JPH0548101B2 - - Google Patents

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JPH0548101B2
JPH0548101B2 JP26649287A JP26649287A JPH0548101B2 JP H0548101 B2 JPH0548101 B2 JP H0548101B2 JP 26649287 A JP26649287 A JP 26649287A JP 26649287 A JP26649287 A JP 26649287A JP H0548101 B2 JPH0548101 B2 JP H0548101B2
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JP
Japan
Prior art keywords
sliding surface
rod
cutting
square
inner sliding
Prior art date
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Application number
JP26649287A
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English (en)
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JPS63126449A (ja
Inventor
Yasunori Tashiro
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Rheon Automatic Machinery Co Ltd
Original Assignee
Rheon Automatic Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Rheon Automatic Machinery Co Ltd filed Critical Rheon Automatic Machinery Co Ltd
Priority to JP26649287A priority Critical patent/JPS63126449A/ja
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  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は饅頭やオハギ等のように、内包材を外
皮材により包み込んだ食品の製造にあたり、同心
円状に内包材を有し、連続した棒状体として供給
される棒状生地体を、内包材が露出しないように
連続して分割することに関する。
(従来の技術) 従来の切断装置は特許第587809号のようなもの
があり、二重構造の連続棒状体で吐出される棒状
生地を、多数の薄板を重ねた多重層シヤツターに
より、そのシヤツターの開口部を開閉させて、該
開口部を通過する棒状生地を切断するようになつ
ている。
ところが、この棒状生地体の切断の際に、外皮
材で内包材を包被する効果が十分に発揮出来なか
つたり、また、比較的粘性の大きな生地素材の場
合には、外皮材等がシヤツター部材に粘着したり
する等の問題が発生し、包被物としての十分な包
被効果が得られなかつた。
また、第9図に示されるような、一般的な切断
刃28を用いて棒状生地体1を切断する場合の例
を考えると、該切断刃部材によつて矢印S′方向に
切り込む場合には、内包材3を外皮材2で覆つて
いる棒状生地体1は、該棒状生地体の外皮材2が
切断されて、その内部の内包材3を矢印p1,p2
向に移動させるので、それ等の作用によつて、包
被物4は良好な状態で包被球断が行われ得ないも
のとなり、その切断面から内包材3が露出する等
の問題が発生する。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は上記のような欠点を解消すものであ
り、二重構造の連続棒状体で吐出される生地の内
包材が外部に露出しないで切断出来るようにする
ことを目的とし、簡便な機構のシヤツター装置を
用いることによつて、内包材を外皮材で覆つた状
態で成形し得るような装置を提供することを目的
としている。
(問題点を解決するための手段および作用) 本発明のシヤツター装置は、多角形の枠体の内
部に、複数個の角形片を摺動可能に設けており、
該角形片によつて構成される中央部の囲みを、包
被物を形成するための棒状生地体の通路として形
成している。
また、本発明の角形片は、棒状生地体に接して
その切断を行う内摺動面、該内摺動面と頂部を介
して接する側摺動面、枠体の摺動面に接する外摺
動面とから構成され、所定の厚みを有し、前記内
摺動面と側摺動面との接する面は、該角形片の上
下双方から斜めに切り欠いた状態で上斜面と下斜
面とを形成し、前記4つの面が頂部あるいは短い
線で接するように形成される。
そして、本発明の包被切断装置において、前記
角形片の内摺動面により形成される囲みが、該角
形片を次第に狭める際に、棒状生地体に接する内
摺動面が次第に巾の狭いものとなりながら、該囲
みを狭めるような作用を行うので、接触部が棒状
生地体の外皮を中心部まで誘導して行く作用が生
じ、外皮が内包材を完全に包被し、包被物を棒状
生地体から分離するようにしたものである。
さらに、本発明のシヤツター装置は、枠体の内
部に配置される角形片のうち、1つの部材を駆動
機構によつて駆動すると、他の角形片がそれぞれ
摺動面を介して押されるので、すべての角形片が
同期移動することになり、その動作によつて、中
央に形成される囲みが次第に狭められるような動
作を行うものとなる。
したがつて、本発明の包被切断装置において
は、シヤツター装置の機構が非常に簡素化される
とともに、棒状生地体に対する切断の動作を行う
に際して、内包材を外皮材により包み込む動作が
確実に行われ、その包被球断の効果が良好に発揮
され得るものとなる。
(実施例) 本発明の包被切断装置を図示される一実施例に
もとづいて説明すると、第1図ないし第3図に示
されるように、シヤツター装置10は枠体11の
内部に、複数個の同形状の角形片20,20a,
20b,……を収容しており、これ等の角形片を
同期させて駆動するようにしている。
図示される実施例において、枠体11は六角形
状に形成されており、その各面が角形片に対する
摺動面または、案内面12として形成され、該案
内面12に対して角形片20の外摺動面26が摺
動するようになつている。
本発明のシヤツター装置10は、第4図に示さ
れるように、6個の角形片のうち、1つの角形片
20を駆動用の部材として設定するものであつ
て、この駆動用の角形片20にクランクピン15
を設け、該ピン15にロツド16を接続し、該ロ
ツド16の他端部を接続するスライダー17が、
クランク装置18により往復移動させるようにし
ている。
そして、上記した6個の角形片の内部には、該
角形片の内摺動面により形成された六角形状の囲
み6が形成されており、該囲み6の内部に挿入さ
れた棒状生地体を、所定の大きさのものとして包
被球断するような作用が行われる。
この棒状生地体の包被球断に際しては、枠体1
1の内部で、1つの角形片20を矢印S方向に移
動させると、角形片20の内摺動面21の、角形
片20aの側摺動面22aに接する面が、該角形
片20aを矢印S方向に向けて押圧する状態とな
る。
そして、それによつて角形片20の外摺動面2
6が枠体11の案内面12を摺動し、該角形片2
0の時計方向の側部に隣接する角形片20aを矢
印S2方向にさせ、更に、その角形片20aに隣接
する角形片20bを……と、順次隣接する角形片
をS1,S2,……S6方向に移動させるような動作と
なる。
したがつて、本発明のシヤツター装置10にお
いては、枠体11内で1つの角形片を駆動機構に
よつて駆動するのみで、全ての角形片を移動さ
せ、その中央部に形成される囲み6を次第に狭め
るような作用が行われるものとなる。
本発明のシヤツター装置に用いられる角形片
は、第5図に示されるような構成の部材であり、
所定の厚さaを有し、シヤツター装置として組み
合わせられた場合に、囲み6を形成する内摺動面
21、該内摺動面の側部に位置される側摺動面2
2、および、枠体の案内面に摺動する外摺動面2
6とからなる。
また、前記内摺動面21と側摺動面22とが接
する面の部分は、上下から斜めに切り込んだ状態
で、上斜面23と下斜面24とが形成されてお
り、上記した内摺動面21、側摺動面22、上斜
面23、および、下斜面24とが頂部25で接す
るようになつている。
この上斜面23と下斜面24が設けられている
ことにより、本発明は棒状生地体1を絞る状態で
切断するとき、シヤツター装置10の中央部の囲
みが小さくなるにしたがつて、角形片が棒状生地
体1に接する巾、つまり内摺動面21の巾が上下
均等に狭くなる(a→a′→a″)効果が生まれる。
これらの本発明の機械的作用を、連続して囲み
6に供給される棒状生地体1が外皮材2によつて
内包材3を棒状に包被した連続体であつた場合の
切断効果について説明すると、第6図、第7図に
おいて内摺動面21は、棒状生地体1の側面から
直角にaの巾で圧接し、食い込んでゆくため、こ
の内摺動面21に接触している部分の外皮材2
は、内摺動面21に粘着した状態で、上下方向に
流動することが出来ず、内摺動面21とともに棒
状生地体1の中心方向に移動する。
矢印m1,m2はその外皮の押圧によつて生じる
内包材3の流動方向を示している。
また、前記したごとく本発明のメカニズムは、
内摺動面21は、囲みの中心に移動するにしたが
つて、外皮材2に圧接する面は上下均等に小さく
なつてゆく(a→a′→a″)から、その減つた面積
に対応する外皮材2は、切断されてゆく棒状体の
直径の減少部分、つまり、切断面に該当する部分
を覆うことになり、第8図に示すように内摺動面
21がa″で示すようなゼロ、または、切断に足り
うる少ない面積となつたときに包被切断が完了す
る。
すなわち、本発明の切断効果は、第3図に示す
ように、内摺動面21と、側摺動面22との接合
面25が中央に集合して、囲みがゼロになつたと
きに、切断が終了するとともに、該シヤツター装
置の上下部分で、棒状生地体1に対する包被球断
が行われて、該シヤツターの下部からは内包材3
を生地2で包んだ状態で、製品4として製造され
るものとなる。
この発明効果は従来技術と比較すると、従来の
刃物切断の場合は、第9図に示されるように、生
地に接する刃物28の部分が生地に対して直角な
圧接でないため、クサビ効果により生地2は刃物
先端から逃げ、第12図に示すような内包物3を
外皮2によつて覆うことが出来ずに、内包材が上
下面に露出した状態の製品34が形成されてしな
い、本発明のような包被切断を行うことは出来な
い。
また、生地に圧接する面の減少が、上下ともに
発生しない場合は、第10図および第11図に示
されるごとく内包材が露出し、完全な包被球断を
果たすことが出来ないものとなる。
上記したように、棒状生地体の包被球断が行な
われた後、該角形片はその駆動装置によつて、矢
印Sとは反対の方向に移動されるものとなり、角
形片により形成される囲みは次第に開かれ、その
囲みの内部に棒状生地体1が降下して挿入される
状態となる。
前述したような動作を繰り返すことによつて、
本発明の装置においては、内包材を外皮で包んだ
状態で、饅頭やオハギ等の食品を、自動的に連続
して成形することが出来るものとなるのである。
第10図において、角形片31は本発明の角形
片20該当する部材を示しているが、該角形片3
1,31′は、棒状生地体を囲む状態に複数個配
置されており、それらを生地体の円周方向から圧
接面積を減少しながら、挟圧することによつて切
断の作用が行われるようになつている。この例に
おいて、角形片31の本体の上面は平らに形成さ
れていて、本発明の上斜面に相当する部分がな
く、下方には下斜面に相当する部分として、斜面
32が設けられている場合に、該角形片31によ
つた切断される棒状生地体1は、その角形片31
の水平面に接する面が剪断状態となつて、内包材
3が露出し、斜面32により切断された製品35
の上部分は、包被球断が行われた状態となる。
また、第11図に示されるように、角形片3
3,33′が第10図の角形片31と反対の側に
斜面を有している場合には、製品36の下面が包
被球断された状態となるが、該製品36の上面で
は、内包材が露出した状態の剪断が行われ、本発
明の装置の場合のように、上下面がともに内包材
を外皮が覆つた状態の包被球断が行われないもの
となる。
なお、本発明の包被切断装置においては、1つ
の角形片を駆動することによつて、他の角形片が
同期移動され、その動作によつて、棒状生地体を
切断するための内摺動面により構成される囲みが
次第に狭められ、それによつて該棒状生地体の包
被球断の動作が行われるものとなる。
また、本発明の包被切断装置では、シヤツター
装置に対する駆動機構として、クランク機構を用
いる場合の例を示しているが、本発明の装置にお
いては特に図示される例の機構に限定されるもの
ではなく、その他に、任意の機構を用いることが
可能である。
(発明の効果) 本発明の包被切断装置は、上記したような構成
を有する装置であり、切断刃物としての角形片の
剪断面に上下斜面を設けているために、該角形片
により構成される囲みを閉じるように作用させる
際に、内包材を有する棒状生地を皮部を残して包
被球断を行い得るものとなり、その機構を簡素化
出来るものとなる。
また、本発明のシヤツター装置は複数の角形片
を用いるものであり、その1つを駆動することに
よつて、棒状生地体を切断するための角形片によ
り形成される囲みが、次第に狭められるとともに
るので、棒状生地体を押圧する巾が狭くなるの
で、内包材が露出されることなく、外皮材により
良好な状態で包み込みの作用を行い得るものとな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシヤツター装置の構成を示す
平面図、第2図及び第3図は、それぞれ囲みを狭
める状態を示す説明図、第4図は本発明の包被切
断装置の平面図、第5図は本発明の角形片の構成
を示す斜視図、第6図ないし第8図は、それぞれ
本発明の装置による棒状生地体の切断の動作を示
す説明図、第9図ないし第11図は、それぞれ従
来例の装置による棒状生地体の切断の状態を示す
説明図であり、、第12図は第9図の装置で製造
される製品の状態を示す側面図である。 図中の符号、1……棒状生地体、2……外皮
材、3……内包材、4……包被物、10……シヤ
ツター装置、11……枠体、12……案内面、1
8……クランク装置、20……角形片、21……
内摺動面、22……側摺動面、23……上斜面、
24……下斜面、25……頂部、26……外摺動
面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 枠体の内部に、複数個の多角形状の角形片
    を、その枠体の案内面に沿つて同期した状態で摺
    動させるように配置し、該角形片によつて形成さ
    れる中央部の囲みを包被物を形成するための棒状
    生地体の通路として形成し、 前記角形片は棒状生地体に接してその切断の作
    用を行う内摺動面、該内摺動面と頂部を介して接
    する側摺動面、枠体の摺動面に接する外摺動面と
    から構成され、所定の厚みを有し、前記内摺動面
    と側摺動面との接する面は、該角形片の上下双方
    から斜めに切り欠いた状態で上斜面と下斜面とを
    設け、前記4つの面で頂部が接するように構成
    し、 前記枠体内部で角形片を連動させた状態で移動
    させるにしたがつて、各角形片の内摺動面によつ
    て形成される囲みが小さくされるとともに、内摺
    動面により棒状生地体に対する押圧面の巾が、そ
    の角形片の厚み方向の中央に向つて次第に狭くな
    るように作用されることを特徴とする包被切断装
    置。
JP26649287A 1987-10-23 1987-10-23 包被切断装置 Granted JPS63126449A (ja)

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