JPH0547542Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0547542Y2 JPH0547542Y2 JP2171587U JP2171587U JPH0547542Y2 JP H0547542 Y2 JPH0547542 Y2 JP H0547542Y2 JP 2171587 U JP2171587 U JP 2171587U JP 2171587 U JP2171587 U JP 2171587U JP H0547542 Y2 JPH0547542 Y2 JP H0547542Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- working device
- pivot pin
- tractor
- spring
- agricultural tractor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000004927 clay Substances 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Agricultural Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は農用トラクタに係り、詳しくは、トラ
クタ本体の後方に枢支ピンを介して作業装置を昇
降自在に枢支連結すると共に、該作業装置を昇降
させるための油圧駆動式のリフトアームを備えた
農用トラクタに関する。
クタ本体の後方に枢支ピンを介して作業装置を昇
降自在に枢支連結すると共に、該作業装置を昇降
させるための油圧駆動式のリフトアームを備えた
農用トラクタに関する。
かかる農用トラクタの本体後方に枢支連結され
た作業装置を用いて農作業を行う場合において、
該作業装置の重量が大なるとき、或いは該作業装
置が粘土質の湿田中に深く入り込んだとき、或い
は作業装置に多量の土が付着したとき等には、作
業装置をリフトアームによつて上昇させるのに極
めて大きな負荷が該リフトアームにかかるので、
その負荷を可及的に小さくするために、トラクタ
本体と作業装置（厳密にはその連結リンク）との
間にコイルばねからなる引き揚げばねを張架した
ものがあつた（例えば、特公昭37−17051号公報、
実公昭51−13371号公報）。
た作業装置を用いて農作業を行う場合において、
該作業装置の重量が大なるとき、或いは該作業装
置が粘土質の湿田中に深く入り込んだとき、或い
は作業装置に多量の土が付着したとき等には、作
業装置をリフトアームによつて上昇させるのに極
めて大きな負荷が該リフトアームにかかるので、
その負荷を可及的に小さくするために、トラクタ
本体と作業装置（厳密にはその連結リンク）との
間にコイルばねからなる引き揚げばねを張架した
ものがあつた（例えば、特公昭37−17051号公報、
実公昭51−13371号公報）。
然るに、上述のように引き揚げばねを架設して
あるものにあつては、そのばねを設ける大きいス
ペースが必要である上、そのばねが張り出し状態
に設けられているために他物と接触して損傷する
おそれも多分にあつた。
あるものにあつては、そのばねを設ける大きいス
ペースが必要である上、そのばねが張り出し状態
に設けられているために他物と接触して損傷する
おそれも多分にあつた。
本考案は、かかる問題点を解消し得る農用トラ
クタを提供することを目的とする。
クタを提供することを目的とする。
本考案に係る農用トラクタは、冒記構成の農用
トラクタであつて、前記枢支ピンには、前記リフ
トアームによる作業装置の上昇を助勢するための
つるまきばねを外嵌装着してある点に特徴を有し
ている。
トラクタであつて、前記枢支ピンには、前記リフ
トアームによる作業装置の上昇を助勢するための
つるまきばねを外嵌装着してある点に特徴を有し
ている。
かかる構成の農用トラクタにあつては、前記つ
るまきばねが従来の引き揚げばねに十分に代替可
能であり、作業装置の重量が大なるときであつて
も、或いは作業装置が粘土質の湿田中に深く入り
込んだときであつても前記つるまきばねの助勢に
よつて作業装置をリフトアームにて容易に上昇さ
せることができる。しかも、前記つるまきばねは
枢支ピンに外嵌装着されているため、その設置ス
ペースはわずかで済む。
るまきばねが従来の引き揚げばねに十分に代替可
能であり、作業装置の重量が大なるときであつて
も、或いは作業装置が粘土質の湿田中に深く入り
込んだときであつても前記つるまきばねの助勢に
よつて作業装置をリフトアームにて容易に上昇さ
せることができる。しかも、前記つるまきばねは
枢支ピンに外嵌装着されているため、その設置ス
ペースはわずかで済む。
従つて、本考案によれば、従来の引き揚げばね
を用いたものと同様、作業装置上昇時のリフトア
ームの負荷軽減が図れる上、従来の引き揚げばね
を用いたもののように、ばね設置用の大きいスペ
ースが必要となることなく、又、他物との接触に
より損傷するおそれなく実施でき、実用上有益で
ある。
を用いたものと同様、作業装置上昇時のリフトア
ームの負荷軽減が図れる上、従来の引き揚げばね
を用いたもののように、ばね設置用の大きいスペ
ースが必要となることなく、又、他物との接触に
より損傷するおそれなく実施でき、実用上有益で
ある。
また、つるまきばねによつて枢支ピンが半径方
向一側に押圧されてガタつきが抑制される効果も
期待できる。
向一側に押圧されてガタつきが抑制される効果も
期待できる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第３図に示すように、作業装置の一例としての
ロータリ耕耘装置１がトラクタ本体Ａの後方に枢
支ピン１０を介して上昇自在に枢支連結されてい
る。即ち、前記ロータリ耕耘装置１から連設した
一対の作業装置連結リンク２を、作業装置連結用
２点リンクブラケツト３に上下揺動自在に枢支連
結し、前記２点リンクブラケツト３を、トラクタ
本体Ａの後端部に前後方向軸芯周りで回転自在に
装着し、単動型シリンダ５にて駆動される左右一
対のリフトアーム６を、トラクタ本体Ａの後部に
設け、右方側のリフトアーム６と右方側の作業装
置連結リンク２との間に亘つて作業装置ローリン
グ操作用複動型油圧シリンダ７を設けると共に、
左方側の昇降アーム６と左方側の作業装置連結リ
ンク２との間に亘つてリフトロツド８を設け、も
つて、ロータリ耕耘装置１を昇降させつつ耕耘作
業を行なう乗用型耕耘機を構成してある。
ロータリ耕耘装置１がトラクタ本体Ａの後方に枢
支ピン１０を介して上昇自在に枢支連結されてい
る。即ち、前記ロータリ耕耘装置１から連設した
一対の作業装置連結リンク２を、作業装置連結用
２点リンクブラケツト３に上下揺動自在に枢支連
結し、前記２点リンクブラケツト３を、トラクタ
本体Ａの後端部に前後方向軸芯周りで回転自在に
装着し、単動型シリンダ５にて駆動される左右一
対のリフトアーム６を、トラクタ本体Ａの後部に
設け、右方側のリフトアーム６と右方側の作業装
置連結リンク２との間に亘つて作業装置ローリン
グ操作用複動型油圧シリンダ７を設けると共に、
左方側の昇降アーム６と左方側の作業装置連結リ
ンク２との間に亘つてリフトロツド８を設け、も
つて、ロータリ耕耘装置１を昇降させつつ耕耘作
業を行なう乗用型耕耘機を構成してある。
前記枢支ピン１０には、第１図及び第２図に示
すように、前記リフトアーム６によるロータリ耕
耘装置１の上昇を助勢するためのつるまきばね１
１の中心部が外嵌装着されている。そして、その
ばね１１の一端１１ａは前記ブラケツト３に固定
される一方、その他端１１ｂは前記連結リンク２
に対して上下移動調整自在に装着された調整ボル
ト１２の先端に係合されており、その調整ボルト
１２を上下移動調整することにより、作業装置重
量等に応じて前記つるまきばね１１のばね付勢力
の調整が行えるようになつている。
すように、前記リフトアーム６によるロータリ耕
耘装置１の上昇を助勢するためのつるまきばね１
１の中心部が外嵌装着されている。そして、その
ばね１１の一端１１ａは前記ブラケツト３に固定
される一方、その他端１１ｂは前記連結リンク２
に対して上下移動調整自在に装着された調整ボル
ト１２の先端に係合されており、その調整ボルト
１２を上下移動調整することにより、作業装置重
量等に応じて前記つるまきばね１１のばね付勢力
の調整が行えるようになつている。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
図面は本考案に係る農用トラクタの実施例を示
し、第１図は要部側面図、第２図は要部平面図、
第３図は全体斜視図である。 Ａ……トラクタ本体、１……作業装置、６……
リフトアーム、１０……枢支ピン、１１……つる
まきばね。
し、第１図は要部側面図、第２図は要部平面図、
第３図は全体斜視図である。 Ａ……トラクタ本体、１……作業装置、６……
リフトアーム、１０……枢支ピン、１１……つる
まきばね。
Claims (1)
- トラクタ本体Ａの後方に枢支ピン１０を介して
作業装置１を昇降自在に枢支連結すると共に、該
作業装置１を昇降させるための油圧駆動式のリフ
トアーム６を備えた農用トラクタであつて、前記
枢支ピン１０には、前記リフトアーム６による作
業装置の上昇を助勢するためのつるまきばね１１
を外嵌装着してある農用トラクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2171587U JPH0547542Y2 (ja) | 1987-02-16 | 1987-02-16 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2171587U JPH0547542Y2 (ja) | 1987-02-16 | 1987-02-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63129405U JPS63129405U (ja) | 1988-08-24 |
| JPH0547542Y2 true JPH0547542Y2 (ja) | 1993-12-15 |
Family
ID=30818412
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2171587U Expired - Lifetime JPH0547542Y2 (ja) | 1987-02-16 | 1987-02-16 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0547542Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-02-16 JP JP2171587U patent/JPH0547542Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63129405U (ja) | 1988-08-24 |
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