JPH05501254A - 除草活性を有する乳化しうる脂肪酸ベースの濃縮物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 除草活性を有する乳化しつる脂肪酸ベースの濃縮物産業上の利用分野 本発明は、除草活性を有する殺生剤に関する。より詳細には、本発明は環境に悪 影響を及ぼさない殺生剤に関する。

本明細書において用いている「殺生剤Ｊ　（ｐｅｓｔｉｃｉｄｅ）という用語は 、一般的な意味で用いており、殺虫剤（ｉｎｓｅｃｔｉｃｉｄｅ）　、抗菌剤、 除草剤、抗ダニ剤などを含む概念である。従来より、さまざまな殺生剤が知られ ており、農業、商業、家庭において使用されている。これらの殺生剤は、昆虫や ダニの数を減らし、不要な植物や菌の生長を制御するのに有用ではあるが、環境 や人間、動物、鳥類、魚類などの生物にとって有害であるものが多い。

近年、脂肪酸の塩（生として脂肪酸のナトリウムまたはカリウム塩）が殺生剤と して商業的に使用されている。このような塩を使用した殺生効果に優れた組成物 として、サーファ−社（Ｓａｆｅｒ、　Ｉｎｃ、）から５ＡＦＥＲｌＮ５ＥＣＴ ＩＣＩＤＡＬ　５ＯＲＰ”が販売されている。また、サーファ−社は、活性物質 として一部鹸化した脂肪酸を用いた除草剤として５ｌｌｌ＾ＲＰＦＢＯＯＴＥＲ ”を販売している。かかる脂肪酸塩は有効な天然源の殺生剤であるが、長期間使 用後の環境に対する影響は知られていない。かかる脂肪酸塩は殺生剤として効果 的ではあるが、殺生剤は鹸化されていない活性成分を使用した組成物であるのが 好ましい。鹸化されていない活性成分を使用した組成物は環境に悪影響を及ぼさ ず、明細書や皮膚に対する刺激が少ないためである。

本発明は、環境に悪影響を及ぼさない優れた殺生剤を提供することを目的とする 。また本発明は、目や皮膚に対する害が少ない活性成分を用いた有効な殺生剤を 提供することをも目的とする。さらに本発明は、保存安定性に優れた濃厚な混合 物として簡単に調製することができて、水で希釈することによって乳濁液にして 使用に供することができる活性の高い殺生剤を提供することをも目的とする。

その他の目的は以下の記載と特許請求の範囲から明白であろう。

本発明の要約 本発明は、環境に悪影響を与えない殺生剤を提供する。本発明の殺生剤には脂肪 酸成分、油成分および乳化成分が含まれている。本発明の組成物は広範な殺生活 性を有するうえ、土壌中の微生物の栄養になりその微生物によって迅速に分解す るため汚染の危険性はほとんどない。また、本発明の組成物は人体や動物にとっ て実質的に無毒であり、目や皮膚に対する害もない。

本発明の組成物は、活性成分（例えば脂肪酸）、油成分および乳化成分からなる 乳化しつる単−相の濃厚液として調製されるのが典型的である。すぐに使用する ことができる組成物を調製するために、乳化しつる濃厚液と水性希釈液（水など ）との間に乳濁状態をつくりだすために乳化剤を含ませておく。

殺生活性を有する本発明の組成物に使用する脂肪酸成分は、炭素数８−１２の炭 化水素鎖を有するα−モノカルボキシリック脂肪酸である。この脂肪酸は１種類 であっても、多種の混合物であってもよい。脂肪酸としてはペラルゴン酸が好ま しく、本発明の組成物にはペラルゴンを単独で用いても他の脂肪酸と混合して用 いてもよい。

本発明の組成物の油成分は、鉱油、トリグリセリドまたはテルペノイドベースの 油である。鉱油は、中または長鎖パラフィン系炭化水素を含有する天然の石油蒸 留物であるのが好ましい。トリグリセリドは、綿実油、大豆油、ひまわり油、あ まに油、やし油などが好ましい。また、テルペノイドベースの油は、パイン油、 ユーカリ油、シダー油などが好ましい。

乳化剤は、農業上使用される典型的なアニオン性および／またはノニオン性乳化 剤を１種以上含有しているものであるのが好ましい。最も好ましい乳化剤は、無 毒で環境に悪影響を及ぼさないものである。

本発明の組成物は、乳化しうる濃厚液であって、運送や貯蔵が容易で使用時に水 で希釈することができるものであるのが好ましい。乳化しつる濃厚液には比較的 高い濃度で活性成分が含まれている。このように濃厚液にしておけば容器も小さ くて済み、水で薄めれば使用できるため便利である。乳化しつる濃厚液は、活性 成分を約２０−８０％含有してもよい。より好ましい含有量は３０−６０％であ る。油成分の濃度は約１５−７５％、乳化成分の濃度は約２−１０％にしておく のが好ましい。最も好ましい実施態様は、脂肪酸を約４０％、油成分を約５５％ 、乳化成分を約５％含有する濃厚液である。すぐに使用することができる組成物 を調製するために、本発明の濃厚液を活性成分濃度が約１−８％になるように希 釈する（油成分と乳化成分もそれに応じて濃度が減少する）。

本明細書中に記載されるパーセンテージは、特に注意書がない限りすべて重量％ である。

発明の詳細な説明 本発明の殺生活性を有する組成物は、活性成分として１種以上の脂肪酸、油成分 および１種以上の乳化成分からなる水性乳濁液を含有する。本発明の組成物は、 脂肪酸成分を２０−８０％、油成分を１５−７５％、乳化成分を２−１０％含有 する乳化しうる濃厚液として調製するのが典型的である。好ましい実施態様では 、脂肪酸成分が組成物全体の約４０％含まれ、油成分が５５％、乳化成分が５％ 含まれる。本発明の乳化しつる濃厚液は、使用前に水で希釈して脂肪酸濃度が約 １゜０’−８，０重量％、油成分濃度が約１．３−１１．０％、乳化成分濃度が 約０．１２５−１．０％である組成物にする。

本発明の殺生活性を有する組成物に使用する脂肪酸成分は、１種以上の炭素数８ −１２の炭化水素鎖を有するσ−モノカルボキシリック脂肪酸からなる。脂肪酸 はペラルゴン酸であるのが好ましい。ペラルゴン酸は単独で使用してもよいし、 他の脂肪酸と生成分として混合して使用してもよい（濃度は約９０％）。本発明 の好ましい実施態様においては、脂肪酸成分はペラルゴン酸（大半）、カプリル 酸およびカプリン酸（少量）の混合物を含有する。ペラルゴン酸約９４％、カプ リル酸４％、カプリン酸２％からなる混合物は、カンタムケミカル社エメリ一部 （Ｅｍｅｒｙ　Ｄｉｖｉｓｉｏｎ、　Ｑｕａｎｔｕｍ　Ｃｈｅｍｉｃａｌ　Ｃｏ ｒｐ、　；オハイオ州シンシナチ）よりＥＭＥＲＹ　１２０２”として市販され ている。他の実施態様においては、ペラルゴン酸はウンデカン酸と組み合わせて 、本発明の組成物の活性成分として用いてもよい。

上記の脂肪酸成分は、現在好ましい脂肪酸と脂肪酸混合物の例である。脂肪酸や 脂肪酸混合物中の種々の成分の存在比は変えてもよい。また、炭素数８−１２の 脂肪酸と組み合わせてより良好な結果を得てもよい。好ましいのは、鹸化されて いない単一の脂肪酸を使用するか、鹸化されていない脂肪酸の混合物を使用する ことである。

本発明の殺生活性を有する組成物に使用する油成分は、テルペノイド、トリグリ セリドまたは鉱油である。本発明で使用することができるテルペノイドベースの 油として、例えば、パイン油、ユーカリ油、オレンジ油、シダー油などが含まれ る。トリグリセリドとしては、綿実油、アマニ油、やし油、種々のグレードの大 豆油（例えば、粗大豆油、脱ガム大豆油、サラダ用大豆油）、ひまわり油、オリ ーブ油、ぶどう油、菜種油、からし油などの種々の植物油が有用である。中でも 、綿実油が目下最も好ましいトリグリセリドである。本発明の殺生活性を有する 組成物に使用することができる鉱油は、パラフィン、天然石油蒸留物などの精製 園芸用油である。好ましい鉱油は、サンリファイニングアンドマーケラティング 社（Ｓｕｎ　Ｒｅｆｉｎｉｎｇ　ａｎｄ　Ｍａｒｋｅｔｉｎｇ　Ｃｏｍｐａｎｙ 　ｏｆ　Ｐｈ１ｌａｄｅｌｐｈｉａ、　Ｐｅｎｎ５ｙｌ魔≠獅奄＝j から５ＵＮＳＰＲＡＹ　６ＥＴＭ、、５ＵＮＳＰＲＡＹ　６ＭＴＭ、５ＵＮＳＰ ＲＡＹ６Ｅ　ＰＬＵＳ”″として販売されている。これらの製品には、約９９％ の精製石油蒸留物と約１％の乳化剤が含まれている。

本発明の殺生活性を有する組成物中に使用する油成分として最も好ましいのは、 人体、動物、植物に対する毒性が低くて環境に悪影響を及ばない綿実油である。

植物に対する毒性が綿実油と同程度に低いことから、パイン油、オリーブ油、ひ まわり油も効果的に使用することができるが、コスト高であったり臭いが強かっ たりするために綿実油はど好ましくはない。これら以外のトリグリセリドやテル ペノイドベースの油も効果的に組成物中に使用することができ、これらの組成物 も本発明の範囲に含まれる。さらに、綿実油を含有する組成物にさらに鉱油を添 加することによって殺生活性を同等以上に上げることもできる。

本発明の組成物に使用する乳化成分は、アニオン性および／またはノニオン性乳 化剤を１種以上含有する。乳化剤は、水性希釈剤で希釈したときに濃厚液を適切 に乳化することができるものであるのが最も好ましい。さらに、毒性がなくて環 境に適合するものであればより好ましい。本発明の殺生活性を有する組成物中に 使用するのに適した乳化剤として、アルキルアリールスルホネートベースの乳化 剤と無水ソルビトールの脂肪酸部分エステル化物のポリオキシエチレン誘導体を 挙げることができる。市販されている好ましい乳化剤として、アトケミックス社 （＾ｔｋｅｍｉｘ　Ｉｎｃ、　）の＾ｔｌｏｘ”やＴｖｅｅｎ？Ｍ（例えばＴｗ ｅｅｎ　８０）が挙げられる。

Ｔｖｅｅｎ　８００）代わりに、カンタムケミカルズ社（Ｑｕａｎｔｕｍ　Ｃｈ ｅｍｉｃａｌｓ　ｏｆ　Ｃ１ｎｃｉｎｎａｔｉ、　０ｈｉｏ）から市販さねてい るＥｍｓｏｒｂ　６９００Ｔ′を効果的に使用することもできる。上記の乳化剤 は目下のところ好ましいとされるものを列挙したに過ぎない。

当業者は上記の乳化剤と同等かより優れている乳化剤を容易に選択してすること ができるであろう。

脂肪酸成分、油成分および乳化成分の多数の組み合わせを使用して、植物毒性が 低い殺生活性を有する組成物調製することができる。本発明の濃厚な殺生活性を 有する組成物は、脂肪酸約２０−８０％、油成分１．５−７５％、乳化成分２− １０％からなる。＃も好ましいのは、脂肪酸４０％、油成分５５％、乳化成分５ ％を含有するａ原液であるっ濃厚液は市販することも可能であり、使用者は水で 薄めて使用することができる。また、あらかじめ希釈しておいてすぐに使用しう る状慇で販売することも可能である。使用時の組成物は、活性成分としての脂肪 酸約１−８％、油成分１３〜］］　０％、乳化成分０．１２５−１．０％を含有 するのが好ましい。

さまざまな好ましい殺生活性を有する組成物の例を表１に記載した。表１は、水 で希釈することによって、脂肪酸濃度１．０−８．０％とそれに対応した油成分 と乳化成分の１度を有するすぐに使用できる殺生剤を提供することができる乳化 しうる濃厚液を示し、たちのである。かかる記載によって、当業者は公知の乳化 剤を代用したり濃度を変化させることによってさらにさまざまな組成物を調製す ることができるであろう。また、脂肪酸成分や油成分の量を少し調製することに よってさらに別の組成物を調製することもできる。

表１ 組成物　成分　含有率（％） 組成物Ａ　脂肪酸　４０ 綿実油　５５ Ａｔ１．ｏｘ　３４０９Ｆ　ｌ Ａｔ１．ｏｒ　３４０４Ｆ　２ Ｅｍｓｏｒｂ　６９００　２ 組成物Ｂ　脂肪酸　４０ パイン油　５５ Ｔｖｅｅｎ　！１１０　２　、５ Ａｔｌｏｘ　３４０９Ｆ　２．５ 組成物Ｃ脂肪酸　４０ Ｓｕｎｓｐｒａｙ　６Ｅと鉱油　５５ ＾ｔｌｏｘ　３４０９Ｆ　ｌ Ａｔ１ｏｘ　３４０４Ｆ　２ Ｅｍｓｏｒｂ　６９００　２ 組成物Ｄ　脂肪酸　８０ 綿実油　１５ Ａｔｌｏｘ　３４０９Ｆ　ｌ Ａｔ１ｏｘ　３４Ｑ４Ｆ　２ Ｅｍｓｏｒｂ　８９００　２ 組成物Ｅ　脂肪酸　２０ 綿実油　７５ Ａｔｌｏｘ　３４０９Ｆ　ｌ Ａｔ１ｏｘ　３４０４Ｆ　２ Ｅｍｓｏｒｂ　６９００　２ 組成物Ｆ　脂肪酸　２０ Ｓｕｎｓｐｒａｙ　６Ｅと鉱油　７５ ＾ｔｌｏｘ　３４０９Ｆ　１ ＾亡ｌａｘ　３４０４Ｆ　２ Ｅｍｓｏｒｂ　６９００　２ 組成物Ｇ　脂肪Ｍ　６０ 綿実油　３５ Ａｔｌｏｘ　３４０９Ｆ　ｌ Ａｔ１ｏｘ　３４０４Ｆ　２ □−一〜−−−□−力腐りり親叶−−−−−〜２−注）使用した脂肪酸はすべて 、ペラルゴン酸約９４％、カプリン酸２％、カプリル酸約４％を含有する。

注）組成物ＡＳＥ、Ｆ、Ｇの乳化剤Ｅｍｓｏｒｂ　６９００の代わりにＴｗｅｅ ｎ　８０を使用することもできる。

本発明の殺生活性を有する組成物は、公知のさまざまな製法と混合法により調製 することができる。好ましい調製法のひとつは以下の工程を有する。まず、パド ルスターラーを備えたステンレススチールまたは高１度ポリエチレンタンクに所 望量の油成分を添加して約１．５０　ｒｐ！５で高速パドル撹拌ｒる。そして、 撹拌中メ二脂肪酸成分を添加して約１５分間撹拌を続ｌ′ｊる。さらに、乳化成 分を添加してできた混合物を３０分間撹拌する。この工程によって、貯蔵安定性 のある乳化しうるａＩ′！Ｊ液が得りれる。このａ原液は貯蔵し、て、後に水で 希釈してすぐに使用しうるＭ酸物（Ｊ−することができる。

本発明の組成物は、葉に適用し７・）る１Ｆ選択的除草剤として作用しうるちの であり、不必要な雑草や植物に噴霧することができる。使用前に、乳化しうる濃 厚液を水で希釈して脂肪酸活性成分の濃度を約１−８％にする。Ｐ：も好ましい のは、活性成分の濃度が３−５％である場合である。組成物は高さ５インチ未満 の若くて多肉多、−１−の活発に生長している植物に対し２て最も有効に作用す る。特定の植物や生長した雑草に対し２ては組成物を何回か適用する必要がある こともある。十分に生長した植物（花をつけた植物）や木質の植物に対する効果 は比較的劣る。多年生植物を殺生するには組成物を複数回適用する必要があるこ ともある。

上記の除草性組成物によって抑制可能な一年生雑草の例は、シロザ、ヒュ・アカ ザ、アブラナ、ナズナ、スビ不イ（Ｓ　ｐ　ｉ　ｎ　ｅ　ｙ）−洋生ノゲシ、コ ンヵギク、イヌカミルレ、野生ソバ、ミドリエノコログサ（ｇｒｅｅｎ　ｆｏｘ ｔａｉｌ）、悪臭のある草（Ｓｔ　ｉｅｋｗｅｅｄ）　、アオッメグサ、コモン グラウンドセル（ｃｏｍｍｏｎ　ｇｒｏｕｎｄｓｅｌ）、レソドンープソレル（ Ｒｅｄ　５ｈｅｅｐ　５Ｏｒｒｅ１）、ハコベ、ワイルトラディツシュ（ｗｉｌ ｄ　ｒａｄｉｓｈ）、コモンバースレイン（Ｃｏｍｍｏｎ　ｐｕｒｓｌａｎｅ） 、ボヮイトステムフィラリ−（Ｗｈｉｔｅｓｔｅｍ　ｆｉｌａｒｅｅ）、リット ルマＯつ（Ｌｉｔｔｌｅ　ｍａｌｌｏｗ）、ボランティアオーツ（Ｖｏｌｕｎｔ ｅｅｒ　ｏａｔ）、ファルスフラックス（Ｆａｌｓｅ　ｆｌａｘ）及びイヌエビ を含む。

上記の除草性組成物によって抑制可能な多年生雑草の例は、マダラオウゴンソウ 属（Ｓｐｏｔｔｅｄ　ｃａｔｓｅａｒ）、トルーダンプリオン（ｔｒｕｅ　ｄａ ｎｄｅ　ｌ　ｉ　ｏｎ）　、ナロウリーフプランテーション（Ｎａｒｒｏｗ−１ ｅａｆｐｌａｎｔａｔ　１ｏｎ）　、カールドドッグ（ｃｕｒｌｅｄ　ｄｏｇ） 、トクサ、ミミナグサ、ハウチワマメ、クローバ−１多年生ドクグミ属（Ｐｅｒ ｅｎｎｉａＩ　ｒｙｅｇｒａｓｓ）　、アザミ及びシバムギを含む。

本発明の除草性組成物は通常の散布手段によって塗布することができる。この組 成物は植物の葉全体を完全に被】するように塗布する場合に最も有効である。

多肉多汁の一年性植物で高さが５インチ以下のものや多年生植物で殺生しやすい ものに対しては、８％（Ｖ／Ｖ）で噴霧ずれば制御することができる（活性成分 ３．２　Ｖ／Ｖ％）。より大きな植物や密集して生えている植物やより殺生しに くい多年生植物に対しては、１０−１５％（Ｖ／Ｖ）で噴霧すれば制御すること ができる。

本発明をさらに説明するために、以下に実施例を挙げるがこれらの実施例は本発 明を制限するものではない。

（実施例１） 表１に示す殺生組成物の乳化し得る濃厚液Ａを調製した。この組成物を水で希釈 して脂肪酸活性成分の濃度を３．４．５および６％にし、他の成分の濃度もこれ に応じて低くした。組成物を、引き会式噴霧器で表２に記載される植物にａｉｔ ｌＦし、植物全体を湿らせた（約７４−１９３ｍ１．／ｍ’＋　８０−２００ガ ロン／ニーカー）。

植物名　大きさ　生長段階　インフエステーション（インチ）　（純増の葉）　 （平均％）アオッメグサ　２　２−４　４０ 野生アブラナ　５５−７２５ シバムギ　２０　３−４　２０ レツドルートヒユ　１３−５＜５ レッドクローバ−４８−１２＜５ ナローリーフ　４−６　３−３０　＜５プランテーンヨン マダラオウゴンソウ　ロゼツト　４−１５　＜５レツドソレル　−　１０−２０ ＜５ フアルスフラツクス　４　１５−２０　＜５希釈した組成物Ａを適用した１、５ ｍ　ｘ　０．８ｍの各々のプロットを、ランダムに完成させたブロックデザイン の中に配置した。処理後日数（ＤＡＴ）が３＝１０日の時点の活性成分の濃度が ３．４．５および６％のものについて植物制御割合を記録した。その結果を表３ に示した。

表３ 植物名　活性成分濃度　活性成分濃度 ３％　４％　５％　６％　３％　４％　５％　６％コントロール　９０　９４　 ９４　９６　８５　８８　８５　８５アオツメグサ　９８　９８　９９　９９　 ９４　９８　９９　９９野生アブラナ　９５　９７　９８　９９　８８　９８　 ９９　９７シバムギ　９３　９５　９５　９４　３４　４５　４５　５０レツド ルートヒユ　１００　１００　１００　１００　８７　ｔｏｏ　１００　１００ レッドクローバ−−一　〜−７９９３−−−−５０３０ナローリーフ　−−−− １００−−−−−−９５−プランテーション マダラオウゴンソウ　９５　９７　９７　９７　６６　７９　７０　７６０ゼツ ト レッドソレル　９７　１００　１００　９９　９０　１００　７６　９９フアル スフラツクス　９９　１００　１００　９９　１００　１００　１００　１００ 注）上記のデータはすべて４回の平均値である。

０％は制御できなかったことを示し、１００％は完全に制御されたことを示す。

注）〜は精度の高い平均を出すために十分な植物数がなかったものである。

注）シバムギ、クローバ−、プランテーション、オウゴンソウといった多年生植 物については再生長のために植物制御の平均値は下がっている。

（実施例２） 表１に示した殺生活性を有する組成物の乳化しうる濃厚液ＡおよびＣを調製した 。組成物を水で希釈して、活性成分濃度が３．６％のすぐに使用することができ る乳化液を調製した。組成物を表４に記載される植物に引き会式噴霧器を用いて 噴霧して全体を湿らせた（約８５−１９０ガロン／ニーカー）。

植物名　大きさ　生長段階　インフエステーション（インチ）　（純増の葉）　 （平均％）アオツメクサ　４−５　８０−１００　３０イヌビユ　６８４−５１ ５ マダラオウゴンソウ　ロゼツト　５−１０１５レツドハートヒユ　１−２　５− ７　８アブラナ　２−３　５−７　＜５ クローバ−２−３４−６＜５ フラツクス　４−６　１０−２０　＜５ナズナ　２−３　６−８　＜５ ンバムギ　４−６　４　＜５ 希釈した組成物ＡおよびＣを適用した０、８ｍ　ｘ　０．８ｍの各々のプロット を、ランダムに完成させたブロックデザインの中に配置した。処理後日数（ＤＡ Ｔ）が４日の時点の活性成分の濃度が３．４．５および６％のものについて植物 制御割合を記録した。その結果を表５に示した。

表５ 植物名　組成物へ　組成物Ｃ コントロール　９２　９５ アオツメクサ　９７　９フ イヌビユ　９７　９７ マダラオウゴンソウ　９８　９７ フラツクス　９８　９４ 注）すべてのデータは４回の平均をとったものである。

０％は制御できなかったことを示し、１００％は完全に制御されたことを示す。

補正書の翻訳文提出書 （特許法第１８４条の７第１項） 平成　４年　４月１３日 １、特許出願の表示 ＰＣＴ／ＵＳ９０１０５８８８ ２、発明の名称 除草活性を有する乳化しつる脂肪酸ベースの濃縮物３、特許出願人 住　所　アメリカ合衆国マサチューセッツ州０２１５９．ニュートン。

ウェールズ・アベニュー　１８９ 名　称　セイファ−・インコーホレーテッド４、代理人 住　所　東京都千代田区大手町二丁目２番１号新大手町ビル　２０６区 ５、補正書の提出日 訂正請求の範囲 ［国際事務局によって１９９１年２月２７日に受理された。原請求項１．１１お よび１２を訂正し、請求項１３−１５を新たに追加した。この他の請求項に変更 はない。］ １（訂正）、カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ウンデカン酸およびラウ リン酸からなる群より選択される２以上の脂肪酸、からなる殺生活性を示すのに 有効な量のモノカルボキシリック脂肪酸成分、乳化成分、および トリグリセリド、テルペノイドおよびパラフィン鉱油からなる群より選択される 油成分 から本質的になる、環境に対する適合性があり、使用前に水中で乳化するのに適 した非選択的な殺生活性を有する組成物。

２、さらに水を含有する請求項１の組成物。

３、脂肪酸成分約２０−８０％、油成分１５−７５％および乳化成分２−１０％ からなる濃縮物からなる請求項１の組成物。

４、脂肪酸成分約４０％、油成分約５５％および乳化成分約５％からなる請求項 ３の組成物。

５、脂肪酸成分の主成分がペラルゴン酸である請求項３の組成物。

６、油成分が、綿実油、やし油、大豆油、とうもろこし油、ひまわり油、オリー ブ油、ぶどう油、菜種油およびからし油からなる群より選択されるトリグリセリ ドである請求項５の組成物。

７、油成分が、パイン油、ユーカリ油、オレンジ油およびシダー油からなる群よ り選択されるテルペノイドである請求項５の組成物。

８、脂肪酸成分が、ペラルゴン酸約９４％、カプリル酸約４％およびカプリン間 約２％を含有する請求項３の組成物。

９、乳化成分が、アニオン性乳化剤、ノニオン性乳化剤およびこれらの混合物か らなる群より選択される請求項３の組成物。

１０、濃縮物を水で希釈することによって、脂肪酸成分約１−８重量％、油成分 約１．３−１１．０重量％および乳化成分約０．１２５−１．０重量％を含有す るすぐに使用できる乳濁液を調製することができる請求項８の組成物。

１１、ペラルゴン酸を主成分とし、炭素数８−１２の１以上の脂肪酸を少量含有 する殺生活性を有する脂肪酸成分約４０重量％、綿実油、パイン油およびパラフ ィン系鉱油からなる群より選択される油成分約５５重量％、および 乳化成分約５％ を含有する環境に対する適合性があり、非選択的な殺生活性を有する乳化しつる 濃厚液。

１２、活性成分としてペラルゴン酸を生成分とし、炭素数８−１２の１以上の脂 肪酸を少量含有する殺生活性を有する脂肪酸を約１−８重量％、綿実油、パイン 油およびパラフィン系鉱油からなる群より選択される油成分を約１．３−１１． ０重量％、 乳化成分を約０．１２５−１．０重量％、および、全体を１００％にするための 残余のバランス水を含有する環境に対する適合性があり、すぐに使用できる非選 択的な殺生活性を有する乳化しつる組成物。

１３（追加）、請求項１の殺生活性を有する組成物を調製し、殺生活性を有する 組成物を水中で希釈し、脂肪酸成分の濃度を１−８重量％にし、 希釈した殺生活性を有する組成物を不要な雑草種に適用する各工程からなる不要 な雑草の生長を非選択的に制御する方法。

１４（追加）、殺生活性を有する組成物を約８−１５Ｖ／ｖ％で噴霧する請求項 １３の方法。

１５（追加）、請求項１２の殺生活性を有する組成物を調製し、殺生活性を有す る組成物を不要な植物種に約８　１５ｖ／ｖ％で噴霧して適用する、 各工程からなる不要な雑草の生長を非選択的に制御する方法。

国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ウンデカン酸、ラウリン酸および これらの混合物からなる群より選択される殺生活性を有するモノカルボキシリッ ク脂肪酸成分、 乳化成分、および トリグリセリド、テルペノイドおよびパラフィン鉱油からなる群より選択される 油成分 を含有する使用前に水中に乳濁するのに適した殺生活性を有する組成物。 ２．さらに水を含有する請求項１の組成物。 ３．脂肪酸成分約２０−８０％、油成分１５−７５％および乳化成分２−１０％ からなる濃縮物からなる請求項１の組成物。 ４．脂肪酸成分約４０％、油成分約５５％および乳化成分約５％からなる請求項 ３の組成物。 ５．脂肪酸成分の主成分がペラルゴン酸である請求項３の組成物。 ６．油成分が、綿実油、やし油、大豆油、とうもろこし油、ひまわり油、オリー ブ油、ぶどう油、菜種油およびからし油からなる群より選択されるトリグリセリ ドである請求項５の組成物。 ７．油成分が、パイン油、ユーカリ油、オレンジ油およびシダー油からなる群よ り選択されるテルペノイドである請求項５の組成物。 ８．脂肪酸成分が、ペラルゴン酸約９４％、カプリル酸約４％およびカプリン酸 約２％を含有する請求項３の組成物。 ９．乳化成分が、アニオン性乳化剤、ノニオン性乳化剤およびこれらの混合物か らなる群より選択される請求項３の組成物。 １０．濃縮物を水で希釈することによって、脂肪酸成分約１−８重量％、油成分 約１．３−１１．０重量％および乳化成分約０．１２５−１．０重量％を含有す るすぐに使用できる乳濁液を調製することができる請求項８の組成物。 １１．ペラルゴン酸を主成分とする殺生活性を有する脂肪酸成分約４０重量％、 綿実油、パイン油およびパラフィン系鉱油からなる群より選択される油成分約５ ５重量％、および 乳化成分約５％ を含有する殺生活性を有する乳化しうる濃縮物。 １２．活性成分としてペラルゴン酸を主成分とする殺生活性を有する脂肪酸を約 １−８重量％、 綿実油、パイン油およびパラフィン系鉱油からなる群より選択される油成分を約 １．３−１１．０重量％、 乳化成分を約０．１２５−１．０重量％、および、全体を１００％にするための 残余のバランス水を含有するすぐに使用できる殺生活性を有する組成物。