JPH05501836A - 前進駆動制御と一定車両速度制御とを備えた車両用装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 前進駆動制御と一定車両速度制御とを備えた車両用装置従来技術 請求項１の上位概念に記載の種類の装置はドイツ特許公開第３６　０８　７９０ 号から既知である。そこでは、調節装置はモータおよび切替可能な伝動装置を備 え、これらを用いて調節装置は力伝達経路の２つの部品に結合可能である。モー タおよび伝動装置は、ＡＳＲ条件用のみでなく一定車両速度制御ＦＧＲ用に対し ても調節装置として使用され、このために伝動装置は電磁石によって異なる条件 に切り替えられる。アクセレータペダルの位置に関して、操作部がＡＳＲ条件に おいては燃料供給を減少するようにのみまた一定走行速度維持条件においては燃 料供給を増加するように調節されなければならないということから、この設計が 可能である。

発明の利点 本発明による解決法は１−足車両速度制御の機能が与えられているときに駆動滑 り制御に対するコストのかからない解決法を、燃料供給に影響を与えるようにす ることによって、すなわち、特に絞り弁位置による制御を行うようにすることに よって、可能にする。

本発明において、アクセレータペダルと絞り弁との間に調節装置が配置されてい る。これにより、ドライバによる操作の場合にＡＳＲ運転が可能である。一定走 行速度運転においてＡＳＲが要求されたとき、一定維持制御装置がＡＳＲ制御装 置によって不能化される。完全にそれが切り離されたときに、短時間ではあるが ＡＳＲの介在に必要な時間の間でさえも次のような問題が発生するであろう。

一定制御の低速変速比で、平滑な走行路上を走行中に切り離されるとエンジンの ブレーキトルクがきわめて大きくなり、車両はかじ取り不能（前輪駆動の場合） となるかまたは走行不安定（後輪駆動の場合）となることがある。

きわめて短時間の間にＡＳＲが作動して一定速度制御が不能化されると、ドライ バはかなり不快感を受けるであろう。したがって１本発明の実施態様により。

ＡＳＲ介在のとき一定維持制御をただちに切り離すのではなくある短い遅延時間 をとって切り離すことが提案される。この時間は、自動ブレーキ係合および走行 快適感を考慮して最適化可能である。これにより、一定速度制御はきわめて短時 間のＡＳＲ介在によって切り離されることはない。ＡＳＲ介在がかなり長くかか る場合は、一定維持制御は車輪ブレーキの負荷を考慮して切り離されなければな らない。本発明の他の実施態様によれば、ＡＳＲ状態の場合に、一定維持制御の 希望速度はとくに連続的に低下され、すなわちその不能化はある時間経過にわた り広がって行く。ドライバが一定維持制御を再び可能化する必要がないようにす るためには、ＡＳＲ介在介在一定維持制御が自動的に可能化されることが好まし い。数百ミリ秒継続するＡＳＲ介在の場合、きわめて高い牽引トルクの結果生ず る車両の横滑りを回避しかつドライバが一定維持制御を再び可能化する必要をな くすために、一定維持制御は少なくとも短時間で可能化される。一定維持制御の 再始動は急激に行われてはならない。さらに７経過的な遅延点火は車両エンジン のトルクの急変を低減するための手段として利用可能である。この再可能化は。

希望走行速度をはじめの値までとくに連続的に上昇することにより達成すること 本発明の実施例を図面により説明する。

図１は本発明による装置の原理図、および図２は制御機能の説明用ブロック線図 である。

図１において吸込管１内に絞り弁２が示されており、該絞り弁２はレバー４に作 用する力により回転中心３の周りに調節可能である。該力は１図示の実施例にお いてはボーデンケーブル５および６により伝達される。ボーデンケーブル５はア クセレータペダル７を介して加えられる力を伝達する。ボーデンケーブル５内に は調節装置８が挿入されており、該調節装置８は駆動滑りの場合に端子９ａを介 して車輪速度信号が供給される制御装置９によって制御され、また調節装置８は ボーデンケーブル５の左側部分を介して駆動滑りが低減するように絞り弁の調節 を行う。調節装置８は既知の任意のタイプのものでよい。

同一レバー４にボーデンケーブル６も作用し、該ボーデンケーブル６はブロック １０により操作される。このブロックｌＯに端子１０ａを介して車両速度および 希望速度が供給される。車両速度の希望速度からの偏差はボーデンケーブルの作 用に変換され、これにより絞り弁２が調節される。

ＡＳＲ状態においては、制御装置９は導線１１および時間要素１２を介してここ では接点１３として図示されている電気スイッチに信号を供給する。時間要素は 信号の作動をある時間だけ遅延させる。その後、信号の作動によりスイッチ１３ は非導通となり、これによりブロック１０を電源電圧から遮断する。

図２はボーデンケーブル６の一部分を備えたブロック１０を示す。ボックス６ａ は制御装置９のＡＳＲ信号によって作動する。このボックス６ａは端子１０ａを 介してあらかじめ特定の希望速度値に設定されるべきものとする。ＡＳＲ信号が 存在するとその時から、遂にはＡＳＲがより長い時間継続してから一定速度制御 が不作動になるまで、この希望速度値が所定の勾配をもって低減される。ＡＳＲ 信号が消滅すると、このとき希望速度は所定の勾配をもって、再びはじめの希望 速度値まで上昇される。

Ｆｉｇ、１ 補正書の翻訳文提出書 （特許法第１８４条の８）　ッヘ 平成　３年１０月２１日

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．前進駆動制御と投入可能な一定走行速度制御とを備えた車両用装置であって ，該車両用装置においてドライバにより操作される燃料供給用制御レバーから燃 料供給用操作部までの力伝達経路内に調節装置が挿入され，該調節装置は駆動さ れる車輪の少なくとも１つに滑り傾向が検出されたときに（駆動滑り制御）操作 部の調節（同時に制御レバーにフィードバックされて）を行ない，および該調節 において一定走行速度制御が同様に操作部に作用するところの該車両用装置にお いて，一定走行速度制御（ＦＧＲ）が特定の力伝達経路を介して操作部（ＤＫ） に作用することと，およびＡＳＲ条件において一定走行速度制御（ＦＲＧ）が不 能化されることと，を特徴とする前進駆動制御と投入可能な一定走行速度制御と を備えた車両用装置。
2. ２．一定車両速度制御（ＦＲＧ）の不能化がＡＳＲ条件の投入後ある遅延時間を とって初めて行われることを特徴とする請求項１の装置。
3. ３．不能化が希望走行速度を所定の勾配をもって低減することにより行われるこ とを特徴とする請求項１または２の装置。
4. ４．ＡＳＲ条件の終端において一定走行速度制御（ＦＲＧ）が自動的に可能化さ れることを特徴とする請求項１ないし３のいずれかの装置。
5. ５．可能化が希望走行速度を所定の勾配をもって再びはじめの希望速度値まで上 昇することにより行われることを特徴とする請求項４の装置。
6. ６．一定走行速度制御の再可能化の過程において，点火時点の調節が行われるこ とを特徴とする請求項４の装置。