JPH05503180A - コンピュータ支援による睡眠の分析 - Google Patents

コンピュータ支援による睡眠の分析

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 コンピュータ支援による睡眠の分析 技術分野 本発明は、概して、コンピュータ支援による生理データの分析、とりわけ、コン ビニ〜り支援による睡眠の分析に関する。
背景技術 睡眠の最中及び覚醒の際に異常があることについては、幾世紀にもわたって認知 されている。したがって、種々の異常については良く認知されており、かかる異 常の分類体系が1979年に採用された。この分類体系では、睡眠が開始され維 持される段階(不眠症)、過度の眠気、及び睡眠と覚醒の周期における顕著な異 常と、睡眠、睡眠段階、及び部分的覚醒(準不眠症)に関連する機能障害とを認 知している。上述の異常及び機能障害の主要な分類中には、夢中歩行、悪夢、睡 眠関連喘息、睡眠無呼吸、肺呼吸低下、麻薬発作、及び睡眠てんか・んのような 、種々の症候群が含まれている。
これら及びその他の睡眠関連妨害を識別し分類するために、現在、研究者及び臨 床医師は両者とも、人の睡眠の種々の段階に対して標準化された用語、技法、及 び評価体系を用いている。この標準化された用語、技法、及び評価体系は、A・ レヒトシャッフエン(A、 Lechtschafen)とA−ケールス(A、  Kales)によって著された1968年要覧中に公表されたが、これは特定 の生理的信号を観察し、記録することに基づいている。とりわけ、2つの脳波( “EEG”)信号と、1つの筋電(“EMG”)信号と、1つの眼電(“EOG ”)信号とから成る、少な(とも4つの異なる生理的信号が、通常、−晩の睡眠 全体にわたって記録される。これらの4つの基本的な信号に加えて、心電(”E KG”)信号、呼吸信号、血液酸素飽和信号(’5a02”)、及び更にその他 の信号のような追加的な信号をも同じ晩を通して記録しても良い。これに続いて 、連続的な短期間、典型的には30秒の長さの期間でこの晩の間中のデータが要 約される。この期間については20秒乃至60秒といった異なる間隔を有する期 間を用いても良い。この連続的な各期間は「エポック」と呼ばれるが、この各期 間の間中、記録された生理的データが分析されて、各エポックはレヒトシャッフ ェンとケールスの評価体系中に確立されている睡眠の7つの分類の1つに指定さ れる。
エポックを一晩の睡眠の間中集計することについての標準的な評価体系があるに もかかわらず、現実のデータは実際には幾分主観的なものとなる。例えば、−晩 のデータの分析は患者の年齢によって影響を受ける。また、アルファ波リズム、 眼球の早い運動、寝返り等の他の活動が生理的データ中にないことも睡眠の評価 に影響する。
人全体の約10%ではアルファ活動が表れないので、アルファ活動がないことに 対して睡眠データの分析を適正に適応させる能力は特に重要である。かくして、 実際には、レヒトシャッフエンとケールスの評価体系は個々の被験者の特性に応 じて柔軟に適用されている。
伝統的には、この−晩全体についての生理的データは多重チャネルの紙インク・ ペンレコーダーを用いて記録されてきた。その後、この記録は手操作で分析され 睡眠の種々の段階が評価される。EEGのような成る種の信号は90Hz程度の 高い周波数の顕著な成分を有するので、一般に、10乃至20 m m / s の線速度で記録紙を走らせる。結果として、この多重チャネル記録技法を用いる と、−晩全体の睡眠のデータは極めて大量なものとなり、数千ページもの記録紙 を埋めてしまう。容易に分かるように、このような大量の紙に記録されるデータ を手操作で要約するのは、時間が掛かり、不具合で厄介なことであるが、とりわ け、時間が大きく隔たっている異なる2つの睡眠エポックのデータを並置し比較 することが望ましい際にはこれは甚だしい。
更に、睡眠のデータを分析するためのこの伝統的な記録技法を、いびきを記録、 分析することに適用することには成功していない。いびきの最中に発生する可聴 信号には、数kHzにまで及ぶ周波数の顕著な情報が含まれている。しかし、こ れらの可聴周波数は、睡眠の最中に記録されるEEG信号の最高周波数よりも5 00乃至1000倍も高い。容易に分かるように、いびきに関連する可聴信号を ペンレコーダー記録紙上にもし直接記録しようとするならば、−晩中に記録され るページ数は現状で記録しているページ数に対して500乃至1000倍にも増 えることになろう。
・睡眠を評価するために手動で分析することに対しての代替案が開示されている 。例えば、マーチンら(Ilartinet al、)による「終夜の睡眠段階 を評価するための技法としてのEEG対EOGのパターン認識(”Patter n Recgnition of EEG−EOG as a Techniq ue for All−Night 5eep Stage Scoring” ) Jという論文が「脳波測定と臨床神経生理学(Electroenceph alography and C11nical Nerophysjolog y) J誌の417ページから427ページに発表されたが、ここでは、ディジ タル・コンピュータによって睡眠段階を評価することが開示されている。この論 文で述べられているように、EEG信号の連続する30秒のエポックに対してフ ーリエ解析が適用され、その結果が組み合わされて1 c / s間隔での1組 の周波数スペクトル・データが得られる。そこでこの周波数スペクトル・データ に対してパターン認識を適用して睡眠の段階を評価する。
上述のスペクトル分析技法と対照的なものとして、IEEE生物医学技術会報誌 1980年4月号のBME−27巻第4号(IEEE Transaction s on Biomedical Engieering、 Vol、 BME −27,No、 4)中の212ページから220ページに、リムとウインター ズ(Lim and Winters)とによる論文、rEEG睡眠状管自動実 時間分析の実際的方法(”A Practical l1ethod for  Autosatic Real−TieEEG 5leep 5tate An alysis”)が発表されたが、ここでは、記録信号波形についてコンピュー タによる時間領域の分析を行い睡眠段階を分析する方法が開示されている。
この論文中で叙述されている時間領域の分析技法では、せん頭値検出を用いて急 速な波形変化を識別し、0点通過を用いて緩慢な波形変化を識別している。高い 周波数は、次の正方向せん頭値との間の時間差と、正方向せん頭値平均値と介在 する負方向せん頭値との間の振幅差とによって特徴付けられる。もし高い周波数 の波形についての等価的な周波数が6乃至32Hzの範囲外にあれば、この高い 周波数の波形は排除される。低い周波数は、次の0点通過との間の時間差と、連 続するせん頭値間の振幅差とによって特徴付けられる。もし低い周波数の波形に ついての等価的な周波数が0.5乃至6Hzの範囲外にあれば、低い周波数の波 形は排除される。コンピュータ制御卓からこの分析を制御する種々のパラメータ を変更することができ、この波形分析の結果は図形で表示される。
オスマー(oth■er et at、)らによる「睡眠の研究におけるパター ン認識」という論文が、1980年12月1日から4日に開催されたパターン認 識に関する第5回国際会議の会報の596ページから603ページに発表された が、その中で、2等分線変節点分析に基づいて生EEGデータからの時間領域特 性をコンピュータによってディジタル的に抽出する経験的な方法が開示されてい る。
この2等分線変節点分析の出力からの種々の項はその後組み合わされて、種々の EEGパターンを区別する10次元の特徴ベクトルが形成される。
公開された特許協力協定(”PCT”)の、ニコレット・インスツルメント・コ ーポレーション(Nicolet Tntrument Corporatio n)のマーチングら(lIartens et alによる「長期生理的多元記 録の分析方法と装置(”1leth。
and System for Analysis of Long Term  PhysiologicI Polygraphic Recordings ”)Jと題する特許出願PCT/US88102096でもまた、コンピユータ 化された睡眠評価と表示のための装置が開示されている。この特許中で開示され ている信号評価の技法には、特徴抽出と、パターン検出と、その後の分類との3 段階の手順が含まれている。
この特許出願に開示されているように、特徴抽出は、分析中の特定の信号に依存 し、振幅、周波数、発生時間、持続時間といった種々のパラメータを用いる。特 徴は、−晩を通しての連続する30秒のエポックの各々について実時間で抽出さ れる。特徴抽出と同時発生的に、処理されていないデータの標本もまた選択され た解像度で長期のコンピュータ記憶装置中に記憶され、もし必要になればこれら のデータの再分類が可能になるようになっている。特徴抽出の周波数分析の部分 は、EOG及びEMG信号に関してと、EEG信号中の5つの相互に排他的な周 波数帯域に関して、適応的なフーリエ解析を用いて行われる。
EEG、EOG、及びEMG信号についてのパターン検出は、検出規準の4つの 異なる分類を満足するこれらの信号の各々の中の「過渡的パターン候補」を識別 することからなる。検出規準の第1の分類では、抽出された特徴を用いて個別の 信号中の過渡的パターン候補を識別する。検出規準の第2の分類は、1つの信号 中の特定の過渡的パターン候補と別の信号中の共起の事象との間での同期性又は 同期性の欠落に関連する。検出規準の第3の分類は、特定の過渡的パターン候補 が別の形式の7ぐターン又は測定変数に関して発生する状況に関連する。検出規 準の第4の分類では、既に識別されている別のパターンの組合わせとしてパター ンを識別する。
このPCT特許出願中に開示されているコンピュータ装置では、睡眠の連続する 30秒のエポックを6つの種類に評価する。すなわち、これらは、覚醒、早い眼 球の動きのある(“REM”)睡眠、及び睡眠段階工から■までである。格付け は、各エポック中におけるEEG。
EOG、及びEMGパターンがこれらの6つの睡眠の種類の1つを識別する規準 を満足させるかどうかを点検することによって行われる。もしこれらの6つの種 類の総てに関する規準が満足されなければ、このエポックは定義されないものと して指定される。
3つの先行する段階の各々の実行に用いられるパラメータは知見に基づいて取り 出すことができ、オペレータは、初期処理、再格付けを行う前にこれらを対話的 に変更することができる。処理パラメータを対話的に変更するに当たって、オペ レータは、しきい値レベルを図形的に変更したり、格付は規則を不能化させたり 又は作動させたりすることができる。この装置では、−晩全体の睡眠評価の結果 が図形的に表示され、選択された短期間に関する信号を一晩全体の如何なる時刻 についても対話的に拡大することができる。また、睡眠の種々の段階を対話的に 選択することができ、その後、これに対する睡眠段階の平均値が記録データから 計算される。オペレータはその後、データを再評価する前に処理パラメータを変 更する際にこれらの結果を用いることができる。
コンピュータによる睡眠分析のもう1つの例が、アメリカ合衆国特許第4.77 6.345号中に開示されている。この特許中に開示されている方法及び装置で は、睡眠の間中、EEG信号にフーリエ変換(’FFT”)処理が行われて周波 数情報が抽出される傍ら、同時に信号強度情報がEMG信号から抽出される。こ の特許中に開示されているように、その後、表示装置及び入力モジュールにおけ るこれらの抽出信号に対して、しきい値が抽出データの図形的表示に関して対話 的に指定される。
対話的に指定されたこれらのしきい値は、抽出されたEEG及びEMGデータに 適用され、睡眠の間中に得られるEOGデータと共に、次に続く別の睡眠段階の エポックを評価する際に用いられる。この特許では、これらの抽出データと、レ ヒトシャッフエンとケールスの評価体系から採用した1組の指定規則とを用いて 、睡眠段階を評価することが開示されている。その後、このコンピュータ睡眠段 階評価の結果は、睡眠測定記録曲線の形で表示装置及び入力モジュール上に図形 的に表示される。
発明の開示 本発明により、−晩を通しての睡眠の生理的データを記録し、記録を終了した後 にこのデータを分析するための、改良された装置が提供される。
本発明の目的は、−晩を通しての睡眠を記録した生理的データの迅速な分析を容 易にする装置を提供することである。
本発明のもう1つの目的は、睡眠評価の精度を増す装置を提供することである。
本発明のもう1つの目的は、睡眠分析の結果の種々の異なる表示を容易に、また 、適切に変更できる装置を提供することである。
本発明のもう1つの目的は、−晩を通しての睡眠を記録した生理的データを、異 なる時間尺度で同時に表示する装置を提供することである。
本発明のもう1つの目的は、睡眠評価に関してプロトコルを対話的に学習させる ことのできる装置を提供することである。
本発明のもう1つの目的は、−晩を通しての睡眠を記録した生理的データを再評 価するための異なるプロトコルの適用を容易にする装置を提供することである。
本発明のもう1つの目的は、睡眠評価のためのプロトコルのライブラリを備える 装置を提供することである。
本発明のもう1つの目的は、睡眠の間中に生じる可聴事象を記録し、分析するこ とのできる装置を提供することである。
更に本発明のもう1つの目的は、単純であると共に低置であって、睡眠評価を容 易にする、睡眠を評価するための装置を提供することである。
手短かに言うと、本発明の装置には、−晩を通しての睡眠の段階を分析し、評価 する際にオペレータを援助すべく特にしつらえられたコンピュータ装置が含まれ ている。この装置を用いて睡眠評価を行うために、最初に、オペレータはデータ を記録しである幾つかの生理的信号を識別する。生理的信号を識別した後、オペ レータは、記録しであるデータを図形的に表示するための種々の異なる方式の中 から1つを選択する。表示方式を選択した後、オペレータは、記録データ中の特 定の事象を特徴付ける生理的信号中の特定の波形を識別する1組のパラメータを 確定する。コンピュータによって、これらのパラメータ、すなわち、データ分析 プロトコルを記録データに対して適用して、−晩の睡眠を通して生じる事象の評 価が行われる。その後、オペレータが点検し、必要な場合には異なるプロトコル を用いて再評価を行うために、コンピュータによって評価結果の図形表示が提供 される。
本発明の1つの局面では、記録データ中の事象を区別するための1組の初期値を オペレータが最初に選択することにより、プロトコルを確定する。この初期プロ トコルはその後、記録データの部分中の事象を識別するために用いられ、事象に ついてのこの試行的識別の結果はオペレータが視察するために表示される。事象 についてのこの試行的視察において、オペレータはこれらの事象を、適正に識別 されている事象と、不適正に識別されている事象とに分類する。この事象分類を 用いて、適正に識別された事象に合致すべくコンピュータによってパラメータが 調整される。その後、−晩の睡眠を評価する際にこれらの調整されたパラメータ が記録データに対して適用される。このように、オペレータは、患者の睡眠を評 価する特定の方法を対話的にコンピュータに「学習」させることができる。
本発明のもう1つの局面では、患者についての選択された生理的特性、すなわち 、患者の年齢、性別等をオペレータが入力する。その後、これらの生理的特性は 、記録済みのプロトコルのライブラリから初期プロトコルを検索するために用い られる。生理的信号に関する記録データはこの初期プロトコルを用いて評価され 、その後、この初期プロトコルの評価の結果に基づいて、−晩の睡眠の評価の際 に用いられる第2のプロトコルが該プロトフルのライブラリから検索される。
コンピュータのプログラムによって与えられる種々の表示方式により、このコン ピュータ・プログラムの睡眠分析をオペレータが多数の異なる方法で視察するこ とが可能になる。これらの種々の表示方式では、睡眠の連続する30秒のエポッ クの評価の概括を8つの異なる格付け、すなわち、運動時間、覚醒状態、REV 睡眠、睡眠段階Iから■、又は覚醒の格付けに表示することが可能になる。これ らの表示方式ではまた、減呼吸、及び無呼吸と、これらの事象が中枢神経性のも のか、障害によるものか、或いは混在性のものであるかについても表示すること が可能になる。
これら及びその他の特徴、目的、及び利点は、種々の図面で説明される本発明の 好ましい実施例についての以下の詳細な叙述によって、当業者にとって理解され る、明白なものとなろう。
図面の簡単な脱B 図1は、睡眠分析コンピュータ・プログラムを実行する際に睡眠データの収集、 分析に用いるための、ディジタル・コンピュータ装置を説明する概略図である。
図2は、上記の睡眠分析コンピュータ・プログラムの動作を制御するために具え られているメニューの階層を説明する概略図である。
図3では、多元記録表示方式における幾つかの異なる生理的信号の30秒エポッ クの単一のエポックについての図形表示を示す。
図4では、図3で示されるような異なる生理的信号の単一のエポックを3つの隣 接する10秒間隔に拡大する、段階的な表示方式における幾つかの異なる生理的 信号の図形表示を示す。
図5では、呼吸障害を分析するために特に有意な4つの生理的信号を表示する呼 吸表示方式での、幾つかの異なる生理的信号の図形表示を示す。
図6では、IyJ5で説明した呼吸表示方式の上に重畳された呼吸障害経過記録 を示す。
図7では、記録データ中の異なるエポックの最中での同一の生理的信号の図形表 示を示す。
図8では、睡眠の段階付けの自動評価に用いられるパラメータを示す。
図9では、睡眠評価の結果を表示するための睡眠活動記録装置表示方式を示す。
図10では、睡眠評価と呼吸分析との結果を表示するための概括表示方式を示す 。
図11では、種々の信号が上に表示される、異なる時間間隔を有する、異なる生 理的信号の図形表示を示す。
図12では、データの異なる期間で各々が表示される、2つの異なる生理的信号 の図形表示を示す。
発明を実施するための望ましい形態 図1には、本発明によるディジタル・コンピュータ系が、30という参照番号で 識別されて、表現されている。
ディジタル・コンピュータ系30にはマイクロコンピュータを基盤とするディジ タル・コンピュータ32を含んでいるが、ディジタル・コンピュータ系30は睡 眠データの収集、及び分析に適応するためにEEG装置又はポリソムノグラフ( Polysoanograph) 34の何れかに接続されている。ディジタル ・コンピュータ32は、それぞれ20MHz又は16MHzのクロック速度で動 作する80386型又は80268型の何れかの形式のマイクロコンピュータ3 5を含む、IBM/ATコンパチブル・マイクロコンピュータであることが好ま しい。
幾つかの電極及びその他のセンサ36が、睡眠評価の対象となる患者38から生 理的データを得るべ〈従来の方法によってEEGi*lI又はポリソムノグラフ 34から接続されている。図1に表現されているように、1組のEEG電極36 が患者38に取り付けられ、それによってEEG装置又はポリソムノグラフ34 に対してA1からC4までのEEG信号が供給される一方、その他の電極及びセ ンサ36が患者38に接続され、それによってEOG及びEMG信号が供給され る。データの収集の間中、EEG装置又はポリソムノグラフ34によって、その 他の電極及びセンサ36からのアナログ信号が増幅器及びフィルタ39を通して 受け渡され、その後、増幅され濾波された信号がディジタル・コンピュータ32 に対して伝送される。ディジタル・コンピュータ32には、患者38に取り付け られている電極36に存在する信号を表すアナログ信号をEEG装置又はポリソ ムノグラフ34から受け取る、アナログ・ディジタル(“A/D”)変換器40 が含まれている。ディジタル・コンピュータ32中に含まれるA/D変換器40 として、幾つかの製造者によって提供される種々の異なる形式の装置から、バー ・ブラウン(Burr−Brown)社のPCl−20098CI型12ビツト A/DのようなA/D変換器をバー・ブラウン社のPCI−l−2O002−型 アナログ・エクスパンダと共に選択することができる。
アナログのEEG、EOG、及びEMG信号は、ディジタル・コンピュータ32 に含まれるA/D変換器40によって、5秒から10秒おきに2進数に変換され 、その後このディジタル化された数値はディジタル・コンピュータ32のメモリ 41中に記憶される。これらのアナログ信号を5秒から10秒ごとにディジタル 値に変換することが好ましいところではあるが、EEG及びEOG信号は200 Hzまでの有意の情報を有するので、2゜5ms程度の頻度でこれらの信号の標 本をディジタル形式に変換することが有益であろう。これに対して、EMG信号 は600Hzまでの有意の情報を有することがあるので、0.8msごとに信号 を変換することが必要になろう。本発明の好ましい実施例のA/D変換器40は 同時に32個までの異なる信号を受取りディジタル変換する能力があるので、E KG及び空気の流れのような呼吸手段と、胸部及び腹部の活動と、血液飽和5a 02といったような、睡眠を評価するのにしばしば用いられる他の信号を同時発 生的にディジタル化してディジタル・コンピュータ32のメモリ41中に記憶す ることができる。
ディジタル・コンピュータ32によって実行される睡眠分析コンピュータ・プロ グラムの制御の下にこれらの信号がA/D変換器40によってディジタル化され るにつれて、ディジタル・コンピュータ32に接続されている高解像度カラー・ ビデオ・モニタ42上にこれらの信号を表示することができる。また、これらの 信号がディジタル化されるにつれて、これらの信号をコンピュータ・ディスク駆 動機構44に記憶することもできる。コンピュータ・ディスク駆動機構44には 1回嘗込み・多数回読出しく“WORM”)型の大容量の光学ディスクが 含ま れることが望ましいが、フロッピー・ディスク、取外し型カートリッジ・ディス ク、又は固定型内部7%−ド・ディスクのようなその他の型のディスク記憶装置 をディジタル・コンピュータ32中に含めても良い。ディジタル・コンピュータ 32にはまた、オペレータが睡眠を記録、分析するためにディジタル・コンピュ ータ32と対話し、制御する際に用いる、キーボード52とマウス54とが含ま れている。記録データとその分析結果とを表示するためのビデオ中モニタ42に 加えて、ディジタル・コンピュータ32にはまた、ビデオ・モニタ42上に現れ る表示についての、不変でかつ人が読解できる複写物を作成するための、プリン タ56又はチャート・レコーダ58を含めても良い。
睡眠分析コンピュータ・プログラム コンピュータ系30の総合的動作を制御するディジタル・コンピュータ32によ って実行される睡眠分析コンピュータ・プログラムは、ディジタル・コンピュー タ32上で動作する運用システムに対する指令、すなわちMS−DO3によって 発動される。この睡眠分析コンピュータ・プログラムは、ビデオ・モニタ42上 でオペレータに対して示される一連のメニューとして組織されている。コンピュ ータ系30の動作を制御するために、オペレータはビデオ・モニタ42上に現在 表示されているメニューから1項目を選択する。オペレータがこの選択を行うの に3つの異なる方法がある。第1の方法では、マウス54の左側ボタンを押しな がら、ビデオ・モニタ42上で所望の選択項目が輝くまでマウス54を用いてカ ーソルをスクリーンを横切って動かす。所望の選択項目が輝いた時、オペレータ がマウス54の左側ボタンを放すことによってその選択項目が選択される。これ に替えて、キーボード52上のrTABJキーまたはrARROWJキーを用い て所望の選択項目を輝かすこともでき、キーボード52上のrRETURNJキ ーを押すことによってその選択項目が選択される。最後の方法では、各メニュー 選択名に英大文字が含まれている。キーボード52上の対応するキーを直接押す ことによって、その選択項を選択することができる。睡眠分析コンピュータ・プ ログラムは、プログラム機能の実行、追加的なメニュー選択を行うことのできる もう1つのメニューの表示、又は1組の指令へのアクセスの何れかの、選択され た作用を行うことによって、次のメニュー選択の各々1こ応答する。
図2では、メニューがどのようにして他のメニューから発動されるかを説明する 形で、睡眠分析コンピュータ・プログラムによって与えられるメニューの階層を 示している。この階層の頂部には、このプログラムへの出入りのアクセスのみを 与えるrma i nJ (主)メニュー62がある。主メニュー62の直下に は、rdatacollectionJ (データ収集)メニュー64とrda ta analysisJ (データ分析)メニュー66とがあり、これらはこ のプログラムの動作を制御するための基本的なメニューである。主メニュー62 から入手可能なメニューとしてはまた、睡眠分析コンピュータ・プログラムの実 行を一時的に保留し、ディジタル・コンピュータ32の制御を運用システムMS −DO3に戻すことを可能にする、rtemporary exits(一時的 退出)メニュー68もある。もしこの一時的退出メニュー口8を通してMS−D O3に退出したのであれば、睡眠分析コンピュータ・プログラムの実行を正確に この退出の時点に回復させることができる。これに対して、もしrexitJ  (退出)メニュー72を主メニュー62から選択すると、睡眠分析コンピュータ ・プログラムの実行を正確にこの退出の時点に回復させることはできない。
データ収集 主メニュー62でrcollectionJ (収集)を選択することによって 、睡眠分析コンピュータ・プログラムはデータ収集モードになり、収集メニュー 64が表示される。オペレータがこのコンピュータ・プログラムのためのデータ 収集プロトコルを特定するには2つの方法がある。第1は、睡眠データの収集と 表示に作用する各プログラム選択項目を対話的に視察し、もし必要であればパラ メータを調整することによって、データ収集プロトコルを設定する方法である。
データ収集のためのコンピュータ・プログラムを準備する第2の方法は、非常に 便利なものであるが、系の記憶済みのプロトコルを再使用する方法である。特に 明示しである場合を除いて、オペレータがデータ収集パラメータをどのようにし て設定するかについての以下の議論は、データ収集と、再使用のために記憶され る系プロトコルとの両方に関して同じである。
系の記憶済みプロトコルを再使用するか、プロトコルを再使用せずにデータ収集 パラメータを直接入力するかの何れかによってデータ収集のためのコンピュータ ・プログラムを準備するために、オペレータは収集メニュー64からrfile J(ファイル)メニュ 74を選択する。その後オペレータは、ファイル・メニ ュー74からrsubject informationJ (患者情報)メニ ュー76を選択する。プロトコルの準備のためではなくデータ収集を目的として 、オペレータは、収集されたデータを中に記憶するファイルに関するMS−00 8名と、データが収集される時間長と共に、患者情報38を患者情報メニュー3 8中に用意されているフィールド中に入力する。データ収集とプロトコル準備と の両方を目的として、オペレータは、患者情報メニュー76においてコンピュー タ・ディスク駆動機構44に対して生理的信号を記憶するためのデータ・チャネ ル番号を入力する。患者情報メニュー76においてこの情報とパラメータとを入 力し終えた後、オペレータはキーボード52上のrE S Clキー若しくはマ ウス54の右側ボタンの何れかを押して、ファイル・メニュー74に戻る。
もし記憶済みデータ収集プロトコルを再使用するのであれば、オペレータは、フ ァイル・メニュー74で「10adJ (負荷)メニュー78を選択し、系の記 憶済みプロトコルを負荷して、ファイル・メニュー74に戻る。
その後、オペレータは、キーボード52上のrE S Clキー若しくはマウス 54の右側ボタンの何れかを押して、収集メニュー64に戻る。
収集メニュー64に戻った後、オペレータは、rampsJ (増幅器)メニュ ー80を選択して、EEG装置又はポリラムノグラフ34中の増幅器に対して指 定されている現状の値を各チャネルごとに表示させる。通常、EEG装置又はポ リラムノグラフ34中の増幅器は20゜000倍の利得に設定されている。オペ レータはこれらのパラメータに対して適正な値を指定するに当たって、キーボー ド52若しくはマウス54を用いる。総てのチャネルに関して増幅器パラメータ を指定した後、オペレータは収集メニュー64に戻る。
オペレータは、収集メニュー64からrmontageJ(モンタージュ)メニ ュー82を選択し、モンタージュ・メニ、−82からrcollection  m。
ntageJ (収集モンタージュ)メニュー84を選択する。厳密に言うと、 収集モンタージュ・メニュー84によって、A/D変換器39から到来する2進 データの特定のチャネルと、ビデオ・モニタ42上に表示され、ディスク駆動機 構44のファイル中に記録されているデータのチャネルとの間の関連をオペレー タが特定することが可能になる。しかし、EEG装置又はポリソムノグラフ34 を通してのA/D変換器39の患者38上の電極36に対する接続によってA/ D変換器39の各チャネルが特定の生理的信号に関連させられるので、収集モン タージュ・メニュー84によって、患者38で作り出される特定の生理的信号と 、ビデオ・モニタ42上に表示され、ディスク駆動機構44のファイル中に記録 されているデータとの間の関連をオペレータが特定することが可能になる。デー タの特定のチャネルと特定の生理的信号との間の関連を特定することに加えて、 収集モンタージュ・メニュー84によってまた、特定のデータのチャネルを表示 させ、患者38からの特定の生理的信号の代数的組合わせを記録させたり、若し くは、特定のデータのチャネルを表示させ、患者38に取り付けられている幾つ かの電極からの信号の平均値を記録させたりすることをオペレータが特定するこ とも可能になる。種々のデータをビデオ・モニタ42上に表示し、ディスク駆動 機構44のファイル中に記録するように収集モンタージュ・メニュー84におい て特定した後、オペレータはモンタージュ・メニュー82を経由して収集メニュ ー64に戻る。
オペレータは、収集メニュー64からrdisplay formatJ (表 示方式)メニュー86を選択する。データが収集されている間に、もしオペレー タが表示方式メニュー86を用いて異なる表示方式を特定しなければ、コンピュ ータ拳プログラムによって、図3で説明したような多元記録装置方式でビデオ・ モニタ42上にデータが表示される。この多元記録装置方式において、データは 、ビデオ・モニタ42の全幅を横切る30秒区画の矩形の波形表示格子88上に 表示される。ビデオ・モニタ42上の波形表示格子88の左側に接する矩形区域 92中には、データ・チャネル標識があり、他方、電圧尺度因子が波形表示格子 88の右側に接する矩形区域94中に現れる。多元記録装置方式の波形表示格子 88中に現れるデータは、伝統的な紙条片記録紙中に現れるであろうデータの形 と同じである。表示方式メニュー86において、オペレータはその他の方式を選 択することもでき、以下に述べるように、その他の方式においてもデータは収集 される間中表示される。収集される間中にデータが表示される方式を特定した後 、オペレータは収集メニュー64に戻る。
表示方式メニュー86において表示方式を選択し、収集メニュー64に戻った後 には、オペレータは、系プロトコルによって通常与えられる総てのデータ収集パ ラメータの特定を完了していることになる。オペレータはこの時点で、先にファ イル・メニュー74を次にrsave] (保存)メニュー96を収集メニュー 64から選択することによって特定されたプロトコルを保存することもできる。
保存メニュー96において、オペレータは、系プロトコルを保存すべきことを特 定し、この新しい系プロトコルに対するMS−DOSファイル名を指定し、この 系プロトコルを叙述する標識を入力する。このデータを入力した後、現状のデー タ収集プロトコルは、以後の再使用のためにコンピュータ・ディスク駆動機構4 4のMS−DOSファイル中に保存される。
データ収集パラメータを直接入力するか、若しくは既存の系プロトコルを再使用 するかの何れかによってデータ収集パラメータが確定したので、ここで、オペレ ータは、rcalibrationJ (校正)メニュー98を選択し、このメ ニューからrcalibrationcollectionJ (校正収集)メ =、−102を選択する。校正収集メニュー102によって、EEG装置又はポ リソムノグラフ34についての種々のチャネルと、生理的信号を記録する際に用 いられるディジタル・コンピュータ32についての種々のチャネルとをオペレー タが校正することが可能になる。校正収集メニュー102を用いるに当たって、 オペレータは、既知の振幅を有するアナログ電気信号をEEG装置又はポリソム ノグラフ34の各入力に供給しながら、同時に校正手順Iこ関係のあるデータを コンピュータ・プログラムに入力する。この方法によって、オペレータは、患者 38での生理的信号の振幅とビデオ・モニタ42上に表示されディスク駆動機構 44のファイル中に記録されている信号の振幅との間の相関関係を確定する。
この校正を完了した後、オペレータは、データ収集メニュー64中のl”5ta rtJ (開始)選択項目を選ぶことによってデータ収集を開始する。データ収 集が始まって間もなく、表示方式メニュー86においてオペレータによって選択 された方式でデータがビデオ・モニタ42上に現れ始める。
データ収集を始めると、オペレー・夕はデータ収集メニュー64からの種々の選 択項目を依然として選択することができるが、その間、コンピュータ系30は患 者38からのデータを記録する。例えば、波形表示格子88中に現れる種々の信 号を重ねる垂直尺度の変更ができる尺度メニュー112をデータ収集メニュー6 4からオペレータが選ぶこともできる。もしオペレータがデータを表示する方式 をデータを収集している間中に変更したいならば、表示方式メニュー86をデー タ収集メニュー64から選択することによってこれが達成される。
もしオペレータがデータを記録する一方マ記録済みのデータを視察したいならば 、「timeJ(時刻)メニュー114を収集メニュー64から選択し、記録デ ータの再生時刻を特定することによって、これを行うことができる。ビデオ・モ ニタ42の全表示区域を再生データが占めるようにするか、若しくは、ビデオ・ モニタ42の全表示区域の一部のみを再生データが占め、記録中のデータが残り の表示区域に表示されるようにするかについても、オペレータが特定することが できる。オペレータは、再生データを視察する方法について、データ分析に関連 して以下に述べる種々の表示方式の何れの形でも選ぶことができる。したがって 、データ収集の間中、オペレータには、このコンピュータ・プログラムによって 与えられている種々のデータ分析性能の総てを全面的に利用する機会が与えられ ている。
データ収集の間中、オペレータは、データ収集を休止する、データ収集メニュー 64の選択項目を選択することもできる。データ収集を休止すると、波形表示は コンピュータディスク駆動機構44でのデータ蓄積が継続されるのと同様に継続 されるが、生理的信号はQVに設定される。もしデータ収集が休止された状態に なっているならば、キーボード52のrE SClキー又はマウス54の右側ボ タンを押すことによって、オペレータは何時でもその後のデータ収集を再開する ことができる。同様に、オペレータは、データ収集を全く停止する、データ収集 メニュー64の選択項目を選択することもできる。
データ収集の停止は、キーボード52のrE SClキー又はマウス54の右側 ボタンの何れかを押すことによっても達成することができる。
データ収集の間中何時でも、オペレータは、データ収集メニュー64からrco mment」 (注釈)メニュー116を選択することもできる。注釈メニュー 116によって、オペレータがテキスト・メツセージを入力し、この注釈を単一 エポックの30秒の時間期間と相関させることが可能になる。以下に更に詳細に 述べるように、その後、これらの注釈が関連しているエポックに関して記録デー タを捜し出し、表示するために、これらの注釈を用いることもできる。したがっ て、記録データ中の特定のエポックに関連する注釈によって、再生の間中でのデ ータへの次の直接アクセスを効果的に行うことが可能になる。
データ収集中に不用意にパラメータを変更したり、不用意にデータ収集を休止若 しくは停止したりすることを避けるために、キーボード52上の意味のない特定 のキーの1つの特異な組合わせ以外にはマウス54又はキーボード52の両者か らの信号をコンピュータ・プログラムが無視するようにする、データ収集メニュ ー64の選択項目をオペレータが選択することもできる。データ収集メニュー6 4からのこの選択を行ったことは、オペレータの立場からは、あたかもキーボー ド52とマウス54とに施錠したかのように見える。もしオペレータがデータ収 集中に、キーボード52とマウス54との両者の施錠を解く意味のないキーボー ド52の特定のキーのこの特異な組合わせを入力することをやめると、所定のデ ータ収集期間の終了時点でキーボード52及びマウス54は両方とも自動的に施 錠を解かれる。
1ニニヱ」L択 睡眠分析ディジタル・ディジタル・コンピュータ系30のオペレータは、収集済 みのデータを5つの異なる方法で分析することができる。したがって、オペレー タは、適切な選択項目を種々のメニューから選択することによって、生データを 収集するにつれて表示させ、睡眠段階分析を評価するための生データの分析を行 い、呼吸障害を識別するために、睡眠評価の結果を表示して解釈し、この評価結 果をディスク駆動機構44に保存し、以前に収集された評価結果をディスク駆動 機構44から検索することができる。
生データを収集するにつれて表示させるために、オペレータは、主メニ、−62 からrdata analysisJ (データ分析)メニュー66を選択する 。データ分析メニュー66によって、図3に示されている多元記録器表示方式が ビデオ・モニタ42上に出現させられる。図3に示されているように、データ分 析メニュー66によって可能になった種々のメニュー選択が、ビデオ・モニタ4 2の頂部を横切る水平方向メニュー選択バー118中に出現する。生データを表 示するに当たって、オペレータは、図2に示されているように、データ分析メニ ュー66からrfileJ(ファイル)メニュー74に続いて「1oadJ(負 荷)メニュー78を選択する。負荷メニュー78において、オペレータは、負荷 しようとする収集済みのデータの特定のファイルを特定する。このようにして生 データの負荷し終わると、データ収集の場合と同様に、オペレータがデータ分析 のためのコンピュータ・プログラムを準備する2つの方法がある。
その第1は、睡眠データの表示に影響する各プログラム選択項目を視察し、必要 に応じてパラメータ値を調整することによって、表示プロトコルを対話的に設定 する方法である。収集済みデータの分析のためにコンピュータ・プログラムを準 備する第2の方法は、記憶済みの表示プロトコルを再使用することである。
保存済み表示プロトコルを負荷するために、負荷メニュー78においてオペレー タは所望の表示プロトコルを含むファイルを負荷することをディジタル・コンピ ュータ32に要求する。以下に明示されているような場合を除いて、オペレータ がどのようにしてデータ分析パラメータを対話的に設定するかについての以下の 議論は、データ分析を行う場合と、再使用のために保存される表示プロトコルを 準備する場合との両方に関して同じである。
データ分析のためのコンピュータ・プログラムを対話的に準備し、若しくは表示 プロトコルを準備するに当たって、もしビデオ・モニタ42上に現在現れている 表示方式が所望の表示方式でなければ、オペレータは最初に表示方式メニュー8 6をデータ分析メニュー66から選択する。表示方式メニュー86において、オ ペレータはデータを表示する表示方式を幾つかの異なる表示方式の中から選ぶこ とができる。
オペレータは表示方式メニュー86において図3に示されている多元記録器表示 力を選択することもできるが、これを選択した場合、オペレータは、ビデオ・モ ニタ42上に現れる信号チャネルを最大で32個まで特定することができる。更 に、オペレータは、現在表示されているデータを新しいデータによって置き代え る3つの異なるモード、すなわち、通常の多元記録器表示方式モード、スクロー ル多元記録器表示方式モード、及びページ多元記録器表示方式モードの中から1 つを選択することができる。通常の多元記録器表示方式モードでは、新しいデー タによって直前のデータが波形表示格子88を横切って左から右へと書き替えら れる。スクロール多元記録器表示方式モードでは、直前のデータが右端から左端 へ次々に移動することによって最も古いデータを波形表示格子88の左端から効 果的に排除しながら、新しいデータが波形表示格子88の右端に沿って現れる。
かくして、スクロール多元記録器表示方式モードでの視覚上の表示の現れ方は、 伝統的な多重チャネルペンレコーダでの動作に類似している。ページ多元記録器 表示方式モードでは、波形表示格子88の全幅に表示されるデータが全部−挙に 書き替えられる。
図3に示されている多元記録器表示方式において、ビデオ・モニタ42の幅を横 切る大きな区画線当たりの秒数で表される表示の時間軸は、図3の下部有角に近 い矩形ボックス122中に現れる。図3に示されているように、この多元記録器 表示方式では、大区画線当たり3秒になっている。したがって、この多元記録器 表示方式においては、多元記録器表示方式モードの3つの表示モードの何れが選 択されていようと、特定された生理的信号の総てについての30秒のエポックが 波形表示格子88の全幅を横切って表示される。ビデオ・モニタ42の下部有角 の矩形ボックス124中にはまた、現在表示されているエポックの番号も表示さ れる。ボックス124中のエポック番号の直ぐ下にあるのは、ビデオ・モニタ4 2上に現在現れているエポックに関する時間の時間表示126である。
波形表示格子88の直ぐ下のスクリーン底部には、ページング用アイコン132 .134.136、及び138が現れる。マウス54を用いるか、若しくはアイ コン132から138までに対応するキーボードを用いてベージング用アイコン 132から138までの1つを選択することにより、オペレータはデータ・ファ イル全体を通して前後何れの方向にもページ呼び出しを行うことができる。ビデ オ・モニタ42上に表示されるデータは左向きの指示アイコン132及び136 、又はこれらに対応するキーボードによって生データの最初の部分に向かって移 動し、右向きの指示アイコン134及び138、又はこれらに対応するキーボー ドによって表示データは生データの最後の部分に向かって移動する。単一の矢印 の付いたアイコン136及び138、又はこれらに対応するキーボードによって 続けて選択を行う度にエポックが1つだけ移動し、二重の矢印の付いたアイコン 132及び134では、生データ・ファイル中の連続するエポック全体にわたっ て、連続的で間断のないページ呼び出しを行うことが可能となる。アイコン13 2のキーボード上の対応は、「sh i f tJ (シフト)キーと同時に左 向き矢印キーを押すことである。これと同様に、アイコン134のキーボード上 の対応は、シフト・キーと同時に右向き矢印キーを押すことである。キーボード でシフト・キーを押さずに左向き矢印キーを押せばアイコン136に対応し、シ フト・キーを押さずに左向き矢印キーを押せばアイコン138に対応する。
表示方式メニュー86から選択できるもう1つの表示方式は、図4に示すような rstagingJ (ステージング)表示方式である。ステージング表示方式 において、睡眠段階評価の基本である3チヤネルの生理的信号の単一の30秒エ ポック、すなわち、EEG、EOG。
及びEMGがビデオ・モニタ42上に表示される。データのこの単一の30秒エ ポックは、波形表示格子の連続する3つの水平区分又は区画142中で上下に分 けてビデオ・モニタ42の幅方向を横切って表示される。各区画142の左端の 矩形ボックス144中には、EEG。
EOG、及びEMG信号を識別する標識が現れる。多元記録器表示方式における 矩形区域94と同様に、各区画142の右端の矩形ボックス146中には、各生 理的信号に対する電圧尺度指数が現れる。各区画142には、30秒エポックの 1/3、すなわち、10秒分が表示される。したがって、ビデオ・モニタ42の 幅方向を横切る大きな区画の各々には、矩形ボックス122中に現れているよう な生理的信号の1秒の期間が表示される。
図5には、表示方式メニュー86から選択できる、呼吸分析で用いられる表示方 式が示されている。図4に示されているステージング表示方式と同様に、図5の 呼吸表示方式では、波形表示格子の連続する3つの水平区分又は区画142が上 下に分けてビデオ・モニタ42の幅方向を横切って表される。各区画142中に は、区画142の各々の左端に配置されている矩形ボックス152中に識別され ている4つの生理的信号、すなわち、空気流量と、胸部及び腹部の呼吸強度チャ ネルと、血液酸素飽和とが表示される。多元記録器表示方式及びステージング表 示方式の両者の場合と同様に、各生理的信号に対する電圧尺度指数は、各区画1 42の右端の矩形ボックス146中に現れる。呼吸表示方式において、各区画1 42には上記の4つの生理的信号の2分間が表示され、これによって全部で6分 間のデータがビデオ・モニタ42上に表される。したがって、大きな区画当たり 10秒の時間軸が矩形ボックス122に現われる。各区画142の左端の上には 、各区画142中の最初の30秒エポックに対する番号154が現われる。各区 画142の右端の上には、各区画142の右端に現れるデータの時刻を指示する 番号156が現われる。
もし自動呼吸分析が動作中であれば、呼吸表示方式中の事象マーカによって呼吸 障害の存在が示される。事象は、水平方向右向きにバー162が伸びているアル ファベット文字158によって標識付けされる。ビデオ・モニタ42上に表示さ れるこの文字とバーとの両者の色によって、呼吸障害の特質が、無呼吸が赤、減 呼吸がマジエンタといったように示される。アルファベット文字によって、無呼 吸又は減呼吸の形が、rCJは中枢神経系、「0」は呼吸器系障害、rMJは両 者の混成型といった形で示される。アルファベット文字から伸びる線の長さは、 呼吸障害の長さに対応する。
図6には、表示方式メニュー86から選択できる、矩形の呼吸障害経過記録16 8が示されている。呼吸障害経過記録168は、図5に示されている呼吸表示方 式のような別の表示の部分の上に重畳される。以下の表は、呼吸障害経過記録1 68の幅を横切る11個の欄に表示されるデータを総括するものである。
標識別記号 Lニムーーーーーー−−一一一一一−一# 各事象に対して順次指 定される番号Epoc 呼吸障害が生じたエポックの番号Time 呼吸障害が 生じた時までの、データ・ファイルの最初からの経過時間 Len 呼吸障害の分単位での期間 Afct 人工物の存在の有無 A/H呼吸障害の特質、rAPJは無呼吸、rHPJは減呼吸 Type 呼吸障害の形、rCJは中枢神経系、rOJは障害、rMJは混成型 Ar5al 呼吸障害に覚醒が伴う場合はrYJ、呼吸障害に覚醒が伴わない場 合はrNJStg 呼吸障害が生じたエポックに対して指定される睡眠段階 5a02 呼吸障害中の最小値を超える最小基本線値として表現される血液酸素 飽和の百分比A/M 呼吸障害が、自動的に評価された場合は「Y」、手動操作 によって評価された場合はrMJ 呼吸障害経過記録表示方式を選択することによって、キーボード52上の幾つか の機能キーが能動状態になる。
機能キー3を反復的に押すことによって、呼吸障害経過記録168を、ビデオ・ モニタ上の頂部、中央部、若しくは底部に移動できる。呼吸障害経過記録168 をビデオ・モニタ42上で垂直方向に移動させることによって、オペレータは、 呼吸障害経過記録168を取り除かずに、背景として表示されているデータの総 ての部分を視察することができる。呼吸障害経過記録168中に上げられている 特定の事象をマウス54を用いて選択して輝かせ、そこで機能キー10を押すこ とによって、背景表示方式がその輝いている事象の時点での生理的信号を表すよ うにできる。
図7には、図4に示されている表示方式と類似の、もう1つの表示方式が示され ている。この表示方式には、ビデオ・モニタ42の幅方向を横切って上下に3つ の波形表示格子の水平区分又は区画142が具えられている。
しかし、図4に示されているように単一のエポックに関する生データを拡張して 表示するのではなく、図7では、各区画142の右端の上に位置付けられている 番号172で示されているように異なる時刻の3つのエポックに関する生データ が表示される。図5の表示方式と類似して、ビデオ・モニタ42上に現われてい る各エポックに関する番号154が、各区画142の左端の上に現われる。図7 の表示方式を用いて、オペレータは、任意に選択したエポックに関して生理的信 号を比較することができる。
所望の表示方式を選択して、表示方式メニュー86からデータ分析メニュー66 に戻った後、オペレータは、モンタージュ・メニュー82に続いて図2に表され ているような表示モンタージュ・メニュー176を選択する。
表示モンタージュ・メニュー176において、オペレータは、表示されるべき生 理的信号の種々のチャネルと、生理的信号の表示方式上での頂部から底部への順 序とを、各波形の左側に現われる、各波形を識別する標識と共に特定する。ステ ージング及び呼吸表示方式に関するモンタージュを特定する際、生理的データの 適切なチャネルを特定して、自動的な睡眠評価と呼吸分析の正常な動作が保証さ れるように注意を払わなければならない。生理的信号の適切な指定の仕方につい ては自動的な睡眠評価に関連して以下に述べる。
表示方式メニュー86において表示方式を選択し、モンタージュ・メニュー82 において種々の生理的信号を特定した後、表示プロトコルによって通常与えられ るデータ分析パラメータの総ての特定をオペレータが完了したことになる。この 時点で、オペレータは、データ分析メニュー66からファイル・メニュー74に 続いて[5aveJ (保存)メニュー96を選択することによって作成される 表示プロトコルを保存することができる。保存メニュー96において、オペレー タは、表示プロトコルを保存することを特定し、この新しい表示プロトコルに関 するMS−DOSファイル名を指定し、この表示プロトコルを叙述する標識を入 力する。この情報を入力した後、現状の表示プロトコルはコンピュータのディス ク駆動機構44M5−DOSファイル中に再使用のために保存される。
データ分析パラメータの直接入力か、若しくは保存済みのデータ分析パラメータ の再使用によって分析パラメータを確定し終わると、コンピュータ系30は、収 集済みの分析のためのデータを表示する準備が整う。オペレータは、今やディス ク駆動機構44上に記憶されている収集済み生データ全体を通して動き回ること によって、データをビデオ・モニタ42−Fに表示させる。記録済み生データの 表示されるべき時刻をオペレータが特定するには、幾つかの代替的な方法がある 。
記録済みデータを表示させる1つの方法は、データ分析メニュー66から時刻メ ニュー114を選択することである。時刻メニュー114において、オペレータ が所望のエポックの番号を人力すると、その後短時間経て、選択済みの表示方式 でこのエポックに関する生理的信号がビデオ・モニタ42上に表示される。これ に替えて、オペレータは、ベージング用アイコン132及び134又はこれらに 対応するキーボード上のキーを用いて、記録済みデータ全体を通して前後何れの 方向にでも連続的にページ繰りを行うことができる。キーボード52上のrE  S Clキー、若しくはマウス54の右側ボタンの何れかを押すことによって、 オペレータは、この連続的なページ繰りを止めることができる。同じようにして 、オペレータは、ベージング用アイコン136及び138、又はキーボード上の 対応するキーを用いて、データ全体を通して前後何れの方向にでも一度に1エポ ツクずつページ織りを行うことができる。
もし記録済みデータに注釈が付されているならば、オペレータは、これらの注釈 を用いて、これらの注釈付データに直接到達することができる。データへのこの ような直接的なアクセスを行うために、オペレータは、データ分析メニュー66 から注釈メニュー116を選択する。
注釈メニュー116において、オペレータはl’−pos 1tion opt ionJ (位置選択項目)を選択すると、各注釈と、それに対応する記録済み データ中の暫定位置を一覧表で示すボックスとがビデオ・モニタ42上に現れる 。その後、オペレータが所望の注釈を選択すると、この注釈が付されているエポ ックに関する記録済みデータがビデオ・モニタ42上に現われる。
波形の表示される高さを調整するためには、オペレータは、rscaleJ ( スケール)メニュ 112をデータ分析メニュー66から選択する。スケール・ メニュー112を選択し終えた後、オペレータは、尺度を増大、若しくは縮小し たい生理的信号に関するチャネルを選択する。尺度を増大することによって選択 された生理的信号の高さは大きくなり、尺度を縮小することによって波形の高さ は小さくなる。
記録済みデータを表示している最中には何時でも、オペレータは、データ収集の 間、又は先行のデータ分析の段階の間に付加された文章注釈の総てを見たり、ま た、注釈メニュー116をデータ分析メニュー66から選択することによって記 録済みデータに関連する文章注釈を挿入したりすることができる。これらの注釈 は、これらの注釈が適用されているエポックに関するデータが表示される時に、 ビデオ・モニタ42の下側布角に表示される。
注釈メニュー116において注釈を付加することに加えて、オペレータは注釈を 削除することもできる。注釈を削除する際に、各注釈とそれに対応する記録済み データ・ファイル内の暫定位置とを一覧表で示す呼吸障害経過記録168の場合 と同様なボックスが、データ表示を覆ってビデオ・モニタ42上に現われる。こ こでオペレータはマウス54を用いて、削除すべき注釈を拾い上げ評価 上述のように生の生理的データを表示することに加えて、データ分析メニュー6 6からrscoringJ(評価)メニューを選択することによって、睡眠の段 階付けと、呼吸の分析のためにこれらのデータを評価することもできる。更に、 rmanual scoringJ(手動評価)モードを用いることによって睡 眠段階を手動で評価し、rrevise scoringJ (評価改訂)モー ドを用いることによって評価済みの睡眠段階を書き替えることができる。しかし 、生の生理的データを評価する前に、上述のように、データ表示のためにこれら のデータをビデオ・モニタ42上に負荷し、表示しなければならない。更に、自 動的な睡眠段階付は及び呼吸分析では、自動分析の前に、ステージング表示方式 及び呼吸表示方式の特定の位置に対して、特定の生理的データ、すなわちEEG %EMG、EOG、空気流量等について所定の指定が必要なので、自動分析の前 にモンタージュ・メニュー82を経由してデータ分析メニュー66から表示モン タージュ・メニュー176を選択することによって、これらの指定を点検しなけ ればならない。
とりわけ自動的な睡眠段階付けのためには、生理的データのEEGチャネルを図 4に示されているステージング表示方式の区画142中の最上部の第1の位置に 指定しなければならない。同様に、ステージング表示方式において、EOGチャ ネルを区画142中の中央の第2の位置に、EMGチャネルを区画142中の最 下部の第3の位置に指定しなければならない。
これと同様に呼吸分析のためには、空気流量チャネルを図5に示されている呼吸 表示方式の区画142中の最上部の第1の位置に指定しなければならない。区画 142の中央付近にある第2及び第3の位置は、呼吸活動を示す生理的データの チャネルに対して指定されなければならない。典型的には、第2の位置は胸部活 動を示し、第3の位置は腹部活動を示す。更に、酸素飽和(SaO2)は、呼吸 表示方式の区画142の最下部の第4の位置に指定されなければならない。
それぞれの生理的データがステージング表示方式及び呼吸表示方式の適切な位置 に指定されていることを確認することに加えて、データ分析メニュー66から「 parameterJ (パラメータ)メニュー194を選択することによって 、自動分析パラメータに対して適切な値を指定しなければならない。図8には、 オペレータがこれらのパラメータに対して値を指定するに当たって用いる、自動 睡眠評価パラメータに関するマトリックス表示が示されている。図8の表示によ って、オペレータが以下の睡眠評価波形事象、すなわち、アルファ、スピンドル (spindle) 、緩慢波、K複合REM、及び高EMGの各々を自動的に 識別する際に用いるパラメータの水平方向の行を特定することが可能となる。か くして、図8のマトリックス表示には、アルファ行202と、スピンドル行20 4と、緩慢波付206と、K複合REM行208と、高EMG行214とが含ま れる。
事象の6つの異なる形、すなわち、アルファ、スピンドル、緩慢波、K複合RE M、及び高EMGの総ては、図8のマトリックス表示の垂直方向の列222中に 現われるしきい値電圧振幅パラメータによって少なくとも部分的に特徴付けられ る。列222中の電圧振幅パラメータに加えて、アルファ行202と、スピンド ル行204と、緩慢波付206と、K複合REM行208と、REM行212と の中では、事象はまた、図8のマトリックス表示の垂直方向の列224及び22 6中にそれぞれ現われる低い周波数のパラメータと高い周波数のパラメータとに よっても特徴付けられる。列222中の電圧振幅パラメータ、及び列224及び 226中の周波数パラメータに加えて、アルファ行202と、スピンドル行20 4との事象はまた、これもまた図8のマトリックス表示の垂直方向の列228中 にも現われる規則性パラメータによっても特徴付けられる。
水平方向の行202.204.206.208.212、及び214と、図8に おいてパラメータが現れている垂直方向の列222.224.226、及び22 8とのそれぞれの交差におけるパラメータの各々に対して、値が特定されなけれ ばならない。図8の右側に表示されているパラメータ編集フィールド232中に 現れる適切な入力値を選ぶことによって、これらのパラメータに対する訂正値を 入力することができる。これらの入力値は、行202から214までと、列22 2から228までとの交差におけるパラメータ表示と重複している。変更される べき各パラメータがマウス54又はキーボード52を用いて選択され、新しい数 値がキーボード52を用いて入力される。かくして、オペレータが生データ自勤 評価に際して用いるための編集フィールド232中の種々のパラメータに関する 新しい値を特定する一方で、現状で特定されているパラメータの値は水平行20 2.2゜4.206.208.212、及び214と、垂直列222.224. 226、及び228とのそれぞれの交差に現れ続ける。自動分析パラメータの現 状値を編集することのできる作業区域を提供することに加えて、ディスク駆動機 構44から読み出される自動分析パラメータの別の組を編集フィールド232を 用いて表示することもできる。
保存済みのパラメータの組を読み出すか、パラメータを直接人力するか、若しく は両者の組み合わせによって、オペレータが編集フィールド232中で自動分析 パラメータに対する値を特定した後、オペレータは編集フィールド232中のパ ラメータを水平行202.204.206.208.212、及び214と、垂 直列222.224.226、及び228との交差に転送することを要求する。
編集フィールド232から行及び列の交差へパラメータを転送することによって 、オペレータはこれらのパラメータをこれらの生データを自動評価する際に用い る値にする。データ収集に関するプロトコル及びデータ分析のための系プロトコ ルの場合と同じように、パラメータ・メニュー194において評価パラメータの 組もまた再使用の機会のためにディスク駆動機構44に再負荷して保存すること ができる。
EEG事象の4つの異なる形態、すなわち、アルファ、スピンドル、緩慢波、及 びに複合に対しては、それぞれの行202から208までパラメータはこれらの 事象を自動的に識別する際に互いに独立に用いられる。逆に、行212及び21 4中のパラメータは、REM事象を自動的に識別する際に共に用いられる。
アルファ、スピンドル、緩慢波、K複合、及びREV事象を識別するために、生 の生理的データは、1980年4月に発表されたI EEE生理医学技術誌BM E−27第4巻の212ページから220ページまで(212−22in th e April 19801ssuue of the IIJE Trans acti。
on 8jo@edjcal En 1neerin 、War、 BME−2 7,No、 4)のリムとウインターズ(Lie and finters)に よる「実時間睡眠状態EEG分析に関する実際的方法(”A Practica lMethod for Automatic Real−Time EEG  5leep 5tate Anlysis”) Jという題の論文(リムとウイ ンターズの論文[”the Lit and 1inters paper”]  )に叙述されている分析技法を利用して処理される。この論文は、当出願では 十分に説明され、参照されている。事象が生データ中で識別された後、これらの 識別はレヒトシャッフエンとケールスの睡眠評価体系の条件に従って用いられ、 この生データ事象識別に基づいて種々の睡眠段階が特徴付けられる。
リムとウインターズの論文によれば、高い周波数のEEG信号によって特徴付け られる事象、すなわち、アルファ及びスピンドルの発生は、生のEEGデータ中 のせん頭値を分析することによって識別される。この分析を行うに当たって、1 /2秒期間ごとの生のEEG信号が処理されて生のEEGデータ中の次のせん頭 値間の期間が決定される。もし、せん頭値間の期間が余りに短かければ、かかる 期間は何らかの人工物に起因するものとしてその後の分析から除外される。この 過程によって決定される期間は、その後頁に分析されて、1/2秒期間を通して の平均の周波数と共に、この期間中の最高及び最低の瞬時周波数もまた決定され る。1/2秒期間を通しての振幅及び平均の周波数が、アルファ及びスピンドル 事象に対してそれぞれ特定される振幅しきい値と周波数との限界をそれぞれ満足 させるならば、そこで、1/2秒期間を通しての最高及び最低の瞬時周波数が規 則性パラメータと比較される。規則性パラメータにの値が0であることによって 、振幅しきい値と周波数との限界を満足させる各事象を受け入れることが保証さ れる。逆に、規則性パラメータにの値が5であることによって、振幅しきい値と 周波数との限界を満足させる事象の総てを拒絶することが保証される。0と5の 限界の間で規則性パラメータを増加させるにつれて、最高の瞬時周波数と最低の 瞬時周波数との間の差の少ない事象が次第に拒絶されるようになる。
更にリムとウインターズの論文によれば、低い周波数のEEG信号、すなわち、 遅い波形及びに複合のEEG事象とREM事象とによって特徴付けられる事象は 、生のEEGデータ又は生のEMGデータそれぞれの中のO通過点を分析するこ とによって識別される。しかし、かかる事象を識別すべくこれらの信号を分析す る前に、これらのデータを最初に濾波し平滑化して高い周波数の成分を除去する 。この濾波と平滑化の後に、それぞれの信号のO通過点が識別され、特定の振幅 しきい値と周波数との限界の両方を満足させる事象が識別される。遅い波形及び に複合EEGの事象が単に図8の行202及び208中のパラメータで特定され る条件を満足させることによるだけで識別されるに対して、REM事象は、もし 小さなEMG信号が存在する期間中に行212中のパラメータによって特定され る条件が満足されれば、その際においてのみ識別される。その結果、生のREM データが十分に大きな振幅を有し、特定の周波数範囲内に収まる周波数を有する としても、EMGデータが該振幅しきい値よりも小さくない限り、コンピュータ ・プログラムによってこれらのデータがREM事象として評価されることはない 。
自動呼吸分析では、生の呼吸データ中の呼吸機能障害事象が識別され、これらの 事象は図6に示されている呼吸障害経過記録に対して指定される。呼吸障害を自 動的に識別する際に、コンピュータ・プログラムによって現状の空気流量が空気 流量に関する[ムービング・ウィンドウ(”■oving window”)」 基本平均振幅値と比較される。
もし現状の空気流量がこの基本値よりも20%低く、かつ、基本値の50%より も高く、基本値から20%乃至50%低い範囲内に10秒間留まるならば、無呼 吸事象が始まっていることになる。これに替えて、もし現状の空気流量が基本値 よりも50%低く、その水準に10秒間留まるならば、減呼吸事象が始まってい ることになる。
現状の空気流量がこれらの事象の開始前に存在した基本値に戻れば、無呼吸事象 又は減呼吸事象は終わっていることになる。
無呼吸又は減呼吸事象は、呼吸強度データ・チャネルの何れかの中のデータ、す なわち、胸部又は腹部データの何れかに基づいて、中枢神経系によるものか、障 害によるものか、またはこれらの混成型のものかに分類される。もし胸部又は腹 部の何れかの筋肉が事象期間中にわたって能動性を失っているならば、この事象 は中枢神経系の障害によるものと分類される。もしこれらの筋肉が事象期間中に わたって能動性を有するならば、この事象は障害によるものと分類される。もし これらの筋肉が事象期間中にわたって部分的に能動性を有するならば、この事象 は混成型と分類される。
睡眠段階又は呼吸分析の自動評価を起動するために、オペレータは、評価メニュ ー192をデータ分析メニュー66から選択し、その後、自動評価モード、又は 自動呼吸モードの何れか、若しくは両方を特定する。これらのモードの現状はそ れぞれ、図3に示されている多元記録器表示方式や、図4に示されているステー ジング表示方式や、図5に示されている呼吸表示方式のような種々の表示方式中 に配置されている矩形ボックス242及び244中に指示される。もし自動睡眠 ステージングが選択されたならば、rAUTOJ (自動)という語句がボック ス242中に現れる。もし自動呼吸分析が選択されたならば、ボックス244中 にrAUTOJという語句が現れる。
自動睡眠ステージング若しくは自動呼吸分析を上述のように選択すると、ビデオ ・モニタ42に現れる生の生理的データの各エポックが自動的に評価される。デ ータ分析に関連してデータ全体を通して上述のように動き回ることによって、評 価されるべき各エポックがビデオ・モニタ42上に現れる。図3.4、及び5で 示すように、メニュー選択バー118の直ぐ下で、波形表示格子88又は最上部 区画142の直ぐ上の、スクリーン頂部を横切る水平方向の段階評価バー248 中に表示される文字及び数字によって、該エポックに対する睡眠段階の評価が指 示される。段階評価バー248中に対応する睡眠段階と共に現れる文字及び数字 を以下の表に一覧として示す。
&1又旦11 睡眠段階 M 動き W 覚醒段階 R早い眼球の動き(“REM”)段階 U 定義せず 1 睡眠段階1 2 睡眠段階2 3 睡眠段階3 4 睡眠段階4 データ分析メニュー66中においてrLEARNINGJ (、学習〕の選択項 目を選択することによって、オペレータは、生データをどのように評価すべきか についてコンピュータ・プログラムのデータ分析部分に学習させることができる 。この過程は、事象の種々の形、すなわち、アルファと、スピンドルと、遅い波 と、K複合と、REMと、及び高いEMGとの各々に関する適切な分析パラメー タについて1つずつ順次反復されてコンピュータ・プログラムのデータ分析部分 に対しての「学習」が施される。生データをどのように評価すべきかについての コンピュータ・プログラムのデータ分析部分の学習を準備するために、オペレー タは、比較的績やかなl<ラメータ、すなわち、列222中の小さな振幅と、列 224及び226中の広い周波数範囲と、列228中の0の規則性とを最初に特 定する。その後、データ分析プログラムによって、アルファ事象に関する1エポ ツク、すなわち生データ中の第1エポツクが評価される。第1エポツクにはアル ファ事象が通常台まれているので、この1エポツクとしては第1エポツクを対象 にする。アルファに関する1エポツクを評価した後、データ分析プログラムによ って結果が表示され、これによってオペレータが各事象が正常に識別されたかど うかをその後継続的に特定できるようになる。1つのエポック中の事象の総てに ついて正確なものとして識別された事象と不正確なものとして識別された事象と を分類した後、オペレータは、別の事象を評価するか、若しくはこの特定の形の 事象についての学習を終了するかを決定することができる。この過程により、そ の評価がオペレータにとって受容できる1組の原形的な事象と、オペレータによ って拒絶された1組の事象とが、コンピュータ・プログラムのデータ分析部分に よって収集される。
オペレータによる事象の分類を用いて、自動分析パラメータがこの分類に従うよ うにコンピュータ・プログラムによって調整される。オペ−レータの受容した事 象と拒絶した事象との両者に関する振幅及び平均周波数のデータが効果的に集積 されているので、この自動分析パラメータの調整が可能になる。そ、p後コンピ ュータ・プログラムでこのデータが用いられ、9て、オペレータの事象分類に対 して両立性を有するパラメータに関する値が指定される。コンピュータ・プログ ラムにより収集されるデータを用いてこれらのパラメータに対する値を指定する には、2つの方法、すなわち、より単純な方法とやや複雑な方法とがある。
事象の識別に用いられるパラメータに関する値の指定のためのより単純な方法で は、受容された事象に関するデータのみを用いる。このより単純な方法において は、受容された事象に関する最小の振幅と、これらの事象に関する最低の平均周 波数と、これらの事象に関する最高の平均周波数とが、列222.224、及び 226中のそれぞれのパラメータに対する値として指定される。
事象の識別に用いられるパラメータに関する値の指定のためのより複雑な方法で は、受容された事象と拒絶された事象との両者に関するデータを用いる。このよ り複雑な方法では、受容事象と拒絶事象との間に各パラメータに関する重複値の 範囲が決定される。このパラメータの値は、その後、重複の範囲の中央の値に等 しく設定される。かくして、振幅パラメータに関して、行222に対して指定さ れる値は、受容事象の最小値に拒絶事象の最大値を加えた値の半分となる。行2 24及び226中の低い周波数と高い周波数とのそれぞれの限界の指定に関して は、拒絶事象は、受容事象の平均よりも低い平均周波数を何する事象と、受容事 象の平均よりも高い平均周波数を有する事象とに分けられる。この時点で、行2 24中の低い周波数の限界に指定される値は、受容事象に関する平均周波数の最 小値に、受容事象に関する平均よりも低い平均周波数を有する拒絶事象に関する 平均周波数の最大値を加えた値の半分となる。同様に、行226中の高い周波数 の限界に指定される値は、受容事象に関する平均周波数の最大値に、受容事象に 関する平均よりも高い平均周波数を有する拒絶事象に関する平均周波数の最小値 を加えた値の半分となる。
これらの方法の何れにおいても、オペレータの事象識別からのデータが用いられ て、振幅と、オペレータが拒絶した事象と受容した事象との間を区別する低い周 波数及び高い周波数のパラメータとに関する値が指定される。
コンピュータ・プログラムによりこの方法で「学習」されたパラメータは、オペ レータが生データを評価するのと実質的に同じ方法で、その後、生データを評価 するために用いられる。かくして、オペレータは、患者の睡眠を評価する特定の 方法をコンピュータに対話的に学習させることができる。
ビデオ・モニタ42上に表示されるにつれて各エポックを評価する代替的な方法 として、評価メニx −192において特定すれば、生の生理的データのファイ ル全体を自動的に評価することができる。評価されるべき生の生理的データに関 する適切な開始エポック番号及び終了エポック番号を特定することによって、生 の生理的データの1部分の連続する区分に対してのみ自動評価が行われるように 限定することができる。
データ・ファイル全体、又はファイルの区分の自動的評価を行っている間中、ビ デオ・モニタ42上に現れる表示は変化しない。逆に、ベージング用アイコン1 32及び134若しくはそれに等しいキーボードによりデータ全体の連続的なペ ージ繰りを行うことによって、各エポックの評価が即座にビデオ・モニタ42上 に現れる。
自動睡眠段階評価の特定を可能にすることに加えて、評価メニュー192によっ て手動による睡眠段階評価を選択することも可能になる。もし手動睡眠段階評価 が選択されると、rMANUALJ (手動)という語句が、ビデオ・モニタ4 2の右端縁に配置されているボックスで囲まれた文字と数字から成る一連のアイ コンと共に、ボックス242中に現れる。これらの一連のアイコンは、図3.4 、及び5中には示されていない。オペレータは、マウス54を用いてこれらのア イコンの適切な1つを選択して手動によるエポックの評価を行うこともできる。
これに替えて、オペレータは、アイコン中に表示されている文字又は数字に対応 するキーボード上のキーを押すことによってエポックを評価することができる。
1つのエポックに関する評価が特定された後は、ビデオ・モニタ42上に表示さ れている継続する総てのエポックは、その後に表示されるエポックに関してオペ レータが異なる評価を選択するまで、この同じ評価に指定される。評価メニュー 192において、もしオペレータが、自動又は手動睡眠評価モードではなく改定 睡眠評価モードを選択するならば、エポックに対して既に指定さていた評価を手 動睡眠評価に関して上に述べたのと同じ方法で変更することができる。睡眠段階 付けの場合と同様に、呼吸障害もまた手動で評価することができ、それ以前の評 価の総てを改定することができる。
データ分析に関連して上に述べた表示方式に加えて、表示方式メニュー86によ って、睡眠評価及び呼吸分析の結果を表示するために特に適用される他の表示方 式が提供される。これらの表示方式の第1の方式は、図9に示されているヒブノ グラム(b)’pnogra■)表示方式である。
このヒブノグラム表示方式では、睡眠段階評価が時間の関数として表される。睡 眠段階は、定義されていない評価、rUJの場合を除いて、段階評価バー248 に関連して上に述べた文字及び数字と同一の文字及び数字によって垂直軸262 に沿って指示される。経過時間(時間の単位の)は、水平時間軸264に沿って 指示される。
時間軸264から上向きに伸びる複数の垂直線区分266によって、各エポック の間に生じる睡眠の段階が指示ヒブノグラム表示方式において、ビデオ・モニタ 42上のの表示の底部の近くに配置されている4つのカーソルφアイコン272 .274.276、及び278、若しくはそれらに対応するキーボードによって 、ページング用アイコン132から138までの場合と同一の方法で、垂直カー ソル282が前後に動かされる。水平時間軸264の直ぐ右側に接するヒブノグ ラム表示方式中、現状のカーソル位置に関する時間表示126のやや上に表示さ れる形で、現在のカーソル位置に関する睡眠段階評価286が現れる。
評価の結果を表示するために特別に適用されるもう1つの表示方式表示方式をメ ニュー86から選択することができるが、これは、図10に示されている概括表 示方式である。図10に示されている特定の概括表示方式では、ビデオ・モニタ 42の幅方向を横切って伸び、ビデオ・モニタ42の高さ方向に沿って垂直に配 置されている3つの独立の矩形区域中に、ヒブノグラム表示方式と、呼吸障害経 過表示方式と、呼吸表示方式とから得られるデータの組み合わせを表す。図10 に示されているように、概括表示方式には、メニュー選択バー118中に表され ている独特のメニューが含まれている。
概括表示方式メニュー中のrWindow 5etupJ (ウィンドウ設定) 指令によって、上記の3つの区域中の各々の中に現れる図表の形と、各区域の底 部の近くにそれぞれ表示される水平時間に264a、264b。
及び264Cと、ヒプノグラム表示方式の図表中で用いられる色とを、オペレー タが調整することが可能になる。
rWindow 5etupJ指令によってまた、オペレータが、垂直カーソル 282a、282b、及び282Cの施錠を解いて上記の3つの区域内で独立に 移動するようするか、若しくはロックして上記の3つの区域を横切って調和的に 動くようにすることが可能になる。
概括表示方式メニュー中のrSet Fjle P。
5itionJ (ファイル位置設定)指令によって、オペレータが、現在のカ ーソルの位置に対し・てエポックが能動的になるように設定することが可能にな る。これにより、概括表示方式中で特定のエポックにファイル位置設定を行うと 、その際に多元記録器表示方式、ステージング表示方式、呼吸表示方式のような 表示方式の1つが選択されて概括表示方式と入れ代えられれば、該エポックに関 する生データが自動的に表示される。
概括表示方式メニュー中のrChange Active WindowJ ( 能動ウィンドウ変更)指令によって、オペレータが、上記の3つの区域中のカー ソル282a、282b、及び282Cの何れでrSet File Po5i tionJを制御することにするかを選択することが可能になる。この指令によ って、カーソル282 a、 282 b、及び282Cの何れを、カーソル・ アイコン272から278までのカーソル・アイコン、若しくは対応するキーボ ードからの指令に応答して動かすことにするかを特定することもまた可能になる 。
水平軸264a、264b、又は264cの1つの左側に配置されている矢印2 92によって、どの区域が現在能動的になっているかが指示される。
紬264a、264b、及び264cの各々の直ぐ右側に配置されている表示に よって、対応する軸264a、264b、又は264Cに沿って表示される図表 に関連する現在の情報が、それぞれ表される。したがって、ヒプノグラムをそれ に沿って描く軸264aの右側に、軸264aに沿ってのカーソル282aに関 する時間表示126aと、カーソル282aのこの位置に関する睡眠段階評価2 86とが表示される。
呼吸障害図表は、図10に示されている特定の概括表示方式中のヒプノグラムの 直ぐ下に現れる。この呼吸障害図表によって、無呼吸と、減呼吸と、覚醒状態と が水平時間軸264に沿って表示される。呼吸障害図表において、複数の垂直線 区分296が、垂直軸298の直ぐ左側に配置されているrApneaJ (無 呼吸)及びrHypopneaJ、(減呼吸)の語句からの紬264bの右側に 表示される。各垂直線区分によって、対応する時刻における呼吸障害の発生と、 発生した呼吸障害の形とが指示される。rApneaJ及び「Hypopnea Jの語句に関連するこれらの垂直線区分の各々の垂直方向の位置によって、呼吸 障害が発生したエポック内の時刻が指示される。これらの線区分の色によって、 この呼吸障害が、中枢神経系の呼吸障害(赤色)、機能障害による呼吸障害(青 色)、若しくは混成型の呼吸障害(緑色)の何れであったのかが指示される。こ れらの垂直線区分の長さによって、呼吸障害の期間が表される。
もしこの呼吸障害が覚醒状態を伴う呼吸障害であれば、rArousalJ ( 覚醒状I!りの語句の右側への輸264に沿う適切な位置に垂直線区分が現れる ことによって、この事実が指示される。
ヒプノグラムの場合に類似して、軸264bの直ぐ右側に対する呼吸障害図表上 の時間表示126bによって、カーソル282bの位置に関する時刻が軸264 bに沿って表示される。時間表示126bの直ぐ上に、カーソル282bが現在 位置している場所のエポックの間に発生した障害の形を指示する3つの符号30 2が現れる。
各符号302は、「”/°」の句読法で分離される3つのアルファベット文字か ら成っている。これらの符号の垂直方向の位置によって、最も早い時期の呼吸障 害が頂部、最も遅い時期の呼吸障害が底部に符号化されて、該エポック内でのそ れぞれの発生の順序が指示される。各符号中の第1の文字によって、呼吸障害が 、無呼吸(A)であったのか、若しくは減呼吸(H)であったのかが指示される 。各符号中の第2の文字によって、呼吸障害が、中枢神経系の呼吸障害(C)で あったのか、機能障害による呼吸障害(0)であったのか、若しくは混成型の呼 吸障害(M)であったのかが指示される。各符号中の第3の文字によって、呼吸 障害が、覚醒状態を伴う呼吸障害(Y)であったのか、若しくは覚醒状態を伴わ ない呼吸障害(N)であったのかが指示される。
血液酸素飽和図表は、図10に示されている特定の概括表示方式中の呼吸障害図 表の直ぐ下に現れる。血液酸素飽和、すなわち0%から100%まで増加するS aO2を表す垂直軸306の右側へと水平方向に伸びて、複数の垂直線区分30 8が現れる。垂直線区分の各々によって、エポック内での最小及び最大の酸素飽 和が表される。軸264cに沿っての垂直線区分の位置は、該エポックの時刻と 相関する。
ヒブノグラム及び呼吸障害の両方の図表の場合に類似して、軸264cの直ぐ左 側への酸素飽和図表上の時間表示126cによって、カーソル282cの位置に 関する時刻が軸264bに沿って表示される。時間表示126Cの直ぐ上には、 カーソル282cが位置しているエポックに関する最小血液酸素飽和値312が 現れる。更に最小血液酸素飽和値312の直ぐ上には、この同一のエポックに関 する最大血液酸素飽和値314が現れる。
図11には、表示方式メニュー86から選択できる、生データ中の異なる時刻に 生じる幾つかの異なる生理的信号を表示するもう1つの表示方式が示されている 。図5に関連して上述した区画と類似の、呼吸分析生データ信号についての2つ の異なる区画142が、時間的に大きく隔たる2つの比較的短い時間間隔に関し て表示される。この表示方式についての特定の説明において、2つの区画142 の下に、図10に関連して上述した血液酸素飽和図表と類似の血液酸素飽和図表 が現れる。この血液酸素飽和図表上の1組の垂直方向のカーソル322a及び3 22bによって、最上部の区画142中に呼吸分析生データ信号を表示する時間 間隔が識別される。
図12には図11と同じく、2つの異なる生理的信号を異なる期間にわたって表 示する表示方式が示されている。図12に示されている特定の表示において、E  E G。
EOG、及びEMG生理的信号の2つの水平区画142が、図4に示されている 表示方式中の尺度と同一の尺度で表示される。図11の場合と同様に、表示方式 のこの特定の説明において、2つの区画142の下に血液酸素飽和図表が現れる 。この血液酸素飽和図表上の、殆ど区別不能な程に相互に接近している1組の垂 直方向カーソル322a及び322bによって、2つの区画142中に呼吸分析 生データの信号を表示する時間間隔が識別される。図10から図12までに説明 されているような表示方式は、5a02、睡眠段階付tす、覚醒、及びEEG・ EMG信号のような、種々の生理的信号と呼吸障害とを相関させる際に、とりわ け有用である。
上述の種々の分析に加えて、コンピュータ・プログラムによって、−晩の睡眠全 体を通しての事象の異なる形の各々に関する時間が集積される。コンピュータ・ プログラムではまた、−晩の睡眠全体を通して生じる異なる形の事象の各々の度 数も計数される。これらのsMデータの片方若しくは両方の図表表示を表示方式 メニュー86から選択することもでき、これらの集積データの数値の文字表示を 評価メニュー192から得ることができる。
評価パラメータ自動選択 コンピュータ・プログラムによってまた、図8に関連して上述した事象識別のた めに用いられるパラメータを自動的に選択することもできる。したがって、オペ レータは、年齢、薬物治療、既往の睡眠機能障害、生理的及び心理的の両方につ いての診断分類、及び精神的緊張の水準といった、患者38に関する成る種の肉 体的な特性を入力することができる。その後、コンピュータ・プログラムではこ れらの特性を用いて、これらに関連するプロトコルのライブラリーから初期及び 試行的データ分析プロトコルが選択される。この方法で選択されたパラメータは 、その後、上述の「学習」モードにおいてか、若しくは出勤評価を直接用いて、 生データの一部の試行的評価を行う際に用いられる。もしこの試行が出勤評価で 行われるのであれば、コンピュータ・プログラムによって、この評価の総合的結 果と確定済みの条件とを比較して、これらの評価の結果が合理的なものであるか どうかを決定することができる。例えば、評価は、覚醒状態において開始され、 終了されなければならない。もしこの初期の試行評価パラメータによって合理的 な結果が得られなければ、異なる試行評価パラメータを選択しなければならない 。同様に、この試行的評価が段階1及び2の睡眠には至るが、段階4の睡眠には 決して達しないヒプノグラムになるならば、遅い波の事象を識別するための試行 パラメータを段階4の睡眠になるように変更する必要があることを示す。同様に 、評価によって過剰な量の段階4の睡眠が示されるならば、遅い波及びアルファ のパラメータをもまた段階4の睡眠の量を減らすように変更しなければならない 。もし試行的評価が過剰な量の段階2の睡眠になるならば、スピンドルと、K複 合と、アルファとのパラメータを段階2の睡眠を減らすように変更しなければな らない。
いびき データ収集の間中、患者38が居る部屋に置かれているマイクロホン、又は患者 38により発せられる感知可能で聴取可能な音の発生に応答するその他のあらゆ るセンサによって、1チヤネルの生理的データが収集される。
かかるセンサそれ自体によって作り出される信号の強さは患者38による聴取可 能な音の発生に関連する感知可能な音の信号で構成されているので、かかる信号 の振幅のみでいびきの発生が示される。その結集、収集されたデータには、セン サそれ自体によって作り出される波形か、若しくはその波形の包絡線のみかの何 れかが含まれていれば良い。更に、この感知可能な音が所定のしきい値を超える エポックの間にだけ、この感知可能な音を記録しても良い。もしこの聴取可能な 音の波形を直接記録するのであれば、15kHzの周波数でこの信号を標本化す べきである。これに替えて、もしこの聴取可能な音の包絡線のみを記録するので あれば、約200Hzのサンプリング・レートで十分である。
いびきの間中に発生する聴取可能な音を記録するによって、いびきの原因を分析 し、このいびきが単に耳障りであるだけのいびきであるのか、若しくは患者38 にとって危険ないびきであるのかについて判定することが可能になる。例えば、 患者38にとって危険ないびきは、無呼吸又は減呼吸の事象、若しくは5a02 の水準の低下が先行するか又は相関している。睡眠段階に関してと、呼吸障害に 関して生の生理的データの評価を終えた後には、いびきとその他の事象との間の かかる相関を容易に確定することができる。いびきとその他の事象との間のこの 相関を、分析的に行うか、若しくは記録された生理的信号又はそれらの評価の図 表的な表示を用いるかの何れかによって、識別することができる。
EEG信号のトポロジー的表示 本出願中で開示されている機器及びコンピュータ・プログラムは、患者38の頭 部に取り付けられる多数のEEGセンサ36を用いてかかるセンサからのデータ を記録することによって、単に睡眠を分析するのに通常必要なデータ・チャネル よりも遥かに多いデータ・チャネルを記録できるので、上で開示した睡眠分析技 法を、脳の電気的活動分析及びマツピングを具える単一のコンピュータ・プログ ラム中に効果的に組み合わせることができる。睡眠段階付は及び呼吸分析とも両 立性を有する、かかる脳の電気的活動分析及びマツピングのための本出願中で開 示されている技法については、アメリカ合衆国特許第4,649.482号、ア メリカ合衆国特許第4.744.029号、及びアメリカ合衆国特許第4,86 2.359号中に叙述されている。これらの特許は、総て本出願者に寄託されて いる。したがって、これらの特許は、本出願中で十分に説明しつつ、参照、引用 している。
現在好ましいとされる実施例の形で本発明を叙述してきたが、かかる開示の内容 は、純粋に説明のためのものであって、制約を与えるものとして解釈されるべき ではない。その結果、当業者は、上述の開示を読んだ後に、本発明の神髄と範囲 から逸脱しない種々の変更、改変、乃至は変更的応用を示唆されるであろうこと は疑うべくもない。したがって、以下の請求項は、本発明の神髄と範囲内に収ま る変更、改変、乃至変更的応用の総てを包含するものとして解釈されるように意 図されている。
パラメーターメニュー ファイル 編集 転 送 ヒプノグラムFIG、 13 fl(、、工こ !ヱ 睡眠中に発生する生理的信号を分析し、睡眠の段階を評価するに際して、オペレ ータを支援するためのコンピュータ装置である。生理的信号を分析し、睡眠の段 階を評価する方法についてコンピュータ装置に学習させるために、オペレータは 記録済みデータ中の事象を区別するパラメータの初期値を確定する。その後、記 録済みデータの部分中の事象が、該パラメータ初期値を用いて識別され、オペレ ータが視察するためにこの識別の結果が表示される。その後、オペレータはこれ らの事象を正確に識別された事象と正確に識別されなかった事象とに分類する。
この事象分類を用いて、正確に識別された事象に合致するパラメータがコンピュ ータによって調整される。
これに替えて、オペレータは、患者についての選択的な生理的特性、すなわち、 患者の年齢、性別等を入力する。
これらの生理的特性は、その後、記録済みのプロトコルのライブラリから初期プ ロトコルを検索するのに用いられる。生理的信号に関して記録されたデータは、 この時点でこの初期プロトコルを用いて評価され、その後、この初期プロトコル を用いての評価結果に基づいて第2のプロトコルがプロトコルのライブラリから 検索される。
オペレータは、このコンピュータ・プログラムで提供される種々の表示方式によ って、このコンピュータ支援睡眠分析を多数の異なる方法で視察し、文章形式の 注釈をデータ中のエポックに加えることができる。
国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.睡眠中の患者から記録される生理的信号を分析するための装置であって、 a.該記録済み生理的信号の中から幾つかの生理的信号を識別するための信号関 連化装置と、b.種々の異なる図形表示方式の中から、記録済み生理的信号を表 示する特定の表示方式を選択し、かかる信号を表示するための表示装置と、 c.該記録済み生理的信号中の独特の形の事象を識別する該信号中の特定の波形 を特徴付けるパラメータを確定するための事象識別装置であって、 i.該パラメータに関する初期値を確定するための初期化装置と、 ii.該パラメータに関する該初期値を用いて識別される事象を、該記録済み生 理的信号の一部の表示の上に表示するための中間結果表示装置と、 iii.該表示事象を、該パラメータに関する該初期値を用いて正確に識別され た事象と、該初期値を用いて正確に識別されなかった事象とに類別することがで きる事象分類装置と、 iv.該事象分類装置によって行われる事象類別と両立性を有するパラメータに 対する値を指定するための、パラメータ改変装置 とを含む事象識別装置と、 d.該記録済み生理的信号を評価する際に、該事象識別装置によって確定される パラメータを適用するための評価装置と、 e.該記録済み生理的信号の評価の結果を図形的に表示するための結果表示装置 とから成る、生理的信号分析装置。 2.前記記録済み生理的信号に患者による聴取可能な音の発生に関連する感知可 能な音の信号が含まれる、請求項1記載の生理的信号分析装置。 3.前記患者による聴取可能な音の発生に関連する波形が感知可能な音の信号と して記録される、請求項2記載の生理的信号分析装置。 4.前記患者による聴取可能な音の発生に関連する波形の包絡線が感知可能な音 の信号として記録される、請求項2記載の生理的信号分析装置。 5.特定の現象に関する時間が前記評価装置によって前記評価済み生理的信号全 体を通して集積される、請求項1記載の生理的信号分析装置。 6.特定の現象の発生度数が前記評価装置によって前記評価済み生理的信号全体 を通して計数される、請求項1記載の生理的信号分析装置。 7.患者からの幾つかの生理的信号を記録するための記録装置から更に成る、請 求項1記載の生理的信号分析装置。 8.前記記録済み生理的信号に前記患者による聴取可能な音の発生に関連する感 知可能な音の信号が含まれる、請求項7記載の生理的信号分析装置。 9.前記感知可能な音の信号が所定の条件を超える場合にのみ記録される、請求 項8記載の生理的信号分析装置。 10.前記患者による聴取可能な音の発生に関連する波形が感知可能な音の信号 として記録される、請求項8記載の生理的信号分析装置。 11.前記患者による聴取可能な音の発生に関連する波形の包絡線が感知可能な 音の信号として記録される、請求項8記載の生理的信号分析装置。 12.前記表示装置によって記録済み生理的信号の一連の近隣のエポックが再生 される一方で、前記記録装置によって該信号が記録し続けられる、請求項7記載 の生理的信号分析装置。 13.前記表示装置によって、記録される生理的信号を表示する図形表示方式の 選択が可能になる一方で、記録済み生理的信号の一連の近隣のエポックもまた同 時に再生される、請求項12記載の生理的信号分析装置。 14.1つのエポックに関して再生される記録済み生理的信号が、前記選択済み 図形表示方式によって、継続するエポックに関して再生される記録済み生理的信 号に書き替えられる、請求項12記載の生理的信号分析装置。 15.再生される記録済み生理的信号が前記選択済み図形表示方式によって該図 形表示方式の表示の縁に沿って誘導される一方で、前の記録済み生理的信号が該 縁から次々と消去される、請求項12記載の生理的信号分析装置。 16.少なくとも1つの信号についての期間がもう1つの信号についての期間と 異なる幾つかの異なる生理的信号が、前記選択済み表示装置によって同時に図形 的に表示される、請求項1記載の生理的信号分析装置。 17.信号の各エポックの期間が他のエポックに関する期間と同一である同一の 生理的信号の幾つかの異なるエポックが、前記選択済み表示装置によって同時に 図形的に表示される、請求項1記載の生理的信号分析装置。 18.全体のエポックが生理的信号の幾つかの連続する区分として表される生理 的信号の単一のエポックが、前記選択済み表示装置によって図形的に表示される 、請求項1記載の生理的信号分析装置。 19.生理的信号の単一のエポックが幾つかの連続する区分として表示されるこ とに加えて、第2の生理的信号に関する表示の期間が該エポックの表示の期間と 異なる該第2生理的信号もまた、前記選択済み表示装置によって同時に表示され る、請求項18記載の生理的信号分析装置。 20.手動評価装置から更に成ることによって、前記評価装置によって作り出さ れる評価を前記装置のオペレータが随意に変更できる、請求項1記載の生理的信 号分析装置。 21.前記記録済み生理的信号に複数のEEG信号が含まれ、前記選択済み表示 装置によって該EEG信号が地形的に表示される、請求項1記載の生理的信号分 析装置。 22.記録済み生理的信号を評価するための前記評価装置によって印加される前 記パラメータの組を記録し、その後、該パラメータの記録済みの組を検索するた めの、プロトコル・ライブラリ装置が前記事象識別装置に含まれる、請求項1記 載の生理的信号分析装置。 23.記録済み生理的信号を評価するための1組のパラメータが患者の特性に基 づいて自動的に検索される、請求項22記載の生理的信号分析装置。 24.請求項22記載の生理的信号分析装置であって、記録済み生理的信号を評 価するための初期の1組のパラメータが患者の特性に基づいて検索され、該初期 の1組のパラメータを用いて前記評価装置によって記録済み生理的信号が評価さ れ、 記録済み生理的信号を評価するに当たって該評価装置によって印加するために、 該初期の1組のパラメータの評価の結果に基づいて第2の組のパラメータが自動 的に検索される 生理的信号分析装置。 25.前記結果表示装置によって行われる前記図形表示にヒプノグラムが含まれ る、請求項1記載の生理的信号分析装置。 26.前記記録済み生理的信号から呼吸障害を自動的に識別する装置から更に成 る、請求項1記載の生理的信号分析装置。 27.睡眠中の患者から記録される生理的信号を分析するための装置であって、 a.患者による聴取可能な音の発生に関連する感知可能な音が記録済み生理的信 号に含まれる記録済み生理的信号の中から幾つかの生理的信号を識別するための 信号関連化装置と、 b.種々の異なる図形表示方式の中から記録済み生理的信号を表示する特定の表 示方式を選択し、かかる信号を表示するための表示装置と、 c.該記録済み生理的信号中の特定の形の事象を識別する、該記録済み生理的信 号中の特殊な波形を特徴付けるパラメータを確定するための事象識別装置と、d .該記録済み生理的信号を評価する際に、該事象識別装置によって確定されるパ ラメータを印加するための評価装置と、 c.該記録済み生理的信号の評価を図形的に表示するための結果表示装置 とから成る、生理的信号分析装置。 28.前記患者による聴取可能な音の発生に関連する波形が感知可能な音の信号 として記録される、請求項27記録の生理的信号分析装置。 29.前記患者による聴取可能な音の発生に関連する波形の包絡線が感知可能な 音の信号として記録される、請求項27記載の生理的信号分析装置。 30.特定の現象に関する時間が前記評価装置によって前記評価済み生理的信号 全体を通して集積される、請求項27記載の生理的信号分析装置。 31.特定の現象の発生度数が前記評価装置によって前記評価済み生理的信号全 体を通して計数される、請求項27記載の生理的信号分析装置。 32.患者からの幾つかの生理的信号を記録するための記録装置から更に成る、 請求項27記載の生理的信号分析装置。 33.前記感知可能な音の信号が所定の条件を超える場合にのみ記録される、請 求項32記載の生理的信号分析装置。 34.前記患者による聴取可能な音の発生に関連する波形が感知可能な音の信号 として記録される、請求項32記載の生理的信号分析装置。 35.前記患者による聴取可能な音の発生に関連する波形の包絡線が感知可能な 音の信号として記録される、請求項32記載の生理的信号分析装置。 36.前記表示装置によって記録済み生理的信号の一連の近隣のエポックが再生 される一方で、前記記録装置によって該信号が記録し続けられる、請求項32記 載の生理的信号分析装置。 37.前記表示装置によって、記録される生理的信号を表示する図形表示方式の 選択が可能になる一方で、記録済み生理的信号の一連の近隣のエポックもまた同 時に再生される、請求項36記載の生理的信号分析装置。 38.1つのエポックに関して再生される記録済み生理的信号が、前記選択済み 図形表示方式によって、継続するエポックに関して再生される記録済み生理的信 号に書き替えられる、請求項36記載の生理的信号分析装置。 39.再生される記録済み生理的信号が前記選択済み図形表示方式によって該図 形表示方式の表示の縁に沿って誘導される一方で、前の記録済み生硬的信号が該 縁から次々と消去される、請求項36記載の生理的信号分析装置。 40.少なくとも1つの信号についての期間がもう1つの信号についての期間と 異なる幾つかの異なる生理的信号が、前記選択済み表示装置によって同時に図形 的に表示される、請求項27記載の生理的信号分析装置。 41.信号の各エポックの期間が他のエポックに関する期間と同一である同一の 生理的信号の幾つかの異なるエポックが、前記選択済み表示装置によって同時に 図形的に表示される、請求項27記載の生理的信号分析装置42.全体のエポッ クが生理的信号の幾つかの連続する区分として表される生理的信号の単一のエポ ックが、前記選択済み表示装置によって図形的に表示される、請求項27記載の 生理的信号分析装置。 43.生理的信号の単一のエポックが幾つかの連続する区分として表示されるこ とに加えて、第2の生理的信号に関する表示の期間が該エポックの表示の期間と 異なる該第2生理的信号もまた、前記選択済み表示装置によって同時に表示され る、請求項42記載の生理的信号分析装置。 44.前記患者が聴取可能な音を発生する期間中に、前記感知可能な音の信号と もう1つの生理的信号とを図形的に相関させる表示が、前記選択済み表示装置に よって表される、請求項27記載の生理的信号分析装置。 45.前記患者が聴取可能な音を発生する期間中に、前記感知可能な音の信号と 、もう1つの生理的信号中で前記評価装置によって識別されるその他の事象とを 図形的に相関させる表示が、前記選択済み表示装置によって表される、請求項2 7記載の生理的信号分析装置。 46.手動評価装置から更に成ることによって、前記評価装置によって作り出さ れる評価を前記装置のオペレータが随意に変更できる、請求項27記載の生理的 信号分析装置。 47.前記記録済み生理的信号に複数のEEG信号が含まれ、前記選択済み表示 装置によって該EEG信号が地形的に表示される、請求項27記載の生理的信号 分析装置。 48.請求項27記載の生理的信号分析装置であって、前記事象識別装置に、 i.該パラメータに関する初期値を確定するための初期化装置と、 ii.該パラメータに関する該初期値を用いて識別される事象を、註記録済み生 理的信号の一部の表示の上に表示するための中間結果表示装置と、 iii.該表示事象を、該パラメータに関する該初期値を用いて正確に識別され た事象と、該初期値を用いて正確に識別されなかった事象とに類別することがで きる事象分類装置と、 iv.該事象分類装置によって行われる事象類別と両立性を有するパラメータに 対する値を指定するための、パラメータ改変装置 とを含む生理的信号分析装置。 49.記録済み生理的信号を評価するための前記評価装置によって印加される前 記パラメータの組を記録し、その後、該パラメータの記録済みの組を検索するた めの、プロトコル・ライブラリ装置が前記事象識別装置に含まれる、請求項27 記載の生理的信号分析装置。 50.記録済み生理的信号を評価するための1組のパラメータが患者の特性に基 づいて自動的に検索される、請求項49記載の生理的信号分析装置。 51.請求項47記載の生理的信号分析装置であって、記録済み生理的信号を評 価するための初期の1組のパラメータが患者の特性に基づいて検索され、該初期 の1組のパラメータを用いて前記評価装置によって記録済み生理的信号が評価さ れ、 記録済み生理的信号を評価するに当たって該評価装置によって印加するために、 該初期の1組のパラメータの評価の結果に基づいて第2の組のパラメータが自動 的に検索される 生理的信号分析装置。 52.記録済み生理的信号からの呼吸障害を自動的に識別する装置から更に成る 、請求項27記載の生理的信号分析装置。 53.睡眠中の患者から記録される生理的信号を分析するための装置であって、 a.該記録済み生理的信号に複数のEEG信号が含まれる該記録済み生理的信号 中から幾つかの生理的信号を識別するための信号関連化装置と、 b.該EEG信号の地形的表示が含まれる種々の異なる図形表示方式の中から記 録済み生理的信号を表示する特定の表示方式を選択し、かかる信号を表示するた めの表示装置 とから成る、生理的信号分析装置。 54.請求項53記載の生理的信号分析装置であって、c.該記録済み生理的信 号中の特定の形の事象を識別する、該記録済み生理的信号中の特殊な波形を特徴 付けるパラメータを確定するための事象識別装置と、d.該記録済み生理的信号 を評価する際に、該事象分類装置によって確立されるパラメータを印加するため の評価装置と、 e.該記録済み生理的信号の評価を図形的に表示するための結果表示装置 とから成る、生理的信号分析装置。 55.生理的信号を記録するための装置であって、a.少なくとも10個の異な る生理的信号を連続的に記録するための記録装置と、 b.記録済み生理的信号を表示する特定の表示方式を種々の異なる図形的表示方 式の中から選択し、かかる信号を表示するための表示装置であって、該記録装置 が生理的信号の記録を続ける一方で、表示装置が、記録中の生理的信号を表示す るか、若しくは、該記録済み生理的信号の隣接するエポックの一連を表示する装 置とから成る、生理的信号記録装置。 56.前記表示装置によって、記録される生理的信号を表示する図形表示方式を 選択することを可能にする一方で、前に記録された生理的信号の一連の隣接する エポックをもまた同時に再生する、請求項55記載の生理的信号分析装置。 57.1つのエポックに関して再生される記録済み生理的信号が、前記選択済み 図形表示方式によって、継続するエポックに関して再生される記録済み生理的信 号に書き替えられる、請求項55記載の生理的信号分析装置。 58.再生される記録済み生理的信号が前記選択済み図形表示方式によって該図 形表示方式の表示の縁に沿って誘導される一方で、前の記録済み生理的信号が該 縁から次々と消去される、請求項55記載の生理的信号分析装置。 59.前記記録済み生理的信号に複数のEEG信号が含まれ、前記選択済み表示 装置によって該EEG信号が地形的に表示される、請求項55記載の生理的信号 分析装置。 60.請求項55記載の生理的信号分析装置であって、c.該記録済み生理的信 号中の特定の形の事象を識別する、該記録済み生理的信号中の特殊な波形を特徴 付けるパラメータを確定するための事象識別装置と、d.該記録済み生理的信号 を評価する際に、該事象分類装置によって確立されるパラメータを印加するため の評価装置と、 e.該記録済み生理的信号の評価を図形的に表示するための結果表示装置 とから成る、生理的信号分析装置。 61.請求項60記載の生理的信号分析装置であって、前記事象識別装置に、 i.該パラメータに関する初期値を確定するための初期化装置と、 ii.該パラメータに関する該初期値を用いて識別される事象を、該記録済み生 理的信号の一部の表示の上に表示するための中間結果表示装置と、 iii.該表示事象を、該パラメータに関する該初期値を用いて正確に識別され た事象と、該初期値を用いて正確に識別されなかった事象とに類別することがで きる事象分類装置と、 iv.該事象分類装置によって行われる事象類別と両立性を有するパラメータに 対する値を指定するための、パラメータ改変装置 とを含む生理的信号分析装置。 62.睡眠中の患者から記録される生理的信号を分析するための装置であって、 a.該記録済み生理的信号中から幾つかの生理的信号を記録するための信号関連 化装置と、 b.種々の異なる図形表示方式の中から記録済み生理的信号を表示する特定の表 示方式を選択し、かかる信号を表示するための表示装置と、 c.該記録済み生理的信号中の特定の時間期間に関連する文章形式の注釈を入力 するための注釈装置であって、該表示装置が該注釈の識別に基づいて該注釈に関 連する時間期間における該記録済み生理的信号を表示するために適合する注釈装 置 とから成る、生理的信号分析装置。 63.請求項62記載の生理的信号分析装置であって、d.該記録済み生理的信 号中の独特の形の事象を識別する該信号中の特定の波形を特徴付けるパラメータ を確定するための事象識別装置と、 e.該記録済み生理的信号を評価する際に、該事象識別装置によって確定される パラメータを適用するための評価装置と、 f.該記録済み生理的信号の評価の結果を図形的に表示するための結果表示装置 とから更に成る、生理的信号分析装置。 64.請求項63記載の生理的信号分析装置であって、前記事象識別装置に、 i.該パラメータに関する初期値を確定するための初期化装置と、 ii.該パラメータに関する該初期値を用いて識別される事象を、該記録済み生 理的信号の一部の表示の上に表示するための中間結果表示装置と、 iii.該表示事象を、該パラメータに関する該初期値を用いて正確に識別され た事象と、該初期値を用いて正確に識別されなかった事象とに類別することがで きる事象分類装置と、 iv.該事象分類装置によって行われる事象類別と両立性を有するパラメータに 対する値を指定するための、パラメータ改変装置 とを含む生理的信号分析装置。
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