JPH05500916A - バター、ジャムその他同様の食品のためのナイフ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、バター、ジャム等の食品を広げるように塗布するために使用されるナ イフに関する。

問題となる食品は通常二重壁構造のプラスティック製のトレー、桶、広口ビンの 形状をした容器内に充填されており、それらの容器は、トレー、或いは桶の縁に 蓋をしっがつと押し込んではめこみ動作により密封される。多くの場合トレーの 縁は、Ｕ字状の断面と、蓋が密封状態で当接する略平面状の当接面と、外側に下 方に延設された端部フランジとを有しており、前記端部フランジは、蓋の端部フ ランジと接触して蓋を正しい位置に配置するように構成されている。

蓋を取り除いてトレーをテーブル上にａｌｌだとき、バターは、金属、プラステ ィック、或いは木により製作されたナイフにより該トレーから掬い取られる。バ ターを広げるように塗布するためにしばしば刃物に属する標準的なナイフが使用 されるが、多くの場合、特にバターを広げるように塗布するためのナイフが使用 される。刃物に属するナイフを使用する場合には、前記ナイフは相対的に重くな っている。

テーブルに付いた人達により１つのバターナイフを使用する場合には、各人から 手のとどく位置にバターナイフは置かれる。１つの方法は、ナイフをバター内に 直立させて挿入することであり、この方法はトレー内にバターが一杯に充填され ている場合には可能であるが、然しなから、トレーからバターが空になり始める と不可能となる。後者の場合通常ナイフの握り部分をテーブル上に載置し、そし て刃の部分をトレーの端部に載置するようにナイフを配置する。このときナイフ が重いとトレーをひっくり返すこととなる。

これまで単純な、大多数の形態のバターナイフを載置することには一定の問題が ある。従って本発明の目的は、バター等を広げるように塗布するためのプラステ ィック製のナイフであって、トレーに隣接して容易かつ確実に装着され、この配 置において心地よ（把持され、使用後その位置に変換されるバターナイフを提供 することにある。

この目的は、バター、ジャム等を広げるように塗布するためのナイフであって、 前記ナイフは、握りと、刃とを具備して成り、前記刃と、前記握りとの間の接合 部は、第１の横断方向の壁部を有し、該壁部は、前記刃の内側の端部の延長部分 を形成し、前記刃に対してほぼ直角に配置され、第２の横断方向の壁部が前記握 りの内側の端部の延長部分を形成し、前記第１の壁部に対面して略平行に配置さ れ、前記２つの壁部は互いに離隔して中間壁部により接合され、そしてこれら３ つの壁部により溝部を形成するように構成されており、前記第２の壁部の鉛直方 向の長さは、前記第１の壁部の鉛直方向の長さよりも長く成っており、前記２つ の横断方向の壁部の間の長さは、形成された前記溝部の幅が、問題となる食品の ための標準的なプラスティック製のトレー、桶、広口ビンの形状をした容器の縁 の幅に一致し、該ナイフが保持位置にて前記溝部により前記トレーの縁に係着さ れ、或いはしっかりとクランプされるように構成されていることを特徴とするナ イフにより達°成される。

本発明によるナイフをプラスティックにより製作するときにはナイフは軽量とな り、従ってクランプ位置におけるトレーの縁に作用する傾斜させる力は相対的に 小さくなる。プラスティック製のナイフは、安価に製作されるために使用後洗浄 することなく廃棄可能であるという利点も有している。然しなから本発明による ナイフは、金属、すなわちステンレス製の薄板からもまた製作される。

本発明によるナイフはまた、うっかりテーブル上に載置した場合にも、ナイフの 刃の部分はテーブル表面から上方に離隔して、テーブルの表面に面した側はテー ブルに接触せず、テーブルクロスを汚さないように構成されている。

添付図に示した本発明の好ましい実施例に基づき本発明を更に詳細に説明する。

図１は、本発明によるナイフの平面図である。

図２は、図１のＩ　Ｉ−Ｉ　Ｉ線に沿った長手方向の断面図である。

図３は、ナイフの側面図であり、ナイフの握り部分をテーブル上にａＸしナイフ の刃の部分がテーブル面から離隔している状態を示す図である。

図４は、図３に示した位置に対して反転させた位置におけるナイフの側面図であ り、ナイフはテーブル上に傾斜位置にて載置され、ナイフの刃の部分はテーブル 面から離隔して斜め上方に延設されている状態を示す図である。

図５は、標準的なプラスティック製のトレーまたは桶の断面図を示しており、ナ イフがトレーの縁に隣接した位置にある状態であって、同トレーの縁にしっかり とクランプされる前の状態を示す図である。

図６は、ナイフをトレーの縁に載置する状態であって、縁にしっかりとクランプ する前の状態を示す図であり、そしてまたナイフを前記録にしっかりとクランプ する前の他の位置を破線により示した図である。

図７は、トレーの縁にしっかりとクランプした状態を示す図である。

図に示した実施例によるナイフはプラスティック製であって、刃１０と、握り１ ２と、前記刃と握りの間に接合部１４とを具備している。

前記握りはＵ字状の断面をしており、上面１６と、２つの端部フランジ１８とを 有している。

前記刃は、第１の横断方向の壁部２０に接合しており、該壁部２０は、刃に対し てほぼ直角に形成されている。

他方前記握りの内側の端部は、第２の壁部２２に接合しており、該壁部２２は、 握りに対してほぼ直角に形成され、前記第１の壁部から所定の距離離隔して配置 され、中間壁部２４により溝部２６を形成するように接合されている。

前記第２の壁部２２鉛直方向の長さは、前記第１の壁部２０の鉛直方向の長さよ りも長くなるように構成されている。

図示した実施例では前記第２の壁部の長さは、前記第１の壁部の長さの約２倍と 成っている。

前記溝部を確定する２つの壁部は、相互に略平行に構成されているが、然しなか ら該壁部を前記刃に対して垂直な軸線上に円弧の中心を有する円弧形状に構成し て、前記溝部が円筒形状をした容器等の円弧形状をしたトレー、或いは桶により 容易に装着されるように構成しても良い。

前記握りは前記刃の長さよりも長く、そして同月の重さよりも重く構成されてい る。図３に示すように前記ナイフをテーブル状に載置するとき、前記刃がテーブ ルの表面から上方に離隔して、該刃に付着したバター等がテーブル、或いはチー ７’ルクロスに接触することはない。

同様の保護は図４に示すようにナイフを反転させて載置しても得られる。つまり 、この配置において前記溝部の中間壁部が揺動点（ロッキング　ポイント）を形 成し、図示するように前記握りは下動し、前記刃は非接触位置に上動することと なる。

然しなから前記溝部は第１にはプラスティック製のトレーの縁にクランプ、或い は挟むための手段である。

図示されたプラスティック製のトレー２８は底部３０と、側壁３２とを具備して 成り、前記側壁３２は略Ｕ字状に折られた縁３４にて整端されている。前記録は 、好ましくは平坦な上面３６を有し、該上面に対して蓋（図示せず）が密封状態 に当接するように構成されている。前記縁の外方フランジ３８は、外方に延設さ れた端部フランジ４０にて整端されており、該端部フランジ４０は、蓋が前記縁 にしっかりと装着され、前記弾性の外方フランジに押し込まれるときに蓋止めを 形成する。

図５は、トレーの縁に隣接する位置に置かれたナイフを図示している。

前記ナイフは、図６に示すように異なる方法にて前記縁に置かれる。図６におい て実線は、前記直角の横断方向の壁部２２が前記端部フランジに係合する位置に 縁に向けてナイフを移動させるときに、ナイフの刃を前記トレーの縁上に載置し て上方に傾斜したナイフを示しており、前記端部フランジは、動端部フランジに 対してナイフ、或いは前記溝部の位置決めをなる止め具を画定する。ナイフをト レーに向けて引き続き動作させると、前記横断方向の壁部が前記外方フランジ３ ８を弾性的に湾曲させ、それに次いで前記溝部が図７に示す保持位置において前 記トレーの縁の回りに、摩擦力によりしっかりと装着されるようにナイフを下方 に押し込み可能となり、ナイフは前記トレーの底部に関して略平行となる位置に 保持される。

代替的に図６に示すように、ナイフの刃を前記トレーの縁に向けて移動させると きに、ナイフを下方に傾斜させてもよく、この場合前記横断方向の壁部２２が前 記縁に接触する際前記溝部は該縁の上方に位置している。この位置において、前 記横断方向の壁部によりナイフが更なる動作を中止されるや否や、ナイフは下方 に押し込み可能となる。

プラスティック製のナイフは少ない費用で大量生産可能であるために、１つの同 じトレーの繰上に複数のナイフを置くことが可能であり、そして使用後はこれら を洗浄する替わりに廃棄することができる。

然しなから本発明によるナイフは、同ナイフにより得られた利点に対して明らか に影響を及ぼすことなく、充分に強固な金属、つまりステンレス製の薄板から容 易に打ち抜き成形可能である。この場合ナイフをトレーの縁にクランプするとき には、握りが僅かに重く成っているが、刃と握りはほぼ同じ重さになるように構 成する。

ＦＩＧ、６ 国際調査報告 国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．バター、ジャム等を広げるように塗布するためのナイフにおいて、 前記ナイフは、握りと、刃とを具備して成り、前記刃（１０）と、前記握り（１ ６）との間の接合部（１４）は、第１の横断方向の壁部（２０）を有し、該壁部 （２０）は、前記刃の内側の端部の延長部分を形成し、前記刃に対してほぼ直角 に配置され、 第２の横断方向の壁部（２２）が前記握りの内側の端部の延長部分を形成し、前 記第１の壁部に対面して略平行に配置され、 前記２つの壁部は互いに離隔して中間壁部（２５）により接合され、そしてこれ ら３つの壁部により溝部（２６）を形成するように構成されており、 前記第２の壁部（２５）の鉛直方向の長さは、前記第１の壁部の鉛直方向の長さ よりも長く成っており、前記２つの横断方向の壁部の間の長さは、形成された前 記溝部の幅が、問題となる食品のための標準的なプラスティック製のトレー（２ ８）、桶、広口ビンの形状をした容器の縁（３４）の幅に一致し、該ナイフが保 持位置にて前記溝部により前記トレーの縁に係着され、或いはしっかりとクラン プされるように構成されていることを特徴とするバター、ジャム等を広げるよう に塗布するためのナイフ。 ２．前記第２の壁部の鉛直方向の長さは、前記第１の壁部の鉛直方向の長さの少 なくとも約２倍と成っていることを特徴とする請求項１に記載のナイフ。 ３．前記第１、第２の壁部は、前記刃を通過し同刃に対して略垂直な中心軸を有 する円弧形状をしており、前記溝部が円弧状の端部を有したトレー、或いは広口 ビンに容易に装着されるように構成されていることを特徴とする請求項１または ２に記載のナイフ。