JPH05504710A - ドアマットとその製造装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ドアマットとその製造装置 発明の背景 本発明はドアマットとその製造装置に関する。

特に、このドアマットは玄関や出入口に敷いておくことによって、出入りする者 が踏んだ時に合成樹脂シートの屈曲によって生ずる空間によりクッション効果が 良好であり、また、復帰力と弾性力が良いので靴底の汚れの除去効果が良好であ り、使用するに便利であり、波状バンド表面に各々の異なる凸凹状を形成するこ とでスリップ止めのマットとし、また、ドアマットの製造装置は簡単な構造をな しドアマットを容易に製造する。

従来の技術 汚物のついた靴で室内に入る場合、靴の底の汚物によって室内を汚染させる問題 のために多種のドアマットが使用されてきた。

従来のドアマットとしては金属性のコイルスプリングをシートやパイル（ｐｉｌ ｅ）状のように連結されているものを使用した。最近では、合成樹脂を細く押し 出してから繊維の状態で作って、同繊維をコイル状態で絡み合うように作ったシ ートを使用している。このうち、金属材コイルスプリングのドアマットは靴の底 についた汚染物を容易に除去する反面、使用時コイルスプリングが押されるため に汚染物をこそげ落とす効果が微弱であるので、靴についた微細な汚物をこそげ 落とし難い。また、クッションが堅いので、使用時の感じが悪い。パイル状のド アマットは、濡れた状態で使用する際には不便であるので、乾燥状態で使用しな ければならない。しかも、このパイル状ドアマットは汚染物を除去し難い問題が ある。

合成樹脂を繊維の状態で押し出して不規則に絡み合うように作ったドアマットは 、靴の汚染物の除去効果は良好であるが、不規則に絡み合っているコイルとコイ ルとの間に入った汚染物を除去するには不便である。

発明の要約 従って、本発明の目的は上記のようなドアマットの問題点を解決するために合成 樹脂シートの屈曲によって生ずる空間によりクッション効果が優れたドアマット を提供することにある。

本発明の他の目的は、復帰力と弾性力が良いので、靴の底についた汚染物をこそ げて除去する効果が良好なドアマットを提供することにある。

本発明の他の目的はこのようなドアマットを容易で、かつ簡単な構造で製造でき る製造装置を提供することにある。

図面の簡単な説明 図１は本発明によるドアマ・ントの斜視図である。

図２はドアマットの側面図である。

図３はドアマットの平面図である。

図４はドアマットの正面図である。

図５は本発明によるドアマットの他の実施例の斜視図である。

図６は図５の側面図である。

図７は図５の平面図である。

図８は図５の正面図である。

図９の（Ａ）、（Ｂ）、（Ｃ）、（Ｄ）は波状ノくノドの表面の異なる凸凹の形 態を持つドアマ・ノドの平面図である。

１０図は本発明によるドアマットの製造装置の概略図である。

１１図は上記装置の製造ローラーの平面図である。

１２図は上記装置の製造ローラーの他の実施例の平面図である。

発明の詳細な説明 本発明によるドアマ・ントの合成樹脂組成物は耐水性、対磨耗性、可溶性、弾性 等に優れた材料で形成しなければならない。このような特性を持つ有機重合体と して＋１ポリ塩化ビニル（ｐｏ１７マ目丁１ｅｈｌｏ＋ｉｄ！＋）　、ポリエス テル（ｐｏ１７Ｂｓｔｔｒｓ）　ｓポリウレタン（ｐｏｌＢ＋！１ｂ１ｎｔｓ） 、ポリプロピレン（ｐｏｌＹｐ＋ｏｐ７１ｔｎｔ＋）　、ポリエチレン（ｐｏｌ Ｂｔｂｙｌｕ＋ｓ）　、ポリスチレン（ｐｏｌｙｓ＋！ｒ！ｎｔｓ）と各種の合 成ゴムである。

図１乃至図１２に基づき本発明の好ましい実施例を詳細に説明する。

図１は本発明によるドアマットの斜視図を例示しているものであり、このドアマ ットは多数の連続されている厚さ１〜５１１１幅２〜２０ｍｍの波状バンド（ｂ ｌ）の間に厚さ０．２〜５■、幅２〜２０１層の直線バンド（ｂ２）を結合させ ることで形成されている。また、このドアマットは波状バンド（ｂｌ）だけで互 いに位相を異にして結合させることによって形成することができる。

図２は図１のドアマットの側面図であり、波状バンドが他の波状バンドと位相を 異にしており、互いに異なる位相の波状バンド等が交互の形態からなっている。

その結果、波状バンド（ｂｌ）と直線バンド（ｂ２）との間の空間に孔（Ｃ）が 形成されている。

従って、上記波状バンド（ｂｌ）の位相差によって生じた空間によりクッション 効果が良好であるのでドアマットを踏む時に感じが良くなる。尚、形状の復帰力 と弾性力が良いので靴の底についた汚物の除去が容易である。

図３は上記ドアマットの平面図であり、図４は上記ドアマットの正面図である。

図５は本発明によるドアマットの他の実施例を示したものとして、波状バンド（ ｂ　）の幅（ｈ　Ｓｈ）を異にすると屈伸力が分配されて使用時の感じがより良 好になり、外観がきれいなのでファッション感覚をも持つ。

図６、図７、図８は第５図のドアマットの側面図、平面図と正面図である。また 、図９は本発明によるドアマットの他の実施例である。図９（Ａ）は波状バンド （ｂ　）の表面に横方向の凹凸（ｄｌ）を形成したちのであり、図９（Ｂ）は波 状バンド（ｂｌ）の表面に縦方向の凹凸（ｄ３）を形成したものである。図９（ Ｃ）は波状バンド（ｂ　）の表面に縦横方向の凹凸（ｄ３）を形成したものであ り、図９（Ｄ）は表面にオレンジ表面のような不規則な点凹凸（ｅ）を形成した ものである。

したがって、ドアマットの使用時に波状バンド（ｂｌ）を踏んだ時にスリップが 防止される。

しかして、上記ドアマットは合成樹脂シートの屈曲によって生した空間によりク ッション効果が良好であり、復帰力と弾性力が良いので靴の底についた汚物の除 去効果が良好で、かつ使用に便利であり、波状バンド（ｂｌ）の表面に各々の凹 凸形態を形成しているので、スリップ止めの作用を有する。

図１０は本発明によるドアマットの製造装置の概略図である。押出し型（１）か ら押出される合成樹脂シート（８）はこの押出し型（１）の下部にある多数の波 状部（４，４’　）を備えたローラー（２，３）の間を通過して波形に成形され る。そしてこの波形成形品は誘導ローラー（６）を通過した後、巻取ローラー（ ７）に巻き取られる。

また、図１１は上記装置のローラー（２，３）の平面図である。押出し型（１） の下部において駆動ローラー（２）の多数の波状部（４）が遊動ローラー（３） の多数の波状部（４′）と互いに噛み合っている。そして、駆動ローラー（２） が回転すると、遊動ローラー（３）もこの駆動ローラー（２）に応じて同時に回 転する。波形部（４，４”）の間には隔壁（５，５’　）が形成されている。駆 動ローラー（２）に形成されている波形部（４）は遊動ローラー（３）に形成さ れている波形部（４′）と交差している。上記のローラー（２，３）の近接位置 に誘導ローラー（６）が配置されているので、合成樹脂シートは同誘導ローラー （６）を通過して巻取ローラー（７）に巻き取られる。

図１２は上記の装置のローラーの他の実施例である。

押出し型（１）の下部において、駆動ローラー（２′）の多数の波状Ｎ　（４’ 　）が遊動ローラー（３′）の多数の波状部（４”）と交合されている。駆動ロ ーラー（２′）が回転する場合、遊動ローラー（３′）も同時に回転するように なる。

駆動ローラー（２′）に形成されている波状部（４′）は遊動ローラー（３′） に形成されている波状＃（４″’）と互いに交差している。

上記のローラー（２，３）の近接位置に誘導ローラー（６）が配置されており、 合成樹脂シートは同誘導ローラー（６）を通過して巻取ローラー（７）に巻き取 られる。

かかる工程から製造したドアマットは用途によって任意の大きさで切断でき、上 記のドアマットを製造する本発明による装置はその構造が非常に簡単であり、同 装置を使用する場合、製造工程も簡単になる。従って、作業の能率を高め、ドア マットの品質をも良好に製造することが出来る。

ＦＩＧ、１ ＦＩＧ、５ ＦＩＧ、７ ＦＩＧ、９ Ｆ　ＩＧ　、１０ 要　約　書 本発明はドアマット及びその製造装置に関するものである。特に、本発明のドア マットは復帰力と弾性力が優れているので、靴の底についた汚物を容易に除去し 、かつ使用に便利である。そして、人の出入りの激しい玄関や出入り口に敷いて 置く場合、合成樹脂シートの屈曲によって生ずる空間によりクッション効果が良 好で、かつ波状バンド表面の凹凸の形態が互いに異なるので、スリップを防止す ることも出来る。

ドアマット製造装置は構造が簡単であり、ドアマットを容易に製造するのに使用 される。また、上記ドアマットは多数の連続されている波状バンド（ｂｌ）また は直線バンド（ｂ　）と波状バンド（ｂｌ）とが結合されている形態からなって おり、水の除去用の孔が形成されている。

１際調査報告

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. １．厚さ１〜５ｍｍ、幅２〜２０ｍｍの多数の連続された波状バンド（ｂ１）を 位相を異にして結合するか、または上記の波状バンド（ｂ１）を厚さ０．２〜５ ｍｍ、幅２〜２０ｍｍの直線バンド（ｂ２）の間に結合して形成したことを特徴 とするドアマット。
2. ２．水の除去を容易にするために波状バンド（ｂ１）と直線バンド（ｂ２）との 間に孔（ｃ）が形成されていることを特徴とする請求項１に記載のドアマット。
3. ３．水の除去を容易にするために互いに異なる位相の波状バンド（ｂ１）の間に 孔（ｃ）が形成されていることを特徴とする請求項１に記載のドアマット。
4. ４．波状バンド（ｂ１）の幅（ｈ１，ｈ２）が互いに異にして形成されているこ とを特徴とする請求項１に記載のドアマット。
5. ５．波状バンド（ｂ１）はその表面に横方向の凹凸、縦方向の凹凸、縦横方向の 凹凸を有することを特徴とする請求項１に記載のドアマット。
6. ６．押出し型（１）と、この押出し型（１）の下部に配置された多数の波状部（ ４，４′）を有するローラー（２，３）と、このローラー（２，３）の近接配置 された誘導ローラー（６）と、この誘導ローラー（６）の下流側に設けた巻取ロ ーラー（７）を有し駆動ローラー（２）と遊動ローラー（３）とは噛み合い、波 状部の間に隔壁（５，５′）を設け、駆動ローラー（２）に形成された波形部（ ４）が、遊動ローラー（３）に形成された波状部（４′）と交差するように位置 することを特徴とするドアマット製造装置。
7. ７．多数の波状部（４′）から形成されている駆動ローラー（２′）が、多数の 波状部（４′′）を持つ遊動ローラー（３′）と噛み合うことを特徴とする請求 項６に記載のドアマット製造装置。