JPH0550313A - ドリル - Google Patents

ドリル

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Publication number
JPH0550313A
JPH0550313A JP3206754A JP20675491A JPH0550313A JP H0550313 A JPH0550313 A JP H0550313A JP 3206754 A JP3206754 A JP 3206754A JP 20675491 A JP20675491 A JP 20675491A JP H0550313 A JPH0550313 A JP H0550313A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drill
margin
tip
chip discharge
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3206754A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Nakatani
博至 中谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP3206754A priority Critical patent/JPH0550313A/ja
Publication of JPH0550313A publication Critical patent/JPH0550313A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Drilling Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドリルのマージン形状に関する。 【構成】 溝長部分の先端側からドリル径の1倍以上2
倍以下の軸方向長さの部分に特殊形状の先端マージンを
形成し、他の部分には切り屑排出溝に沿う通常のマージ
ンを形成する。この先端マージンは、切り屑排出溝に沿
う一般的なマージンよりも多きな捩れ角の方向へ延在す
る複数の凸条よりなる。 【効果】 切削し始めのドリルのガイド性ないし直進性
を高めつつも、マージンによる摩擦抵抗が過大になるの
を抑えて寿命の低下を有効に防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はドリルに係り、特に、ド
リルのマージン形状の改良に関する。
【0002】
【従来の技術・発明の解決課題】一般に、ドリルはその
外周面に、その穿孔加工時の直進性維持と外周面摩擦の
低減のため、切り屑排出溝の縁に一定幅で設けられたマ
ージンと、このマージンよりも低くされた外周二番面と
を有している。
【0003】最も一般的なドリルとして、例えば2本の
捩れ溝を有するドリルでは、各ランド部の切刃側縁部に
捩れ溝と平行な合計2条のマージンが、溝長部分の全域
にわたって形成されている。このようなドリルの2条の
マージンでは、互いのマージンが径方向の反対側すなわ
ち180°の位置にある。したがって、これらの横すな
わち90°の方向から作用する力に対してはガイド性が
悪く、ビビリ振動を発生する原因となる。特に、切削し
始めのときのガイド性が悪く、穴の拡大量も大きい。
【0004】また、上述のドリルのガイド性に関する短
所を補うように、各ランド部のヒール側縁部にもマージ
ンを形成し、合計4条のマージンを有するダブルマージ
ンドリルが知られている。ところが、このダブルマージ
ンドリルでは、ガイド性は良好になるが穴内周面との接
触面積が大きく、切削抵抗が過大になる傾向がある。こ
れに加え、外周二番面を挟む二つのマージンの間に切り
粉が噛み込むこともあり、その場合には溶着を生じる恐
れもある。
【0005】本発明は上述のようなドリルのマージンに
関する従来の技術的課題に鑑み、これを有効に解決すべ
く創案されたものである。したがって本発明の目的は、
マージンによる接触面積の増大を抑えて従来のドリルよ
りも切削抵抗が増大するのを有効に防止しつつ、特に切
削し始めにおけるガイド性ないし直進性の向上が図られ
たドリルを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のドリルは、溝長
部分の先端側からドリル径の1.0倍以上かつ2.0倍以
下の軸方向長さの部分に、切り屑排出溝の延在方向に交
差する方向へ延在する第1マージンを有し、且つ上記溝
長部分の残りの部分には、上記切り屑排出溝の延在方向
に沿う第2マージンを各ランド部毎に1条ずつ有する。
【0007】
【作用および発明の効果】本発明に係るドリルでは、切
り屑排出溝の延在方向に交差する方向へ延在する第1マ
ージンが、穴内面に対して周方向の広範囲の部分で接触
し、ドリルのガイド性ないし直進性を高める。このガイ
ド性を高める第1マージンは、溝長部分の先端側からド
リル径の1倍以上2倍以下の軸方向長さの部分にだけ形
成されるので、特に切削し始めのガイド性が高められ
る。一方、穿孔深さが深くなると第2マージンが一般的
な通常のマージンと同様のガイド性を発揮すると共に、
殊更に穴内面との接触面積を増大させることなく、切削
抵抗を適切な範囲内に抑えられる。
【0008】
【実施例】以下に本発明の一実施例に係るドリルについ
て、図1および図4を参照して説明する。本実施例のド
リルは図1に示すように、その溝長部分の先端側から所
定の軸方向長さの部分に、切り屑排出溝1の捩れ方向に
沿う一般的な通常マージンよりも更に捩れ角が大きくと
られた螺旋状のマージン2(以下、先端マージンと称
す)が6条形成されている。溝長部分のその他の部分に
は、切り屑排出溝1の縁に沿って上述の一般的な通常マ
ージン3が形成されている。先端マージン2が形成され
る部分の軸方向長さLは、ドリル径をDとするとき1.
0D以上かつ2.0D以下であり、本実施例ではDを1
0mm、Lを15mmとしている。
【0009】先端マージン2の、ドリルの軸方向に沿っ
た断面形状を図2に示すが、頂部幅Wは0.5〜1.2m
m、高さHは0.5〜1.5mm、ピッチPは1.5〜3.6m
mのそれぞれの範囲内で設定されている。また、先端マ
ージン2の側面の傾斜角θは、30〜45°の範囲内で
設定されている。
【0010】ドリルを先端側から軸方向に見ると分かる
が、図3に示すように、先端マージン2はランド部4の
外周の周方向全域にわたって延在するように形成されて
いる。したがって、切削し始めの状態でもドリルの外周
の広範囲にわたって切削穴の内周面と接触が維持できる
ので、直進性が高くなる。また、各条の先端マージン2
の両端間は閉塞されておらず切り屑排出溝1に連通して
いる。したがって、先端マージン2の間に切り粉が入り
込んだとしても、切り粉は切り屑排出溝1内へ逃げられ
るのでその噛み込みによる溶着が発生することはない。
【0011】図4は先端マージン2が形成される部分の
軸方向長さLを種々に変化させてみて各ドリルの切削試
験を行い、各ドリルの寿命を測定して従来技術の標準ド
リルと比較したグラフ図である。ドリル径Dを10mmと
して、長さLは0.5D,1.5D,2.5Dのものをサ
ンプルとして採用した。試験の切削条件は、被削材…S
50S、切削速度…20m/min、送り…0.12mm/rev、
切削長…15mm、切削油…水溶性である。図に示すよう
に、先端マージン形成部分の軸方向長さLが0.5Dお
よび2.5Dのものは標準ドリルの切削個数を下回った
が、1.5Dのものは標準ドリルを上回る工具寿命を示
した。
【0012】なお、上述の実施例では、各条の先端マー
ジン2がランド部4の外周全域にわたって螺旋方向に延
在する例を示したが、例えばランド部外周の全域ではな
く部分的に延在してもよく、また、その延在方向は螺旋
方向ではなく周方向であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るドリルの先端部を示
す正面図である。
【図2】 図1のドリルの先端マージンをドリルの軸方
向に沿った断面形状を示す拡大図である。
【図3】 図1のドリルを先端側から軸方向に見て示す
図である。
【図4】 先端マージンが形成される部分の軸方向長さ
Lを種々に変化させてみて各ドリルの寿命を測定し、従
来技術の標準ドリルと比較したグラフ図である。
【符号の説明】
1 切り屑排出溝 2 第1マージンとしての先端マージン 3 第2マージンとしての通常マージン 4 ランド部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溝長部分の先端側からドリル径の1.0
    倍以上かつ2.0倍以下の軸方向長さの部分に、切り屑
    排出溝(1)の延在方向に交差する方向へ延在する第1マ
    ージン(2)を有し、且つ上記溝長部分の残りの部分に
    は、上記切り屑排出溝(1)の延在方向に沿う第2マージ
    ン(3)を各ランド部(4)毎に1条ずつ有することを特徴と
    するドリル。
JP3206754A 1991-08-19 1991-08-19 ドリル Pending JPH0550313A (ja)

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JP3206754A JPH0550313A (ja) 1991-08-19 1991-08-19 ドリル

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JPH0550313A true JPH0550313A (ja) 1993-03-02

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ID=16528540

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JP (1) JPH0550313A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006136965A (ja) * 2004-11-11 2006-06-01 Mitsubishi Materials Corp ドリル及び穴明け加工方法
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US20150314378A1 (en) * 2012-12-20 2015-11-05 Walter Ag Twist drill

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