JPH0547276Y2 - - Google Patents

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JPH0547276Y2
JPH0547276Y2 JP2489389U JP2489389U JPH0547276Y2 JP H0547276 Y2 JPH0547276 Y2 JP H0547276Y2 JP 2489389 U JP2489389 U JP 2489389U JP 2489389 U JP2489389 U JP 2489389U JP H0547276 Y2 JPH0547276 Y2 JP H0547276Y2
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ladder
child
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pulley
locking body
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、伸縮調整自在な伸縮梯子の改良に関
する。
(従来の技術) 従来、例えば第7図に示すような伸縮梯子が、
実開昭63−83399号公報に記載されている。
第7図において、伸縮梯子は親梯子51と子梯
子52と備え、親梯子51及び子梯子52は左右
一対の側杆53,54と、それら側杆53,54
の間に架設した複数の踏桟55,56とから構成
され、子梯子52の側杆54は親梯子51の側杆
53に上下動自在に係合されている。親梯子51
上部の踏桟55の左右方向中央部にはブラケツト
57を介して上滑車58が軸支され、子梯子52
下部の踏桟56の左右方向中央部にはブラケツト
59が固定され、このブラケツト59に枢軸60
廻り回動自在に取付けられた係止体61に下滑車
62が軸支されている。前記係止体61には枢軸
60を中心とする弧状溝63が形成され、ブラケ
ツト59には弧状溝63内に挿通するピン64が
固定されている。また、上滑車58を支持する踏
桟55にロープ65の一端が固定され、ロープ6
5の他端側は下滑車62を経て上滑車58に掛装
されている。さらに、子梯子52の側杆54には
親梯子51の踏桟55に係脱自在に係合するフツ
ク体66が設けられている。そして、屋根の上等
の高い位置から子梯子52の側杆54上部を持ち
上げて梯子の据付け位置を変更する場合には、下
滑車62を支持する係止体61の先端部が親梯子
51の踏桟55に衝当して、親梯子51と子梯子
52との相対移動を規制する。また、梯子の長さ
を変更する場合には、ロープ65の他端側を引く
ことにより、ピン64が弧状溝63内を相対移動
して係止体61が親梯子51の踏桟55と衝当し
ない位置まで枢軸60廻りに回動する。この状態
で梯子はロープ65の牽引操作により伸縮調整自
在とされ、フツク体66の親梯子51の踏桟55
に上方から係合することで梯子52の下方移動が
規制され、梯子が所望長さで保持されるように構
成されている。
(考案が解決しようとする課題) 前記従来のものにあつては、梯子を伸縮調整す
る際、係止体61の回動に伴つて下滑車62が枢
軸60廻りに円弧状に揺動してロープ65が振れ
動き、かつ、下滑車62がブラケツト59を支持
する踏桟56に近接して、ロープ65が踏桟56
に摺接し、ロープ65を引く際の抵抗となり、こ
れらが相まつて、梯子の伸縮調整が円滑に行えな
いばかりでなく、ロープ65が踏桟56に摺接す
ることによつて損傷する惧れがある。
また、ロープ65、上滑車58及び下滑車62
等は梯子の左右方向中央部に位置するので、作業
者が梯子を昇り降りする際に邪魔になるという問
題がある。
そこで本考案は、円滑に伸縮調整ができ、且つ
昇り降りが良好にでき得る伸縮梯子を提供するこ
とを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案が前記目的を達成するために講じた技術
手段は、親梯子1の左右側杆3に子梯子2の左右
側杆4を上下動自在に係合し、親梯子1上部に軸
支した上滑車9側にロープ19の一端を固定し、
且つ他端側を子梯子2下部に軸支した下滑車17
を経て上滑車9に掛装して、その他端側を牽引操
作することで伸縮調整自在とし、子梯子2に、親
梯子1の踏桟5に係脱自在に係合して子梯子2の
下方移動を規制するフツク体28と、子梯子2を
持ち上げる際に親梯子1の踏桟5に衝当して子梯
子2と親梯子1との相対移動を規制する係止体2
7とを備えた伸縮梯子において、 前記上滑車9を親梯子1の側杆3外側に配置
し、下滑車17を上滑車9と同側の子梯子2の側
杆3外側に上下動自在に配置し、子梯子2の下部
にフツク体28と係止体27とを同軸25上に回
動自在に支持し、係止体27と下滑車17との間
に、下滑車17の上方移動に伴つて係止体27を
親梯子1の踏桟5と衝当しない位置に回動案内す
るガイド手段を設けた点にある。
(作用) 梯子を伸縮調整するに際して、ロープ19の他
端側を下方に引き下げると、下滑車17が上方移
動し、これに伴つてガイド手段により係止体27
が親梯子1の踏桟5と衝当しない位置まで回動案
内されて、子梯子2の親梯子1との相対移動が許
容される。前記ロープ19及びこれを掛装する上
滑車9、下滑車17は親梯子1及び子梯子2の側
杆3,4外側に位置して、昇り降りの邪魔になら
ず、ロープ19の牽引操作時、下滑車17は上下
動するだけでロープ19が振れ動くことなく、ま
た、ロープ19は親梯子1の踏桟5に摺接するこ
ともない。前記係止体27とフツク体28とは同
軸25上に支持されて、それらの取付用部材が兼
用されている。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図乃至第6図において、1は親梯子、2は
子梯子であつて、夫々左右一対の側杆3,4の間
に複数の踏桟5,6が所定間隔を有して架設され
て構成されている。第5図に示されるように、親
梯子1及び子梯子2の側杆3,4は夫々平断面コ
字形に形成され、親梯子1の側杆3は左右方向内
方に、子梯子2の側杆4は左右方向外方に向けて
開放状とされ、且つ各側杆3,4の一側が相互に
重合状に嵌合され、親梯子1に沿つて子梯子2が
上下動自在とされている。親梯子1上部の側杆3
の左右方向外側には取付ブラケツト7が固定さ
れ、この取付ブラケツト7の子梯子2開放面側に
張出し形成された上下開口状の筒部8内に上滑車
9が軸支されている。また、上滑車9と同側にお
いて、子梯子2下部の側杆4の左右方向外側には
取付具10が固定されている。この取付具10は
第2図にも示すように、左右側壁11と上下壁1
2,13とから成る筒部14を備え、この筒部1
4の左右側壁11には上下方向に長いガイド孔1
5が形成されている。これらガイド孔15に亘つ
て挿通された支軸16により下滑車17が軸支さ
れて、下滑車17は上下動自在とされている。
前記上滑車9を支持する取付ブラケツト7の筒
部8にはブラケツト18を介してロープ19の一
端が固定され、ロープ19の他端側は、下滑車1
7を経て上滑車9に掛装され、その他端側は牽引
操作自在に垂下されるか、或いは親梯子1の適所
に結着されるように構成されている。
第1図及び第2図において、前記子梯子2下部
の一側の側杆4内側には、前記下滑車17を支持
する取付具10より若干下方に位置して支持ケー
ス20が配置されている。支持ケース20は左右
側壁21及び上下壁22,23から筒状に形成さ
れ、上下に子梯子2の側杆4に固定される取付部
24が張出し形成されている。前記支持ケース2
0には左右側壁21に亘つて貫通された支軸25
が設けられ、上壁22には中途部から梯子の背面
側(第4図において右側)に向けて切欠かれた切
欠部26が形成されている。そして、前記支軸2
5上には係止体27とフツク体28とが設けられ
ている。
係止体27は板材より成り、その縁部27aは
全周に亘つて一側に折曲されている。係止体27
の下部は支軸25に回動自在に套嵌されたカラー
29に軸心方向移動不能に取付けられて、支軸2
5廻り回動自在とされている。前記カラー29に
はねじりコイルバネ30が外嵌され、このバネ3
0の一端は係止体27の縁部27aに係止され、
係止壁34により係止体縁部27aからの離脱が
防止されている。バネ30の他端は支持ケース2
0の下壁23に係止されており、このバネ30に
よつて係止体27が、その上部の先端部27bが
親梯子1の踏桟5に衝当するような位置に付勢さ
れている。また、係止体27は切欠部26を構成
する支持ケース20の上壁22に当接して、その
回動が規制されている。支持体27の上部には円
弧状のカム溝31が形成され、このカム溝31に
は、下滑車17を支持する支軸16から子梯子2
の側杆3に形成した挿通孔33を貫通して突設さ
れたガイドピン32が係合している。これらカム
溝31及びガイドピン32等でガイド手段を構成
している。前記挿通孔33は取付具10のガイド
孔15に対応する上下方向の長穴とされている。
また、係止体27には子梯子2の下降操作時に親
梯子1の踏桟5に上方から当接して、係止体27
を第1図中反時計方向にバネ30の付勢力に抗し
て回動させるカム面27cが設けられている。
フツク体28は第6図及び第2図に示すよう
に、前記係止体27と同様に、板材より成り、縁
部28aが一側に折曲されており、カラー35を
介して支軸25上に回動自在に支持され、ねじり
コイルバネ36により第6図中時計方向に付勢さ
れ、且つ支持ケース20の上壁22に当接してそ
の回動が規制されている。この状態でフツク体2
8の係合部40が親梯子1の踏桟5に上方から係
脱自在に係合して子梯子2の下方移動を規制す
る。また、フツク体28の上部には、子梯子2の
上昇操作時に親梯子1の踏桟5に下方から当接し
てフツク体28をバネ36の付勢力に抗して第6
図中反時計方向に回動させるカム面37が設けら
れている。さらに、フツク体28の中間部にはけ
り爪38が枢軸42を介して揺動自在に枢支さ
れ、このけり爪38下部には、子梯子2の下降操
作時に、親梯子1の踏桟5に当接するカム面39
が設けられ、その際、けり爪38に設けた当接部
41がフツク体28に当接して係合部40を塞
ぎ、且つカム面39が踏桟5と相対摺動してフツ
ク体28を第6図中反時計方向に回動させる。ま
た、子梯子2の他側の側杆4内側にも前記同様の
フツク体28が配置され、略同様の構成で側杆4
に取付けられている。
前記構成において、屋根の上等の高い位置から
梯子の据付け位置を変更する際、子梯子2の上部
を把持して持ち上げると、子梯子2が若干上方に
移動して係止体27の先端部27bが真上に在る
親梯子1の踏桟5に衝当し、子梯子2の親梯子1
に対する相対移動が規制され、梯子が持ち上げら
れる。このとき、子梯子2は親梯子1に対して若
干上方移動するだけであるので、据付位置を変更
した後には、フツク体28は再び元の踏桟5に係
合する。
梯子を伸縮調整するに際しては、ロープ19の
他端側を引き下げると、下滑車17がガイド孔1
5に案内されて上方移動し、これに伴つてガイド
ピン32が上方移動すると共に係止体27のカム
溝31内を相対的に摺動して、係止体27がバネ
30の付勢力に抗して支軸25廻りに第1図中反
時計方向に、親梯子1の踏桟5と衝当しない位置
まで回動する。これにより、子梯子2の親梯子1
に対する相対移動が許容される。
前記状態からさらにロープ19を引き下げる
と、子梯子2が上方移動して梯子が伸長され、所
要位置で親梯子1の踏桟5にフツク体28の係合
部40を係合させれば、梯子は所望長さに保持さ
れる。また、梯子を短縮させるには、ロープ19
の他端側を一旦引き下げて、けり爪38を踏桟5
より上方に移動させた後、緩めれば、子梯子2が
その自重によつて下降される。この際、係止体2
7はバネ30によつて踏桟5と衝当する位置に戻
されても、カム面27cが踏桟5と衝当して支軸
25廻りに第1図中反時計方向に回動して、子梯
子2の下方移動を許容する。また、フツク体28
は、けり爪38によつて親梯子1の各踏桟5との
係合が回避される。
(考案の効果) 本考案によれば、上滑車9が親梯子1の側杆3
外側に、下滑車17が子梯子2の側杆4外側に
夫々配置されたので、上滑車9、下滑車17及び
ロープ19等が梯子の昇り降りに邪魔になること
がない。また、前記構成に加えて、下滑車17を
上下動自在とし、子梯子2の持ち上げ時に親梯子
1の踏桟5に衝当して子梯子2の親梯子1との相
対移動を規制する係止体27を子梯子2の下部に
回動自在に支持し、ガイド手段によつて下滑車1
7の上方移動に伴つて係止体27を親梯子1の踏
桟5と衝当しない位置に回動案内するようにした
ので、ロープ19を牽引操作する際、ロープ19
が親梯子1の踏桟5に摺接したり、振れ動くこと
がなく、円滑に梯子の伸縮調整を行うことができ
る。さらに、前記係止体27と、親梯子1の踏桟
5に係脱自在に係合して子梯子2の下方移動を規
制するフツク体28とを同軸25上に支持したの
で、係止体27及びフツク体28を取付ける部材
の兼用化が図られている。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案の実施例を示し、第
1図は第2図の−線矢視断面図、第2図は要
部の一部断面拡大正面図、第3図は全体正面図、
第4図は同右側面図、第5図は第4図−線矢
視断面図、第6図は第3図−線矢視図、第7
図は従来例を示す側面図である。 1……親梯子、2……子梯子、3,4……側
杆、5,6……踏桟、9……上滑車、17……下
滑車、19……ロープ、25……支軸、27……
係止体、28……フツク体、31,32……ガイ
ド手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 親梯子1の左右側杆3に子梯子2の左右側杆4
    を上下動自在に係合し、親梯子1上部に軸支した
    上滑車9側にロープ19の一端を固定し、且つ他
    端側を子梯子2下部に軸支した下滑車17を経て
    上滑車9に掛装して、その他端側を牽引操作する
    ことで伸縮調整自在とし、子梯子2に、親梯子1
    の踏桟5に係脱自在に係合して子梯子2の下方移
    動を規制するフツク体28と、子梯子2を持ち上
    げる際に親梯子1の踏桟5に衝当して子梯子2と
    親梯子1との相対移動を規制する係止体27とを
    備えた伸縮梯子において、 前記上滑車9を親梯子1の側杆3外側に配置
    し、下滑車17を上滑車9と同側の子梯子2の側
    杆3外側に上下動自在に配置し、子梯子2の下部
    にフツク体28と係止体27とを同軸25上に回
    動自在に支持し、係止体27と下滑車17との間
    に、下滑車17の上方移動に伴つて係止体27を
    親梯子1の踏桟5と衝当しない位置に回動案内す
    るガイド手段を設けたことを特徴とする伸縮梯
    子。
JP2489389U 1989-03-04 1989-03-04 Expired - Lifetime JPH0547276Y2 (ja)

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JPH02115900U JPH02115900U (ja) 1990-09-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100949772B1 (ko) * 2009-07-14 2010-03-30 송일상 높이조절 사다리

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KR100949780B1 (ko) * 2009-07-14 2010-03-30 송일상 높이조절 사다리의 클램퍼

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100949772B1 (ko) * 2009-07-14 2010-03-30 송일상 높이조절 사다리

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