JPH0548393A - 自動周波数制御回路 - Google Patents

自動周波数制御回路

Info

Publication number
JPH0548393A
JPH0548393A JP20775291A JP20775291A JPH0548393A JP H0548393 A JPH0548393 A JP H0548393A JP 20775291 A JP20775291 A JP 20775291A JP 20775291 A JP20775291 A JP 20775291A JP H0548393 A JPH0548393 A JP H0548393A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
counter
converter
voltage
signal
frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP20775291A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Ushiyama
隆幸 牛山
Makoto Yoshida
吉田  誠
Nami Hatazoe
菜美 畠添
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP20775291A priority Critical patent/JPH0548393A/ja
Publication of JPH0548393A publication Critical patent/JPH0548393A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ディジタル復調器に於ける自動周
波数制御回路に関し、周波数引込みを高速化し、且つサ
イクルスキップを防止することを目的とする。 【構成】 受信変調信号を電圧制御発振器1の出力信号
により準同期検波して直交復調信号I,Qを出力する。
周波数弁別器2は直交復調信号I,Qを基に受信変調信
号の搬送波周波数を弁別し、第1のカウンタ3により周
波数誤差成分をカウントし、所定数のカウント毎に第2
のカウンタ4によりカウントし、第2のカウンタ4のカ
ウント内容を制御コードとし、これをDA変換器5によ
り制御電圧に変換して電圧制御発振器1の発振周波数を
制御する。その時、ロック検出器6により周波数引込み
状態を検出して切替手段7を制御し、制御電圧を大きい
ステップから小さいステップとなるように切替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル復調器に於
ける自動周波数制御回路に関する。受信QPSK波を復
調するディジタル復調器に於いては、自動周波数制御回
路により電圧制御発振器の発振周波数を、受信QPSK
波の搬送波周波数に追従させる自動制御が行われる。こ
の自動周波数制御回路の特性を向上することが要望され
ている。
【0002】
【従来の技術】図8はディジタル復調器のブロック図で
あり、51は可変利得増幅器、52,53は位相検波
器、54,55はフィルタ、56,57はAD変換器
(A/D)、58,59はディジタル・トランスバーサ
ル・フィルタ(DTF)、60は搬送波再生回路(C
R)、61はクロック再生回路(BTR)、62は自動
周波数制御回路(AFC)、63は自動利得制御回路
(AGC)、64,65はDA変換器(D/A)、66
は電圧制御発振器(VCO)、67は移相器(π/2)
である。
【0003】受信部(図示せず)によりQPSK(Qua
drature Phase Shift Keying)波を受信して中間
周波信号に変換し、中間周波信号としての受信変調信号
を可変利得増幅器51に入力し、搬送波再生回路60を
介して復調データを出力する場合のディジタル復調器を
示すものであり、可変利得増幅器51の出力信号は位相
検波器52,53に例えば図示を省略したハイブリッド
回路を介して加えられ、電圧制御発振器66の出力信号
が位相検波器52には直接、位相検波器53には移相器
67を介してそれぞれ加えられて、準同期検波が行われ
る。それぞれの検波出力信号は、フィルタ54,55に
より高調波成分やノイズ成分が除去されてAD変換器5
6,57によりディジタル信号に変換され、ディジタル
・トランスバーサル・フィルタ58,59を介して直交
復調信号I,Qが搬送波再生回路60に加えられ、直交
成分の復調データが出力される。又クロック再生回路6
1から復調データに同期したクロック信号が再生され、
AD変換器56,57に加えられる。
【0004】又ディジタル・トランスバーサル・フィル
タ58,59からの直交復調信号I,Qは、自動周波数
制御回路62と自動利得制御回路63とに加えられ、自
動利得制御回路63は、所定のレベルの出力信号が得ら
れるように、可変利得増幅器51の利得をDA変換器6
5を介して制御することになる。又自動周波数制御回路
62は、周波数誤差成分を検出し、その周波数誤差成分
が零となるように、DA変換器64により制御電圧に変
換して電圧制御発振器66の発振周波数を制御する。
【0005】自動周波数制御回路62は、例えば、図9
に示す構成を有し、70は周波数弁別器、71,72は
1/2シンボル時間に相当する遅延時間の遅延回路
(τ)、73,74は乗算器、75は加算器、76はレ
ベル識別器、77は第1のカウンタ、78は第2のカウ
ンタである。図8のディジタル・トランスバーサル・フ
ィルタ58,59からの直交復調信号I,Qが、それぞ
れ周波数弁別器70の遅延回路71,72と、互いに交
差して乗算器73,74とに加えられ、乗算出力信号が
加算器75に加えられ、この加算器75から電圧制御発
振器の発振周波数が受信変調信号の搬送波周波数より高
いか低いかを示す周波数誤差信号が出力される。この周
波数誤差信号はレベル識別器76に加えられ、識別出力
信号が第1のカウンタ77と第2のカウンタ78とに加
えられる。
【0006】レベル識別器76は、実際には、周波数弁
別器70からの複数ビット構成の周波数誤差信号の最上
位ビット(MSB)のみを検出して、第1,第2のカウ
ンタ77,78に加えるものであり、第1のカウンタ7
7は、例えば、“1”の時にアップカウントし、“0”
の時にダウンカウントし、所定カウント内容の時に出力
される信号CY、即ち、アップカウントによるキャリ−
信号又はダウンカウントによるボロー信号を、第2のカ
ウンタ78に加え、その時のレベル識別器76の出力信
号に従って、第2のカウンタ78はアップカウント又は
ダウンカウントする。この場合の第1のカウンタ77
は、ランダムウォークフィルタとして作用する。又第2
のカウンタ78のカウント内容が制御コードCCDとな
り、図8のDA変換器64によりアナログの制御電圧に
変換されて電圧制御発振器66に加えられ、その発振周
波数が受信変調信号の搬送波周波数に追従するように自
動制御される。
【0007】
【発明が解決しようとする問題点】自動周波数制御回路
62により電圧制御発振器66の発振周波数が、受信変
調信号の搬送波周波数に引込まれた後に、自動周波数制
御回路62の第2のカウンタ78のカウント内容が変化
して制御コードCCDが変化すると、電圧制御発振器6
6の発振周波数はそれに対応して発振周波数が変化す
る。その場合、制御コードCCDの変化に従って発振周
波数はステップ状に変化するから、搬送波再生回路60
に於いてサイクルスキップを生じ、それによって、復調
データに誤りが生じることになる。
【0008】そこで、周波数ステップが小さくなるよう
に、制御コードCCDのビット数を多くして、DA変換
器64により変換された制御電圧のステップを小さくす
ることが考えられる。しかし、制御コードCCDのビッ
ト数を多くすることにより、電圧制御発振器66の発振
周波数の変化のステップが小さくなるから、周波数引込
みに要する時間が長くなる欠点が生じる。本発明は、周
波数引込みに要する時間を長くすることなく、サイクル
スキップを防止することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の自動周波数制御
回路は、図1を参照して説明すると、受信変調信号を復
調器に於いて電圧制御発振器1の出力信号により準同期
検波して直交復調信号I,Qとし、この直交復調信号
I,Qを基に周波数弁別器2により受信変調信号の搬送
波周波数を弁別し、この周波数弁別器2の出力信号に従
って第1のカウンタ3はアップカウント又はダウンカウ
ントし、この第1のカウンタ3の所定カウント内容によ
り出力される信号を、周波数弁別器2の出力信号に従っ
て第2のカウンタ4によりアップカウント又はダウンカ
ウントし、この第2のカウンタ4のカウント内容をDA
変換器5によりアナログ信号に変換して電圧制御発振器
1の制御電圧とし、この電圧制御発振器1の発振周波数
を制御する自動周波数制御回路に於いて、電圧制御発振
器1の発振周波数が受信変調信号の搬送波周波数に引込
まれたか否かを、周波数弁別器2の出力信号を基に検出
するロック検出器6と、このロック検出器6によるロッ
ク検出前は、電圧制御発振器1の制御電圧を粗いステッ
プで変化させ、ロック検出後は、細かいステップで変化
させるように切替える切替手段7とを設けたものであ
る。
【0010】又第2のカウンタ4を、DA変換器5の上
位ビット用カウンタと、下位ビット用カウンタとにより
構成し、切替手段7は、ロック検出器6によるロック検
出前は、第1のカウンタ3の所定カウント内容により出
力される信号を上位ビット用カウンタに入力し、且つ下
位ビット用カウンタのカウントを停止させ、ロック検出
後は、第1のカウンタ3の所定カウント内容により出力
される信号を下位ビット用カウンタに入力し、且つこの
下位ビット用カウンタのキャリ−信号を上位ビット用カ
ウンタに入力するように切替える構成としたものであ
る。
【0011】又DA変換器5を粗調整用DA変換器と微
調整用DA変換器とにより構成し、ロック検出器6によ
るロック検出前は、第2のカウンタ4のカウント内容を
粗調整用DA変換器と微調整用DA変換器とによりアナ
ログ信号に変換し、且つ加算して制御電圧とし、ロック
検出後は、ロック検出時点の第2のカウンタ4のカウン
ト内容をラッチし、そのラッチ出力を粗調整用DA変換
器に入力し、且つそのロック検出時点からの変化分のカ
ウント内容を微調整用DA変換器に入力するように切替
える構成としたものである。
【0012】又切替手段7は、ロック検出器6によるロ
ック検出前はDA変換器5の出力電圧範囲を広くし、ロ
ック検出後は、ロック検出時点の前記第2のカウンタ
(4)のカウント内容に従った出力電圧を含み、且つ出
力電圧範囲を狭くするように切替える構成としたもので
ある。
【0013】
【作用】受信変調信号を電圧制御発振器1の出力信号に
より準同期検波して直交復調信号I,Qを出力し、その
電圧制御発振器1の出力信号の周波数を受信変調信号の
搬送波周波数に引込むものであり、ロック検出器6は、
例えば、周波数弁別器2の弁別出力信号の変化が少なく
なったことにより、周波数引込みが行われたロック状態
と判定することができる。又切替手段7は、ロック検出
前は、電圧制御発振器1の制御電圧を粗いステップで変
化させ、ロック検出後は細かいステップで変化させるよ
うに切替える。それによって、ロック検出前の電圧制御
発振器1の発振周波数の変化を大きくして、周波数引込
みに要する時間を短くし、ロック検出後は、発振周波数
の変化を小さくして、サイクルスキップを防止すること
ができる。
【0014】又第2のカウンタ4を、上位ビット用カウ
ンタと下位ビット用カウンタとにより構成して、ロック
検出前は、第1のカウンタ3の所定カウント内容により
出力されるキャリ−信号等の信号を上位ビット用カウン
タによりカウントし、この上位ビット用カウンタのカウ
ント内容をDA変換器5の上位ビットとして入力して、
制御電圧を粗いステップで変化させ、ロック検出後は、
下位ビット用カウンタと上位ビット用カウンタとにより
一つの第2のカウンタ4として動作するように切替え
て、第1のカウンタ3の所定カウント内容により出力さ
れるキャリ−信号等の信号を下位ビット用カウンタに入
力してカウントさせる。即ち、ロック検出前はビット数
の少ないカウンタとし、ロック検出後はビット数の多い
カウンタとして動作させるものであり、ロック検出後
は、DA変換器5から電圧制御発振器1に加えられる制
御電圧は細かいステップで制御される。
【0015】又DA変換器5を粗調整用DA変換器と微
調整用DA変換器とにより構成し、ロック検出前は、第
2のカウンタ4のカウント内容に従った粗調整用DA変
換器と微調整用DA変換器との出力を加算して制御電圧
とし、ロック検出後は、ロック検出時点の第2のカウン
タ4のカウント内容をラッチして粗調整用DA変換器に
入力し、変化分のカウント内容を微調整用DA変換器に
入力する。従って、粗調整用DA変換器の出力はロック
検出時点の値に維持され、それ以後の周波数誤差に従っ
た第2のカウンタ4のカウント内容の変化分が微調整用
DA変換器により変換されるから、制御電圧は細かいス
テップで変化することになる。
【0016】又切替手段7は、ロック検出器6のロック
検出信号に従ってDA変換器5の出力電圧範囲を制御す
るものであり、ロック検出前は、DA変換器5の出力電
圧範囲を広くして制御電圧を粗いステップで変化させ、
ロック検出後は、DA変換器5の出力電圧範囲を狭くし
て制御電圧を細かいステップで変化させる。
【0017】
【実施例】図2は本発明の第1の実施例の要部ブロック
図であり、11は周波数弁別器、12はレベル識別器、
13は第1のカウンタ、14はロック検出器、15−1
は上位ビット用カウンタ、15−2は下位ビット用カウ
ンタ、16は上位ビット用カウンタ15−1と下位ビッ
ト用カウンタ15−2とのカウント内容をアナログ信号
に変換するDA変換器(D/A)、17,18はセレク
タである。周波数弁別器11は、例えば、図9に示す構
成を有し、直交復調信号I,Qを基に周波数誤差信号を
出力する。又上位ビット用カウンタ15−1と下位ビッ
ト用カウンタ15−2とにより第2のカウンタを構成し
ている。又セレクタ17,18により図1の切替手段7
を構成している。
【0018】レベル識別器12は、周波数弁別器11か
らの周波数誤差信号の例えば最上位ビット(MSB)を
出力し、その最上位ビットが“1”の時に、第1のカウ
ンタ13はアップカウントし、“0”の時にダウンカウ
ントする。このカウンタ13の所定カウント内容の時に
出力される信号CYはセレクタ17,18に加えられ
る。又ロック検出器14は、所定期間内の周波数誤差信
号の変化が殆ど零となった状態、即ち、周波数誤差が殆
ど零となった状態を周波数ロック状態と判定してセレク
タ17,18を制御するもので、ロック検出前は、セレ
クタ17はカウンタ13が所定カウント内容の時に出力
する信号CY(キャリー信号又はボロー信号)を選択し
て上位ビット用カウンタ15−1に入力し、セレクタ1
8は「0」を選択して下位ビット用カウンタ15−2に
入力する。
【0019】従って、上位ビット用カウンタ15−2
は、第1のカウンタ13からの信号CYをカウントし、
下位ビット用カウンタ15−2はカウント動作を停止し
た状態となり、ビット数の少ない第2のカウンタとして
動作することになる。そして、DA変換器16には、上
位ビットのみが変化するカウント内容が制御コードとし
て入力されるから、電圧制御発振器(図示せず)に加え
られる制御電圧の変化が粗くなる。従って、周波数ロッ
ク前の周波数誤差が大きい場合でも、電圧制御発振器の
発振周波数は大きなステップで変化するから、周波数引
込みを迅速に行うことができる。
【0020】又ロック状態となると、セレクタ17は下
位ビット用カウンタ15−2が所定カウント内容の時に
出力される信号CYを選択して、上位ビット用カウンタ
15−1に入力し、セレクタ18は第1のカウンタ13
からの信号CYを選択して、下位ビット用カウンタ15
−2に入力する。従って、上位ビット用カウンタ15−
1と下位ビット用カウンタ15−2とは、ビット数の多
い第2のカウンタとして動作することになる。そして、
DA変換器16には、下位ビットから順に変化する制御
コードが入力されるから、電圧制御発振器に加えられる
制御電圧の変化は細かくなり、電圧制御発振器の発振周
波数は小さいステップで変化するから、サイクルスキッ
プの発生を防止することができる。
【0021】図3は本発明の第2の実施例の要部ブロッ
ク図であり、21は周波数弁別器、22はレベル識別
器、23は第1のカウンタ、24はロック検出器、25
は第2のカウンタ、26−1は粗調整用DA変換器(D
/A)、26−2は微調整用DA変換器(D/A)、2
7はラッチ回路、28は差回路、29は加算回路であ
り、第1の実施例と、周波数弁別器21,レベル識別器
22,第1のカウンタ23,ロック検出器24について
は同様の構成である。又粗調整用DA変換器26−1
は、電圧制御発振器(図示せず)を制御する範囲の電圧
を出力するものであり、微調整用DA変換器26−2の
出力電圧範囲は、粗調整用DA変換器26−1に比較し
て狭いものである。又ラッチ回路27はスルーラッチ回
路である。又このラッチ回路27を含めて図1の切替手
段7が構成される。
【0022】ロック検出器24によるロック検出前は、
ラッチ回路27はスルー状態に制御される。従って、第
1のカウンタ23からの信号CYを第2のカウンタ25
がアップカウント又はダウンカウントし、そのカウント
内容がラッチ回路27を経由して粗調整用DA変換器2
6−1に加えられる。又差回路28は、第2のカウンタ
25のカウント内容とラッチ回路27の出力との差を求
めるものであるから、この場合は「0」となる。従っ
て、微調整用DA変換器26−2によるアナログ電圧は
零となり、粗調整用DA変換器26−1から第2のカウ
ンタ25のカウント内容に従ったアナログ電圧が出力さ
れ、加算回路29を介して電圧制御発振器(図示せず)
の制御電圧となり、発振周波数の粗い制御が行われる。
【0023】ロック検出器24により周波数ロック状態
が検出されると、その検出信号によりラッチ回路27は
第2のカウンタ25のカウント内容をラッチし、そのラ
ッチ出力を粗調整用DA変換器26−1に入力する。従
って、この粗調整用DA変換器26−1からのアナログ
電圧はロック検出時点の値を維持したものとなる。又ロ
ック検出以後に第2のカウンタ25のカウント内容が変
化すると、差回路28からその変化分が出力されて微調
整用DA変換器26−2に加えられるから、微調整用D
A変換器26−2からは、周波数誤差の変化に従った細
かいステップで変化するアナログ電圧が出力され、粗調
整用DA変換器26−1からのアナログ電圧に加算回路
29により加算されて、電圧制御発振器(図示せず)の
制御電圧となり、発振周波数の細かい制御が行われる。
【0024】従って、ロック検出前は、第2のカウンタ
25のカウント内容に従った粗い変化の制御電圧が出力
され、ロック検出後は、第2のカウンタ25のカウント
内容の変化分に相当する細かい変化の制御電圧が出力さ
れることになり、周波数引込みを高速化することができ
ると共に、引込み以後は、サイクルスキップを防止する
ことができる。
【0025】図4は本発明の第3の実施例の要部ブロッ
ク図であり、図3と同一符号は同一部分を示し、30は
セレクタである。この実施例は、ロック検出器24によ
り周波数ロック状態を検出した検出信号により、第2の
カウンタ25のカウント内容をラッチ回路27にラッチ
させ、且つリセット端子Rに検出信号を加えて、第2の
カウンタ25をリセットするものである。従って、ロッ
ク検出前は、ラッチ回路27はスルー状態となるから、
第2のカウンタ25のカウント内容が粗調整用DA変換
器26−1に入力され、又セレクタ30を介して“0”
が微調整用DA変換器26−2に入力される。従って、
粗調整用DA変換器26−1のアナログ電圧の変化に従
った制御電圧の変化により、電圧制御発振器が制御され
ることになる。
【0026】ロック検出器24により周波数ロック状態
が検出されると、その検出信号により第2のカウンタ2
5のカウント内容がラッチ回路27にラッチされ、その
第2のカウンタ25はリセットされる。又セレクタ30
によりカウンタ25のカウント内容が選択されて微調整
用DA変換器26−2に入力される。従って、粗調整用
DA変換器26−1からはラッチ回路27によりラッチ
されたカウント内容に従ったアナログ電圧が継続して出
力され、それ以後に第2のカウンタ25のカウント内容
が変化すると、そのカウント内容に従った微調整用DA
変換器26−2から変化のステップが小さいアナログ電
圧が、加算回路29により粗調整用DA変換器26−1
からのロック検出時点のアナログ電圧に加算され、電圧
制御発振器の微調整が行われることになる。
【0027】図5は本発明の第4の実施例の要部ブロッ
ク図であり、31は周波数弁別器、32はレベル識別
器、33は第1のカウンタ、34はロック検出器、35
は第2のカウンタ、36はDA変換器(D/A)、37
はラッチ回路、38は係数を格納したメモリ(RO
M)、39はセレクタ、40は補助DA変換器(D/
A)である。周波数弁別器31,レベル識別器32,第
1のカウンタ33,ロック検出器34,第2のカウンタ
35については、前述の各実施例と同様であり、この実
施例は、DA変換器36の出力電圧範囲を、ロック検出
器34による周波数ロック状態の検出によって切替える
場合を示すものであり、ラッチ回路37とセレクタ39
等を含む構成により、図1の切替手段7が構成される。
【0028】DA変換器36の出力電圧範囲を補助DA
変換器40からのアナログ電圧によって制御する場合を
示し、このDA変換器36がディジタル信号により出力
電圧範囲を制御できる構成の場合は、補助DA変換器4
0を省略することができる。ロック検出前は、DA変換
器36の出力電圧範囲を広くするものであり、その為
に、セレクタ39により固定値FCが選択されて補助D
A変換器40に入力され、変換されたアナログ電圧がD
A変換器36に加えられる。そして、第2のカウンタ3
5のカウント内容がDA変換器36に入力されて、粗い
変化の制御電圧に変換されて、図示を省略した電圧制御
発振器に加えられ、発振周波数の粗い制御が行われる。
【0029】ロック検出器34により周波数ロック状態
が検出されると、ラッチ回路37に第2のカウンタ35
のカウント内容がラッチされ、又補助DA変換器40に
セレクタ39を介してメモリ38からの係数が加えられ
る。メモリ38から読出された係数が補助DA変換器4
0によりアナログ電圧に変換されて、DA変換器36に
加えられることにより、そのDA変換器36の出力電圧
は狭い範囲に切替えられる。例えば、DA変換器36の
出力電圧範囲を、前述の固定値FCに対応して0〜5V
とし、メモリ38からの或る係数に対応して1V〜3V
の狭い範囲に切替え、又他の係数に対応して2.5V〜
4.5Vの狭い範囲に切替えられるものである。この係
数は、DA変換器36の特性切替えのステップに対応し
た個数をラッチ出力のビット数に対応して格納すること
になり、この実施例に於けるメモリ38は、リードオン
リメモリ(ROM)の場合を示すが、ランダムアクセス
メモリ等を用いることも勿論可能である。
【0030】従って、ロック検出前は、電圧制御発振器
の発振周波数を粗いステップで制御して周波数引込みを
高速化し、ロック検出後は、ロック検出時点の第2のカ
ウンタ35のカウント内容に従った制御電圧を含む狭い
範囲に於いて電圧制御発振器の制御電圧を変化し、電圧
制御発振器の発振周波数を細かいステップで制御してサ
イクルスキップを防止することができる。
【0031】図6は本発明の第5の実施例の要部ブロッ
ク図であり、図5と同一符号は同一部分を示し、41は
基準値RFとラッチ回路37の出力との差を求める差回
路、42は差回路41の出力と第2のカウンタ35のカ
ウント内容とを加算する加算回路である。この実施例
は、ロック検出後の制御コードを加算回路42により変
更して、ロック検出時点の制御電圧を、DA変換器36
の狭い出力電圧範囲の中心にシフトするものである。
【0032】ロック前は、図5に示す第4の実施例と同
様であるが、ロック検出後は、ラッチ回路37にラッチ
された第2のカウンタ35のカウント内容から、基準値
RFを減算する。即ち、DA変換器36の狭い出力電圧
範囲の中心を示すコードとの差分を求める。そして、こ
の差分を加算回路42により第2のカウンタ35のカウ
ント内容に加算して制御コードとし、出力電圧範囲が狭
くなるように制御されたDA変換器36により制御電圧
に変換し、図示を省略した電圧制御発振器に加えて、発
振周波数を微調整することになる。
【0033】図7は本発明の実施例のDA変換器の特性
説明図であり、例えば、第2,第3の実施例に於ける粗
調整用DA変換器26−1の特性を(a)の直線43、
微調整用DA変換器26−2の特性を(b)の直線44
に示すもので、粗調整用DA変換器26−1は、コード
A〜Dを直線43に従ってa〜dのアナログ電圧に変換
し、微調整用DA変換器26−2は、同じコードA〜D
を直線44に従って、a´〜d´のアナログ電圧に変換
する。この場合、(d−a)>(d´−a´)の関係と
なる。従って、第2のカウンタ25のカウント内容を粗
調整用DA変換器26−1により変換した場合、ステッ
プの大きい制御電圧を得ることができ、周波数引込みを
高速化することができる。又第2のカウンタ25のカウ
ント内容の変化分を微調整用DA変換器26−2により
変換した場合は、ステップの小さい制御電圧を得ること
ができるから、発振周波数のステップを小さくしてサイ
クルスキップを防止することができる。
【0034】又第4の実施例に於けるDA変換器36の
ロック検出前の特性を(a)の直線43に、ロック検出
後の特性を(c)の直線45,46に示すもので、補助
DA変換器40からのアナログ電圧により、DA変換器
36を(a)の直線43に示す特性とすると、第2のカ
ウンタ35のカウント内容のコードA〜Dをa〜dのア
ナログ電圧に変換することができ、粗調整用DA変換器
26−1の場合と同様に、ステップの大きい制御電圧を
得ることができる。
【0035】又ロック検出後は、ロック検出時点のコー
ドを例えばBとすると、DA変換器36により変換され
た電圧はbとなり、この時のコードBはラッチ回路37
にラッチされる。又コードBに対応する係数がメモリ3
8から読出され、この係数がセレクタ39を介して補助
DA変換器40に加えられ、変換されたアナログ電圧が
DA変換器36に加えられるから、このDA変換器36
は、(c)の直線45に示す特性となる。即ち、DA変
換器36によりコードBはbの電圧に変換され、コード
Aによりa1の電圧に変換され、コードDによりd1の
電圧に変換される。この場合も、(d−a)>(d1−
a1)の関係となる。
【0036】又ロック検出時点のコードを例えばCとす
ると、DA変換器36により変換された電圧はcとな
り、この時のコードCはラッチ回路37にラッチされ、
ラッチ出力によりメモリ38から係数が読出され、補助
DA変換器40によりアナログ電圧に変換されてDA変
換器36に加えられ、DA変換器36は、(c)の直線
46に示す特性となる。即ち、コードCはcの電圧に変
換され、コードAはa2の電圧に変換され、コードDは
d2の電圧に変換される。この場合も(d−a)>(d
2−a2)の関係となる。
【0037】この第4の実施例に於いては、前述のよう
に、図7の(c)に示す特性に切替えられることになる
が、例えば、ロック検出時点のコードがコードAに近い
場合、コードの値が小さくなる方向の制御範囲が小さく
なり、又はコードDに近い場合は、コードの値が大きく
なる方向の制御範囲が小さくなる。即ち、微調整範囲が
片寄ることになる。
【0038】このような点を第5の実施例に於いて解決
したものであり、前述のように、ロック検出時点のコー
ドをBとすると、このコードBに対応したDA変換器3
6の出力電圧が変化範囲の中心値となるように、コード
Bを変更する。即ち、ラッチ回路37によりラッチされ
たロック検出時点の第2のカウンタ35のカウント内容
によるコードBと基準値RFとの差を、差回路41によ
り求める。そして、第2のカウンタ35のカウント内容
に差回路41による差を加算して制御コードとする。即
ち、コードBはB´に変更される。
【0039】又DA変換器36は、補助DA変換器40
からのアナログ電圧により出力電圧範囲が狭くなるよう
に制御され、図7の(d)の直線47に示す特性とな
る。その場合、変更されたコードB´が出力電圧範囲a
3〜d3の中心の電圧bに変換されるように、DA変換
器36の特性が切替えられる。或いはコードBの変更が
行われる。同様に、ロック検出時点のコードがCの場
合、DA変換器36の出力電圧特性は、図7の(d)の
直線48に示す特性に切替えられて、出力電圧範囲a4
〜d4の中心の電圧cに、コードCを変換したコードC
´が変換されるように、特性の切替え或いはコードの変
更が行われる。従って、微調整は、DA変換器36の出
力電圧特性のほぼ中心に於いて行われることになり、何
らかの大きな変化が生じたとしても、受信変調信号の搬
送波周波数に追従して電圧制御発振器の発振周波数を制
御することができる。
【0040】本発明は、前述の各実施例にのみ限定され
るものではなく、種々付加変更することができるもので
あり、又DA変換器のビット数等は、変調波の伝送路特
性等を考慮して選定することができるものである。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、周波数
引込み状態を検出するロック検出器6によるロック検出
前は、電圧制御発振器1の制御電圧のステップを粗く、
ロック検出後はステップを細かくするように、切替手段
7により切替えるものであり、ロック検出前は、電圧制
御発振器1の発振周波数のステップを大きくして周波数
引込みを高速化し、ロック検出後は、電圧制御発振器1
の発振周波数のステップを小さくして、サイクルスキッ
プを防止することができる。
【0042】又第2のカウンタ4を、上位ビット用カウ
ンタと下位ビット用カウンタとに分け、ロック検出前は
上位ビット用カウンタによるビット数の少ないカウンタ
として、DA変換器5により変換した制御電圧のステッ
プを大きくし、それにより周波数引込みを高速化し、ロ
ック検出後は、上位ビット用カウンタと下位ビット用カ
ウンタとによりビット数の多いカウンタとして、DA変
換器5により変換した制御電圧のステップを小さくする
ことにより、サイクルスキップを防止することができ
る。
【0043】又DA変換器5を、粗調整用DA変換器と
微調整用DA変換器とにより構成して、ロック検出前は
粗調整用DA変換器による粗いステップの制御電圧を電
圧制御発振器に加え、ロック検出後は、粗調整用DA変
換器による制御電圧を、ロック検出時点の値に維持さ
せ、且つロック検出時点の第2のカウンタ4のカウント
内容の変化分を、差回路により或いは第2のカウンタの
リセットにより得るもので、その変化分を微調整用DA
変換器により変換して、粗調整用DA変換器の出力電圧
に加算して制御電圧とするもので、微調整用DA変換器
による細かいステップの制御電圧を得ることができる。
【0044】又ロック検出前のDA変換器5の出力電圧
範囲を広くし、ロック検出後は狭くするように切替手段
7等により切替えるもので、そのロック検出後は、ロッ
ク検出時点の第2のカウンタ4のカウント内容に従った
出力電圧を含むような狭い出力電圧範囲とし、細かいス
テップの制御電圧を出力することができる。その場合
に、第5の実施例に示すように、ロック検出時点の制御
電圧を中心に細かいステップで制御電圧を変化させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の第1の実施例の要部ブロック図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施例の要部ブロック図であ
る。
【図4】本発明の第3の実施例の要部ブロック図であ
る。
【図5】本発明の第4の実施例の要部ブロック図であ
る。
【図6】本発明の第5の実施例の要部ブロック図であ
る。
【図7】本発明の実施例のDA変換器の特性説明図であ
る。
【図8】ディジタル復調器のブロック図である。
【図9】従来例の自動周波数制御回路の要部ブロック図
である。
【符号の説明】
1 電圧制御発振器 2 周波数弁別器 3 第1のカウンタ 4 第2のカウンタ 5 DA変換器 6 ロック検出器 7 切替手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信変調信号を電圧制御発振器(1)の
    出力信号により準同期検波して直交復調信号を出力し、
    該直交復調信号を基に周波数弁別器(2)により前記受
    信変調信号の搬送波周波数を弁別し、該周波数弁別器
    (2)の出力信号に従って第1のカウンタ(3)はアッ
    プカウント又はダウンカウントし、該第1のカウンタ
    (3)の所定カウント内容により出力される信号を、前
    記周波数弁別器(2)の出力信号に従って第2のカウン
    タ(4)によりアップカウント又はダウンカウントし、
    該第2のカウンタ(4)のカウント内容をDA変換器
    (5)によりアナログ信号に変換して、前記電圧制御発
    振器(1)の制御電圧とし、該電圧制御発振器(1)の
    発振周波数を制御する自動周波数制御回路に於いて、 前記電圧制御発振器(1)の発振周波数が前記受信変調
    信号の搬送波周波数に引込まれたか否かを前記周波数弁
    別器(2)の出力信号を基に検出するロック検出器
    (6)と、 該ロック検出器(6)によるロック検出前は、前記電圧
    制御発振器(1)の制御電圧を粗いステップで変化さ
    せ、ロック検出後は、細かいステップで変化させるよう
    に切替える切替手段(7)とを設けたことを特徴とする
    自動周波数制御回路。
  2. 【請求項2】 前記第2のカウンタ(4)を、前記DA
    変換器(5)の上位ビット用カウンタと、下位ビット用
    カウンタとにより構成し、 前記切替手段(7)は、前記ロック検出器(6)による
    ロック検出前は、前記第1のカウンタ(3)の所定カウ
    ント内容により出力される信号を前記上位ビット用カウ
    ンタに入力し、且つ下位ビット用カウンタのカウントを
    停止させ、ロック検出後は、前記第1のカウンタ(3)
    の所定カウント内容により出力される信号を前記下位ビ
    ット用カウンタに入力し、且つ該下位ビット用カウンタ
    のキャリ−信号を前記上位ビット用カウンタに入力する
    ように切替える構成としたことを特徴とする請求項1記
    載の自動周波数制御回路。
  3. 【請求項3】 前記DA変換器(5)を粗調整用DA変
    換器と微調整用DA変換器とにより構成し、 前記ロック検出器(6)によるロック検出前は、前記第
    2のカウンタ(4)のカウント内容を前記粗調整用DA
    変換器と微調整用DA変換器とによりアナログ信号に変
    換し、且つ加算して前記制御電圧とし、ロック検出後
    は、ロック検出時点の前記第2のカウンタ(4)のカウ
    ント内容をラッチして、そのラッチ出力を前記粗調整用
    DA変換器に入力し、且つ該ロック検出時点からの変化
    分のカウント内容を前記微調整用DA変換器に入力する
    ように切替える構成としたことを特徴とする請求項1記
    載の自動周波数制御回路。
  4. 【請求項4】 前記切替手段(7)は、前記ロック検出
    器(6)によるロック検出前は前記DA変換器(5)の
    出力電圧範囲を広くし、ロック検出後は、ロック検出時
    点の前記第2のカウンタ(4)のカウント内容に従った
    出力電圧を含み、且つ該出力電圧の範囲を狭くするよう
    に切替える構成としたことを特徴とする請求項1記載の
    自動周波数制御回路。
JP20775291A 1991-08-20 1991-08-20 自動周波数制御回路 Withdrawn JPH0548393A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20775291A JPH0548393A (ja) 1991-08-20 1991-08-20 自動周波数制御回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20775291A JPH0548393A (ja) 1991-08-20 1991-08-20 自動周波数制御回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0548393A true JPH0548393A (ja) 1993-02-26

Family

ID=16544960

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20775291A Withdrawn JPH0548393A (ja) 1991-08-20 1991-08-20 自動周波数制御回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0548393A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6567479B1 (en) * 1998-04-21 2003-05-20 Uniden Financial, Inc. System and method for extracting and compensating for reference frequency error in a communications system
JP2009296341A (ja) * 2008-06-05 2009-12-17 Fujitsu Ltd 発振装置、受信装置および発振制御方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6567479B1 (en) * 1998-04-21 2003-05-20 Uniden Financial, Inc. System and method for extracting and compensating for reference frequency error in a communications system
JP2009296341A (ja) * 2008-06-05 2009-12-17 Fujitsu Ltd 発振装置、受信装置および発振制御方法
US8483332B2 (en) 2008-06-05 2013-07-09 Fujitsu Limited Oscillating apparatus, receiving apparatus, and oscillation control method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5440268A (en) AFC circuit for QPSK demodulator
US5638140A (en) FPLL having AFC filter with limited phase shift
JPH11177646A (ja) 復調装置
US6081563A (en) AFC circuit of digital demodulation device
JP2755210B2 (ja) 周波数自動制御回路
JP3570902B2 (ja) 位相周波数検出器およびそれが組み込まれた位相ロックループ回路
US5347228A (en) BPSK demodulator using compound phase-locked loop
JPH0548393A (ja) 自動周波数制御回路
US5317602A (en) Base-band delayed detector with synchronizing circuit
US6411658B1 (en) Demodulation device
JPH07154435A (ja) 周波数検出器
US5621483A (en) Polarity selection circuit for bi-phase stable FPLL
JP3029394B2 (ja) Fsk復調装置
JPH05211535A (ja) 復調器のafc回路
JP3404310B2 (ja) ディジタル変調波の復調回路
US5900751A (en) Automatic frequency control circuit with simplified circuit constitution
JP3481486B2 (ja) ディジタル復調装置
JPH0897874A (ja) オフセットqpsk復調器
JPH0541717A (ja) デジタル変調波の復調装置
JPH0541718A (ja) デジタル変調波の復調装置
JP3342892B2 (ja) デジタル変調波の搬送波再生回路
JP3304996B2 (ja) 搬送波再生回路
JPH08237313A (ja) 多値fsk復調回路
JPH0758794A (ja) 位相比較回路
US7084714B2 (en) Quadrature modulator and demodulator

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981112