JPH0547757B2 - - Google Patents

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JPH0547757B2
JPH0547757B2 JP56500019A JP50001980A JPH0547757B2 JP H0547757 B2 JPH0547757 B2 JP H0547757B2 JP 56500019 A JP56500019 A JP 56500019A JP 50001980 A JP50001980 A JP 50001980A JP H0547757 B2 JPH0547757 B2 JP H0547757B2
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    • H01H51/22—Polarised relays
    • H01H51/2209—Polarised relays with rectilinearly movable armature
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L9/00—Valve-gear or valve arrangements actuated non-mechanically
    • F01L9/10—Valve-gear or valve arrangements actuated non-mechanically by fluid means, e.g. hydraulic
    • F01L9/16—Pneumatic means
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L9/00—Valve-gear or valve arrangements actuated non-mechanically
    • F01L9/20—Valve-gear or valve arrangements actuated non-mechanically by electric means
    • H—ELECTRICITY
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Description

請求の範囲 １ 二つの静止位置間を移動可能であり、それぞ
れの静止位置において吸着・解放され得る可動片
を有する二位置機構において、 前記可動片を前記二静止位置間で往復運動自在
に弾性的に支持すると共に、前記可動片を前記二
静止位置の中立位置に復帰させる付勢力を有し、
前記可動片に一方の静止位置から他方の静止位置
まで向かう方向の前記往復運動の少なくとも半サ
イクル運動を行なわしめる弾性手段と、 相互に離間して前記二静止位置の各々を確定
し、前記半サイクル運動に従つていずれかの静止
位置に近づきつつある前記可動片を、前記静止位
置付近において、前記可動片を中立位置に復帰さ
せる弾性手段の付勢力とは逆向きで等しい磁力を
発生する吸引、解放可能な吸着・解放装置と、 を備え、 前記吸着・解放装置の各々は、好ましくは非導
電性又は導電性を殆ど有さない永久磁石と、該永
久磁石の磁力を中性化及び増幅すべくこれに効力
を及ぼす励磁コイルと、前記可動片に磁力を作用
させる強磁性極片と、を備え、励磁コイルは、一
方の効力が増幅されると他方の効力が減衰される
ように電気的に励磁されるようにしたことを特徴
とする二位置機構。
２ 前記可動片は、前記弾性手段によつて、相反
する二方向への運動が可能であり、前記吸着・解
放装置は、前記可動片が此等両方向の運動におい
て異なる抵抗を受ける場合、前記中立位置を中心
として異なる位置となるよう配置されていること
を特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の二位
置機構。
３ 前記弾性手段が、コイルスプリングより成る
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項又は第２
項に記載の二位置機構。
４ 前記可動片は、バルブ部材に連結しており、
該バルブ部材は該可動片の前記２つの静止位置間
の移動に対応する２つの状態位置間で切換え可能
であることを特徴とする特許請求の範囲第１項に
記載の二位置機構。
明細書 本発明は、２つの静止位置を有する機構とその
作用に関するものであり、前記静止位置間を移動
する可動片の運動に対する厳格なコントロールを
行なつていない。以下、便宜上、上記機構を二位
置機構と称する。
二位置機構の例を挙げると、リレー、ソレノイ
ドアクチユエータ、手動スイツチ、温度スイツチ
等がある。いずれの場合でも何らかの方法で移動
する組子（可動片）に力を与えたり、また、与え
た力を除去しなければならないが、この力は、機
械的、電気的、液体圧あるいは真空、人的あるい
は慣性的な方法で与えることができる。
前記二位置機構の操作方式としては非常に多く
あり、その応用範囲も多種多様である。従つて、
操作上の定義よりも機能的な定義付けの方が便利
であると思われる。
前記可動片の運動は、厳格にコントロールされ
ていないので、前記可動片が一方の静止位置から
他方の静止位置に移行する際、ある程度の衝撃が
生じることは二位置機構の特徴である。すなわ
ち、短い切換え時間と可動片の質量のため、過度
の衝撃が生じたり、また、前記可動片を他方の位
置に動かすには大きな力が必要となるなどの問題
がある。
本発明は、前記過度の衝撃及びエネルギーを最
小限とする二位置機構を提供することを目的とす
るものである。
本発明においては、前記可動片はコイルスプリ
ング等からなる弾性機構に支持されており、切換
えの前半ではスプリングは該可動片を加速させ、
後半では減速させるようになつている。この方法
によれば、切換え時に必要なエネルギーの大部分
は解放され、再び弾性機構に蓄えられるので、切
換えの際に消失したエネルギー分だけ供給すれば
よいこととなる。
スプリングの引張力・押圧力に抗して前述の固
定位置のどちらかに可動片を保持できるように、
スプリングの力に勝る吸引力を出す吸着・解放装
置が両位置に取付けられている。該装置によつて
前記可動片は、固定位置に近づくと引き付けられ
てそのまま保持される。該可動片を固定位置より
何時でも解放するため、吸引力は一時的に抑制さ
れ、スプリングによつて移動し始めた該可動片
は、スプリングの伸縮動の半サイクルだけ移動し
た後、反対側の固定位置付近で再び吸引され、前
述の方法で再び解放されるまで保持される。
前記ばね機構としては、好適にはコイルスプリ
ングが用いられる。
本発明の最良の実施形態としては、適当な弾性
体を使用した弾性機構と、電磁コイルを永久磁石
の極性とは逆に励磁して該永久磁石の磁力の一部
又は全部を相殺すること及び前記電磁コイルを永
久磁石と同極となるよう励磁して該永久磁石によ
る磁石との総和により吸引力を増大するようにし
た吸着・解除装置とから構成され、前記可動片の
吸着・解放作用をスムーズに行なうようにする。
以下、本発明を図面に示す一実施例に基づき詳
細に説明する。
第１図はポペツト弁を全開位置から全閉位置ま
で切換えるために使用される二位置機構を示して
いる。この場合、２つの位置はバルブを含めた可
動片の２つの固定位置に相当する。また、第１図
では、バルブは半開の状態で、可動片は最大速度
で運動している状態を示している。
第１図のバルブボデイ１３と上部マウンテイン
グ１４との間に組込まれた弾性手段である２つの
コイルスプリング１及び２は、強磁性体からなる
可動板（可動片）１１を図に示された位置に常に
保持しようと作用するので、バルブ１２を含む該
可動板１１を上下させるには、ある種の力が必要
となつてくる。
また、上部マウンテイング１４には、理想的に
は非導電性で放射状に磁化されたリング状の永久
磁石３、強磁性体からなる磁極片５と６及び励磁
コイル９から成る上部吸着・解放装置が取付けら
れている。
同様に、下部マウンテイング１５は、リング状
の永久磁石４、強磁性体からなる磁極片７と８及
び励磁コイル１０から成る下部吸着・解放装置を
支持している。両マウンテイング１４，１５は、
前記バルブボデイ１３上に取付けられた管状スペ
ーサ１７に多数のボルト１６を介して固定されて
いる。
今、ある外力、例えば、電磁力や手動でバルブ
１２が押上げられたとすると、該バルブ１２は前
記可動板１１が磁極片５，６に近づくにつれて前
記スプリング１と２による増大するばね力の抵抗
に合う。しかし前記磁極片５，６の付近において
は、磁力と前記ばね力とが等しくなるところがあ
り、そして、該等しい磁力とばね力とが互いに逆
方向に作用している限り、バランスがとれている
状態となる。さらに、押上げられて可動板１１が
磁極片５，６に近づくと永久磁石３による磁力が
強くなるので、前記可動板１１は該永久磁石３の
磁力によつて磁極片５，６に吸引され、いつまで
もその位置に吸着・保持される。
前記永久磁石３の磁力は、励磁コイル９の適当
な極性の電流によつて発生する磁力により増大さ
れる。この方法によれば、前記可動板１１が磁極
片５，６から離れていても増大した前記磁力とス
プリング１と２のばね力とをつり合せることがで
きるようになる。反対に励磁コイル９の極性を逆
にして励磁することによつて、永久磁石３の磁力
の一部あるいは全部が相殺され、その結果、前記
可動板１１は上部吸着・解放装置より解放される
こととなる。
前記可動板１１が上部吸着・解放装置から解放
されると同時に、前記上部磁極片５，６での静止
位置から下部磁極片７，８付近で再び静止するま
で、可動片（この場合は可動板１１とバルブ１２
とから構成されている）は、スプリングの伸縮動
の半サイクル運動をする。すなわち、可動板１１
が上部吸着・解放装置から解放されると同時に、
圧縮されていたスプリング１の弾発力により下方
に反発され、該弾発力の慣性により前記可動片１
１は下部磁極片７，８付近まで反発される。そし
て、前記励磁コイル１０への励磁による磁力と永
久磁石４の磁石とにより、可動板１１は、下部磁
極片７，８に吸引され静止することとなる。
前記励磁コイル９，１０は、直列・並列のいず
れの単回路であつてもよいが、一方側の永久磁石
と極性が逆になるように一方側の励磁コイルを励
磁して永久磁石の磁力の一部又は全部を相殺する
ことにより一方側の磁極片の磁力が減少した時、
これとは逆に他方側の磁極片の磁力が増大するよ
うに回路を構成する必要がある。
このような構成にしておくと、一方側の吸着・
解放装置から可動板を解放するに際して、一方側
の励磁コイルへの電流は、他方側の吸着・解放装
置が該可動板を再び吸着するまで維持される。
前記可動板の中立位置とは、両固定位置の間に
あつて弾性体である２つのスプリングによる正味
の力が働いていないところを指す。例えば、２つ
のスプリングのばね圧が異なり、可動板が他方向
よりも一方向側により強い抵抗を受ける場合にお
いては、２つの固定位置は、前記中立位置を中心
として等しくならず、ずれた位置となる。この場
合、前記可動板が移動する際一方向側にスプリン
グの強い抵抗に合うような場合は、中立点に対し
てより近い方の固定位置に吸引され、スプリング
の抵抗が弱いと中立点からみてより離れた方の固
定位置に吸引される。このようにスプリングのば
ね圧は上下等しいのが好ましいが、必ずしも等し
くなくても充分に機能するものである。
以上のように本発明によれば、２つの固定位置
間を移動するに際して、スプリングによるばね圧
を利用して一方の固定位置近くまで可動板を移動
させて、該一方の固定位置付近に可動板がくる
と、永久磁石と励磁コイルとによる磁石により該
可動板を吸引し、取込むようにしたので、消費電
力が極めて少なくて済み、また、可動板を吸着し
た後は、励磁コイルへの電流の供給を切つても前
記永久磁石による磁力により該可動板はその吸着
が保持され、電力の消費がない。また、一方の固
定位置に吸着される付近において、ばね手段によ
る抵抗と磁力とが等しくなる地点があり、これに
より前記可動板の移動速度は弱められることによ
つて、吸着による衝撃が緩和されるという本発明
特有の作用、効果を発揮するものである。
そして、本発明は次の通り、多くの用途に非常
に有利的に利用される。
(1) 高圧・高電力開閉装置。
(2) 内燃機関での弁開閉時期の完全コントロール
による部分負荷効率の改善、最大出力の増加。
(3) ガス・蒸気エキスパンダの可変急速開閉弁
（インレツト調整弁）。本発明はこれに適してい
る。
(4) 任意の時期調整の必要な機械的指数付け装
置。
(5) その他、現在ソレノイドアクチユエータが使
用されている装置。
【図面の簡単な説明】
第１図は、本発明の一実施例に係る二位置機構
をポペツト弁に適用した例を示す断面図である。
１，２：スプリング、３，４：永久磁石、５，
６：上部磁極片、７，８：下部磁極片、９，１
０：励磁コイル、１１：可動板、１２：バルブ、
１４：上部マウンテイング、１５：下部マウンテ
イング。
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