JPH0546699Y2 - - Google Patents

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JPH0546699Y2
JPH0546699Y2 JP1987181122U JP18112287U JPH0546699Y2 JP H0546699 Y2 JPH0546699 Y2 JP H0546699Y2 JP 1987181122 U JP1987181122 U JP 1987181122U JP 18112287 U JP18112287 U JP 18112287U JP H0546699 Y2 JPH0546699 Y2 JP H0546699Y2
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JP
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pad
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seat
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ 本考案は、車両用座席のシートバツクのクツシ
ヨン部材であるシートパツドに関するものであ
る。
＜従来の技術＞ シートバツクにおけるシートパツドにはブリム
タイプのものがある。このブリムタイプとは、第
３図で示すように着座者の背中が当たる中央部の
着座部であるサブパツド１と、隆起状両側部のサ
イド部４並びにこのサイド部４の上端間を連結部
５によつて一体結合した門型形状のメインパツド
３との分割された２つの部材から構成されたもの
であり、サブパツド１をメインパツド３のサイド
部４間に組み込んでシートフレームにセツトし、
表皮で覆つた構造である。
＜考案が解決しようとする問題点＞ 上記のシートパツドにおいて、サブパツドは軟
質スラブパツドであり、メインパツド３は硬質モ
ールドパツドによるものである。このブリムタイ
プのシートパツドの目的は、軟質のサブパツド１
と硬質のメインパツド３の分割化による着座面の
クツシヨン性の向上と、パツド硬度差による着座
面のフイツト感、ソフト感のフイーリングとサイ
ド部４のホールド性の両立を計つている。しか
し、これまで、シートパツドのフレームからの脱
落防止と組付作業性の面からメインパツド３はサ
イド部４と、その上端間の連結部５が一体化され
た門型形状とされ、軟質のサブパツド１は連結部
５の下方のサイド部４間にのみ設定されていた。
従つて、着座者の背中の上方は硬質の連結部５に
当接することになり異物感や圧迫感を与えてい
る。
＜問題点を解決するための手段＞ 本考案は、上記従来の問題点を解決したもので
あり、その特徴とする構成は、隆起状両側部のサ
イド部４の上端間を連結部５によつて一体結合し
た門型形状の硬質のメインパツド３と、このメイ
ンパツド３に嵌め込まれる軟質のサブパツド１と
の２つの部材から構成されたブリムタイプによる
車両用座席のシートバツクにおけるシートパツド
において、前記メインパツド３の連結部５の前面
に前記サブパツド１の厚さ相当の凹部６を形成
し、この凹面６に前記サブパツド１の上端部２を
嵌合してサイド部４間にサブパツド１を組み込ん
だものである。
＜作用＞ 上記の構成により、差座面全体を軟質のサブパ
ツドによりソフト感を持たせ、乗り心地性を向上
した。
＜実施例＞ 以下本考案の実施例を第１図及び第２に基づい
て説明する。第１図において、１は軟質スラブパ
ツドによるサブパツドである。３は硬質モールド
パツドによるメインパツドである。このメインパ
ツド３は、隆起状両側部のサイド部４と、このサ
イド部４の上端間を連結部５によつて一体結合し
た門型形状のものである。
そこで本考案は、上記連結部５の前面にサブパ
ツド１の厚さ相当の凹面６を形成し、この凹面６
に前記サブパツド１の上端部２を嵌合してサイド
部４間にサブパツド１を組み込んだものである。
第２図はサブパツド１並びにメインパツド３の
シートパツドをスプリングネツト８が張られてい
るフレーム７にセツトし、表皮９にて被覆した状
態を示す。
本考案は上記の通りの構造であるから、メイン
パツド３の上方の連結部５に設けた凹面６にサブ
パツド１の上端部２を嵌合したことにより、着座
面全体がサブパツド１の硬度、すなわち軟質とな
り、殊に従来では硬質であつた連結部５にソフト
感を具備させ、乗り心地を一層向上する。
また、凹面６はサブパツド１の厚さ相当である
ため、サブパツド１の上端部２を嵌合しても段差
が発生することがなく外観を損なうことがない。
＜考案の効果＞ 以上のように本考案によると、硬質であるメイ
ンパツド３の上方連結部５の前面にも軟質のサブ
パツド１の上端部２が位置され、これによつて、
従来のブリムタイプのシートパツドにおけるメイ
ンパツドの上方連結部の硬質による異物感や圧迫
感の不具合が解消され、良好な乗り心地が得られ
る利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案のシートパツドの分解斜視図、
第２図は本考案のシートパツドをフレームにセツ
トした状態の第１図−線断面図、第３図は従
来のシートパツドの分解斜視図である。 １……サブパツド、２……上端部、３……メイ
ンパツド、４……サイド部、５……連結部、６…
…凹面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 隆起状両側部のサイド部４の上端間を連結部５
    によつて一体結合した門型形状の硬質のメインパ
    ツド３と、このメインパツド３に嵌め込まれる軟
    質のサブパツド１との２つの部材から構成された
    ブリムタイプによる車両用座席のシートバツクに
    おけるシートパツドにおいて、前記メインパツド
    ３の連結部５の前面に前記サブパツド１の厚さ相
    当の凹面６を形成し、この凹面６に前記サブパツ
    ド１の上端部２を嵌合してサイド部４間にサブパ
    ツド１を組み込んだことを特徴とするシートパツ
    ド。
JP1987181122U 1987-11-30 1987-11-30 Expired - Lifetime JPH0546699Y2 (ja)

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JPH0186844U JPH0186844U (ja) 1989-06-08
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5934656B2 (ja) * 1981-04-27 1984-08-23 科学技術庁無機材質研究所長 ＹｂＡｌＭｎＯ↓４で示される六方晶系の層状構造を有する化合物およびその製造法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5934656U (ja) * 1982-08-27 1984-03-03 株式会社タチエス 車両用シ−ト

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5934656B2 (ja) * 1981-04-27 1984-08-23 科学技術庁無機材質研究所長 ＹｂＡｌＭｎＯ↓４で示される六方晶系の層状構造を有する化合物およびその製造法

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JPH0186844U (ja) 1989-06-08

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