JPH0549056B2 - - Google Patents
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- JPH0549056B2 JPH0549056B2 JP2412287A JP2412287A JPH0549056B2 JP H0549056 B2 JPH0549056 B2 JP H0549056B2 JP 2412287 A JP2412287 A JP 2412287A JP 2412287 A JP2412287 A JP 2412287A JP H0549056 B2 JPH0549056 B2 JP H0549056B2
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- Japan
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- coil
- pressure sensor
- metal body
- housing
- diaphragm
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Links
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Landscapes
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はコイルと、そのコイルの巻回穴に挿入
し、ダイヤフラムに連動する磁性体とを備えた圧
力センサーに関する。
し、ダイヤフラムに連動する磁性体とを備えた圧
力センサーに関する。
従来の技術
従来、種々の物理量例えば厚さ、伸び、重量、
圧力、流量等を工業的に検出するため、差動トラ
ンスを用いた変位検出器が使用されている。特
に、電子機器等の制御ではそのような変位検出器
の測定子にダイヤフラムを採用し、圧力センサー
として使用する例が多い。例えば特開昭61−
97503号に示された変位検出器は洗濯機の洗濯槽
の水位を検出する圧力センサーとして実用化され
ている。そこでは洗濯槽の水位(水圧)の変化を
空気圧の変化としてダイヤフラムで受け、その水
位に対応する出力電圧を発生させる。即ち、ダイ
ヤフラムに連動した磁性体(コアー)をコイルの
巻回穴内で移動してその相対的位置変化からイン
ダクタンスを変え、水位に応じて出力電圧を変化
する。その圧力センサーからの出力信号はマイク
ロコンピユータで処理され、給水弁の開閉が行な
われる。又、そのようなインダクタンスの変化を
発振回路の周波数変化として検出利用することも
可能である。後者の場合、先に洗濯量を検出し、
その洗濯量に適合した水位を、更にはその水位に
対応した周波数を決定しておく。そこで、洗濯量
に応じた水位まで給水が行なわれると、その周波
数を検出して弁が閉じられる。この結果、洗濯槽
の水位は洗濯量に応じ、所要の値に制御されるこ
とになる。
圧力、流量等を工業的に検出するため、差動トラ
ンスを用いた変位検出器が使用されている。特
に、電子機器等の制御ではそのような変位検出器
の測定子にダイヤフラムを採用し、圧力センサー
として使用する例が多い。例えば特開昭61−
97503号に示された変位検出器は洗濯機の洗濯槽
の水位を検出する圧力センサーとして実用化され
ている。そこでは洗濯槽の水位(水圧)の変化を
空気圧の変化としてダイヤフラムで受け、その水
位に対応する出力電圧を発生させる。即ち、ダイ
ヤフラムに連動した磁性体(コアー)をコイルの
巻回穴内で移動してその相対的位置変化からイン
ダクタンスを変え、水位に応じて出力電圧を変化
する。その圧力センサーからの出力信号はマイク
ロコンピユータで処理され、給水弁の開閉が行な
われる。又、そのようなインダクタンスの変化を
発振回路の周波数変化として検出利用することも
可能である。後者の場合、先に洗濯量を検出し、
その洗濯量に適合した水位を、更にはその水位に
対応した周波数を決定しておく。そこで、洗濯量
に応じた水位まで給水が行なわれると、その周波
数を検出して弁が閉じられる。この結果、洗濯槽
の水位は洗濯量に応じ、所要の値に制御されるこ
とになる。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、そのような発振回路は使用する
水や大気等の周囲温度の影響を受け易く、温度の
変化で出力周波数が変つてしまう。特に発振回路
を構成するコンデンサが問題となる。なお、ダイ
ヤフラムも影響を受け易い。その上、一般にコン
デンサの静電容量はばらつきが大きく、一定のも
のが得にくい。このため、周囲温度の影響を受け
ず、ばらつきのないコンデンサは高価となる。
又、コイルのインダクタンスのばらつきも大き
く、そのばらつきを押えると、コイルも高価のも
のになる。そこで、製品を安価にするため、コン
デンサやコイルに安価なものを採用する場合に
も、給水前、即ち水位が零の状態の時、常温(20
℃)に於ける周波数を設定範囲に入れる必要があ
る。しかし、安価のものではばらつきがあり、ど
うしても設定範囲に入りにくくなる。この場合、
コンデンサやコイルを他のものと交換しなければ
ならない。
水や大気等の周囲温度の影響を受け易く、温度の
変化で出力周波数が変つてしまう。特に発振回路
を構成するコンデンサが問題となる。なお、ダイ
ヤフラムも影響を受け易い。その上、一般にコン
デンサの静電容量はばらつきが大きく、一定のも
のが得にくい。このため、周囲温度の影響を受け
ず、ばらつきのないコンデンサは高価となる。
又、コイルのインダクタンスのばらつきも大き
く、そのばらつきを押えると、コイルも高価のも
のになる。そこで、製品を安価にするため、コン
デンサやコイルに安価なものを採用する場合に
も、給水前、即ち水位が零の状態の時、常温(20
℃)に於ける周波数を設定範囲に入れる必要があ
る。しかし、安価のものではばらつきがあり、ど
うしても設定範囲に入りにくくなる。この場合、
コンデンサやコイルを他のものと交換しなければ
ならない。
本発明はこのような従来の問題点に着目してな
されたものであり、コイルのインダクタンスを改
善することによつて、採用する電子部品等の自由
度を向上し、安価で性能の良い圧力セサーを提供
することを目的とする。
されたものであり、コイルのインダクタンスを改
善することによつて、採用する電子部品等の自由
度を向上し、安価で性能の良い圧力セサーを提供
することを目的とする。
問題点を解決するための手段
上記目的を達成するための手段を、以下実施例
に対応する第1図を用いて説明する。
に対応する第1図を用いて説明する。
この圧力センサーはハウジング10に収納され
たコイル22と、そのコイルの巻回穴30に挿入
され、ダイヤフラム34に連動する磁性体32と
を備え、ハウジング10の外周壁に金属体52を
コイル22の軸方向にスライド可能に付設するも
のである。
たコイル22と、そのコイルの巻回穴30に挿入
され、ダイヤフラム34に連動する磁性体32と
を備え、ハウジング10の外周壁に金属体52を
コイル22の軸方向にスライド可能に付設するも
のである。
作 用
上記手段は次のように作用する。
ハウジング10の外周壁にコイル22の軸方向
にスライド可能に付設した金属体52は、その金
属体52の構造、形状、取り付け位置、材質等を
選択すると、ハウジング10に収納されているコ
イル22に対し磁路を形成し又は障壁となり、適
宜の増磁作用又は減磁作用を行なう。従つて、採
用した電子部品や磁性体32等にばらつきがあつ
ても、金属体52を外周壁に沿つてスライドさせ
ることなどにより、コイル22のインダクタンス
を容易に調整してそれらのばらつきを補償し、困
難な各電子部品等の交換やセンサー全体の廃棄処
分等を回避することができる。
にスライド可能に付設した金属体52は、その金
属体52の構造、形状、取り付け位置、材質等を
選択すると、ハウジング10に収納されているコ
イル22に対し磁路を形成し又は障壁となり、適
宜の増磁作用又は減磁作用を行なう。従つて、採
用した電子部品や磁性体32等にばらつきがあつ
ても、金属体52を外周壁に沿つてスライドさせ
ることなどにより、コイル22のインダクタンス
を容易に調整してそれらのばらつきを補償し、困
難な各電子部品等の交換やセンサー全体の廃棄処
分等を回避することができる。
実施例
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施例を
説明する。
説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す圧力センサー
の部分縦断面図であり、第3図のX−X線断面図
である。第2図は圧力センサーの右側面図、第3
図は平面図、及び第4図は背面図である。図中、
10は主に円盤状台部12とその中央から上方に
突出した円筒状部14とから成るプラスチツクで
成形したハウジングである。このハウジング10
は上下端解放の内部空間を有し、その円盤状台部
12にある広い内部空間16と円筒状部14の細
長い内部空間18とは連通している。この円筒状
部14の下方内壁に沿つて、ボビン20に巻回さ
れたコイル22が収納されている。このコイル2
2は例えば第5図に示すようなコンデンサ24,
26等と共に、コルピツツ型発振回路を構成す
る。なお、この回路の発振周波数fはほぼ 1/2π√L(C1C2/C1+C2) である。ただし、Lはコイル22のインダクタン
ス、C1、C2はコンデンサ24,26の各静電容
量である。このような発振回路を構成する電子部
品は3極端子27を有するプリント基板28でユ
ニツト化されているが、ボビン20に巻回された
コイル22はそのプリント基板28から突出し、
円筒状部14の内方に設置される。なお、プリン
ト基板28には防水処理を施す。そのコイル22
の巻回穴30内を円筒形の磁性体32が移動する
と、そのインダクタンスが変化し、発振周波数f
が変わる。そのため、円盤状台部12の解放端を
ゴム製のダイヤフラム34で閉鎖し、その中央部
にプラスチツクのダイヤフラム補強板36を備
え、そこに磁性体32を乗せる。なお、ダイヤフ
ラム補強板36の中心部は垂直に突出しており、
その段差部に圧縮ばね38の一端も乗つている。
このようにハウジング10内の所定個所に各部品
を収納した後、上蓋40、下蓋42を用いてそれ
ぞれ解放部を閉じる。又、円盤状台部12と下蓋
42との合せ目付近に環状の巻枠44を設け、ダ
イヤフラム34と下蓋42間に形成される受圧室
46を密閉する。なお、下蓋42の中央部を下方
に広げて突出し、そこに受圧室46を設けている
が、そこには洗濯機の洗濯槽から導かれた空気圧
伝達チユーブ(図示なし)を接続する接続管48
がある。上蓋40の中央部には圧縮ばね38の他
端を受け、そのばね荷重を調整するコマ50が螺
着されている。このようなハウジング10の円筒
状部14の外周壁に金属体52を付設する。この
金属体52の構造、形状、取り付け位置、材質等
は実施に当つて適宜選択する。しかし、金属体5
2を弾性力を有する板体で環状に形成し、その対
称位置にそれぞれ複数の凹凸54(54a,54
b)を設け、外周壁に対し着脱自在にし、コイル
22の軸方向にスライド可能にすると、好適なも
のになる。その際、外周壁にも取り付け用の凹凸
を設ける。なお、材質を磁性体又は非磁性体とす
るのはコイル22に対し磁路を形成して増磁作用
を行なわせ、又は障壁となり減磁作用を行なわせ
るためである。このようにして組み立てた圧力セ
ンサーを洗濯機に取り付ける際には、タツピング
ネジ56(56a,56b)でハウジング10に
固定された取付板58を用いる。
の部分縦断面図であり、第3図のX−X線断面図
である。第2図は圧力センサーの右側面図、第3
図は平面図、及び第4図は背面図である。図中、
10は主に円盤状台部12とその中央から上方に
突出した円筒状部14とから成るプラスチツクで
成形したハウジングである。このハウジング10
は上下端解放の内部空間を有し、その円盤状台部
12にある広い内部空間16と円筒状部14の細
長い内部空間18とは連通している。この円筒状
部14の下方内壁に沿つて、ボビン20に巻回さ
れたコイル22が収納されている。このコイル2
2は例えば第5図に示すようなコンデンサ24,
26等と共に、コルピツツ型発振回路を構成す
る。なお、この回路の発振周波数fはほぼ 1/2π√L(C1C2/C1+C2) である。ただし、Lはコイル22のインダクタン
ス、C1、C2はコンデンサ24,26の各静電容
量である。このような発振回路を構成する電子部
品は3極端子27を有するプリント基板28でユ
ニツト化されているが、ボビン20に巻回された
コイル22はそのプリント基板28から突出し、
円筒状部14の内方に設置される。なお、プリン
ト基板28には防水処理を施す。そのコイル22
の巻回穴30内を円筒形の磁性体32が移動する
と、そのインダクタンスが変化し、発振周波数f
が変わる。そのため、円盤状台部12の解放端を
ゴム製のダイヤフラム34で閉鎖し、その中央部
にプラスチツクのダイヤフラム補強板36を備
え、そこに磁性体32を乗せる。なお、ダイヤフ
ラム補強板36の中心部は垂直に突出しており、
その段差部に圧縮ばね38の一端も乗つている。
このようにハウジング10内の所定個所に各部品
を収納した後、上蓋40、下蓋42を用いてそれ
ぞれ解放部を閉じる。又、円盤状台部12と下蓋
42との合せ目付近に環状の巻枠44を設け、ダ
イヤフラム34と下蓋42間に形成される受圧室
46を密閉する。なお、下蓋42の中央部を下方
に広げて突出し、そこに受圧室46を設けている
が、そこには洗濯機の洗濯槽から導かれた空気圧
伝達チユーブ(図示なし)を接続する接続管48
がある。上蓋40の中央部には圧縮ばね38の他
端を受け、そのばね荷重を調整するコマ50が螺
着されている。このようなハウジング10の円筒
状部14の外周壁に金属体52を付設する。この
金属体52の構造、形状、取り付け位置、材質等
は実施に当つて適宜選択する。しかし、金属体5
2を弾性力を有する板体で環状に形成し、その対
称位置にそれぞれ複数の凹凸54(54a,54
b)を設け、外周壁に対し着脱自在にし、コイル
22の軸方向にスライド可能にすると、好適なも
のになる。その際、外周壁にも取り付け用の凹凸
を設ける。なお、材質を磁性体又は非磁性体とす
るのはコイル22に対し磁路を形成して増磁作用
を行なわせ、又は障壁となり減磁作用を行なわせ
るためである。このようにして組み立てた圧力セ
ンサーを洗濯機に取り付ける際には、タツピング
ネジ56(56a,56b)でハウジング10に
固定された取付板58を用いる。
次に、上記圧力センサーにおける発振周波数の
調整過程を説明する。
調整過程を説明する。
先ず、このような圧力センサーを洗濯機に使用
するには洗濯量とその洗濯量に必要な水位[mm
H2O]とその時の発振周波数[KHz]とを前も
つて決定しなければならない。なお、水位と発振
周波数との特性曲線の一例を掲げると第6図のよ
うになる。次に、調整コマ50を操作し、例えば
最高水位の時、所定周波数になるように圧縮ばね
38のばね荷重を調整する。このようにしても給
水前、即ち水位が零の状態の時、常温で周波数の
調整が必要である。何故なら、採用したコイル2
2、コンデンサ24,26等の電子部品、磁性体
32等の特性にばらつきがあると、発振周波数が
所要範囲から外れるためである。なお、圧縮ばね
38は調整コマ50を設けず、直接上蓋40でそ
の一端を受けてもよい。そこで、給水前、発振周
波数が所要範囲から外れる時、円筒状部14の外
周壁に適宜の構造、形状を有する金属体52を付
設し、その位置を選び、コイルのインダクタンス
Lを変え、 発振周波数f{≒1/2π√L(C1C2/C1+C2)
} を所要範囲に調節する。その際、金属体52の材
質を選んで透磁率μを変えると、一層インダクタ
ンスLが変え易くなる。そこで、周波数fが高い
場合には鋼板等の磁性体、低い場合には燐青銅板
等の非磁性体を使用する。このような金属体52
をハウジング10の外周壁にコイル22の軸方向
にスライド可能に付設すると、コイル22のイン
ダクタンスLを容易に調整し、発振周波数fを所
要範囲に含ませることができる。この結果、電子
部品等のばらつきを補償し、電子部品等の交換や
センサー全体の廃棄処分等を回避することができ
る。
するには洗濯量とその洗濯量に必要な水位[mm
H2O]とその時の発振周波数[KHz]とを前も
つて決定しなければならない。なお、水位と発振
周波数との特性曲線の一例を掲げると第6図のよ
うになる。次に、調整コマ50を操作し、例えば
最高水位の時、所定周波数になるように圧縮ばね
38のばね荷重を調整する。このようにしても給
水前、即ち水位が零の状態の時、常温で周波数の
調整が必要である。何故なら、採用したコイル2
2、コンデンサ24,26等の電子部品、磁性体
32等の特性にばらつきがあると、発振周波数が
所要範囲から外れるためである。なお、圧縮ばね
38は調整コマ50を設けず、直接上蓋40でそ
の一端を受けてもよい。そこで、給水前、発振周
波数が所要範囲から外れる時、円筒状部14の外
周壁に適宜の構造、形状を有する金属体52を付
設し、その位置を選び、コイルのインダクタンス
Lを変え、 発振周波数f{≒1/2π√L(C1C2/C1+C2)
} を所要範囲に調節する。その際、金属体52の材
質を選んで透磁率μを変えると、一層インダクタ
ンスLが変え易くなる。そこで、周波数fが高い
場合には鋼板等の磁性体、低い場合には燐青銅板
等の非磁性体を使用する。このような金属体52
をハウジング10の外周壁にコイル22の軸方向
にスライド可能に付設すると、コイル22のイン
ダクタンスLを容易に調整し、発振周波数fを所
要範囲に含ませることができる。この結果、電子
部品等のばらつきを補償し、電子部品等の交換や
センサー全体の廃棄処分等を回避することができ
る。
発明の効果
以上説明した本発明によれば、ハウジングの外
周壁に金属体をコイルの軸方向にスライド可能に
付設するため、コイルのインダクタンスを容易に
調整することができる。従つて、採用する電子部
品等の自由度を向上することが可能となり、安価
で性能の良い製品が得られる。
周壁に金属体をコイルの軸方向にスライド可能に
付設するため、コイルのインダクタンスを容易に
調整することができる。従つて、採用する電子部
品等の自由度を向上することが可能となり、安価
で性能の良い製品が得られる。
第1図は本発明の一実施例を示す圧力センサー
の部分縦断面図であり、第3図のX−X線断面図
である。第2図は圧力センサーの右側面図、第3
図は平面図、及び第4図は背面図である。第5図
は圧力センサーの発振回路図、第6図は洗濯機の
水位とその発振周波数との関係を示す特性曲線図
である。 10……ハウジング、22……コイル、24…
…コンデンサ、30……コイルの巻回穴、32…
…磁性体、34……ダイヤフラム、38……圧縮
ばね、40,42……上下蓋、46……受圧室、
48……接続管、52……金属体。
の部分縦断面図であり、第3図のX−X線断面図
である。第2図は圧力センサーの右側面図、第3
図は平面図、及び第4図は背面図である。第5図
は圧力センサーの発振回路図、第6図は洗濯機の
水位とその発振周波数との関係を示す特性曲線図
である。 10……ハウジング、22……コイル、24…
…コンデンサ、30……コイルの巻回穴、32…
…磁性体、34……ダイヤフラム、38……圧縮
ばね、40,42……上下蓋、46……受圧室、
48……接続管、52……金属体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ハウジングに収納されたコイルと、そのコイ
ルの巻回穴に挿入され、ダイヤフラムに連動する
磁性体とを備えた圧力センサーにおいて、上記ハ
ウジングの外周壁に金属体をコイルの軸方向にス
ライド可能に付設することを特徴とする圧力セン
サー。 2 前記金属体をハウジングの外周壁に対して着
脱自在とすることを特徴とする特許請求の範囲第
1項記載の圧力センサー。 3 前記金属体を環状とすることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の圧力センサー。 4 前記金属体に磁性体又は非磁性体を用いるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の圧力
センサー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2412287A JPS63191937A (ja) | 1987-02-04 | 1987-02-04 | 圧力センサ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2412287A JPS63191937A (ja) | 1987-02-04 | 1987-02-04 | 圧力センサ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63191937A JPS63191937A (ja) | 1988-08-09 |
JPH0549056B2 true JPH0549056B2 (ja) | 1993-07-23 |
Family
ID=12129504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2412287A Granted JPS63191937A (ja) | 1987-02-04 | 1987-02-04 | 圧力センサ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63191937A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ITTO20050027U1 (it) * | 2005-02-18 | 2006-08-19 | Elbi Int Spa | Sensore induttivo di pressione, particolarmente per elettrodomestici, caldaie e simili |
ITTO20050643A1 (it) | 2005-09-20 | 2007-03-21 | Itw Metalflex Druzba Za Proisv | Traduttore analogico di posizione o di una grandezza fisica correlata munito di calibrazione meccanica |
ITTO20050644A1 (it) | 2005-09-20 | 2007-03-21 | Itw Metalflex Druzba Za Proizv | Sistema per la rilevazione di parametri operativi di un elettrodomestico dotato di un componente relativamente mobile |
DE102005054593B4 (de) * | 2005-11-14 | 2018-04-26 | Immobiliengesellschaft Helmut Fischer Gmbh & Co. Kg | Messonde zur Messung der Dicke dünner Schichten |
-
1987
- 1987-02-04 JP JP2412287A patent/JPS63191937A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63191937A (ja) | 1988-08-09 |
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