JPH0550371U - シリアル信号線の配線チェック装置 - Google Patents

シリアル信号線の配線チェック装置

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JPH0550371U
JPH0550371U JP10115391U JP10115391U JPH0550371U JP H0550371 U JPH0550371 U JP H0550371U JP 10115391 U JP10115391 U JP 10115391U JP 10115391 U JP10115391 U JP 10115391U JP H0550371 U JPH0550371 U JP H0550371U
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JP
Japan
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checker
serial signal
wiring
signal lines
connector
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Pending
Application number
JP10115391U
Other languages
English (en)
Inventor
寿則 大野
Original Assignee
日本コムシス株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本コムシス株式会社 filed Critical 日本コムシス株式会社
Priority to JP10115391U priority Critical patent/JPH0550371U/ja
Publication of JPH0550371U publication Critical patent/JPH0550371U/ja
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シリアル信号線の配線チェックの省力化とチ
ェック作業の平準化を図る配線チェック装置とする。 【構成】 確認対象のシリアル信号線の一方に表示部を
有する第1のチェッカ(3)を設け、前記シリアル信号
線の他方に表示部を有する第2のチェッカ(6)を設
け、これらチェッカの表示部の各種表示パターンを形成
したチェック表を設け、チェッカの表示部の表示態様と
チェック表とを照合することにより配線の適否を確認す
るようにしたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、シリアル信号線の配線チェックを行うシリアル信号線の配線チェッ ク装置に関する。
【0002】
【従来技術】
電気通信設備の集約化に伴い、無人局のツール化が促進されている。その中で の各種電源装置は、デジタル化が進み、またコンピュータ搭載の電源装置が主流 となっている。 また、これらの電源装置の監視、制御部にはマイクロプロセッサ技術が採用さ れている。そのため、電源装置の適正な動作を維持するには、シリアル信号線の 配線チェックが重要な作業となる。
【0003】 すなわち、従来はシリアル信号線の配線チェックを行うには、図5に示すよう に第1のフロア(F1)側から、第2のフロア(FN)側に確認対象のシリアル 信号線30が敷設した場合、それぞれのフロアの装置に接続するためのコネクタ 31、32のピン33、34にテスター35やベル等を接続して、導通確認をす るといった方法をとっていた。
【0004】 この場合、導通確認をする前に先ず、他方のフロアに待機している他の作業員 との連絡用のインターホーンを配設する。次に、敷設されているシリアル信号線 の両端位置(異なるフロア)に作業員を配置する。次に、シリアル信号線に接続 した一方のコネクタ31の端子側で対象芯線をループにする。そして、他方のコ ネクタ32の端子側でテスター35等で導通の有無を確認するのである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例においては、最低2人の作業員が異なるフロアで個 々のケーブル毎に配線チェック作業を行なわなければならず、シリアル信号線の 配線チェックに複数の作業員の多くの労苦と時間を要していた。 すなわち、連絡用のインターホーンの配設、さらにその配線チェックという煩 雑な作業を要する。また、コネクタのピン近傍が狭溢であるので対象芯線をルー プにしたり、テスターを接続する場合のクリップの接続が容易にできない。また 、ピン番号が見にくく誤った接続を行ってしまうおそれがある。また、作業員に は最低2人が必要で省力化の点で問題である。また、配線チェックをするための 対象機器が分散していることが多く、作業時間に多くを費やしてしまうという問 題がある。
【0006】 本考案は、以上の不具合を解決すべく提案されるもので、シリアル信号線の配 線チェックの省力化とチェック作業の平準化を可能とするシリアル信号線の配線 チェック装置を提供することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の不具合いを解決すべく提案されるもので、確認対象のシリア ル信号線の一方に表示部を有する第1のチェッカを設け、前記シリアル信号線の 他方に表示部を有する第2のチェッカを設け、これらチェッカの表示部の各種表 示パターンを形成したチェック表を設け、チェッカの表示部の表示態様とチェッ ク表とを照合することにより配線の適否を確認するようにしたシリアル信号線の 配線チェック装置とした。
【0008】
【作用】
以上のように構成されているので、1人の作業員がチェッカとチェック表に基 づき、効率よくかつ迅速にシリアル信号線の配線適否の確認を行うことができる こととなった。
【0009】
【実施例】
以下、図面を参照しながら本発明の一実施例を説明していく。図1は、本考案 に係る装置を用いて配線チェックをしている状態を示したものである。装置は、 一方のフロアF1に敷設されているシリアル信号線1の端部に接続されているコ ネクタ2に付設する第1のチェッカ3と、他方のフロアFNに敷設されているシ リアル信号線4の端部に接続されているコネクタ5に付設する第2のチェッカ6 を有している。
【0010】 図2は、前記第1のチェッカ3と第2のチェッカ6との詳細を示した回路図で ある。第1のチェッカ3が接続されるコネクタ2と第2のチェッカ6が接続され るコネクタ5との間には、シリアル信号線が敷設されている。第1のチェッカ3 にはフリップフロップ回路を用いている。このフリップフロップ回路は周知の回 路であるので、詳細な説明は省略する。フリップフロップ回路に設けられている 表示部であるLED(A)〜LED(D)は、図3に示すような動作サイクルで 点滅するようになっている。 また、第2のチェッカ6に設けられている表示部であるLED(1)〜LED (4)も図3に示すような動作サイクルで点滅するようになっている。
【0011】 シリアル信号線1、4には、種々の構成のものが用いられるが、例えば6芯を 束にして1ケーブルとしたもの、12芯を束にして1ケーブルとしたもの等があ る。また、前記コネクタ2、5には接合用ピンが20本有するもの等種々のもの がある。 本実施例では、6芯(うち1本は予備芯)のケーブルで、ピンは15本のもの を用いている。
【0012】 次に、配線の適否を確認するための実際の方法を説明してゆく。先ず、敷設さ れたシリアル信号線1、4の両端に接合されたコネクタ2、5に第1のチェッカ 3と第2のチェッカ6をセットする。 次に、第1のチェッカ3のスイッチをONにする(図2)。シリアル信号線1 が正しい配線状態となっていれば、表示部であるLED(A)〜(D)は、図3 に示す動作サイクルで点滅するようになっている。この場合、図3でOFFはL ED(A)〜(D)の消灯を示し、ONは点灯を示す。 同様に、第2のチェッカ6の表示部であるLED(1)〜(4)の点滅も図3 に示す動作サイクルで点滅するようになっている。
【0013】 シリアル信号線1、4が適正な接続状態となっていれば、図3に示す動作サイ クルで各LEDは点滅し、芯線の接続が正しいということになる。つまり、第1 のチェッカ3のスイッチをONにした直後は、第1のチェッカ3全てのLEDは OFFの状態であるが、次のステップではLEDのうちLED(A)がONとな り、次のステップではLED(A)とLED(B)がONとなり、次のステップ ではLED(A)、LED(B)、LED(C)がONとなり、最後のステップ ではLED(A)〜LED(D)全てが0Nとなるのである。
【0014】 第2のチェッカ6のLEDについても同様な動作サイクルで点滅する。 しかし、芯線の接続が適正になっていない場合は、図3に示すような動作サイ クルで点滅しないので、何れかの芯線が接続に誤った接続状態にあることが判明 する。しかも、点滅するLEDのパターンによりどのような接続誤りであるかが 判明する。図4に示したものが、接続誤りのパターンを表したもので、この中の 何れかのものと照合することにより特定の誤りパターンを認識することができる 。
【0015】 ここで、コネクタのピンはコネクタ2側のピンP8とコネクタ5側のピンP8 とが対応し、コネクタ2側のピンP9とコネクタ5側のピンP11とが対応し、 コネクタ2側のピンP2とコネクタ5側のピンP4とが対応し、コネクタ2側の ピンP11とコネクタ5側のピンP9とが対応し、コネクタ2側のピンP4とコ ネクタ5側のピンP2とが対応していれば、適正な芯線の接続状態であるという ことにしている。 なお、他のピンについてはピンを介しての接続は問題としていない。
【0016】 そこで、図4の最上段K1の最左列L1に示すように、第1のチェッカ3のL ED(A)〜(D)がA,B,D,Cの順序に点灯していった場合(第2のチェ ッカのLED(1)〜(4)については1,2,4,3の順序)、第1のチェッ カ3のコネクタ2のピンのうちP2、P9、P4と第2のチェッカ6のコネクタ 5のピンのうちP4、P11、P2については適正に接合し、対応する芯線が適 正に接続されているが、第1のチェッカ3のコネクタ2のピンP11とピンP8 及び第2のチェッカ6のコネクタ5のピンP9とピンP8については不適正に接 合され、対応する芯線が不適正に接続されているということになる。
【0017】 このように最上段K1のL2列〜L5列までの点灯パターンから、最下段K5 のL1〜L3までの点灯パターンまでについても誤った芯線の接続であることを 示しているので、LEDの点灯パターンがそれらの何れに該当するかを照合する ことにより、芯線の接続の適正、不適正を容易に確認できる。
【0018】
【考案の効果】
以上のごとく、本考案によれば第1のチェッカを用いて、一方のフロアに敷設 されているケーブル内の芯線の接続が適正になされているか否かを表示部である LEDの点滅状態を、チェック表と照合することにより容易に確認できる。また 、第2のチェッカを用いて、他方のフロアに敷設されているケーブルのチェック を行うことについても同様である。 しかも、その確認作業を他方のフロアに居る他の作業員に依存することなく、 一人で行うことができるので、大幅な省力化を図れるとともに、2人で行ってい た時に必要であった連絡用のインターホーンを不要とすることができる。 また、芯線の接続チェック作業を行うには、特に熟練を要することがないとと もに目視で容易にできるので効率がよいとともに、信頼性の向上を図れる。また 作業時間の短縮化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る装置を用いて、配線確認作業を行
っている状態を示す概要図である。
【図2】本考案に係る装置を示す回路図である。
【図3】装置内発光部の動作サイクルを示す説明図であ
る。
【図4】チェック表を示す説明図である。
【図5】従来例に係る装置を用いて、配線確認作業を行
っている状態を示す概要図である。
【符号の説明】
2 コネクタ 3 第1のチェッカ 5 コネクタ 6 第2のチェッカ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 確認対象のシリアル信号線の一方に表示
    部を有する第1のチェッカを設け、前記シリアル信号線
    の他方に表示部を有する第2のチェッカを設け、これら
    チェッカの表示部の各種表示パターンを形成したチェッ
    ク表を設け、チェッカの表示部の表示態様とチェック表
    とを照合することにより配線の適否を確認するようにし
    たシリアル信号線の配線チェック装置。
JP10115391U 1991-12-09 1991-12-09 シリアル信号線の配線チェック装置 Pending JPH0550371U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10115391U JPH0550371U (ja) 1991-12-09 1991-12-09 シリアル信号線の配線チェック装置

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JP10115391U JPH0550371U (ja) 1991-12-09 1991-12-09 シリアル信号線の配線チェック装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0550371U true JPH0550371U (ja) 1993-07-02

Family

ID=14293108

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10115391U Pending JPH0550371U (ja) 1991-12-09 1991-12-09 シリアル信号線の配線チェック装置

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JP (1) JPH0550371U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020109373A (ja) * 2019-01-07 2020-07-16 株式会社岩崎電機製作所 電線検査装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020109373A (ja) * 2019-01-07 2020-07-16 株式会社岩崎電機製作所 電線検査装置

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