JPH05501874A - エステルポリオールを含有する反応混合物の製造方法 - Google Patents

エステルポリオールを含有する反応混合物の製造方法

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JPH05501874A JP2514129A JP51412990A JPH05501874A JP H05501874 A JPH05501874 A JP H05501874A JP 2514129 A JP2514129 A JP 2514129A JP 51412990 A JP51412990 A JP 51412990A JP H05501874 A JPH05501874 A JP H05501874A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 エステルポリオールを含有する反応混合物の製造方法本発明は、エポキシ化エス テル及び/又はアルコールのカルボン酸との反応によるエステルポリオールを含 有する、比較的低粘度の反応混合物の製造方法に関する。
また本発明は、エステル基に隣接した位置に遊離水酸基を有するエステルポリオ ールを主として含有しており、上記の反応によって得られるエステルポリオール の混合物に関する。
ポリオールは、広い適用可能な範囲を有し、重要で融通のきく原料である。
ポリオールを製造するための低コストで行える方法の一つは、ポリエポキシ化合 物とプロトン性反応物の開環反応に基づくものである。
例えば、エポキシ化油又は脂肪をプロトンドナーとしてのアルコールで開環させ ることは、例えば、ドイツ国特許第29QOO30号、欧州特許第113798 号、アメリカ合衆国特許第3475499号及び同第3607778号に記載さ れている。
エポキシ化カルボン酸エステルを多価アルコールで開環させることは、ドイツ国 公開特許第3318596号の実施例に記載されている。2以上の脂肪酸分子を 含有するヒドロキシアルコキシカルボン酸のアルコキシラジカルの遊離水酸基の 架橋による多様な反応生成物の生成を抑制するために特別な反応条件が選ばれる 。かくして、エステル化脂肪酸誘導体に大過剰の多価アルコールを、好ましくは エポキシ化脂肪酸誘導体1モルにつき、0.5モルから10モル以上過剰に添加 する。
ポリオールがポリウレタン組成物中に使用される場合に、酸はアルコールによる エポキシ化合物の開環を促進する触媒として標準的に添加されるが、反応後除去 しなければならず、さもないと塩基による中和後ポリオール中に残留してくもり や収縮を引き起こすことがある。
触媒がない場合には、エポキシ化油又は脂肪は直接カルボン酸によって開環する 。この場合、水酸基及びアシロキシ基によって変性された反応生成物が生じる。
エポキシ基を含有する大豆油のアクリル酸又はメタクリル酸にょる開環は、例え ばアメリカ会衆l特許第4016059号に記載されている。反応は、いわゆる ワンポット法で行われ、そこでは全ての反応物が同時に反応して、ヒドロキシア クリロギシ(又はヒドロキシメタクリロキン)大豆油エステルを含有する反応混 合物となる。
反応混合物の正確な組成が、特に消費したアクリル酸の量により決定された。大 豆油のエポキシ含量を基にして、アクリル酸が当量未満消費されると、残存する エポキシ含量が5,2重量%までである場合が生じうる。アクリル酸が過剰に消 費されると、残存エポキシ含量は鉤2%まで減らせるが、反応は常に、例えばエ チルベンゼンなどの溶剤の存在下で行われる。
エポキシ化大豆油とアクリル酸の、特にモル比が13での相当反応がアメリカ合 衆国特許第3125592号に記載されており、これによれば、ヒドロキシアク リロキ7大豆油エポキシを含有する反応混合物は、ワンポット法によって溶剤を 含まない粘稠液体として得られる。
粘稠液体はまた、ワンポット法により、エポキシ化大豆油とアマニ油脂肪酸又は 脱水リシノール酸との反応で得られる(アメリカ合衆国特許第2909537号 )。詳しい粘度が明らかにされていないが、混合物は、消費した脂肪酸やその使 用量に関係なく明らかに形成される。しかしながら、得られた混合物は、未反応 のアマニ油脂肪酸や脱水リンノール酸を含量しており、これらは例えば、ポリウ レタン組成物中で引き続き消費されるというような問題を生じる。
1分子中に1を越えるエポキシ基を含量するエポキシ化脂肪をジカルボン酸、ポ リカルボン酸又はこれらの無水物の化学量論的量で部分開環することは、アメリ カ合衆国特許第3180749号に記載されている。この公報で特許請求されて いる方法では、ワンポット法で行われる反応は、カルボン酸が完全に消費される 前に終了し、そのため各脂肪酸分子中に少なくとも一つの未反応エポキシ基が残 るとされている。
ワンポット法により得られたエポキシ化大豆油の酸による開環反応混合物は、主 として、例えば腐食防止剤として(アメリカ合衆国特許第2909537号)、 あるいはポリウレタン組成物として(アメリカ合衆国特許第4016059号) 、使用する前に溶剤で希釈したり加熱したりしなければならないような生成物で ある。
本発明が解決しようとする問題は、エポキシ組成物のカルボン酸との反応によっ て、エステルポリオールを含量する比較的低粘度の反応混合物を製造することで ある。
驚くべきことに、カルボン酸を最初に少なくとも化学量論的量だけ仕込み、これ に時間を遅らせて引き続きエポキシ化エステル又はアルコールを添加すれば、エ ステルポリオールを含量する比較的低粘度の反応混合物を得られることが判明し た。
従って、本発明は、エポキシ化エステル及び/又はアルコールのカルボン酸との 開環反応によるエステルポリオールを含有する反応混合物を製造する方法に関し 、比較的低粘度の反応混合物を得ること、カルボン酸を反応物のエポキシ含量に 対し少なくとも化学量論的量だけ最初に仕込むこと、及び引き続きエポキシ化反 応成分を、反応混合物中の未反応エポキシ基がなくなるような時間的遅れをもっ て添加することを特徴とする。
また本発明は、エステル基に隣接した位置に遊離水酸基を有するエステルポリオ ールを生として含有する上記の方法によって得られるエステルポリオールの混合 物に関する。
そのエステルポリオールは、統計上の平均として、−分子あたり1を越える遊離 水酸基を含有しており、また、水酸基に隣接した位置にエステル基を、少なくと も部分的に含有する化合物であると解されている。
本発明に係るエステルポリオール含有の比較的低粘度混合物の製造においては、 カルボン酸を最初に仕込んで、80℃より高<300℃より低い温度、好ましく は100℃より高(270℃より低い温度に加熱する。反応温度の選択は、特に 最初に添加するカルボン酸によって決定される。このように、高い温度範囲にお ける反応温度は高級カルボン酸を使用する場合に適用されるのに対し、低い温度 範囲における反応温度は低級カルボン酸を使用する場合に適用される。300℃ を越える反応温度しでは、とりわけ反応時間が長くなると、縮合物の生成の割合 を増大し及び/又は反応混合物を分解する。
本発明によれば、引き続き、エポキシ化エステル及び/又はアルコールを、好ま しくは強く撹拌しながら、最初に仕込んで加熱したカルボン酸に添加する。エポ キシ化反応成分は、反応混合物中の未反応エポキシ基が実質的になくなるような 遅延時間をもって添加する。未反応エポキシ基の含量は50重量%未満に保つべ きである。
この50重量%未満という数字は、エポキシ化反応物に完全に添加した後の反応 混合物中のエポキシ酸素の相対的含量であり、また、ワンポット反応において理 論的に期待されるエポキシ酸素の含量に基づくものであって、この値は最初に仕 込んだカルボン酸による希釈を考慮して補正される。50重量%よりも明らかに 低い含量は、添加速度を非常に低く保つことにより得られる。しかしながら、経 済的理由のために、添加速度はできるだけ高くすべきであり、好ましくは1.5 時間を越えるべきでない。
未反応エポキシ基含量が増すにつれて、既に存在している水酸基官能性のエステ ルポリオールが水酸基のために未反応のエポキシ基を開環し、より高次の縮合物 が生成する可能性が高くなる。未反応エポキシ基の含量は、例えばR,R,J  ay’ s法(アナリュティシエ・ヒエミー(Analyt、 Chemie) 、1964年、第36号、第667〜668頁)などの滴定により決定すること ができる。
一つの好ましい態様では、エポキシ化合物の時間的遅延添加は滴下により行うこ とができる。しかし、その他の添加のための制御方法をとることもできる。
エポキシ化反応成分を添加した後、反応混合物は放置され、上記の反応温度にて エポキシ酸素の絶対残存含量が1.0重量%未満、好ましくは0.5重量%未満 、より好ましくは0.3重量%未満となるまで反応しつくさせる。
本発明では、反応後、過剰のカルボン酸を全て反応混合物から除去する。過剰の カルボン酸は、塩基で中和し、その後所望により濾過するなどの他の方法によっ ても除去することができるが、真空下で蒸留して除去することが好ましい。本発 明での蒸留によるカルボン酸の除去は、300℃までの好ましい反応温度を越え るべきでないが、使用したカルボン酸と適用する真空度によって異なる温度が必 要である。
本発明では、統計的平均として、1分子あたり1を越えるエポキシ基を、好まし くは2以上のエポキシ基を含有するエポキシ化エステルが、エステルポリオール を含有する反応混合物を調製するためのエポキシ化反応成分として使用される。
エポキシ化エステル及び/又はアルコールの製造は、例えば、欧州特許第286 937号やドイツ国特許第1042565号に記載されているような既知の方法 によって、完全に又は実質的に完全に実行される。本発明によれば、ポリ不飽和 エステル及び/又はアルコールのエポキシ化は、この場合に形成されるエポキシ 化エステル及び/又はエポキシ化アルコールが統計的平均で1分子あたり1を越 えるエポキシ基を含有しなければならないが、部分的にのみ起こってもかまわな い。
エポキシ化酸のアルコールとのエステル及び/又はエポキシ化アルコールの酸と のエステルをエポキシ化エステルとして使用することができる。炭素数40まで の1価〜4価のアルコール、好ましくは炭素数36まで、より好ましくは炭素数 1〜22までのアルコール、例えば、メタノール、2−エチルヘキサノール、エ チレングリコール、ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、グリセロール及 び/又はペンタエリスリトールなどのエポキシ化エステルを使用することが好ま しい。
使用されたエポキシ化エステルは、炭素数40まで、好ましくは炭素数36まで 、より好ましくは炭素数22までのエポキシ化酸を含むことが好ましい。エポキ シ化エステルの出発物質として適当なものは、牛脂、ヤシ油、ラード、落花生油 、菜種油、綿実油、大豆油、鯨油、ひまわり油、コエンドロ油及び/又はアマニ 油等のさまざまな動物及び/又は植物のトリグリセリドである。特に好ましいエ ポキシ化エステルは、エポキシ化大豆油(エポキシ酸素含量が5゜8〜6.5重 量%)、オレイン酸に富む及び/又は乏しいエポキシ化ひまわり油(エポキシ酸 素含量が4.4〜6.6重量%)、エポキシ化アマニ油(エポキシ酸素含量が8 .2〜8.6重量%)及びエポキシ化鯨油(エポキシ酸素含量が6.3〜6.7 重量%)などである。
好ましいエポキシ化アルコールは、炭素数3〜32、好ましくは炭素数が12よ り多く、より好ましくは炭素数が22までのものである。特に、好まし、いエポ キシ化アルコールは、分子及び/又は統計的平均で1分子につき1を越えるエポ キシ基を含有するエポキシ化アルコールの混合物あたり、1を越える、好まし、 (は2及び/又は3個のエポキシ基を含有するようなものである3、前記の条件 下で、例えば、10−ウンデセン−1−オール、9C−オクタデセン−1−オー ル(オレイルアルコール)、9t−オクタデセン−1−オール(エポキシ化アル コール)、9C−オクタデセン−1,12−ジオール(リシ、)し・イルアルコ ール)、9c、12cmオクタデカジエン−1−オール(リルイルアルコール)  、9c、 12c、 ]、 55cmオクタデカトリエン−1−オールυルニ ルアルコーノシ)、9C−エイコセン−1−オール(ガドレイルアルコー+1/ )、13C−トコセン−1−オール(エル、・ルアルコール)、及び/又は13 t−トコセン−1−オール(プランンルアルコール)などのアルコールのエポキ シ誘導体を使用することができる。エポキシ化アルコールとエポキシ化エステル の混合物は、いかなる混合比であってもエポキシ化反応成分として使用すること ができる。
本発明の方法では、前記のエポキシ化反応成分は、カルボン酸によって完全に又 は実質的に完全に開環する。−塩基性カルボン酸は特にこの目的に適する。適当 なカルボン酸は、含有する炭素数が40まで、好ましくは炭素数が30まで、よ り好ましくは炭素数が22までのもので、合成系、天然系、脂肪族系、芳香族系 、分岐状及び/又は非分岐状のカルボン酸などである。飽和及び不飽和のカルボ ン酸及びこれらの混合物は開環に適する。特に好ましい例としては、ギ酸、酢酸 、プロピオン酸、カプリル酸、カプリン酸、ベヘン酸、パルミトレイン酸、オレ イン酸、リノール酸及び/又はリルン酸をカルボン酸として最初に仕込む。不飽 和カルボン酸が相対的に多いと、特に低粘度のエステルポリオール含有反応混合 物を生じ本発明てエポキシ化反応成分は、エポキシ基のモル%で表現し、酸基の モル%基準で、最初に仕込んだカルホン酸に対しで110の量まで、好ましくは 多くても等モル量まで、より好ましくは等モル量よりわずかに少なく、時間的に 遅れて添加する。
未発明の好ましい態様では、エポキシ化反応物のエポキシ基あたり、好ましくは 1より多く15より少な(、より好ましくは1より多く11より少ない酸分子を 最初に仕込む。
本発明の方法により得られたエステルポリオール含有反応混合物は、比較的低粘 度で黄色ないし薄茶色の液体である。
本発明により製造された反応混合物のうちで、好ましくは50%まで、より好ま しくは10〜40%の間のものが、DIN 53015(ヘプラー(H(3pp ler))に基づき20°CにてmPa ・秒を測定して、ワンポット法による 生成物よりも低い粘度を有する。
本発明により製造された反応混合物の絶対粘度は、エポキシ化反応物及び最初に 仕込んだカルボン酸の分子量及び化学的組成に大きく依存する。エポキシ化脂肪 及び/又は油のオレイン酸での開環により、−例として製造された反応混合物は 、2000mPa・秒、特に1500mPa・秒を十分に下回る粘度を有する。
エポキシ化脂肪及び/又は油のリノール酸やリルン酸などの不飽和脂肪酸やアマ ニ油脂肪酸などの脂肪酸混合物との反応生成物は同等の粘度を有するであろう。
本発明の方法により得られたエステルポリオール混合物は、統計的平均で、1分 子あたり1を越え、好ましくは1.5を越える遊離水酸基を含有する。エステル ポリオールの混合物は、最初に仕込んだカルボン酸によってエポキシ基が開環し てなる水酸基に隣接した位!にエステル基を有する。混合物の残部は、エポキシ の開環の間に、既に存在するエステルポリオールにより二量体、三量体及び/又 はより高次の縮合体を含有する。ワンポット法により生成したエステルポリオー ル混合物が高次の縮合体を比較的高い割合で含有するということはゲル透過クロ マトグラフィー(GPC)(ポリスチレン標準)により示すことができる。
本発明の方法により、統計的平均で、好ましくは1を越える遊離水酸基とそれに 隣接するエステル基を含有する非縮合エステルポリオールを主として含む生成物 を製造することができる。
本発明の方法により得られる混合物は、少なくとも炭素数が40まで、特に炭素 数が8〜22であって、合成系、天然系、脂肪族系、芳香族系、分岐状及び/又 は非分岐状のカルボン酸のエステル基隣接の遊離水酸基を含む単量体のエステル ポリオールであA、特に、カプリル酸、カプリン酸、オレイン酸、リノール酸、 リルン酸などであるが、飽和カルボン酸及び不飽和カルボン酸は同程度に好まし い。
本発明に係るエステルポリオール含有反応混合物の製造を以下の実施例に記載す る。そこで製造したエステルポリオールについての水酸価、酸価、残存エポキシ 含量、20℃におけるヘプラー粘度等のような特徴的なデータを、ワンポット法 により製造したエステルポリオール混合物と対比させて表1に示す。
実施例1 酸価基準で2.9モルに相当する工業用オレイン酸(酸価200゜5、ヨウ素価 94)823gを、反応容器中で撹拌しながら160℃まで加熱した。次に、エ ポキシ含量基準で2.8モルに相当する大豆油エポキシド(エポキシ酸素含量6 78重量%)661gを、反応混合物中における未反応エポキシ基の絶対含量が 1.44重量%を越えないような遅延時間(75分間)をもって、撹拌しながら 添加した。添加後、反応混合物を、残存エポキシ酸素含量が0.3重量%を下回 るまで(3時間)160℃に保持した。未反応のオレイン酸(96g)を温度2 00℃以下、圧力10Pas未滴の真空蒸留で除去した。ポリオール混合物は、 水酸価(OHV):40.7、ケン化価(SV):194、ヨウ素価(IV): 54.7、酸価(AV):6.5なる特性を有する透明暗黄色液体として得られ た。
実施例2 酸価基準で7.9モルに相当する塔頂留分脂肪酸(0m分60%、C10935 %、酸価361.9)1225gを、反応容器に仕込み、撹拌しながら150℃ まで加熱した。次に、エポキシ含量基準で7゜5モルに相当する大豆油エポキシ ド(エポキシ酸素含量6.78重量%)1770gを、反応混合物中における未 反応エポキシ基の絶対含量が16重量%を越えないような遅延時間(60分間) をもって、撹拌しながら添加した。添加後、反応温度を170℃まで徐々に昇温 しで、残存エポキシ酸素含量が0.15重量%を下回るまで(2時間)その温度 に保持した。未反応の塔頂留分脂肪酸(470g)を温度200°C以下、圧力 10Pas未満の真空蒸留で除去した。
ポリオール混合物は、水酸価:96、ケン化価=235、酸価 15なる特性を 有する透明黄色液体として得られた。
実施例3 酸価基準で3.9モルに相当する工業用モノマー脂肪酸(オッター(○tter )のM、J、A、M、によって得られた生成混合物(フェッチ・ザイフェン、ア ンシトリッヒミッテル(Fette 5eifen、 Anstrichmit tel) 1970年8月号、667〜673頁)、酸価174、ヨウ素価70 .1)948gを、反応容器中で撹拌しながら160°Cまで加熱した。次に、 エポキシ含量基準で2.8モルに相当する大豆油エポキシド(エポキシ酸素含量 6.78重量%)661gを、反応混合物中における未反応エポキシ基の絶対含 量が1.33重量%を越えないような遅延時間(60分間)をもって、撹拌しな がら添加した。添加後、反応混合物を、残存エポキシ酸素含量が0.28重量% を下回るまで(3時間)160℃に保持した。未反応の工業用モノマー脂肪酸( 164g)を温度270℃以下、圧力10Pas未満の真空蒸留で除去した。ポ リオール混合物は、水酸価:40゜1、ケン化価 190.9、ヨウ素価:37 .9、酸価:8.5なる特性を有する透明暗黄色液体として得られた。
実施例4 酸価基準で3.15モルに相当するプロピオン酸234gを、反応容器中で撹拌 しながら140℃まで加熱した。次に、エポキシ含量基準で3.0モルに相当す る大豆油エポキシド(エポキシ酸素含量6.73重量%)713gを、反応混合 物中における未反応エポキシ基の絶対含量が1.67重量%を越えないような遅 延時間(83分間)をもって、撹拌しながら添加した。添加後、反応混合物を、 残存エポキシ酸素含量が0.18重量%を下回るまで(5時間)140℃に保持 した。未反応のプロピオン酸(114g)を温度190℃以下、圧力10Pas 未満の真空蒸留で除去した。ポリオール混合物は、水酸価=129、ケン化価+ 277.5、ヨウ素価 4,3、酸価:2.1なる特性を有する透明暗黄色液体 として得られた。
実施例5 塔頂留分脂肪酸(C,分60%、C10分35%、酸価:358)631gを、 反応容器に仕込んで、撹拌しながら150℃まで加熱した。次に、エルカ酸の含 量が少ない菜種油エポキシド(エポキシ酸素含量5.95重量%)1043gを 、反応混合物中における未反応エポキシ基の絶対含量が1.6重量%を越えない ような遅延時間(60分間)をもって、撹拌しながら添加した。添加後、反応温 度を170℃まで徐々に昇温しで、残存エポキシ酸素含量が0.17重量%を下 回るまで(3時間)その温度に保持した。未反応の塔頂留分脂肪酸(201g) を温度2000C以下、圧力10Pas未満の真空蒸留で除去した。ポリオール 混合物は、水酸価、119、ケン化価:237、酸価、31、及び粘度6238 mPa・秒(ヘプラー、20℃)なる特性を有する透明黄色液体として得られた 。
実施例6 塔頂留分脂肪酸(Cs分60%、C10分35%、酸価:361.9)490g を、反応容器に仕込んで、撹拌しながら160℃まで加熱した。次に、大豆油エ ポキシド(エポキシ酸素含量6.78重量%)716gを、反応混合物中におけ る未反応エポキシ基の絶対含量が16重量%を越えないような遅延時間(65時 間)をもって、撹拌しながら添加した。添加後、反応温度を170℃まで徐々に 昇温しで、残存エポキシ酸素含量が0.17重量%を下回るまで(1時間)その 温度に保持した。未反応の塔頂留分脂肪酸(71g)を温度200℃以下、圧力 10Pas未満の真空蒸留で除去した。ポリオール混合物は、水酸価 99、ヨ ウ素価:3.7、ケン化価;239、酸価・39、及び粘度4160mPa・秒 (ヘプラー、20℃)なる特性を有する透明黄色液体として得られた。
比較例1 酸価基準で2.9モルに相当する工業用オレイン酸(酸価201゜5)819g を、エポキシ含量基準で28モルに相当する大豆油エポキシド(エポキシ酸素含 量673重量%)666gと共に撹拌しながら160℃まで加熱し、この反応混 合物を、残存エポキシ酸素含量が0.18重量%を下回るまで(4時間)その温 度に保持した。
未反応のオレイン酸を温度260℃以下、圧力10Pas未満の真空蒸留で除去 した。エステルポリオール混合物は、水酸価 51、ケン化価 192、ヨウ素 価 50.4、酸価:23なる特性を有する透明暗黄色液体として得られた。
比較例2 酸価基準で3.15モルに相当するプロピオン酸234gを、エポキシ含量基準 で30モルに相当する大豆油エポキシド(エポキシ酸素含量6.73重量%)7 13gと共に撹拌しながら140℃まで加熱し、この反応混合物を、残存エポキ シ酸素含量が0.21重量%を下回るまで(5時間)その温度に保持した。未反 応のプロピオン酸(115g)を温度185℃以下、圧力IQPas未満の真空 蒸留で除去した。エステルポリオール混合物は、水酸価:126、ケン化価・2 73.8、ヨウ素価・1.8、酸価:1.8なる特性を有する透明暗黄色液体と して得られた。
比較例3 酸価基準で7.9モルに相当する塔頂留分脂肪酸(C8分60%、C10分35 %、酸価358)1234gを、エポキシ含量基準で7゜5モルに相当する大豆 油エポキシド(エポキシ酸素含量6.81重量%)1762gと共に撹拌しなが ら140℃まで加熱し、その後温度を170℃まで昇温させた。反応混合物を、 残存エポキシ酸素含量が0.12重量%を下回るまで(3時間)その温度に保持 した。
未反応の塔頂留分脂肪酸(453g)を温度185°C以下、圧力10Pas未 漢の真空蒸留で除去した。エステルポリオール混合物は、水酸価:102.7、 ケン化価=3.6、酸価:5.0なる特性を有する透明黄色液体として得られた 。
国際調査報告

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.エポキシ化エステル及び/又はアルコールのカルボン酸との開環反応による エステルポリオール含有反応混合物の製造方法において、比較的低粘度の反応生 成物を得ること、かルボン酸を少なくとも反応物のエポキシ含量に対しての実質 的な化学量論的量だけ最初に仕込むこと、及び、引き焼きエポキシ化反応成分を 、反応混合物中の未反応エポキシ基を実際になくするような遅延時間をもって添 加することを特徴とするエステルポリオール含有反応混合物を製造する方法。
  2. 2.エポキシ化エステル及び/又はアルコールを、80℃より高く300℃未満 の温度で、好ましくは100℃より高く270℃未満の温度で、そして特に反応 混合物を強力に撹拌拝しながら、遅延時間をもって添加することを特徴とする請 求項1に記載の方法。
  3. 3.エポキシ化エステル及び/又はアルコールを、最初に仕込んだカルボン酸に 対し、好ましくは1:10までの量で、好ましくはせいぜい実質的な等モル量、 そして特に、等モル量よりもわずかに少ない量で、遅延時間をもって添加するこ とを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 4.エポキシ基を含有する成分を、反応混合物中のエポキシ含量を50重重%以 下に保つように時間的に遅らせて添加する二とを特徴とする請求項1〜3のいず れかに記載の方法。
  5. 5.過剰のカルボン酸を、好ましくは真空下の蒸留によってエステルポリオール 混合物から除去することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 6.開環反応のために、一塩基性のカルボン酸を最初に仕込むことを特徴とする 請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
  7. 7.炭素数が40まで、好ましくは炭素数が36まで、より好ましくは炭素数が 22までである芳香族系、脂肪族系、分岐状及び/又は非分岐状のカルボン酸を 最初に仕込むことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
  8. 8.飽和及び/又は不飽和の、より好ましくは不飽和のカルボン酸を最初に仕込 むことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
  9. 9.好ましくは1分子あたり1を越えるエポキシ基を、より好ましくは2以上の エポキシ基を平均して含有するエポキシ化エステルを使用することを特徴とする 請求項1〜9のいずれかに記載の方法。
  10. 10.1価から4価のアルコール、好ましくは2価及び/又は3価のアルコール のエポキシ化エステル、特にトリグリセリドを使用することを特徴とする請求項 1〜9のいずれかに記載の方法。
  11. 11.エポキシ化カルボン酸及び/又はエポキシ化アルコールのエステル、好ま しくはエポキシ化カルボン酸、特にエポキシ化脂肪酸のエステルを使用すること を特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の方法。
  12. 12.炭素数が3〜22、好ましくは炭素数が12以上、より好ましくは炭素数 が22までであるエポキシ化アルコールを使用することを特徴とする請求項1〜 11のいずれかに記載の方法。
  13. 13.混合物が、ワンポット法により得られた混合物の粘度に比べて50%まで 、好ましくは10〜40%低い粘度を有することを特徴とする請求項1〜12の いずれかに記載の方法。
  14. 14.製造した混合物が、統計的平均で、1を越える、好ましくは1.5を越え る遊離水酸基を含有することを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の方 法。
  15. 15.製造したエステルポリオール混合物が、主として水酸基に隣接した位置に 、最初に仕込んだカルボン酸のエステル基を有することを特徴とする請求項1〜 14のいずれかに記載の方法。
  16. 16.エステル基に隣接した位置に遊離水酸基を有するエステルポリオールを主 として含有する請求項1〜15に記載の方法により得られるエステルポリオール の混合物。
  17. 17.炭素数が1〜40、及び好ましくは炭素数が8〜22のカルボン酸のエス テル基を含有することを特徴とする請求項16に記載のエステルポリオール混合 物。
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