JPH05502610A - 画像装置のダイナミックレンジを改善するための方法 - Google Patents

画像装置のダイナミックレンジを改善するための方法

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JPH05502610A JP3513627A JP51362791A JPH05502610A JP H05502610 A JPH05502610 A JP H05502610A JP 3513627 A JP3513627 A JP 3513627A JP 51362791 A JP51362791 A JP 51362791A JP H05502610 A JPH05502610 A JP H05502610A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 画像装置のダイナミ・lクレンジを改善するための方法参照する。
本申請書の一部として含まれる。
囲で、異なる角度方向に回転されて、データ収集過程が繰り返される。
このような手順により、非常に多くの数の減衰値の測定がなされる。このように 蓄積されたかなりの量のデータがコンピュータにより処理されるが、通常コンピ ュータは、スキャンされる検体の部分内にある非常に多くの透過値(通常数十方 間)の減衰値を得るために、数学的なデータ11埋を行う。
このようなデータが組み合わされて、検査された検体部分の密度関数を正確に表 すマトリクス(目に見える手段または別の手段の〉を再構成することができる。
このような検体部分を1つ以上考察することにより、熟練した医療診断技術者は 、これまでは検出できたとしても、はるかに面倒で、多くの場合患者にとって危 険な方法でしか検出できなかった、腫瘍、凝血、fn腫、出血その他の様々な異 常などの多くの人体の要素を診断することができる。
CTスキャナ 以上述べたような装置は強力な診断装置であり、放射線技術においては偉人な進 歩と考えられていた力f、第1世代の装置には多くの欠陥があった。生データの 収集にひどく長い時間がかかることが多く、この問題は、他の問題の中でもとり わけ患者に対して、不便とストレスとを強いるものであった。
患者がこのように長い間じっとしていられないために、収集したい画像がぶれる こともあった。
[データ再構成の装置と方法Jという題名で、本特許と同一の譲渡人に譲渡され た。John M、 Pavkovichによる米国特許第4,149.248 号では、従来の技術の問題のいくつか、特に検出器によって提供された生データ のコンピュータ処理に長い時間がかかるという問題を軽減する装置と方法論とが 開示されている。そこで開示されている装置は、扇形ビームの放射線源と、デー タ整理にコンボリューション(たたみ込み)法を用いることにより、扇形の光線 の再配置を妨害りがちな演算時間のエラーと遅延とを排除している。放射線源と 検出器手段とは、検査される患者の患部の対向面に置かれて、これらの装置が患 者の周囲で一回転または部分的に回転される。このような回転の途中で、検出器 は回転過程中に定義された複数の透過経路における放射線吸収を測定する。
広いダイナミック・レンジでアナログ信号を測定するためには、用途別の変換ス キームが採用されることが多い、すなわち、入カドランスデューサの信号対雑音 比がアナログ−デジタル変換器の信号対雑音比を越えるときは、入力信号の前処 理が通常用いられて、入力信号を圧縮する。
X線CTスキャナは、今や放射線診断技師にとってはありふれた道具である。こ の装置は普通は高価で、百方ドル以」ニはする。これらのシステムは通常0.3 m+nの空間解像度で1なし)し2秒のスキャン時間を有する。空間解像度を落 とせば、0.25?6までの密度解(象度を得ることができる。過去10牟間の 発生装置/′検出器の設計技術と、マイクロコンピュータの分野における進歩と により、画(9,検出と処理とがリアルタイムで行えるようになってきた。
放射線治療用シミュレータ 放射線技術者は、放射線治療を行う場合に診断用CTスキャナからのスキャンを 用いようとすることが多い6放射線治療では高いレベルの放射線が用いられるの で、技術者が治療する部位を正確に特定できることが重要になる。しかし、診断 用CTススキャン中体内の器官の相対位置は、患者が放射線治療装置の平らなカ ウチに寝たときと同じではない。診断用CTスキャナのカウチのほうが三日月型 をしているためである。そのために放射線治療用シミュレータが用いられるよう になった。これらのシミュレータには放射線治療装置と同じ患者用カウチがある 。また、シミュレータでは蛍光X線/放射線画像化のためのX線焦点があり、治 療装置と同じ目標物対患者のアイソセンタとなっている。治療の設定値を正確に 再現するための、ビーム整形装置とその他の付属品も追加することができる。こ のように、シミュレータは、放射線治療システムの位置とはるかに高い幾何学的 和合性を持つ、辺1者の人体の投影平面図を作成する。正確に方向付けられた放 射線情報に加えて、断面CT両画像同時に得ることができると、治療の計画をた てるに当たって技術者のさらに大きな助けとなる。
放射線治療用シミュレータは、放射線ビームニア1−の形を模倣するように形成 された診断用画11iX線装置である。そのためシミュレータにはX線画像源、 患者を支えるカウチおよび画像形成システムが含まれる6台座の寸法は、X線画 (東源をカウチに対して、放射線治療装置の配置と数学的に相似形に置けるもの となっている1画像化システムで形成された画像は次に、放射線装置の配置に関 して処理される。異なる角度から画像が取られて、目標に対して最大限の線量を 与えて、健康な器官に対する押傷を最小限に抑えるような放射線ビームを形成す るにはどうすべきかを考える際の助けとなる。
既存のシミュレータでは、シミュレータの幾何学的配置を放射線治療装置に非常 に近いものにしようとするために、X線画像源と画像形成システムとが、画質に 対して最適なものよりも小さな構成に制限されている1画像源と画像形成システ ムの両系検出器部とが、患者から非常に離れた位置にある。
検出器の画像はフィルムに記録されていた。
テレビの画業を中成するために用いることのできる、両虎増強装置を用いて画像 の輝度が高められている。コンピュータを用いてテレビ画面を処理7強1ヒして いる。
コンピュータX !I l!17層撮影シミュレータ従来の技術では、患者とテ レビカメラとの間で画頭増強管(I IT)を用いて、テしビカメラから得たデ ータに基づきコンピュータX線断層画業を形成する方法が知られている。
テレビカメラからの出力信号が処理されてデジタル信号が形成され、この信号が コンピュータでさらに処理されてX線断層画像が形成される。テレビカメラを採 用しているこのW来の技術によるシステムは、シミュレーションや治療の計画を たてる際に雑音の多い、限界値の画像を1v成する。
過去に多くのグループが、ビデオカメラのついたX線画系増強装置を用いた同様 のCTを試みた。しかし、過去のC′Fの経験から、ITTを持たないデータに 基づくビデオカメラ信号を用いることか、これらの設「1を制限する主要な問題 のひとつであると信じられている。IITに比較して、従来のビデオカメラは、 30 c +nのフィールドでl m mにつき3ないし4本のペアの水平空間 解]象度を持つが、その強度出力は制限されており、しかも非線形である。普通 、チューブ−ビデオカメラの瞬間f言号ダイナミック レンジはわずか2または 3桁の増加に制限されている。従来のソリッド・ステーI・・ビデオカメラは、 空間的にも強度的にも良い線形を示すが、そのfk号ダイナミック・レンジは、 室温でほぼ1.000・1に制限され、平均ラインは4000 : lである。
16インチ(40c m )径の本体でX線光子の数値を維持するために、少な くとも200.000 : 1の最小信号対雑音比(S/N )をもつ検出器が 必要である。ここでは、lスキャン当り2ラドの通常表面線量を想定し、患者の 周囲には調整医がいないものとしている。また、IIT、レンズ光学系および光 電検出器が、ユニティより6大きな電子量子効率までX線を発生することが必要 とされる。
医療用または産業用のX !JlICTに用いるには、通常、ミリノー1ヘルの 空間解像度と光子が制限された強度解(亀度を持つ検出器システムが要求される 。X線源から放出される光子の速度は統計的なもので、ポアソン分布に準する。
そのため、理想的な光子強度測定値は、検出された光子の平均数の平方根に等し い2乗平均(r +n s )ノイズを持つ、そのため、検出器システムは、光 子の数値を維持するためには、ユニティよりも大きな総合量子検出効率(QDE )を持たねばならない。さらに、余分なランダム・ノイズが積的に増えるために 、検出器のエレン1へロニクス部は、光子ノイズよりも低いr nl S入カッ イス・レベルを持たねばならない。
発明の目的 本発明の目的、は放射線療法シミュレーター装置のダイナミックレンジを改善す るための方法を提供することである。
発明の概要 本発明のこれらおよびその他の目的、特徴および利点は以下の説明と図面とによ り明らかになろう。
簡単に述べると、本シミュレータはX線光子を可視光子に変換する変換器として の画像増強管(IIT>−一通常12インチIIT−−を使用したコンピュータ X線断層撮影機能により構成されている。入射X線光子は、IIT表面の薄い( 0,3mm)ヨウ化セシウム(CsI)シンチレータにより吸収さJしる。Cs I結晶は、光子を放出して、これがIITの光電陰極により電子に変換される。
この電子が加速されて、fITの出口窓の蛍光物質に集束され、再び光子に変換 される。この過程の量子検出効率(QDE)は、入射X線光子に対して、光子が 4ないし5桁(10″ないし105)の増加とされる。測定システムの全体のQ DEは、IIT出力におけるこれらの光子の効率的な収集に依存する。IITか ら出力された光を集めて、集束させるために、2つのレンズを用いたシステムが 実現されている。このレンズ・システムの光収集効率は、透過度と開口数(fス トップ)の2乗に比例する6両レンズが無限大で集束するときは、その光収集効 率は約1%で、第2レンズのfストップ設定値に依存する。従って、この場合の IITから光電検出器へのQDEは、依然としてユニティより2ないし3桁(1 02ないし103)の増加である。
レンズは、IITからの光出力を複数のフォトダイオードの線形アレイに集束さ せ、これらのダイオードにより入射光に比例した出力信号が発生される。電子信 号処理手段は、フ第1・ダイオード出力信号を調整して、放射線治療用シミュレ ータ装置の幾何学形状に対応する断層X線画像を構成するために用いることがで きるようにする6 本発明の方法に従うと、フォトダイオードによって蓄積された電荷は長期及び短 期サンプリング間隔を用いてサンプリングされる。IITからの可視光出力がし きい値を超えるとき、短期サンプリング間隔からの測定値が用いられる。逆に、 大きさがしきい値よりも小さいときには長期サンプリング間隔からの測定値が用 いられる。
短い間隔の測定値が用いられるときは、計数比を掛ける。
この計数比は、長間隔測定値と短間隔測定値とを比較することにより、較正光源 で決定される。この計数比は次に長間隔測定値と計数fヒされた短間隔測定値と の間の最適な最小2乗フィ・レトを得られるように調整する。
短間隔αI定値に用いる開鎖は、フォトダイオードの飽和レベルに近く、しかも それより6小さな点になるように選択する。実際には、短間隔測定値と長間隔測 定値との間での移行は、長間隔のサンプリングと短間隔のサンプリングの組合せ に重みをつけて用いることにより行う。
本発明の実施例においては、検体の大きさの移行範囲を定義して、移行範囲より も小さなサンプリング強度に関しては長間隔の測定値を用いる。移行範囲よりも 大きなサンプリング強度については、計数化した短間隔の測定値を用いる。最後 に移行範囲内のサンプリング強度については、両者を組合せて重みをつけて用い る。
電子信号処理手段により実行される調整には、線形アレイからの検出器信号の線 形化が含まれる。これには複数の111次項式を用いるが、これらはそれぞれフ ォトダイオードからの信号強度の異なる範囲に関して有効である。これらの多項 式の係数は、線形アレイのフォトダイオードからの応答データを、正規化フォト ダイオードからの応答データに「最小2乗jカーブ フィッティングさせること により決定される。
ある実施例においては、異なるn次多項式が重複する範囲について有効であり、 重複する検出器信号については、その重複に関して有効なn次の多項式から得た 値の組合せに重みをつけて、線形1ヒされた検出器信号として用いる。
画像拡大検出器アレイが、スキャン円直径を拡大するために設けられる。画1亀 拡大検出器アレイは、画像増強管の一端に置かれて、直接的にX線光子を検出す る1画像拡大検出器アレイの各検出器には、シンチレーティング結晶体とフ第1 ・ダイオードとが含まれる0画像拡大検出器アレイからの信号は電子信号処理手 段により調整される。
電子信号処理手段には、IITと拡大検出器フォトダイオードの両方からの広い 範囲の大きさの検出器信号を受け入れるための手段が含まれる。これに含まれる のは、電子信号処理手段のオフセット・エラーを最小限に抑えて、ダイナミック  レンジを強(ヒする、リセット クランプ構成を有する、フォトダイオードか ら受け取った電荷を増幅するための積分前置増幅器回路が含まれる。積分前置増 幅器により、サンプリングを位相ロックして、続いて信号をデジタル(ヒし、X 線源とシステムとが全体として一次電力を得られるような線間電圧にすることに より低ノイズ条件が得られる。
さらに電子信号調整手段による信号調整には、バ・ンクグランド・ノイズと点展 開関数効果を補正する装置と方法とが禽まれる。バックグランド・ノイズは光電 検出器上に照射せずに測定して、スキャン中の検出器信号から減する6 点展開 関数効果に関しては、IIT、光学系および光電検出器の画CUヒチェーン内で は、意図的に照射されない充電検出器内のフォトダイオードに関して有効な出力 レベルが存在することになる。これは一部にはIIT内の電子の集束ずれ、光学 系内の光子の集束ずれと散乱および光学系内の内部反射のためである6点展開関 数効果は、フォトダイオードのうち選択されたものを画像増強管を選択的に照射 することにより照射し、アレイ内の全〕第1・ダイオードの出力レベルを読み出 すことにより測定される6照射フオトダイオードに対する出力レベルはゼロアラ l〜されて、残りの出力レベルを用いて実際のスキャン中に得た検出器の読み取 り値をデコンボリューションする( deconvo 1ute )ための修正 マトリクスを形成するために用いる。
図面の簡単な説明 第1図は、本発明の検出器システムのブロック図である。
第2図は頭部スキャンのための再構成直径の図である。
第3図は頭部CTのためのシミュレータの幾何学形状の側面図である。
第4図は本発明と組み合わせて用いることのできる放射線治療用シミュレータの f!1.!VLな透視図である。
第4図は、放射線治療用シミュレータ・システムに追加して、本発明によるCT シミュレータ・システムを得ることのできる、本発明の要素(*により示す)を 示すブロック図である。
第6図は、胴体CTのためのシミュレータの幾何学形状の側面図である。
第7図は、胴体CTのための再構成直径の図である。
第8図は、画像拡大検出器アレイで、IITに追加して、本発明のスキャン円直 径を大きくするために用いることのできるアレイを示す。
第9図は、典型的な画像増強管の断面図と、本発明の関連光学系を示す6 第10図は、本発明のフォトダイオード線形アレイ、前置増幅器およびA D  Cの簡略図である。
第11図は、ある実施例の前置増幅器、積算器およびリセツ1〜 クランプ回路 を実現するために用いる回路構成の詳細な図である。
第12図は、画像拡大検出器アレイのフォトダイオードの相対的位置を示す6 第13図は、画(i拡大検出器アレイから見た検出器を示す。
第14図は画像拡大検出器アレイから見た検出器の検出器面に沿った、感度プロ フィルを示す。
第15図は画像拡大検出器アレイと共に用いられるサンプリング前置増幅器回路 構成の詳細図である6第16図は、フォトダイオード線形アレイと、画像拡大検 出器アレイとからのデータ収集の相対的タイミング図である。
第17図は、ミラー位置合わせ装置の上面図である。
第18図は、第17図のミラー位置合わせ装置を用いた検出器応答の図である。
第19図は、本発明の中心検出手順に用いられる移動ビンノ)配置を示す。
第20図は、本発明の中心検出手順の検出器応答の図である。
第21図は、妨害された光線の角度と妨害光線に応答した検出器を表にしたもの である。
第22図は、第21図で表にした情報を実際の測定データと組み合わせて用いる 方法を示す。
第23図は、点展開関数を決定するための装置と応答とを示す。
第24図は、点展開関数データの収集と準備とを示す。
第25図は、実際のピークをゼロアウトした陵で、データがどのように見えるか を示したものである。
第26[21は、データ収集と修正の手順全体を示す。
第27図は、フォトダイオード番号と係数値を示す表である。
第28図は、線量と測定された検出器応答の多項式ツイツチインクの図である。
第29図は、フォトダイオードの非線形性を補正する3つの4)k多項式の係数 を決定する手順を示す。
第30A図は、第29図に示された3つの多項式を用いた検出器読み取り値の修 正を示す。
第30B図は、本発明の好適な方法による検出器読み取り値の修正を示すもので 、各多項式の結果に重みをつけ、その後重みをつけた多項式の和を修正された検 出器読み取り直として用いるものである。
第30C図は、係数範囲の1例として、第30B図に用いた重み関数を示す。
第31図は、重複投影修正のために各投影のデータに割り当てられた重みを示す 。
第32図は、第24図および第25図に示されたεマI・リクスを用いて、PS Fを修正するデコンボリューション(11econvolut、 ion )を 行う方法を示す。
第33A図、第33B図および第33C図は、X線源3゜の位置が異なった場き に、フォトダイオード線形アレイの異なる検出器が、較正針により妨害された光 線にどのように影響を受けるかを示す。
用語集 以下に示すのは、下記の解説で用いられる用語のリストの一部である: ABS:自動輝度システム A、DC:アナログ−デジタル変換器 CdWO,:タングステン酸カドミウムC,,:’i番目の多項式の多項式係数 と、多項式のj次項C5I:ヨウ化セシウム CT:コンピュータX線断層撮影 DET、:実際の検出器測定値 DET、’ :フオl・ダイオード非線形性に関して修正した実際の検出器測定 値 DMA :直接メモリ・アクセス FAD :焦点−軸(アイソセンタ)距離FID:焦点−増強装置距離 F、S、A、D、:焦点−アクセス距離IIT:画像増強管 LED・発フォトダイオード Pb:鉛 PSF:点展開関数 RAM・ランタム アクセス・メモリ RMS:二乗平均 TDC:上死点 発明の実施例 第1図では、本発明のシミュレータにおいて目標がスキャンされて、目標の回転 軸の周囲の異なる選択角度において一連の投影が行われる。投影は、この選択角 度のそれぞれにおいて目標物に扇形の放射線の全体または一部を通過させること により行われる。各投影では、目標で減衰された扇形放射線が画像増強管に入力 されて、この増強管により放射線光子が可視光子に変換される。可視光子は次に フォトダイオード線形アレイを用いて検出される。フ第1・ダイオード線形アし イからの信号は調整されて、その後デジタル形式に変換される。デジタル情報は 、次にコンピュータ制御のもとで処理されて、バンクグランド・ノイズのデータ 、画像増強管とフォトダイオード アレイの非線形性1画像1ヒチェーン内の点 展開、その池の効果に関して修正がなさiする6次に、各投影の修正データが用 いられて、そのスキャンの目標の断面の画顯が再構成される。複数のスキャンを とって、目標の3次元〔象を作ることもできる。これらのスキャンは、吸収係数 や吸収密度を変えてモニタ上に表示することができる。再構成された画像を、デ ジタル形式で記憶させて後で見ることも可能である。
扇形ビームのX線放射線の全体を用いるか、部分を用いるかは、!スキャンされ る目標の直径と、用いることのできる検出器エレクトロニクス部の寸法とに依存 する。たとえば、12インチの画像増強管を用いて患者の頭部をスキャンしたい 場合は、扇形ビーム全体を用いる。このときは扇形ビーム。
患者の頭部1画像増強管の中心は共通の軸に合わされている。
一方、患者の胴木部をスキャンしたい場合で、12インチの画像増強管を用いる ときは、胴体の直径が大きすぎて管の12インチの幅内に完全には収まらない。
このような場合は、扇形ビームの一部を用いて、扇形ビームと患者の中心がある 軸から画像増強管をオフセットさせる。
画像拡大の実施例 本発明の他の実施例では、画像拡大を行って、それにより患者の最大スキャン円 直径を大きくする。たとえば、30cm(12インチ)の画像増強管を用いると 40cmから50cmになる。これにより、患者と台座との間が60cmから7 7cmまで広がり、さらに48cm幅の患者用カウチを用いることができるよう になる。
画像拡大を用いずに12インチ画像増強管を用いると、スキヤシすることのでき る最大目標寸法は、画像増強管の直径とX線源からのそσ〕距離とにより制約を 受ける。
扇形ビーム全体と部分的扇形ビームの使用12インチの画像増強管の有効面積は 、ユニットにより変わるが、通常はX線源から135cmの距離で、表面の幅が 28cm±1cmである。第2図に示されるような扇形全体を用いて、100c mに中心を合わせた頭部スキャンでは、この形状の最大寸法目標は21cm径に 制限される。 Diffriet+Lの人体寸法に関する出版物(N、 Dif frient他、Husanscale 11212 Manual、1979 年、MIT Press参照)によれば、この数値でアメリカの男性の約95% をカバーすることができる0診断用CTスキャナは、最大25cmの頭部スキャ ン円を肴するのが普通なので、はぼ100%の人口に対処することができ、患者 の位置設定の厳格さをそれほど必要としない。
非対称の(または部分的> xam形ビームを用いることにより、頭部スキャン も胴体スキャンも寸法を大きくすることができる。シミュレータの頭部スキャン 円は、非対称ビームを用いると、扇形全体を用いるのに対して、25 c mま で大きくすることができる。この方法で画像増強管を中心から数Cnlオフセッ トすると、360度のスキャンが行われる。このように扇形全体を用いるのと比 較してより大きな面積をカバーすることができる。各投影で目標全体を見ること ができないので、コントラス1〜と空間解像度は多少失われる。
次に、本件と同日に出願され、同一の譲渡人に対して譲渡されたr部分扇形ビー ムX線断層撮影装置とデータ再構成方法 (Partial Fan−beam  Tomographic Apparal:us and Data Rec onstrucLion MeLbod) Jという題名の同時出願特許申請に 説明されているPavkovicl+の扇形ビーム再構成方法の変形を用いて、 投影データが再構成される6 胴体スキャンの場合は、画像増強管を最大限に移動させる。
上記の構成による最大胴体スキャンは、第7図に示されるように40 c m末 溝である。この数値は、95%のアメリカ人男性の胸部幅をカバーするものであ るが、肩幅の場合は50%未満になる。大半の診断用スキャナは50 c mの 最大胴体スキャンを有しており、これでアメリカ人男性の97%をカバーするこ とができる。
放射線治療用シミュレーター−詳細 ひとつの用途として本発明を放射線治療用シミュレータおよび計画システムと組 み合わせて用いる。
放射線治療シミュレータおよび計画システム(「シミュレータ」)は、メガボル ト級の放射線治療装置の形状と動作とを模倣するものである。シミュレータ・シ ステムは以下の基本的な部分に分割することができる:すなわち、回転アームの ついた床1き用駆動ユニット、xiヘッドおよびクロスワイヤ・アセンブリ、画 像増強装置のついた検出器、治療用力ウチ、リレー・フレームおよび制御ユニツ l〜である。本発明に用いるのに適した基本的なシミュレータ・システムの部品 の多くは、本件の譲渡人であるVarian社製のXimatron CRシミ ュレータ、システム(XimaLron CRRadiotherapy 5i lulator System)に見る。二とができる。
駆動ユニ・ノド 第4図に示されるように、駆動ユニツl〜10は、通常、台座にボルト止めされ た溶接#1体がらなり、これは最終的な床仕上げが完成しないうちに床に鋳造さ れていることが好ましい。駆動措遺体は可変速度電気駆動ユニットと、回転アー ム12が配置されている高精度のスルーイング−リング・ベアリングとを内蔵し ている。アーム12上にはキャリッジ14゜16が装着されて、それぞれがX線 ヘッド・アセンブリ18と画像増強管アセンブリ20用となっている。アーム前 部には円形のディスク22が付けられ、この円周上にはOloがら360.0度 までの目盛りが付いている。スクリーン壁(図示せず)が設けられて、これには ゼロ・データが見えなくても読み取りやすいように小さなサブスケールの付いた スゲール用のゼロ データマークが1寸いている。スクリーン壁は、仕切り壁に 内蔵されており、仕切り壁によって駆動ユニツ1へと駆動ギアとを部屋から仕切 って清浄な佳上げとしている。
X線へラド18 アーム12の上部を通ってX線ヘッド アセンブリ18が突き出しており、これ は頑丈な銅体に装着されている。シミュレータのX線システムは125kVpお よび300夏nA(放射線モー1で)またはl 25 k V pおよび30… A(蛍光モート)の出力含有する発生装置、並びに二重焦点(U6n+mおよび 1 m m ) X線管、永久21旧11エレメントおよびフィルタをもつ。X 線管は銅体の端部のヨーク上に装着されている。
管の下方には釦ブレードの付いたコリメータが装着されており、35 c mお よび1.OOcm(7)F、S、A、D により0ないし35までのフィールド ・サイズに手動設定することができる。コリメータにはハウジング四面のスイッ チにより操イトされるランプかついており、ブレードを通して患者の1り肩上に X線ビームの面積を決める。
コリメータの前部にはクロスワイヤ・アセンブリが装着されている。これには2 対のモータ駆動式のタングステン・ワイ六゛がイ°jいていて、]、 00 c  mのF、S、A、D、においで4 x =4 c口lから30 x 30 c  mまでの任意の正方形または矩形のフィールドを(Fり出す6クロスワイヤ  ハウジング内部の窓には、100 c mの距離のフィールド・サイズを示すス ケールが付いている。これらは遠隔操作用コンソール内の電気インジケータにも 繰り返されている。コリメータとクロスワイヤ アセンブリは、レンジ上45度 のモータ駆動および手動回転ができる。角度位置を読み取るための適切なスケー ルが設けられる。ヘッド全体は最大100 c mのF、S、A。
D、から60 c mまで電気的に駆動することができる。
検出器20 アーム12の前底部を通って突き出しているのが画像増強管アセンブリ20であ る。このユニットは二重キャリッジ上に装着されて、X線ビームの中心周辺の± 18cmのエリアで縦にも横にもスキャンすることができる。アセンブリ全体は 、回転軸から画像増強装置24までの距離を最大50 c +nから10cmま で電気的に駆動することができる0画像増強管面24に装着されている衝突防止 バーを操作すると、電源を動作モータから隔離する。衝突状態を越えて駆動する ための衝突防止連動系を収り消す装置がされている。
治療用カウチ26 カウチ アセンブリ26には、大きな精密ベアリング・リング上に支持された鋼 鉄製の枠がある。これらは床に鋳造された穴に装着されている。枠は、カウチ2 6用の望遠鏡ラム。
アセンブリ28を丸い床部分と共に動かず。ヘアリングは、電気でまたは手動で 、X線ビームを中心に±100度カウチ26の中心合わせをすることができる。
位置決めのために、穴の縁にスケールがけいている。
望遠鏡ラム・アセンブリ28は最低60cmから最大120cmの高さまでカウ チ上部を上下に移動させる。
望遠鏡ラムの上部には、サブシャーシが装着されており、手動で横方向の移動が できるようになっている。カウチの両側にはレバーによる手動ブレーキが設けら れて、設定位置にカウチ上部を固定する。このサブシャーシには幅50cm、長 さ213cmのIll講カウチが付いている。これは、123Cmまでのモータ 駆動による上下移動を助け、迅速な設定を助けるなめに手動の収り消し装置とな っている。望遠鏡ラムアセンブリのカウチ上部の手動回転も行われる1手動ブレ ーキが設けられて、任意の(i置に上部をロックできる。
3つの取り外し可能な部分からなるクッション部があり、43x:31cmの開 口部を作る。全体が透明なズラスナックフィルムが、クッションが外されたとき に患者を支える。取り外し可能な頭部クッションが設けられて、頭部クランプを 装着するためなどのドリル板を露出する。
システム全体 第1図ないし第5図には、本発明によるコンピュータX線断層撮影システムが示 される。第1図は、X線源30と患者32とに関してデータを収集する本発明の 要素を示すブロック図である。第5図は、本発明によるCTシミュレータ、シス テムを得るために、上記に参照されたXimatronシミュレータ・システム に追加された、本発明の要素(*で示される)を図示するブロック図である。
第5図で示される追加要素に含まれるのは、以下のものである:すなわち、患者 前部コリメータ34.患者後部コリメータ36.グリッド381画像増強管40 .直角反転ミラー42、フォトダイオード線形アレイ441画像拡大装置45゜ 16ビツトADCおよびインターフェース・エレクトロニクス部46.データ収 集インターフェース48.処理および表示用コンピュータ50である。
データ収集経路 第1図では、X線#30が、放射線を患者前部コリメータ34、患h32.そし て患者隆部コリメータ36.散乱防止グリッド38を通して、画像増強管40  (I IT)と画像拡大装置45まで送っている。
画像増強管40の画像は第ルンズ52.直角ミラー42および第2レンズ52を 用いてフォトダイオード線形アレイ44上に投影される。直角ミラー42が経路 から外れて振れたときは、画像増強管40の画像はテレビカメラ56で見ること ができる。
フォトダイオード・アレイ44と画1!!拡大装置45からの信号は、コマンド によって前置増幅器、積算器、リセットおよびクランプ回路58に送られる。前 置増幅器、積算器、リセットおよび2ランプ回路58の制御論理回路構成60は 、タイミング信号を発生して、それらは位相ロックされたループ・タイミングお よび制御回路62により設けられるクロックから導かれる。回路62は50 /  60 Hzの線周波数に同期する。制御信号と光強度信号とは前置増幅器、積 算器、リセットおよびクランプ回路58から、増幅器およびフィルタ64を通じ て、多重化装置65でX!!正規化検出器66からの信号と、画像拡大検出器ア レイ45からの信号とにより多重化されて、アナログ−デジタル変換器および制 御回路68(ADC)に送られる。ADC68は、書き込み許可信号を台座角度 エンコーダおよび論理回路70に送り、両者が光学的に隔離されたデータ経路7 2と多重化装置67とを時間多重方式で介して、データ処理コンピュータ50( 第5図)に信号を送る。コンピュータ50は、初期接続信号をADC68に返送 する。
上記のシステムの個別の部分を選択して、以下に詳細に解説する。
患者前部および患者後部コリメータ34.36患者前部コリメータ34は、目標 に入射した扇形ビームの一次規準を定める。これらのコリメータは通常、鉛(P b)でできており、取り外し可能な設計で、通常はアイソセンタ74において0 .5センチないし1.0センチのビーム幅となる。第2図、第3図、第6図およ び第7図に、X線源30゜患者前部コリメータ34.患者の回転中心(「アイソ センタ」)、患者後部コリメータ36および画像増強管面24の位置寸法図を示 す(画像拡大装置45はなし)、第2図および第3図には、扇形ビーム全体によ る「頭部」スキャンのための位置寸法図を示す。第6図および第7図には部分扇 形ビームを用いた「胴体」スキャンのための寸法図を示す。
「頭部」スキャンの場合は、第3図および第2図から、X線源30の焦点がアイ ソセンタ74から約100センチの位置にあり、画像増強管面24はアイソセン タ74から約32センチの位置にあることがわかる。第3図はビーム幅を4値切 って描かれたもので、回転アーム12の回転軸が紙面上にある。
第2図はビーム幅の両端から見たもので、回転アーム12の回転軸が紙面から外 れた位置にある。
X線ビーム内には、ビーム寸法調整はさみ部76があり、X41源30の焦点か ら約65センチの位置に患者前部コリメータ34が位置する。X線正規化検出器 66は患者前部コリメータ34のX線源側に置かれる。患昔後部コリメータ36 は画@増強管40のすぐ上に置かれる。
[頭部Jスキャンの場合、約5m用の厚みを持つ(アイソセンタ74において) 扇形ビーム全体が用いられる。第3図を参照のこと。画像増強管面24がビーム の中心にある。X線源30.アイソセンタ741画像増強管面24が上記のよう な空間的配置にあるとすると、患者前部コリメータは約6mmの間隙幅を持つ。
患者後部コリメータ36は約8m用の間隙幅分持つ。ビーム寸法調整はさみ部7 6は、患者前部コリメータ34におけるビーム厚が、X線正規化検出器66を充 分に照射し、アイソセンタ74で約211センチのビーム幅となるように設定さ れる(第2図参照)。さらに、ビーム寸法調整はさみ部76を患者前部コリメー タ34に充分に近づ(子て置き、コリメータ34がビームの一次コリメータとし て機能するようにする6 「胴1本」スキャンの場合、アイソセンタ74で4’t 1センチのビーム幅を もつ部5″r扇形ビームが用いられる。第6図に示されるように、患者前部コリ メータ34はX線源30の焦点から55ないL65センチの位置に置かれ、約6 川mの間隙幅を持つ。画像増強管面24はアイソセンタ74から約35センチの 位置に置かれる。患者後部コリメータ36は約13ntmの間隙幅を持つ、第7 図に示されるように、回転アーム12の回転軸を紙面から外れ、画像増強管面2 4が中心からずれて、ビーム寸法調整はさみ部76が部分的扇形ビームを発生ず るように設定される。たとえば、患者前部コリメータ34からのビームは画像増 強管面24を端から端まで照射するが、アイソセンタ74を通るビームの部分は 画像増強管面24の一端から約3センチのところに入射する。第7図を参照のこ と。
角度でいうと、ビームはX線源30の焦点とアイソセンタ74との間を通る中心 線75から約1.27度の外端を有し、もう一方の外端は中心線75から約10 .49度となる。
この実施例においては、頭部スキャンのためのスライス厚はアイソセンタで5m m、F、1.D、は147センチである。胴体のスキャンでは現在のスライス厚 はアイソセンタで1センチ、F、1.D、は147センチである。このために患 者スキャン円の空隙が大きくなる。
14・1円筒焦点グリッドが患者後部コリメータ36に含まれる。
患者前部コリメータ34は、患者に対する線量と散乱とを小さくするのに役立つ 、よく規定された扇形を与える。また、コリメータ34は患者32の厚みの少な い部分を通り抜けるX線ビームの周辺部を減衰するビーム整形フィルタをもつ。
これは患者に対する線量を小さくするだけでなく、IIT40と)オ1〜ダイオ ード線形アレイ44とが応答しなければならないダイナミック・レンジをも小さ くする。
画像拡大装置45との位置関係 第8図は、画像拡大装置45を用いた場合の寸法図を示す。
このような構成では、50センチの患者スキャン円のために部分的な扇形ビーム を用いる。患者前部コリメータ34は、X線源30から59ないし63センチの 位置に置く;アイソセンタはX線源30から約100センチのところにある。画 像増強管面24はX線源30から約147センチのところにある;そして画f1 1拡大装置45のもっとも垂直になる点を画像増強管面24から約8.5センチ 上方に置く。
X線正規化検出器66 第1図に戻り、X線正規化検出器66を患者前部コリメータ34の間隙の片側に 装着し、スキャン中にX線管の出力振動を正規化するために用いられる源強度の 読み収り値を設ける。X線正規化検出器66は、減衰されないX線光束を測定し て、検出器が大きな立1本角のビームとサンプリングできるようにする。X線正 規化検出器66は、シンデレーティング−タングステン酸カドミウム(CdW○ 、)結晶とシリコンフォトダイオードとを組み合わせることにより形成する。こ の結晶は6 x 6 m m、3mm厚であることが好ましい。結晶材fEl。
フォI−ダイオードおよびその構造の計則は、画像拡大検出器アレイ45の解説 においてさらに述べる。
IIT40と集光光学系84 12インチの画像増強管(IIT)40は従来の医療用画像増強装置で、X線光 子を可視光子に変換するだめの変換器としてi能する6第9図は典型的な画像増 強管の断面図と、本発明の関連光学系を示す。入射X線光子は画(@増強管面2 4で、薄い0.3mmのC5I(ヨウ1ヒセシウム)シンチレータ78により吸 収される。Csl結晶は、光子を放出して、これらが1寸属の光電陰極80によ り電子に変換される。電子は集束グリッドGl、G2.G3により加速され、出 力蛍光体82上に集束されて光変換される。この過程の量子効率は、光子から入 射X線光子で4ないし5桁の強度(104ないし105)となる。
Cslシンチレータ78は通常は12ミルの厚みを持−)。
出力蛍光体82はr P 2 OJタイプ(ZnCdS)であルt、−とが好ま しい。加速電圧は通常30ないし35kVである。
画像増強管40の出力において1インチ径の画像が生成される。鉛の患者後部コ リメータ36(第1図)と、散乱防止グリッド38とが用いられて、CTスライ ス厚を決定しX線の散乱を減らす。患者後部コリメータ38装置が円形のアルミ 板上に搭載されて、この板はIIT40の装着リングにボルト止めされる。
測定システムの全体的なQDEは、IIT出力蛍光体82におけるこれらの光子 の効率的な収集に依存する。llTm力を観測する集光光学系84は、第1図お よび第9図に示されるようなレンズ系である。このレンズ装置の集光効率は、透 過率と、開口数の2乗とに比例する0両レンズ52.54の焦点を無限大に設定 すると、その集光効率は約1%で、第2レンスのfストップ設定に依存する。こ の場合のIITがら光電検出器へのADEはまだユニティより2ないし3桁(] C0ないし10″)大きい強度である。 本発明のある実施例においては、第ル ンス52は従来の82 m ntレンズでfストップは1.2、焦点は無限大で ある;第2レンズ54は従来の& Ommレンズでfストップは5.6、焦点は 無限大である。
蛍光テレビカメラ56とフォトダイオード線形アレイ44の両方を恒久的に搭載 するために、モータ駆動式の45度回転ミラー42の1寸いた二重ボート配電盤 を用いて、標準の配電盤の代わりにIIT40に装着する。回転ミラー44は通 常は蛍光位置にあり、CTモードが選択されると、ミラーは90度回転してII T光出力が第2レンズ54を通じて線形検出器アレイ44に向かうようにする。
フオ1−ダイオード線形アレイ44 11Tからの画像データの光電検出器としての適性に関して、さまざまな固体ア レイが評価されてきた。このシステムにおける光電検出器の条件には以下のよう なものがある:無理のないスペクトル感度、広い、たとえば100.0001の 信号ダイナミンク レンジ1画像を再生するのに充分な空間解像度、フォトタイ オード線形アレイ44をIIT40の出力に簡単に結合できるような無理のない 幾何学的寸法も必要である。
市販の512チヤンネル線形シリコン・ダイオード アレイがこの条件を満たし て、優れた結果をあげている。このアレイは1日本の浜松型のハママツにより製 造されている線形画像センサ番号52301である。このアレイは長さ1インチ (25,6mm)、幅2.5mmである。各ダイオード検出器は50ミクロンx  2 、511I IIIで、有効面積は72%である。IIT出力出力画面径 1インチのとき1対1のtlll造の集光光学系84を11ゴ40とアレイ4/ 1との間に用いる。ソイ1ヘダイオード線形アレイ44はカメラ・ハウジングに 内蔵されて、このハウジングが直角回転ミラー42の出口窓の1つに装着される 。
アレイの正規化された光子応答は475ないし875ナノメータの範囲で60% 超となり、IIT出力蛍光体スペクトルに重なる。rP20J蛍光体からのFI T光出力スベクI・ルは532 n mでピークとなる。このためシリコンフォ 1〜ダイオード・スペクトル応答はrP20J蛍光体の曲線にき埋的に対応する 。シリコンのQDEは、光子当り約0.6ないし0.7を子である。そのため上 記から、シリコンの正孔対に対する入射X!I光子の全体的なQDE比は、シス テム全体のユニティよりも依然としてはるかに大きい。
目標上で1mmの空間解像度を得るために、検出器は画像をデジタル化すること ができるだけの充分な数のチャンネルを持たねばならない。フォトタイオード線 形アレイ44は512チヤンネルを持ち、これは12インチ管では画像増強管面 24において検出器当り0.6mmとなる。画像増強管40に関する試験と仕様 では、この空間解像度が12インチ径では1mn+当り約3,5本の対となり、 これはダイオードアレイにしたときのl H+ m当り0.9本の対を上回って いる。
そのため、目標に投影すると、再構成された画像データでは1 m mの解像度 が可能になる。
フォトダイオード線形アレイ44は512チヤンネルの線形デバイスであり、各 チャンネルは1回の露光中に22ピコクーロンの電荷を蓄積することができる6 市販のアレイと前置増幅器のノイズ特性は3500電子1− III Sと規定 されている。飽和レベルとノイズの比は、1回の測定で39.00:1の最大信 号対雑a比となる。
画像増強管40の点展開応答は少なくとも100,000=1のダイナミック信 号レンジを示す。しかし、フォトダイオード線形アレイ44の羊−のチャンネル ・ダイナミック・レンジはメーカーの前置増幅器で用いたときは35.000: 1しかなかった。そのため、1回の測定ではフォトダイオード線形アレイ44は IIT40の出力に対応できる充分なダイナミ7り・レンジを持たない。
ダイナミック・レンジの改善 本発明により、を荷前置増幅器回路樽成におけるその池のいくつかの改良と共に 、二重露光時間スキームが採用されて、IIT40の100,000:1の信号 レンジを利用することができる6新しい前置増幅器積算器の設計により室温て5 o、ooo・1のレンジが可能になっている。二重露光時間スキームと、新型の 前置増幅器積算器設計とを組み合わせることにより、アレイ〜n装置増幅器のダ イナミック・レンジは、100/′83m5ec (50/60Hz)の測定間 隔で400.000:1、または各チャンネルに対して19ビットとなり、しか も光子の数値は維持されている。
ダイナミック、レンジの改善は、ひとつには、前置増幅器内の電荷増幅器リセッ ト ノイズ効果を最小限に抑え、測定値を線周波数に位相ロックし、アナログ増 幅スキームを用いてフォトダイオード線形アレイ44の信号をデジタル形式に変 換する前に増幅することによりなされた。
線周波数への位相ロック 測定二じクトロニクス部のダイナミック・レンジが低下する原因の1つは、X8 .源内の線周波数に関するリップルと高調波である。リップルと高調波とはX線 源のために高電圧のCWを発生する際に用いられる線間電圧の整流の副産物であ る。:・ 第1図に示されるように、位相ロックされたループ・タイミングおよび制御回路 62によりいくつかのクロックが発生され、これらが線周波数に同期する。さら に詳しくいえば、位相口/りされたループ・タイミングおよび制御回路62には 、電圧制御発振器(図示せず)が含まれており、これは線周波数の所定1@数で 動(’fiシ、線周波数に同期する。位相ロックされたループ タイミングおよ び制御回路62は、電圧制御発振器の信号をサンプリング クロック86と開始 フレーム・クロック88とに分ける分圧回路である。第1図に示される実施例で は、サンプリング・クロ/り86は262 K 1−IZであり、開始フレーム ・クロックには13.3Hz成分と120 Hz成分とが古まれる。これらのタ ロツクは@置増幅器、積算器、リセットおよびクランプ回路58に入力される。
以下に述べるように、これらのクロックがフォトダイオード線形アレイ44のサ ンプリングと二N露光時間スキームに用いられる。さらに、位相ロックされたタ イミングおよび制(1回路62が、選択信号をアナログ−デジタル変換器および 制御回路68に供給して、その動作を同期させる。測定エレクトロニクス部のタ イミングが上記のように位相ロックされているときは、線周波数のリップルと高 調波とを実質的に排除することができる。
前置増幅層積X器、リセットおよびクランプ回路58第10図および第11図で 、前置増幅器、積算器、リセ・11・およびクランプ回路58を詳細に解説する 。第10図では、フォトダイオード線形アレイ44のmQLな図が示されている 。
512個のフォトダイオードの陽極は、禁止帯幅電圧基準のような低ノイズの基 準に接続されている。512個のダイオードのそれぞれの陰極はバス・トランジ スタ92を介してビデオ!190に結合されている。バス・l・ランジスタはサ ンプリング・クロック86とは離れて動(1する内部クロックにより順次パルス 1ヒさhる。第1図および第11図を参照。
バス トランジスタ92がパルス1ヒされると、それに接続されるフォトダイオ ードに蓄債していた電荷がビデオ4190に入れられる。この電荷は前置増幅器 、積算器、リセットおよびクランプ回路58の入力段96の帰還ループにあるコ ンデンサ94に運ばれる。入力段96は、電荷増幅器および積算器として動1ヤ して、その出力においてコンデンサ94に現れる電荷量に比例する電圧を発生さ せる。コンデンサ98は入力段96の出力でその電圧を低域フィルタ100に結 合させるが、このフィルタは約4のゲインをもつ、低域フィルタ100は高いイ ンピーダンス入力を有して、ADC68によるアナログ−デジタル変換に先立ち 前置フィルタとして動(卜する。ADC68は単体の16ビツト線形アナログ− デジタル変換器である。
入力段96には、低ノイズ7高入力インピーダンスの増幅器段が含まれる。好適 な実施例においては、タイプ2N5912のような別々の低ノイズ電界効果トラ 〉′ジスタを対にして増幅器の前端電圧従道体として用いる。第11図を参照の こと、積み重ねられた対の出力が、カリフォルニア州すンタクララのPMr社製 のデバイス番号0P−27のような、高インピーダンス演算増幅器の反転入力に 入力される。
リセットおよびクランプ 前置増幅器、fll算器、リセットおよびクランプ回路58には、コンデンサ9 4と並列に接続されたリセット・トランジスタ102と、低域フィルタ100に 接続された結合コンデンサ98の端部に接続されたクランプ・トランジスタ10 4とが含まhる。リセット・トランジスタ102はパルス化されてコンデンサ9 4を放電させて、サンプリング中の次のフォトダイオードからの電荷を受け取る 準備をする。
ランダム・オフセット電圧はリセット トランジスタ1゜2のゲートからりコン デンサ・フィードスルーをとおり信号経路に結合されることがわがっている。こ のオフセットはリセット トランジスタ102のゲートに印加される制御電圧の 1/2程度になりうる。またクランプ・トランジスタ1゜4を追加することによ り上記のオフセラj・を115程度小さくできることもわかっている。
動作中は、リセット トランジスタエo2が所定の時間、たとえば2マイクロ秒 間、正の前進パルスによりパルス化される。同時にクランプ・トランジスタ10 4は負の前進パルスにより、この場合は2倍の時間、たとえば4マイクロ秒間パ ルス化される。クランプ・トランジスタ104がパルス化されている間、結合コ ンデンサ98はオフセット電圧に電荷する。負の前進パルスが完了すると、低域 フィルタ100に接続された結合コンデンサ98の端部か人力段96の出力に追 随するが、これはフォトダイオード線形アレイ44内でナンプリングされている 次のフォトダイオードから運ばれる電荷に比例する電圧を想定したものである。
第11図には、前置増幅器、積算器、リセッl〜およびクランプ回R58の1つ の実施例を実行するために用いられる回路構成のJf細な図が示されている。こ の実施例では、低域フィルタ100は3つの別々のステージに実現される:すな わち106.108.110で、結合コンデンサ98とクランプトランジスタ1 04とはステージ106と108との間に配置される。ステージ106は、非反 転型で36のゲインと610 k l−T zの低域フィルタ・ニーを設ける: ステージ108は従道木として動IYする;ステージ110は反転型で1゜2の ゲインと220kHzの低域フィルタ・ニーを設ける。
さらに第11図にはフォ)・ダイオード線形アレイ44をサンプリングする際に 用いられる3相クロツクを発生する回路112が示されている:リセット・パル ス114とクランプ・パルス116がトランジスタ102,104をそれぞれリ セット、クランプするために供給される;また変tfA(″g号118がADC ’68に供給される。
画像拡大検出器45 第12図、第13図および第14図では、両頭拡大検出器45に32Mの独立し た検出器200のアレイが含まれている。各検出器200には紫外線で強化され たシリコンフォトダイオード204に搭載され、光学的に結合された高密度のタ ングステン酸カドミウム(CdWO4)のシンチレーティング結晶202が含ま れている。シンチレーティング結晶202は、幅2mm、長さ12mm、厚みが 3mmで次のような特性を持っている: 3 m mでの150keVガンマの停止能 、、、、90%12 m mでの 3MeVガンマの停止能 、、、、、30%NaIに関する光出力(Tl)、、 、、、、、、、40%最大発光波長 、、、、、、、、、、、、、 540rz n壊変定数 、、、、、、、、、、、、、、5μsec3msecの残光 、、 、、、、、、、、、、、0.1%540 n rnにおける屈折率 、、、、、 、2.2−2.3300にでの消灯温度係数 、1.0%/deg、にこのよう な結晶は、日本の東京にあるN K、 Kおよびオノ\イオ州5alonのll arshaw Chemica1社から販売されている。
各結晶はフォトダイオード204に団脂装着されるが、この際にフォトダイオー ドに対向する面を研磨して、白色の反射皮膜を塗布し、黒色エポキシで密封する 。フォトダイオード204は浜松市にあるハママツ社製のモデル番号51337 1.6Brであることが好ましく、摂氏25度において次のような特性を持つこ とが好ましい: 540 n +nにおける量子効率 、、、、、、、、、70%54、 On  mにおける放射線感度 、0.35A/Wノイズ等酒電力 5xlO−15W/ rootHz立ち上がり時間 、 、02μsec ダイナミ/り・レンジ 10−12ないし10−″A10+nV反転バイアスに おける暗電流 最大25ρA10mV反転バイアスにおける接合容量 、、、6 5pF5V反転バイアスにおける暗電流 、 、 通常60 p A5V5Vバ イアスにおける接合容量 22pFフォトダイオード204は1.1x5.9n 口nの有効面積を有する。フォトダイオード204は幅2.7mm長さ15m1 nのケースにはいる。これで画IIa拡大検出器アレイ45の検出器間隔が2. 85、長さが9mmとなる6各シンチレーテイング結晶202は2 +n m  x 12 m mの有効面を持ち、アイソセンタに関して、画像拡大検出器アレ イ45の8 +n mのスライス厚を生み出す。
フォトダイオード長の制限はフォトタイオードの有効長とケースの寸法によるも のである。Xi!信号は通常スキャン円の周辺で高いので、18号損失は大きく ない。さらに詳しくいうと、スキャン円周辺でのダイナミック・レンジ条件は中 心の検出器に比べて1/No少なくなる。通常、中央の検出器が受け取るX線光 子が最も少ない。さらに、画像拡大検出器45の幅は、アイソセンタに関しては 約1.9mmで、フ1−トダイオード線形アレイ44の0.37mn+に匹敵す る。これによりフォトダイオード線形アレイ44よりも約115少ない空間解像 度となる。しかし、胴体スキャン円の周辺では空間容量の高い目標物を観察する ことはあまりないので、空間解像度か下がることは重要ではない。
アレイは既存の30センチの画像増強管面24の端に装着される。検出器面に治 って測定したX線感度プロフィルを第14図に示す。画某増強管40と画像拡大 検出器45とを組み合わせることにより、重複した混成検出器が設計される。
スキャンされる目標を通り抜けたX線光子は、シンチレーティング結晶202の 2mmx12ntmの面に入射する。各フォトタイオード204が積分および読 み出しのたび毎に5ボルトの反転バイアスを印加されつつ、光伝導モードで動作 される6シンチレータに吸収されたX線は光子と発生させ、これらがダイオード 内で正孔対に変換される。その結果得られる電流によりダイオードが放電され、 前置増幅器が各チャンネルの電荷損失を測定する。このスキームは、大規模4A f′i¥回路の線形および12−Dフオ1−ダイオードアレイに用いられるのと 同様の独立した回路装置である。 32個の検出器のそれぞれをサンプリングし 、このデータを既存のIITカメラ512チャンネル データで多重化するため に複数チャンネル・スキャン電荷前置増幅器が用いられる。この検出器のサンプ リングは、上述のフォトダイオード線形アレイ44で用いられるのと同様の方法 で動作する。第1図および第15図に、この回路のブロック図と詳細な図面が示 されている。
画像拡大検出器アレイ45はマルチワイヤ・ハーネス206を介して前置増幅器 、積算器、リセッ1〜およびクランプ回路58に接続されている。画像拡大検出 器アレイ45の各フォトダイオード204からの信号が、マルチワイヤ・ハーネ ス206を介して画像拡大検出器アレイ45からもたらされて、5Vの基準およ び接地接続がこのアレイに設けられる。フォトダイオード線形アレイ44のフォ トダ・イオードの堝自と同様に、フ才l・ダイオード204の陽極では低ノイズ 基準が用いられる。フォトダイオード204からの信号は選択回路208のバン クに並列に入力される。この選択回路208は選択論理回路210により制御さ れて、フォトダイオード204からの信号をビデオ線212に順次直列に配置す る。
第15図に、選択回路208がゲート回路であることが示される。このグーl− 回路はrG」端子に印加される信号の制御下でrO,入力に入力されたデータを 「S」出力に転送する。選択論理回路210には、並列−直列シフト・レジスタ 210−A、210−B、210−Cおよび210−Dのバンクが含まれ、これ らは選択回路208のバンクをスキャンするように動作する0選択論理回路21 0は部品番号748C164を用いて実現することができる。 ライン213上 で開−拡大パルスが受け取られるとすぐにスキャンが開始される。このパルスは 、ライン214上に供給される拡大クロ・ツクにより設定される速度で、並列− 直列シフト・レジスタ210−Aから2]、0−Dによりクロックされる。第1 図かられかるように、開始拡大パルスと拡大クロックとが制御論理60からライ ン216上に供給される。
フォトダイオード線形アレイ44の渇きと同様に、画面拡大検出器アレイ45用 の前置増幅器234はコンデンサ220を負の帰還装置に接続した入力増幅器2 19を用いている。
ライン212はコンデンサ220の一端に接続されている。
リセット・I・ランジスタ218は、コンデンサ220に並列に接続されて次の サンプルを受け取るためにリセットする。
結合コンデンサ224は、入力増幅器219の出力を非反転増幅器226に結き する。クランプ・トランジスタ222は、非反転増幅器226に接続されている 結合コンデンサ224の端部に接続されている。最後に、非反転増幅器226の 出力は低域フィルタ228に接続される。
フォトタイオード線形アレイ44のための電荷増幅器内のりセラl〜・トランジ スタ102およびクランプ・トランジスタ104の場合と同様に、リセット・) ・ランジスタ218はパルス化されてコンデンサ94を放電して、サンプリング されている次のフ第1・ダイオードからの電荷を受け取るのに備え、またクラン プ・トランジスタ224がこの動作中にパルス化される。リセット トランジス タ218のリセット・パルスがライン230上に設けられ、一方で拡大クロック 216からライン232上にクランプ・パルスが供給される。
データ収興タイミングおよび二重露光時間スキーム第16図にはデータ収集のた めの相対的タイミングが詳細に解説される。1組のX線透過データは、720回 の投影または60秒間の回転につき2回の投影を収集することにより得られる。
実際には、それよりも多少多くの投影が収集され、360度よりも多少多い回転 が収集される。しかしここでは説明のために720投影、360度の回転を前提 とする。
第16図では、ライン120は目標の周囲で、X!!ヘッド・アセンブリと画像 増強管アセンブリ20とが1回転する間の720投影の配分を示す、このような 投影はそれぞれが約83.3m5ec (60Hz)かかる、ライン122は、 一連の期間Tとして各投影がどのように見えるかを示している。
第16図に示される例では8.33m5ecに等しいTを用いている。1回の投 影で期間が長期のサンプリング間隔9Tと一短期のサンプリング間隔ITとにグ ループ分j−)されて規定されている。
フォトダイオード線形アレイ44のダイナミック・レンジは、上記の方法で二重 露光時間スキームを利用することにより大幅に大きくすることができることがわ かっている。すなわち、フォトダイオードが光子を電子に変換することができる 短期のサンプリング間隔と長期のサンプリング間隔とを用いることにより、その 2つのうち最も正確な測定値を選択して使用することができる。
上記で簡羊に説明したように、llT2Oの点展開応答は少なくとも100.0 00・1のダイナミゾク信号レンジを示す。一方で、フォトダイオード線形アレ イ44の羊−のチャンネル・ダイナミック・レンジは、メーカーの前置増幅器と 共に用いた場合は35,000 : 1となることが測定されている。このよう にフォトダイオードだけでllT4Oからの高レベル下で飽和することになる。
2秤類の間隔でサンプリンクを行うと、短い間隔のサンプリングがllT4Oか らの高強度レベルについてはIQら精度が高く、1lT40からの低強度レベル については長い間隔サンプリングが最ら精度が高くなる。これによりフォトダイ オードのダイナミック・レンジを100.000 + ルンジまで効率的に拡大 できる。
実際は上述の市販のフォトダイオード・アレイに関しては、飽和レベルは22ピ コクーロンである。第2レンズ54のrストップは、X線ヒーム内に目標がない とき、フォトダイオードが短い間隔で飽和しないように、すなわちビームを12 5kVP、15mAに設定する。このようにfストップを設定すると、X線ビー ム内に目標がないときに、約1/2から3/4の飽和レベルのフォトダイオード 線形アレイ44の光レベルとなる。
第16図に戻って、長期および短期の間隔サンプリングのタイミングを詳細に論 じる。ライン124は、フォトダイオード線形アレイ44のフォトダイオードが 互いにサンプリングされる点を示す。ライン124の左端には、第1列126の 544サンプリング点が示される:すなわちフォトダイオード線形アレイ44に ついて512個、両頭拡大検出器アレイ45について32個である。これらはラ イン122の最も左側のT期間中に起こる;すなわち投影の最後のT期間ライン 120である。ライン124では、第2列128の544個のサンプリング点が 、投影2の最初のTMI?i′I、ライン122中に起こる。ライン124では 、投影2の第9T期間、ライン122まではサンプリング点がないことに留意す ること。
次に、第3列130の544個のサンプリング点が投影3の第1T期間に起こる 。
投影2のための長期間隔サンプリングは第3列130の544個のサンプリング 点でとられる。投影2の短期間隔サンプリングは第4列132の544個のサン プリング点中で取られる。たとえば、ライン124から、第2列128のダイオ ード1のサンプリングと、第3列130との間の期間は、9個の′T期間である 。そのためダイオード1は、再びサンプリングされるまでに9回のT期間の入射 光子を積算することができる。第3列130で取り込まれたサンプリングは投影 2の長期間隔サンプリングを示す。
逆に、第3列130と第4列132のダイオード1のサンプリングの間の時間は T期間1回分だけの長さしかない。個のため第4列132に取り込まれるサンプ リングは投影2の短期間隔サンプリングを示す。
第16図のライン134は、列126のダイオード1ないし4に対するサンプリ ング点、ライン124の時間を示す。
図示されるように、サンプリング点間の時間は約15.3マイクロ秒である。こ の5.3マイクロ秒の時間内に、前置増幅器、積算器、リセットおよびクランプ 回路58の入力段96がリセットされ(ライン136)、クランプ・トランジス タ104がパルス化され(ライン138)、サンプリング中のフォトダイオード (たとえばフダイオード1)からの電荷がビデオ線90に入れられ(ライン14 0)、変換信号114がA D (:l: 68に送られる(ライン142>、 ライン144と146は、フグイオード2.3のサンプリング・パルスの相対的 タイミングを示す。
各ダイオードのサンプリング期間には4個のベースクロ・ンク期mlがある点に 留意されたい。このベースクロ・77期間は、位相ロックされたループ・タイミ ングおよび制御回路62、第1図から2 G 2 K I−1zクロック86に 関連する。同様に、各T期間の833マイクロ秒の期間は位相口・ンクされたル ープ・タイミングおよび制御回路62から120Hzクロツク88に関連する。
最後に、位相ロックされたループ・タイミングおよび副脚回路62からの13. 38.zクロック88は、9回分のT期間の時間に関連する。
X線正規化検出器66 上述のように、X線源の強度はX線正規1ヒ検出器66、第1図、により監視さ れる。X線正規化検出器66の信号は、増幅r波されて多重化装置65に送られ る。また前置増幅器。
積算器、リセットおよびクランプ回路58からの信号も多重1ヒ装置65の入力 に送られる。多重化装置65の出力は、ADC68に送られる0選択信号61が 制置論理回路60から供給されて、X線正規fヒ検出器66からの信号かあるい は前置増幅器、積算器、リセットおよびクランプ回路58からの信号が選択され て、前置増幅器、積算器、リセ・ントおよびクランプ回路58により変換される 。
簡単な光学スイッチ(図示せず)が駆動台に装着され、対応する「フィンガ」が 台座本体のギア・ホイールに取り付けられる。このような構成により、台座がゼ ロ度になるとノ(ルスが発生されて、スキャンの開始を知らせる。光学スイ・ン チから次のパルスが送られるとく360度回転したfりスキャン終了を知らせる 。システムにデータ収集の準備が整って0るときは、あらカルめ設定された数の 投影が常に収集されて、スキャン・パルスの終了により投影データのフラ・yグ が設定される。
台座の回転速度を変化することができるように、データ収集制御装置は必要とさ れるよりも多くの投影を収集するように設定されているので1台座の回転の開始 時と終了時には多少オーバースキャンく5ないし10度)となる。これにより、 X線発生器の出力が安定して、台座はデータ収集が始まる前をオフにすることが できる。
台座角度エンコーダおよび論理回路70が電位差計に取り付けられて、回転アー ム12の角度を測定する。このエンコーダは、名目上は台座の回転1度につき1 01[1の)くルスを与えて、0.1度(12ピッl−・カウンタ)まで投影角 度を決定する。
データ収集インターフェース48 データ収集インターフェース48は、従来のフダイオードとレシーバ・リンクと を用いた、光学的に隔離されているインターフェースである。光学リンクを用い ることにより、電気的接地の問題点を大幅に削減する。
ADC68と台座角度エンコーダおよび論理回路70とからのデジタル・データ と初期接続信号とに加えて、アナログ・チャンネル(図示せず)が増幅器および フィルタ64から、データ収集インターフェース48を介して引き出されて、較 正と設定のために用いられる。
処理および表示コンピュータ50 処理および表示コンピュータ50は、従来の80286準拠のパーソナル・コン ピュータであることが好ましい。さらに、従来の20Mフロップ・アレイ・プロ セッサ、250MB WORM (書き込み1度読み込み多数)光ディスク・ド ライブ、4.MB RAMメモリ、30MBハード・ディスクおよびカナダのM aLrox製の画像ディスプレイ・カードが用いられる6 データ修正、正規化および線形化 一定の既知のエラー源に対してデータを修正することにより、ぎらに改善するこ とが可能になっている。処理および表示コシピユータ50が、検出器システムの 空間的および強度の非線形性とオフセットとを修正する。IIT40の点展開応 答の効果を最小限に抑えるために、データは処理および表示コンピュータ50で アレイ・プロセッサにより前処理を受ける。すなわちバックグランド減算と正規 化の後で、アレイ・データは、理想的でない点展開応答を補正する実験フィルタ でコンボリューション処理される。全ての投影データが収集された後で、コンボ リューションと後方投影技術を用いて512x512画素の画丘が作成される。
その結果得られたCT画懺は、20センチの水較正模型で1mm超の空間解像度 と、1%超の密度解像度を有する6 エラー源 収集されたデータのエラー源とは、画像化チェーンと機械的なシステムの両方が 可能性がある。エラー源としての画1象化チ;−ンとして考えられるのは次のよ うなものである(順不同):1)X線源30からの特開可変X線光束;2)光子 散乱:3)画像増強管40(表面の非線形性、S字形の歪、電流、中央検出器、 エツジ効果、カーブした表面、暗電流によるEHT変動);4)フォトダイオー ド線形アレイ44(非線形応答、飽和、長期と短期の積算値、暗電流):5)光 学系(内部反射、歪、ミラー合わせ)。 機械的なシステムのエラー源として考 えられるのは:1)アイソセンタ74の変位:2)機械的な屈曲;3)回転速度 の不均一性;4)II′F構造の強度の不足:5)機械の位置決めの反復性がな いこと。
X線源30から出るX線光束は、時間とともに変動することがある(電力周波数 の変動、光子の数値的要素など)、これはX線正規化検出器66を用いて直接測 定する。X線正規化検出器66の出力は入射光子の数に比例する電流を発生させ る。この装置は完全に線形で、他の検出器の読み取り値はこれに合わせて正規化 されることになっている。すなわち、検出器の構成部品はX線光束が一定でしか もピーク値にあるかのように設定される。
X線光子が人体を通り抜ける間に散乱するのを補正することは困難である6本発 明で用いられる方法は、次のような手段で散乱の問題をなくすることである:1 )扇形ビームの規準を正確に設定する。2)IITの前面に14:1の円筒形に 集束する散乱抑制グリッドを用いる;しかしこれは−次X線光子の損失を招く。
画像増強管40のエラーと歪は、以下のような理由で起こる二1)吸収材/シン チレータ(CsI)の表面に凹凸がある;2)ガラス表面が湾曲しており、中心 から離れるにしたがって厚みが増す:3)電子の集束誤差によりIITの表面の 両側で空間的な非線形状態が観測される;4)ITT40を地球の磁界に向ける につれ変動する8字形歪;5)暗電流(すなわちノイズ);6)ダイナミック・ レンジ(最大信号;ノイズ)ニア)管の入力と出力において内部的な光の散乱が 起こるなめに管の表面の両端で点展開関数が有限となる。
光学経路の歪と誤差とは、たいてい内部反射とレンズの不完全性によるもので、 システムの点展開関数により削減することができる。
全体的な光強度はシステムにとっては制約とはならないが、X線光子は制約とな る。第2レンズ54のfスト・7ブは通常は5.”6に設定されているので、4 .0まで開いて2倍の光子を遣すことが簡単にできる。IIT40のQDEは1 ,000−10,000なので、システムのQDEがユニティまで下がらないう ちに光子が失われる。検出器アレイ内のエラー源として考えられるのは次のよう なものである=1)検出された光子数に関して検出器/増幅器の応答が非線形で あること72)暗電流;3)積算時期の変化により応答が異なる(一定の光入力 に対して);4)検出器の飽和:5)中心検出器の位置に反復性がない。
較正 較正手順は、データ収集誤差を数量化し補正するために行われてきた0画像増強 管40.光学系およびフォトダイオード線形アレイ44のチェーンは、較正とデ ータ修正では単体として汲われる。この較正ステップの結果として得られる情報 が、実際のスキャン中に収集されたデータの修正に用いられる。
較正は以下の順序で実行される:a)ミラー合わせ;b)暗電流(バックグラン ド):C)中央検出器と検出器アレイの限界(扇形角度の限界);d)検出器シ ステムの空間的線形性;e)システムの点展開関数。さらに検出器アレイはそれ ぞれ、較正済みの光源を用いて応答の非線形性に関して較正される。
システムの物理的位置合わせ このシステムでは直角回転ミラー42を物理的に位置合わせすることが重要であ る。これは長くて狭い検出器アレイに高度に規準を合わせたビームが投影される ことが必要であるためである。この調整は、画像増強管40の表面にそのために 穿孔したリード・マスク300を注意深くセンタリングすることにより、システ ムを配置したときに行われる。第17図を参照のこと。入射X線ビームは、マス ク300の穿孔部分だけが照射されるように規準を定めて、X線光束はどの検出 器C飽和しないように調整される。ミラーは、フォトダイオード線形アレイ44 の検出器の応答(オシロスコープ上に表示)が対称形で、平坦であり、正しい数 の検出器ピークを持つように調整される。
第18図は、マスク300を用いたときに得られる典型的な検出器の応答パター ンを示す0図かられかるように、応答の大きさは大きく穿孔された穴の信号を受 け取る検出器のほうが大きくなっている。
第2レンズ54と第2レンズ54の焦点は、被検出ピークの「鋭角度」を見て調 整する。第18図を参照のこと、この調整は、光学チェーン内の構成部品を変え ない限り、ふたなび行う必要はない。
バックグランド・ノイズの測定 検出器システムのIII電流(ノイズ)は、X線ビームをオフにしてデータを収 集することにより決定される。通常の数のデータ投影を収集する。各検出器の読 み取り値を合計して平均を取り、アレイ内の各検出器部分の平均の暗電流(バッ クグランド)を得る。
暗電流は、温度に大きく左右されるので、ウオームアツプ中の温度や室温を含め た、温度関数として較正値を取るべきである6平均のバックグランド値は記憶さ れて、ビームをオンにしたときに収集されたデータから減する。
中央検出器の決定 第19図を参照し、中央検出器を以下の要領で決定する:1)バックグランド・ データの収集;2)どの検出器も飽和することがないようにX線光束を設定する :3)ビーム内に何もない状態でデータを収集する;4)アイソセンタ74にビ ンまたは針302と置く;5)読み取り値が急速に低下するフォトダイオード線 形アレイ44の端部に近い検出器は無視する;6)ビンのスキャンを行ってi  IlIの読み取り値を収集する。第20図はある投影の典型的な1組の読み取り 値を示す。
この読み取り値が次のように処理される・a〉データのバックグランド修正;i 〕)長期/短期積算値の選択(飽和する検出器がないようにX線光束が設定され るので長期が常に選択されることになる);c)In (通常エア)−In(デ ータ)の演算:d)利用できない検出器をゼロに設定。
たいていの検出器では演算の結果はゼロとなり、ビン302を「見たJ検出器の 減衰値が正の値となる。
各投影のためのピーク減衰値が決定され、対応する内挿検出器番号、すなわちそ の投影での中央検出器が演算される。
それぞれの投影から得た全ての中央検出器値が平均されて、アイソセンタ74に ビンが正確に置かれていなかった場合や、機械的tlli造が曲がっていた場合 のための補正が行われる。この結果、そのシステムの中央検出器が決定され、そ の後利用できるように記憶される。
検出器の空間的非線形性 IITの表面に減衰マーカのついた定規を置いて照射し、照、マーカをIITの 出口窓から観察すると、検出器システム内に空間的な非線形性がある場合は、マ ーカが等間隔になっていない。言い換えれば、フォトダイオード線形アレイ44 のフォトダイオードが等間隔で配置されていても、IIT40と画像化経路のさ まざまな効果により、目標が扇形ビーム内にあるときに、予測した検出器以外の 検出器も影響を受ける。第19図を参照のこと。
空間的(または幾何学的)非線形性に影響を与える要因として、画像増強管面2 4の湾曲がある。第19図かられがるように、管面ば扇形ビームに関して凸面で ある。このため而24にぶつかるビームの外側の光線は、ビーム中心に近い光線 よりも相対変位が大きくなる1画像増強管40内でも、集束グリッドGl、G2 .G3の非線形性により放出電子の軌跡が予想した経路から離れることがある。
第2レンズ54および第2レンズ54のレンズ誤差や、直角回転ミラー42の位 置決めミスも空間的非線形性の原因となる。
このようなシステムの空間的非線形性を判定するために、第2ビン304を中央 ビン302から外れた位置に置き、ゆっくりとビーム内を動かす。第19図を参 照のこと、実際はビンを固定したままで、台座を回転させることによりこの効果 が得られる。
第33a図ないし第33c図に、この効果を簡単に図解しである。各図では、台 座の回転経路の上死点(TDC)は図の上部に来ている。円は台座の回転経路を 示す。X線源30は各図で異なる位置に置かれている。X線源30の位置が異な ると、フォトダイオード線形アレイ44内の異なる検出器が妨害された光線30 6により影響を受(うていることがわかる。
中心線75とTDCのなす角度を示す角度りは、台座角度エンコーダおよび論理 回路70を用いて測定される。角度αは上死点から較正用針304までの角度位 置である。角度δは、h、αと、X線源30からアイソセンタ74までの距離と 、アイソセンタ74と較正用針304との間の距離とから、既知の幾何学法を用 いてめることができる。 このデータから、妨害された光線306の角度と、妨 害光線306に応答した検出器とを表にすることができる。第21図を参照のこ と、ここでは、概念を示すために選択されたデータだけが示されている。システ ムの幾何学形状から、「移動する」ビン304の位置に関して影響を受ける検出 器を予測することができる。この情報も、第21図の表に含まれている。「移動 するJビンが扇形ビーム内に移動し、そこを離れるときに検証することにより全 体の扇形角度がめられる。
この例のCTシミュレーションで用いられる再構成方法では、同じ角度変位の光 線に対応するデータが想定されている。
第21図の表のデータと、実際の投影で得た対応する検出器の読み取り値とから 、任意の角度に対する強度読み取り値を決定することができる。実際の測定デー タとこの情報とを組み合わせて用いる方法を、第22図を用いて以下に詳細に説 明する。
システムの点展開修正 システムの点展開関数(PSF)は、画像化チェーン固有の問題であり、その原 因には以下のものがある:1)IIT40の電子の集束ずれ、2)光学系におけ る光子の集束すれと散乱、3)光学系内の内部反射、第23図に示すように点展 開関数は、リード間隙部312を患者後部コリメータ36と組み合わせて用いて 画像増強管面24上で選択した点を照射することにより測定される6本発明の好 適な実施例においては、PSFはリード間隙部をアイソセンタ74に置いて、ア ーム16上のシミュレータ・モータ・システムによりIIT40を横に動かして データを収集することにより決定される。IIT40は、検出器が充分に照射さ れる位置まで動かされ、その位1での検出器アレイの読み取り値が読み込まれる 。フォトダイオード線形アレイ44の512台全ての検出器が照射されて、アレ イ内の他の511台のフォトダイオードの読み収り値が得られるまでこれを繰り 返す。
この励起に対する理想的な応答を第23図の下に曲線14として示すが、ここで はIIT40から増強された光子を受け取るフォトダイオードの直近を除きすべ てゼロとなっている6図の点線316は、画像化システムの物理的制約を考慮し た予測された応答である。最後に、曲線318は実際に測定されたものを示す、 応答内には、実際のピークの反対側に対称にはっきりとした「テール」が現れて いることに留意すること。
IIT面の各間隙位置によりPSFは異なり、テールも異なる。この「テール」 の大きさは間隙部がIIT40の端部に近づくにつれて大きくなる。これは部分 的扇形ビームを用いる胴体スキャンにも重要な意味を持つ1通常、IIT40の 片側は、X線が胴体周辺を通過した後で非常に高輝度に照射され、もう一方は、 胴体の中心を通ろうとするX線光子があまり多くないために暗くなる。この場合 、「テール」があまりに大きくなって、有効な読み取り値が得られなくなる。
測定データから、それぞれの間隙位置の(すなわちアレイ内の各検出器の)デコ ンボリューション関数をめて、それを実際の検出器読み取り値を修正するために 使って、PSFテールのない、理想的な応答を得ることができる。すなわちデー タの各扇形(すなわち投影)には512とおりのデコンボリューションがあるこ とになる。
画像化拡大検出器アレイ45の利用 画像化拡大検出器アレイ45の測定値をフォトダイオード線形アレイ44の測定 値と組み合わせて、544個の測定値を得る1画像(ヒ拡大検出器アレイ45を 画像増強管40に追加すると、その第1)才1〜ダイオードはフォトダイオード 線形アレイ44の最後の数個のフォトダイオードに重なるように配置される。画 像化拡大検出器アレイ45のフォトダイオードの検出器の間隔は、フォトダイオ ード線形アレイ44の有効検出器間隔の約5倍である。しかし、空間解像度が低 くなっても、胴体スキャン円の周囲で空間密度の高い目標が観察されることはな いので、問題はない、 フォトダイオード線形アレイ44の測定値と同様に、実 際の測定データを内挿することにより、測定値の任意の均一角度変位に対応する 値を画像化拡大検出器アレイ45で得ることができる。これらの内挿値は、次の 処理と後方投影の準備ができている正しい「予測検出器」スロットに動かされる 。
二重サンプリング間隔測定方法 上述したように、検出器システムのダイナミック・レンジを大きくするために、 各投影について2組の読み取り値、すなわち長期積分と短期積分とが取られる。
長期積分期間は、半直線サイクル(T期間)9回分の長さで、次の短期積分期間 は、半直線サイクル(T期間)1回分の長°さである。この方法により、小さな 数の光子を正確に数えることのできる拡大期間が与えられる。この読み取り値が 飽和しても、短期積分値を用いて計数比をかけて調整し、等隣の長期積分値を得 ることができるにの方法は、検出器応答が線形であることを前提としている。ま た光子の数値を維持できることも重要である。短期積分を用いると、被検出X線 は測定値の90%を無視できるだけの数となるに のようにこの二重サンプリング間隔法は、画像化システムのダイナミック・レン ジを実質的に、かなり大きくすることができる。例として、長期間隔サンプリン グが16ビツトのレンジを持つとすると、短期間隔を用いることにより測定レン ジは有効範囲19ビツトまで拡大される。この特定の例では、長期間隔サンプリ ングを用いて約62,000まであげることができる。短期サンプリングを用い ると、62,000ないし500,000になる。このように、本発明の二重サ ンプリング間隔法を用いることにより、ダイナミック・レンジは約3ビツト、係 数で約9増大される。
検出器の非線形性を修正する多項式 実際には、フォトダイオード線形アレイ44のフォトダイオードの応答は多少非 線形であることがわかっている。フォトダイオードアレイを較正するための簡単 な装置が用いられる。1個のLEDを保持するフォトダイオード較正固定治具と 、1個の正規化フォトダイオードが採用され、第2レンズ54の代わりに検出器 アレイに装着される。1個のLEDから出力された光は、印加電流に直接比例し 、そのため線形アレイ44内のフォトダイオードの応答曲線はLEDに印加され た電流に対してフォトダイオード応答をプロットすることにより決定することが できる。また、これは正規化フォトダイオードからのデータに対して曲線をフィ ツトさせること(カーブ フィッティング)により正規化される。正規化フォト ダイオードは、正規化検出器66に用いられたものと同じフォトダイオードでよ いが、シンチレーティング結晶は用いない。
本発明の好適な実施例においては、各検出器に対して4次多項式の定数C6,C 1,C,、C,、C,が決定され、較正中にメモリに入れられる。これらの定数 は、たとえば、最小2乗曲線カーブ・フィツト法を用いて、各フォトダイオード のために得たデータを正規化フォトダイオード応答データにフィツトさせる4次 多項式において用いられる。すなわち、較正データは正規化フォトダイオードに ついてめられる。このデータを線形であるとする0次に線形アレイ44のフォト ダイオードのそれぞれの較正データをめる。線形アレイ44のフォトダイオード の較正データは、最小2乗カーブ・フイ・ンティング基準を用いて、正規化フォ トダイオード較正データにカーブ・フィツトされる。第27図に、フォトダイオ ード番号と係数値を表にしである。 多項式のほうが連続的であり、アレイ・プ ロセッサで便利に実行することができるので、表の照合ではなく多項式を用いる 0本発明で見られるダイナミック・レンジを表で捜すには、必要なメモリが多す ぎて、時間がかかりすぎる0本発明の好適な実施例では4次多項式が用いられて いるが、n次の多項式(nは4より大きくても小さくてもよい)を本発明の範囲 で用いることができる点は理解されたい。
本発明の好適な実施例では、線形アレイ44のフォトダイオードの較正データを 、正規化フォトダイオードの較正データにカーブ・フィッティングさせる前に、 調整計数が決定される。この調整計数によりカーブ・フィツトされるフォトダイ オードの非線形性が分かりやすくなる。
調整HI数は以下の要領で決定される。正規化計数は線形アレイフォトダイオー ドが、特定の中間レンジのレベル、たとえば40,000カウントを出力できる 光強度レベルに関して決定される。このように、40,000カウントの線形ア レイフォトダイオード出力(rd、」)が、Ioに光強度レベルにより発生され 、その光強度に対する正規化フォトダイオード出力(rlllJ)が36,00 0カウントだとすると、調整計数gはnlのd、に対する比を取ることにより得 られる正規化フォトダイオード出力は常に、較正されている検出器よりも低く設 定されるので、較正中の検出器は正規化検出器の前に飽和する。
調整計数gを用いて、正規化フォトダイオードの較正データを掛は算して、線形 アレイフォトダイオードの較正データをこの調整された正規化フォトダイオード 較正データn1*に対して曲線適きさせる。この手順によりn次の多項式の第1 次項の1系数が効果的に[1)に近く設定され、それによりさらに高次の効果が 現れる。4次多項式に関して実行されることが好ましいカーブ フィッティング は以下のようなものである (1”、=gn+=co+c+d、+c2d+”+czd+’+c+dt’ただ しnlは、光強度iに対する正規化フォトダイオード応答、dlは、光強度iに 対する線形アレイフォトダイオード応答、gは、゛光強度I、に対するn。と、 光強度■。に対するd、との比である。
実際には、さらに精度良く線形アレイの応答曲線を説明するには、1つ以上の多 項式を用いるほうがよいことがわかりている、これは応答曲線が線量により変動 するためである。
第28図参照。より高次の(たとえば4次)の多項式をいくつか用いて、応答曲 線をモデル化するほうが、1個のより高次の多項式を用いるよりも正確で早いこ とがわかっている。
本実施例では、1つの多項式で約4000カウント未満の曲線を正確に記述し、 第2の多項式は約2000ないし約62.000カウントから用いられる。第3 の多項式は約44゜000超で用いられる。第28図を参照のこと、2000な いし4000カウントの被修正値は、多項式1と2を用いて、最終結果を内挿す ることによりめられる。44,000ないし62.000カウントの被修正値は 、多項式2.3を用いて、最終結果を内挿することによりめられる。実際には、 多項式1は4,000カウント未満のデータで用いられる;多項式2は2,00 0ないし62,000カウントのデータで用いられる。そして多項式3は、44 .000超のデータで用いられる。これらの多項式の重なる部分は、2000  カ・ら4000と、/14.000から62.f’)00の移行範囲の値を内挿 により決定するために用いられる。こノしで、ある多項式から次の多項式へと円 滑な移行が行われる。
計数比の決定 第29図は3つの多項式の計数を決定する手順を示す。ステップ332では、1 個のL E D光源と1個の正規化フ第1・ダイオードを有するフ41−ダイオ ード較正治具(図示せず)が、第1図のレンズ54の代わりに用いられている。
ステップ336では、フォトダイオード正規1ヒ検出器と線形アレイ44のフォ トタイオードの応答が、予測される光強度値の全範囲にわたって決定されている 。用いられる各強度レベルについて、長期と短J!Jlのサンプリング間隔が用 いられて、長1!IIと短期の測定値をめている。
次にステップ337では、(短期間隔に乗算するための)計数比が、正規化フオ l−ダイオードのデータを用いて以下の要領で決定される。長期および短期間隔 の測定値が、約32゜000ないし62,000カウントの範囲で検証される。
短期測定値は最小2乗フィッI〜により最適1ヒされた計数比で乗算されて、長 期サンプリング測定値とその範囲で計数化された短期サンプリング測定値との間 のベスト・フィツトをめる。最適化された計数比は記憶されて、正規化フォトダ イオードの短期サンプリング測定値を乗算するためにも用いられる。
本発明の好適な実施例においては、計数比は以下のような2つの部分からなる計 数である。正規1ヒフオl・ダイオードの長期サンプリング間隔測定値(「Ll 」)と短期サンプリング間隔測定値(「5IJ)との間の関係は以下の式により 表定数αとにとは、約40,000ないし60,000のカウント範囲について ベスト・フィツトを得るために最適化されている。すなわち、40.000ない し60.000の範囲でLlに対する値を生み出す光強度値をめるには、L、の 値とS、の対応する値とを上記の式に当てはめて、定数αとにとを最適化して、 最も良い最小2乗フィツトをめる。
定数αとにとが決まると、正規化フォトダイオードの較正値n1−−これは線形 アレイ44のフォトダイオードを線形化する係数を選択する(ステップ344) 際に用いられるものであるがm−は、以下の式で定義される:n、=L1(1+ Ll)、Ll<60,000=にS、、L、≧60.000 αの通常の値は、10−7のオーダーで、には約9である。
次にステップ342,344,346で、3つの4次多項式の係数が、線形アレ イ44のフォトダイオード測定値に関して決定される。すなわち、それぞれOか ら4,000と、2.000から62.000と、44,000から5000゜ 000との範囲のための多項式である。「最小2乗」カーブフィッティングが採 用される。上述のように、カーブ・フィンテインクは、正規1ヒフオドダイオー ドから得られた較正データに対して行われる。正規化フォトダイオードの較正値 1hはOから500.000カウントまでの範囲で与えられ、60.00+)未 満のカラン1〜では長期サンプリング間隔測定値り、に(1+αL、)を掛けた ものが用いられ、60,000超のカウントでは短期サンプリング間隔測定値S 1に定数Kを掛けたものが用いられる点に注意されたい644.000から50 0.000カウントまでの範囲の4次多項式の定数の決定は、正規化フォトダイ オード値JSIと、線形アレイ44の特定のフォトダイオードのための未調整の 始期サンプリング間隔測定値とを用いてなされる。このために、係数Cy o  + C31、C321C31、C34は計数比にを有効に含む。計数比には、短 期サンブリーどグー隔測定値の大きさを長期サンプリング間隔測定値のオーダー まで調整し、その際に検出システムのダイナミック・レンジを3ビツト増大させ ることを思いだしてほしい。上述のように、ダイナミック レンジの増大は線形 アレイ44のフォトダイオードによりなされる測定値にまで伝えられる。これら の1系数が記憶されて、後で用いられる。
ステップ344では、係数C1o + C+ + + CI 21 C1y、C 14は、多項式1に対応する:係数C2゜、 C21,C22,C2*、 C2 4は、多項式2に対応する;そして係数C1゜、 Ca1. C32゜C,、、 C,、は、多項式3に対応する。
これらの係数を決定する際には、長期サンプリング間隔測項八3ては短期サンプ リング間隔測定値が用いられるにの短期測定値は正規化フォトダイオード測定値 に当てはめられて、長期間隔測定値または計数比を掛けた短期間隔測定値となる ことができる。
システムの動作 データ収集と修正 第26図は、システムが患者をスキャンするときの、データ収集とl+I正の手 順全体を示す。ステップ343でシステムが初期化され、ステップ345でデー タが収集される。
データ収集中に各投影毎に得られる読み取り値は次のものである;投影番号:短 期サンプリング間隔値、長期正規1ヒ検出器値・および台座の角度位置。
第26図のステンプ347で、修正された検出器データが判定される。本発明の 好適な実施例によると、実際の検出器読み取り1直の処理はスキャンの進行中に 実行される。スキャンが終了するのに通常は約1分かかるので、かなりの量のデ ータ処理をスキャン中に行うことができる6データはスキャン中に各投影から受 け収られるので、データは浮動小数点に変換されて、バックグランド・レベルが 各検出器の読み取り値から減算される0次に、3つの多項式のそれぞれに対する 係数が検索される。3つの多項式を解く前に、投影の平均(ヒか行われて、台座 の回転の1度につきL組の投影読み取り直がめられる。ここでは、投影データを 望ましい角度に近い角度で取られた投影データに適切な重みをつけることも行わ れる。前述のように、1度につき2つの投影データがとられる;すなわち、60 Hzのシステムでは、360度回転する間に約720回の投影が行われる。投影 の平均(ヒにより投影数は約360に下がり、それにともない演算負荷も小さく なる。たとえば、台座角度321.5度、322度、322.5度の場合の投影 は平均化されて、投影322度の1組のデータとなる6 投影平均化が終了すると、長期サンプリング間隔測定値を用いて多項式1.2が 解かれ、短期サンプリング間隔測定値を用いて多項式3が解かれる。
ただしDET、は、長期サンプリング間隔値。
ただしDET、’は、長期サンプリング間隔値。
DET、’は、演算される修正済みの検出器値である。実際には、多項式3の係 数は計数比を含んでいるので、短期サンプリング間隔測定値を多項式3に当ては める前に掛は算ずろ必要はない。
概念としては、第30A図にあるように、多項式に用いられる測定値DET、の 大きさにより、実際にはどの多項式がDET’に用いられるかが決定されること になる。ステップ367i、366.368はDET、が2,000未満である ときに多項式1の結果がDET’に用いられることを示している。ステップ37 0,372からは、DET、が2,000から4□000の間であるときは、多 項式1および2の被内挿値がDET’に用いられることがわかる。ステップ36 6.370,374.376でDET、が44,000未満で4,000超であ るときは、多項式2の結果をDET’に用いる。ステップ378,380でDE T、値が62,000よりも大きいときは、多項式3の結果をDET、’に用い る。最後に、ステップ374,378,382でDET、が44.000から6 2,000の間であるときは、多項式2゜3の被内挿値をDET、’に用いる。
この手順は線形アレイ44の各フォトダイオードの測定値に関して実行される。
特定の処理順序を選択して、アレイ・プロセッサの特性を利用して処理速度を速 めることができる。そのなめ、本実施例ではまずデータをスクリーニングして適 切な範囲と多項式を決めて、その後で多項式を実行するよりも、3つの多項式を すべてデータに実行するほうが速い。
アレイ・プロセッサが用いられる本発明の好適な実施例では、別の処理順序が用 いられる。第30B図を参照のこと。
第30A図のステップ366.370,374.378の1F−THEN (も し10.ならば00.せよ)の操作が機能的に集約的なので、重み付はスキーム に演算速度を増すための手段を追加した。第30B図および第30C図で、この 重み付はスキームに関して説明する。
第30B図のステップ358では、3つの多項式の係数が検索される。ステップ 360で線形アレイ44のフォトダイオードの長期サンプリング間隔値を用いて 多項式1.2が実行され、短期サンプリング間隔値を用いて多項式3が実行され る。ステップ362では、3つの多項式のそれぞれのための「重みJ w、、w 2.w、が長期サンプリング間隔値の大きさの関数として決定される。次にステ ップ363で3つの多項式それぞれの結果、p、、p2.p、を対応する重みで 掛は算し1合計して線形化された検出器値DET’ をめる:DET+’−%4 1Pl+%42P2+WxP3−第30 C図では、重みW、、W2.W、の決 定法が示される。
縦の軸は割り当てられた重みを示し、横の軸は長期サンプリング間隔カウントを 表す。この例では、カウント範囲は0がら500.000である。2000から 4000と、44゜000から62.000との間で多項式間の移行が起こる。
多項式1の重み計数W1は0がら4000カウントまでのカウント範囲をカバー するが、2000カウン)・のところに破過点がある。多項式2の重み計数W2 は2,000から62゜000までのカウント範囲をカバーするが、4,000 と44.000のところに破過点がある。多項式3の重み計数Wゴは44.00 0から500,000までのカウント範囲をカバーする。曲線CIは、2000 カウントから4000カウントまでの重み計数W1の領域を用いて定義される: ただしDET、は長期サンプリング間隔値に等しい。第2曲線Cコが定義される が、このときは44.000から62゜000カウントまでの重み計数W、の領 域を用いている:C1とC1はいずれも、処理されるDET、の各値に関して解 かれる゛が、1より大きい場合と0未溝の場合のC4およびC1の値は切り捨て らJLる、すなわち無視される2次に、特定のDET、に関してC5とC1の値 を用いて、重みW、、w2. Wコが以下のように指定される: 重みWl、W2.Wyを上記のように用いることにより、アレイ・プロセッサを 効率的に利用し、データ処理の速度を速めることができる。
点展開関数の修正 第26図に戻り、ステップ347のバ・lフグランド・ノイズと非線形性の修正 に続き、ステップ390でPSF修正が行われる。
第32図では、第24図および第25図で説明されたεマトリクスを以下のよう に用いて、PSFを修正するデコンボリューションを実行する。以下の関係を前 提とする:[Aコ [I]=[R] ただし、EAJは点展開関数を示す512x512マトリクス、[I]は、51 2台の検出器それぞれについて画像増強管面24に入射するX4を強度を示す5 12エレメント・ベクトル、[R]は投影中にとられた、512台の線形アレイ フォトダイオードのそれぞれの実際の測定値である。ベクトル[■]がめる情報 である。[1]を得るには、ベクトル[R]を[A]の逆数[A]−’で掛ける : LA]−’[R]=[A]−’[A] [I]=[I]しかi [A]は単位マ トリクスにεマトリクスを加えたものとしそ表すことができることに注意するこ と、また、εマトリクスは小さいので、−次までは[A]−’は単位マトリクス からεマトリクスを滅じたものに等しくなることにも注意すること。
このように本発明の好適な実施例により、測定データに間してデ:1ンボリュー ション処理した値[1]は次の式で決定第32図のステップ392で、εマトリ クスがメモリから検索される。ステップ394では、第26図のステップ347 からのDET、’ @(r [R] J )が検索される。次に、ステップ39 6で、DET、’値にεマトリクスを掛けることにより修正ベクトルが決定され る。最後にステップ398で、DET、’値から修正ベクトルが減じられてベタ 1〜ル[I] (DET、”0、DET ”1.、、、DET、” 5] 1] がめられる。
本発明の好適な実施例により、PSFはゆっくりと変化する位置関数であるとい う前提がさらに活用されて、上記の演算のスピードアンプが図られた。512の 間隙位置前部についてεマトリクスを決定する代わりに、4番目毎などの(ff iTについて値を収集する。このようにして、εマトリクスは初めてl 28  x 1.28 xマi・リクスの形をとることができる。
さらに、実際の測定(直は対応する128の検出器に関してとられ、ベク)・ル 「[」は、このより限られたセットのデータから演算される。PSFはゆっくり と変1ヒする位置関数なので、その結果得られる128ニレメンl−の[I]ベ クトルを512エレメントのベクトル全体に内挿して解像度の損失を最小限に抑 えることができる。
ファン1〜ムの正規化と線積分演算 第26図に戻り、次にステップ400を処理する。このステップでは以下の関係 の決定を行う: 線積分=In(lli正済みDET、)−In(正規化DET、)−In(ファ ントム) 線積分差はコンピュータX線断層撮影スキャナ技術ではよくあることであり、実 際の投影中に測定された強度と正規化フォトダイオードにより測定された強度と の固有の対数と、既知の吸収特性を有するファントムを用いた強度との差をめる 。
重複修正 800回分の投影(60Hzのシステム)または650回分の投影(50Hzの システム)のデータを記憶させることができる。実際には台座はスキャンの最後 で5ないし10度TDCを越えて回転する。このために多少のオーバースキャン となる。このオーバースキャンの領域でも、投影は行われる。この投影のデータ がスキャン開始時に行われた投影のデータと混合される。第26図ステップ40 1を参照のこと。
第31図では、各投影のデータに割り当てられる重みが示されている。初期の投 影でゼロ度付近の台座角度周辺でとられたデータの重みは軽く、スキャン終了時 、360度付近でとられたデータの重みはもっと大きくなっていて、370度で 重みが小さくなっていることが、図かられかる。
幾何学的な非線形調整 次にステップ402を実行するが、ここでは幾何学的または空間的な非線形性を 補正するための調整が行われる。第33a図、第33b図、第33c図、第21 図で解説されたように、均一な角度で分割された部分的扇形ビームは、フォトダ イオード線形アレイ44の検出器において必ずしも、対応する均一な距離をとっ た応答をするとは限らない。
第22図は第26図のステップ402で採用された平均1ヒ/内挿法を示してい るが、これは空間的非線形性を修正するものである。軸308の上部は、測定値 間の望ましい均一な角度間隔、たとえば、±12度間でD度毎に行う測定を示し ている。軸308の下部は実際の測定間の実際の角度間隔を示している1画像化 システムの空間的非線形性のために、検出器の応答は必要とされる角度以外で起 こる。
第22図の部分310からもわかるように、望ましい角度位置の強度値は検出器 測定値のサブセットを選択し、これらの選択値を内挿することにより決定される にのように、たとえば、−】2度の点から角度位置り間隔3g分の強度値は、検 出器1および2の測定値を内挿することにより決定することができる。同様に、 0変位置の左の角度位置り間隔2個分の強度値を、検出器250−253からの 測定値を内押することにより決定することができる。上記のように、応答する検 出器の読み取り値をまとめて平均化/内押して次の処理と後方投影の準備ができ ている正しい「必要とされる検出器」のスロットに移動させる。
修正されたデータは、再構成装置の入力ファイルに書き込まれ、そこで部分扇形 再構成用に調整されて、部分的扇形再構成の準備をする。これが第26図のステ ップ404である。
John PavkovicbおよびEdward 5eppiにより、本件と 同日に出願された「部分扇形ビームX!!断層擾影装置とデータ再構成法Jとい うタイトルの同時出願申請を引用するが、ここには調整と部分的扇形再構成法が 詳細に述べられている。この同時出願申請書を少者文献として添付する。
CTシミュレータ・システムと共に、本発明を実行するコンピュータ・プログラ ムのプリントアウl〜全体をマイクロフィッシュ付録Aとして添付する。
本発明により可能となる広いダイナミック・レンジの直接的な結果として、CT 数に較正される画像が作成されるCTシミュレータ・システムが提供される。任 意の数に較正される信号を設けるその池の従来のCTシミュレータ・システムと は異なり、本発明によるCTシミュレータ・システムは従来の診断用CTスキャ ナと同様の−1000から+3000までのスケールをカバーする、CT数に較 正されるデータを提供する。このような較正を行うために、既知の材料のファン トムをスキャンして、それぞれの材料に関してめた透過値を記憶させる。実際の スキャンの透過データが得られたら、このデータを大木模型で得た値と比較して 、そのデータに対する適切な調整を行う。
本発明はここで述べた好適な実施例やその他の実施例に限られるものではなく、 本特許の保護範囲と本発明の精神から逸脱することなく変形や改良を行うことが できる。本発明の特性を以下の請求項にまとめる。
浄書(内容に変更なし) 一シJt−t・ンヱーbathン(−ミ角ち。
1! へ −一一一一一一呂 す5V FIG、IB ≠5V i−ia、 yyc FIo、 12 社青、 EG、 14 14表千5−502610 (22) FIG、 17 FIG、 18 EG、20 FIG、 21 m AJ rh ×−兎虹 FIG、 23 FIG、 27 FIG、 2θ FIG、 30B \ l FIG、 30C FIG、 32 要約書 開示されているのは、画像装置の動的解像度を改善するための方法である。該方 法は長期及び短期サンプリング間隔にわたって画像増強器(40)がらの光をサ ンプリングする二重サンプリング又は露光技術を用いている。長期サンプリング 間隔の測定結果がしきい値を超えるときは、短期サンプリング間隔測定値が用い られ、計数比(5o)によって増幅される。しきい値以下のときは長期サンプリ ング間隔が用いられる。
手続補正書く方式) %式% 2、 発明の名称 画像装置のダイナミックレンジを改善するための方法 3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 パリアン・アソシエイツ・ インコーホレイテッド 4、代理人 住 所 東京都港区西新橋1丁目6番21号大和銀行虎ノ門ビルディング 電話 3503−5460 −、m ’ニーL6、 補正の対象 1)特許法第 184条の5第1項の規定による書面の特許出願人の住所および代表者の欄 2)図面翻訳文(浄書、内容に変更なし)3)委任状及び同訳文 7、 補正の内容 別紙のとおり 8、国際調査報告

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.以下のステップに従い、二重露光技術から成る画像装置の動的解像を改良す るための方法。 a.時間の第1期間の間、短い間隔のサンプルをもたらすために、半導体光電検 出器アレイを用いた画像増強装置からの可視光出力をサンプリングするステップ ;b.前記時間の第1期間よりも長い時間の第2期間の間、長い間隔のサンプル をもたらすために、半導体光電検出器アレイを用いた画像増強装置からの可視光 出力をサンプリングするステップ; c.前記長い間隔のサンプルの大きさが大きさの転換範囲を上回ることが決定し たときに、短い間隔のサンプルを更に処理するために該サンプルを選択するステ ップ;d.前記長い間隔のサンプルの大きさが大きさの転換範囲を下回ることが 決定したときに、長い間隔のサンプルを更に処理するために該サンプルを選択す るステップ;並びに e.前記短い間隔のサンプルが大きさの転換範囲内に入るとき、長い間隔と短い 間隔のサンプルの重みをつけた組合わせを選択するステップ。
  2. 2.前記選択ステップcが、更に、さらなる処理の前に計数比により短い間隔の サンプルを増大させるステップを含むところの、請求項1記載の方法。
  3. 3.光電検出器アレイが複数のフォトダイオードから成り、更に、正規化フォト ダイオードを、 i)連続する校正信号を供給するステップ;ii)長いサンプル間隔と短いサン プル間隔にわたって連続する校正信号に応答する正規化フォトダイオードを測定 するステップであって、前記校正信号が長いサンプル間隔の間、前記正規化フォ トダイオードが飽和しないように選択された最大強さを有するところのステップ 、 iii)決定された大きさの範囲にわたって長いサンプル間隔測定値を短いサン プル間隔測定値と比較するステップであって、短いサンプル測定値が計数比によ って増大されるところのステップ、並びに iv)増大された短いサンプル測定値と長いサンプル測定値との間で最小2乗カ ーブ・フィッティングを使用する最良の一致を得るように計数比を調整するステ ップ、に従って特徴づけることにより計数比が選択されるところの請求項2記載 の方法。
  4. 4.光電検出器アレイにおける非線形性を更に処理するために選択されたサンプ ルを線形化するためのステップを更に含むところの請求項3記載の方法。
  5. 5.線形化ステップが、 i)選択されたサンプルの大きさの関数である多くのn次の多項式を解くステッ プであって、該n次多項式が選択された光電検出器アレイの特性の関数である係 数を有し、更に、異なるn次多項式が異なるサンプルの大きさの範囲にわたって 有効であるところのステップ、ii)選択されたサンプルの大きさを含む範囲に 対して有効である1つのn次多項式を選択するステップ、並びに iii)線形化された選択サンプルとして選択されたn次多項式の解を使用する ステップ、 とから成る請求項4記載の方法。
  6. 6.n次多項式が重なった校正信号の大きさの範囲に有効で、更に、線形化ステ ップが、 iv)選択されたサンプルが重なった範囲の何れかに入るか決定するステップ、 v)選択されたサンプルが入る重なった範囲に有効なn次多項式からの解を補間 するステップ、並びにvi)選択されたサンプルが前記重なつた範囲に入るとき 、補間された解を線形化された選択サンプルとしてもたらすステップ、 を含むところの請求項5記載の方法。
  7. 7.n次多項式の係数が、 a.大きさの範囲を有する校正信号を供給するステップ、b.光電検出器応答を 測定するステップ、c.最小2乗カーブ・フィッティングクリテリアに従って光 電検出器アレイ応答の関数として供給された校正信号に最も良く一致するように n次多項式の係数を選択するステップ、 に従って選択されるところの請求項5記載の方法。
  8. 8.校正信号の大きさの範囲がゼロカウントから500,000カウントで、解 放ステップi)が3つの4次多項式からの解を使用するところの請求項7記載の 方法。
  9. 9.ゼロから500,000カウント範囲が3つの範囲に分割されており、3つ の4次多項式の各々が3つの範囲の異なるものの1つに有効であるところの請求 項8記載の方法。
  10. 10.3つの範囲が重なっているところの請求項9記載の方法。
  11. 11.大きさの転換範囲が単一の選択された範囲をカバーするところの請求項1 記載の方法。
  12. 12.計数比が方程式: Li(I+αLi)=κSi ここで、Liは正規化フォトダイオードの長いサンプル間隔の測定値であり、S iは正規化フォトダイオードの短いサンプル間隔の測定値であり、定数α及びκ は選択された範囲にわたってもっとも適するように最適化されている。 で特徴づけられる2つの部分からなる計数であるところの請求項3記載の方法。
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