JPH0548482U - 衛星受信機 - Google Patents

衛星受信機

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JPH0548482U
JPH0548482U JP095638U JP9563891U JPH0548482U JP H0548482 U JPH0548482 U JP H0548482U JP 095638 U JP095638 U JP 095638U JP 9563891 U JP9563891 U JP 9563891U JP H0548482 U JPH0548482 U JP H0548482U
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signal
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audio
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好弥 川上
正俊 粕谷
隆文 伊藤
Original Assignee
日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 第1中間周波信号がチュ−ナ回路11で選局
及びFM検波され、その出力は映像・音声回路14で映
像及び音声が復調され信号処理された後、画像表示手段
3に出力される。受信レベルの検出用としのチュ−ナ回
路11のAGC出力電圧は、A/D変換回路12により
ディジタル信号に変換され、制御部17に入力される。
制御部17において、AGC電圧に対応したデジタル信
号を検出しこの変化様態を判別し表示手段である表示部
15により受信レベル変化様態として表示する。 【効果】 配線ケ−ブル4による減衰に無関係である。
受信レベルの増加後の無変化および減少後の無変化の変
化様態の表示によって、調整を一時停止した場合にも、
調整が可能となる。受信レベルの極大値の表示によって
調整位置を認識することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、受信電波の受信レベル変化様態を報知して、衛星受信アンテナの方 向調整用にも使用できるようにした衛星受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】
衛星受信アンテナは指向性アンテナであり、受信する場合は、受信しようとす る電波の送られてくる方向に正しく衛星受信アンテナを向ける必要がある。
【0003】 したがって、最初に衛星受信アンテナを設置する際や複数の方向の衛星電波を 一つの衛星受信アンテナで受信する際などには、衛星受信アンテナの方向調整が 必要となってくる。
【0004】 衛星受信アンテナの方向調整は、粗調整、微調整の順で行なわれる。
【0005】 粗調整は、刊行物や、衛星受信アンテナに付属の説明書などに載った設置地域 における受信しようとする衛星の仰角と方位角のデ−タを調べ、衛星受信アンテ ナの方向調整部の仰角表示板で仰角を調整し、方位磁石によって水平方向の方位 角を確認し調整する。
【0006】 次に微調整は、実際に電波を受信して、わざと減衰器を衛星受信アンテナの1 次放射器の開口面に付けて受信レベルを小さくして受信画像の映り具合をモニタ したり、コンバ−タ出力のレベル、衛星受信機のAGC電圧等を直接測定したり 、衛星受信機本体の受信レベル表示あるいは、受像画面をモニタ−で棒グラフ表 示するなどして受信レベルが最大になるように仰角と方位角の調整を交互に繰り 返しながら行なう。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】 従来の衛星受信アンテナの方向調整の微調整は、受信レベルに対応した表示あ るいは受信画像を参照して行われ、現在、アンテナの方向が受信レベルが最大で ある最良調整方向に調整しつつあるか逆に遠ざかっているか判断するためには受 信レベルに対応した表示あるいは受信画像を常に参照して受信レベルの増減を調 整者が判断しなければならない。 受信レベルに対応した表示の場合、受信アンテナ直径の違いや受信地の違いや 衛星受信機と衛星受信アンテナユニット間の配線ケーブルによる減衰の違いなど により受信最良調整点での受信レベルが異なり、表示レベル範囲を広くしかつ表 示の分解能も保たなければならない。
【0008】 受信レベル最大附近での微妙な受信レベル変化がわからないので極大点を探し 難く正確な方向調整をするのが難しかった。
【0009】 また、最良調整点に近づいているかどうか受信レベル変化によって知るために 、常に表示を見ながら調整をしなければならないという欠点があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】
第1の考案に係る衛星受信機は、衛星受信アンテナユニットで衛星から飛来す る電波を受信し所定の中間周波信号に変換し供給され、その中間周波信号を選局 しFM検波するチュ−ナ回路と、その検波出力に基づいて映像信号及び音声信号 を出力する映像・音声回路と、前記チューナ回路の受信レベルの変化様態を判別 し表示用制御信号を出力する制御手段と、表示用制御信号により変化様態を表示 する表示手段とを具備し、前記制御手段は、前記チューナ回路の受信レベルを検 出しこの受信レベルの増加、減少、増加後の無変化、減少後の無変化の変化様態 を判別し夫々の変化様態毎に異なる表示用制御信号を出力し、増加から減少に転 じた時点を検出しその時点の受信レベル検出値を記憶し、その記憶値に再び受信 レベルが略一致した時点を判別し前記表示用制御信号と異なる最適調整点である ことを示す表示用制御信号を出力することを特徴としている。 さらに、第2の考案に係る衛星受信機は、衛星受信アンテナユニットで衛星か ら飛来する電波を受信し所定の中間周波信号に変換し供給され、その中間周波信 号を選局しFM検波するチュ−ナ回路と、その検波出力に基づいて映像信号、同 期信号及び音声信号を出力する映像・音声回路と、前記チューナ回路の受信レベ ルの変化様態を判別しその変化様態に応じた表示用制御信号を出力する制御手段 と、表示用制御信号により受信レベルの変化様態に応じたキャラクタ信号を発生 し出力するキャラクタ信号発生部と、前記映像信号と前記キャラクタ信号を切り 換えて出力する映像切換部とを具備したことを特徴としている。 そして、第3の考案として、衛星受信アンテナユニットで衛星から飛来する電 波を受信し所定の中間周波信号に変換し供給され、その中間周波信号を選局しF M検波するチュ−ナ回路と、その検波出力に基づいて映像信号及び音声信号を出 力する映像・音声回路と、前記チューナ回路の受信レベルの変化様態を判別しそ の変化様態に応じた表示用制御信号を出力する制御手段と、表示用制御信号によ り受信レベルの変化様態に応じた音声信号を発生し出力する音声信号発生部と、 前記映像・音声回路で出力した音声信号と前記音声信号発生部からの音声信号を 切り換え或いは混合して出力する音声切換・混合部とを具備したことを特徴とし ている。
【0011】 さらに、第4の考案に係る衛星受信機は、第3の考案に対して、無線周波数の 搬送波を発生し、前記音声切換・混合部の音声出力または音声信号発生部からの 音声信号出力でその搬送波を変調し無線送信する無線送信手段を設けたことを特 徴としている。
【0012】
【作用】
このように構成した第1の考案に係る衛星受信機によれば、制御手段により、 チューナ回路の受信レベルの変化様態を判別し、表示手段に表示用制御信号を出 力する事により受信レベルの変化様態が表示される。そして、受信レベルの増加 の表示は受信レベルが極大方向に向かっていることを表し、受信レベルの変化様 態の減少の表示は受信レベルが極大から離れる方向に向かっていることを表し、 受信レベルの変化様態の増加後の無変化の表示は極大方向に向かって調整してい る途中で一時調整を停止していることを表し、受信レベルの変化様態の減少後の 無変化の表示は極大から離れる方向に向かって調整している途中で一時調整を停 止していることを表わす。また、増加から減少に転じた時点を検出しその時点の 受信レベル検出値を記憶し、その記憶値に再び受信レベルが一致した時点を判別 し特定の制御信号を出力することは、すなわち、制御手段に極大値を記憶し、極 大値を明確にする為に一旦極大点から故意にずらせて、再び極大値方向に戻しそ の記憶値に一致したさせたとき、最良調整点であることがが示唆される。
【0013】 第2の考案によれば、制御手段の表示用制御信号によりキャラクタ信号発生部 で発生した各々の様態を区別する所定の表示信号と映像・音声回路の映像信号出 力を映像切換部で制御手段からの所定の表示信号時点での切り換えを行い、映像 ・音声回路において制御手段の所定の表示信号とチューナ回路の映像検波出力と を画像合成した信号を出力し、その出力信号を受けて画像表示手段に画像合成表 示をする。
【0014】 第3の考案によれば、制御手段からの表示用制御信号を音声信号発生部加えそ こで各々の様態を区別する所定の音声信号を音声切換・混合部に出力し、そこで 制御手段からの切換信号により映像・音声回路の音声信号との切り換えまたは混 合を行い、その出力信号を受けて画像表示手段に受信レベルの変化様態に対する 音声出力をする。
【0015】 さらに、第4の考案によれば、無線周波数の搬送波を発生し、音声切換・混合 部音声回路の音声出力または音声信号発生部からの音声信号で変調し、無線送信 する無線送信手段を設けたので、その無線送信信号を復調できる受信手段により 衛星信号の受信レベル変化が報知される。
【0016】
【実施例】
次に、本考案について図面を参照して説明する。
【0017】 図1は本考案の一実施例を示すブロック図である。図2はアンテナ調整時の受 信レベル変化の一例を表わすグラフである。図3はアンテナ調整時の受信レベル 変化を示す表示例である。図4は本考案の第2の実施例を示すブロック図である 。 図5は本考案の第2の実施例における画像表示手段画面上の表示例を示す。図6 は本考案の第3の実施例を示すブロック図である。
【0018】 図1において、アンテナユニット2の出力は、接続ケーブル4を通して衛星受 信機1の入力端に接続され、その出力端にテレビジョン受信機3が接続されてい る。衛星受信機1は、その入力端から出力端の間にチューナ回路11、映像・音 声回路14が直列に接続されている。チューナ回路11のAGC出力からA/D 変換回路12を通して制御部17に接続されている。制御部17にはチューナ回 路11、映像・音声回路14、表示部15、操作部16、電源部13が夫々接続 されている。
【0019】 次に動作を説明する。衛星受信アンテナユニット2は衛星から飛来する所定帯 域内の電波を受信し所定の帯域をもった第1中間周波信号に変換する。その出力 は、接続ケーブル4を通してチューナ回路11に入力される。チューナ回路11 では、周波数変換・選局・FM検波を行い、エネルギー拡散信号が重畳された映 像信号と音声サブキャリア信号の混合信号を出力する。映像・音声回路14では 、重畳されたエネルギー拡散信号を映像信号から除去し、映像信号を得る。一方 、音声サブキャリア信号を分離し、1又は多重化された複数の音声信号と、音声 の伝送モード、スクランブルビット、その他サービス用の各種信号を復調する。 この信号のうち制御部17に対し、スクランブルビット、その他サービス用の各 種信号を伝達し、制御部17からは、切換や各種調整の制御信号により復調され た複数の音声信号の切換や映像調整・音量調整・音質調整等を行う。映像調整さ れた後の映像信号および、切り換えられた音声信号は外部に接続されたテレビジ ョン受信機3に出力される。A/D変換回路12は、チューナ回路11のAGC 出力を量子化し符号化する。電源部13は、衛星受信機1の各回路及び接続ケー ブル4を通してアンテナユニット2に電源を供給する。操作部16は、複数の操 作釦を有し手動にて電源オン・オフ操作、選局操作、チャンネル設定操作、映像 調整、音量調整、音質調整、各種信号切り換え操作等を行い制御部17に制御信 号を出力する。制御部17は、操作部16の操作により、電源部13に対する動 作制御、チューナ回路11に対する選局制御及び自動周波数調整(AFC)のオ ン・オフ制御、映像・音声回路14に対する映像調整、音声調整、音質調整、信 号切り換え等の制御を行う。さらに、A/D変換回路12の量子化され符号化さ れたAGC信号の値は、受信レベルの増減と相関関係にある。そのため、制御部 17にて、符号化されたAGC信号の値の逐次差分をとって受信レベルの変化を 検知して変化態様により夫々異なった所定の表示用制御信号を出力する。表示部 15は、制御部17からの表示用制御信号により受信レベルの各種変化様態の表 示を行う。
【0020】 図2はアンテナ調整時のレベル変化の一例を表すグラフを示し最良調整点に一 致するまでの受信レベルの変化を表わしている。図3はアンテナ調整時の受信レ ベル変化を示す表示例を示す。
【0021】 図3の区間の項と図2のa乃至iは衛星受信アンテナ最良調整点調整完了まで の受信レベル変化様態の同一の区間ごとに区切って便宜的に付号したものである 。また、図3の分類の項と図2中の番号の付号は制御部17で区別し表示部15 に第1乃至第5の表示用制御信号を出力する場合の受信レベルの変化様態に順に 対応し、以下のように区分する。また、制御部17は、受信レベルの極大値を記 憶するメモリ及び極大値であるか否かを示す検出ビットを有する。 (分類) 衛星受信アンテナの方向が最良調整点に近づいている。すなわち、 受信レベルが増加中である。(表示、“→→ ”) (分類) 衛星受信アンテナの方向が最良調整点から遠ざかっている。すなわ ち、受信レベルが減少中である。(表示、“←← ”) (分類) 衛星受信アンテナの方向が最良調整点に近づいている途中で停止し た。すなわち、受信レベルが増加後停止した。(表示、“ →■”) (分類) 衛星受信アンテナの方向が最良調整点から遠ざかっている途中で停 止した。すなわち、受信レベルが減少後停止した。(表示、“ ←■”) (分類) 衛星受信アンテナの方向が最良調整点となる。すなわち、受信レベ ル最高点である。 (一度、最良調整点を過ぎた後、再び最良調整点となった時の表示、“ ■” ) 衛星受信アンテナの方向調整は、粗調整を行なった後、微調整を実際に図1の 構成のようにして接続し実際に希望とする衛星の任意の送信チャンネルを選局し てから行なう。
【0022】 以下、図2及び図3の区間のアルファベット順に、衛星受信アンテナの方向調 整時の本実施例の表示について説明する。 (a区間) 衛星受信アンテナをまず方位角方向の調整のため方位角方向のある 向きに回し始めると受信レベルが減少したので()“←← ”の表示がされる 。したがって衛星受信アンテナの方向が最良調整点より遠ざかっていることを表 わす。 (b区間) ここで衛星受信アンテナをいったん停止させると()“ ←■” の表示がされる。これは、衛星受信アンテナを停止させるまでの方向とは逆の方 向に回す必要があることを表わしている。 (c区間) そこで、衛星受信アンテナをこれまでとは逆の方向に回すと受信レ ベルが増加するので()“→→ ”の表示がされ、衛星受信アンテナの方向 が最良調整点に近づいていることを表わすようになる。 (d区間) ここで衛星受信アンテナを一旦停止させると()“ →■”の表 示がされる。これは衛星受信アンテナの方向が最良調整点に近づきつつあること を表わしているので、衛星受信アンテナをこれまで回していたのと同じ方向に回 し続ければ良いことを表わす。 (e区間) さらに同じ方向に衛星受信アンテナを回し続けると途中で表示が( )“→→ ”から()“←← ”に変る瞬間がある。この時点(X点)が衛 星受信アンテナ方向の最良調整点()であり、この時の受信レベルを受信レベ ルの極大値が制御手段17のメモリに記憶され、表示が()“→→ ”から( )“←← ”に変る瞬間を極大値として検出して、制御手段17に極大値であ ることを示す検出ビットが立つ。 (f区間) 極大値を過ぎて受信レベルが減少するので()“←← ”の表示 がされ、衛星受信アンテナの方向が最良調整点から遠ざかっている事を表す。 (g区間) ここで衛星受信アンテナを一旦停止させると()“ ←■”の表 示がされ、衛星受信アンテナをこれまで回していたのと反対方向に回せばよいこ とがわかる。 (h区間) そこで衛星受信アンテナをこれまでとは逆の方向に回すと再び受信 レベルが増加するので()“→→ ”の表示がされる。 (i区間) ここで、制御手段17に、極大値であることを示す検出ビットが立 っていて、かつ受信レベルが以前にメモリされた極大値に一致すると()“ ■”の表示がされ、衛星受信アンテナの方向が最良調整点に一致したことを表 わす。
【0023】 さらに、最良調整点を通り回転方向と例えば直交する仰角方向に調整を同様に して行なうことにより制御手段の記憶値が更新され仰角方向においても極大点に 調整でき上記最終の最良調整点を見いだすことができる。
【0024】 最良調整点を見いだすために場合によって、方位角方向と仰角方向の調整を繰 り返して最良調整点に調整する。
【0025】 図4は、本考案の第2の実施例を示すブロック図であり、制御部27は、受信 レベルの変化様態を判別し、その変化様態に応じた表示用制御信号をキャラクタ 信号発生部21に出力する。キャラクタ信号発生部21は、映像・音声回路14 の同期信号出力と、制御部27からの表示用制御信号を受け、映像・音声回路1 4の映像信号と同期した所定の位置で受信レベルの変化様態に応じたキャラクタ 信号を発生し映像切換部22に出力する。そして、そのキャラクタ信号と映像・ 音声回路14の映像信号出力とを映像切換部22において制御部27からのキャ ラクタ信号の発生時点に同期した切換信号により切り換え、映像信号に合成し出 力する。その信号により画像表示手段3の画面上に受信レベルの変化様態の表示 あるいはチューナ回路11で受信した映像表示と受信レベルの変化様態の表示の 合成画面を表示し報知するようにしている。映像・音声回路14の音声出力は画 像表示手段3に出力され再生される。
【0026】 図5は、本考案の第2の実施例における画像表示手段画面上の表示例を示す。 各画面表示例下の数字の付号は上記の分類に対応する。 (分類)増加時 緑色の“ 》》”印を受信映像に合成して表示する。 (分類)減少時 緑色の“《《 ”印を受信画像に合成して表示する。 (分類)増加後停止時 赤色の“ 》 ”印を受信画像に合成して表示す る。 (分類)減少後停止時 赤色の“ 《 ”印を受信画像に合成して表示す る。 (分類)最良調整点 赤色の“ 《 》 ”印を受信画像に合成して表示する 。 図6は、本考案の第3の実施例を示すブロック図であり、制御部37は、受信 レベルの変化様態を判別し、その変化様態に応じた表示用制御信号を音声信号発 生部23に出力する。音声信号出力部23は、その信号を受け受信レベルの変化 様態分類に対応した複数の夫々異なった所定の音声信号を発生し音声切換・混合 部24に出力する。そして、その音声信号と映像・音声回路14の音声信号出力 とを音声切換・混合部24において制御部37からの音声信号発生部23の信号 発生に同期した切換信号により切り換える。あるいは、映像・音声14の音声信 号出力と音声信号発生部23の音声信号を混合して出力する。その信号により画 像表示手段3にて音声信号により、受信レベルの変化様態に応じた報知を行う。 さらに、音声切換・混合部24からの音声出力を変調器19で変調し、アンテナ 20により無線送信する無線送信手段18を設けることにより、その無線送信信 号の復調のできる受信手段(図示せず)により衛星信号の受信レベルの変化様態 に対応した複数の夫々異なった音声信号により受信レベルの変化様態を報知する ことができる。
【0027】 また、制御手段17から受信レベルの変化様態分類に対応した複数の夫々異な った音声信号を直接変調器19に加えることもできる。さらに、受信手段に表示 手段を設け、そこで復調した信号により上記した表示器での表示例等により視覚 的に表示するようにしてもよい。 受信レベルの変化様態の検出は、チューナ回路11におけるAGC電圧を利用 する他に、映像・音声回路14におけるビット誤り率の変化を検出することによ っても実現できる。 実施例において、画像表示手段を外部接続する例を挙げたが、衛星受信機を画 像表示手段に内蔵した形でも容易に実現できる。
【0028】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、制御手段にチューナ回路の受信レベルの 変化様態を判別し、表示手段により受信レベルの変化様態が表示することにより 、受信アンテナ直径の違いや受信地の違いや衛星受信機と衛星受信アンテナユニ ット間の配線ケ−ブルによる減衰による受信レベルの違いに関係なく増加および 減少の表示が現在調整方向の向きで最良調整点に近づいているか遠ざかっている かを表示しその調整方向の最良調整点がわかり、広い表示レベル範囲や表示の分 解能も必要無く簡単な表示内容にできる。
【0029】 また、受信レベルの増加から減少に転じた極大値が分かりやすく調整の極大点 を認識することができる。
【0030】 さらに、制御手段に極大値を記憶し、一旦極大点からずれ、再び記憶した極大 値に一致したことを表示することによって、一旦調整点からずらせた場合でも、 衛星受信アンテナ調整の向きを逆に戻すことによって調整点である極大点での表 示がなされ、調整を容易にする。
【0031】 そして、水平回転方向の調整で極大値に調整し、その後に仰角方向の調整を行 ない水平回転方向の調整時の極大値を超える仰角方向の極大値が検出された場合 、仰角方向の極大値に制御手段の記憶値を更新されるため、仰角方向の調整が水 平回転方向の調整に続けて可能になる。
【0032】 受信レベルの増加後の無変化および減少後の無変化の変化様態を表示すること によって衛星受信アンテナ方向調整を一時停止した場合にも、調整を一時停止す る以前の、すなわち無変化以前の、変化様態を表示しているので、例えば独りで 調整していて衛星受信アンテナの方向調整をしている場所から本考案に係る衛星 受信機の受信レベル変化様態の表示が見えない時にでも、衛星受信アンテナの方 向調整をしている場所と衛星受信機の受信レベル変化様態表示の見える位置とを 行き来しての衛星受信アンテナの方向調整が可能となる。 報知方法は、画像表示手段の音声出力として出すことによりアンテナ設置位置 から受信レベルの変化様態分類に対応した複数の夫々異なった音声信号により受 信レベルの変化様態を認識できる。さらに、映像・音声回路の音声出力または制 御手段からの音声信号を変調し、無線送信する無線送信手段を設け、その無線送 信信号の復調のできる受信手段により、衛星受信機から離れた衛星受信アンテナ 位置で衛星信号の受信レベルの変化様態分類に対応した複数の夫々異なった音声 信号または表示器により受信レベルの変化様態を認識することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の衛星受信機の一実施例を示すブロック
図である。
【図2】衛星受信アンテナ調整時の受信レベル変化の一
例を表わすグラフである。
【図3】図2のそれぞれの区間での表示例である。
【図4】本考案の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図5】本考案の第2の実施例における画像表示手段画
面上の表示例である。
【図6】本考案の第3の実施例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 衛星受信機 2 衛星受信アンテナユニット 4 接続ケ−ブル 11 チューナ回路 14 映像・音声回路 15 表示手段(表示部) 17、27、37 制御手段(制御部) 18 無線送信手段 21 キャラクタ信号発生部 22 映像切換部 23 音声信号発生部 24 音声切換・混合部
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/44 Z 7037−5C 5/445 Z 7037−5C

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛星受信アンテナユニットで衛星から飛
    来する電波を受信し所定の中間周波信号に変換し供給さ
    れ、その中間周波信号を選局しFM検波するチュ−ナ回
    路と、その検波出力に基づいて映像信号及び音声信号を
    出力する映像・音声回路と、前記チューナ回路の受信レ
    ベルの変化様態を判別し表示用制御信号を出力する制御
    手段と、表示用制御信号により変化様態を表示する表示
    手段とを具備し、 前記制御手段は、前記チューナ回路の受信レベルを検出
    しこの受信レベルの増加、減少、増加後の無変化、減少
    後の無変化の変化様態を判別し夫々の変化様態毎に異な
    る表示用制御信号を出力し、増加から減少に転じた時点
    を検出しその時点の受信レベル検出値を記憶し、その記
    憶値に再び受信レベルが略一致した時点を判別し前記表
    示用制御信号と異なる最適調整点であることを示す表示
    用制御信号を出力することを特徴とする衛星受信機。
  2. 【請求項2】 衛星受信アンテナユニットで衛星から飛
    来する電波を受信し所定の中間周波信号に変換し供給さ
    れ、その中間周波信号を選局しFM検波するチュ−ナ回
    路と、その検波出力に基づいて映像信号、同期信号及び
    音声信号を出力する映像・音声回路と、前記チューナ回
    路の受信レベルの変化様態を判別しその変化様態に応じ
    た表示用制御信号を出力する制御手段と、表示用制御信
    号により受信レベルの変化様態に応じたキャラクタ信号
    を発生し出力するキャラクタ信号発生部と、前記映像信
    号と前記キャラクタ信号を切り換えて出力する映像切換
    部とを具備したことを特徴とする衛星受信機。
  3. 【請求項3】 衛星受信アンテナユニットで衛星から飛
    来する電波を受信し所定の中間周波信号に変換し供給さ
    れ、その中間周波信号を選局しFM検波するチュ−ナ回
    路と、その検波出力に基づいて映像信号及び音声信号を
    出力する映像・音声回路と、前記チューナ回路の受信レ
    ベルの変化様態を判別しその変化様態に応じた表示用制
    御信号を出力する制御手段と、表示用制御信号により受
    信レベルの変化様態に応じた音声信号を発生し出力する
    音声信号発生部と、前記映像・音声回路で出力した音声
    信号と前記音声信号発生部からの音声信号を切り換え或
    いは混合して出力する音声切換・混合部とを具備したこ
    とを特徴とする衛星受信機。
  4. 【請求項4】 無線周波数の搬送波を発生し、前記音声
    切換・混合部の音声出力または音声信号発生部からの音
    声信号出力でその搬送波を変調し無線送信する無線送信
    手段を設けたことを特徴とする請求項3記載の衛星受信
    機。
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WO1996005630A1 (fr) * 1994-08-11 1996-02-22 Masprodenkoh Kabushikikaisha Visualisation pour reglage de l'orientation d'une antenne captant des signaux emis par satellite
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