーンなどに運ば九る。このことは、経済的潰黄につながる ものであり、また生態系を荒らすものともなる。主な精製所は、−日あたり致方 ボンドにも及ぶ懸濁液・乳濁液状分画を生み出す。なぜなら、新しく設けられた 環境上の規制処置は、固形状廃棄物を認めるものではなく、そのような混合物が 長期にわたって環境を汚染しかねないので処分用ラグーンに放置することを認め ていないからである。
背景技術 石油処理に関する先行技術は、豊富である。種々の油田から生じる原油は、それ ぞれ組成が異なり、また処理のための必要条件も異なる。これは、鉱物油が受け る広範な露出、貯蔵および輸送の条件によって複雑化される。
特許文献および他畠版物は、界面活性剤、凝集剤および種々のプロセスを開示す る。
処理されるべき鉱物油産物の量が増大するにつれて、汚染基準はより一層厳しい ものとなり、回収のためのシステムがより一層変化に冨んで複雑化されている。
上記文献において、ポリマーや解乳化剤の使用に関して多くの一貫しない方法が 推挙されている。
ツマ−(Tmar)の米国特許第2,327,302号明細書は、沈澱阻害量の ハロゲン置換ポリアクリル酸のアルカリ金属塩を、硬水軟化剤として用いること 、またはすでに形成された沈澱物の再溶解のために用いることについて開示して おり、さらに染色、水軟化またはボイラー供給水への使用について言及している 。
ジョーンズ(Jones )の米国特許第2,533,166号明細書は、水溶 性媒体に拡散した色素や銀ハロゲン化物のような微細分離物質の沈澱を防ぐため に、高ベブチゼーション作用を有するポリアクリルアミドの生産方法について開 示している。
パレット(Barrett )らの米国特許第3,025,236号明細書は、 凝集剤としてスルホン化ドデシルジフェニル酸化物のナトリウム塩およびアクリ ルアミドポリマーを示している。
ジエンキンス(Jenkins )の米国特許笥3,090,759号明細書は 、水中油形エマルジョンを分解するためにホモボリメリゼーションされたアクリ ルアミドと、少なくとも40,000、好ましくはロガまでの分子量を持つ関連 共重合体を用いることを開示している。また、油および水の両方に使える解乳化 剤と混合した、これらポリアクリルアミドの使用も開示されている(カラム6. 55〜60行目)。この場合、処理されたエマルジョンの容量に対してlppm から約500ppmのポリアクリルアミドの濃度割合が推奨されている。
コロニー(Kolodny )らの米国特許第3,480,761号明細書は、 液系からの固形物の凝集および凝固(重合)における加水分解が低く抑えられた 非常に高分子量のポリアクリルアミドを示している。
オートル(0ertle)らの米国特許第4,519,899号明細書は、温度 上昇下でジェットポンプ型ミキサーを用いた油精製方法および装置を開示してい る。そのジェットポンプは、スタティックミキサーと組み合わされた混合装置と して使用された。
レフアート(Reffert )らの米国特許第4,460,764号明細書は 、陰イオン性界面活性剤または非イオン性界面活性剤が水媒体中に存在する条件 下で、複合体形成化合物または錯体形成化合物を用いて触媒を除去する方法を開 示している。
本明細書においては、上記特許の全開示内容は引例として取り込まれかつ信頼さ れている。
発明の概要 本発明は、エマルジョンから水、油および固形物を分離する方法および装置に関 するものである。特に、本発明は水、油および固形物の安定な混合物から連続的 に水、油および固形物を分離するための方法および装置を提供するものである。
この方法は、混合物を少なくとも約1’15℃まで加熱する工程と、その混合物 を急激に約100℃以下まで冷却する工程と、液体から固形物を分離する工程と 、油から水を分離する工程とを含む。好ましくは、本発明は混合物を冷却する前 に凝集剤を添加する工程も含むものである。
本発明は、微細に分割された固形状物質によって安定化された鉱物油エマルジョ ンを取り扱うものであり、この固形状物質は懸濁された固形物、水、重金属およ び他の不純物、生態学的に許容される廃液、好ましくは容易に廃棄可能な微細に 分割された油分を含まない、きれいな固形物からなる凝集物に分離されるべきも のである。
本発明の重要な点は、分散液相からカプセル封じされた固形物を除去するために 、適当な処理剤によってスラッジを非常に高い温度で処理することである。この 処理は施された後で、より従来の分離手順によって続けられる。
図面の簡単な説明 描かれている図は、本発明の一実施例の概略的構成を示すものである。特に、過 熱された水および/または蒸気を用いて混合物を加熱する工程と、混合物を低圧 に瞬間的にさらすことによって冷却する工程と、遠心によって強化して混合物の 組成物分離を行なう分離工程とを示している。
発明の詳細な説明 好ましくは、処理されるべきエマルジョンを、解乳化剤として作用する一種類の あるいは視程類の界面活性剤からなる有効量と混合する。そして、このエマルジ ョンを絶対圧力が1,7と8気圧との間になるまで加圧し、十分な量の過熱水お よび/または蒸気(通常の沸点より高い液状の水)または過熱蒸気と混合してそ の混合物を少な(とも約115℃、好ましくはそれ以上の温度に上げる。
加圧された油混合物への過熱水および/または蒸気の添加は、粘度および表面張 力の急激な低下を引き起こし、温水の添加前または添加後に添加される界面活性 剤の存在によって促進される。これらのものは、断続的螺旋状スタティックミキ サー(1nterrupted−helix 5tatic m1xer)また はインライン型撹拌タンク(in−1ine 5tirred tank)を用 いることによって十分混合される。
高圧処理の後に、注入手段および上記したスタティックミキサーのような短時間 滞留混合装置(low−residence time mixing dev ice)を用いて、適当量の凝集剤が好ましく混合物に添加させるという点で高 温混合工程は有効であった。凝集剤の使用は、圧力および温度を上昇させるため にエマルジョンに含まれる固形物が溶解または分解しない場合に特に必要とされ る。しかしながら、ある場合においては、凝集剤は必ずしも必要とされない。例 えば、ある種のエマルジョンでは、懸濁固形物は炭化水素ワックスの粒子であっ て、混合物の温度および圧力が上昇すれば液化するものであり、結果として凝集 剤を使用しな(でも固形物の懸濁という問題は排除される。
凝集剤を使用する場合、凝集剤は高温にξいて不安定な高分子量のポリマーであ ることが好ましい。したがって、処理されるべき油・水・固形物系と感度のよい 凝集剤をすばや(接触させるための手段が備えられている。5分はどの、しかし 好ましくは1分以下の滞留時間の後、その系の温度を凝集剤の実質的な劣化を阻 止するように、工ないし2秒以内で急激に落とす。
この急激な冷却は、流体が加圧された状態を、突然解除することによってなされ る。例えば、流体をベンチュリ膨張ジェットに通すことによって、あるいは相当 量の冷水をすぐに添加して溶液と混合することによってなされる。
非常に急激な凝集剤添加に加えて冷却系に関して、凝集剤をベンチュリエクスパ ングーの口(throat)部分に添加してもよい。
凝集剤を加えた油・水・固形物系が膨張させられかつ100℃以下、好ましくは 90℃以下に冷却されると、固形物はサイクロンまたはハイドロサイクロンセパ レーター、スクリーン、インビジメントデバイスなどのような既知の手段によっ て迅速に取り除かれ得る。急激な冷却を達成するための膨張方法は、油・水界面 を保護している固形物の微細構造を破壊することにも一役買うものである。この 固形物の微細構造は液滴の沈澱/凝集によって正常な水−油分離を阻害するもの である。
一度固形物を取り除いてしまえば、沈澱、遠心、半透膜による透過などの既知の 手段によって、油・水分散はより一層容易に分離されることが可能となる。
本発明方法は、特に従来は完全には処理できないと考えられていた。そのような 廃棄混合物に対して好適に用いることが可能であるが、従来の方法によっても処 理可能であった懸濁液・エマルジョンをより一層経済的に処理することも可能で ある。
この廃棄物は、はとんどガソリンの範囲に含まれるわずかな鉱物油フラクション から、流動可能となるために加熱されなければならない重質残油まで含むもので ある。物質に懸濁された固形物は、通常細か(分割された物質であり、この物質 は塩化ナトリウムのような水溶塩類を含むが、水分中に溶解されているものより 大量である。また、懸濁された固形物は、炭酸カルシウム、リン酸第二鉄などの 不溶性の塩、水酸化第二鉄、水酸化アルミニウムなどの水酸化物、ケイ酸塩、リ ン酸塩、例えばリン酸カルシウム、リン酸マグネシウム、粘土、すす、炭素、そ して細か(分割された形状で有機または無機物質の実際上は泥を含む。細かく分 割された粒子は、0.1ミクロンオーダーのより小さなコロイド状サイズから重 力によって立っているのに十分な大きさの粒子までの範囲のものでよい。
重力によって立ち上がって沈澱するような粒子は、本発明方法を適用する前に沈 澱除去されつる。
エマルジョン・懸濁液は、ヘテロジニアスなものであることが最良である。この エマルジョンは、油中水形あるいは水中油形のもの、あるいはそれらの混合形の ものであり、また不溶性の固形物粒子は油相、水相またはそれらの相の間の界面 において懸濁されつる。
細かく分割された固形物粒子それ自体は、ある条件下において乳濁剤として作用 することができる。このエマルジョン・懸濁液混合物は乳濁剤様作用または懸濁 剤様作用を自然に起こす種々のタイプのものでよい。
本発明では、界面活性剤が個々の油および水分子のmsを分離させる油中水形あ るいは水中油形エマルジョンの分割を促進する。高分子電界質は、界面と同様に 、油相および水相の両相から、細か(分割された固形物の凝集および分離を促進 する。上記したように、油・水分離は、最初に微粒子状固形物を取り除くことに よって促進される。
その系に供給されるエマルジョン懸濁液は、しばしば最初の、種々の源から流れ てくる廃棄物質の混合物であることから、その組成は広範囲におよぶ。通常、そ れは少なくとも約20%の鉱物油を含む。
本願において用いれるように、用語「鉱物油」は、いかなるタイプの鉱物油も意 味するものである。このいかなるタイプの鉱物油は、油井から直接採れた原油、 あるいはほとんどのガソリンタイプ成分からタンク底に残ったものまで含むもの でよい石油精製過程のいずれのものをも含む。
そのような源からのエマルジョン懸濁液は、一般に少なくとも約5%の水分を含 む、しかし、組成物は水分を約80%まで含む。ここで、水分は、塩類を含まな い水から飽和塩水までの範囲でよい。多くの条件下において、水分は海水由来の ものまたは海水の塩類や他の塩類が溶解され、結果として多くの他の成分と同様 に海水塩によってほぼ飽和される水性相としての残水層である。水分は蒸発可能 であるが、この場合塩濃度を増加させることになる。油は、水浸しとなった油田 から石油を回収する操作(waterfloodingpetroleuoi  recovery operation)によって得られる。
しばしば、採取された鉱物油は蒸留プロセスに送られ、熱的または触媒的分解ま たは他の精製プロセスに送られつる所望の分画を、精製プロセスから生ずる手に 負えない廃棄分画が本発明の処理系に供給されるように、その分画中に濃縮され ている残余水分、および塩類と不溶性物質とともに分離する。固形物の変化に冨 んだ源のために、この固形物質は工ないし40重量%、あるいは特に廃油がラグ ーンに貯蔵される場合に占める分画のみでよい。
本発明の処理を施すことによって、このような異種混合物から、廃油が高品質の 油に変換されつる。この高品質油は、その組成がよく似た精製塔に入れられて蒸 留、クラッキング、水素化精製、脱硫、あるいは他の処理がなされてガソリン、 潤滑油、暖房用油、残さ燃料油などの経済的利用価値のある産物となる。水や固 形物も、非公害廃棄物に適した形で回収される。
本発明の一実施例は図に示されている。この発明の詳細な説明にある番号は、こ の図に添えられた番号を示している。油精製タンクの底にたまった高粘性を有す るスラッジ1は、スクリューコンベアなどの適当な手段によってスラッジ混合タ ンク2に供給される。このスラッジ混合タンク2は、スラッジを混合および加熱 することによってポンプで汲みだし可能な粘度にするものである。よって、この 目的のために撹拌器3と蒸気加熱コイル4とが具備されている。混合され、かつ 予熱(例えば、50ないし80℃に)されたスラッジを高圧スラッジポンプ5に よってスタティックミキサー装置10方向へ汲みだす。「ケエックス(Keni cs) Jミキサーはそのような装置で、断続的内在螺旋状階段(interr upted 1nternal helicalflights )を具備して いる。ミキサーへのスラッジの流入は、少な(とも7ゲージ気圧(atomos pheresgauge ) 、すなわち8絶対気圧(atomosphere sabsolute)で行なわれ、そして対応する圧力下で水加熱装置6からラ イン8を経由して送られる蒸気およびまたは温水が加わる。水は、バーナー7で 燃焼された気体によって加熱され、6内の適当な熱交換表面を通過し、ダクト9 から排出される。水温は、与えられた圧力下での沸点に一致する。すなわち、7 ゲージ気圧では、おおよそ170℃である。水およびスラッジはミキサー10で 完全に混合され、そしてこのミキサーから排出される前に、適当量の解乳化剤ま たは分離剤をつり合ったポンプ12および14とライン11および13とを介し て容器ISから連続的に注入する。これらの処理剤の濃度はわずかであるが、流 入するスラッジの分析にもとづいて注意深く調整される。すなわち、ここで分析 の対象となるのは水および固形物の含有量、油および固形物の状態である。容器 14からの処理剤Aは、界面活性剤または表面張力低減剤、例えばポリエチレン 酸化物−アルキルフェノール縮合生成物であって非イオン性の特性を有するもの であり、一方容器16からの処理剤Bは、凝集剤、例えばポリアクリルアミドま たは修飾ポリアクリルアミドまたそれらの誘導体であってカチオン性の特性を有 するものである。用量は、例えば0.005重量%から0.05重量%の間であ り、流入するスラッジに依存する。また、特定の処理剤およびスラッジの状態に 依存した用量は、0.0005%(100万分の5部)はどの低量もしくは0. 10%(100万分の1000部)はどの高量である。混合物がミキサーから排 出されると、第三の処理剤Cが添加され、つづいて圧力が段階的に減少されるノ ズル2oに送られる。
この第三の処理剤は、容器17からブロボーションニングボンブ18およびイン ジェクションライン19を介して流入される。この処理剤Cは、クエン酸、グリ コール酸またはEDTAなどからなる複合剤であって、油に含まれる金属を水相 に移す働きを持つ。また処理剤Cは、100万に対して50ないし500部の範 囲内で適当量添加される。
ある場合においては、例えば、処理剤Bがたいへん熱に敏感な凝集剤であり、か つ処理剤Cが効果を発揮するために長時間の接触を必要とする場合、このような 場合に8いては処理剤Bのために示された場所において処理剤Cを、そして処理 剤Cのところに処理剤Bを注入することが好ましい。
どのような場合においても、直前に混合されたスラッジ、温水および処理剤から なる混合物をベンチニリ型のノズル20に通過させ、圧力をほんのわずか、ある いは1ゲージ気圧よりも少ない程度、例えば0.3ないし0.6ゲージ気圧はど 減少させる。それによって、混合物に含まれる水分の一部が蒸発し、温度は圧力 に対応した水の沸点(109℃ないし115℃)にまで減少される。したがって 、蒸発される水分量は、驚(はど少な(、含水量の1ないし8%に過ぎないが、 フラッシュドラム21への流量は数倍にも達する。流体は、液体フラッシュドラ ム21に急激に流入されるが、この場合液体・固形物スラリーからの蒸気の放8 を促進させるために、その容器の上側三分の−の部分から液体が流入される。蒸 気はおもに水蒸気であるが、わずかながらスラッジから蒸発した揮発性金属が含 まれる。この揮発性金属は、低沸点炭化水素に加えて硫化水素、メルカプタン、 CO8、二硫化物、および窒素化合物が含まれる。揮発性の不純物による好まし くない匂いや毒性の存在いかんによって、蒸気が21からバイブ22へ送られる ようにするために小型スクラバー23を設ける。このスクラバーは、垂直型ドラ ムで、10%NaOH水溶液のような適当な洗浄液が満たされたラッチブリング (Raschigringまたはパールサドル−バッキング(Berle sa ddlepacking)を有するもので、この洗浄液はライン24から流入し てライン25から排出されるようにして循環される。わずかの蒸気が洗浄液に濃 縮され、加熱プロセスにとって好適な非毒性の蒸気がライン26を通過してスク ラバーから排出される。
フラッシングの工程で残った固形物・液体混合物は、ライン27を通って液体サ イクロン28へ送られる。この液体サイクロン28は、小径のサイクロン型分離 器であり、送られて来た物質は、頂上部近くから急激に流入される。固形物は高 速回転と液体中に生ずる遠心力とによって分離され、円錐形をした容器の底に置 かれる一方で、残りの液体は頂上部中心から排出される。固形物の分離は、フラ ッシングの工程で生じた吸蔵構造の分解と、フラッシングに先立って添加された 処理剤の表面張力修飾効果とによって促進される。液体サイクロン28から出た 固形物は、ライン33から送られる再生温水と合流し、ライン32によって第二 液体サイクロン29に送られる。この再生温水は、分離された固形物から油性の 物質を取り除くリンス液としての役割を担う。もし必要ならば、追加の処理剤F をこのリンス液に添加するか、もしくは複数の液体サイクロンを連続して配設す ることによって逆流固形物洗浄システムを設ける。図では、そのようなもののひ とつとして洗浄用液体サイクロンが示されている。洗浄された固形物は分離され て29からライン34へ送られ、さらに震動スクリーン35に滴下される。ここ で固形物にへばりついた液体が取り除かれて37から排出され、つづいて非汚染 的かつ油を含まない状態となった固形物として容易に処分されるために「ダンプ スター(Dumpster) Jのような受器内へ滴下される。固形物を完全乾 燥させるために、暖気流または水加熱装置からのダクトガスを震動スクリーンを 横切るようにして吹かせる。
液体サイクロン29からライン31を経て排出される使用済みのリンス液は第一 の液体サイクロン28へ再生される。必要に応じて、Fのところで追加の上記処 理剤を添加する。
ライン30を経て第一液体サイクロン28から排出された固形物を含まない液体 は、必ずガードフィルター40を通過せねばならない。このフィルターカートリ ッジまたはキューノ型(Cuno type )フィルターである。周期的に液 体から除去された固形物は、スクリーン35に入る固形物に加えられる。ガード フィルター40から排出される液体の流れは、直接的に連続遠心器42に送られ る。これは、高い回収能を有する軸方向流動装置で、重力の1000倍以上の分 離力を生じさせる。油分はライン45を通ってこの機械から除去されて、ライン 72を経てシーラス(SELAS )分離器46から受容器73へ送られる。こ のシーラス分離器は、油のなかに霞み状に残る痕跡程度の水分を回収・除去する ための半透性膜を有するものである。受容器73に達した油は、本質的に水を含 まないので透明である。除去された水分は、ライン48を通って分離器から排出 され、再び遠心器に送られる。また、震動スクリーンを介して固形物から除去さ れた水分は、ライン38を経て遠心器へ向かう流れに合流される(あるいは、水 分になんらかの固形物の存在が認められた場合は、フィルター40へ送られる) 。
ライン43によって連続遠心器42を離れた水分は、第ニジ−ラス分離器へ送ら れる。このシーラス分離器は、水分のなかに残る痕跡程度の油分を除去するため の半透性膜を有するものである。分離された油分は、ライン44を経て遠心器に 戻る。一方、油分を取り除かれた水分はライン50を経て水精製系へ送られる。
ここでは、ライン59を経てスタティックミキサー51に入る水に対して、コン テナ57からの水処理剤りが液体計量ポンプ55およびフィーダーライン59を 介して添加される。処理剤りは多価のカチオン性物質、例えばミョーバンまたは 塩化第二鉄であり、処理されている水分の0.01から0.2%に相当する量が 添加される。混合後、コンテナ58から凝固剤Eを液体計量ポンプ56からフィ ーダーライン54を経てライン60へ添加する。この処理剤を、化学量論的な量 添加し、スタティックミキサー52によって完全混合する。処理剤Eは、例えば 水酸化ナトリウム溶液または炭酸ナトリウム溶液からなるものである。このスタ ティックミキサーは、すでに記載したスタティックミキサー10と同様な型のも のである。保持タンク61は、凝集剤りが凝集するのに十分な時間が与えられる ように設けられたもので、これによって水流から不純物を取り除(。水から特定 の不純物を取り除く必要があるような特別な場合、H,S、So、または活性炭 のようなものを少量、追加処理剤として添加する。これによって不純物が除去さ れ、沈澱した凝集剤に取り込まれる。そしてこのような不純物は、ライン62に よってフィルター63に送られて取り除かれる。液体はライン65を通って清浄 水受容タンク66に放出される。フィルターは、二重カートリッジ型または回転 式フィルターまたはキリ−(Killy )フィルターである。これは熱を消耗 しないように閉じ込められた水系を維持するために必要であり、なぜならほとん どの水はライン69、ポンプ70およびライン71を経由して加熱装置6に再生 されるからである。もちろん、ポンプ70は水が加熱装置6へ送られるのに十分 な状態となるようにその水を再加圧する。
液相には、錯体形成された金属が存在し、適当なpH調整と凝集手段とによって 後の段階で沈澱させられる。
一般に水はスラッジを含むものなので、通常、過剰な水が受容タンク66へ入る 。そのため、過剰な水はライン67によって排圧される。この排出された水は、 精製所に右いて使用されるのに十分な純度を持ち、また川などの水路に排出され ても安全である。
本発明の目的のために、既知のどのような解乳化剤も使用することができよう。
解乳化剤は、油溶性または水溶性界面活性剤を含むものである。
すぐれた油溶性界面活性剤のなかでも、例えばジ(トリデシル)スルフォン化コ ハク酸ナトリウム、ジ(ナトリウムポリオキシエタノール)−スルフォン化コハ ク酸塩および種々のグレードのジ(2−エチルヘキシル)スルフォン化コハク酸 塩のようなスルフォン化コハク酸塩などが好適である。最後に挙げた物質は、ア エロゾール・オー・ティー(Aerosol OT)という商標でアメリカンシ アナミドカンパニー(AmericanCyanamid Company)に より販売されており、それは最初の合成界面活性剤のひとつである。ある薬剤学 的等級のジ(2−エチルヘキシル)スルフオスクシネートは利用可能であり、廃 物柔軟剤として用いられ、その毒性はたいへん低い。他の好適な油溶性界面活性 剤としては、例えば石油スルフォン化ナトリウムまたはカルシウム、スルフォン 化または硫酸化ひまし油、スルフォン化または硫酸化獣脂、スルフォン化または 硫酸化オレイン酸、そしてスルフォン化または硫酸化大豆油が含まれる。
すぐれた水溶性界面活性剤のなかでも、イソプロピルアフタレンスルフォン酸ナ トリウム、他のアルキルアリルスルフォン酸塩、例えばナトリウムデシルベンゼ ンスルフォン化ナトリウムが混合されたオクチルデシルアミンオクチルデシルグ アニジン−ポリオキシエタノール、そして工業的に幅広く種々の商標によって得 られる他ものである。これらのものには、ドデシルベンゼンスルフォン塩、ステ アルアミドプロピルジメチル−β−ヒドロキシエチルアンモニウム硝酸塩、約6 ないし15モルのエチレン酸化物を含むトール油エトキシエチレート、ラウリル 硫酸ナトリウム、オクトアゾシル硫酸ナトリウム、アルファオレフィンからの、 またはオクソプロセスアルコールからのアルキル硫酸ナトリウムが含まれる。も し約9.5モルのエチレン酸化物によってエトキシ化されたとするとノニルフェ ノールは、水および油の両方に対して溶解性を持ち、またエトキシ化の度合の変 化によって油または水側にシフトする。このような界面活性剤は、例λばポリエ チレン酸化物、ポリプロピレン酸化物およびそれらの共重合体フェノール付加物 で、無作為的に選ばれるか計画的に選ばれる。また、このような界面活性剤は、 有機酸またはエステル、例えばエチルアクリル酸塩、スチレンスルン化エステル などによって活性化される。凝集剤では、ポリアクリルアミドのような高分子量 物質が好ましい。ある分子量が約15X10’で、加水分解が1%以下である等 級のポリアクリルアミドは開業的に容易に入手可能である。水の純度は飲料水程 度でよい。この産物に、残留単量体がわずかたけ含有されたとしても飲料水を処 理する場合において許容される。アクリル酸とアクリルアミドとからなる他の共 重合体、そしてモノメチルアミン−エビクロロヒドリン、四級モノメチルアミン −エビクロロヒドリン、エチレンジアミンジメチルアミン−エビクロロヒドリン 、ポリアクリルアミンと反応させたジメチルアミンなどから誘導されたアミノ化 アクリル酸塩が好適なものとと考えられる。好適なポリアクリルアミド系凝集剤 は、ポリアクリルアミドによって共重合化された四級ジメチルアミノエチルアク リレートを20%重量まで含む。
他の水溶性高分子量ポリマーは、すでに参照した特許に開示されており、特に本 明細書において引例によって完全に取り込まれかつ信頼される米国特許第3,4 80,761号明細書および米国特許第3,418,237号明細書に開示され ている。
凝集剤は混合を行なう前にあるいは混合の最中に添加することができるが、界面 活性剤の場合は最初に添加して高温を維持しながら長時間混合を行なうことが好 ましい。
より高価であるが安定性が劣る凝集剤、例えばポリアクリルアミドは、高温での 凝集剤の残留時間が最小となるような時点で添加する。
1種のまたは複数の凝集剤の添加量は、それぞれの凝集剤および特定成分によっ て異なるが、直径が約20ミクロンから2ミクロン以下の大きさのすべての残留 固形粒子を実質的にフロック(綿状塊)にすることが可能な量からなる。好まし くは、凝集剤の添加量を200メツシユふるいに保持されるようなフロックを形 成させるのに十分な量とする(ティラーふるいシリーズ(Tyler 5iev e 5eries) 、一般に、ひとつまたは複数の凝集剤からなる液体の全重 量に対して約ロガ分の一部から約1重量%までの範囲の量を添加することが可能 であろう。ポリマーの分散は、好ましくは処理されるべき液体ヘポリマーの希釈 溶液を加えることによってなされる。
油、水または水と油との混合物からの固形物の分離を促進させるためにもつとも 有効な凝集剤のいくつかは、高分子量からなる機能性ポリマーであって、例えば ポリアクリルアミド、ある種のポリアクリレートおよびタンパク質様物質である 。しかし、これらの化合物は、温度感受性で、熱にさらされることによって分割 による分子量減少または効果的機能性の喪失が生ずる傾向がある。しかし、本発 明は、これらの必要とされる凝集剤を高温においても使用してその有効性を利用 するものであって、その場合は、高温にさらす時間を、エマルジョンを加圧温水 と混合する時間とノズルから膨張または「フラッシング」する時間との間のたい へん短い間隔にする。この時間は数十秒程度であろう。
よって、スラッジ有機質部分の粘度低下、表面張力低下、物質同士の急激な接触 、急激な化学作用のような、高温処理、すなわち110−170℃処理にもとづ (利点は、一方で凝集剤の物理化学的効果を保持することによって達成される。
膨張中における温度の低下は、ある実用的条件下では100℃以上であろう。膨 張中において、水分の一部は蒸発され、そして実用的条件下でその容量は数倍に も増加するが蒸発される部分は工ないし10%程度である請求められる冷却効果 に加えて、膨張はエマルジョンのそれぞれのドロブレットを取り囲む固形「構造 」を崩壊させる効果を有するものなので、急激な膨張につづく三相分離が促進さ れる。ドロップレットを取り囲む固形「構造」の存在によってもはや阻害されな いので、できるだけはやく固形物がまず除去されて、つづいて油・水分離がなさ れる。
本発明によれば、油混合物中に存在する重金属を単離するために油混合物を界面 活性剤存在下において金属複合体形成化合物によって処理する。
用いた複合体形成剤は、例えばポリカルボキシル酸および/またはポリアミノカ ルボキシル酸(米国特許第3,838,120号明細書を参照せよ)と同様に英 国特許第1,329.’174号明細書に開示されている無機酸または有機酸の 水溶液であり、または他のキレート剤例えばニトリロトリ酢酸およびそのナトリ ウム塩(Na3−EDTA)(米国特許第3,951,917号明細書を参照せ よ)であり、後者はまた四級アンモニウム塩(米国特許第4,097,458号 明細書を参照せよ)、例えばビス−グアニド(米国特許第4,097,458号 明細書を参照せよ)を含む群からの複合体形成剤および他の複合体形成剤であり 、そして上記したすべての特許の全ての開示は引例として取り込まれ、かつ信頼 される。他のキレート剤は、クエン酸、グリコール酸、リン酸誘導体、フタロジ ニトリルなどを含む。
複合体形成剤は、好ましくは油中に金属イオン1モルあたり0.5ないし5モル 存在する。
一般に、100万あたり約30ないし 約10,000部の濃度が好ましい。
適当なミキサーとしては、例えばオリフィスバイブ型、高剪断回転板型、断続螺 旋型またはまれに撹拌タンクが含まれる。
フィルターは、最初に流入される流体あるいはプロセス全体のあらゆる場所にお いて流体を清浄化するために用いれる。使用されるフィルターは、既知のもので あり、例えばセルフクリーニングまたは定期的に汚れを落とすことができるスク リーンまたはグリッド型フィルター、あるいはリーフフィルターまたはドラムフ ィルターである。
プロセス用温水および蒸気は、例えばガス燃焼ボイラーによって供給される。事 前に廃油を加熱することは、既知の加熱手段によってなされる。廃油は、スチー ムコイル、電気的加熱コイル、蒸気を直接あてること、マイクロ波エネルギー、 赤外線エネルギーまたは他の従来手段によって事前に加熱される。上記した実際 の処理過程に先立って、廃油は濾過処理されて、この廃油に含まれるカスやスラ ッジが取り除かれる。
冷却手段は従来から知られている手段ならいずれでもよく、例えば流体または冷 水または空気を補給する冷却器による熱交換、あるいは流体に冷水を添加するこ とによってなされる。好ましい冷却手段は、高圧を瞬間的にかけて、高温混合物 をオリフィスまたはベンチュリから低圧容器に入れることである。高圧を瞬間的 にかける工程によって、混合物はほとんど即座に50℃ないし100℃に冷却さ れる。例えば、この高圧を瞬間的にかける工程中、液体相の約3%の蒸発に対し て混合物の容量は10倍にも達し、また温度が約60℃では容量が減少する。
高圧を瞬間的にかける工程あるいは冷却工程の後、だだち混合物から固形物を除 去して懸濁マトリックスが再形成されるのを防がなくてはならない。
プロセスから生じた固形物は、温水または蒸気にいって洗浄される。
凝集された混合物の分離は、遠心器によってなされる。都合よく、固形物は最初 に分離され、その後2つの液相がつづいて分離される。
有機相はさらに遠心をかけることによって、あるいは濾過または5ELAS型液 体分離器によってより一層清浄化される。
追加の試薬、例えばキレート剤は、冷却工程または高圧を瞬間的にかける工程の 上流にあたる部分にただちに加λる。
実施例 本発明を例証するために、以下の説明に役立つ実施例を挙げる。しかし、理解さ れるように、これらの実施例は説明のためのものであって、本発明はこれらの実 施例に示された特定の実施態様に用いられる特定の物質または条件のいずれによ っても限定されるものではない。
便宜を図るため、もし事前に説明されていない場合は、この明細書において%は 重量%を意味するが、他の方法が好ましい場合は容量比または百分率である。
実施例1 比重0.875 (30度API比重)の原油を70重量%、水を22%、そし て微細ケイ質砂を8%含むスラッジ200グラムを、事前に70℃(158’F )に加熱し、均質化されるまで撹拌した。そして、この混合物を内部じゃま板を 設けたオートクレーブに移し、混合物上の空気を蒸気に置換した。その後、自然 発生的な圧力(約790キロパスカル絶対圧力)下で170℃に熱せられた18 0グラムの水をオートクレーブに汲み入れ、そしてオートクレーブをIORPM の回転速度で回転させて含有物を混合する。500mgのアニオン性湿潤剤、ド ーグ・ティ・エム(DoveTMを注入し、さらにオートクレーブをIORPM で3分間回転させた。つづいて圧力下、約共重合された約20%の四級ジメチル アミノエチルアクリレートを含む50mgの高分子量(200万)ポリアクリル アミドを加えた。オートクレーブをさらに3分間回転させることによってこの添 加物を混合した。
そして、オートクレーブの通気孔を開放して蒸気圧を放出し、そして液状含有物 を受容器から離れたところに置かれた200メツシエステンレススチール製フイ ルターを通して受容器に吹き8した。このフィルターに熱湯をかけ、そして開い てからこのスクリーンを取り除いた。このスクリーンによって、本質的にクリー ンな状態のケイ質砂が15.8グラム(乾燥重量)回収された。
受容器中の液体を、油と水の層に分離するために。
加熱された遠心器によってすばやく遠心した。遠心によって2つの異なる層が得 られ、上層には139.5グラムの30℃API比重油が含まれていた。少しば かり濁ってはいたが、SELAS−7Mセパレーターに通すことによって、透明 となりドロップレットが取り除かれた。SELAS−7Mセパレーターは、油か ら少量の水を、または、水から少量の油を除去するのに用いられる、市販の半浸 透性膜装置である。
前記遠心分離器において分離された水1は、190グラムであり、これを上記と 同様に他の5ELASセパレーターに通したところ、透明になり、少量の油が除 去された。また、透明な水は、従来より知られているアルムソーダアッシュ処理 により得ること可能であることは、明らかである。
なお、蒸気として蒸発した水分は、約30グラムであった。
実施例2 68重量%の比重0.880 (29度API比重)の原油、23.5重量%の 水、および、8.5重量%の粘土砂からなるスラッジ200グラムを用意した。
ただし、粘土砂の比重は2.15であり、約50%の粘土を含有するものである 。
前記スラッジ200グラムを実施例1と同様に約70℃に加熱し、その後、実施 例1と同様に、オートクレーブで170℃に加熱された160℃の水と混合した 。
これに、750mgのトリトン x−Llo。
(TRITON X−100)湿潤剤、および、75mgのシフロック 450 0 (CYFLOC4500)が、添加され、混合された。
混合後、前記オートクレーブの通気孔を解放して蒸気を放圧し、液状含有物を、 240メツシユのフィルタスクリーンに通した。ここで得られた固相は、熱湯に より洗浄され、洗浄液は、濾液に加えられた。スクリーンに集められた固相は、 乾燥され、重量を計ったところ、16.5グラムであった。これは、実質的にオ イルフリーである。
前記濾液を、迅速に遠心分離したところ、幾分濁った135.6グラムの上部  油層と、幾分油を含有した192グラムの下部水層との、2眉に分離された。
前記水層を、5グラムのミョーバンと、2.5グラムの炭酸ナトリウムとを添加 して攪拌後、10分間放置して、濾紙により濾過した。濾紙より流出した水は、 透明であり、オイルフリーであった。
前記油層は、5ELASセパレータータイプの防水膜フィルタに通されると、水 または固体無しの油となった。
オートクレーブからの蒸気の排気は、前記水の残りであり、前記油からの揮発性 イオウ化合物が少量除去された。
実施例3 加熱攪拌された実施例2のスラッジを、1時間あたり1500グラムの速度で、 プログレッシブキャビティボンブ(”MOYNO”タイプ)により、直径3.5 インチのスタティックミキサの連続混合ライン(”KEN I CS”タイプ) に、供給した。スラッジの流動体は、約175℃、1時間あたり1400グラム の速度で、900キロパスカル(116psiゲージ)の圧力下、水蒸気の流動 体と混合された。第1混合器の後、前記混合された流動体に、WISK TM液 体洗浄剤(市販されている、アニオン性および非イオン性界面活性剤の混合物) の10%水溶液が、1時間あたり50グラムの速度で注入された。第2混合器の 後、変性ポリアクリルアミド、HERCOFLOC863の3%溶液が、1時間 あたり5グラムの速度で注入された。第3混合器の後、EDTAの10%水溶液 が、1時間あたり5グラムの速度で、主流としてノズルに導入された。前記混合 液体は、接線的に、このノズルから、5リツトルの円錐室に導入された。この円 錐室は、気相を圧力制御バルブを通して排気することにより、約150キロパス カルの圧力に保持された。前記気相は、そのほとんどが蒸気であり、少量の硫化 水素および炭化水素を含有するものである。前記円錐室の底部に集められた液体 は、ファインスクリーンを通過して、排出され、固体が除去された。次いで、常 圧において、連続垂直遠心分離器により、水層から油層を分離した。少量の固体 も、前記底部において小型のラセンコンベア装置により、連続遠心分離器から排 出された。前記遠心分離器は、約2000倍重力を有するように、回転速度を制 御された。
前記添加された熱水の約8%は、蒸気として蒸発し、その残りが水として回収さ れた。前記スラッジの油の99,5%は、遠心分離器から回収され、固体に付着 した残りのものは、蒸気とともに気相として、またはヘーズとして水中に懸濁し た。前記固体は、直ちに熱水中の少量の洗浄剤を用いて洗浄することにより、オ イルフリーとすることが可能であった(これは、前記混合過程におけるスラッジ 水流動体に注入された洗浄液でよい)。水中のオイルフーズ(oilhaze  )は、直ちに、従来の水処理方法により、除去されることが可能である(塩化第 2鉄の添加ののち、カセイソーダを加え、濾過する)。
この処理方法により重金属も除去された。
初期のスラッジには、金属バナジウムが600ppm含有されていたことが判明 した(そのほとんどは、有機物として、油相に存在した)。遠心分離後回収され た油は、バナジウムを9ppmしか含有していなかった。残渣は、前記EDTA とともに、水相に移された。
回収された水に関しては、塩化第2鉄およびカセイソーダによる処理において、 はとんどのバナジウムが、フィルターケークに存在し、このように精製された水 は、2ppmのバナジウムしか、含有しなかった。
本発明の他の修飾および変更は、上記技術の範囲において、可能である。したが って、上記実施例は、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲内における、好 適な実施態様である。

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.少なくとも約1.7atmの絶対圧力下、水と油からなる液体と固体とから なる混合物を、少なくとも約115℃にまで加熱する工程と;前記加熱された混 合物に、より低い圧力をかけることにより、前記混合物を約100℃より下の温 度にまで冷却する工程と; 前記混合物中の液体を固体から分離する工程と;前記油から水を分離する工程と を含み、油、水、および固体の混合物からこれらを連続して分離する分離方法。
  2. 2.前記冷却工程の前に、さらに、凝集剤を添加する工程を含む請求の範囲第1 項に記載の分離方法。
  3. 3.前記凝集剤が、前記冷却工程の前に、約5分だけ前記混合物に添加される請 求の範囲第2項に記載の分離方法。
  4. 4.前記凝集剤が、前記冷却工程の前に、約1分だけ前記混合物に添加される請 求の範囲第2項に記載の分離方法。
  5. 5.さらに、前記混合物に解乳化剤を添加する工程を含む請求の範囲第1項に記 載の分離方法。
  6. 6.さらに、前記凝集剤を前記混合物に添加する工程と、解乳化剤を前記混合物 に添加する工程を含む請求の範囲第1項に記載の分離方法。
  7. 7.さらに、前記凝集剤および解乳化剤を、前記混合物に、実質的に同時に添加 する工程を含む請求の範囲第6項に記載の分離方法。
  8. 8.前記解乳化剤が洗浄剤を含む請求の範囲第5項に記載の分離方法。
  9. 9.前記解乳化剤がポリエチレンオキサイドアルキルフェノールを含む請求の範 囲第5項に記載の分離方法。
  10. 10.前記解乳化剤が5重量ppmから1000重量ppmの量で、添加される 請求の範囲第5項に記載の分離方法。
  11. 11.前記解乳化剤が50重量ppmから100重量ppmの量で、添加される 請求の範囲第5項に記載の分離方法。
  12. 12.前記凝集剤がポリアクリルアミドを含む請求の範囲第2項に記載の分離方 法。
  13. 13.前記凝集剤が5重量ppmから1000重量ppmの量で、添加される請 求の範囲第2項に記載の分離方法。
  14. 14.前記凝集剤が50重量ppmから100重量ppmの量で、添加される請 求の範囲第2項に記載の分離方法。
  15. 15.前記凝集剤が、前記ポリアクリルアミドと共重合した4級ジメチルアミノ エチルアクリレートを、20重量%までさらに含む請求の範囲第12項に記載の 分離方法。
  16. 16.さらに、複合剤を、前記混合物に添加する工程を含む請求の範囲第1項に 記載の分離方法。
  17. 17.さらに、前記複合剤が、クエン酸、グリコール酸、およびEDTAからな る群より選択されるキレート剤を含む請求の範囲第16項に記載の分離方法。
  18. 18.前記複合剤が、50重量ppmから500重量ppmの量で、添加される 請求の範囲第16項に記載の分離方法。
  19. 19.さらに、前記混合物を撹拌する工程を含む請求の範囲第1項に記載の分離 方法。
  20. 20.前記加熱された混合物は、0.3から0.6atmゲージの圧力の中に注 入される請求の範囲第1項に記載の分離方法。
  21. 21.前記冷却工程が、前記加熱された混合物をベンチュリーエクスパンジョン ジェットに通すことにより、前記加熱された混合物にかかる圧力を即座に解離す ることを含む請求の範囲第1項に記載の分離方法。
  22. 22.前記凝集剤が、ベンチュリーエクスパンジョンジェットのスロートに添加 される請求の範囲第2項に記載の分離方法。
  23. 23.前記冷却工程が、前記加熱された混合物を、約1分から2分以内で、90 ℃以下に冷却することを含む請求の範囲第1項に記載の分離方法。
  24. 24.さらに、前記加熱工程におし、て使用するため、前記水分離工程から、水 および熱を再生する工程を含む請求の範囲第1項に記載の分離方法。
  25. 25.前記加熱工程が、加圧熱水を用いて、加圧下で、前記混合物を即座に混合 して前記液体が少なくとも約115℃の温度であるようにした請求の範囲第1項 に記載の分離方法。
  26. 26.前記加熱工程が、加圧熱水および蒸気を用いて、加圧下、前記混合物を即 座に混合して前記液体が少なくとも約115℃の温度であるようにした請求の範 囲第1項に記載の分離方法。
  27. 27.前記加熱工程が、加圧蒸気を用いて、加圧下、前記混合物を即座に混合し て前記液体が少なくとも約115℃の温度であるようにした請求の範囲第1項に 記載の分離方法。
  28. 28.前記加熱工程が、加圧熱水および蒸気を用いて、加圧下、前記混合物を即 座に混合して前記液体が少なくとも約170℃の温度であるようにした請求の範 囲第1項に記載の分離方法。
  29. 29.前記混合物および前記液体が、少なくとも約8atmの絶対圧力に即座に 加圧する請求の範囲第1項に記載の分離方法。
  30. 30.前記混合物を加熱する前に、さらに、前記混合物から沈殿する固体を分離 する工程を含む請求の範囲第1項に記載の分離方法。
  31. 31.少なくとも約1.7atmの絶対圧力下、水と油からなる液体と固体とか らなる混合物を、少なくとも約115℃にまで加熱する加熱手段と;前記加熱さ れた混合物に、より低い圧力をかけることにより、前記混合物を約100℃より 下の温度にまで冷却する冷却手段と; 前記混合物において、液体を固体から分離する分離手段と: 前記油から水を分離する分離手段とを含み、油、水、および固体の混合物からこ れらを連続して分離する分離装置。
  32. 32.前記加熱された混合物に凝集剤を添加する凝集剤添加手段をさらに請求の 範囲第31項に記載の分離装置。
  33. 33.前記混合物を按排する撹拌手段をさらに含む請求の範囲第31項に記載の 分離装置。
  34. 34.前記混合物に解乳化剤を添加する解乳化剤添加手段をさらに含む請求の範 囲第31項に記載の分離装置。
  35. 35.前記混合物に、複合剤を添加する複合剤添加手段をさらに含む請求の範囲 第31項に記載の分離装置。
  36. 36.前記冷却手段が、ベンチュリーエクスパンジョンジェットを含む請求の範 囲第31項に記載の分離装置。
  37. 37.前記加熱工程において使用するため、前記水分離工程から、水および熱を 再生する再生手段をさらに含む請求の範囲第31項に記載の分離装置。
  38. 38.前記混合物中の油および水から、固体を分離する分離手段を含む請求の範 囲第31項に記載の分離装置。
  39. 39.前記油から水を分離する分離手段が、遠心分離器を含む請求の範囲第31 項に記載の分離装置。
  40. 40.前記加熱手段が、前記混合物を加圧する手段、ミキサー、および熱加圧水 源を含む請求の範囲第31項に記載の分離装置。
  41. 41.前記加熱手段が、前記混合物を加圧する手段、ミキサー、および熱加圧蒸 気源を含む請求の範囲第31項に記載の分離装置。
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