JPH0546776A - デザインシミユレーシヨン方法 - Google Patents
デザインシミユレーシヨン方法Info
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- JPH0546776A JPH0546776A JP20193791A JP20193791A JPH0546776A JP H0546776 A JPH0546776 A JP H0546776A JP 20193791 A JP20193791 A JP 20193791A JP 20193791 A JP20193791 A JP 20193791A JP H0546776 A JPH0546776 A JP H0546776A
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- dimensional object
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Links
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- 238000004088 simulation Methods 0.000 title claims abstract description 25
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 21
- 238000013507 mapping Methods 0.000 claims abstract description 17
- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims abstract description 9
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 11
- 239000000463 material Substances 0.000 description 9
- 239000005022 packaging material Substances 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
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Landscapes
- Digital Computer Display Output (AREA)
- Image Generation (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、２次元画像を歪なく３次元物体にマ
ッピングすることのできるデザインシミュレーション方
法を提供することを目的とする。 【構成】本発明によるデザインシミュレーション方法
は、被測定物である３次元物体を等面積の領域に分割し
てこの分割された領域毎にサンプリング点を設定する。
そして３次元測定機でこの分割領域毎に設定されたサン
プリング点の位置データを測定する。この位置データを
もとに３次元物体の形状をコンピュータ上で定義し、別
に作成された２次元画像データ上の点を３次元物体の表
面上の点に対応させ、３次元物体表面の色を決定する。
ッピングすることのできるデザインシミュレーション方
法を提供することを目的とする。 【構成】本発明によるデザインシミュレーション方法
は、被測定物である３次元物体を等面積の領域に分割し
てこの分割された領域毎にサンプリング点を設定する。
そして３次元測定機でこの分割領域毎に設定されたサン
プリング点の位置データを測定する。この位置データを
もとに３次元物体の形状をコンピュータ上で定義し、別
に作成された２次元画像データ上の点を３次元物体の表
面上の点に対応させ、３次元物体表面の色を決定する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、２次元の画像データを
３次元の物体上にマッピングすることで、デザインシミ
ュレーションを行う方法に関し、特には袋等の軟包材上
に、２次元の画像データをマッピングすることにより、
デザインのシミュレーションを行うデザインシミュレー
ション方法に関する。
３次元の物体上にマッピングすることで、デザインシミ
ュレーションを行う方法に関し、特には袋等の軟包材上
に、２次元の画像データをマッピングすることにより、
デザインのシミュレーションを行うデザインシミュレー
ション方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、各種産業分野でコンピュータ
グラフィックスを用いたデザインシミュレーションが行
われている。例えば建設の分野においては、ビルや家屋
等を実際に建築する前に、完成状態を確認する手段とし
てコンピュータグラフィックスを用いたデザインシミュ
レーションが用いられており、その他自動車や電気用品
についても同じように用いられている。一方パッケージ
の分野においても、プラスチックボトル、カップ等のデ
ザインを決定する際にコンピュータグラフィックスによ
るシミュレーションが行われるようになっている。プラ
スチックボトルを例にとって説明すると、通常プラスチ
ックボトルには、商品名等をデザインしたラベルを貼着
するが、そのラベルデザインの決定までには複数のデザ
イン案が作成される場合が多い。しかしながら、ラベル
のデザインは平面的であるが、立体形状を有するボトル
に貼着されると、ラベル自体もボトルの形状に伴って複
雑に変形するため平面時とはかなり異なったデザインに
見える。従って、複数のラベルデザインが決定した段階
で、それらのラベルを実際にボトルに貼着して、仕上が
りを確認しながら最終的にどのラベルデザインを採用す
るかを決定する。しかしながら、この方法では全てのラ
ベルをボトルに貼着しなければならず、非常に手間のか
かるものであるうえ、わずかなデザインの変更が生じて
も、新たにラベルを作成し直す必要があるため、作業効
率の悪いものであった。
グラフィックスを用いたデザインシミュレーションが行
われている。例えば建設の分野においては、ビルや家屋
等を実際に建築する前に、完成状態を確認する手段とし
てコンピュータグラフィックスを用いたデザインシミュ
レーションが用いられており、その他自動車や電気用品
についても同じように用いられている。一方パッケージ
の分野においても、プラスチックボトル、カップ等のデ
ザインを決定する際にコンピュータグラフィックスによ
るシミュレーションが行われるようになっている。プラ
スチックボトルを例にとって説明すると、通常プラスチ
ックボトルには、商品名等をデザインしたラベルを貼着
するが、そのラベルデザインの決定までには複数のデザ
イン案が作成される場合が多い。しかしながら、ラベル
のデザインは平面的であるが、立体形状を有するボトル
に貼着されると、ラベル自体もボトルの形状に伴って複
雑に変形するため平面時とはかなり異なったデザインに
見える。従って、複数のラベルデザインが決定した段階
で、それらのラベルを実際にボトルに貼着して、仕上が
りを確認しながら最終的にどのラベルデザインを採用す
るかを決定する。しかしながら、この方法では全てのラ
ベルをボトルに貼着しなければならず、非常に手間のか
かるものであるうえ、わずかなデザインの変更が生じて
も、新たにラベルを作成し直す必要があるため、作業効
率の悪いものであった。
【０００３】そこでコンピュータグラフィックスを利用
してラベルをボトルに貼着した様子をシミュレーション
するシステムが開発されている。これらのシステムで
は、ボトルの形状を３次元座標測定機で測定して形状デ
ータを作成し、一方平面（２次元）のラベルデザインデ
ータを作成し、両者をテクスチャーマッピングという手
法を用いて合成し、コンピュータ上でラベルをボトルに
貼った状態のシミュレーションを行うものである。テク
スチャーマッピングとは、２次元の画像をある関数を用
いて（３次元の）物体表面に貼り付けて、より現実的な
立体画像を生成する方法である。具体的には、３次元座
標測定機で被測定物の表面上の複数の測定ポイントを測
定し、この測定ポイントを通るスプライン関数を測定デ
ータの（ｘ、ｙ、ｚ）３次元座標ではなく、パラメータ
（ｕ、ｖ）を用いた２次元座標によって表現する。この
ように、３次元物体の表面を２変数のパラメータｕ、ｖ
による曲面式で表現しておき、２次元画像におけるｘ−
ｙ座標系のデータを、３次元物体上におけるｕ−ｖ座標
系に対応させて、２次元画像を３次元物体の表面に貼り
付けて表示するものである。（図３参照）
してラベルをボトルに貼着した様子をシミュレーション
するシステムが開発されている。これらのシステムで
は、ボトルの形状を３次元座標測定機で測定して形状デ
ータを作成し、一方平面（２次元）のラベルデザインデ
ータを作成し、両者をテクスチャーマッピングという手
法を用いて合成し、コンピュータ上でラベルをボトルに
貼った状態のシミュレーションを行うものである。テク
スチャーマッピングとは、２次元の画像をある関数を用
いて（３次元の）物体表面に貼り付けて、より現実的な
立体画像を生成する方法である。具体的には、３次元座
標測定機で被測定物の表面上の複数の測定ポイントを測
定し、この測定ポイントを通るスプライン関数を測定デ
ータの（ｘ、ｙ、ｚ）３次元座標ではなく、パラメータ
（ｕ、ｖ）を用いた２次元座標によって表現する。この
ように、３次元物体の表面を２変数のパラメータｕ、ｖ
による曲面式で表現しておき、２次元画像におけるｘ−
ｙ座標系のデータを、３次元物体上におけるｕ−ｖ座標
系に対応させて、２次元画像を３次元物体の表面に貼り
付けて表示するものである。（図３参照）
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スナッ
ク菓子やインスタントラーメン等を包装するためのフィ
ルム材等からなる軟包材は、形状の特殊性から上記した
テクスチャーマッピングの手法で２次元の画像を貼り付
けようとすると下記のような問題が生じる。テクスチャ
ーマッピングでは、２次元画像上の点を、３次元物体を
表す自由曲面上の点に対応させるため、自由曲面を幾つ
かの微小面（パッチ）に分割しておくのだが、各パッチ
の面積を等しくしておかないとマッピングした画像が歪
んでしまう。ところが、軟包材はその柔軟性から形状が
一定しておらず、内容物の形や量、置かれた状態等の種
々の要因によって異なった形状となってしまうため、３
次元座標測定機で軟包材のように形の一定しないものか
ら等間隔のデータ測定を行うことが非常に困難である。
従って測定ポイントの座標値を基に形状データを作成す
ると、各パッチの面積が等しくならずテクスチャーマッ
ピングした画像が歪んでしまうという問題点があった。
実際の軟包材においては、その形状は変化するものの、
表面がゴムのように伸び縮みするようなことはないの
で、表面の絵柄や模様が形状の変化による見え方の変化
はあっても、画像そのものが伸び縮みするようなことは
ない。コンピュータグラフィックスによるシミュレーシ
ョンを行う場合に、等面積毎に立体形状作成用のデータ
を測定しないと、テクスチャーマッピングした画像が伸
びたり縮んだりしてしまい、実際に軟包材に画像を印刷
したものとは全く異なった見え方になってしまうため、
実用的なシミュレーションはできなかった。
ク菓子やインスタントラーメン等を包装するためのフィ
ルム材等からなる軟包材は、形状の特殊性から上記した
テクスチャーマッピングの手法で２次元の画像を貼り付
けようとすると下記のような問題が生じる。テクスチャ
ーマッピングでは、２次元画像上の点を、３次元物体を
表す自由曲面上の点に対応させるため、自由曲面を幾つ
かの微小面（パッチ）に分割しておくのだが、各パッチ
の面積を等しくしておかないとマッピングした画像が歪
んでしまう。ところが、軟包材はその柔軟性から形状が
一定しておらず、内容物の形や量、置かれた状態等の種
々の要因によって異なった形状となってしまうため、３
次元座標測定機で軟包材のように形の一定しないものか
ら等間隔のデータ測定を行うことが非常に困難である。
従って測定ポイントの座標値を基に形状データを作成す
ると、各パッチの面積が等しくならずテクスチャーマッ
ピングした画像が歪んでしまうという問題点があった。
実際の軟包材においては、その形状は変化するものの、
表面がゴムのように伸び縮みするようなことはないの
で、表面の絵柄や模様が形状の変化による見え方の変化
はあっても、画像そのものが伸び縮みするようなことは
ない。コンピュータグラフィックスによるシミュレーシ
ョンを行う場合に、等面積毎に立体形状作成用のデータ
を測定しないと、テクスチャーマッピングした画像が伸
びたり縮んだりしてしまい、実際に軟包材に画像を印刷
したものとは全く異なった見え方になってしまうため、
実用的なシミュレーションはできなかった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたもので、３次元物体上の点に２次
元画像上の点を対応させることにより、３次元物体に２
次元の画像をマッピングするデザインシミュレーション
方法において、３次元物体の表面を等面積の領域に分割
し、前記領域毎に所定のサンプリング点の位置データを
測定し、該位置データから３次元物体の形状データを作
成し、該作成された３次元物体の形状データに２次元画
像をマッピングすることを特徴とするデザインシミュレ
ーション方法である。また、３次元物体上の点に２次元
画像上の点を対応させることにより、３次元物体に２次
元の画像をマッピングするデザインシミュレーション方
法において、３次元物体の表面に格子状の目盛りを設け
ることによって該表面を等面積の領域に分割し、該目盛
りの格子点をサンプリング点として位置データを測定
し、該頂点の位置データから３次元物体の形状を定義
し、該定義された３次元物体に２次元画像をマッピング
することを特徴とするデザインシミュレーション方法で
ある。
決するためになされたもので、３次元物体上の点に２次
元画像上の点を対応させることにより、３次元物体に２
次元の画像をマッピングするデザインシミュレーション
方法において、３次元物体の表面を等面積の領域に分割
し、前記領域毎に所定のサンプリング点の位置データを
測定し、該位置データから３次元物体の形状データを作
成し、該作成された３次元物体の形状データに２次元画
像をマッピングすることを特徴とするデザインシミュレ
ーション方法である。また、３次元物体上の点に２次元
画像上の点を対応させることにより、３次元物体に２次
元の画像をマッピングするデザインシミュレーション方
法において、３次元物体の表面に格子状の目盛りを設け
ることによって該表面を等面積の領域に分割し、該目盛
りの格子点をサンプリング点として位置データを測定
し、該頂点の位置データから３次元物体の形状を定義
し、該定義された３次元物体に２次元画像をマッピング
することを特徴とするデザインシミュレーション方法で
ある。
【０００６】
【作用】本発明によるデザインシミュレーション方法で
は、被測定物である３次元物体を等面積の領域に分割し
てこの分割された領域毎にサンプリング点を設定する。
そして３次元測定機でこの分割領域毎に設定されたサン
プリング点の位置データを測定する。この位置データを
もとに３次元物体の形状をコンピュータ上で定義し、別
に作成された２次元画像データ上の点を３次元物体の表
面上の点に対応させ、３次元物体表面の色を決定する。
等面積の領域の設定の方法は任意であるが、格子状の目
盛りを設けることによって等面積の領域に分割し、測定
ポイントとして目盛りの各格子点を測定することで、サ
ンプリング点を設定することができる。
は、被測定物である３次元物体を等面積の領域に分割し
てこの分割された領域毎にサンプリング点を設定する。
そして３次元測定機でこの分割領域毎に設定されたサン
プリング点の位置データを測定する。この位置データを
もとに３次元物体の形状をコンピュータ上で定義し、別
に作成された２次元画像データ上の点を３次元物体の表
面上の点に対応させ、３次元物体表面の色を決定する。
等面積の領域の設定の方法は任意であるが、格子状の目
盛りを設けることによって等面積の領域に分割し、測定
ポイントとして目盛りの各格子点を測定することで、サ
ンプリング点を設定することができる。
【０００７】
【実施例】本発明の一実施例を図面を用いて詳細に説明
する。図１は、本発明によるデザインシミュレーション
方法を実施する装置構成の一例である。１は３次元座標
測定機、２は３次元ＣＡＤシステム、３は３次元コンピ
ュータクラフィックスシステム（以下３次元ＣＧシステ
ムという）、４は各種データを記憶するメモリーであ
る。３次元座標測定機１は、被測定物である３次元物体
上の点をプロットすることで、その位置に於ける座標デ
ータを発生するものである。３次元ＣＡＤシステム２
は、３次元座標測定機１から入力される複数の座標点を
通るスプライン曲線を求め、これをｕ、ｖ２つのパラメ
ータをもつスプライン曲面で表現することにより、３次
元物体の表面を自由曲面として表す形状データを作成す
ることができる。３次元ＣＧシステム３は、３次元ＣＡ
Ｄシステム２で作成された形状データに、別のデザイン
システムによって作成された２次元画像データをマッピ
ングすることにより、デザインシミュレーションを行う
ものである。この場合、一つの形状データに複数の２次
元画像をマッピングして最適なデザインを決定したり、
あるいは同じ２次元画像を異なった形状データにマッピ
ングすることでその見え方がどのように変化するのか等
をシミュレーションすることができる。メモリー４は、
上記各装置に入力・出力されるデータを記憶しておくも
のである。
する。図１は、本発明によるデザインシミュレーション
方法を実施する装置構成の一例である。１は３次元座標
測定機、２は３次元ＣＡＤシステム、３は３次元コンピ
ュータクラフィックスシステム（以下３次元ＣＧシステ
ムという）、４は各種データを記憶するメモリーであ
る。３次元座標測定機１は、被測定物である３次元物体
上の点をプロットすることで、その位置に於ける座標デ
ータを発生するものである。３次元ＣＡＤシステム２
は、３次元座標測定機１から入力される複数の座標点を
通るスプライン曲線を求め、これをｕ、ｖ２つのパラメ
ータをもつスプライン曲面で表現することにより、３次
元物体の表面を自由曲面として表す形状データを作成す
ることができる。３次元ＣＧシステム３は、３次元ＣＡ
Ｄシステム２で作成された形状データに、別のデザイン
システムによって作成された２次元画像データをマッピ
ングすることにより、デザインシミュレーションを行う
ものである。この場合、一つの形状データに複数の２次
元画像をマッピングして最適なデザインを決定したり、
あるいは同じ２次元画像を異なった形状データにマッピ
ングすることでその見え方がどのように変化するのか等
をシミュレーションすることができる。メモリー４は、
上記各装置に入力・出力されるデータを記憶しておくも
のである。
【０００８】図２に示すフローチャートで本実施例の作
用を説明する。まず、３次元座標測定機１で軟包材の形
状を測定する（ステップＳＰ１１）。測定方法を図４に
基づいて説明すると、被測定物である軟包材５に内容物
を入れない平面状態のときに、縦／横方向に格子状の目
盛り６、７を記入する（図４（ａ））。尚、このとき縦
／横方向の目盛りで囲まれた領域は、全て等面積になる
ように縦方向の線分６、横方向の線分７はそれぞれ等間
隔に設ける。目盛り６、７を記入したら、軟包材５中に
菓子等の内容物を充填し、製品状態とする（図４
（ｂ））。この状態では軟包材５の表面は３次元的に変
形するが、微小な歪みを無視すれば矩形領域内の面積は
全て一定である。次に、格子点の座標（ｘi ，ｙj ，ｚ
k ）を３次元座標測定機１のプロッター８で測定する
（図４（ｃ））。こうして測定された測定ポイントのデ
ータは３次元ＣＡＤシステム２に転送され（ステップＳ
Ｐ１２）、モニター上に表示して確認することができる
（図４（ｄ））。
用を説明する。まず、３次元座標測定機１で軟包材の形
状を測定する（ステップＳＰ１１）。測定方法を図４に
基づいて説明すると、被測定物である軟包材５に内容物
を入れない平面状態のときに、縦／横方向に格子状の目
盛り６、７を記入する（図４（ａ））。尚、このとき縦
／横方向の目盛りで囲まれた領域は、全て等面積になる
ように縦方向の線分６、横方向の線分７はそれぞれ等間
隔に設ける。目盛り６、７を記入したら、軟包材５中に
菓子等の内容物を充填し、製品状態とする（図４
（ｂ））。この状態では軟包材５の表面は３次元的に変
形するが、微小な歪みを無視すれば矩形領域内の面積は
全て一定である。次に、格子点の座標（ｘi ，ｙj ，ｚ
k ）を３次元座標測定機１のプロッター８で測定する
（図４（ｃ））。こうして測定された測定ポイントのデ
ータは３次元ＣＡＤシステム２に転送され（ステップＳ
Ｐ１２）、モニター上に表示して確認することができる
（図４（ｄ））。
【０００９】３次元ＣＡＤシステム２では、入力された
各測定ポイントを制御ポイントとして形状のモデリング
を行い、表面形状データを作成する（ステップＳＰ１
３）。３次元ＣＡＤシステム２内では、３次元座標測定
機１から入力される複数の座標点を通るスプライン曲線
を求め、これをｕ、ｖ２つのパラメータをもつスプライ
ン曲面で３次元物体の表面を表す形状データを作成す
る。この際、上記各測定ポイントは等間隔であるので、
各測定ポイントに囲まれた領域の面積が等しくなり、作
成される形状データの各パッチも全て等面積になる。こ
うして作成された形状データを３次元ＣＧシステム３に
転送する（ステップＳＰ１４）。一方、線画で大まかな
デザインが描かれた版下をスキャナーから取り込み（ス
テップＳＰ２１）、この取り込まれた版下データに写真
や色付けを２次元ＣＧシステム上で表面デザインを作成
し（ステップＳＰ２２）、この作成された画像データ
を、例えばＲ、Ｇ、Ｂのデジタルカラーデータとして３
次元ＣＧシステム３に転送入力する。３次元ＣＧシステ
ム３では、入力された２次元画像データの座標値と形状
データの座標値とを対応させることによって、軟包材５
の表面に画像をマッピングし（ステップＳＰ１５）、表
示色を決定する。こうして得られたシミュレーションデ
ータをもとに表示を行う（ステップＳＰ１６）。図５は
この様子を示すものである。
各測定ポイントを制御ポイントとして形状のモデリング
を行い、表面形状データを作成する（ステップＳＰ１
３）。３次元ＣＡＤシステム２内では、３次元座標測定
機１から入力される複数の座標点を通るスプライン曲線
を求め、これをｕ、ｖ２つのパラメータをもつスプライ
ン曲面で３次元物体の表面を表す形状データを作成す
る。この際、上記各測定ポイントは等間隔であるので、
各測定ポイントに囲まれた領域の面積が等しくなり、作
成される形状データの各パッチも全て等面積になる。こ
うして作成された形状データを３次元ＣＧシステム３に
転送する（ステップＳＰ１４）。一方、線画で大まかな
デザインが描かれた版下をスキャナーから取り込み（ス
テップＳＰ２１）、この取り込まれた版下データに写真
や色付けを２次元ＣＧシステム上で表面デザインを作成
し（ステップＳＰ２２）、この作成された画像データ
を、例えばＲ、Ｇ、Ｂのデジタルカラーデータとして３
次元ＣＧシステム３に転送入力する。３次元ＣＧシステ
ム３では、入力された２次元画像データの座標値と形状
データの座標値とを対応させることによって、軟包材５
の表面に画像をマッピングし（ステップＳＰ１５）、表
示色を決定する。こうして得られたシミュレーションデ
ータをもとに表示を行う（ステップＳＰ１６）。図５は
この様子を示すものである。
【００１０】本発明のシミュレーション方法によれば、
内容物を入れない状態で測定ポイントの設定を行えるの
で、軟包材等の形状の変化し易いものであっても、形状
測定が大変行いやすいものである。しかも、２次元画像
を３次元物体の曲面上の点に対応させる際の微小面（パ
ッチ）の各面積を等しくできるので、画像を歪みなくマ
ッピングすることができる。尚、本発明は上記の実施例
に限定されるものではない。被測定物の３次元物体段
は、軟包材にかぎられるものではなく、あらゆるものを
対象に行うことができる。どのような物体に対しても、
２次元画像を３次元物体の曲面上の点に対応させる際の
微小面（パッチ）の各面積を等しくできるので、画像を
歪みなくマッピングさせることができる。格子状目盛り
の間隔は、要求される測定精度に応じて適宜決定するこ
とができる。また、テクスチュアマッピングさせた画像
は、カラーハードコピー機等に出力させることもでき、
採用された２次元画像のデータを印刷の製版用データと
して、レイアウトスキャナ等に出力することも可能であ
る。
内容物を入れない状態で測定ポイントの設定を行えるの
で、軟包材等の形状の変化し易いものであっても、形状
測定が大変行いやすいものである。しかも、２次元画像
を３次元物体の曲面上の点に対応させる際の微小面（パ
ッチ）の各面積を等しくできるので、画像を歪みなくマ
ッピングすることができる。尚、本発明は上記の実施例
に限定されるものではない。被測定物の３次元物体段
は、軟包材にかぎられるものではなく、あらゆるものを
対象に行うことができる。どのような物体に対しても、
２次元画像を３次元物体の曲面上の点に対応させる際の
微小面（パッチ）の各面積を等しくできるので、画像を
歪みなくマッピングさせることができる。格子状目盛り
の間隔は、要求される測定精度に応じて適宜決定するこ
とができる。また、テクスチュアマッピングさせた画像
は、カラーハードコピー機等に出力させることもでき、
採用された２次元画像のデータを印刷の製版用データと
して、レイアウトスキャナ等に出力することも可能であ
る。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデザイン
シミュレーション方法によれば、、軟包装等の形状が変
化し易く、形状の測定が行い難いものであっても容易に
形状の測定が行え、しかもシミュレートした際に画像に
歪みが生じないという優れた効果がある。
シミュレーション方法によれば、、軟包装等の形状が変
化し易く、形状の測定が行い難いものであっても容易に
形状の測定が行え、しかもシミュレートした際に画像に
歪みが生じないという優れた効果がある。
【図１】本発明のデザインシミュレーションを行うため
の装置構成を示すブロック図である
の装置構成を示すブロック図である
【図２】本発明の作用を示すフローチャートである
【図３】テクスチャーマッピングの説明図である
【図４】本発明による被測定物のデータの測定方法の説
明図である
明図である
【図５】本発明のシミュレーションの説明図である
１ ３次元座標測定機 ２ ３次元ＣＡＤシステム ３ ３次元ＣＧシステム ４ メモリー ５ 軟包材 ６ 目盛り ７ 目盛り
Claims (2)
- 【請求項１】３次元物体上の点に２次元画像上の点を対
応させることにより、３次元物体に２次元の画像をマッ
ピングするデザインシミュレーション方法において、 ３次元物体の表面を等面積の領域に分割し、 前記領域毎に所定のサンプリング点の位置データを測定
し、 該位置データから３次元物体の形状データを作成し、 該作成された３次元物体の形状データに２次元画像をマ
ッピングすることを特徴とするデザインシミュレーショ
ン方法。 - 【請求項２】３次元物体上の点に２次元画像上の点を対
応させることにより、３次元物体に２次元の画像をマッ
ピングするデザインシミュレーション方法において、 ３次元物体の表面に格子状の目盛りを設けることによっ
て該表面を等面積の領域に分割し、 該目盛りの格子点をサンプリング点として位置データを
測定し、 該頂点の位置データから３次元物体の形状を定義し、 該定義された３次元物体に２次元画像をマッピングする
ことを特徴とするデザインシミュレーション方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20193791A JPH0546776A (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | デザインシミユレーシヨン方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20193791A JPH0546776A (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | デザインシミユレーシヨン方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0546776A true JPH0546776A (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=16449258
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20193791A Pending JPH0546776A (ja) | 1991-08-12 | 1991-08-12 | デザインシミユレーシヨン方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0546776A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002541540A (ja) * | 1999-03-31 | 2002-12-03 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | インターネット上の装飾オブジェクト販売方法 |
| JPWO2004072869A1 (ja) * | 2003-02-17 | 2006-06-01 | 有限会社エス・シー | 携帯機器装飾方法およびその装置 |
| JP2014004833A (ja) * | 2012-06-21 | 2014-01-16 | Sanford Lp | ラベル印刷装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0234069A (ja) * | 1988-07-25 | 1990-02-05 | Meiji Milk Prod Co Ltd | 入出力ポート切替装置 |
-
1991
- 1991-08-12 JP JP20193791A patent/JPH0546776A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0234069A (ja) * | 1988-07-25 | 1990-02-05 | Meiji Milk Prod Co Ltd | 入出力ポート切替装置 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002541540A (ja) * | 1999-03-31 | 2002-12-03 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | インターネット上の装飾オブジェクト販売方法 |
| JPWO2004072869A1 (ja) * | 2003-02-17 | 2006-06-01 | 有限会社エス・シー | 携帯機器装飾方法およびその装置 |
| JP2014004833A (ja) * | 2012-06-21 | 2014-01-16 | Sanford Lp | ラベル印刷装置 |
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