JPH054959U - 吊孔付き包袋のハンガー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 食品、衣料小物などの吊孔付き包袋のハンガ
−に関し、常に新しい商品が手前に位置するように工夫
したものである。 【構成】 後方に向けてＵタ−ン状に形成した水平吊棒
本体１の、上側基端１ａに支持取付部２を一体的に形成
し、下側端１ｂを前記支持取付部２との間に所定の間隔
を保持させて上方へ屈曲形成し、さらにＵタ−ン折返し
部１ｃの内側縁に沿ってカッタ−３を設けたものであ
り、前記支持取付部２との間に有する間隔に吊孔付き包
袋を差し入れて、その吊孔を前記下側端１ｂに通して順
次前方に詰めて吊下げ展示する。顧客乃至店員が、その
吊下げられた商品の一番手前のものを手にして下方へ引
張れば、カッタ−により吊孔上部が破断されて難なく取
り出すことができる。これにより常に新しい商品が手前
に位置する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、食品やソックス等の衣料小物などの吊孔付き包袋のハンガ−に関す る。

【０００２】

【従来技術】

従来一般に使われているフック状の吊孔付き包袋のハンガ−にあっては、顧客 乃至店員が、吊下げられた商品の一番手前のものから外していき、不足気味にな ると店員が手前から補充をしている。そのため常に新しい商品が手前に位置し、 古いのはそのまま売れ残ってしまう難点があった。といって新しいのを奥に入れ るには残品を一旦外さなければならないという手間が要求される。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、従来のかかる実情に鑑みてなされたもので、常に新しい商品が手前 に位置するように自然となるような工夫を凝らした吊孔付き包袋のハンガ−を提 供するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決するために、本考案は、後方に向けてＵタ−ン状に形成して成 る水平吊棒本体１の、上側基端１ａに支持取付部２を一体的に形成し、下側端１ ｂを前記支持取付部２との間に所定の間隔を保持させて上方へ屈曲形成し、さら にＵタ−ン折返し部１ｃの内側縁に沿ってカッタ−３を設けて、吊孔付き包袋の ハンガ−を構成する。

【０００５】

【実施例】

以下図面の実施例によって説明すると、図１において１が金属製の水平吊棒本 体で、Ｕタ−ン状に形成されたその上側基端１ａにハンガ−ボ−ドへ差込む脚状 の支持取付部２を一体的に形成してある。 またＵタ−ン状に形成されたその下側端１ｂは、前記支持取付部２との間に所 定の間隔を保持させて上方へ適宜角度屈曲形成してある。 そしてさらにＵタ−ン折返し部１ｃの内側縁に沿ってカッタ−３を設けて、本 考案の吊孔付き包袋のハンガ−を構成する。

【０００６】

【作用並びに効果】

今、本考案ハンガ−を使用するには、まず前記支持取付部２との間に有する間 隔に吊孔付き包袋を差し入れて、その吊孔を前記下側端１ｂに通して順次前方に 詰めて吊下げ展示する。 さて購入に際し、これを取るには、図２に示すように包袋を手にして下方へ引 張れば、カッタ−３により吊孔上部が破断されて難なく取り出すことができる。 カッタ−３はＵタ−ン折返し部１ｃの内側縁に設けられているから、手指を怪我 することもない。 補充にあっては、先の差し入れと同樣に行なわれるから常に新しい商品が手前 に位置し、古い残品を生ずることがない。

【図面の簡単な説明】

【図１】斜視図。

【図２】使用状態を示す斜視図。

【符合の説明】

１ 水平吊棒本体 １ａ 上側基端 １ｂ 下側端 １ｃ Ｕタ−ン折返し部 ２ 支持取付部 ３ カッタ−

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】 後方に向けてＵタ−ン状に形成した水平
   吊棒本体１の、上側基端１ａに支持取付部２を一体的に
   形成し、下側端１ｂを前記支持取付部２との間に所定の
   間隔を保持させて上方へ屈曲形成し、さらにＵタ−ン折
   返し部１ｃの内側縁に沿ってカッタ−３を設けたことを
   特徴とする吊孔付き包袋のハンガ−。