JPH0548870B2 - - Google Patents
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- JPH0548870B2 JPH0548870B2 JP60065840A JP6584085A JPH0548870B2 JP H0548870 B2 JPH0548870 B2 JP H0548870B2 JP 60065840 A JP60065840 A JP 60065840A JP 6584085 A JP6584085 A JP 6584085A JP H0548870 B2 JPH0548870 B2 JP H0548870B2
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 13
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 230000003071 parasitic effect Effects 0.000 description 1
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 1
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
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- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、例えば半導体集積回路のテストに用
いられるデジタル信号発生装置に関するものであ
る。
いられるデジタル信号発生装置に関するものであ
る。
(従来の技術)
例えば、デジタル半導体集積回路のテストに用
いるデジタル信号発生装置としては、ハイレベル
及びローレベルが自由に設定できること、ハイレ
ベル出力、ローレベル出力及びハイインピーダン
ス出力が得られるトライステート動作が可能なこ
と、高速出力が得られること、出力が保護できる
ことなとが必要である。
いるデジタル信号発生装置としては、ハイレベル
及びローレベルが自由に設定できること、ハイレ
ベル出力、ローレベル出力及びハイインピーダン
ス出力が得られるトライステート動作が可能なこ
と、高速出力が得られること、出力が保護できる
ことなとが必要である。
第5図は、このような従来の装置の一例を示す
ブロツク図である。第5図において、VHはハイ
レベル電源端子、VLはローレベル電源端子であ
り、これらの電源端子VH,VL間にはスイツチ回
路SWaとSWbが直列に接続されている。Taは
“1”、“0”で表わされるデジタルパターン信号
の入力端子、Tbはトライステート動作を制御す
るための制御信号の入力端子である。入力端子
TaはインバータINVを介してゲートGaの一方の
入力端子に接続されると共に直接ゲートGbの一
方の入力端子に接続され、入力端子Tbは直接ゲ
ートGaの他方の入力端子に接続されると共にゲ
ートGbの他方の入力端子に接続されている。こ
れらゲートGa,Gbの出力信号はスイツチ回路
SWa,SWbの開閉制御信号として用いられるも
のであり、ゲートGaの出力信号はスイツチ回路
SWaに加えられ、ゲートGbの出力信号はスイツ
チ回路SWbに加えられている。スイツチ回路
SWaとSWbの接続点には出力抵抗R0を介して装
置のデジタル信号の出力端子T0が接続されてい
る。
ブロツク図である。第5図において、VHはハイ
レベル電源端子、VLはローレベル電源端子であ
り、これらの電源端子VH,VL間にはスイツチ回
路SWaとSWbが直列に接続されている。Taは
“1”、“0”で表わされるデジタルパターン信号
の入力端子、Tbはトライステート動作を制御す
るための制御信号の入力端子である。入力端子
TaはインバータINVを介してゲートGaの一方の
入力端子に接続されると共に直接ゲートGbの一
方の入力端子に接続され、入力端子Tbは直接ゲ
ートGaの他方の入力端子に接続されると共にゲ
ートGbの他方の入力端子に接続されている。こ
れらゲートGa,Gbの出力信号はスイツチ回路
SWa,SWbの開閉制御信号として用いられるも
のであり、ゲートGaの出力信号はスイツチ回路
SWaに加えられ、ゲートGbの出力信号はスイツ
チ回路SWbに加えられている。スイツチ回路
SWaとSWbの接続点には出力抵抗R0を介して装
置のデジタル信号の出力端子T0が接続されてい
る。
このような構成において、スイツチ回路SWa
がオンでSWbがオフの状態ではハイレベルの信
号が出力され、スイツチ回路SWaがオフでSWb
がオンの状態ではローレベルの信号が出力され、
スイツチ回路SWa及びSWbが何れもオフの状態
では出力はバイインピーダンスになる。
がオンでSWbがオフの状態ではハイレベルの信
号が出力され、スイツチ回路SWaがオフでSWb
がオンの状態ではローレベルの信号が出力され、
スイツチ回路SWa及びSWbが何れもオフの状態
では出力はバイインピーダンスになる。
ところが、第53図の構成によれば、スイツチ
回路Swa及びSWbとして比較的耐圧が高く高速
の素子を用いなければならず、コストが高くなつ
てしまう。又、出力回路を保護するためには別途
保護回路を設けなければならず、更にコストを高
めることになる。
回路Swa及びSWbとして比較的耐圧が高く高速
の素子を用いなければならず、コストが高くなつ
てしまう。又、出力回路を保護するためには別途
保護回路を設けなければならず、更にコストを高
めることになる。
そこで、このような欠点を解決する装置とし
て、デジタル信号の出力端子を介して直列接続さ
れたカレントスイツチを出力レベル制御信号に応
じて駆動すると共にこれらカレントスイツチの接
続点にダイオードを介して出力レベル設定信号を
加えるように構成されたものである。
て、デジタル信号の出力端子を介して直列接続さ
れたカレントスイツチを出力レベル制御信号に応
じて駆動すると共にこれらカレントスイツチの接
続点にダイオードを介して出力レベル設定信号を
加えるように構成されたものである。
第6図は、このような装置の一例を示すブロツ
ク図である。第6図において、HLは端子VHにハ
イレベルの信号を直流レベルで与えるハイレベル
設定電源、IS1は制御回路CL1から加えられる制
御信号に応じて0、I、2Iの3状態の電流を出力
するカレントスイツチで構成された第1の電流
源、IS2は制御回路CL2から加えられる制御信号
に応じて0、−I、−2Iの3状態の電流を出力する
カレントスイツチで構成された第2の電流源、
LLは端子VLにローレベルの信号を直流レベルで
与えるローレベル設定電源である。D1はアノー
ドが第1の電流源IS1の出力端子に接続されたカ
ソードがハイレベル設定電源HLの出力端子に出
力された第1のダイオード、D2はアノードが第
1の電流源IS1の出力端子に接続されカソードが
装置のデジタル信号の出力端子T0に接続された
第2のダイオード、D3はアノードが装置のデジ
タル信号の出力端子T0に接続されカソードが第
2の電流源IS2の出力端子に接続された第3のダ
イオード、D4はアノードがローレベル設定電源
LLの出力端子に接続されたカソードが第2の電
流源IS2の出力端子に接続された第4のタイオー
ドである。尚、ダイオードD1とD2及びD3とD4は
それぞれペアダイオードを用いる。
ク図である。第6図において、HLは端子VHにハ
イレベルの信号を直流レベルで与えるハイレベル
設定電源、IS1は制御回路CL1から加えられる制
御信号に応じて0、I、2Iの3状態の電流を出力
するカレントスイツチで構成された第1の電流
源、IS2は制御回路CL2から加えられる制御信号
に応じて0、−I、−2Iの3状態の電流を出力する
カレントスイツチで構成された第2の電流源、
LLは端子VLにローレベルの信号を直流レベルで
与えるローレベル設定電源である。D1はアノー
ドが第1の電流源IS1の出力端子に接続されたカ
ソードがハイレベル設定電源HLの出力端子に出
力された第1のダイオード、D2はアノードが第
1の電流源IS1の出力端子に接続されカソードが
装置のデジタル信号の出力端子T0に接続された
第2のダイオード、D3はアノードが装置のデジ
タル信号の出力端子T0に接続されカソードが第
2の電流源IS2の出力端子に接続された第3のダ
イオード、D4はアノードがローレベル設定電源
LLの出力端子に接続されたカソードが第2の電
流源IS2の出力端子に接続された第4のタイオー
ドである。尚、ダイオードD1とD2及びD3とD4は
それぞれペアダイオードを用いる。
第7図は、第6図の要部の具体例を示す回路図
である。第1の電流源IS1は、トランジスタQ1,
Q2で構成され制御回路CL1から加えられる制御信
号によりオン、オフ制御される第1のカレントス
イツチCSaと、トランジスタQ3,Q4で構成され
制御回路CL1から加えられる制御信号によりオ
ン、オフ制御される第2のカレントスイツチCSb
及びカスコードトランジスタQ5とで構成されて
いる。一方、第2の電流源IS2は、トランジスタ
Q6,Q7で構成された制御回路CL2から加えられ
る制御信号によりオン、オフ制御される第3のカ
レントスイツチCScと、トランジスタQ8,Q9で
構成された制御回路CL2から加えられる制御信号
によりオン、オフ制御される第4のカレントスイ
ツチCSd及びカスコードトランジスタQ10で構成
されている。尚、各カレントスイツチCSa〜CSd
からは、それぞれ等しい電流値Iの電流Ia〜Idが
出力されるように構成されている。
である。第1の電流源IS1は、トランジスタQ1,
Q2で構成され制御回路CL1から加えられる制御信
号によりオン、オフ制御される第1のカレントス
イツチCSaと、トランジスタQ3,Q4で構成され
制御回路CL1から加えられる制御信号によりオ
ン、オフ制御される第2のカレントスイツチCSb
及びカスコードトランジスタQ5とで構成されて
いる。一方、第2の電流源IS2は、トランジスタ
Q6,Q7で構成された制御回路CL2から加えられ
る制御信号によりオン、オフ制御される第3のカ
レントスイツチCScと、トランジスタQ8,Q9で
構成された制御回路CL2から加えられる制御信号
によりオン、オフ制御される第4のカレントスイ
ツチCSd及びカスコードトランジスタQ10で構成
されている。尚、各カレントスイツチCSa〜CSd
からは、それぞれ等しい電流値Iの電流Ia〜Idが
出力されるように構成されている。
このような構成において、各制御回路CL1,
CL2は、出力の状態の応じて各カレントスイツチ
CSa〜CSdが第8図のオン、オフ状態になるよう
に制御する制御信号を出力する。出力がハイレベ
ルの状態では、カレントスイツチCSa及びCSbが
オンになることから吐出側電流は2Iになり、カレ
ントスイツチCScがオフになつてCSdがオンにな
ることから吸入側電流はIになり、出力レベルは
これらの差Iにより上昇する。そして、出力レベ
ルがVHに近づくとダイオードD1はオンになり、
差分はダイオードD1を介してハイレベル設定電
源HLに流れ込む。負荷が無い場合には、ダイオ
ードD1,D2に流れる電流は等しくなつてダイオ
ードD1,D2の特性が等しいことから出力レベル
V0はVHになる。出力がローレベルの状態では、
カレントスイツチCSaがオフになつてCSbがオン
になることから吐出側電流はIになり、カレント
スイツチCSc及びCSdがオンになることから吸入
側電流は2Iになり、出力レベルはこれらの差Iに
より低下する。そして、出力レベルがVLに近づ
くとダイオードD4はオンになり、差分はダイオ
ードD4を介してローレベル設定電源LLから出力
される。負荷が無い場合には、ダイオードD3,
D4に流れる電流は等しくなつてダイオードD3,
D4の特性が等しいことから出力レベルV0はVLに
なり、出力レベルはダイオードD4によりVLのレ
ベルにクランプされることになる。ハイインピー
ダンス状態ではカレントスイツチCSa〜CSdは何
れもオフになり、出力はハイインピーダンスにな
る。
CL2は、出力の状態の応じて各カレントスイツチ
CSa〜CSdが第8図のオン、オフ状態になるよう
に制御する制御信号を出力する。出力がハイレベ
ルの状態では、カレントスイツチCSa及びCSbが
オンになることから吐出側電流は2Iになり、カレ
ントスイツチCScがオフになつてCSdがオンにな
ることから吸入側電流はIになり、出力レベルは
これらの差Iにより上昇する。そして、出力レベ
ルがVHに近づくとダイオードD1はオンになり、
差分はダイオードD1を介してハイレベル設定電
源HLに流れ込む。負荷が無い場合には、ダイオ
ードD1,D2に流れる電流は等しくなつてダイオ
ードD1,D2の特性が等しいことから出力レベル
V0はVHになる。出力がローレベルの状態では、
カレントスイツチCSaがオフになつてCSbがオン
になることから吐出側電流はIになり、カレント
スイツチCSc及びCSdがオンになることから吸入
側電流は2Iになり、出力レベルはこれらの差Iに
より低下する。そして、出力レベルがVLに近づ
くとダイオードD4はオンになり、差分はダイオ
ードD4を介してローレベル設定電源LLから出力
される。負荷が無い場合には、ダイオードD3,
D4に流れる電流は等しくなつてダイオードD3,
D4の特性が等しいことから出力レベルV0はVLに
なり、出力レベルはダイオードD4によりVLのレ
ベルにクランプされることになる。ハイインピー
ダンス状態ではカレントスイツチCSa〜CSdは何
れもオフになり、出力はハイインピーダンスにな
る。
このように構成することにより、高速性を有
し、出力のオフセツトが小さく、大振幅で良好な
直線性が得られ、本質的に電流リミツタ機能を有
する低コストの装置が得られる。
し、出力のオフセツトが小さく、大振幅で良好な
直線性が得られ、本質的に電流リミツタ機能を有
する低コストの装置が得られる。
(発明が解決しようとする問題点)
しかし、このような構成によれば、ハイレベル
信号VHとローレベル信号VLの差が小さくなると、
本来カツトオフにならなければならないダイオー
ドD1或いはD4にも電流が流れて振幅が小さくな
るのに従つてオフセツトが大きくなり、小さい振
幅(例えば0.5Vpp以下)のパルス信号が得られ
ないという問題点がある。このようなオフセツト
はダイオードの寄生抵抗が小さければ小さくする
ことができるが、完全にはなくならない。
信号VHとローレベル信号VLの差が小さくなると、
本来カツトオフにならなければならないダイオー
ドD1或いはD4にも電流が流れて振幅が小さくな
るのに従つてオフセツトが大きくなり、小さい振
幅(例えば0.5Vpp以下)のパルス信号が得られ
ないという問題点がある。このようなオフセツト
はダイオードの寄生抵抗が小さければ小さくする
ことができるが、完全にはなくならない。
本発明は、このような点に着目してなされたも
のであつて、その目的は、カツトオフ側のダイオ
ードが導通することのない回路構成とし、小さい
振幅のパルス信号が得られるデジタル信号発生装
置を提供することにある。
のであつて、その目的は、カツトオフ側のダイオ
ードが導通することのない回路構成とし、小さい
振幅のパルス信号が得られるデジタル信号発生装
置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
前記した問題点を解決するため本発明は、ハイ
レベル設定電源と、ローレベル設定電源と、前記
ハイレベル設定電源の出力端の装置の出力端子間
にカソードが互いに共通接続されるように直列接
続された第1及び第2のダイオードと、前記ロー
レベル設定電源の出力端と装置の出力端子間にア
ノードが互いに共通接続されるように直列接続さ
れた第3及び第4のダイオードと、前記第3及び
第4のダイオードの共通接続点にスイツチを介し
て接続され2Iの電流を出力する第1の定電流源
と、前記第1及び第2のダイオードの共通接続点
にスイツチを介して接続され−2Iの電流を出力す
る第3の定電流源と、前記装置の出力端子に接続
されそれぞれスイツチを介してI及び−Iの電流
を出力する第2及び第4の定電流源とを備え、ハ
イレベル状態では前記第2、第3の定電流源をオ
ン、前記第1、第4の定電流源をオフにし、ロー
レベル状態では前記第1、第4の定電流源をオ
ン、第2、第3の定電流源をオフにし、ハイイン
ピーダンス状態では第1〜第4の定電流源を何れ
もオフにするように構成したことを特徴とするも
のである。
レベル設定電源と、ローレベル設定電源と、前記
ハイレベル設定電源の出力端の装置の出力端子間
にカソードが互いに共通接続されるように直列接
続された第1及び第2のダイオードと、前記ロー
レベル設定電源の出力端と装置の出力端子間にア
ノードが互いに共通接続されるように直列接続さ
れた第3及び第4のダイオードと、前記第3及び
第4のダイオードの共通接続点にスイツチを介し
て接続され2Iの電流を出力する第1の定電流源
と、前記第1及び第2のダイオードの共通接続点
にスイツチを介して接続され−2Iの電流を出力す
る第3の定電流源と、前記装置の出力端子に接続
されそれぞれスイツチを介してI及び−Iの電流
を出力する第2及び第4の定電流源とを備え、ハ
イレベル状態では前記第2、第3の定電流源をオ
ン、前記第1、第4の定電流源をオフにし、ロー
レベル状態では前記第1、第4の定電流源をオ
ン、第2、第3の定電流源をオフにし、ハイイン
ピーダンス状態では第1〜第4の定電流源を何れ
もオフにするように構成したことを特徴とするも
のである。
(実施例)
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に
説明する。
説明する。
第1図は、本発明の動作原理を示す基本回路図
である。図において、HL及びLLはハイレベル設
定電源及びローレベル設定電源で、それぞれ設定
電圧VH及びVLが与えられている。D1及びD2はハ
イレベル設定電源HLの出力端と、装置の出力端
子T0間に互いにカソードが共通接続されるよう
に直列接続された第1及び第2のダイオード、
D3及びD4は、ローレベル設定電源LLの出力端
と、装置の出力端子T0間に互いにアノードが共
通接続されるように直列接続された第3及び第4
のダイオードである。
である。図において、HL及びLLはハイレベル設
定電源及びローレベル設定電源で、それぞれ設定
電圧VH及びVLが与えられている。D1及びD2はハ
イレベル設定電源HLの出力端と、装置の出力端
子T0間に互いにカソードが共通接続されるよう
に直列接続された第1及び第2のダイオード、
D3及びD4は、ローレベル設定電源LLの出力端
と、装置の出力端子T0間に互いにアノードが共
通接続されるように直列接続された第3及び第4
のダイオードである。
CS1は2Iの電流を出力する第1の定電流源で、
出力電流2Iをオン、オフするスイツチS1を含んで
おり、その出力端は、第3のダイオードD3と第
3のダイオードD4の共通接続点(第3、第4の
ダイオードのアノード)に接続されている。CS2
はIの電流を出力する第2の定電流源で、出力電
流Iをオン、オフするスイツチS2を含んでおり、
その出力端は出力端子T0に接続されている。CS3
は−2Iの電流を出力する第3の定電流源で、出力
電流−2Iをオン、オフするスイツチS3を含んでお
り、その出力端は、第1のダイオードD1と第2
のダイオードD2の共通接続点(第1、第2のダ
イオードのカソード)に接続されている。CS4は
−Iの電流を出力する第4の定電流源で、出力電
流−Iをオン、オフするスイツチS4を含んでお
り、その出力端は、出力端子T0に接続されてい
る。
出力電流2Iをオン、オフするスイツチS1を含んで
おり、その出力端は、第3のダイオードD3と第
3のダイオードD4の共通接続点(第3、第4の
ダイオードのアノード)に接続されている。CS2
はIの電流を出力する第2の定電流源で、出力電
流Iをオン、オフするスイツチS2を含んでおり、
その出力端は出力端子T0に接続されている。CS3
は−2Iの電流を出力する第3の定電流源で、出力
電流−2Iをオン、オフするスイツチS3を含んでお
り、その出力端は、第1のダイオードD1と第2
のダイオードD2の共通接続点(第1、第2のダ
イオードのカソード)に接続されている。CS4は
−Iの電流を出力する第4の定電流源で、出力電
流−Iをオン、オフするスイツチS4を含んでお
り、その出力端は、出力端子T0に接続されてい
る。
第2図は、定電流源の一例を示す回路図で、こ
こでは第1の定電流源CS1を構成した場合を示
す。この定電流源は、電源V+に接続された高抵
抗RE2と、この抵抗RE2にエミツタが接続された
カレントスイツチを構成しているトランジスタ
Q3,Q4と、このトランジスタQ3,Q4をオン、オ
フ制御する信号をレベルシフトするためのトラン
ジスタQ1,Q2、抵抗RL,RE1及びアンプA1で構
成されている。
こでは第1の定電流源CS1を構成した場合を示
す。この定電流源は、電源V+に接続された高抵
抗RE2と、この抵抗RE2にエミツタが接続された
カレントスイツチを構成しているトランジスタ
Q3,Q4と、このトランジスタQ3,Q4をオン、オ
フ制御する信号をレベルシフトするためのトラン
ジスタQ1,Q2、抵抗RL,RE1及びアンプA1で構
成されている。
このように構成された回路の動作について説明
すれば、以下の通りである。
すれば、以下の通りである。
第3図は、第1図の主要素子の動作状態図であ
る。第1〜第4の定電流源CS1〜CS4は、出力の
状態に応じて第3図のオン、オフ状態になるよう
に、図示していない制御回路によつて制御され
る。
る。第1〜第4の定電流源CS1〜CS4は、出力の
状態に応じて第3図のオン、オフ状態になるよう
に、図示していない制御回路によつて制御され
る。
即ち、出力がハイレベルの状態では、第2、第
3の定電流源CS2,CS3(スイツチS2,S3)がオ
ン、第1、第4の定電流源CS1,CS4(スイツチ
S1,S4)がオフとなる。この状態では、第3、第
4のダイオードD3,D4はオフであり、これらに
は電流が流れず、これらの各ダイオードの第1、
第4の定電流源は除外して考えてよい。今、出力
端子T0に負荷が接続されていない場合、第2の
定電源CS2から出力された電流Iは、全て第2の
ダイオードD2を通り第3の定電流源CS3に流れ込
む。第3の定電流源CS3は出力電流は−2Iであつ
て、残りの電流Iは、第1のダイオードD1を通
つてハイレベル設定電源HLから供給される。従
つて、第1、第2の各ダイオードD1,D2は何れ
もオンとなり、これらのダイオードD1,D2を流
れる電流は共にIになる。ここで、第1、第2の
各ダイオードの特性が何れも揃つているものとす
れば、ここでの電圧降下は等しく、出力端子T0
の出力レベルV0は、ハイレベル設定電圧VHとな
る。
3の定電流源CS2,CS3(スイツチS2,S3)がオ
ン、第1、第4の定電流源CS1,CS4(スイツチ
S1,S4)がオフとなる。この状態では、第3、第
4のダイオードD3,D4はオフであり、これらに
は電流が流れず、これらの各ダイオードの第1、
第4の定電流源は除外して考えてよい。今、出力
端子T0に負荷が接続されていない場合、第2の
定電源CS2から出力された電流Iは、全て第2の
ダイオードD2を通り第3の定電流源CS3に流れ込
む。第3の定電流源CS3は出力電流は−2Iであつ
て、残りの電流Iは、第1のダイオードD1を通
つてハイレベル設定電源HLから供給される。従
つて、第1、第2の各ダイオードD1,D2は何れ
もオンとなり、これらのダイオードD1,D2を流
れる電流は共にIになる。ここで、第1、第2の
各ダイオードの特性が何れも揃つているものとす
れば、ここでの電圧降下は等しく、出力端子T0
の出力レベルV0は、ハイレベル設定電圧VHとな
る。
出力がローレベルの状態では、第1、第4の定
電流源CS1,CS4(スイツチS1,S4)がオン、第
2、第3の定電流源CS2,CS3(スイツチS2,S3)
がオフとなる。この状態では、第1、第2のダイ
オードD1,D2はオフ、第3、第4のダイオード
D3,D4がオンとなり、負荷が無い場合、第1の
定電流源CS1から出力された電流2Iは、Iが第3
のダイオードD3を通つてローレベル設定電源LL
に流れ込み、残りのIが第4のダイオードD4を
通つて第4の定電流源CS4に流れ込む。ここで、
第3、第4のダイオードD3,D4を流れる電流は
共にIであつて、各ダイオードD3,D4の特性が
揃つているものとすれば、ここでの電圧降下は等
しく、従つて出力端子T0の出力レベルV0は、ロ
ーレベル設定電圧VLとなる。
電流源CS1,CS4(スイツチS1,S4)がオン、第
2、第3の定電流源CS2,CS3(スイツチS2,S3)
がオフとなる。この状態では、第1、第2のダイ
オードD1,D2はオフ、第3、第4のダイオード
D3,D4がオンとなり、負荷が無い場合、第1の
定電流源CS1から出力された電流2Iは、Iが第3
のダイオードD3を通つてローレベル設定電源LL
に流れ込み、残りのIが第4のダイオードD4を
通つて第4の定電流源CS4に流れ込む。ここで、
第3、第4のダイオードD3,D4を流れる電流は
共にIであつて、各ダイオードD3,D4の特性が
揃つているものとすれば、ここでの電圧降下は等
しく、従つて出力端子T0の出力レベルV0は、ロ
ーレベル設定電圧VLとなる。
尚、出力電流は、ハイレベル状態からローレベ
ル状態を範囲で、最大±Iの間で変化する。
ル状態を範囲で、最大±Iの間で変化する。
ハイインピーダンス状態では、第1〜第4の各
定電流源CS1〜CS4は何れもオフで、第1〜第4
のダイオードD1〜D4と共にオフとなり、出力端
子T0には逆接続されたダイオードのみが接続さ
れた状態となる。従つて、ハイインピーダンス状
態に維持される。
定電流源CS1〜CS4は何れもオフで、第1〜第4
のダイオードD1〜D4と共にオフとなり、出力端
子T0には逆接続されたダイオードのみが接続さ
れた状態となる。従つて、ハイインピーダンス状
態に維持される。
第4図は、第1、第2の定電流源CS1,CS2の
他の回路例を示す接続図である。ここで、トラン
ジスタQ1,Q2は第1の定電流源の出力電流2Iを
オン、オフするカレントスイツチを構成してお
り、又、トランジスタQ3,Q4は第2の定電流源
の出力電流Iをオン、オフするカレントスイツチ
を構成している。この定電流源は、第1、第2の
定電流源CS1とCS2とが同時にオンとはならない
点に着目したものであつて、第1の定電流源CS1
には、第2の定電流源CS2のオフ時に捨てられる
電流が、トランジスタQ1,Q2のエミツタに流れ
込むようにすることによつて、電流を有効(この
場合2/3が使用される)に使用するようにし、発
熱量を抑制している。
他の回路例を示す接続図である。ここで、トラン
ジスタQ1,Q2は第1の定電流源の出力電流2Iを
オン、オフするカレントスイツチを構成してお
り、又、トランジスタQ3,Q4は第2の定電流源
の出力電流Iをオン、オフするカレントスイツチ
を構成している。この定電流源は、第1、第2の
定電流源CS1とCS2とが同時にオンとはならない
点に着目したものであつて、第1の定電流源CS1
には、第2の定電流源CS2のオフ時に捨てられる
電流が、トランジスタQ1,Q2のエミツタに流れ
込むようにすることによつて、電流を有効(この
場合2/3が使用される)に使用するようにし、発
熱量を抑制している。
このような構成により、従来装置に比べて小さ
い振幅のパルス信号が得られる。そして制御にあ
たつては、直流的なバイアス電流を制御するのみ
であり、過渡特性などに与える影響は極めて少な
く、安定な測定が行える。又、出力電流に着目す
ると、最大でも±Iしか流れず、本質的に電流リ
ミツタ機能を有するものであり、出力は保護され
ることになる。
い振幅のパルス信号が得られる。そして制御にあ
たつては、直流的なバイアス電流を制御するのみ
であり、過渡特性などに与える影響は極めて少な
く、安定な測定が行える。又、出力電流に着目す
ると、最大でも±Iしか流れず、本質的に電流リ
ミツタ機能を有するものであり、出力は保護され
ることになる。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明によれば、比較的
簡単な構成で、デジタル半導体集積回路のテスト
に必要な特性を有すると共に、微小振幅でもカツ
トオフ側のダイオードが導通しないので、小さい
振幅のパルス信号をリニアリテイ良く出力できる
デジタル信号発生装置が実現できる。
簡単な構成で、デジタル半導体集積回路のテスト
に必要な特性を有すると共に、微小振幅でもカツ
トオフ側のダイオードが導通しないので、小さい
振幅のパルス信号をリニアリテイ良く出力できる
デジタル信号発生装置が実現できる。
第1図は本発明装置の基本回路図、第2図及び
第4図は第1装置に用いられる定電流源の一例を
示す回路図、第3図は第1図装置の動作状態説明
図、第5図及び第6図は従来装置の一例を示すブ
ロツク図、第7図は第6図の要部の具体例を示す
回路図、第8図は第7図の動作状態説明図であ
る。 HL……ハイレベル設定電源、LL……ローレベ
ル設定電源、D1〜D4……第1〜第4のダイオー
ド、CS1〜CS4……第1〜第4の定電流源、T0…
…出力端子。
第4図は第1装置に用いられる定電流源の一例を
示す回路図、第3図は第1図装置の動作状態説明
図、第5図及び第6図は従来装置の一例を示すブ
ロツク図、第7図は第6図の要部の具体例を示す
回路図、第8図は第7図の動作状態説明図であ
る。 HL……ハイレベル設定電源、LL……ローレベ
ル設定電源、D1〜D4……第1〜第4のダイオー
ド、CS1〜CS4……第1〜第4の定電流源、T0…
…出力端子。
Claims (1)
- 1 ハイレベル設定電源と、ローレベル設定電源
と、前記ハイレベル設定電源の出力端と装置の出
力端子間にカソードが互いに共通接続されるよう
に直列接続された第1及び第2のダイオードと、
前記ローレベル設定電源の出力端と装置の出力端
子間にアノードが互いに共通接続されるように直
列接続された第3及び第4のダイオードと、前記
第3及び第4のダイオードの共通接続点にスイツ
チを介して接続され2Iの電流を出力する第1の定
電流源と、前記第1及び第2のダイオードの共通
接続点にスイツチを介して接続され−2Iの電流を
出力する第3の定電流源と、前記装置の出力端子
に接続されそれぞれスイツチを介してI及び−I
の電流を出力する第2及び第4の定電流源とを備
え、ハイレベル状態では前記第2、第3の定電流
源をオン、前記第1、第4の定電流源をオフに
し、ローレベル状態では前記第1、第4の定電流
源をオン、前記第2、第3の定電流源をオフに
し、ハイインピーダンス状態では第1〜第4の定
電流源を何れもオフにするように構成したことを
特徴とするデジタル信号発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60065840A JPS61223674A (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | デジタル信号発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60065840A JPS61223674A (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | デジタル信号発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61223674A JPS61223674A (ja) | 1986-10-04 |
JPH0548870B2 true JPH0548870B2 (ja) | 1993-07-22 |
Family
ID=13298609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60065840A Granted JPS61223674A (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | デジタル信号発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61223674A (ja) |
-
1985
- 1985-03-29 JP JP60065840A patent/JPS61223674A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61223674A (ja) | 1986-10-04 |
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