JPH0548063Y2 - - Google Patents

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JPH0548063Y2
JPH0548063Y2 JP16593086U JP16593086U JPH0548063Y2 JP H0548063 Y2 JPH0548063 Y2 JP H0548063Y2 JP 16593086 U JP16593086 U JP 16593086U JP 16593086 U JP16593086 U JP 16593086U JP H0548063 Y2 JPH0548063 Y2 JP H0548063Y2
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hot air
combustion
burner
outer cylinder
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野] この考案は、穀粒乾燥機における熱風発生装置
に関する。 [従来技術及び考案が解決しようとする問題点] 穀物乾燥機において、乾燥用空気取り入れ用風
洞の入口側に熱風発生装置を設ける場合、従来
は、例えば特開昭58−99605号におけるように乾
燥機の側壁よりも外方にカバー枠体を設け、これ
にバーナを支持させる形態が一般的である。 ところが、上記の形態ではバーナ部分が外方に
張り出して乾燥機の前後長さを長くする欠点があ
る。 このため、バーナ部分を一部乃至全部を乾燥機
機枠内に収納すればよいが、燃焼体下部には下部
受皿等を有し、乾燥風導入風洞の内部にその一部
乃至前部を収容しようとすると燃焼筒の前面開口
部が当該風洞の上位に位置し、この燃焼筒からの
燃焼火炎は風洞全面に分布し難く温度むらを生ず
る。殊に上下方向において著しい。 [問題を解決するための手段] このためこの考案は、貯留タンク2から流下す
る穀粒に熱風を浴びせて乾燥する穀物乾燥機にお
いて、乾燥用空気を取り入れる入口風洞の乾燥機
側壁以内における位置にバーナ6の前部又は一部
を設定し、該バーナ6の燃焼筒20出口部イに、
側面視においてやや下方向きに案内する案内外筒
26を設け、この案内外筒26外端部の開口面積
A2は上記燃焼筒20出口部イ近傍における開口
面積A1よりも大に形成してなる穀粒乾燥機にお
ける熱風発生装置の構成とする。 [考案の作用及び効果] バーナ6の燃焼火炎は燃焼筒20から案内外筒
26を経て完全燃焼されて熱風室7内に至るもの
である。案内外筒26は下向きに傾斜し、然も燃
焼筒20開口部イ近傍の開口面積A1が出口部の
開口面積A2よりも小さく火炎噴出方向に拡大管
路に形成されている。従つて、火炎は外部導入空
気に伴つて漸次下方向に方向を変更しつつ噴出さ
れるため、バーナ6の燃焼筒20の開口部イ位置
を上位に設定する場合にあつても熱風室7上下の
温度分布にむらを生ずること少なく、バーナ6の
前部又は一部を乾燥機の側壁以内に設定するもの
において有利である。又、案内外筒26出口部か
ら開口断面の大きい熱風室6に向け広がりながら
噴出するためこの噴出抵抗が少なく吸引フアン動
力を可及的に少なくできる。 [実施例] この考案の一実施例を図面に基づき説明する。 1は穀粒乾燥機の機枠で、上部の貯留タンク
2、中間部の乾燥室3、及び下部の集穀室4を重
設してなり、該機枠1外部には集穀室4の一側に
集めた穀粒を貯留タンク2に揚上還元する昇降機
5を立設する。尚、乾燥室3は、バーナ6に通じ
る熱風室7と吸引フアン8に通じる排風室9との
間に流下通路10,10を形成してなり該流下通
路10,10を通過する際穀粒に熱風を浴びせて
乾燥する公知の構成である。 上記昇降機5内には、上下の駆動プーリ乃至被
動プーリ間に掛け廻すベルト11を有し、該ベル
ト11には一定間隔毎にバケツト12,12…を
配設している。このバケツト12,12…は、上
記集穀室4の下部に横設する移送螺旋13で一側
に移送された穀粒を掬い上げ、上方に向けて搬送
し、往行程の移送終端部から投げ口部14に跳ね
出す構成である。15は、この跳ね出し穀粒を受
けて水平移送する上部移送螺旋、16は拡散盤、
17,17は繰出バルブである。 上記バーナ6は所謂ポツト式の形態であり、燃
焼皿18、燃料ノズル19、及び燃焼筒20等か
らなり、前記熱風室7を形成すべき風洞の入口側
に位置して設けられる。このうち燃料ノズル19
は燃焼皿18の中央部上にのぞませ、このノズル
19から供給される燃料が燃焼皿18上面に拡散
分布される。21はこの燃焼皿18の上側に載置
するフインである。22は燃焼皿18の下部に設
けた下部受皿で、受皿内に点火布23、点火コイ
ル24等を設け下面にドレンパイプ30を接続
し、この下部受皿22は中央部にノズル19を介
して上記燃焼皿18を支持するとともに、固定板
25に取付けられる。燃焼筒20は固定板25の
上側に取付け、燃焼皿18上で燃焼された火炎を
誘導するもので、上部を一側水平方向に曲げて開
口イしている。 26はバーナ6の燃焼筒20部分を囲う案内外
筒で、内側下位側には傾斜板31を設けている。
これら案内外筒26と傾斜板32とにより、断面
方形に形成されその前側端部は下方向きに傾斜さ
せている。この傾斜は案内外筒26の上面部の傾
斜角αは下面部の傾斜板31による傾斜角βより
も緩く設定している。このため、上記燃焼筒20
開口部イ近傍の筒断面積A1は出口部の断面積A2
よりも小に設定されている。 尚、更に上記案内外筒26の傾斜案内部両側内
壁には、漸次内向き傾斜する案内面に形成する案
内壁27,27を設けている。 28は昇降機5の途中に設ける水分計、29は
該水分計の測定結果に基づいてバーナ6への燃料
供給量を制御する等の各種制御機構備えるコント
ロールボツクスである。 上例の作用について説明する。 図外の張込ホツパに穀粒を投入すると、昇降機
5、上部移送螺旋15を経て拡散盤16上に案内
された該穀粒はこれの回転により拡散放出されて
貯留タンク内に均分落下する。 上記の穀粒張込行程が完了すると穀物種類、仕
上水分等を設定して乾燥作業を開始するものであ
り、コントロールボツクス29内の制御部からの
乾燥開始指令により、バーナ6は燃焼し吸引フア
ン8の吸引作用で熱風が発生されて、貯留タンク
2内の穀粒は乾燥室3を流下しながら当該熱風を
浴び、集穀室4に至る。そして下側の移送螺旋で
一側に移送され昇降機5のバケツト12,12…
で揚穀されて再び貯留タンク2内に至り、暫くの
間調質作用を受ける。 このような行程を繰り返し所定の水分値に達す
ると乾燥終了するものである。 尚、上記バーナ6は、燃料ノズル19から流出
される燃料が燃焼皿18上面に拡散されて燃焼
し、燃焼された火炎は燃焼筒20から案内外筒2
6を経て完全燃焼されて熱風室7内に至るもので
ある。案内外筒26は下向きに傾斜し、然も燃焼
筒20開口部イ近傍の開口面積A1が出口部の開
口面積A2よりも小さく火炎噴出方向に拡大管路
に形成されている。従つて、火炎は外部導入空気
に伴つて漸次下方向に方向を変更しつつ噴出され
るため、バーナ6の燃焼筒20の開口部イ位置を
上位に設定する場合にあつても熱風室7上下の温
度分布にむらを生ずること少なく、又、案内外筒
26出口部から開口断面の大きい熱風室7に向け
広がりながら噴出するためこの噴出抵抗が少なく
吸引フアン8動力を可及的に少なくできる。 又、案内外筒26の出口部には左右に傾斜案内
壁27,27を配設するから、噴出火炎は左右側
において縮小される。このため、前後に長い熱風
室6内における左右方向の温度むらが少なくな
る。 尚、本件実施例における温度分布を、熱風室6
内前後5個所の夫々上下2位置の合計10ポイント
において測定した結果は次のとおりである。a〜
eは熱風室7の測定点を示し、aはバーナ6近
く、以下b,c…の順に奥側となる(第5図)。
【表】 従来のバーナ装置、即ち案内外筒形状を直状と
し、傾斜案内板27,27を付設しないものを乾
燥外壁以内に構成する場合の測定結果は次のとお
りである。
【表】 上記の測定結果からも明らかなとおり、本実施
例では温度ばらつき(最高温度と最低温度との
差)が11℃であるのに対し、従来例では29℃と大
きい。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例を示すもので、第1図
は全体正面図、第2図はその断面図、第3図は要
部の側断面図、第4図はその平面図、第5図は測
定点a〜eを示す側面図である。 1は穀物乾燥機の機枠、2は貯留タンク、3は
乾燥室、6はバーナ、7は熱風室、8は吸引フア
ン、18は燃焼皿、20は燃焼筒、22は下部受
皿、26は案内外筒を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 貯留タンク2から流下する穀粒に熱風を浴びせ
    て乾燥する穀物乾燥機において、乾燥用空気を取
    り入れる入口風洞の乾燥機側壁以内における位置
    にバーナ6の前部又は一部を設定し、該バーナ6
    の燃焼筒20出口部イに、側面視においてやや下
    方向きに案内する案内外筒26を設け、この案内
    外筒26外端部の開口面積A2は上記燃焼筒20
    出口部イ近傍における開口面積A1よりも大に形
    成してなる穀粒乾燥機における熱風発生装置。
JP16593086U 1986-10-28 1986-10-28 Expired - Lifetime JPH0548063Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16593086U JPH0548063Y2 (ja) 1986-10-28 1986-10-28

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JP16593086U JPH0548063Y2 (ja) 1986-10-28 1986-10-28

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Publication Number Publication Date
JPS6369989U JPS6369989U (ja) 1988-05-11
JPH0548063Y2 true JPH0548063Y2 (ja) 1993-12-20

Family

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JP16593086U Expired - Lifetime JPH0548063Y2 (ja) 1986-10-28 1986-10-28

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JPS6369989U (ja) 1988-05-11

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