JPH0549983U - ドアー用ピボットヒンジ - Google Patents

ドアー用ピボットヒンジ

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JPH0549983U
JPH0549983U JP10253691U JP10253691U JPH0549983U JP H0549983 U JPH0549983 U JP H0549983U JP 10253691 U JP10253691 U JP 10253691U JP 10253691 U JP10253691 U JP 10253691U JP H0549983 U JPH0549983 U JP H0549983U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドアー用ピボットヒンジを枠およびドアーに
取付け、塗料を塗布した場合に、ピボットヒンジ内部に
塗料が侵入しないようにする。 【構成】 ピボットヒンジ本体55の円筒部55a、5
5bとヒンジ本体のピボット軸収納空間とがなす隙間に
カバー2a、2bを挿入して塗料の侵入を防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はドアー用ピボットヒンジに係り、特にドアーおよびドアー枠に塗布さ れた塗料がピボットヒンジ本体内部に入り込み、ピボット軸とピボットヒンジ本 体とが固着するのを防止したドアー用ピボットヒンジに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ドアーを開閉自在にせしめるヒンジとしてピボットヒンジが知られてい る。前記ピボットヒンジは、一般にドアーの上端部に取付けられる上部ピボット ヒンジと、ドアーの下端部に取付けられる下部ピボットヒンジとからなる。
【0003】 図4に示すのは点検口に用いられるピボットヒンジの一例である。このピボッ トヒンジ54によりドアー枠51により形成された点検口52に、ドアー53が 取付けられている。そして、上下部ピボットヒンジ共に、ドアー枠とドアーに取 付けられた後、ピボットヒンジとドアー枠とドアーとを同時に塗装するのが一般 的である。
【0004】 ピボットヒンジ本体55の内部には、この本体55の中心軸方向にピボット軸 56が配設され、このピボット軸56を中心としてドアー53は矢印方向に回転 されるようになっている。前記ピボット軸56にはスプリング(図示せず)が外 嵌され、このスプリングにより前記ピボット軸56が手前方向に付勢されるよう になっている。なお、符号55aは、本体の上部(手前側)に形成されたピボッ ト軸挿通用の円筒部である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の如くドアー枠51とドアー53と上部ピボットヒンジ5 4とを同時に塗装すると、本体内部の隙間gに塗料が入り込み、ヒンジ本体55 とピボット軸56とスプリング(図示せず)とが固着してしまい、ドアー53の ドアー枠51に対する取付け・取外し等の作業が困難になってしまう。
【0006】 そこで、本考案は上記課題を解決するためになされたものであり、塗料を塗布 してもピボットヒンジ本体内部に塗料が入り込まず、ヒンジ本体とピボット軸と が固着しないドアー用ピボットヒンジを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ピボット軸を支持するピボットヒンジ本体の端部にピボット軸の先 端部を挿通支持する支持部を設け、前記ピボットヒンジ本体内にピボット軸の中 央部を収納し、前記支持部からピボット軸の先端部がドア枠側に突出するように した、ドアの隅部に取付けられたドアー用ピボットヒンジにおいて、前記支持部 と前記ピボットヒンジ本体のピボット軸の中央部を収納する収納空間がなす隙間 に液状物の侵入を防止する液状物侵入防止部材を備えて構成した。
【0008】
【作用】
本考案によれば、支持部とヒンジ本体のピボット軸中心部収納空間とがなす隙 間に、例えば、隙間を覆う板状の液状物侵入防止部材を取付ける。この液状物侵 入防止部材により、ドアー組立時に前記隙間から塗料等がピボットヒンジ本体内 へ侵入するのを防止する。
【0009】
【実施例】
以下、本考案を図示の実施例に基づいて説明する。第1実施例 図1(A)、(B)および図2(A)、(B)に示すように、上部ピボットヒ ンジ54Aは、ドアー53の上部隅部に取付けられたピボットヒンジ本体55と 、この本体55内に支持されドアー枠51内に突出してドアー53を枢支するピ ボット軸56と、本考案の要旨にかかる液状物侵入防止部材であるカバー2a、 2b等により構成されている。
【0010】 ヒンジ本体55の上下両端にはピボット軸56の上下部を支持する軸支持部で ある円筒部55a、55bが形成され、両円筒部55a、55b間にはピボット 軸56の中央部をドアー53の隅部と協働して収納する収納部55cが形成され ている。収納部55cは、中央の湾曲部55fと、この両側から互いに直交する 方向に伸びる両壁面55d、55eを備え、前記湾曲部55fの内側方向に前記 筒部55a、55bが形成されている(図2(A)参照)。
【0011】 前記ピボット軸56の上下部は、前記円筒部55a、55bに連通され、ピボ ット軸56の中央部やや上方にはピボット軸56を上方に付勢するスプリング5 7の一端を係止する突起3が形成されている。ピボット軸56の下端側には、次 に説明するEリング1を挿入するための溝4が形成され、ピボット軸56の下端 にはピボット軸56を下方に引っ張るためのつまみ5が形成されている。前記ス プリング57の内径は、ピボット軸56の外径より大きく、外径は円筒部55a 、55bの外径より小さい。前記Eリング1の外径は、円筒部55a、55bの 外径より小さく、かつ、十分に円筒部55a、55bの端面でヒンジ本体55の 落下を停止可能な大きさを有している。
【0012】 前記円筒部55a、55bのヒンジ本体55内に形成されたピボット軸56を 上方に付勢した状態で収納するピボット軸収納空間の内端面側には、図2(B) に示すようなカバー2a、2bが設けられ、これらカバー2a、2bは、全体形 状としては扇状をなし、その中央部にはピボット軸56を挿通する軸挿通部2c が形成され、カバーの外端面2dは前記収納部55cの内面に接するように形成 されている。そして、カバー2aは、円筒部55aの下面とスプリング57の上 端面との間(ピボット軸収納空間の上部)に挿入され、カバー2bは、円筒部5 5bの上面とスプリング57の下端面との間(ピボット軸収納空間の下部)に挿 入される。カバー2aと前記突起3との間にスプリング57が入り込む。前述の ようにカバー2a、2bを円筒部とピボット軸収納空間の隙間に挿入することに より、塗料のピボットヒンジ内部への侵入を防止できる。なお、スプリング57 によりピボット軸56が上方に付勢されるので、Eリング1がピボット軸56と 本体55とが離れてしまうことはない。
【0013】 ブロック状の上部ピボットヒンジ枠6には盲穴7が穿設され、このヒンジ枠6 はドアー枠51に溶接されている。また、前記ヒンジ本体55の壁面55d、5 5eの端面はドアー53の壁面に溶接接合されている。
【0014】 下部ピボットヒンジ8は、ドアー53の下面に盲穴9を有し、ドアー53の下 部において上部ピボットヒンジ54Aの軸線上に溶接付けされている。 下部ピボットヒンジ軸10の下部は、上部ピボットヒンジ54Aの軸線上に、 座11とともに枠51の下部に溶接されている。第2実施例 図3(A)、(B)に第2実施例のカバー21を示す。
【0015】 図3(A)、(B)に示すように、上部カバー21aおよび下部カバー21b は、前記カバー2a、2b(図2(B)参照)と同一形状・同一寸法である。上 部カバー21aと下部カバー21bとは、連結板21cにより連結されている。 このように構成されたカバー21のカバー部21a、21bを、上部ピボットヒ ンジ54Aの円筒部55a、55bとスプリング57の上下端面とがなすそれぞ れの隙間に挿入する。このように構成しても塗料の前記隙間への侵入を防止する ことができる。
【0016】
【考案の効果】
本考案によれば、ピボットヒンジ本体のピボット軸を支持する円筒部とピボッ ト軸の中央部を支持するピボット軸中央部収納空間とがなす隙間にカバーを挿入 して前記隙間を塞いでいるので、塗料を塗布しても前記隙間を介してピボットヒ ンジ内部に塗料は侵入せず、組立時に軸とスプリングとピボットヒンジ本体とが 固着することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本考案の第1実施例の液状物の侵入防
止用のカバーをピボットヒンジに適用した場合の側断面
図、(B)は前記ピボットヒンジの要部斜視図である。
【図2】(A)は前記第1実施例の液状物侵入防止用の
カバーを上部ピボットヒンジに適用した場合の要部平面
図、(B)は前記カバーの平面図である。
【図3】(A)は本考案の第2実施例の液状物侵入防止
用のカバーの斜視図、(B)は前記カバーを上部ピボッ
トヒンジに適用した場合の側断面図である。
【図4】従来の上部ピボットヒンジの平面図である。
【符号の説明】
1…Eリング 2a、2b、21…カバー(液状物侵入防止部材) 3…突起 5…つまみ 6…上部ピボットヒンジブロック 8…下部ピボットヒンジ 11…座 51…ドアー枠 52…点検口 53…ドアー 54…ピボットヒンジ 55…ピボットヒンジ本体 55a、55b…円筒部(軸の支持部) 56…軸 57…スプリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピボット軸を支持するピボットヒンジ本
    体の端部にピボット軸の先端部を挿通支持する支持部を
    設け、前記ピボットヒンジ本体内にピボット軸の中央部
    を収納し、前記支持部からピボット軸の先端部がドア枠
    側に突出するようにした、ドアの隅部に取付けられたド
    アー用ピボットヒンジにおいて、前記支持部と前記ピボ
    ットヒンジ本体のピボット軸の中央部を収納する収納空
    間がなす隙間に液状物の侵入を防止する液状物侵入防止
    部材を備えたことを特徴とするドアー用ピボットヒン
    ジ。
JP10253691U 1991-12-12 1991-12-12 ドアー用ピボットヒンジ Expired - Fee Related JP2549845Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003082911A (ja) * 2001-09-13 2003-03-19 Misawa Homes Co Ltd 回転窓
KR20200111980A (ko) * 2019-03-20 2020-10-05 김상규 끼임 방지 문 및 그 문틀

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JP2003082911A (ja) * 2001-09-13 2003-03-19 Misawa Homes Co Ltd 回転窓
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