JPH0549200U - プレス機械のスライド駆動装置 - Google Patents

プレス機械のスライド駆動装置

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JPH0549200U
JPH0549200U JP10253191U JP10253191U JPH0549200U JP H0549200 U JPH0549200 U JP H0549200U JP 10253191 U JP10253191 U JP 10253191U JP 10253191 U JP10253191 U JP 10253191U JP H0549200 U JPH0549200 U JP H0549200U
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hydraulic pressure
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単かつ確実に調整ねじ軸とコネクティングロ
ッドとをロックできるようにする。 【構成】調整ねじ軸(4)の雄ねじ部(4A)に、コネ
クティングロッド(21,22)の雌ねじ部(24)を
螺合するとともに,この雌ねじ部(24)と直列状態に
ロックナット(31)を螺合し、雌ねじ部(24)とロ
ックナット(31)との間にこれらの各雌ねじ(24
a,31a)に通ずる油路(35)を形成し、この油路
(35)に接続され雌ねじ部(24)とロックナット
(31)とを互いに離反させる方向に油圧を適時に加え
かつ解除する油圧供給排出手段(40)を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プレス機械のスライド駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5に、プレス機械のスライド駆動装置の概略構成を示す。 同図において、クランク軸2とスライド10とは、コネクティングロッド3お よび調整ねじ軸4を介して連結されている。具体的には、コネクティングロッド 3には、調整ねじ軸4が,雌ねじ部3A,雄ねじ部4Aを螺合させて取付けられ ており、この調整ねじ軸4の下端部にはボール5が固着されている。 一方、ギブ等からなるスライドガイド(図示省略)で上下移動可能に摺動案内 されたスライド10には、ボールカップ6が取付けられている。
【0003】 ここに、上端部がクランク軸2の偏心部2aに連結されたコネクティングロッ ド3とスライド10とは、ボール5とボールカップ6とが形成する球面軸受構造 つまりボールカップ式サスペンションポイント構造を介して連結されているので 、コネクティングロッド3の揺動運動によってスライド10を上下方向に往復直 線運動させることができる。
【0004】 ところで、プレス機械では、ボルスタとスライド10との間隔すなわちダイハ イトを使用金型等に応じて正確に調整する必要があるから、スライド10内にウ ォーム8で回転されるウォームホイール7を装着し、一方、ボール5には径方向 に延びる連結ピン5aを取付け、この連結ピン5aをウォームホイール7の縦溝 7aに差込んで両者5,7を同期回転可能に連結させている。すなわち、ボール 5とウォームホイール7とを回転動力伝達機構(5a,7a)で連結している。
【0005】 したがって、自動または手動でウォーム8を回転させれば、ウォームホイール 7が回転する。この回転は連結ピン5aを介してボール5つまり調整ねじ軸4に 伝達される。すると、コネクティングロッド3(雌ねじ部3A)と調整ねじ軸4 (雄ねじ部4A)とが相対回転するので、クランク軸2に連結されたコネクティ ングロッド3に対してスライド10を上下方向に移動させ、ダイハイトの増減調 整を行なうことができる。
【0006】 その後、クランク軸2を回転すれば、コネクティングロッド3がボール5を中 心に揺動運動され、これによりスライド10を上下方向にストロークさせて調整 後のダイハイトで所定製品をプレス成形することができる。
【0007】 このように、ダイハイト調整は所定精度の製品成形を行なうに必須であり、ま た、金型破損等を防止する上で重要であることから、プレス機械には前記ウォー ム8を定量的に回転制御してスライド10を上下動させつつダイハイトを調整す るダイハイト調整装置が設けられている場合が多い。
【0008】 このダイハイト調整装置は、前記ウォームホイール7およびウォーム8からな る駆動機構と、ウォーム8に連結されたモータおよびドライバ,コントローラ, 設定器からなる制御部とから構成されているのが一般的である。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記した従来のスライド駆動装置においては、コネクティングロッ ド3の雌ねじ部3Aと調整ねじ軸4の雄ねじ部4Aとが緩みやすく,プレス機械 運転中にダイハイトが変化してしまう虞れがある。また、緩んだねじ部3A,4 Aがプレス成形時の衝撃等により破損してしまうおそれがある。
【0010】 そこで、調整ねじ軸4の緩みを防止する一方策として、図6に示す如く,コネ クティングロッド3の雌ねじ部3Aを半割り構造とし,ボルト19で調整ねじ軸 4の雄ねじ部4Aを強く締め付けることが考えられる。しかし、かかる構成では 、装置が大型化しかつ取扱いも不便となるなどの不都合が生ずるため,実用化に は問題がある。
【0011】 本考案の目的は、上記事情に鑑み,調整ねじ軸とコネクティングロッドとを確 実にロックすることができる取扱いの簡単なプレス機械のスライド駆動装置を提 供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本考案は、現今のプレス機械ではダイハイト調整等を正確に行えるように調整 ねじ軸が高精度に加工されコネクティングロッドの雌ねじ部との間にガタがない ことに着目し,当該雌ねじ部とロックナットとの間に油圧を加えて両者を離反す る方向に押圧することにより調整ねじ軸とコネクティングロッドの雌ねじ部との 相対回転を不能にしてロックするように形成したものである。
【0013】 すなわち、本考案に係るプレス機械のスライド駆動装置は、クランク軸とスラ イドとをコネクティングロッドおよび調整ねじ軸を介して連結したプレス機械の スライド駆動装置において、前記調整ねじ軸の雄ねじ部に、前記コネクティング ロッドの下端部に設けられた雌ねじ部を螺合するとともに,該雌ねじ部と直列状 態にロックナットを螺合し、前記コネクティングロッドの雌ねじ部と該ロックナ ットとの間に、両者の各雌ねじに通ずる油路を形成し、この油路に接続され前記 コネクティングロッドの雌ねじ部とロックナットとを離反させる方向に油圧を適 時に加えかつ解除する油圧供給排出手段を設けたことを特徴とする。
【0014】
【作用】
本考案では、油圧供給排出手段を駆動して油路へ所定油圧を供給すれば、当該 油圧によりコネクティングロッドの雌ねじ部とロックナットとは互いに離反する 方向に押圧される。これにより、調整ねじ軸の雄ねじ部とコネクティングロッド の雌ねじ部およびロックナットの各雌ねじとの間に作用する大摩擦力により,調 整ねじ軸とコネクティングロッドとの相対回転が不能となり,両者は確実にロッ クされる。
【0015】 また、油圧供給排出手段を用いて油路内の油圧を解除すると、調整ねじ軸とコ ネクティングロッドとのロック状態が解除される。したがって、調整ねじ軸とコ ネクティングロッドとを適宜相対回転させてダイハイト調整等することができる 。 したがって、調整ねじ軸とコネクティングロッドとを確実にロックすることが できる。また、油圧供給排出手段を用いて油路へ油圧を供給・解除するだけで調 整ねじ軸とコネクティングロッドとをロック・ロック解除することができるので 、取扱いが簡単になる。
【0016】
【実施例】
本考案の一実施例を図面に基づき説明する。 本実施例に係るプレス機械のスライド駆動装置は、一般に調整ねじ軸が高精度 に加工されコネクティングロッドの雌ねじ部との間にガタがない現今プレス機械 の状況に着目し,当該雌ねじ部と調整ねじ軸用ロックナットとの間に油圧を加え て両者を離反する方向に押圧することにより調整ねじ軸とコネクティングロッド の雌ねじ部との相対回転を不能にしてロックするように形成したことを特徴とす るものである。
【0017】 具体的には、本スライド駆動装置は、図1および図2に示す如く,クランク軸 2,調整ねじ軸4,ボールカップ式サスペンションポイント構造(5,6),ウ ォームホイール7,ウォーム8,スライドガイド11,コネクティングロッド( 第1および第2コネクティングロッド21,22),位置規制ロッド26,ロッ クナット31および油圧供給排出手段40を含み構成されている。 なお、図5に示した構成要素と同一のものについては同一の符号を付し、その 説明を省略もしくは簡略化する。
【0018】 ここで、調整ねじ軸4の雄ねじ部4Aには、図1に示す如く,コネクティング ロッド(本実施例では第2コネクティングロッド22)の下端部に設けられた雌 ねじ部24が螺合されているとともに,ロックナット31が雌ねじ部24と直列 に螺合されている。
【0019】 本実施例においては、コネクティングロッドは、図2に示す如く,連結軸29 を介して回転自在に連結された第1および第2コネクティングロッド21,22 より形成され,図3および図4に示す如く,スライド10側の第2コネクティン グロッド22が位置規制ロッド26によりクランク軸2の回転角度αに対する揺 動角度θが微小となるように位置規制される構成とされている。なお、位置規制 ロッド26は、その先端部が連結軸29に回転自在に連結され,基端部が静止部 27に回転支持されている。 これにより、コネクティングロッド(21,22)揺動時にスライドガイド1 1に作用する水平方向分力Fhを従来よりも大幅に小さくすることができ,スラ イドガイド11の早期摩耗,破損,焼付等が防止される。
【0020】 また、第2コネクティングロッド22の下端部には、図1に示す如く,収容凹 部23が形成されているとともに,雌ねじ部24が図2に示すボルト25等を介 して着脱自在に装着されている。この雌ねじ部24の雌ねじ24aには、調整ね じ軸4の雄ねじ部4Aの雄ねじが螺合している。また、調整ねじ軸4の雄ねじ部 4Aのうち前記雌ねじ部24上面より上方に突出した部分にはロックナット31 が螺合している。
【0021】 より具体的には、このロックナット31は、収容凹部23内で図1中上下方向 に変位可能かつ図2に示す廻止ピン28により雌ねじ部24に対して回転不能に 調整ねじ軸4の雄ねじ部4Aに螺合している。また、ロックナット31は、調整 ねじ軸4がダイハイト調整時等に最大限回動されても外れないように,当該ねじ 軸4の雄ねじ部4Aに螺合している。なお、図1において、39は、ロックナッ ト31の変位量を所定範囲内に押さえるためのストッパである。また、33は、 ロックナット31の周面と収容凹部23の内壁との間から油が漏れるのを防止す るためのオイルシールである。
【0022】 このように、ロックナット31は、収容凹部23内に調整ねじ軸4の雄ねじ部 4Aや第2コネクティングロッド22の雌ねじ部24等によって閉塞されており ,しかもストッパ39により変位量が所定範囲内に規制されているので、調整ね じ軸4の雄ねじ部4Aから外れることはない。
【0023】 さらに、調整ねじ軸4の雄ねじ部4A,第2コネクティングロッド22側の雌 ねじ部24の雌ねじ24aおよびロックナット31の雌ねじ31aは、ガタなく 相対回転自在に螺合するように高精度に加工(例えばねじ頂隙が極小となるよう に加工)されている。
【0024】 さらに、第2コネクティングロッド22の雌ねじ部24とロックナット31と の間には、両者の各雌ねじ24a,31aに通ずる油路35が形成されている。 本実施例においては、上記各雌ねじ24a,31aの一部と調整ねじ軸4の雄ね じ部4Aの雄ねじとの間隙,ロックナット31と雌ねじ部24との間隙および油 路35の一部より油圧室Sが形成されており,この油圧室Sには油路35を介し て油圧が供給(又は解除)される構成とされている。
【0025】 また、油圧供給排出手段40は、油路35に接続されコネクティングロッド( 第2コネクティングロッド22)の雌ねじ部24とロックナット31とを離反さ せる方向に油圧を適時に加えかつ解除する手段である。 本実施例では、油圧供給手段40は、油圧源(油タンク41,油圧ポンプ42 ,電動機43,切替弁45,切替制御手段46および管路47等から構成されて いる。切替制御手段46は、本プレス機械全体を制御する制御装置の一部機能を 利用して構成されており、切替弁45を切替制御する。
【0026】 しかして、切替制御手段46により切替弁45が切替えられ図1に示す如き状 態とされた場合には、油圧源(41,42,43)より油圧が当該切替弁45, 管路47さらには油路35を介して油圧室Sへ供給される。これにより、雌ねじ 部24およびロックナット31は互いに離反する方向に押圧される。これにより 、調整ねじ軸4の雄ねじ部4Aと第2コネクティングロッド22の雌ねじ部24 およびロックナット31の各雌ねじ24a,31aとの間に作用する大摩擦力に より,両者は確実にロックされる。また、切替制御手段46により切替弁45を 図1に示す状態から切替えることにより,油圧室Sおよび油圧35内の油圧が解 除される。
【0027】 次に作用について説明する。 例えば、ダイハイト調整を行う場合には、油圧供給排出手段40で油圧解除と しておく。そして、ウォーム8を回転させると、調整ねじ軸4はウォームホイー ル7,連結ピン5aを介して回動される。 この際、調整ねじ軸4の雄ねじ部4Aと第2コネクティングロッド22の雌ね じ部24およびロックナイト31とは相対回転するので、調整ねじ軸4を円滑に 回動してスライド10をボルスタ9に対して上下動することができる。 したがって、ウォームホイール7を所定角度だけ回動させれば、スライド10 を所定高さだけ上下動できるから、所定ダイハイトに調整できる。
【0028】 また、プレス運転する場合には、油圧供給排出手段40を用いて油路35(つ まり油圧室S)に油圧を供給すると、第2コネクティングロッド22の雌ねじ部 24およびロックナット31が互いに離反する方向に押圧される。そのため、調 整ねじ軸4と第2コネクティングロッド22との相対回転が不能となり、調整ダ イハイトを正確に保持できる。この際、調整ねじ軸4の雄ねじ部4A,第2コネ クティングロッド22の雌ねじ部24およびロックナイト31は、高精度加工さ れてガタがなく,しかも各はめあい部分は収容凹部23内に閉塞されているので 、外部が油漏れするようなことはない。 その後、クランク軸2を回転駆動すれば、コネクティングロッド(21,22 )が揺動運動されるので、調整ねじ軸4を介してスライド10を上下にストロー ク運動でき、調整ダイハイトでのプレス運転ができる。これにより、製品を長期 間に亙り精度よくプレス成形することができる。
【0029】 しかして、この実施例によれば、調整ねじ軸4の雄ねじ部4Aに、第2コネク ティングロッド22の雌ねじ部24を螺合するとともに,この雌ねじ部24と直 列状態にロックナット31を螺合し、雌ねじ部24とロックナット31との間に 両者の各雌ねじ24a,31aに通ずる油路35を形成し、この油路35に接続 され雌ねじ部24とロックナット31とを離反させる方向に油圧を適時に加えか つ解除する油圧供給排出手段40を設けた構成としたので、油圧供給排出手段4 0により油路35(油圧室S)へ油圧を供給すれば、第2コネクティングロッド 22の雌ねじ部24とロックナット31とが互いに離反する方向に押圧され、こ れらの雌ねじ24a,31aと調整ねじ軸4の雄ねじ部4Aとの間に生じる大摩 擦力により,調整ねじ軸4と第2コネクティングロッド22との相対回転が不能 となる。したがって、調整ねじ軸4と第2コネクティングロッド22とを確実に ロックすることができる。また、油圧供給排出手段40を用いて油路35へ油圧 を供給・解除するだけで調整ねじ軸4と第2コネクティングロッド22とをロッ ク・ロック解除することができるので、取扱いが簡単になる。
【0030】 また、調整ねじ軸4の雄ねじ部4A,第2コネクティングロッド22の雌ねじ 部24およびロックナイト31の各雌ねじ24a,31aは、高精度加工されて ガタがなく,しかも各はめあい部分は収容凹部23内に閉塞される構成とされて いるので、外部に油漏れすることを極小とすることができる。
【0031】 また、ロックナット31は、収容凹部23内に調整ねじ軸4の雄ねじ部4Aや 第2コネクティングロッド22の雌ねじ部24等によって閉塞されており,しか もストッパ39により変位量が所定範囲内に規制されているので、調整ねじ軸4 の雄ねじ部4Aから外れることはなく,また外力を受けて不用意に当該雄ねじ部 4Aと相対回転するようなこともない。したがって、一段と確実に調整ねじ軸4 と第2コネクティングロッド22とをロックすることができる。
【0032】 さらに、第2コネクティングロッド22の下端部に雌ねじ部24を着脱可能に 装着した構成としたので、組立が容易となる。
【0033】 さらにまた、第2コネクティングロッド22の雌ねじ部24に油路35を形成 したので、ロックナット31側には格別手を加える必要はなく構成が複雑化しな い。
【0034】 なお、上記実施例によれば、油圧供給排出手段40を専用の油圧源(41,4 2,43)を含み構成したが、油圧源として本プレス機械の別の油圧装置の油圧 源を利用して構成してもよい。かかる構成とすることにより、より一層のコスト 低減を図ることができる。
【0035】 また、コネクティングロッドを第1および第2コネクティングロッド21,2 2より構成したが、従来の如く単一のもので構成してもよい。
【0036】
【考案の効果】
本考案によれば、調整ねじ軸の雄ねじ部に、コネクティングロッドの雌ねじ部 を螺合するとともに,この雌ねじ部と直列状態にロックナットを螺合し、この雌 ねじ部とロックナットとの間に両者の各雌ねじに通ずる油路を形成し、この油路 に接続され雌ねじ部とロックナットとを互いに離反させる方向に油圧を適時に加 えかつ解除する油圧供給排出手段を設けた構成としたので、油圧供給排出手段を 駆動して油路へ油圧を供給すれば、コネクティングロッドの雌ねじ部とロックナ ットとが互いに離反する方向に押圧され,これら各雌ねじと調整ねじ軸の雄ねじ 部との間に生じる大摩擦力により,調整ねじ軸とコネクティングロッドとの相対 回転が不能となる。したがって、簡単かつ確実に調整ねじ軸とコネクティングロ ッドとをロックすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の要部を示す片側半分を省略
した図である。
【図2】一実施例の全体構成を示す断面図である。
【図3】一実施例の全体構成を示す側面図である。
【図4】一実施例のコネクティングロッドの揺動運動を
説明するための図である。
【図5】従来のプレス機械のスライド駆動装置の概略構
成を説明するための図である。
【図6】コネクティングロッドの雌ねじ部を半割り構造
とした様子を示す図である。
【符号の説明】
2 クランク軸 4 調整ねじ軸 10 スライド 21 第1コネクティングロッド 22 第2コネクティングロッド 31 ロックナット 40 油圧供給排出手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランク軸とスライドとをコネクティン
    グロッドおよび調整ねじ軸を介して連結したプレス機械
    のスライド駆動装置において、 前記調整ねじ軸の雄ねじ部に、前記コネクティングロッ
    ドの下端部に設けられた雌ねじ部を螺合するとともに,
    該雌ねじ部と直列状態にロックナットを螺合し、 前記コネクティングロッドの雌ねじ部と該ロックナット
    との間に、両者の各雌ねじに通ずる油路を形成し、 この油路に接続され前記コネクティングロッドの雌ねじ
    部とロックナットとを離反させる方向に油圧を適時に加
    えかつ解除する油圧供給排出手段を設けたことを特徴と
    するプレス機械のスライド駆動装置。
JP10253191U 1991-12-12 1991-12-12 プレス機械のスライド駆動装置 Expired - Fee Related JPH0730240Y2 (ja)

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