JPH0548937A - ズームレンズ - Google Patents

ズームレンズ

Info

Publication number
JPH0548937A
JPH0548937A JP3205228A JP20522891A JPH0548937A JP H0548937 A JPH0548937 A JP H0548937A JP 3205228 A JP3205228 A JP 3205228A JP 20522891 A JP20522891 A JP 20522891A JP H0548937 A JPH0548937 A JP H0548937A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
group
lens group
positive
negative
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3205228A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiichiro Ueda
喜一郎 植田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP3205228A priority Critical patent/JPH0548937A/ja
Publication of JPH0548937A publication Critical patent/JPH0548937A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ズームレンズが高倍率で、小型、軽量、高画
質で、かつ、量産向きの生産性の高いものになるように
する。 【構成】 物体側から順に、変倍時に固定である正の第
1レンズ群110、変倍に伴い移動する負の第2レンズ群1
20、変倍に伴い、第2レンズ群120と関連して移動する
負の第3レンズ群130、変倍時に固定である正の第4レ
ンズ群140、変倍に伴う像面位置の変化を補正する正の
第5レンズ群150から成り、第4レンズ群140は物体側か
ら順に正の第1レンズユニット141、正の第2レンズユ
ニット142、負の単レンズより構成される第3レンズユ
ニット143より構成され、第5レンズ群150はフォーカシ
ング機能を有し、物体側より順に正の第1レンズ151、
負の第2レンズ152、正の第3レンズ153より構成させた
ズームレンズ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ビデオカメラ等に適
した高性能、高変倍で比較的コンパクトなズームレンズ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭用の一体型ビデオカメラの普
及に伴い各種ビデオカメラ用レンズの開発が盛んに行わ
れるようになってきた。これらのズームレンズとしては
6倍以上といった高変倍比を持ついくつかのものが知ら
れている。この内、特開平3-20710号公報に見られる様
に、より高い性能のレンズを得るための手段としては、
物体側から順に正,負,負,正,正の各屈折力を有する
5レンズ群から構成され、変倍中第1レンズ成分と第4
レンズ成分とを固定し、変倍に伴い第2レンズ成分、第
3レンズ成分、第5レンズ成分を移動させることによっ
て変倍及び、変倍に伴う焦点位置の変動の補正を行うも
のが知られている。しかしながら、このようなタイプの
レンズを用いても特開平3-20710号公報の実施例(1)
及び(3)に見られるごとく第5レンズ群が物体側より
順に正,正,負の各単レンズより構成されているタイプ
は、フォーカシングによるテレ側での収差変動が比較的
大きく高画質化には不適であり、また特開平3-20710号
公報の実施例(2)に見られるレンズは第4レンズ群が
物体側より順に第1の正、第2の正、第1の負、第3の
正の各単レンズより構成されているが、第1の負、第3
の正レンズは僅かな間隔をおいて配置されているため特
に偏芯などの誤差による性能の変化が生じる可能性が大
きく製品量産化を考えた場合適当と言えるものではなか
った。以上のようにこれまで知られていたズームレンズ
では必ずしも高画質、高変倍を得るために十分なもので
はなく、また、製品量産化を考えた場合にも必ずしも適
したものではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来技術の問題点を解消して製品量産化に適した、高画
質、高変倍率で比較的コンパクト化の可能なズームレン
ズを提供することを課題目的にする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的は、物体側から
順に、変倍時に固定である正の第1レンズ群、変倍に伴
い移動する負の第2レンズ群、変倍に伴い第2レンズ群
と連動して移動する負の第3レンズ群、変倍時に固定で
ある正の第4レンズ群、変倍に伴う像面位置の変化を補
正する正の第5レンズ群から成り、第4レンズ群は物体
側より順に正の第1レンズユニット、正の第2レンズユ
ニット、負の単レンズより構成される第3レンズユニッ
トより構成され、第5レンズ群はフォーカシング機能を
有し、物体側より順に正の第1レンズ、負の第2レン
ズ、正の第3レンズより構成されたことを特徴とするズ
ームレンズによって構成される。
【0005】さらに副次的に以下の条件を満足すること
が本発明においては望ましい。
【0006】1)本発明において、第5レンズ群が少な
くとも1つのプラスチックレンズよりなる事。
【0007】2)本発明において、第5レンズ群に少な
くとも1つ非球面を有する事。
【0008】3)本発明において、第4レンズ群の第2
レンズユニットが正負レンズのダブレットで構成され、 45.0<V+ V−<40.0 0.3<f4/f+<2.0 −0.1>f4/f−>−1.5 但し、 V+:第4レンズ群の第2レンズユニットの正レンズの
アッベ数 V−:第4レンズ群の第2レンズユニットの負レンズの
アッベ数 f4:第4レンズ群の焦点距離 f+:第4レンズ群の第2レンズユニットの正レンズの
焦点距離 f−:第4レンズ群の第2レンズユニットの負レンズの
焦点距離
【0009】
【作用及び実施例】以下、本発明のズームレンズの実施
例について作用を述べながら図と表を用いて説明する。
【0010】図1は、本発明のズームレンズの各群の基
本的な移動状態と正負の関係を示すものである。そし
て、第1の実施例は具体的には図2の断面図に示すレン
ズ構成であり、第2の実施例は具体的には図3の断面図
に示すレンズ構成である。
【0011】各実施例中Rは面の曲率半径、dは面間
隔、A,B,C,D,Eは各群間間隔、Nは屈折率、Vはア
ッベ数を示す。(波長はd線=587.56nm)また、表1〜
4に第1の実施例における諸元の数値を示し、表5〜8
に第2の実施例における諸元の数値を示す。
【0012】なお、各実施例においては、レンズ最終面
と結像面の間にローパスフィルター、赤外カットフィル
ター、フェースプレートに相当するカバーガラスが入っ
ている。表中の各記号は、 R:各屈折面の曲率半径 D:屈折面間隔 N:レンズの硝材の屈折率 V:レンズの硝材のアッベ数 F:レンズ全系の焦点距離 2W:画角 FNO:Fナンバー をそれぞれ示す。
【0013】また、実施例中の非球面形状は、下記の式
で表される。
【0014】
【数1】
【0015】但し、式中の各記号は、下記のとおりであ
る。
【0016】 C=1/R:非球面の近軸曲率 h :光軸からの高さ K :円錐定数 φ :面頂点から光軸方向に測った非球面の変形量
(球面による変位量も含む) また表4及び表8の中のD−PQは10-PQを、D+PQ
は10+PQを表している。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】
【表3】
【0020】
【表4】
【0021】
【表5】
【0022】
【表6】
【0023】
【表7】
【0024】
【表8】
【0025】本発明は図1に示すように変倍に際して、
変倍機能のために移動する負の第2レンズ群120、第2
レンズ群120と関連して移動する第3レンズ群130、及び
変倍に伴う像面位置変化を補正するために移動する第5
レンズ群150の3つの移動群を有することによって変倍
に伴う各群の移動量を分担することができ移動によって
生じるに収差変化を本発明の第1,第2の各実施例に見
られるごとく8倍程度といった高変倍においても各群の
移動によって生じる収差変化を小さく抑えることを可能
にしている。
【0026】また、第4レンズ群140は物体側より順
に、正の第1レンズユニット141は第3レンズ群130より
射出された発散光をほぼアフォーカルにしており、正の
第2レンズユニット142及び負の単レンズの第3レンズ
ユニット143は軸上色収差及び球面収差を良好に補正し
ている。また第4レンズ群140はもっとも像側に負の単
レンズの第3レンズユニット143を有しているので特開
平3-20710号公報の実施例(2)に見られるように負レ
ンズの後方に微少な空気間隔をおいて正レンズを配する
ことによって誤差を生じるようなことのない構造として
いる。また、第5レンズ群150は物体側より順に正の第
1レンズ151、負の第2レンズ152、正の第3レンズ153
の順に構成され所謂トリプレットとすることによって本
群による球面収差及びコマ収差の発生を少なく抑え本群
が移動することによって生じる収差変動を小さく抑えて
高変倍なズームレンズを実現している。また、第5レン
ズ群150にフォーカシング機能を有することによって一
般に見られるフロントフォーカスレンズと比較しレンズ
繰り出しによる全長の増加がなくまたズーム時に移動す
る群をフォーカシングにも用いることによってフォーカ
スレンズ群を駆動するためのモーターを新たに有する必
要もなく、レンズ系全体のコンパクト化と低コスト化に
有利となっている。
【0027】また、本発明において1)ないし2)に示
される条件を満足することが望ましい。
【0028】条件1)は、第5レンズ群150に関する条
件で少なくとも1つのレンズを硝子レンズに比べ比重の
小さいプラスチックレンズとすることによって第5レン
ズ群150の重量を小さくすることができ、これによって
移動時のモーターに要するトルクが小さくてすむためモ
ーターの小型化が可能となる。これによってレンズ系全
系のコンパクト化はもちろんであるが、モーターの消費
電流も小さくてすむといった利点もある。
【0029】条件2)は、第5レンズ群150に関する条
件で第5レンズ群150に少なくとも一つの非球面を有す
ることは画面周辺部でのコマ収差の補正をより有効に行
える。
【0030】条件3)は、第4レンズ群140の第2レン
ズユニット142に関する条件で本条件を満足することに
よってワイドからミドルにかけてFナンバー(FNO)の
明るい所での軸上色収差をより良好に補正することが可
能となる。
【0031】
【発明の効果】本発明により、8倍程度以上といった高
変倍比でありながら各収差の少い良好な性能をもち、量
産が容易でかつ、小型化したズームレンズが実現でき
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のズームレンズの各群の基本的な移動状
態と正負の関係を示す図。
【図2】本発明の第1の実施例の断面図。
【図3】本発明の第2の実施例の断面図。
【図4】本発明の第1の実施例のワイドポジションにお
ける各収差図であり、(a)は球面収差、(b)は非点
収差、(c)は歪曲収差の図である。
【図5】本発明の第1の実施例のミドルポジションにお
ける各収差図であり、(a)は球面収差、(b)は非点
収差、(c)は歪曲収差の図である。
【図6】本発明の第1の実施例のテレポジションにおけ
る各収差図であり、(a)は球面収差、(b)は非点収
差、(c)は歪曲収差の図である。
【図7】本発明の第2の実施例のワイドポジションにお
ける各収差図であり、(a)は球面収差、(b)は非点
収差、(c)は歪曲収差の図である。
【図8】本発明の第2の実施例のミドルポジションにお
ける各収差図であり、(a)は球面収差、(b)は非点
収差、(c)は歪曲収差の図である。
【図9】本発明の第2の実施例のテレポジションにおけ
る各収差図であり、(a)は球面収差、(b)は非点収
差、(c)は歪曲収差の図である。
【符号の説明】
110 第1レンズ群 120 第2レンズ群 130 第3レンズ群 140 第4レンズ群 150 第5レンズ群 160 カバーガラス 108 絞り

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側から順に、変倍時に固定である正
    の第1レンズ群、変倍に伴い移動する負の第2レンズ
    群、変倍に伴い第2レンズ群と関連して移動する負の第
    3レンズ群、変倍時に固定である正の第4レンズ群、変
    倍に伴う像面位置の変化を補正する正の第5レンズ群か
    ら成り、第4レンズ群は物体側より順に正の第1レンズ
    ユニット、正の第2レンズユニット、負の単レンズより
    構成される第3レンズユニットより構成され、第5レン
    ズ群はフォーカシング機能を有し、物体側より順に正の
    第1レンズ、負の第2レンズ、正の第3レンズより構成
    されたことを特徴とするズームレンズ。
JP3205228A 1991-08-15 1991-08-15 ズームレンズ Pending JPH0548937A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3205228A JPH0548937A (ja) 1991-08-15 1991-08-15 ズームレンズ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3205228A JPH0548937A (ja) 1991-08-15 1991-08-15 ズームレンズ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0548937A true JPH0548937A (ja) 1993-02-26

Family

ID=16503529

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3205228A Pending JPH0548937A (ja) 1991-08-15 1991-08-15 ズームレンズ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0548937A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06194574A (ja) * 1992-10-15 1994-07-15 Olympus Optical Co Ltd ズームレンズ
JP2010276747A (ja) * 2009-05-27 2010-12-09 Nikon Corp レンズ系、光学機器及び製造方法
US8503097B2 (en) 2009-05-27 2013-08-06 Nikon Corporation Lens system, optical apparatus and manufacturing method
JP2018146869A (ja) * 2017-03-08 2018-09-20 富士フイルム株式会社 ズームレンズおよび撮像装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06194574A (ja) * 1992-10-15 1994-07-15 Olympus Optical Co Ltd ズームレンズ
JP2010276747A (ja) * 2009-05-27 2010-12-09 Nikon Corp レンズ系、光学機器及び製造方法
US8503097B2 (en) 2009-05-27 2013-08-06 Nikon Corporation Lens system, optical apparatus and manufacturing method
US10191257B2 (en) 2009-05-27 2019-01-29 Nikon Corporation Lens system, optical apparatus and manufacturing method
JP2018146869A (ja) * 2017-03-08 2018-09-20 富士フイルム株式会社 ズームレンズおよび撮像装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4138324B2 (ja) ズームレンズ及びそれを用いたビデオカメラ
JP3822268B2 (ja) ズームレンズ
JP3601733B2 (ja) 高倍率ズームレンズ
US9563043B2 (en) Zoom lens, optical apparatus and method for manufacturing the zoom lens
JPH05264902A (ja) ズームレンズ
WO2001025833A1 (fr) Objectif a focale variable et camera video comprenant ce dernier
US10101568B2 (en) Zoom lens, optical device, and method for manufacturing the zoom lens
JPH0527172A (ja) ズームレンズ
JP2004333768A (ja) ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
EP0533077A1 (en) Zoom lens
JPH09127415A (ja) 2群ズームレンズ
JPH05297275A (ja) 非球面ズームレンズとそれを用いたビデオカメラ
JP3003226B2 (ja) ズームレンズ
JP3085823B2 (ja) 非球面ズームレンズとそれを用いたビデオカメラ
JP2002072086A (ja) 非球面ズームレンズ及びこれを用いたビデオカメラ
JP4817551B2 (ja) ズームレンズ
JPH0560971A (ja) リヤーフオーカス式ズームレンズ
JP2676400B2 (ja) 高倍率なコンパクトズームレンズ
JP2020042221A (ja) 広角レンズ系
JPH08110470A (ja) 広角ズームレンズ
JP2004264457A (ja) 超高倍率ズームレンズ
JPH0694997A (ja) 高変倍で広角なズームレンズ
JPH0548937A (ja) ズームレンズ
JP3415765B2 (ja) ズームレンズ
JP3557344B2 (ja) ズームレンズ