JPH0549462U - トロリー線の絶縁ピース - Google Patents

トロリー線の絶縁ピース

Info

Publication number
JPH0549462U
JPH0549462U JP10950991U JP10950991U JPH0549462U JP H0549462 U JPH0549462 U JP H0549462U JP 10950991 U JP10950991 U JP 10950991U JP 10950991 U JP10950991 U JP 10950991U JP H0549462 U JPH0549462 U JP H0549462U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive portion
trolley wire
piece
trolley
insulating piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10950991U
Other languages
English (en)
Inventor
真二郎 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsubakimoto Chain Co
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tsubakimoto Chain Co filed Critical Tsubakimoto Chain Co
Priority to JP10950991U priority Critical patent/JPH0549462U/ja
Publication of JPH0549462U publication Critical patent/JPH0549462U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 移動体の制御区間に応じて切断された一対の
トロリー線(集電子が摺動して、移動体に電力、制御信
号等を伝えるための導体)を絶縁して直線状態に保持す
るための絶縁ピースにおいて、その設置作業を効率良く
おこなえるようにすること。 【構成】 絶縁ピース50は、間隔をおいて突き合わせ
状態に一対のトロリー線61,62を保持するようにな
っており、一方のトロリー線61の導電部63を幅方向
に挟持する保持部材52と、外部に導通され且つ導電部
63に接する接触子とを具えている。一方のトロリー線
62は、端部のシースを剥がしてから、絶縁ピース50
に差込まれる。導電部は差込まれる途中において、保持
部材によって挟持される。接触子は弾力によって導電部
に圧接され、導電部と外部とを導通状態にする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、移動体の制御区間に応じて切断された一対のトロリー線(集電子が 摺動して、移動体に電力、制御信号等を伝えるための導体)を絶縁して直線状態 に保持するための絶縁ピースに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、モノレール式搬送装置のキャリヤ(移動体)は、レールの側面 に沿って敷設されたトロリー線である給電・制御線から電力と制御信号とを受け て走行するようになっている。そして、トロリー線は、制御区間毎に絶縁されて おり、その絶縁に図10に示すような絶縁ピース30が一般に用いられている。 絶縁ピース30は、間隔をおいて突き合わせ状態に差込まれた一対のトロリー 線31,31を保持するようになっている。 又、トロリー線31は、銅製の導電部32と硬質塩化ビニール製のシース33 とで構成されている。導電部32は集電子(図示省略)の先端が摺動する部分で ある。シース33は絶縁の役目をしている。
【0003】 絶縁ピース30は、図11乃至図13に示すように、トロリー線31が差込ま れるピース本体34と、導電部32に接触し電源、制御回路等に接続された給電 端子35,35と、給電端子35を導電部32に圧接し、給電端子35と導電部 32を通電状態にするコイルばね36,36と、ねじ37,37によってピース 本体34に取付けられるカバー38とで構成されている。
【0004】 トロリー線31をピース本体34に差込む前に、トロリー線31には、図14 に示す専用のキリ41でシース33の一部分を除去し、位置決め孔40を形成す る加工を施さなければならない。シース33は、図15に示すように、トロリー 線31の長手方向の斜線部分がナイフ42によってさらに除去される。 位置決め孔40は、給電端子35に形成された突部39に係合し、絶縁ピース 30に対するトロリー線31の位置を定めるための孔である。 絶縁ピース30にトロリー線31を差込むときは、図16に示すように、ドラ イバー43で、給電端子35をピース本体34に押込んだ状態で行なわれる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このような絶縁ピース30であると、専用のキリ41でシース33 を除去するとき、図17に示すように、導電部32まで削り取り、給電端子35 が導電部32内に入り込むようなことがある。このため、コイルばね36は、自 由長に近い長さになり、給電端子35を導電部32に圧接させる力が弱くなり、 信号や電源の導通不良が生じるという問題点を有している。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、間隔をおいて突き合わせ状態に一対のトロリー線を保持する絶縁ピ ースにおいて、一方の前記トロリー線の導電部を幅方向に挟持する保持部材と、 外部に導通され且つ前記導電部に接する接触子とを具えた絶縁ピースにより、前 記の課題を解決したものである。
【0007】
【作用】
一方のトロリー線は、端部のシースを剥がしてから絶縁ピースに差込まれる。 導電部は差込まれる途中において、保持部材によって挟持される。接触子は弾 力によって導電部に圧接され導電部と外部とを導通状態にする。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 絶縁ピース50は、ピース本体51と、保持部材52と、接触子53と、板ば ね(弾性体)54と、カバー55とで構成されている。 ピース本体51は、間隔をおいて突合わせ状態に差込まれた一対のトロリー線 61,62を保持する部材である。 保持部材52は、図5に示すように、筒状の部材の側面を開口した形状をして おり、この開口部71で一方のトロリー線61の導電部63の長手方向の両側を 挟持するようになっている。又、保持部材52は、リード線72に接続されてい る。
【0009】 接触子53は、導電部63に接触しリード線72に接続されている。板ばね5 4は、接触子53を導電部63に圧接させる部材である。カバー55は、ビス7 3,73によってピース本体51に取付けられ、保持部材52と、接触子53と 、板ばね54をピース本体51に組込む部材である。
【0010】 絶縁ピース50にトロリー線61,62(図4参照)を組込むには、先ず、一 方のトロリー線61の端部側のシース64の一部分を除去する。 次に、一方のトロリー線61を絶縁ピース50のトロリー線保持部74に差込 む。差込む途中において、導電部63は保持部材52の開口部71に割込むよう にして押込まれる。開口部71は、導電部63の長手方向の両側に形成された溝 75,75に係合し、保持部材自身の弾力によって、この溝75,75を挟持す る。又、導電部63は、板ばね54にも抗し押込まれる。板ばね54は、押し込 まれた導電部63に接触子53を圧接させる。従って、導電部63は、保持部材 52と、接触子53とに導通状態になり、外部からの信号と電源を受けることが できるようになる。
【0011】 一方のトロリー線61を絶縁ピース50に差込んだ後、他方のトロリー線62 も絶縁ピース50のトロリー線保持部76に差込む。一対のトロリー線61,6 2は絶縁ピース50の中間に形成された絶縁部77によって間隔をおいて組込ま れ、互いに絶縁された状態になる。
【0012】 なお、保持部材52は、給電部63を挟持する役目をしているが、この挟持を 確実にするには、図6に示す保持部材152のように、開口部171の縁を凹凸 状にし、且つ、導電部63が差込まれるにしたがって幅が狭くなる形状にしても よい。
【0013】 保持部材には、さらに、図7に示す保持部材252のように、上記の接触子5 3の役目をする接触片(接触子)278を一体に形成してもよい。この接触片2 78は自らの弾力によって導電部63に接触するようになっている。 この場合、図1に示す絶縁ピース50と異なり、図8、図9に示すように、板 ばねを省略した構造の絶縁ピース250を得ることができる。
【0014】
【考案の効果】
本考案の絶縁ピースは、端部のシースを剥がして導電部が剥出し状態になった トロリー線を差込むだけで、トロリー線を保持し且つ外部と導通状態にすること ができるので、絶縁ピースに対するトロリー線の組込みを容易に行なうことがで きる。 しかも、従来行なわれていた専用キリによる孔明け加工をトロリー線に施す必 要がなくなり、組込み作業を簡素化することができる。 又、孔明け加工をトロリー線に施す必要がなくなることによって、導電部に圧 接される接触子の接触圧を所定の接触圧にすることができ、導通不良を解消する ことができる。 さらに、従来必要としていた位置決め孔が明いていないため、トロリー線を摺 動する集電子に損傷を与えるようなことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の絶縁ピースの長手方向に沿った断面図
である。
【図2】一部分断面で表わした図1の平面図である。
【図3】図1中3−3矢視断面図である。
【図4】トロリー線と図1の絶縁ピースの斜視図であ
る。
【図5】保持部材の斜視図である。
【図6】他の実施例の保持部材の斜視図である。
【図7】他の実施例の保持部材の斜視図である。
【図8】図7の保持部材が組込まれた他の実施例の絶縁
ピースの長手方向に沿った断面図である。
【図9】図8中9−9矢視断面図である。
【図10】トロリー線と従来の絶縁ピースの斜視図であ
る。
【図11】図10の絶縁ピースの正面図である。
【図12】図11の平面図である。
【図13】図10の絶縁ピースの分解図である。
【図14】トロリー線を絶縁ピースに差込む前の専用キ
リによるの孔明け作業図である。
【図15】トロリー線のシース除去作業図である。
【図16】トロリー線を絶縁ピースに差込む時の状態図
である。
【図17】専用キリで孔を深く座ぐり過ぎた場合のトロ
リー線の断面図である。
【符号の説明】
50,250 絶縁ピース 52,152,252 保持部材 53 接触子 61,62 トロリー線 63 導電部 278 接触片(接触子)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間隔をおいて突き合わせ状態に一対のト
    ロリー線を保持する絶縁ピースにおいて、一方の前記ト
    ロリー線の導電部を幅方向に挟持する保持部材と、外部
    に導通され且つ前記導電部に接する接触子とを具えたこ
    とを特徴とする、トロリー線の絶縁ピース。
JP10950991U 1991-12-12 1991-12-12 トロリー線の絶縁ピース Pending JPH0549462U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10950991U JPH0549462U (ja) 1991-12-12 1991-12-12 トロリー線の絶縁ピース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10950991U JPH0549462U (ja) 1991-12-12 1991-12-12 トロリー線の絶縁ピース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0549462U true JPH0549462U (ja) 1993-06-29

Family

ID=14512070

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10950991U Pending JPH0549462U (ja) 1991-12-12 1991-12-12 トロリー線の絶縁ピース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0549462U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013500190A (ja) * 2009-07-25 2013-01-07 デマグ クレインズ アンド コンポーネンツ ゲーエムベーハー 2本の隣接する導体線レールを互いに接続するための接続構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013500190A (ja) * 2009-07-25 2013-01-07 デマグ クレインズ アンド コンポーネンツ ゲーエムベーハー 2本の隣接する導体線レールを互いに接続するための接続構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU577248B2 (en) Connector for flat cable
JPH07122306A (ja) 圧接ジョイントコネクタ
US5871369A (en) Connector
EP0003435A1 (en) Electrical connector for establishing connections between a flat flexible cable and a further connector
US4705482A (en) Terminal connector assembly for multiconductor cable
CA1065430A (en) Insulation piercing flat cable connector
US4449771A (en) Bus bar
JP4322387B2 (ja) 電気開閉装置ユニットのための接続組立体
EP0117021B1 (en) Socket connector
JPH0549462U (ja) トロリー線の絶縁ピース
JPH11262142A (ja) プラグイン接触子
CA2382681A1 (en) Screwless connecting terminal
JP2731744B2 (ja) ケーブルコネクタ
JP2002051433A (ja) 電気端子
JPH0963672A (ja) 電気機器の端子接続装置
JPH0523422U (ja) 圧接形ケーブル接続器
EP0885473B1 (en) Electric connector for flexible circuits
US7077687B1 (en) Connecting device to be soldered to circuit boards for connection of electrical conductors, a method for production of the connecting device and a device for connecting conductors to the connecting device
CN217444657U (zh) 一种接线端子
JPH0357581B2 (ja)
JP2004139808A (ja) 接続ケーブルおよび接続構造
JPH0346461Y2 (ja)
JPH0122226Y2 (ja)
CN116724468A (zh) 连接设备
JP2600802Y2 (ja) テープ電線用コネクタの電気接続子