JPH05503908A - 容器処理機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 容　器　処　理　機 本発明は容器、特にびんをその開口の下の部分のカラーの部分て正しい位置に設 置して容器を保持する容器保持装置と、少なくとも１個の処理ユニットとを具え る回転構造の容器処理機に関するものである。

薄い壁の不安定な容器、特にプラスチック容器は例えば充填装置において信頼性 ある取り扱いを行うため、開口の下の区域に安定したカラーを設けることが多い 。このため、特別に設計した担持部材を容器のカラーに掛合させ、容器処理機の 処理ユニットに向は容器を上昇させる。このような処理システムを採用するから 、容器の底部に掛合する従来使用された上昇用シリンダは使用されない。

今のところ、容器を導入し排出するためのＵ字状凹所を有する仮を最も簡単な場 合の支持部材として使用している。処理ユニットに対し容器の開口を正確に心決 めすることは、このような支持部材では確実に行われない。その理由は、容器を 支持部材の側方に開いた凹所内に押し入れてから容器の開口を上昇させ充填素子 におけるシールに押しつけるまでの時間の間に、この処理機の回転による遠心力 と、機械の振動とに起因し容器は原位置に正確に保持されないからである。

しかも、容器の検査機の場合や、センサ付きの充填弁の場合には、特に容器の開 口の正確な心決めか一層重要である。特に検査機の場合には、例えば充填弁のよ うな処理ユニットに取り付けたシール面に容器を押しつけてはならず、しかも例 えば検査探触子のところて気密に閉じておらず開いた状態に容器を位置させなけ ればならないという条件か付加的に生ずることが多い。特別なケースでは、検査 工程中、容器の開口を垂直方向に非常に正確に位置決めすることが重要になる。

これ等の全ての要件は既知の装置では満たされていない。

本発明の目的は高い心決め精度を達成し、安全て迅速な処理を行える改良した容 器処理機を得るにある。

この目的は容器のカラーを支持する支持部材と、容器の開口部に圧着することが でき支持部材に対し距離を変化させ得る心決め素子とを具え、処理すべき容器を 容器保持装置に導入した後、この容器をそのカラーと開口との間で軸線方向に対 しクランプし心決めすることを特徴とする本発明容器処理機によって達成される 。

訂′けられた心決め素子と、容器のカラーを支持する支持部材との間に軸線方向 に相対移動しないよう、支持部材に送るへき容器を、ここに示された装置によ゛ ってクランプすることかできる。このクランプ工程中、同時に処理ユニットに対 する容器の開口の正確な心決めか行われる。この目的のため、容器の開口に向く 心決め素子の側面に対応して心決め面を設ける。心決め素子を容器の開口に下降 させるか、心決め素子の方向に支持部材を上昇させることによって、クランプと 心決めとを行う。心決め素子と支持部材との組み合わせた上昇により、処理ユニ ットを容器の開口内に導入し、或は逆に容器の開口を処理ユニットに向は動かす ことかできる。

処理工程中、処理ユニットに対する容器開口の心決め位置とレベルとを本発明装 置によって不変に維持する。容器の製造中に生ずる不可避の製造誤差を補うため 、容器をクランプするためのばね弾性素子によって、心決め素子と支持部材とを 互いに圧着するのが有利である。

本発明の好適な実施例によれば、心決め素子と支持部材との間の必要な相対運動 と、容器の開口と処理ユニットとの間の必要な相対運動とを単一の制御装置によ って行うことができ、特に有利である。この結果、制御技術のための費用と、操 作中の部材の摩耗とを最少にすることかできる。

この要旨は容器の処理ユニットを一定高さに維持し、容器のみを移動させる構成 により有利に実施することかできる。

カラーを有する容器を処理するための本発明容器処理機は、心決め素子の区域に シール装置を使用することによって充填素子に対し容器の気密シールを行い、充 填工程中の作動圧力か大気圧と異なる充填機にも使用することができる。

次に、図面に示す実施例につき本発明を説明する。

第１図は容器の排出側の区域における本発明装置の側面図、第２図は処理ユニッ トを除去して、第１図の装置を矢印Ｂの方向に見た本発明装置の正面図、第３図 は第１図のＡ−Ａ線上の断面図である。

回収可能なプラスチック容器のだめの検査装置を第１図に示し、この装置は処理 ユニット７に探触子８を設け、回転木馬のように設計したこの機械の回転部に剛 固に固着した容器の内部の残留物を探触子８によって発見する。適切な数の処理 ユニット７を共通円皿上に並べて配置する。この検査機の部分的に概略を図示し た回転部は回転木馬のように設計されたおり、半径方向外側部に２個の離間した 平行な支持板２４を設け、その間に環状断面の２個の案内ロッド２５を互いに平 行に剛固に配置する。２個の案内ロッド２５は１個の処理ユニット７に対応して いる。案内ロッド２５は移動台１８のための案内部１３を形成する。Ｕ字状に曲 げた板材で移動台１８を形成し、摺動ブツシュによって案内部１３に沿って垂直 に移動できるよう移動台１８を取り付ける。検査機の中心に向く移動台１８の側 部にカムローラ２２を支持し、容器の排出装置と送り装置との間の区域に配置し た割肌カム２３にカムローラ２２を協働させる。制御カム２３は上記の回転区域 に限定されたカムセグメントとして設計されている。カムローラ２２は残りの回 転区域ではいずれの制御カムにも接触しない。

互いに平行な２個のロッド２６は移動台１８の半径方向外側に、移動台１８の２ 個の脚の間に配置されており、ロッド２６は移動台１８の垂直運動に従動し、心 決め素子３のための案内部１４を形成している。心決め素子３も摺動ブツシュを 有するＵ字状板として設計されており、その下部脚は処理ユニット７の探触子８ を越えて半径方向外方に突出している。この下部脚には探触子８の縦軸線１６に 同心に円形開口１０を形成する。

この円形開口１０については、下部脚の容器４の方に向く心決め面９の側の形状 を容器４の開口６の形状に適合させる。支持部材２を山形板として設計し、心決 め素子３の下方の所定距離に２個のロッド２６に剛固にねし止めする。

また、ロッド２６に沿って垂直に調整てき、ロッド２６にクランプできる止め２ ０を支持部材２の下方に緊締し、案内ロッド２５に緊締した上本体１２に協働す る心決め素子３と支持部材２との作動位置を止め２０によって画成する。上本体 １２は２個の部分から成り、案内ロッド２５に対し垂直に調整した位置にクラン プねじによってクランプできるようにする。

圧力はねによって形成したばね弾性素子１９によって案内ロッドを包囲し、処理 ユニット７に向く方向に移動台Ｉ８に恒久的にばね弾性素子１９を作用させる。

高さを調整して固着した正本体Ｉ２の上側と、移動台１８の上部の脚との間にこ のばね弾性素子Ｉ９を配置する。

同様に、支持部材２に向く方向にはね弾性素子１７によって、心決め素子３を恒 久的に押圧する。この目的のため、心決め素子３の脚の間の区域に２個のロッド ２６に２個の圧力はね、即ちはね弾性素子を配置する。この圧力はね１７の一端 を心決め素子３の下部脚に支持し、ウッド２６に緊締したセットカラー２７に圧 力はね１７の他端を支持する。

特に第３図に明示するように、心決め素子３の２個の案内ロッド２５間の区域に 調整自在の正素子２１を設ける。この正素子２１は高さを調整して固着した正本 体１２の上側部に協働して、容器の排出装置と送り装置との間の区域に心決め素 子３の準備完了位置を画成する。

完全処理サイクルは次のように行われる。この機械の送り装置内に第１図に示す 位置にこの装置を位置させる。この機械に導入すべき容器４を、静止配置した案 内板上に滑らせ、この際容器４のカラー５の上側が支持部材２の上側に一線にな るようにする。この機械に同期して駆動され容器本体に掛合する送り星形ユニッ トによって、上記案内板（図示せず）から支持部材２のＵ字状凹所内に容器を導 入し、容器のカラー５を支持部材２の上側に静止させる。この準備完了位置にお ける支持部材２の垂直位置は制御カム２３の輪郭によって形成させる。この位置 ては制御カム２３の位置は決定的な位置であるか、この位置ではカムローラ２２ はばね弾性素子１９によって押圧された状態に不確定に保持される。同時に、心 決め素子３は容器４の開口６の上方僅かに数ｍｍの位置にあり、第３図に示すよ うにこの位置は心決め素子３に緊締した正素子２１と正本体１２とによって決定 される。次の段階で、カムローラ２２と、移動台１８と、それに緊締した支持部 材２とをばね弾性素子１９による動的作用によって上方に動かすことかでき、そ の直後に容器４の開口６か心決め素子３の開口１０に掛合するように、制御カム ２３の輪郭を定める。同時に、心決め面９の作用によって容器４は中心位置を占 める。この結果、次の段階で、心決め素子３、従って正素子２１は正本体１２か ら上昇し、止め２０は正本体１２の下側に当たり、移動台及びそれに取り付けた 全ての部材の上昇か停止する。

制御カム２３の作用はこの点て終了する。はね素子１７の動的作用によって、検 査すべき容器４をカラー５と開口６との間に不確定に形状合致の状態にクランプ する。この到達した作動位置で必要な検査工程を実施する。

容器の排出装置に到達する前に、カムローラ２は制御カム２３上を転動し、移動 台１８と容器１４とは下降する。心決め素子３の正素子２１か正本体１２の上側 に接触すると直ちに、心決め素子３の下降運動を停止させると共に、移動台１８ と支持部材２とを引き続いて下方に摺動させる。このようにして、心決め素子３ と支持部材２との間の距離を拡大し、容器４の開口６を釈放する。容器の底部が 移送板２８に衝突した時、容器４の下降を停止させる。支持部材２がカラー５に 対してなお僅かに下方に移動し続け、それにより容器４を完全に釈放するように 制御カム２３の輪郭を設計することかてきる。同時に、容器の本体部を排出星形 ユニット（図示せず）によって把持し、排出コンベヤに案内する。その後、この 装置を再び送り星形ユニットに達せしめ、上述の作動サイクルを同様に再開する 。

ｊ潤り乙 要　約　書 容器処理機は容器４の開口６の下方の区域のカラー５の部分て容器を保持するた め配置した装置を有する少なくとも１個の処理ユニット７を具える。この容器処 理機の容器保持装置Ｉは容器４のカラー５を支持する支持部材２と、この支持部 材２に対し距離を変化させ得る心決め素子３とを具え、処理すべき容器４をカラ ー５と開口６との間てクランプし軸線方向に心決めする。

国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．本発明は容器、特にびんをその開口の下の部分のカラーの部分で正しい位置 に設置して容器を保持する容器保持装置と、少なくとも１個の処理ユニットとを 具える回転構造の容器処理機において、容器のカラー（５）を支持する支持部材 （２）と、容器の開口部に圧着することができ前記支持部材に対し距離を変化さ せ得る心決め素子（３）とを具え、処理すべき容器（４）を容器保持装置（１） に導入した後、この容器（４）をそのカラー（５）と開口（６）との間で軸線方 向に対しクランプし心決めすることを特徴とする容器処理機。 ２．前記容器保持装置（１）を前記処理ユニット（７）に対し軸線方向に動かし 得るよう取り付けた請求項１に記載の容器処理機。 ３．前記容器の開口（６）に同心の開口（１０）を前記心決め素子（３）に設け 、この心決め素子（３）の心決め面（９）を前記容器の開口（６）の輪郭形状に 合致させた請求項１及び２のいずれか１項に記載の容器処理機。 ４．前記心決め素子（３）の前記開口（１０）を前記処理ユニット（７）に対し 同心に配置した前記請求項のいずれか１項に記載の容器処理機。 ５．容器の導入側に向け開放したほぼＵ字状の凹所を有する板状部分で前記支持 部材（２）を構成した前記請求項のいずれか１項に記載の容器処理機。 ６．前記支持部材（２）と前記心決め素子（３）との間の距離を調整する制御装 置（１１）を設けた前記請求項のいずれか１項に記載の容器処理機。 ７．前記処理ユニット（７）を一定高さに取り付け、前記支持部材（２）と前記 心決め素子（３）とを軸線方向に相対的に移動可能にした前記請求項のいずれか １項に記載の容器処理機。 ８．前記処理ユニット（７）と前記装置（１）との間の相対運動と、前記装置（ １）を形成する前記心決め素子（３）と前記支持部材（２）との間の相対運動と を制御する唯１個の制御装置（１１）を設けた前記請求項のいずれか１項に記載 の容器処理機。 ９．高さを一定とした止本体（１２）を前記容器処理機の回転部に配置した前記 請求項のいずれか１項に記載の容器処理機。 １０．前記心決め素子（３）と前記支持部材（２）との作動位置を前記止本体（ １２）によって決定するよう構成した請求項９に記載の容器処理機。 １１．前記心決め素子（３）の準備完了位置を前記止部材（１２）によって画成 した前記請求項のいずれか１項に記載の容器処理機。 １２．前記支持部材（２）を剛固に連結した案内部（１４）を設け、この案内部 （１４）の軸線（１５）を前記処理ユニット（７）の縦軸線（１６）に平行に配 置した前記請求項のいずれか１項に記載の容器処理機。 １３．前記心決め素子（３）を前記案内部（１４）に移動できるよう取り付けた 請求項１２に記載の容器処理機。 １４．前記支持部材（２）の方向に前記心決め素子（３）を恒久的に押圧するば ね弾性素子（１７）を設けた前記請求項のいずれか１項に記載の容器処理機。 １５．前記案内部（１４）を剛固に配置した移動台（１８）を設け、前記容器処 理機の回転郡上の前記処理ユニット（７）の縦軸線（１６）に平行に前記移動台 を移動できるよう案内する前記請求項のいずれか１項に記載の容器処理機。 １６．前記処理ユニット（７）の方向に前記移動台（１８）を恒久的に押圧する ばね弾性素子（１９）を設けた請求項１５に記載の容器処理機。 １７．前記移動台（１８）に連結した止め（２０）を設け、この止め（２０）に 関連して前記止本体（１２）によって前記処理ユニット（７）の方向への前記移 動台（１８）の移動を制限する前記請求項のいずれか１項に記載の容器処理機。 １８．前記止本体（１２）と前記止め（２Ｇ）とを垂直に調整可能に緊縮した請 求項１７に記載の容器処理機。 １９．前記心決め素子（３）に関連する止素子（２１）を設け、この止素子（２ １）に関連する前記止本体（１２）によって、前記処理ユニット（７）に対向し ない前記心決め素子（３）の下端位置を画成する前記請求項のいずれか１項に記 載の容器処理機。 ２０．前記移動台（１８）に緊締したカムローラ（２２）を設け、前記容器処理 機の回転部に対し静止した制御カム（２３）を設け、前記カムローラ（２２）と 前記制御カム（２３）とを協働させる前記請求項のいずれか１項に記載の容器処 理機。 ２１．容器排出装置と容器送り装置との間の区域に専ら限定したカムセグメント として前記制御カム（２３）を構成した請求項２０に記載の容器処理機。 ２２．前記支持部材（２）の下端位置を前記制御カム（２３）の輪郭によって決 定した前記請求項のいずれか１項に記載の容器処理機。