JPH05500512A - 薬学的組成物を製造するための方法および装置 - Google Patents

薬学的組成物を製造するための方法および装置

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JPH05500512A JP2513768A JP51376890A JPH05500512A JP H05500512 A JPH05500512 A JP H05500512A JP 2513768 A JP2513768 A JP 2513768A JP 51376890 A JP51376890 A JP 51376890A JP H05500512 A JPH05500512 A JP H05500512A
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ハードウィック、アール、アラン
スミス、アラン、ケー.
レイク、ウィリアム、シー.
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
薬学的組成物を製造するための方法および装置
【発明の背景】
本発明は、薬学的に許容可能な担体中に抗原成分と対応する抗体または抑制剤成 分との複合体を含んでいる薬学的組成物を製造するための装置およびそれの使用 方法に関するものである。特に、本発明は抗原型化合物を加えることができる薬 学的に許容可能な担体中に例えば血液、血漿または他の体内流体の如き生理的流 体から抗体型成分を選択的に単離することによる薬学的組成物の製造装置および それの使用方法に関するものである。 抗体/抗原複合体を含有している薬学的組成物は多くの医学的用途か示唆されて いる。例えばセント・レミ−(St、Remy)他に1988年4月26日に発 行された米国特許番号4,740,371は、アレルギーの治療用に有用な複合 体を開示している。この複合体は、アレルギー反応を引き起こす特異的アレルゲ ンおよび該アレルゲン用の対応する抗体を含んでいる。抗体は患者または供給者 の生理的流体のいずれからでも誘導できるが、好適な抗体は普通は患者自身の生 理的流体から誘導される。この複合体の注射により、一般的なアレルギー治療に 付随する副作用を有することなく、特異的アレルゲンに対する患者のアレルギー 反応が減じられるかまたは排除される。 他の抗体/抗原複合体は、1988年10月118iこ出願された現在出願継続 中の米国特許出願255,350中に教示されている。この出願は因子Vlll と因子VIII抑制剤と称されている抗体とからなっている複合体を開示してい る。この複合体は、因子Vll+の注射に対して抗原性になり始めている血友病 患者を治療するために使用される。これらの患者は、因子VIIIと結合してそ れを不活性化させる因子VIII抑制剤抗体を製造している。従って、因子VH Iは抗原として機能するが、抗−因子VIIIは抗体として機能する。因子vu r抗原/抑制剤複合体の注射は、因ント・レミー他の特許および参考出願により 教示されている如き抗体を抽出するる希望抗体であるI gG、I gM、I  gAS I gE、およびIgDの単離を開示間かかかる。従って、薬学的抗体 /抗原複合体を容易に製造するための機構を提有するフィルターキャンドル、1 987年3月10日に発行された米国特許番号7中に開示されている。細胞の分 離におけるそのような粒子の使用は、刊行物JG、トレリーヴエン(trele aven)、J、ウゲルスタッド(Ugelstad)、Tフィリップス(Ph ilips)、F、Mギプソン(Gibson)、Aレンバウム(Rembau m) 、G、D、ケインズ(Caines)およびJTケミシェッド(Kems  h e a d)による「磁性微細球と結合されているモノクローン性抗体を 用いる骨髄からの神経芽細胞腫細胞の除去」、ザ・ランセット(The Lan cet)、1984年1月14日、70−73頁、並びにGヴアルハイム(Kv a lhe im) 、Oソレンセン(Sorensen) 、0.7オドスタ ツド(Fodstad)、S フンデルド(Funde rud) 、S、キー セル(Kiesel)、B ドルケン(Do rken) 、K、ヌスタット( Nus t a d ) 、E 、ヤコブセン(Jakobsen)、J、ウゲ ルスタツド(UgeIstad)およびAビール(Pihl)による「人間骨髄 からのB−リンパ腫の免疫磁気的除去」、ポーン・マロウ・トランスプランテー ション(BoneMarrow Transplantation)、(198 8L3巻、3111およびサウル(S a u r)他に1987年12月1日 に発行された4、710゜472である。エン他およびサウル他の特許の両者は 生理的流体を免疫反応性のなわち目標集団細胞膜または化学種と選択的に結合す るであろう。これらの常磁性粒子は次に流体を除去しながら磁場により捕獲され る。 ギエヴエルの特許は免疫反応性の常磁性粒子を使用して生理的流体から選択的細 胞集団を単離する装置および方法を開示している。免疫反応性の常磁性粒子およ び生理的流体を容器中で混合する。免疫反応性試薬、すなわち抗体層、が目標集 団細胞または化学種と結合すると、磁気コイルを活性化させて粒子を捕獲しそし て不動化させそして弁を開いて容器から流体を放出させることにより、粒子が流 体から分離される。次に免疫反応性の常磁性粒子を分解剤を含有している他の容 器に移す。この分解剤がコーティングされた常磁性粒子からの選択された目標集 団の放出を促進させる。 上記で論じられている工程および装置は、細胞、蛋白質または抗体のいずれかで ある目標集団の生理的流体からの分離を可能にしている。これらの方法を使用す るための工程は、典型的には、流体を患者に戻す前にこの目標集団を生理的流体 から除去することが望まれるような工程である。例えば、上記の工程は骨髄の如 き特異的組織から感染細胞または腫瘍細胞を除去するのに有用である。上記の工 程および装置の主な欠点は、使用される工程もしくは装置の複雑さまたは生理的 流体の残部からの目標集団の不充分な分離である。すなわち、主要目的か目標集 団の除去であるため、開示されている工程および装置は多くの生理的流体の完全 除去に関するものではない。従って、目標集団か流体からの外部細胞または化合 物によりある程度汚染されるという危険性か残っている。 さらに、そのような工程および装置はギエヴエル他の特許中に記載されている如 く単離を行うための複数の容器が必要であるという欠点も有しているか、または 最終的生成物の汚染を確実に防止するための特殊な工程知識を必要としている。 従って、薬学的組成物を容易に且つ安全に製造するという目的のために目標集団 をそして特に抗体を簡単に取り扱い且つ単離する方法および装置を提供すること が依然として望まれている。
【発明の要旨】
本発明は、薬学的に許容可能な担体中に抗原成分と対応する抗体成分との複合体 を含んでいる薬学的組成物を製造するための方法および有用な装置を提供するこ とにより、上記の欠点を克服するものである。 本発明の方法は、室の中で選択された抗原成分/抗体成分複合体を薬学的に許容 可能な担体中で単離することにより、実施される。 一般的には、本発明は 生理的流体を目標成分集団に対して選択的な抗原成分を有する固相担体と接触さ せ、 生理的流体を室から除去し、 室を許容可能な洗浄流体で洗浄し、 洗浄流体を室から排水し、 薬学的に許容可能な溶離溶液を室に供給し、そして溶離溶液を室から除去する ことからなる、少なくとも1個の入り口および出口を有する室の中で生理的流体 から薬学的に許容可能な担体中の特異的目標抗体成分集団の薬学的組成物を製造 することを含んでいる。 さらに、本発明はあらかじめ決められた量の抗原−特異的抗体を患者の生理的流 体から得て、自己または同族性の抗原・抗体免疫複合体を用いる免疫法によりア レルギーまたは自己免疫疾患を治療するための使用できる処分可能な無菌性の単 独使用流体処理方法にも関するものである。 さらに、本発明はあらかじめ決められた量のアレルゲン−特異的抗体を結合させ るのに充分な量の生理的流体および充分な数のアレルゲンでコーティングされた 粒子を無菌分離室に加え、 該流体およびアレルゲンでコーティングされた粒子を、室中でアレルゲン−特異 的抗体をアレルゲンでコーティングされた粒子に結合させるのに充分な時間にわ たり培養し、 アレルゲンでコーティングされた粒子に結合されているアレルゲン−特異的抗体 を結合されていない流体から分離し、 結合されていない流体を室から除去し、室中でアレルゲンでコーティングされた 粒子を洗浄して非特異的に吸着された物質を除去し、 アレルゲンでコーティングされた粒子からアレルゲン−特異的抗体を溶離する量 であるが溶離溶液が回収されたアレルゲン−特異的抗体の濃縮を必要とする量よ り少ない生理的に許容可能な溶離溶液を加え、アレルゲンでコーティングされた 粒子と結合されているアレルゲン−特異的抗体を溶離溶液と共にアレルゲン−特 異的抗体をアレルゲンでコーティングされた粒子から溶離させるのに充分な期間 にわたり培養し、室中でアレルゲン−特異的抗体をアレルゲンでコーティングさ れた粒子から分離してあらかじめ決められた量のアレルゲン−特異的抗体を得て 、生理的に許容可能なpHを有する溶液を得るための量であるが中和溶液かアレ ルゲン−特異的抗体の濃縮を必要とするものより少ない量の生理的に許容可能な 中和用緩衝液をアレルゲン−特異的抗体に加えることからなる、あらかじめ決め られた量のアレルゲン−特異的抗体を生理的流体から得てその特異的アレルゲン に対するアレルギー反応の免疫療法治療工程を行う方法にも関するものである。 本発明の好適態様に従うと、固相担体は抗体成分目標集団に対して選択的な抗原 成分を有する常磁性粒子である。特に、本発明の方法は目標抗体成分集団を生理 的に許容可能な担体中で生理的流体から単離することによる薬学的組成物の製造 を包括しており、該単離は少なくとも部分的に磁気的に透過性であり且つ入り口 および出口を含んでいる室の中で実施され、そして生理的流体および目標抗体成 分集団に対して選択的な抗原成分を有する免疫反応性常磁性粒子を混合し、 免疫反応性の常磁性粒子を磁場中で捕獲して室の中で常磁性粒子を保持し、流体 を室から排水し、 洗浄流体を室に加え、 洗浄流体を室から除去し、 薬学的に許容可能な溶離溶液を室に供給し、そして溶離溶液を室から除去する ことからなっている。 本発明は、上記の方法に従い生理的流体から目標抗体成分集団を選択的に単離す るための装置にも関するものである。この装置は室を規定しているハウジングを 含んでおり、上室は室への加入を行うための少なくとも1個の入り口および出口 を含んでいる。ハウジングは好適には少なくとも一部分は磁気的に透過性である 物質から製造されている。装置はさらに台も含んでおり、それに対してハウジン グが設置されておりそして取りはずし可能に保持されている。この台は実質的に 水平または垂直位置のいずれかに配置することができる。台は、台上に配置され た時にハウジングと隣接して置かれている1個以上の磁石も含んでいる。好適態 様に従うと、台は支持具に確保されており、それにより台およびその結果として ハウシングか実質的に垂直な位置と実質的に水平な位置の間で回転することが可 能となっている。 さらに、本発明は溶離された抗体を回収するための試薬類および処分可能な無菌 分離装置からなるキットにも関するものであり、該キットは自己または同族性の 抗原:抗体免疫複合体を製造するために使用されてアレルギーまたは自己免疫疾 患を治療する。
【図面の簡単な説明】
添付図面を参照することにより、当技術の専門家により本発明はさらに良好に理 解されそして明白となるであろう。ここでは、数枚の図面中では同様な参照番号 は同じ部品をさしており、そしてここで図1は、本発明の方法を実施するのに適 している本発明の一態様に従う容器アセンブリーの透視図であり、 図2Aは、本発明の一態様に従う支持具アセンブリーの前面図であり、図2Bは 、図2Aの頂部図であり、 図3は、アレルギーまたは自己免疫疾患を治療するための抗原アレルゲン−抗体 免疫複合体を製造するためのキット形式中での本発明の工程図である。
【好適態様の説明】
本発明は、薬学的組成物を例えば血液または血漿の如き生理的流体から直接製造 するための方法および有用な装置に関するものであ。本発明の方法および装置に 従い製造される薬学的組成物は、特異的抗原成分に対する身体反応により引き起 こされる疾病を治療するために有用な組成物である。 本発明の目的用には、「抗原成分」とは一般的に抗体成分(以下で定義されてい る)により認識されそしてそれに結合される化学的部位を有する化合物または分 子であると定義されている。抗原成分の例は、免疫グロブリン分子と反応する化 合物または分子である。抗原成分は一般的には抗原並びに身体からの免疫学的応 答を刺激する他の天然産出または別の化合物を含んでいる。本発明に従う特異的 抗原成分の例は、蛋白質、炭水化物、ホルモン、アレルゲン、および血友病患者 への因子VIIIの投与が抗原性応答を引き起こす時の因子Vlllである。 本発明の目的用には、「抗体成分」とは一般的に抗原成分の認識されている化学 的部位と反応する化合物または分子並びに特に身体が抗原成分に応答して生成す る免疫グロブリンであると定義されている。抗体成分の例には、ウィルスに応答 して製造される免疫グロブリン類、アレルゲン類および因子VIII抑制剤、抗 生物質、化学物質、またはこの応答が起きる物質が包含される。これに関しては 、抗体成分には化合物に応答して身体により製造される免疫グロブリン類か包含 されるであろう。 一般的には、本発明は選択的抗原成分が固定されている固相担体を使用して患者 の生理的流体から希望する目標抗体成分を選択的に単離する方法を含んでいる。 この固相担体は典型的には、生理的流体と混合されていてもよい希望する抗体成 分に対して選択的である抗原成分のコーティングまたは層を用いて製造された粒 子またはビーズである。しかし、室の壁を固相担体として使用することもできる 。 できるだけたくさんの抗原を粒子またはビーズ上で不動化させて最大量の抗体の 捕獲を促進させることか一般的に望ましい。抗体成分か抗原成分と結合して、抗 原成分/抗体成分複合体を製造する。次に流体およびビーズを、洗浄された結合 されていない物質、例えば細胞、蛋白質または他の化合物と共に、粒子から分離 する。ビーズが常磁性であるなら磁気的分離によりまたはそれらが磁性でないな ら濾過により、ビーズを分離することができる。次に粒子を溶離溶液と接触させ 、該溶液は抗体成分の抗原成分からの分離を引き起こすかまたは抗原成分/抗体 成分複合体を粒子またはビーズから分解させる。この溶離溶液を集め、そして薬 学的組成物を製造するために使用する。 好適な粒子は、免疫反応性の常磁性粒子またはビーズである。本発明の実施用に 使用できる常磁性粒子の型は典型的には、約3=約8ミクロンの直径を有する重 合体の球状粒子である。これらの粒子は少量の磁鉄鉱を用いて製造され、それに より粒子か磁場により捕獲される。しかしなから、これらの型の粒子は場を除い た後には磁力を保有していない。一般的には、常磁性粒子は約lXl0−3−約 IXlXl0−2c単位の単位容量力たりの磁気感度を有するものである。 本発明の実施用に使用できる常磁性粒子は低い非−特異的結合特性も有していな がら適度の抗原成分結合表面能力を与えるべきである。すなわち、粒子は抗原成 分を保有するのに適している能力を確保しているが希望する抗原成分以外の化合 物または物質との限定された反応性を有している物質から製造すべきである。 適当な常磁性粒子の例は多くの上記の参考特許中に開示されており、好適な常磁 性粒子は1987年10月2681こ出願された「磁気的応答性の重合体粒子の 製造方法およびそれらの用途」という名称の米国特許出願番号113,294中 に開示されているものまたはニューヨーク、グレートネックのダイナル・カンパ ニーにより同定番号M450として販売されている常磁性粒子である。さらに、 常磁性セファロースR(ファーマシア・インコーボレーテット)ビーズを使用す ることもできる。 常磁性粒子が特異的抗原成分に対する望ましい能力を有しておりそして希望する 抗原成分以外の化合物、細胞または他の物質に対する低い結合特性を有すること により特徴づけられている限り、本発明の実施において使用される詳細な常磁性 粒子の型は厳密なものではなくそしてここではこれ以上記載しない。 前記の如く、粒子は希望する抗原成分に対して選択的な抗原成分コーティングを 用いて製造される。生成する粒子は一般的にはここでは免疫反応性の常磁性粒子 と称されている。抗原成分コーティングには、希望する抗体成分が通常は結合し て複合体を生成する抗原成分が包含される。本発明の実施用に使用できる抗原成 分の例には、一般的にアレルゲンとして知られている化合物および物質が包含さ れる。これは、アレルギ一応答を生じる化合物である。有用な抗原成分の他の例 は、因子V111である。現在出願継続中の上記の出願番号255.350中に 記載されている如く、因子Vlllは抗体成分である因子nll抑制剤用の抗原 成分として機能する。アレルギーの治療および因子VIII抗療性の詳細な記載 に関しては、ここでは両者とも一般的に参考として記しておくセント・レミー他 の特許および前記の現在出願継続中の出願を参照のこと。 本発明の方法に従うと、特異的抗体成分を含有している生理的流体を免疫反応性 粒子とそして好適には免疫反応性常磁性粒子と接触させることにより、希望する 抗体成分の選択的単離が行われる。 生理的流体は患者からまたは複数の供給者から直接得られる。特に、生理的流体 は血液、血漿、リンパ流体、脳を軸流体1、またはそれらの誘導体類である。生 理的流体は充分量の希望する抗体成分を含んでいなければならない。例えば、ア レルギ一応答を治療するための組成物を提供する目的用に採取された生理的流体 は、自然露呈または活性免疫法の結果として特異的アレルゲンに対し5て敏感に なっている患者または供給者から採取すべきである。同様に、因子VIH抑制剤 の製造に伴う臨床的症状に罹っている血友病患者は一般的には彼らの血液中に存 在[7ている測定可能な水準の該抑制剤を有しているであろう。 種々の成分類を大体分離するために使用される技術、例えば希望する抗体成分な との比較的軽い血漿および蛋白質から比較的大きい血液細胞を分離するために使 用される遠心技術、に生理的流体をあらかじめかけることもできる。この大体の 分離か本発明の方法を促進させることもある。 免疫反応性の常磁性粒子を使用する好適態様に従うと、これらの粒子を典型的に は容器中で生理的流体と混合する。容器を単独使用キットの一部として使用して 自己抗原:抗体免疫複合体を用いる免疫法によりアレルギーまたは自己免疫疾患 を治療する時には、容器の容量は約0.25mL−500mLの範囲、好適には 60mL、の流体であることができる。同族性抗体を使用する場合には、500 mL以上の生理的流体が必要である。「同族性」とは、同じ種から誘導されるも の、例えばガンマ・ガートR(バクスター・ヘルスケア・コーポレーション、ハ イランド部門)、を意味する。容器は、少なくとも部分的には磁気的に透過性で あり、すなわち容器の少なくとも一部は非金属である。容器を次に磁場内に配置 して免疫反応性の常磁性粒子を捕獲しそしてそれらを容器の一面に向かって引っ 張る。強い場を発生させるために容器の周りに配置されている複数の磁石を使用 すると、免疫反応性の常磁性粒子が容器の一以上の面に引っ張られる。 磁場中に侃たれている容器を用いて、生理的流体が放出される。典型的には、こ れはクランプまたは弁を解放して流体を容器から導出されている管の中に放出さ せることにより、行われる。流体を容器から引っ張り出すためにポンプを使用で きる。容器を配置[、て出[]管を容器からの流体の重力による流動を可能にす る方向に置く。 生理的流体を放出させた後に、適当な洗浄溶液を容器に加えて容器の壁もしくは 常磁性粒子と非−特異的に結合されているかまたは接着(、ている化合物を洗浄 する。これは典型的には容器に対する食塩水の添加を必要とする。磁場が除かれ 、そ17て粒子および食塩水を混合して粒子表面の適切な洗浄が確保される。 次に、容器を再び磁場内に入れて常磁性粒子を1個以上の面に対して引っ張り、 そして食塩水または他の適当な洗浄溶液を生理的流体を放出させるために使用さ れたのと同様な方法で放出させる。この洗浄段階は必要に応じて繰り返すことが できる。その後に、溶離溶液を容器に加える。溶離溶液は磁場内に保たれている 粒子の上で洗浄されてもよく、または磁場を除きそして粒子を溶離溶液中に懸濁 されてもよい。 本発明の実施用に適している溶離溶液は、抗原成分/抗体成分複合体か粒子の表 面から完全に分離または分裂するかどうかに依存している。これに関すると、使 用される特異的溶離溶液は抗原成分および抗体成分の間の結合または抗原成分を 粒子表面に保持する化学的結合に依存している。溶離溶液は目標抗体成分を攻撃 または損傷させるであろう型のものであってはならない。 抗原成分/抗体成分複合体の分離、すなわち抗原成分からの抗体成分の放出、を 引き起こすために使用できる溶離溶液の例は、セント・レミー他に発行された米 国特許番号4,740,371およびレーク(L a k e)他に1984年 2月14日に発行された米国特許番号4,431.560中に開示されており、 溶離溶液に関するそれらの開示の両者はここでは参考に記しておく。特に、溶離 溶液はレーク他の特許中では2欄18行から3m4行に開示されている。他の有 用な溶離溶液には、酢酸、クエン酸またはグリシンが包含される。抗原成分/抗 体成分複合体を粒子表面から分裂させることが望まれる時には、抗原成分と常磁 性粒子との間の共有結合は適当な技術の使用により破壊される。例えば、抗原成 分は常磁性粒子とジスルフィド架橋により共有結合されることがあり、該架橋は 還元剤を用いて容易に分裂される。 溶離溶液は、患者に注射できる型、すなわち薬学的に許容可能な溶質、または患 者に注射するために容易に変更される型であるべきである。例えば、グリシンを 使用する時には、燐酸塩緩衝液を適当な量で加えて中和を行うことができる。 溶離溶液の詳細な型は、それが希望する特性を有(7ている限り、本発明にとっ て厳密なものではない。さらに、使用される溶離溶液の量は薬学的組成物用に望 まれる最終量と実質的に等しくなければならない。これに関しては、溶離溶液を 粉末または同等な物質、例えば量の増加を最小にするための緩衝塩類、を用いて 中和することが望ましく、そうでないと薬学的組成物に望まれる量を決める時に 中和剤の量を考慮にいれなければならない。溶離溶液の量は使用される生理的流 体および洗浄用流体の量より相当低い、典型的には10−50倍はど少ないが、 量をそれより少なくすることもできる。 抗体または抗体−抗原複合体を溶離するための溶離溶液の培養時間は5分間−2 4時間の間である。 アレルギーまたは自己免疫疾患を治療するための単独使用キットの概念において は、分離室または容器に加えられる溶液の量が重要である。特に、キットの使用 を可能にする本発明の一特徴は希望する抗体を少量で回収できてその結果として さらに濃縮、透析などの方法により抗体を処理する必要がないことである。完全 寸法装置中では、溶離容量は0.1−5mLの範囲であり、好適範囲は0.1− 1、、OmLである。溶離緩衝液の使用量を最小にする際に含まれる最大の因子 は、少なすぎる溶離量を使用する場合には全溶離緩衝液がそしてその結果として 溶離された抗体の一部がビーズ中に滞留し始めそして回収できなくなることであ る。 このことを考慮に入れると、溶離緩衝液の必要量に影響を与える他の因子は、抗 体を結合させるために使用される抗原またはアレルゲンビーズの数である。考慮 すべき他の因子は、少なすぎる溶離量を使用する時には、回収される抗体の収率 が幾分影響を受けることである。収率の損失は回収される抗体に関する最小必要 量と均衡が保たれていなければならない。50mL−60mLの室中で1−2× 109個の常磁性ポリスチレン(ダイナル)ビーズと共に1−2mLの溶離緩衝 液を使用すると、溶離された抗−因子Vlll抗体が最適に回収される。 溶離溶液を例えば燐酸塩またはイミダゾール緩衝液の如き薬学的に許容可能な中 和溶液を用いて中和することができる。溶離溶液を用いるのと同様に、キットと してのこの方法の包装を促進させるには少量の中和用溶液が要求される。特に、 少量の濃縮された中和用緩衝液を使用して中和が溶離された抗体の相当な希釈を 生じさせないことが可能である。 本発明では、20−50マイクロリットル程度の少ない濃縮された中和用緩衝液 を用いて1−2mLのpHが25の0.2Mグリシン緩衝液を中和することがで きる。例えばトリス、グリシル−グリシンまたはホウ酸塩の如き中和用緩衝液を 使用することもできる。さらに、少量の中和用緩衝液の使用を可能にする比較的 高いpKaを有する例えばグリシンまたはピロ燐酸の如き適当な中和用緩衝液を 選択することもできる。さらに、乾燥凍結された中和緩衝液を使用することもで きる。 適当な中和緩衝液を指令する重要な因子には、例えば緩衝液の「緩衝能力」、緩 衝液の安全性および毒性特性、緩衝塩類の溶解度、並びに緩衝液をキット形で貯 蔵するためのガラス瓶の成分浸出可能性の如き考慮点が包含される。 典型的には、本発明に従い製造される薬学的組成物は希望する臨床的結果を得る ためには抗原成分/抗体成分複合体の少なくとも最少量を必要とするであろう。 これはそれぞれの特定疾患または症候群の治療に関連して独立して制定される。 複合体に関する最少必要量が制定された後に、薬学的に許容可能な溶離溶液中で 抗原成分/抗体成分複合体の希望する濃度を得るために工程を標準化することが できる。該方法は、個々の実施者か最少の労力および時間で患者自身の生理的流 体から希望する薬学的組成物を得てそして製造することに特に適している。これ により、希望する薬学的組成物を患者に直ちに適用することができる。 個々の臨床的要求に関する工程を開発する際の第一段階は、希望する抗原成分/ 抗体成分複合体の最少量を決めることを含んでいる。これがわかれば、抗体成分 の必要量は希望する量の複合体を得るために必要な最少量の抗原成分集団のモル 量以上となるように選択される。追加の抗体成分が組成物の機能を妨害せずしか も患者に有害でないため、好適には抗体成分はモル過剰量で使用されるが、抗原 成分の適切な範囲を確実にすべきである。 ある種の環境下では抗体成分でなくむしろモル過剰量の抗原成分を供することが 望ましいことに注意すべきである。この目的用には、モル過剰量の抗原成分を配 分すること以外は同様な方法で下記で論じられている工程が行われる。 希望する量の抗体成分の収集は、使用される特定の生理的流体中に存在している 抗体成分の濃度および本発明の実施において使用される免疫反応性の常磁性粒子 の数に依存している。すなわち、治療結果に関する抗原成分/抗体成分複合体の 最小濃度が制定されるなら、充分量の抗原成分を結合させて希望する量または過 剰量の抗体成分を一定量の生理的流体から抽出するための適切な能力を有する免 疫反応性の常磁性粒子の量をここに記載されている方法で使用する。 アレルギー反応の治療および因子Vlll抑制剤の治療において特異的抗原成分 /抗体成分複合体を製造するための本発明の方法を使用する際の2種の個別方法 か開発されそいる。第一の一般的方法は、セント・レミー他に1988年4月2 6日に発行されたここに記されている特許中に開示されている。この特許は、ア レルギー反応の治療に有用な組成物を開示している。基本的には、開示されてい る組成物はアレルギー反応を引き起こす特異的抗原またはアレルゲンと該アレル ゲンに特異的である抗体との複合体である。これに関しては、アレルギー反応の 治療目的用のアレルゲン/抗体複合体の投与に関する全ての技術および論議はこ こでは参考として記されており、そして特に3−6欄中に教示されている。 セント・レミー他の特許中に教示されているものと本発明の間の主な差異は、抗 体の単離方法に関するものである。これは特に抗体精製という標題2のところの 欄7および8で論じられている。セント・レミー他により教示されている精製工 程は、濃縮および抽出技術を使用する複雑で且つ時間のかかる精製方法を含んで いる。本発明の方法により、抗体成分の精製は免疫反応性の常磁性粒子を使用し て簡単でさらに簡潔な方法で可能となる。 セント・レミー他の特許中で論じられている希望する治療結果を得るために必要 なアレルゲン/抗体複合体の濃度は特にセント・レミー他により教示されており 、そして特に「2本発明の組成物の形式」という標題の5欄13行および「組成 物の投与」という標題の6欄12行に教示されており、それもここでは参考とし て記しておく。アレルゲンと複合させるために望ましい量の抗体を供するために は、適当量の免疫反応性の常磁性粒子を選択しなければならない。上記で論じら れている方法とは対照的に、キット中での使用に関してあらかじめ決められた量 の抗原またはアレルゲン−特異的抗体は濃縮または透析の必要のない処理抗体用 に要求される量である。 第二の方法はここに記しておく1988年10月11Blこ出願された現在出願 継続中の米国特許出願255.350中で論じられている。この出願は、ある患 者において因子vor抑制剤により引き起こされた逆反応の治療に有用な組成物 を教示している。論じられている如く、数人の血友病患者には因子VOXの投与 に対してアレルギー型反応が現れる。この反応は過剰量の因子VIII抑制剤の 存在により引き起こされる。この特許出願で教示されている方法は、因子VII I抑制剤と因子Vlllとの複合体の投与を含んでいる。これに関しては、記載 されている症状を治療する目的用の因子VIII/因子VIII抑制剤複合体の 投与に関する全ての教示および論議もここでは参考に記載しておく。 上記の方法は適当な装置、例えばここに記載しておく米国特許出願番号255゜ 350中に開示されている装置、を用いて実施することができる。さらに、非− 常磁性である免疫反応性の粒子を使用する時には、装置は種々の流体が除去され る際に粒子を捕獲するためのフィルターを含むこともできる。 記載されている方法を実施するために好ましい装置を数枚の図面を参照しながら 次に論じる。本発明の装置は、二つの部分、すなわち図1中に10で示されてい る容器アセンブリー並びに図2Aおよび図2B中に12で示されている支持具ア センブリー、を含んでいる。 容器アセンブリー10は一般的には、複数の入り口および出口を有する分離室1 4を含んでいる。この分離室14は密封するかまたは何らかの方法で外部汚染か ら遮断すべきである。容器アセンブリー10は、使用者が上記の方法を分離室1 4内で全て実施できるように設計されている。分離室14は、二つの反対側にあ る端部11および13を有して成形されている一般的には長い円筒状の本体であ る。端部11には種々の入り口が備えられており、端部〕3には少なくとも1個 の出口が含まれておりそしてこの出口は一般的に先細り部分15として示されて いるようにこの出口に向かって先細りするように成形されている。 種々の流体および免疫反応性の常磁性粒子の加入を促進させるために、分離室1 4には流体管16および18が備えられている。これらの流体管16および18 は、生理的流体を分離室14中に管16を介してそして食塩水または同様な洗浄 用流体を管18を介して加えるために使用されている。 流体管16および18は端部11から伸びておりそして分離室14と共に一体成 形されているか、または適切な密封をりえるような方法でそこに設置され−Cい る。クランプ20および22かそれぞわ流体管16および】−8の周りに適合さ れている。これらのクランプ20および22を使用し2て、個々の流体の加入後 に汚染を防止するために各流体管16および1.8を密封する。典型的には、そ のようなりランプ20および22はロバーツ、スライドまたはローラークランプ であることができる。 容器アセンブリー10の端部11は、排気ロアおよび隔壁9も含んでいる。隔壁 9は、ここには示されていない免疫反応性のジヒドロジオキシン粒子および溶離 流体を分離室14中に加えるために使用される。排気ロアおよび隔壁9は分離室 14内での汚染を制限するように成形されている。これに関しては、−見目7お よび隔壁9は=一方向弁であることができる。排気ロアは、空気が流れることは できるが分離室14の汚染を防止するように設J」されている孔を有するフィル ター物質により覆われている開口部であることができる。 分離室14は、端部13から伸びている1個の出口を含んでいる。この出[遺ま 管24として示されている。管24は先細り部分15の最も先細りした端部と連 結しており、そしてそれに設置されておりそし5て端部13と一体成形されてい る。 先細り部分]5と管24との糾み合わせか、分離室14からの流体を方向づける 漏斗状構造を規定している。この方法での先細り出「」が5、流体が分離室14 内に残る可能性を最少に(、ている。この流体管24の寸法は、分離室14から の流出速度を調節するようなものである。典型的には、流体管24は約20/1 000インチ−約60 / 1000インチの内径を有し、ている。 図4に示されている如く、管24は一般的に26で示されているY一部分を有す るように成形されでいる。このY一部分2Gは、2本の腕28および30を含ん でいる。J1本の腕28は、廃棄流体すなわち生理的流体および洗浄用流体を放 出させるために使用される。他の腕3oは、生成し7た抗体成分の組成物または 抗原成分/抗体成分複合体をここには示されていない適当な容器中の溶離溶液中 に方向づけするために使用される。 分離室14から出て管24の適当な腕28および30を通る流体の方向づけを促 進させるために、二方向弁32がY−交差部分に配置されている。この二方向弁 32は2個の別個の流路29および3Jを有するように成形さねており、その中 で流体は選択的に2本の腕28および30のどちらかに方向づけされる。一方向 弁32がこのように操作されて、これらの腕の1木だけを通して流れを方向づけ ながら生理的または洗浄用流体が他のそのような腕に入る可能性を制限]7てい る。 二方向弁32の代わりに、望ましくない流れを防上するためにここには示されて いないクランプを2本の腕28および300それぞれの頂部に配置することもで きる。これらの各クランプの開1]部により、流れを2本の腕28および30の うちの適切な1本の下方にさせることが可能になる。一般的に39で示されてい るクランプを二方向弁32から上流に配置することも望ましい。これにより、分 離室14中での流体と免疫反応性の常磁性粒子との混合中に管24は二方向弁3 2から一時的に密封隔離される。 ここには示されていないフィルターアセンブリーを腕30中に配置することtl できる。このフィルターは生理的流体中に存在している免疫反応性の常磁性粒子 またはバクテリアの通過を制限するように機能する。一般的に、フィルターは約 0.22ミリミクロンの孔寸法を有する型のものである。 アセ〉ブリー10は典型的には柔軟性物質から構成されている。1−記の如く、 生理的流体および免疫反応性の常磁性粒子が入れられた容器を磁場内に配置して 、免疫反応性の常磁性粒子を分離室14の1個以4−の側面に引−ン張る。これ は、アセンブリー10を1個以上の磁石を含有し、ている支持具の1−に置くこ とにより、実施することができる。この方法で、常磁性粒子は磁石1こ隣接(7 で配置されている分離室14の壁に向か−)て引っ張られる。 図2Aおよび2Bを参照1,7ながら、支持具アセンブリー12の好適態様を以 下で詳細に記載する。支持具アセンブリー12は台32を有するよ・うに成形さ れており、その上に容器アセンブリー10か設置されている。この台32は1個 以上の磁石34および弾性偏位止め具36を含んでいる。磁石34は台32中に 成形されているくぼみの中に入れられて平らな表面となっており、その上に容器 アセンブリー10が乗っている。磁石34は好適には大多数の免疫反応性の常磁 性粒子を捕獲するのに充分な表面磁場強度を有するネオジム−鉄−ホウ素から製 造された高級磁石物質である。これに関しては、磁石34は分離室14を実質的 に越えて伸びている充分な磁場長さを有していなければならない。磁石34の数 は容器アセンブリー10の寸法に依存している。 他の態様では、磁石は台中に引っ込んでいる。処分可能な室と磁石との間にステ ンレス鋼「キーパ−」を設置できるように、台が改変されている。「キーパ−」 は、台の中に機械製作されている一組の溝を使用してその場で滑るように設計さ れている。キーパーの目的は、室およびそれの内容物が混合された時に室を磁場 から遮蔽することである。常磁性ビーズの磁気的捕獲か望まれる場合には、「キ ーパ刊は除去されそして室を弾性偏位止め具により磁石近くの位置に引っ張って 戻す。「キーパ−」は希望時に室および磁石の間に再挿入することができる。 この磁気的分離器には、可変速度のギア付き電気モーター、ギア付き回転軸およ び2個のギアに連結しているベルI・が備えられている。アセンブリーは試料処 理に必要な混合を行うように設計されており、そして室を独立している回転器上 に置くことにより以上で論じられている混合の実施を代行する。分離器りで処分 可能な室を用いて、室アセンブリーを電気モーターにより駆動されている回転を 用いて軸の上で端から端まで回転させることができる。 この磁気的分離器には希望によりかみ合わせをはずすことができる弾性偏位ギア を含有している軸が備えられており、そして台および室アセンブリーの自由回転 をモーターおよび駆動ギアとは独立して可能にしている。台が希望する位置に回 転された時に、軸を再びかみ合わさることができる。この特徴により、モーター を逆転する必要なしに処理段階中に水平から垂直位置へそしてその逆に室および 台を回転させることができる。このことは、溶離溶液を加えた後にビーズが垂直 位置で捕獲されておりそして操作者が室を再設置して室の底への溶離溶液の排液 を回収しながら磁気的ビーズは室の側面に捕獲したまま保つことを望む時に、特 に助けとな之。 くぼんでいる台には、回転中並びにビーズと試料、洗浄溶液または溶離液との混 合中に室の管状入り口および出口の自由端部を保持可能にさせる管状制止部が備 えられている。 上記の装置により、分離室を磁気的分離器から除去する必要なしに混合、洗浄、 および溶離の全操作を実施できるという能力か得られる。これまでに開示されて いる磁気的分離器は、各混合段階に関して処分可能な室の磁気的分離器からの除 去および各磁気的捕獲段階に関して分離器Fでの室交換か必要であった。 容器アセンブリー10は、分離室14を磁石34と隣接する位置に置くように台 32上に配置されている。これにより、磁場が実質的に全部の分離室14中に及 ぶことが確保されている。 容器アセンブリー10は、弾性偏位(弾性的に偏位されている)止め具36によ り台32の上に保持されている。止め具36は2本の腕38および40を有する ように成形されており、それらの腕は係合により分離室14を台32の一ヒに保 持することができる。 この弾性偏位止め具36は、容器アセンブリー10の分離室14の周りを取り外 し可能に把握するように設計されている。これにより、容器アセンブリー10へ の装着と、支持具アセンブリー12からの取り外しを繰り返j2て行うことがで きる。台32に向かう方向に往復式に偏らせるような方法で、止め具36を台3 2に対し装着することにより、この取り外し可能なグリップが供されている。 例えば、弾性偏位止め具36は、ここには示されていないか、台32から伸びて いるボルトまたは植込ボルトに沿ってスライドするように装着できる。これもこ こには示されていないか、弾性部材は、これらの植込ボルトの周りに配置【7、 対向する両端部を台32および弾性偏位止め具36に固着させることができる。 この方法では、止め具36は植込ボルトに沿って外側に引っ張られるが、取り外 す時には台32の方に後退する。 台32は一端に掛は台42を含んでいる。掛は台42は、容器アセンブリー10 が台32上に保持されている時には、その端部13のテーパ一部分15と係合す るように設計、配置されている。さらに、掛は台42は切り取り部44を有する ように成形されており、その中を管24が挿通ずる。台32は、垂直な位置から 水平な位置への容易な回転を許容するように、支持具アセンブリー12内に装着 される。 図示される如く、台32は、2個の側面支持具46および48の間で軸50に対 して装着されている。軸50は2個のねじ付きボルト51および53により形成 されており、各ボルトは一端で台32に固着され、他端で側面支持具46または 48のいずれかに固着されている。台32は、自由な回転をし得るように各ボル ト51.53に固着されている。スプリング52.54を、台32とワッシャー /ナツトの組み合わせ56.58との間に装着することにより、台32上への応 力が維持される。これらのワッシャー/ナツトの組み合わせ56.58は、ボル ト51.53に沿ってねじ込み式に装着され、各スプリング52.54が確実に 押圧を維持するようにしている。この押圧により、台32は回転軸の周りの所望 の位置に確実に保たれるであろう。 最初に個々の生理的流体を流体管16を通(〜て分離室14中に加えることによ り、装置10は操作される。次に希望量の免疫反応性の常磁性粒子を隔壁9を通 して流体に加える。それぞれクランプ20および22並びに弁32により、流体 管16および18並びに管24を閉し2る。 この時点で、容器アセンブリー10を支持具アセンブリーコ2の」二に置く必要 はなく、そして混合段階を実施するためには磁石34に隣接(7ている位置にし てはいけない。容器アセンブリー〕−0を撹拌17て流体および免疫反応性の常 磁性粒子を充lチ混、合する。 容器アセンブリー10を次に磁石34と隣接して置かれている分離室14と共に 支持具アビンプリ−12の上に置く。磁場により、免疫反応性の常磁性粒子か磁 石341w1−〇近い分離室14の側面に対(21引っ張られぞして保持される 。)″1ユ32を操作(、て分離室]4中の流体を腕28を通し2てrr方に放 出させる。 弁32を閉した後に、次に洗浄用流体丁なわち食塩水を分離室ノ4中に管18を 介して加える。再び、容器アセンブリー10を支持具ア→・ンブリ−12から除 去するか、またはそうでない場合には磁場を分離室14中での免疫反応性の常磁 性粒子−\の影響から除去する。洗浄用流体および免疫反応性の常磁性粒子を充 分混合17た後に、容器アセンブリー10を支持具アセ゛・・ブリー12の上に 再び配置する。磁石34の磁場により、免疫反応性の常磁性粒子か分離室ゴ4の 壁に対して再び引っ張られそして保持される。弁32を開いて洗浄用流体を腕2 8を通して放出させる。 生理的流体および洗浄用流体の両者の放出中に、容器アセンブリー10を垂1α 位置に保って分離室14からの流体の重力による流動を可能にする。分離室14 内で洗浄用流体が空になった後に、少量の溶M流体を分離室〕4中に隔壁9を介 して加える。詳細な溶離流体の量は請求められる薬学的即成物のだ終的な希望量 に等しくすべきである。典型的には、約Oコミリリソトルー約5ミリリットルの 溶離流体か使用される。 少量の溶離溶液tζけを使用するため、典型的には容器を水平位置に置くことに より流体が全ての粒子に露裟するように容器アセンブリー10を方向っけするこ とかできる。一方、溶離溶液を室に加えそして端から端まで混合する。容器アセ ンブリー10を支持具アセンブリー12から除去しそし7てそれにより磁場を除 去することにより、溶離溶液および粒Pを一緒に混合することもできる。これに より、溶離溶液か免疫反応性の常磁性詩fの全てを浸すことかできそ(−てその 結果抗体成分または全複合体を放出させる目的のための抗原成分/抗体成分複合 体に作用させることができる。 充分量の時間後に9、支持具アセンブリー12を回転させることにより容器アセ ンブリー10を再び垂直位置に賀き、そして弁32を開いて最終生成物6腕30 を通して放出させる。この生成物を集め、そj、て一般的には適当な中和剤の添 加により中和する。 上記の方法を実施するための単独使用キットを次に図;3を参照]2ながら論t よう。図3は、キット型式の本発明の工程図を示(7ている。この方法グ)段N 1は、あらかじめ決められた量のアレルゲン特異的抗体を結合させるのに充分な 猷の患者の生理的流体および充分な量のアレルゲンでニフーディングされた常磁 性%Q”fを一般的には複数の入り口および出[1を有する室144−含んでい る容器アセンブリー1011m加える工程を含んでいる、図2゜該方法の段階2 においては、生理的流体およびアレルゲ゛、・でコープ・イソ−“′された常磁 性粒子がアレルゲン−特異的抗体をアレルゲンに結合させるのに充分な時間にわ たり分離室中で培養される。段階2では、ア1ノルゲンで:コーティングされた 常磁性粒子と結合されているアレルゲン特異的抗体が結合されていない流体から 分離される。段階4では、洗浄溶液が容器アセンブリーに入り口を通17で加え られる。洗浄溶液は生理的食塩水である。段階5では、ア1ノルゲシでニス、− ティングされた常磁性粒子からアレルゲン特異的抗体を溶離する量であるか溶離 溶液か回収されたアレルゲン−特異的抗体の濃縮を要するような量より少ない量 の生理的に許容可能な溶離溶液か溶離液に加えられる。 アレルゲン−特異的抗体は保持されているアレルゲンでコーティングされた常磁 性粒子から分離され、そり、 7フイルターを通して引っ張られる。溶離された 抗体溶液は注射器を用いて引っ張られる。注射器にはフィルターが備えられてお りそし、て溶離された抗体溶液が中和用溶液の瓶中に注入される。段階7におい ては、アレルゲン−特異的抗体を生理的に許容可能な中和用溶液に加えて生理的 に許容可能なp F(を有する溶液を得るか、回収されたアレルゲン特異的抗体 の濃縮を必要とする曾より少ない該中和用溶液が使用される。段階8においては 、アレルゲン特異的抗体を患者のアレルゲンと一緒にし、そして同族性抗原抗体 免疫複合体を用いる免疫法により複合体をアレルギー患者に移す。 下記の実施例は、生理的流体から抗−因子MHI抗体(抑制剤)を回収する際の 上記の方法および装置の有効性を示している。これらの実施例で使用されたじ一 ズは、それらの表面に因子VIIIを共有結合させて製造された。これは最初に 、ニューヨーク、グレートネックのダイナル・カンパニーにより同定番qM45 0とし、て販売されているコーティングされていないビーズをエビクロロヒドリ ンで処理することにより各ビーズの表面にエポキシ部分を共有結合させる工程を 含んでいる。これらのビーズを次に1.6−ヘキサンジアミンで処理して、第一 級アミノ基を有するビーズを生成する。因子VIII炭水化物残基を過ヨウ素酸 +トリウムを用いて酸化し7てアルデヒド基を住成し、それを次にアミン誘導化 されたビーズと反応さ仕て、アミノおよびアルデヒド基の間に可逆的シッフ塩基 を製造する。これらのシッフ塩基をシアノ水素化ホウ素ナトリウムを用いて還元 (5て、アミノおよびアルデヒド基の残基の間で永久的な共有結合を生成する。 因子VI11−ビーズが溶液からの抗−因子Vlll抗体(抑制剤)を結合させ る能力を示すために、これらのビーズを次の2回の実験で使用した。 これらの実験用に血漿を使用する代わ引こ、血漿の合it−蛋白室含有量と大体 同じである燐酸塩緩衝食塩水中に両者ともイリノイ州デアフィールドのバクスタ ー・ヘルスケア・コーポレーションのハイランド部門により販売されている50 mg/mLの市販の人間血清アルブミン(ISA)および10mg/m+、の市 販の人間IgGからなる比較し得る生理的溶液を製造し、フコ。放射標識の伺い マ、いる抗−因子VIIJをHS AおよびIgG溶液に各実験に関して1.0 A1g/mLの濃度で加えた。 各実験に関して行われた工程は上記の如くであった。 1.125 r−一標識が付いている因子VIII抑制剤をll1g/mLで含 有(7゛ζいる溶液を室に加える。 2因子VIIIを有するピース懸濁液を注q・を器お、よび皮下針を使用(。て 隔壁1−]を通(て室に加える。1回の実験当たりのピース数はド表1に挙げら ゎている。 3 ビーズおよび血漿を1時間にわたり端から端まで混合(7ながら培養する。 ビーズを少なくとも時々は混合すべきであり、そうし、ないとそれらは室の底に 沈澱−・セるであろう。 4培養段階後に、室を磁気的分離器の−Lに置(ことにより慣なゎち容器アセン ブリーを支持具アセンブリーの上に@直位置で磁石のすぐ近くに置く4:とによ りビーズを捕獲する。血漿または血液を室から廃棄容器に排液する。 5室に約40mLの一般的食塩水洗浄溶液を充’II+、7、そして短時間混合 することによりビーズを再懸濁させる。 6 ビーズを再捕獲し1、そして食塩水洗浄溶液を室から廃棄容器に排液する。 。 7上記の段階5および6を繰り返す。 8.2.0mLのpHが25の0.1Mグリシン溶離緩衝液を室に加え、ビーズ を再懸濁させ、そ(2て10分間混合する。 9、支持具アセンブリーを水平位置に置きそして室を分離器クランプ中で再配置 させることにより、ビーズを捕獲する。水平位置におけるビーズ捕獲の実施によ り、室を分離器上に垂直位置に置く試みをしながらビーズおにび溶離緩衝液が室 の底に排液されるのを防止する。 10分離器および室を垂直位置に回転させモして溶離溶液を室の底に排液させる ことを可能にする。 11、段階8−10を繰り返す。 12溶離緩衝液中に回収された因子Vl11抑制剤を定量化する。 抗−因子VIIIの除去に関する因子VIII−ビーズを用いる2回の大規模実 験がらの結果は表1にまとめられている。 表1 大規模実験のまとめ12 験番≠J 験 2 ビーズ数 (IX109個のビーズ)(2X10’個のビーズ)因子VIIi抑 制剤 ビーズに結合された合計i! 13.25μg 22.57μg回収された合計 量 322μg 11.65μg回収された% 24% 52% 第1回溶離 3.02μg 11.10μg(94%) (95%) 第2回溶離 0.20μg 0.55μg(6%) (5%) に7両実験は下記の条件下で実施された:45mT、の処理量 50mg/mLのHSAおよび 10mg/mLの人間IgG ]9.0μg/mLのハッカネズミ125I−抗因子VIII2.0mLの0. 1Mグリシン、p H2、5、を用いる溶離。 2 : 125 I−一抗因子VIIIの回収濃度、すなわち各実験段階中の因 子VIII抑制剤、すなわちビーズ上並びに各溶離段階での125I因子VII I抑制剤回収量は、それぞれの水準の回収率においてガンマ活性を計測するため のガンマカウンターを使用することにより定量化され、それを各実験で使用され 初期量中の125■因子VIII抑制剤の合計ガンマ活性により割り算した。 溶液から125Iで標識の付いたハイランド(Hyland)抗−因子VIII すなわち因子VIII抑制剤を除去するための因子VIII−ビーズを用いる大 規模実験は、システムおよび装置の将来性を示していた。 回収された抗−因子VHI抗体(抑制剤)の抗原結合機能の評価回収された12 5■因子VIII抑制剤の抗原結合機能を評価するために、一連の実験を行った 。これらの実験は因子VIIIビーズおよび125■で標識の付いたハイランド モノクローン性抗−因子VIII抗体を使用!−で行われた。およびビーズを1 μg/mLの上記の回収された125I因子VIII抑制剤の50mg/mLの 人間血清アルブミンおよび10mg/mLの人間1gG中溶酸溶液に1時間培養 した。次にビーズを一般的食塩水で2回洗浄し、そして125I因子V[I抑制 剤を次に0.1Mグリシン、pH2,5、を用いて溶離した。回収された125 ■因子Vlll抑制剤を含有(2ている溶離溶液を次に適当な緩衝液で中和し、 そして因子vorを有するビーズの第二の同じ部分標本と共に培養I7た。ビー ズを食塩水で2回洗浄し、そして結合された因子Vlll抗体の量を上記と同様 な方法で回収された125I因子VIII抑制剤のガンマ活性を初期量の125 ■因子VIII抑制剤のガンマ活性と比較して使用して測定した。 回収された因子Vlll抗体の結合用目標として因子VIIIビーズの第二部分 標本を利用すると、溶液中で因子VIH:因子VIII抗体複合体を測定する試 みよりはるかに大きな信頼度で結合された因子VIII抗体か定量化された。目 標因子Vlllビーズの使用により、固相ビーズと結合している因子Vlll抗 体の速度論は可溶性因子VIIIに対する因子VIII抗体の結合と比べて好ま しくないために、これは「最悪の場合の」測定となる。 結果は、回収された抗体の優れた抗原結合能力の保持を確認するものである。 この機能は、患者の免疫法においてその後使用される因子VIH抑制剤:因子V TI!免疫複合体の生成にとって必須である。抗−因子VIIIの結合はビーズ の使用数に依存しており、それはこのモデルの言及されている速度論制限と一致 していることも示された。この実験に関するデータは表2にまとめられている。 回収された因子VIII抑制剤の再結合に関する試験管実験のまとめ12実験番 号1 実験番号2 ビーズ数 (4X10’個のビーズ)(8X10’個のビーズ)抗−因子VII I ビーズ試料1に結合 24,0 34.8された合計量 グリシン洗浄液中に 83.2 84.8溶離された合計% ビーズ試料2に供された 77.0 88.2量の合計結合% 1: これらの実験は下記の条件下で実施された:2mLの処理量 50mg/m、LのI S Aおよび 10mg/mLの人間IgG 1、 、 Olt g / m Lのハツカネズミ125I−抗因子Vll11 00μLの0.1Mグリシン、pH2,5、を用いる溶離。 各実験に対するビーズ部分標本1および2は同じ寸法であった。 2、3個の試料の平均 下記の実施例は、アレルギー性であることか知られている患者の血漿からのザワ ギクアレルゲン抽出物への抗−サワギク抗体の回収用の記載されている方法およ び装置の有効性を示すものである。この例示で使用さtlているビーズは下記の 方法により製造された: 1 コーティングされていないダイナルM−450ビーズはニューヨーク、グレ ートネックのダイナルから販売されており、そしてそれらの表面上に共有結合さ れているエポキシ残基を有するためにエビクロロヒドリンの使用により改質され ている。 2エポキシ誘導されたビーズを1.6−ヘキサンジアミンの添加により改質され て、それらの表面上に第一級アミン基を有するビーズを製造する。 3アミンビーズを次にサワギクアレルゲンおよび1−エチル−3−(3−ジメチ ルアミノプロピル)−カルボジイミドと混合して、ビーズの表面上でのサヮギク アレルゲンとアミン基との共有結合を促進させた。 サワギクアレルゲンでコーティングされたビーズを因子MHIビーズの代わりに 使用しそして患者血漿を因子Vll1例中で使用されている50mg/mLの人 間血清アルブミンおよび10mg/mLの人間1gGの比較し得る生理的溶液の 代わりに使用したこと以外は、工程は一般的には前記のものと同一である。さら に、この実験では1回のグリシン(02Mグリシン緩衝液、pH21)溶離段階 だけを使用した。2mLのグリシンを加えた。 固体トリス緩衝液の添加により、溶離緩衝液を中和した。 中和された溶離液中に存在し、でいるIgG抗−サワギク抗体の量は、抗−サワ ギクIgG検出用の酵素−結合された免疫吸着検定(ELISA)を使用するこ とにより、定量化された。2X109個のサワギクアレルゲンでコーティングさ れたビーズおよび40mLの患者血漿を用いて約05μgの■gG抗−サワギク か回収された。 回収された抗−サワギク抗体か免疫複合体を生成する能力は、抗体かUgG抗体 の検出用のELI SAにおいて使用されているサワギクアレルゲンでコーティ ングされたウェルに結合できるという事実によっても示される。抗−サヮギク抗 体の特異性は競合結合抑制検定によっても示すことができ、それは回収された抗 −サワギク抗体がサワギクアLノルゲンに結合する能力も示している。 好適態様を説明してきたが、本発明の範囲から逸脱し7ない限り種々の修正およ び置換を行うことが可能である。従って、本発明は限定的ではなく例示として説 明されていることを理解すべきである。 油工竜の創Ipつ′↓阜中4艦 r土与1牟体笛1只A名の只)fflJ、hi !tυノ脅HV又又Utロ]言(十16↑11−メう1G弓末v)0ノ平成4年 3月13日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.生理的流体を目標成分集団に対して選択的な抗原成分を有する固相担体と接 触させ、 生理的流体を室から除去し、 室を許容可能な洗浄流体で洗浄し、 洗浄流体を室から排液し、 薬学的に許容可能な溶離溶液を室に供給し、そして溶離溶液を室から除去する ことからなる、少なくとも1個の入り口および出口を有する室の中で生理的流体 から薬学的に許容可能な担体中の特異的目標抗体成分集団の薬学的組成物を製造 する方法。 2.該生理学的流体を該固相担体と接触させる該段階が、ある量の免疫反応性粒 子を該流体に供給することを含んでいる、請求項1に記載の方法。 3.生理的流体、溶離溶液および免疫反応性粒子の量が室の量より少ない、請求 項2に記載の方法。 4.さらに、生理的流体の除去段階中に該粒子を室の中で捕獲し、洗浄用流体を 排液し、そして溶離溶液を除去する段階も含んでいる、請求項2に記載の方法。 5.該生理的流体を該固相担体と接触させる該段階が、ある量の免疫反応性の常 磁性粒子を該流体に供給することを含んでいる、請求項1に記載の方法。 6.さらに、生理学的流体の除去段階中に磁場内で該粒子を室の中で捕獲し、洗 浄力流体を排液し、そして溶離溶液を除去する段階も含んでいる、請求項5に記 載の方法。 7.特異的目標抗体成分集団を含有している生理流体および該目標抗体成分集団 に対して選択的な抗原成分を有する免疫反応性の常磁性粒子を混合し、磁場を供 することにより免疫反応性常磁性粒子を室の中で捕獲し、該流体を室から排液し 、 洗浄流体を室に加え、 洗浄流体を室から除去し、 薬学的に許容可能な溶離溶液を室に供給し、そして溶離溶液を室から除去する ことからなる、少なくとも部分的に磁気的に透過性であり且つ入り口および出口 を有する室中での薬学的に許容可能な担体中で生理的流体から特異的目標抗体成 分集団の薬学的組成物を製造する方法。 8.生理的流体、溶離溶液および免疫反応性粒子の量が室の量より少ない、請求 項7に記載の方法。 9.該洗浄用流体を室に添加した後に該粒子を再懸濁させる、請求項7に記載の 方法。 10.該溶離溶液を室に添加した後に該粒子を再懸濁させる、請求項7に記載の 方法。 11.さらに、該室を方向づけして該出口を該室中の流体の重力による流動を可 能にさせる位置にする段階も含んでいる、請求項7に記載の方法。 12.さらに、薬学的に許容可能な溶離溶液を該室に供給する段階後に該室を方 向づけして該常磁性粒子を実質的に水平方向に配置させる段階、およびその後の 該出口を重力による流動を可能にさせる位置にする段階も含んでいる、請求項1 1に記載の方法。 13.該混合段階が所定モル量の該抗体成分を与えるための所定量の該常磁性粒 子を選択する段階を含んでいる、請求項7に記載の方法。 14.さらに、該抗体成分に対して選択的である所定量の抗原成分を該溶離溶液 に加える段階も含んでいる、請求項7に記載の方法。 15.該薬学的に許容可能な溶離溶液を室に供給する段階が、該溶離溶液を選択 して該抗体成分類を該抗原成分から分離させることを含んでいる、請求項7に記 載の方法。 16.該溶離溶液選択段階が、該溶離溶液を酢酸またはグリシンからなる群から 選択する工程を含んでいる、請求項15に記載の方法。 17.さらに、該溶離溶液を中和する段階も含んでいる、請求項16に記載の方 法。 18.該薬学的に許容可能な溶離溶液を室に供給する段階が、溶離溶液を選択し て該抗原成分および抗体成分複合体を該常磁性粒子から分解させる工程を含んで いる、請求項12に記載の方法。 19.該薬学的に許容可能な溶離溶液を室に供給する段階が、溶離溶液を選択し て該抗原成分および抗体成分複合体が該常磁性粒子から分解させる工程を含んで いる、請求項13に記載の方法。 20.さらに、洗浄流体を該室に加えるという1回以上の追加段階も含んでいる 、請求項17に記載の方法。 21.さらに、洗浄流体を該室に加えるという1回以上の追加段階も含んでいる 、請求項19に記載の方法。 22.室に加えるための入り口および出口を含んでおりそして好適には常磁性の 透過性物質から少なくとも部分的に製造されている室を形成しているハウジング 、それに対してハウジングが支えられておりそして取り外し可能に保持されてお り、実質的に水平または垂直位置に配置可能であり、そしてハウジングの位置に 隣接して置かれている1個以上の磁石を含んでいる保持器からなる、生理的に許 容可能な担体溶液中の生理的流体から目標抗体成分集団を選択的に単離するため の装置。 23.該保持器が支持具に固着されており、該支持具により保持器が実質的に垂 直およびおよび水平な位置の間で回転できるようになっている、請求項22に記 載の装置。 24.さらに、該ハウジング室の中に配置されている所定量の免疫反応性粒子も 含んでいる、請求項22に記載の装置。 25.さらに、該ハウジング室中に配置されている所定量の免疫反応性の常磁性 粒子も含んでいる、請求項22に記載の装置。 26.該所定量の該粒子が所定量の抗体成分を与えるように選択される、請求項 24に記載の装置。 27.該所定量の該粒子があるモル比の抗体成分類を与えるように選択される、 請求項25に記載の装置。 ′28.特異的目標抗体成分集団を含有している生理的流体および該目標抗体成 分集団に対して選択的なアレルゲンを有する免疫反応性の常磁性粒子を混合し、 磁場を供することにより免疫反応性常磁性粒子を室の中で捕獲し、該流体を室か ら排液し、 洗浄用流体を室に加え、 洗浄用流体を室から除去し、 薬学的に許容可能な溶離溶液を室に供給し、そして溶離溶液を室から除去する ことからなる、少なくとも部分的に磁気的に透過性であり且つ入り口および出口 を有する室の中で薬学的に許容可能な担体中の特異的目標抗体集団の薬学的組成 物を生理的流体から製造する方法。 29.該洗浄用流体を室に加えた後に該粒子を再懸濁させる、請求項28に記載 の方法。 30.該溶離溶液を該室に加えた後に該粒子を再懸濁させる、請求項28に記載 の方法。 31.因子VIII抑制剤を含有している生理的流体および因子VIIIを有す る免疫反応性の常磁性粒子を混合し、 磁場を供することにより免疫反応性常磁性粒子を室の中で捕獲し、該流体を室か ら排液し、 洗浄用流体を室に加え、 洗浄用流体を室から除去し、 薬学的に許容可能な溶離溶液を室に供給し、そして溶離溶液を室から除去する ことからなる、少なくとも部分的に磁気的に透過性であり且つ入り口および出口 を有する室の中で薬学的に許容可能な担体中の因子VIIIの薬学的組成物を製 造する方法。 32.該洗浄用流体を室に加えた後に該粒子を再懸濁させる、請求項31に記載 の方法。 33.該溶離溶液を該室に加えた後に該粒子を再懸濁させる、請求項31に記載 の方法。 34.あらかじめ決められた量のアレルゲン−特異的抗体を結合させるのに充分 な量の生理的流体および充分な数のアレルゲンでコーティングされた粒子を加え 、該流体およびアレルゲンでコーティングされた粒子を、室中でアレルゲン−特 異的抗体をアレルゲンでコーティングされた粒子に結合させるのに充分な時間に わたり培養し、 該アレルゲンでコーティングされた粒子と結合されている該アレルゲン−特異的 抗体を結合されていない流体から分離し、結合されていない流体を室から除去し 、室中でアレルゲンでコーティングされた粒子を洗浄して非特異的に吸着された 物質を除去し、 アレルゲンでコーティングされた粒子からアレルゲン−特異的抗体を溶離する量 であるが溶離溶液が回収されたアレルゲン−特異的抗体の濃縮を必要とする量よ り少ない生理的に許容可能な溶離溶液を加え、アレルゲンでコーティングされた 粒子と結合されているアレルゲン−特異的抗体を溶離溶液と共にアレルゲン−特 異的抗体をアレルゲンでコーティングされた粒子から溶離させるのに充分な期間 にわたり培養し、室中でアレルゲン−特異的抗体をアレルゲンでコーティングさ れた粒子から分離し、 生理的に許容可能なpHを有する溶液を得るための量であるが中和溶液がアレル ゲン−特異的抗体の濃縮を必要とするものより少ない量の生理的に許容可能な中 和用緩衝液をアレルゲン−特異的抗体に加えることからなる、あらかじめ決めら れた量のアレルゲン−特異的抗体を生理的流体から得てその特異的アレルゲンに 対するアレルギー反応の免疫療法治療工程を実施するための方法。 35.生理的流体、溶離溶液および免疫反応性粒子の量が室の量より少ない、請 求項34に記載の方法。 36.該洗浄用流体を室に加えた後に該粒子を再懸濁させる、請求項34に記載 の方法。 37.該溶離溶液を室に加えた後に該粒子を再懸濁させる、請求項34に記載の 方法。 38.該粒子が常磁性である、請求項34に記載の方法。 39.生理的流体が自己性である、請求項34に記載の方法。 40.充分量の該流体が約0.25mL−500mLの範囲である、請求項39 に記載の方法。 41.該培養時間が約5分間−24時間の範囲である、請求項34に記載の方法 。 42.生理的流体が同族性である、請求項34に記載の方法。 43.溶離溶液がグリシンである、請求項34に記載の方法。 44.該中和用緩衝液が塩または溶液である、請求項34に記載の方法。 45.該中和用緩衝液が固体のトリス(ヒドロキシ−メチル)アミノ−メタンで ある、請求項34に記載の方法。 46.該中和用緩衝液が燐酸塩緩衝液である、請求項34に記載の方法。 47.アレルゲン−特異的抗体を充分少量で回収して追加の濃縮段階を避けるこ とからなる、あらかじめ決められた量のアレルゲン−特異的抗体を生理的流体か ら得て特異的アレルギー反応に対するアレルギー反応用の処置工程を実施するた めの方法。 48.アレルゲン−特異的抗体を充分少量で回収して追加の濃縮段階を避けるこ とからなる、あらかじめ決められた量のアレルゲン−特異的抗体を生理的流体か ら得て自己免疫疾患用の処置工程を実施するための方法。 49.あらかじめ決められた量の抗原−特異的抗体を結合させるのに充分な数の 抗原でコーティングされている粒子を含有している瓶、充分量の洗浄溶液を含有 している容器、該アレルゲンでコーティングされている粒子を溶離するための量 であるが該溶離溶液の量が該抗原−特異的抗体の濃縮を必要とする量より少ない 量の生理的に許容可能な溶離溶液を含有している容器、生理的に許容可能なpH を有する溶液を得るための量であるが該中和用溶液が該抗原−特異的抗体の濃縮 を必要とする量より少ない量の生理的に許容可能な緩衝液を含有している容器、 該抗原−特異的抗体を分離するための手段からなる、抗体−抗原複合体を製造す るために使用される充分量の抗原−特異的抗体を回収するための、試薬および分 離装置を含んでいるキット。 50.該粒子が常磁性である、請求項49に記載のキット。 51.該抗原がアレルゲンである、請求項49に記載のキット。 52.さらに、該抗原−特異的抗体および抗原を一緒にして生理的に許容可能な 複合体を製造する手段も含んでいる、請求項49に記載のキット。 53.i.少なくとも部分的には常磁性である透過性物質から製造されている無 菌分離室、および ii.溶液を加えそして該室から除去するための手段からなる分離装置、 あらかじめ決められた量の抗原−特異的抗体を結合させるのに充分な数の抗原で コーティングされている粒子を含有している瓶、充分量の洗浄溶液を含有してい る容器、該アレルゲンでコーティングされている粒子を溶離するための量である が該溶離溶液の量が該抗原−特異的抗体の濃縮を必要とする量より少ない量の生 理的に許容可能な溶離溶液を含有している容器、生理的に許容可能なpHを有す る溶液を得るための量であるが該中和用溶液が該抗原−特異的抗体の濃縮を必要 とする量より少ない量の生理的に許容可能な緩衝液を含有している容器、 該抗原−特異的抗体を分離するための手段からなる、抗体−抗原複合体を製造す るために使用される充分量の抗原−特異的抗体を回収するための、試薬および分 離装置を含んでいるキット。 54.該抗原がアレルゲンである、請求項53に記載のキット。 55.さらに、該抗原−特異的抗体および抗原を一緒にして生理的に許容可能な 複合体を製造する手段も含んでいる、請求項53に記載のキット。
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