JPH0547919Y2 - - Google Patents

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JPH0547919Y2
JPH0547919Y2 JP4592589U JP4592589U JPH0547919Y2 JP H0547919 Y2 JPH0547919 Y2 JP H0547919Y2 JP 4592589 U JP4592589 U JP 4592589U JP 4592589 U JP4592589 U JP 4592589U JP H0547919 Y2 JPH0547919 Y2 JP H0547919Y2
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JP
Japan
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fitting part
pipe joint
pipe
male
female
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JP4592589U
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JPH02136898U (ja
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  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は高所に架設された通信ケーブルを、建
築工事や配電線工事等による損傷から防護するべ
く使用される保護管を連結するための管接手に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来、例えば、裸電線が交差する所や、他の建
築物に近接する個所に被せたり、或いは高圧電線
等の活線作業に使用する電線絶縁用の保護管を接
続するのに、保護管と管接手を一体的に溶着した
り、或いは複雑な組合わせによつて連結する手段
が用いられていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような保護管の取付け並び
に管接手による連結はすべて危険を伴なう高所作
業であ、しかも工事終了後には殆んどの場合撤去
するものであるから、前記のように保護管と管接
手を一体的に溶着したり、複雑な組合わせで連結
するといつた従来の手段では、取付けは勿論のこ
と、取外しに際しても作業性を中心にして問題が
ある。
それ故に本考案の目的は、このような問題を解
決した、取付け並びに取外しの何れもが略ワンタ
ツチで行なえる管接手を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の管接手は、通信ケーブルを導入させる
割目を設けた半割り筒体の両端に夫々複数個の係
合してなる保護管を連結するべくその両端に嵌合
させる雌雄一対のものであつて、これらの各管接
手は夫々半割り状とした短筒体の一端に保護管に
嵌挿させる嵌挿部を設けてこれらの嵌挿部の表面
に前記係合孔に嵌合させる突起を複数個設け、一
方の管接手Aの他端には雁首形状の雄嵌合部を周
設すると共に、該雄嵌合部の外周を一部切欠いて
係合部を形成し、他方の管接手Bの他端はラツパ
状に開口してその内側に前記雄嵌合部を嵌合させ
る雌嵌合部を周設すると共に、該雌嵌合部に前記
係合部に係合するストツパを突設し、さらに該管
接手Bの割目の両端縁より脚片を対向状に突設し
て対向する脚片をプランジヤー付きのナイラツチ
で連結して構成される。
〔作用〕
管接手A,Bは夫々嵌挿部を保護管の管端に嵌
入させて、各突起を保護管々端に設けた係合孔に
突入させて取付ける。
そして、管接手B及び保護管に設けた脚片を互
いに拡開させた隙間から通信ケーブルに被着させ
る動作を繰返して複数本の保護管を通信ケーブル
に装着する。このようにして通信ケーブルに装着
した各保護管は管接手Bに取付けたナイラツチの
プランジヤーを引張つてフリー状態とした雌嵌合
部に対してり隣接した管接手Aの雄嵌合部を嵌入
させ、ついで前記のようにフリー状態としたプラ
ンジヤーを押付ければ雄嵌合部と雌嵌合部の嵌合
は固定され、隣り合う二本の保護管を連結する。
また、このように連結した保護管は前記プラン
ジヤーを引張つてナイラツチをフリー状態とし、
管接手Bの雌嵌合部の割目を指先で拡開させて管
接手Aの雄嵌合部の嵌合を解除し、ついで、管接
手及び保護管に設けた脚片を互いに拡開させた隙
間により通信ケーブルから離脱させ、取外しでき
る。
〔実施例〕
以下に本考案の一実施例を図面と共に説明す
る。図において、1は所要の長さを持つた半割り
円筒体により形成された保護管であり、割目沿い
両端縁に脚片2,2を対設すると共に、この脚片
2,2の一端に連通孔3,3を開設し、さらに保
護管1の両端に夫々、割目を跨ぐ個所と、割目に
対向する個所の計3個所に係合孔4を開設する。
A,Bは保護管1の両端に取付けて使用され
る、雌雄一対をなす管接手であり、何れも半割り
状とした短筒体の一端に保護管1の管端に嵌挿さ
せる嵌挿部5を設けて、これらの嵌挿部の表面に
前記各係合孔4に嵌合させる突起6を3個ずつ突
設し、各嵌挿部5の終端にストツパとなる鍔部7
を周設する。そして、一方の管接手Aの他端には
雁首形状の雄嵌合部8を周設すると共に、該雄嵌
合部8の外周を一部切欠いて係合部9を形成す
る。
また、他方の管接手Bの他端はラツパ状に拡開
させてその内側に前記雄嵌合部8を嵌合させる雌
嵌合部10を周設すると共に、該雌嵌合部10に
前記係合部9に係合するストツパ11を突設す
る。さらにこの管接手Bには割目の両端縁より脚
片12,12を対向状に突設し、対向する該脚片
12,12をナイラツチ13で連結させる。この
ナイラツチ13は一端に設けたプランジヤー14
を引張ることで脚片12,12はフリー状態とな
り、プランジヤー14を押付けると脚片12,1
2は密着し、固定状態となる。なお、15は脚片
12,12と対向する外側に設けた把手である。
これらの管接手A,Bは夫々、一端に設けた嵌
挿部5を保護管1の管端に嵌挿して各突起6を係
合孔4に嵌合させて第2図に示すように保護管1
に取付けておく。なお、管接手Aは保護管1の連
通孔3を設けた方の管端に取付けるようにする。
次にこのように両端に管接手A,Bを取付けた
保護管の使用について説明する。第4図において
Cは所要の高さに架設された通信ケーブルであ
り、この通信ケーブルCに対してさの上方から、
プランジヤー14を引張つてナイラツチ13をフ
リー状態とした管接手Bの脚片12,12を拡開
させてその隙間から同図のように管接手Bを通信
ケーブルCに被着させ、引続き保護管1の脚片
2,2を拡開させつつ同図に示した斜めの状態か
ら管接手Aの方を下げ水平状態として該保護管1
及び管接手Aをも通信ケーブルCに被着させる。
引続き、同じようにして二本目以降の保護管を通
信ケーブルCに装着する。
このようにして通信ケーブルCに装着した保護
管どうしは、対向する管接手Bの雌嵌合部10に
対して対向する管接手Aの雄嵌合部8を嵌め込
み、一方の管接手Bの回動を固定した状態で他方
の管接手Aを回動させて係合部9をストツパ11
に係合させ、互いに回動することのないように連
結し、ついで、プランジヤー14を押付けて固定
状態とし、二本の保護管1,1を連結固定する。
同じようにして通信ケーブルCに装着したすべて
の保護管を一体に連結する。
次にこのようにして通信ケーブルCに装着した
保護管全体の移動及び回動を防止する手段を述べ
ておく。先ず、第5図に示すように管接手Bが電
柱Pに近接しているときは、管接手Bの把手15
を利用してバインド線Wを電柱P及びケーブル支
持線Sに夫々縛りつけて固定し、また第6図に示
すように管接手Aが電柱Pに近接しているとき
は、保護管1の脚片2,2に開設した連通孔3を
利用してバインド線Wを電柱P及びケーブル支持
線Sに夫々縛りつけて固定する。さらに、第7図
に示すように管接手A,Bともに電柱P,Pから
離れた位置にあるときはバインド線W,Wを管接
手Bの把手15と連通孔3から延出させて、夫々
ケーブル支持線Sに縛りつけて固定するようにす
ればよい。
最後にこのように通信ケーブルCに取付けられ
た保護管を用済み後に撤去する場合を説明する。
撤去するに際しては第8図に示すように先ず、管
接手Bのナイラツチ13のプランジヤー14を引
張つて脚片12,12をフリーにした状態で該管
接手Bのラツパ状に形成した口元の割目に一方の
親指を当てて、雌嵌合部10を拡開させてやれ
ば、この雌嵌合部10に嵌合している雄嵌合部8
を容易に離脱させることができる。そして、脚片
12,12を互いに拡開させた隙間か通信ケーブ
ルCを脱出させて管接手Bを離脱させ、引続き脚
片2,2を互いに拡開させて保護管1及び管接手
Aを通信ケーブルCから脱出させればよい。
〔考案の効果〕
以上に述べたように本考案の通信ケーブル保護
管用管接手は、半割り円筒体よりなる保護管の両
端に設けた複数個の係合孔に対して雌雄一対をな
す嵌合部を備える管接手の一端に設けた嵌挿部を
嵌挿させて、該嵌挿部に設けた突起を前記係合孔
に係合させて取付け、対向する管接手の雌雄嵌合
部の嵌合は一方の管接手に取付けたナイラツチの
プランジヤーを引張り若しくは押す動作によりワ
ンタツチ的に、固定状態或いはフリー状態とする
ことができるから、高所作業である通信ケーブル
保護管を連結固定した状態への取付け並びに連結
固定した状態からの取外しの何れも作業性よく行
なうことができるものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例に係わるもので第1図は
保護管及び各管接手の斜視図、第2図は保護管の
両端に管接手A,Bを取付けた状態を示す半割り
断面図、第3図は雌雄嵌合部を嵌合させた状態を
示す半割り断面図、第4図は通信ケーブルへの取
付けを説明する側面図、第5図乃至第7図は通信
ケーブルへ装着した保護管の移動及び回転を防止
する手段を説明する側面図、第8図は雌嵌合部の
固定を解除する状態を説明する斜視図である。 1……保護管、4……係合孔、5,5……嵌挿
部、6……突起、8……雄嵌合部、9……係合
部、10……雌嵌合部、11……ストツパ、1
2,12……脚片、13……ナイラツチ、14…
…プランジヤー、A,B……管接手、C……通信
ケーブル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長手方向に通信ケーブルを導入させる割目を設
    けた半割り筒体の両端に夫々複数個の係合孔を開
    設してなる保護管を連結するべくその両端に嵌合
    させる雌雄一対の管接手であつて、これらの各管
    接手は夫々半割り状とした短筒体の一端に保護管
    に嵌挿させる嵌挿部を設けてこれらの嵌挿部の表
    面に前記係合孔に嵌合させる突起を複数個設け、
    一方の管接手Aの他端には雁首形状の雄嵌合部を
    周設すると共に、該雄嵌合部の外周を一部切欠い
    て係合部を形成し、他方の管接手Bの他端はラツ
    パ状に開口してその内側に前記雄嵌合部を嵌合さ
    せる雌嵌合部を周設すると共に該雌嵌合部に前記
    係合部に係合するストツパを突設し、さらに該管
    接手Bの割目の両端縁より脚片を対向状に突設し
    て対向する脚片をプランジヤー付きのナイラツチ
    で連結して構成した通信ケーブル保護管用管接
    手。
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JPH02136898U JPH02136898U (ja) 1990-11-15
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