JPH05502100A - ノッキング識別用回路装置 - Google Patents

ノッキング識別用回路装置

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JPH05502100A
JPH05502100A JP3504181A JP50418191A JPH05502100A JP H05502100 A JPH05502100 A JP H05502100A JP 3504181 A JP3504181 A JP 3504181A JP 50418191 A JP50418191 A JP 50418191A JP H05502100 A JPH05502100 A JP H05502100A
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ドライアー,アードルフ
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ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ノッキング識別用回路装置 従来の技術 本発明は、ノッキングセンサを有する、内燃機関のノッキング識別用回路装置に 関する。このノッキングセンサはノッキング周波数の分離を行うフィルタを介し て評価回路と接続されている。
自動車技術では、内燃機関のノッキング状態は危険な動作状態であり、長期間で 見ると損傷につながり得る。従い、内燃機関のノッキングを識別する回路装置が 公知である。この回路装置は、ノッキングセンサを用いて内燃機関の周波数スペ クトルを検出し、関連するノッキング周波数を取り出し濾波して別の回路に供給 する。この回路はノッキングを識別した際に内燃機関の動作パラメータを、ノッ キングの無い動作が得られるようにII!iする。公知の回路装置の検出装置お よび評価装置にはますます多(の要求が課せられている。
現代の内燃機関構造では、ますます高いノッキング周波数を検出し、評価しなけ ればならない。これには現在使用されている評価回路の遮断周波数が比較的低い ことが問題となる。さらにノッキングセンサ信号の評価をできるだけ簡単に構成 した装置で行いたいという要望もある。
発明の利点 請求項1の特徴を有する本発明の回路装置は従来技術に対して、ノッキングセン ナ信号の周波数が比較的高(でも簡単で安価な回路装置全体の構成が得られると いう利点を有する。というのは本発明では周波数の逓降が行われ、それにより比 較的簡単な技術を使用することができるからである0本発明によれば周波数逓降 は混合段によって行われ、この混合段はスーパポジション原理(ビート原理、5 uperheterodyne−Prinzip )に従い動作し、これにより ノッキングセンサ信号の周波数が逓降される。次いで、この逓降された周波数は 評価回路に供給される。
本発明の別の構成では、混合段が発振器周波数で駆動される。この発振器周波数 はノッキング周波数と同じ大きさを有している。これには測定段の出力側でノッ キング信号の包絡曲線に相応する信号が使用できるという利点がある。
しかし選択的に、混合段をノッキング周波数とは異なる次のような発振器周波数 で駆動することも可能である。すなわち、混合段の出力信号の周波数がノッキン グ周波数よりも低くなるような周波数で駆動するのである。この周波数逓降によ り、簡単な手段による信号の後の処理が可能になる。発振器周波数は、後置接続 されたフィルタ(帯域フィルタ)の所望のノッキングフィルタ周波数の大きさだ け低くするか、または予期されるノッキング信号の周波数だけ高くすることがで きる。この周波数逓降の利点は、既に述べたように、非常に高い周波数のノッキ ング信号を処理することができることである。また、別の信号処理に対して周波 数処理特性の点で格段に高い要求が課せられることは有利には混合段は第1の乗 算器として構成される。
この乗算器にはノッキングセンサ信号および別の入力量として発振器周波数が供 給される。ノッキングセンサ信号は基本ノイズおよび場合により存在するノッキ ング信号から合成される。乗算器の出力側は評価回路に接続されている。
例えば混合段とノッキングセンナの間にレベル−足保持回路を接続することがで きる。この回路により内燃機関の動作状態に依存するノッキングセンサ信号が振 幅の点で一定のレベルにもたらされ、次の後続処理をすることができる。ノッキ ングセンサ信号の振幅変動は例えば回転数に起因し、内燃機関の動作時間(老化 )にも依存する。さらにこの変動は構成素子のばらつきおよび公差によっても生 じる。
有利な実施例によれば、レベル−足保持回路は第2の乗算器を有しており、この 乗算器は入力量としてノッキングセンサ信号と評価回路の制御信号を受け取る。
制御信号は評価回路に所属する制御回路から送出される。制御回路によりレベル −足保持回路の出力側での特表千5−502100 (3) 一定のレベルが常に保証される。
例えば評価回路はマイクロコンピュータとして構成することができる。このマイ クロコンピュータは例えば内燃機関の制御装置の一部とすることができる。
マイクロコンピュータの制御回路は有利には、平均値形成器を介してレベル−足 保持回路に接続されている。この平均値形成器は、マイクロコンピュータから出 力される論理信号、例えばパルス幅変調信号、有利にはパルス幅変調矩形信号か ら直流電圧成分を得るために必要である。これはパルス幅変調信号の平均値形成 により行われる。有利には平均値形成器はRC素子から形成される。
冒頭に述べた、ノッキングセンサ信号から関連するノッキング周波数を取り出し 濾波するフィルタは、本発明ではローパスフィルタとして構成される。これは本 発明の構成の特に有利な点である。というのは、従来の技術から公知の帯域フィ ルタ(ノッキングフィルタ)を省略することができるからである。信号濾波に対 してはまったく簡単な、有利には一次のローパスフィルタで十分である。これは 例えば従来のようにQの非常に低い(例えばQ−3)ノッキングセンサを使用す る場合である。これにより本発明の構成では特に簡単な適用性が得られる。従来 のようにノッキングフィルタの中心周波数(帯域フィルタ)並びにノッキングフ ィルタのQを調整するのではなく、本発明では間単に発振器信号およびローパス 矩形周波数に対するパラメータを設定することができる。ローパス矩形周波数は 例えばトリマを用いて簡単に悪影響なしで調整される。本発明のローパスフィル タネ所望の高周波混合積の除去を行う。
有利で簡単な実施例によれば、ローパスフィルタはRC素子から構成される。
有利には第1および第2の乗算器としてOTA構成部材(Operationa l Transconductance Amplifier)を使用する。
ここまで説明した実施例では、発振器信号とノッキング信号との間に同期性のな いことが可能である。同期性がないことによりノッキング信号の包絡曲線だけで なく、うなり周波数も形成されるようになる。従って歪みのない変調が得られな い。しかしこれは重要なことではない。なぜならば、ノッキング状態の検出にレ ベルが使用されるからである。うなり周波数によって特に、値“零”が生成され 、そのためノッキングの検出が不可能になり得る。しかしうなり周波数のこの特 別な場合も、ノッキング信号が2つの混合段に供給され、この2つの混合段が位 相の異なる同じ発振器周波数で駆動されれば回避される。これにより常に、発生 するノッキングが識別され1M応の対抗措置をとり得ることが確実となる0位相 角の差は例えば906である。
2つの発振器周波数は90″位相のずれたクロック信号に所属することができる 。すなわち、このクロック信号は上記の発振器周波数を有している。クロック信 号は既述のマイクロコンピュータから送出されると有利である。従い論理信号が 取り扱われる。マイクロコンピュータは相互lこ90°位相のずれた2つのクロ ック信号を送出する。
しかし選択的に、クロック信号を2つの半分周器を用いて2倍の周波数の基本タ ロツク信号から形成することもできる。この場合、半分周器の一方は正のエツジ でトリガされ、他方は負のエツジでトリガされる。
この異なるトリガと2つの半分、li!器により、1つの基本クロック信号から 相互に90’位相のずらされた2つのクロック信号を得ることができる。
さらに、2つの乗算器の出力側をそれぞれローパスフィルタに接続し、ローパス フィルタ出力側を結合回路を用いて統合することができる。結合回路は有利には 加算個所として構成されるゆ従って、2つの乗算器と2つのローパスフィルタが 必要である。結合回路によって初めて2つのローパスフィルタ出力信号から、後 続の処理を行う1つの共通の信号が形成される。しかし選択的に、レベル−足保 持回路により形成された信号をそれぞれ受け取る2つの乗算器の出力側を、結合 回路を用いて統合し、結合回路の出力側をローパスフィルタに接続することもで きる。この場合、前に述ペた2つのローパスフィルタの代りに、1つのローパス フィルタしか必要としない。
評価回路の所要計算時間は、ローパスフィルタと評価回路の間に閾値スイッチを 接続すると少なくなる。
閾値スイッチは設定値レベルを上回ったか否かに応答する。このようにすればこ のタスクを、記憶された比較値を有するA/D変換器によって実行する必要はな い。そのため計算時間が短縮される。正確なノッキング評価を行うためには、時 間単位毎のレベル上回りの数を検出することが必要なだけであり、これにより正 確なノッキング状態識別が可能になる。設定値との比較等は計算機に対しては省 略される。
しかし選択的に閾値スイッチの代りに、ローパスフィルタと評価回路の間に整流 器を、また後続の積分器を接続することもできる。これにより、マイクロコンピ ュータに対する計算負荷がさらに軽減され、評価は疑似的に大部分がハードウェ アで行われる。整流器は、信号が負の場合に積分器が再び“逓降方向に積分”し ないようにするため必要である。積分器の出力側に接続されたマイクロコンピュ ータは、積分値が設定値を上回るか否かを決定するだけでよい。設定値を上回れ ばノッキング状態が存在している。従って、マイクロコンピュータの機能はコン パレータと同じである。
図面 以下本発明を図面に基づき詳細に説明する。
図1は内燃機関のノッキング識別用回路装置の第1の実施例、 図2は回路装置の別の実施例、 図3は回路装置の別の実施例、 図4は回路装置の別の実施例、 図5は回路装置の模式的ブロック回路図、図6は回路装置の別の実施例、 図7は回路装置の別の実施例、 図8は回路装置の別の実態例、 図9は回路装置の別の実施例、 図10は回路装置の最後の実施例を示す。
実施例の説明 図1は本発明の回路装置の原理図を示す。この回路装置は内燃機関のノッキング を識別するのに用いる。
回路装置は(図示しない)ノッキングセンナを有しており、このノッキングセン サのノッキングセンサ信号KSはレベル−足保持回路1に供給される。レベル− 足保持回路lは乗算器2として構成されている。この乗算器は別の入力量として 制御信号Kを受け取る。制御信号には評価回路3から送出される。これについて 以下詳細に説明する。
乗算器2の出力側4は混合段6の入力側5と接続されている。混合段6は同様に 乗算器7として構成されている。このように乗算器7が第1の乗算器1乗算器2 が第2の乗算器を形成する。
第1の乗算器7は別の入力量としてクロック信号Tの発振器周波数f Takt を受け取る。クロック信号Tは次の関係を有している。
Usin ωKt ここで ωに=2π f Klopf クロック信号Tは制御信号にと同様に評価回路3から発生する。
混合段6の出力側8はフィルタ9と接続されている。
このフィルタはローパスフィルタTPとして構成されている。有利にはローパス フィルタは一次であり、笥単にはRC素子により実現することができる。フィル タ9の出力側10は評価回路3に接続されている。
回路装置は、第2の乗算器2の出力側4に制御信号Kによって一定のレベルが形 成されるように構成されている。このことは、ノッキングセンサ信号KSが一定 のレベルに制御されることを意味する。このノッキングセンサ信号の振幅はとり わけ内燃機関の種々異なる動作状態により変動する。第2の乗算器2の出力信号 は混合段6を形成する第1の乗算器1に供給される。
そこからビート原理(スーパヘテロダイン、5uperheterodynpr inzip)に従い、クロック信号Tによるスーパポジションが行われる。ここ ではクロック信号Tの周波数(発振器周波数f Takt )は予期される内燃 機関のノッキング周波数fに1opfと同じ大きさに選択される。その際発生す る混合信号は、ここで重要なノッキング状態を表す上方をオーディオ周波数位置 に含んでいる。ノッキング信号の包絡曲線に相応する信号が存在する。この包絡 曲線は簡単な手段によりさらに処理することができる。混合段6の出力信号は、 不所望の高周波混合積を除去するためローパスフィルタTPに供給される。後続 の評価回路3ではフィルタ9から発生した信号が内燃機関のノッキング状態を識 別するため評価される。
図2には図1の回路装置が詳細に示されている。ノッキングセンナ信号KSは場 合によりさらに、RC素子11を介して導通されることがわかる。これは、発信 器信号の高調波を介した受信を回避するためである(二次受信個所)、さらに図 2はローパスフィルタTPがRC素子12によって実現可能であることを示して いる。評価回路3はマイクロコンピュータμCとして構成される。評価回路は制 御信号Kを形成するために、制御回路13を有している。制御回路は、フィルタ 9から発生し、マイクロコンピュータpcのA/D変換器に供給される信号から 入力量として実際設定値u istを受け取る。制御回路13の出力側では制御 電圧[IRsgelが取り出される。この制御電圧はRC素子15として構成さ れた平均値形成器14に供給される。
制御電圧の平均値URegelは制御信号Kを表す。
平均値形成器14は、制御電圧U Rege lが論理状態だけを取ることがで きるので必要である。ここでは制御機能のためにパルス幅変脚された矩形信号が 取り扱われる。パルス幅が大きくなればなるほど、平均値形成器14の平均値は 上昇する。この平均値は直流電圧であり、この電圧は第2の乗算器2にて、ノッ キングセンサ信号KSとほぼ一定のレベルを形成するために乗算される。
発振器周波数fTak、tでは矩形パルス列が取り扱われる。これは図2に同様 に示されている。この矩形パルス列は既に述べた高周波混合積となる。しかしこ の混合積はローパスフィルタTPにより除去される。
図2の回路装置では比較的大きな計算時間がマイクロコンピュータμCにおいて 必要である。というのは、そこで全信号処理が行われるからである。前記のA/ D変換器のA/D変換時間は、サンプリング定理を十分に満たすため、十分に小 さく選択されなければならない、これは市場に流通しているA/D変換器により 保証される。ノッキング信号の処理はマイクロコンピュータμCのソフトウェア によって行われる。
前述の矩形信号を使用することにより、既に示した二次受信個所が混合段6に発 生することができる。この矩形信号は比較的高い高調波にある。このようなこと は、クロック信号Tとして正弦波電圧を使用したのでは生じない。特にローパス フィルタTPは前記の比較的高い高調波の不都合な作用を阻止する。
乗算器2.7として剪利には、市場に流通している0perational t ransconductance amplifier (OT A )を使用 する。これは非常に高い周波数のノッキング信号を処理することができる。
図3は本発明の回路装置の別の実施例を示す。この実施例では計算能力の比較的 低いマイクロコンピュータμCを使用することができる。というのは、ノッキン グセンサ信号KSのハードウェア的評価が一部行われるからである。
図1に対する図3の実質的な相違は、ローパスフィルタTPとマイクロコンピュ ータμCの間に閾値スイッチSが接続されていることである。この閾値スイッチ は通常レベル(設定[)の上回りを識別し、インタラブドをトリガする。閾(1 スイツチSは図3に示したように、ヒステリシスを有している。応答レベルは一 定または、図3に示したように、制御電圧URegelの大きさで制御すること ができる。この変形実施例は、マイクロコンピュータμCのA/D変換器を不必 要にする。というのは、レベルの上回りが存在しているかぐこれはノッキングを 意味する〕否かの決定が1m([スイッチにより行われるからである。しかし正 確なノッキング評価はコンピュータにより行われる。コンピュータは時間単位毎 のレベルの上回りの数を検出し、そこから内燃機関がノッキングしているか否か の決定を下す。
図4は別の実施例を示す。この実施例はさらに低い計算能力しか必要としない。
閾値スイッチSの変わりに、ローパスフィルタTPとマイクロコンピュータμC の間に整流器G1と積分器lが接続されている。詳細には、整流器G1は包絡曲 線検出器であり、その入力側16はローパスフィルタTPに接続されている。
整流器G1の出力側17は抵抗Rを介して演算増幅器OPのマイナス入力側18 と接続されている。マイナス入力側18から積分コンデンサCIntが演算増幅 器oPの出力側19に接続されている。積分コンデンサCIntに並列にスイッ チSCHが接続されており、このスイッチはマイクロコンピュータμCの測定窓 MFにより投入接続される。これにより、積分が内燃機関の点火直後にのみ行わ れるようになる。
図3の回路装置で既に十分にハードウェア的信号処理が行われている。マイクロ コンピュータμCは単に、出力側19の積分値が設定値を上回ったか否かを決定 すれば良いだけで、これにより内燃機関のノッキング動作が検出される。従って 、マイクロコンピュータμCの機能はこの観点からコンパレータに比較し得る。
検出すべきノッキング振動は、内燃機関の相応のシリンダの残余容積中の空洞共 鳴により発生する。ここで残余容積とは、上死点位置で存在する容積であると理 解されたい、このような空洞振動に対して、所属の波動方程式の解は多数ある。
すなわち、例えば次のような波長も共鳴中に生じる。すなわち、波長の半分およ び半波長の奇数倍も前記の空洞に“共鳴する“。従って、この高調波振動も適切 な高調波を含むクロック信号により同様にオーディオ領域に変換することができ 、これによりS/N比がさらに改善される。
本発明の基本的な利点は、市場流通しているOTAを乗算器2ないし7として使 用することができることである。さらに周波数領域のノッキング信号を畳み込む ことにより、−次の簡単なローパスフィルタTPを従来使用されていた帯域フィ ルタ(ノッキングフィルタ)の代りに使用することができる。さらに、回路は簡 単に適用される。ローパスフィルタTPのフィルタパラメータと発振器周波数f  Taktは独立して悪影響なしで調整可能である。処理周波数が低いことによ り、信号処理はほとんどマイクロコンピュータμCで行うことができる。その際 特に大きな計算時間がかかることもない。さらに既に述べたように、ノッキング 信号の高調波振動を別の情報源として検出することができる。
基本的に第1の乗算器7と第2の乗算器2をr!111つの乗算器で置換するこ ともできる。これによりさらに回路コストが低減する。
図5の実施例はこれまでの実施例と次の点で異なる。
すなわち、クロック信号Tに対して、予期されるノッキング信号の周波数と一致 しない発振器周波数f Taktが使用される点である。それどころか、スーパ ヘテロダイン原理に従い、ノッキングセンサ信号KSの比較的高い周波数が比較 的低い周波数に逓降され、この周波数を簡単な手段によりさらに処理することが できる。
その他の点では図5の構成は図4の実施例に相応する。
しかしローパスフィルタTPの代りに従来技術と同様のノッキングフィルタKF 、すなわち帯域フィルタが使用されている。混合段に供給されるクロック信号T の周波数は、所望のノッキングフィルタ周波数(ノッキングフィルタ(KF)の 大きさだけ、予期されるノッキング信号の周波数より低いかまたは高い周波数に することができる。この信号処理の利点は既に述べたように、非常に高い周波数 のノッキング信号を処理することができることであり、後続の信号処理は速度の 点で(構成素子のスルーレート)特別な構成を必要としない。
図6に示された別の実施例は1つの混合段の代りに2つの混合段6と6′を有し ている。この混合段6と6′のの入力側5と5′は2つともれべついってい保持 回路lの出力側4に接続されている。混合段6と6′は同様に乗算器7と7′と して構成されている。乗算器7にはクロック信号Tが、乗算器7′にはクロック 信号T′が供給され、これら2つのクロック信号T、T′の位相状態は90°異 なっている。クロック信号Tに対しては、式 %式%(6) が、クロック信号T′に対しては、式 U s in (2+rfK+π/2)tが成り立つ。ここでfKはノッキング 屑波数を表す。
乗算器7と7゛の出力側8と8′はそれぞれローパスフィルタTPないしTP’  に接続されており、それらの出力側10ないし10’は結合回路20に接続さ れている。有利には結合回路20は加算個所21として構成される。出力22は 通常評価回路3に供給される。
図6の構成は、クロック信号とノッキング信号との間に同期性がないことにより ノッキングの評価が不能になることを阻止する。同期性がないことによりノッキ ング評価の際に、ノッキング信号の包絡曲線のみならず、付加的にうなり周波数 も発生し得るようになる。
これにより歪みのない復調が得られなくなる。しかしこのことはさほど重要では ない。というのは、ノッキング燃焼に関する情報は、通常の基本ノイズに属する 所定の振幅値を上回ることにあるからである。このような振幅値の上昇は、うな り周波数の存在している時にも識別することができる。しかしうなりにより出力 #1″零“が少なくとも一時的に生じるようになり得る。
この場合ノッキングのセンシングが行われない。図6の回路装置はこのような事 態を阻止する。すなわち、2つの信号の乗算の際に積が“零”となるような前記 の特別な場合が生じない。そのために、906位相のずらされた発振器周波数f  Takt、f Takt″で駆動される2つの乗算器7と7′が使用される。
これはいわゆる矩形復調である。
図7は、図2に相応する回路を図6の構成に考慮して全体図で示す。選択的に点 線により、2つのローパスフィルタTPとTP’ の代りに1つのローパスフィ ルタT P”が使用されることが示しである。このローパスフィルタTP”は結 合回路20の出力側22に接続されており、その出力側10°′はマイクロコン ピュータμCに接続されている。その他は、図7の回路装置は既に説明した構成 に相応する。そのためこれ以上詳細に説明する必要はない。
既に説明したように、値“零”の出力信号を生じるようなうなりを回避するため 、相互に90°の相対内位ずれ差を有する2つのクロック信号T、T’ を使用 することが必要である。図8はそのための有利な実施例を示す。基本的にマイク ロコンピュータは相互に90°位相のずらされた2つの発振器周波数f Tak tとf゛Taktを形成することができる。しかし図8の有利な実施例では選択 的に、マイクロコンピュータμCは基本クロック信号GTを形成する。この基本 クロック信号はクロック信号TないしT′の2倍の周波数を有している。さらに 2つの半分周器23と24が設けられており、それらには入力信号として基本ク ロック信号GTが供給される。半分周器の一方は基本タロツク信号の正のエツジ でトリガされ、他方の半分周器は負のエツジでトリガされる。これにより、半分 周器23と24の出力側25と26ではクロック信号TとT′が取り比される。
これらのクロック信号は相互に90″の位相ずれを有している。次いでクロック 信号TとT′は既に説明したように乗算器7と7′に供給される。
図8には2つのローパスフィルタTPとTP’ が示されている。しかし選択的 に、既に述べたように、2つのローパスフィルタTP、TP’ の代りに1li 1つのローパスフィルタTP″′を結合回路20の出力側に設けることもできる 。
集積されたノッキング評価回路では、既述の90゜畳ミ込み部はマイクロコンピ ュータμCの構成部材とすることができる。従って、端末にはそれ以上のコスト がかからない。
図9は、図3に相応する実施例に閾値スイッチSが使用されている実施例を示す 。構成に関しては前述の実施例を参照されたい。
図10は、図4に相応する実施例を示す。すなわち、ここでは整流器GLと積分 器Iが設けられている。
要 約 書 本発明(よ、ノッキング周波数の分離を行うフィルりを介して評価回路と接続さ れたノッキングセンサを有する、内燃機関のノッキング識別用回路装置に関する 。
簡単な回路構成のために、スーパポジシコン原理番二従い、ノッキングセンサ信 号(KS)の周波数を逓降し、評価回路(3)に供給する混合段(6)が設けら れている。
国際調査報告 国際調査報告 DE 9100171 SA 44798

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ノッキング周波数の分離を行うフィルタを介して評価回路と接続されたノッ キングセンサを有する、内燃機関のノッキング識別用回路装置において、スーパ ポジション原理に従い、ノッキングセンサ信号(KS)の周波数を遍降し、評価 回路(3)に供給する混合段(6)が設けられていることを特徴とするノッキン グ識別用回路装置。
  2. 2.ノッキング周波数(fK)と同じ大きさの周波数を有する廃振器周波数(f Takt)により駆動される混合段(6)が設けられている請求項1記載の回路 装置。
  3. 3.混合段(6)は、発振器周波数(fTakt)とは異なる次のようなノッキ ング周波数(fK)で駆動される、すなわち、混合段(6)の出力信号がノッキ ング周波数(fK)よりも低くなるよう駆動される請求項1または2記載の回路 装置。
  4. 4.混合段(6)は第1の乗算器(7)を有している請求項1から3までのいず れか1記載の回路装置。
  5. 5.混合段(6)とノッキングセンサとの間にレベル−定保持回路(1)が接続 されている請求項1から4までのいずれか1記載の回路装置。
  6. 6.レベル−定保持回路(1)は第2の乗算器(2)を有し、該乗算器は入力量 としてノッキングセンサ信号と評価回路(3)のレベル信号(K)を受け取る請 求項1から5までのいずれか1記載の回路装置。
  7. 7.レベル信号(K)は制御回路(13)から送出される請求項1から6までの いずれか1記載の回路装置。
  8. 8.評価回路(3)はマイクロコンピュータ(μC)として構成されている請求 項1から7までのいずれか1記載の回路装置。
  9. 9.マイクロコンピュータ(μC〕の制御回路(13)は平均値形成器(14) を介してレベル−定保持回路(1)に接続されている請求項1から8までのいず れか1記載の回路装置。
  10. 10.制御回路(13)の出力信号はパルス幅変調信号、例えば矩形信号である 請求項1から9までのいずれか1記載の回路装置。
  11. 11.平均値形成器(14)はRC素子(15)から形成されている請求項1か ら10までのいずれか1記載の回路装置。
  12. 12.フィルタ(9)はローパスフィルタ(TP)として構成されている請求項 1から11までのいずれか1記載の回路装置。
  13. 13.ローバスフィルタ(TP)はRC素子(12)から形成されている請求項 1から12までのいずれか1記載の回路装置。
  14. 14.第1および第2の乗算器(7、2)はそれぞれオペレーショナルトランス コンダクタンスアンプ(OTA)として構成されている請求項1から13までの いずれか1記載の回路装置。
  15. 15.ノッキングセンサ信号(KS)は2つの混合段(6、6′)に供給され、 該2つの混合段は位相位置の異なる同じ発振器周波数により駆動される請求項1 から14までのいずれか1記載の回路装置。
  16. 16.位相角差は90°である請求項1から15までのいずれか1記載の回路装 置。
  17. 17.2つの混合段(6、6′)の発振器周波数(fTakt,f′Takt) は、90°位相のずれた2つのクロック信号(T,T′)に所属している請求項 1から16までのいずれか1記載の回路装置。
  18. 18.クロック信号(T,T′)はマイクロコンピュータ(μC)から送出され る請求項1から17までのいずれか1記載の回路装置。
  19. 19.クロック信号(T,T′)は2つの半分周器(23、24)を用いて、2 倍の周波数の基本クロック信号(GT)から形成され、−方の半分周器(例えば 23)は正のエッジによりトリガされ、他方の半分周器(例えば24)は負のエ ッジによりトリガされる請求項1から18までのいずれか1記載の回路装置。
  20. 20.2つの乗算器(2、7)の出力側にはそれぞれ1つのローバスフィルタ( TP,TP′)が接続されており、ローパスフィルタの出力側(10、10′) は結合回路(20)によりまとめられている請求項1から19までのいずれか1 記載の回路装置。
  21. 21.結合回路(20)は加算個所(21)である請求項1から20までのいず れか1記載の回路装置。
  22. 22.2つの乗算器(2、7)の出力側(8、8′)は結合回路(20)により まとめられており、結合回路(20)の出力(23)はローパスフィルタ(TP ′′)に供給される請求項1から21までのいずれか1記載の回路装置。
  23. 23.ローバスフィルタ(TP)と評価回路(3)の間に閾値スイッチ(S)が 接続されている請求項1から22までのいずれか1記載の回路装置。
  24. 24.ローバスフィルタ(TP)と評価回路(3)の間に、整流器(Gl)およ び積分器(I)が接続されている請求項1から23までのいずれか1記載の回路 装置。
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